徹子の部屋 岩下尚史~「和」を愛する“異色作家”が初登場!~ コメンテーターとしても活躍、さらには大河ドラマ…


人気No.1デリケートゾーンの黒ずみケア専用 薬用イビサクリーム臭気判定監修の足の消臭パウダーデリケートゾーンの臭いなんて気にしない!専用ソープ

出典:『徹子の部屋 岩下尚史~「和」を愛する“異色作家”が初登場!~』の番組情報(EPGから引用)


徹子の部屋 岩下尚史[解][字]


~「和」を愛する“異色作家”が初登場!~岩下尚史さんが今日のゲストです。


詳細情報

◇ゲスト

本業の作家活動はもちろん、コメンテーターとしても活躍、さらには大河ドラマで俳優デビューも果たした岩下尚史さんが登場!

◇番組内容

岩下さんは伝統文化に大変詳しいが、なんとそのキッカケは幼稚園の頃。友達と遊んでいる時に偶然テレビに映った初代・水谷八重子さんに目を奪われ、衝撃が走ったという。名優たちに魅せられていく岩下さんは、幼少期から『徹子の部屋』のチェックは欠かさなかったと語る。今回はその中でも思い入れのある名優の映像を思い出と一緒に振り返る。作家活動に力を入れるため、東京都の青梅市に移住。築100年の自宅映像も公開する。

◇おしらせ

☆『徹子の部屋』番組HP

 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/



『徹子の部屋 岩下尚史~「和」を愛する“異色作家”が初登場!~』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

徹子の部屋 岩下尚史~「和」を愛する“異色作家”が初登場!~
  1. 本当
  2. スタッフ
  3. 奇麗
  4. 岩下
  5. 今日
  6. 歌右衛門
  7. 自分
  8. 全部
  9. お家
  10. テレビ
  11. 熊本
  12. 随分
  13. 東京
  14. 非常
  15. 明智光秀
  16. 下村
  17. 山田五十鈴
  18. 子供
  19. 芝居
  20. 親切


『徹子の部屋 岩下尚史~「和」を愛する“異色作家”が初登場!~』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

☆無料で民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから!

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、各社のラインナップを調べてみるといいかもしれませんね。

↓テレビ朝日関連商品

(黒柳)この風情のあるお家から

お越しくださった方が

今日のお客様でいらっしゃいます。

今や バラエティー番組とか

ドラマなどで
大活躍でいらっしゃる

岩下尚史さんが 今日のお客様。

どうぞ
こちらへ おいでくださいませ。

(拍手)
どうも。

柔らかい物腰と辛口コメントを…
お茶の間におなじみです。

どうも 恐れ入ります。

お招き頂きまして
ありがとう存じます。

どうぞ お座りくださいませ。

岩下尚史さんでいらっしゃいます。

どうも 今日は お忙しい中
おいでくださって…。

こちらこそ。
いつも 番組でご一緒になると

親切にして頂きまして
ありがとうございます。

クイズの時に お隣で。

今日も また すてきな…。
これ あれですね

全部 3色 違う色みたいだけど
本当は一組のものなんで…。

いや 別々…。
別々なんですか?

あつらえまして。
あっ そう。 わざわざ…。

でも これと これと これに
合うようにっていうふうに

お作りになったんですね。

これが風通っていう織物で…。

風通って 風?
風を通すって書きまして。

通風の…。
つうふう…。

痛風は… 私が痛風でございます。
でも 通風の裏っていうと…。

ちょっと 皆さん…。

そのままにしておいて頂いて
いいですか? カメラさん。

お着物 これ 風通
というものだそうでございまして

風が通ると…。
はいはい。

織物なんで 細い…

本当に絹の細い糸で
織ってあるっていう…。

そうですね。 なかなか
織り手がいなくなるって

もう 20年ぐらい前に
言われた時に…。

お作りになった?
はい。

すごい奇麗。
そして そのお羽織は…。

塩瀬でございますかね。

でも そんな
風通っていうものがあるって

私 知りませんでした。
そうですか?

なんか もう 色んな和服は
作る人たちが少なくなってきてて

この間 大島紬の方にも
お目にかかったんですけど

一元っていうのは
もう織り手がほとんど…

後継者がいない。
あっ そう。

改めて ちょっと プロフィルを。

作家の活動も…

中心に
やってらっしゃるんですけど。

歌舞伎 お能 その他 伝統文化にも
非常にお詳しくていらっしゃる。

で 数々の本も

執筆なさってらっしゃる方で
いらっしゃいます。

伝統芸能に 非常にお詳しい方で
いらっしゃいます。

それから ごめんなさい。
大河ドラマの『真田丸』では

明智光秀の役をなさって

役者にも挑戦してらっしゃる方で
いらっしゃるっていうのを

さっき ちょっと ご紹介の時に
言いそびれてしまいました。

あれ 作者の三谷幸喜さんから
お声がかかって…。

あっ そうなんですか。
それで 「明智光秀は…

僕の思う明智光秀は岩下さんです」
ってメールが来まして。

私なんか どこが明智光秀…。

どうせ やりたいんなら…

明智光秀の娘の細川ガラシャなら
やりたいと思ったんですけども。

ハハハハ…。

光秀って言われまして
戸惑いましてね あの時は。

どうせ素人ですから

セリフやなんかは
下手に決まってるので

こしらえだけ
ちょっと良くしようと思いまして。

床山さんとか 衣装さんとかに
色々お願いして。

あれ 袴は 当時の侍は短いんで
すねが ちょっと見えますね。

それ ちょっとあれだから
「長くしてもらえますか?」とか。

あと カツラですか。
ええ。

あれも しけを垂らして。

あれを 最初 付けてきたんですよ。
なんか 別に髪を。

なので そうじゃなくて
結い上げたのを…

本当に結い上げたのを
昔の いい俳優さんたちは

そこから こう…。
あっ そうなんですか。

結い上げたのを ほどいて。

そうすると この辺まで来ます。
ええ。

それを子供の時から芝居が好きで
見てたので そういうふうにして

織田信長に蹴飛ばされて
出ていく時に

それを… こっち 髪がかかったら
ここでくわえて

いい顔しようかなと思ったら

監督さんに
「深夜番組じゃないから

やめてください」
って言われました。

それは できなかった。
すごいおかしい。

色々 禁止事項が多くて。
そう。

はい。 やりたい事が
ちっともできませんでした。

でも そういう事をね
なさろうとするような

そういう心意気がね
よろしいじゃありませんか。

子供の時から
芝居ばかり見てましたのでね。

それが すごいの。
幼稚園ぐらいの時ですかね?

なんか
芝居に ものすごく入れ込んで。

そうですね。
田舎ですから 劇場なんかも…。

どこですって?
熊本の…。

熊本の どこ…?
しかも 熊本のご城下から

そうですね
車だと小一時間かかる所に…。

そんな…。
大変な田舎ですけど

熊本の城下町より
古い城下町なんで。

あっ そうなんですか。
離れて… 町でしたけど。

そこで… うちの両親とかも
芝居とか全く関心のない家で。

ええ。
なんで好きになったかっていうと

お友達の家で
かくれんぼしてまして。

その茶の間に
テレビがつけっぱなしになってて

パッと見たら

奇麗な和服を着たご婦人が
後ろ向きで

身を絞るように泣いてるんですよ。

子供心に うわ 奇麗だなと思って。

そしたら 鬼が
追い掛けてきましたから 逃げて

それっきりの話なんですけど。
ええ。

それで テレビをつけてれば
こういうものが見られるんだって

幼稚園の時 覚えました。
ええ。

あの頃
舞台中継が多かったですよね。

ですから しょっちゅうテレビ…。

テレビのラテ欄なんか
まだ わからない。

つけてりゃ そういう人が
出るだろうと思って 見て

今 思うと それが
先代の水谷八重子さんだった。

ですってね。
あの方 姿のいい方でしたものね。

私が のちに大人になって
新橋演舞場に入社して

年表を見ましたら
私が5歳の時に

新橋演舞場で『滝の白糸』を…。

ああ そうだったんですか。
はい。 ですから

あの大詰めの場が
後ろ向きで泣いて…。

だから 私が子供の時に見たのは

夢じゃなかったんだ
って事が わかりました。

このぐらいの時ですね。
ええ。 このぐらいの時です。

ええー。
でも このぐらいの年の時に

水谷八重子さんが
泣いてるところを…

後ろ向きで
泣いてるところをご覧になって

いいって…。
ほとんど病気ですね。

そうですね 本当に。

ええ。
それで もう あれなんですって?

すごく… お正月に お年玉を

たくさんおもらいになる
坊ちゃんで。

それは どういうわけで
そういう事に…。

当時
うちの父が勤め人でしたけど

部下とかの人を
夜 家に連れてきちゃ

宴会みたいな事をしますのに

私 一人っ子でしたから
お燗つけたりなんかして

お手伝いしてました。

そうすると そのおじさんたちが
お正月になると

お年玉くれるので…。

一人っ子ですから。
今 思ってもね

当時 1万円ぐらい
くれてましたよ。

昭和40年ぐらいで みんな。
あら すごい。

それが 大体 30~40人いますから。

そうすると 一人っ子っていうと
全部 それ持ってますから。

それを持ってましたから…
大金持ってましたから

母親に預けると取られますから
それ 自分で持ってまして。

それで
中学校上がるぐらいの頃には

1人で東京に芝居見にきてました。

飛行機でいらっしゃった?
はい。 親に言うと叱られるから

東京に親類がおりましたから
そこに遊びに行くって言って

芝居見るとは言わずに見てました。

それで 歌舞伎とか
ご覧になってたんですか?

演舞場のものを。
歌右衛門…。

歌右衛門さんが好きで それで…。

すごい子供ですね。

まず 初代の八重子さんに
魅入られて

その次に覚えたのが
中村歌右衛門だったんです。

まあ 歌右衛門さんの女形は
本当に…。

本当 私も大好きでした。
よくね…。

言いようがないぐらい
好きでしたね。

そうですね。
癖がおありでしょ? ちょっとね。

突っ込んだお芝居なさいます。
そうそう そうそう…。

それで 歌右衛門さんが…
私 大学の時に

後援会に入りましたんですけど。

あっ そうなの?
それで 岡本の 世田谷のお家にも

年に一度ぐらい呼んで頂いて
お話しした時に

ちょうど 徹子さんのお話を
なさってまして…。

えっ なんて?
あのね 徹子さん…

「黒柳さんがね パンダがお好きで

パンダの絵を描いてほしいって…。
だから 帯に描いてあげる」って

歌右衛門さんが
おっしゃったんだそうです。

あら。
そしたら

「いつ待っても その帯の生地を
持ってこないのよ あの人は」って

こう おっしゃったんですよ。
あら!

ですから それを私が…。

今なら こうやって
申し上げられるけど その頃…。

ずっと待ってらしてます。
どうしましょう?

全然 そんな事 私…。
そんな パンダの絵を

あの方に描いて頂こうなんて
そんな事 私 思いませんでしたよ。

なんかね
向こうじゃ そう思ってらして。

何かの行き違いがあったんですね
そこのとこに。

そうですか。
あちら お待ちになってて…。

あら 描いて頂きたかった。
どうしたんでしょうね…。

岩下さんは 『徹子の部屋』が
とても好きでいらしてくださって。

山田五十鈴さんとか
あと 長谷川一夫さん。

そういう方々のを 録っておいて
くださったんですってね。

山田五十鈴さんは
演舞場もお出になってたから…。

そうですよね。
お食事に行きますとね

隣にうちの…
私が仕えてた社長が

隣で料亭を経営して
金田中って。 そこに行くと

芸者の余興って… 踊りを
一応 ごちそうで見せますとね

終わると
「ちょっと貸してちょうだい」って

三味線を こう引き寄せて

自分でお弾きになって…。
あらー。

清元の名取さんか
なんかだったんですよね。

いいのどでしたですね。
あっ そうで…。

ちょっと 山田五十鈴さんと
長谷川一夫さんを

こちらで見せて頂きますので
ちょっとお願いします。

♬~「入りにける」

♬~「綱は上意をかうむりて」

♬~「羅生門にぞ 着きにけり」

懐かしいですね。

「この着物の着方が
なぜ ここ 胸が開いてて

っていうけども
こうやってると楽でしょう」

「ええ」
「ラフに着てるっていうわけね」

「そりゃ昔の人は 髪の毛が
こうあったもんだから

こういう着方をしてると
懐でして こうやっていると

仮に今度 鼠小僧や
なんかすると

こういう所から
手が すぐ出ちゃうんですよね」

「こんな事したり キュッと
こんな… 髪の毛をこうやったり

へへーんってな事やるでしょ」

「“おめえが 馬鹿言うね"ってな…
こんな事やると…」

「こういう事が… する事が
日本の着物の特徴ですよね」

「悲しい話を聞いてると
涙が出てくるのを これで…

“そうかな"ってな事を言うと…」

「こうやって “そうかな"じゃ

色気がないんですよ」
「本当だ」

「その時に こうやって
そういう話をしておいて

ここから手が出て うーんってな
いいお顔して

こんなとこで こう泣いて…」

「“泣かせんじゃねえや"

ってな事を言うと
らしいでしょ?」

奇麗。
奇麗ですね。

いかがですか? ご覧になって。
長谷川一夫さん。

私… 東宝歌舞伎って
前 ございましたね。

しょっちゅう
見に行ってましたけど

面白うございましたね。

面白い方で。
はあ。

お着物ね
今の着こなしは いかがですか?

いや そりゃ もう 本当に…。

新橋の古い芸者衆たちも
そうでしたけど

ぐずぐずに着てたんですよね
昔は。

そうですよね。
本当に ぐずぐずに着てる…

着崩れてるんじゃなくて
楽に着てらしたんですよ 皆さん。

そのぐずぐずが…
私 沢村貞子さんっていう方も

「母さん 母さん」
って言ってたんですけど。

本当に ぐずぐずなんですけど

私たち あんなに
ぐずぐずになったらね

脱げちゃうと思って。
それがフッとやったら もう…。

そうよねって こういうふうに…。
違う。 それ 杉村春子さん。

そう…。 おっしゃってましたよ。

腰ひもだけ
ちゃんと結んでおけば…

あとは巻きつけておけば あとで
ちゃんと着直す事ができるって…。

杉村春子さんはね 全部ね…

「あなた これ 自分で着るんですよ
私は」って。

「築地小劇場に入った時から
ずっと 自分で着てましたよ」

ってね
怒っちゃってたんですけど。

山田五十鈴さんは
お会いになった時

どんな感じでした?
非常に… なんていうんですかね

周りに気を使いになる方で。

私たちが接待役で
もてなさなくちゃならないのに

さっきのように お座敷で
芸者衆の三味線借りて弾いたり

それからね お話がお上手でした。
ああー ねえ。

何もかも 昔の話をなさる時も
目に浮かぶように上手でした。

何か こう…。 ええ。

岩下尚史さんに
今日はおいで頂いて

色々お話を
伺わせて頂いてますけれども。

いつも… いつお会いしても

必ず 和服を
お召しでいらっしゃる。

それは何か…。
楽なんです。

あら。
私ども 洋服…

男の洋服のスーツっていうと
ボタンが いっぱいありまして。

シャツからボタンがあって
カフスは通さなくちゃならないし

ブレイシーズって…
ズボン吊りですね。

あれもボタンが2つあるのが…
3カ所ありますでしょ。

そうですね。
それで ネクタイ締めて

それで ポケットには
チーフ畳まなきゃいけない。

靴下も留めなきゃなんない。

靴 履いたら
紐も結ばなきゃいけない。

そうすると 支度に
大体30分ぐらいかかります。

ええ。
これなら

袴 着けても8分ぐらい。
着けなきゃ3~4分。

あっ そう。
はい。

婦人画報の
『美しいキモノ』というのでも

連載してらっしゃる。
はい。

なんか 非常にお着物の事は
詳しくていらっしゃる。

お着物を着こなしてらっしゃる
お写真もございます。

でも お詳しい…。

でも この またお家が
なんてすてきなお家なんでしょう。

これは もう
100年ぐらい経ってる家を…。

あっ そう。
はい。 山奥でございますけど。

これ 山奥にあるの?
どこにある…?

東京の青梅っていう所…。
あっ 青梅。

青梅市の下の
奥多摩に近い方なんですけども。

すぐ下を
多摩川が流れておりまして。

じゃあ 空気 随分いいでしょうね。
空気は いいんですけど

後ろに山が見えてますね。
ええ 見えます。

あそこにはね
時々 ツキノワグマさんが

ウロウロしましてね。
あら そうなんですか。

散歩する時に 1回 出会いまして。
あっ…。

どうでした? そしたら。

山の上を こう
登っていくとこでしたけど

耳が三角で 色がつやつやして
奇麗な熊でしてね。

あっ そう。
はい。 犬の散歩…

うちの犬が立ち止まりましたんで
上 見たら

まあ つやつやして。
その毛並みの…。

食べ物がいいんでしょうかね。
でしょうかね。

犬は吠えなかったんですか?

うちの犬は勇敢ですから
吠えました。

ああ すごい。
はい。

中型で小さい犬なんですけど

いわゆる
保護犬っていうんですか?

捨てられちゃった…。
それを施設から引き取ってきて。

1歳の時に引き取りましたかね。
可愛い。

うちじゃね おとなしくて
猫みたいなんですけど

イノシシとか熊と会う時は
勇敢に逆毛を立てて

吠えてくれます。
そうですか。

それでは ちょっと
皆様に… 青梅市ですね

ご自宅を ちょっと
見せて頂きたいと思う…。

ちょっと…。
山小屋です。

すごい。 随分 緑が多いですね。

あそこ 多摩川が流れてまして。
うわー すごい。

へえー。
向こうが東京です。

あららら。

これ お造りになったお家…?
いえ。

100年ぐらい経った家を
買いました。

「いらっしゃいませ。
遠い所はるばる…」

(スタッフ)「すてきなお宅ですね」
「いえ もう狭いですよ」

(スタッフ)「こちらは古民家ですか?」

「そうですね。
元材木屋さんの持ち物で

100年ぐらい
経ってるらしいですけど」

(スタッフ)「100年。
それを じゃあ 何年前から?」

(岩下)「あと二月で
ちょうど2年目です」

(スタッフ)「ああー。 こちらは?」

「ここは居間と座敷ですね」

(スタッフ)「ああ すてきな…」

「ここら辺は あんまり
手 入れてないです」

「畳替えして
唐紙を張り替えたぐらいです」

(スタッフ)「へえー。
こちらのお部屋は?」

「ここ 仕事場… 書斎です」
(スタッフ)「書斎。 ちょっと…

見せて頂いていいですか?」
「どうぞ」

(スタッフ)「すてき。
書斎もすてきですね」

「ここも畳…
和室だったんですけど

板 張りまして」

(スタッフ)「こちらの照明も…」

「そうですね」

(スタッフ)「いつも 岩下さん
そちらに座られて…」

「はい。 座って もの書いて

必要であれば そこに腰掛けて
この眺めを見ながら…」

(スタッフ)「ここからだと
どんな眺めなんですか?」

(岩下)「多摩川が見えます」
(スタッフ)「えっ 多摩川?」

本当だ。

(スタッフ)「じゃあ
こちら側から日が…」

(岩下)「昇ります。
うちの屋根を越して

お日様が沈むと
夕日をね 東の空が映します」

いい月… お月さんが出ます。

いいですね。
夕焼けもいいでしょうし

お月様 あちらから
上がるんだったら 随分…。

あと 朝日が奇麗です。
あらー。

ですから もう
一日が あの部屋にいますと

景色 見てるだけで
あっという間に過ぎます。

そうですね。
ものなんか ちっとも書けません。

全然 筆が進まないです。

なるほどね。
見とれてて。

一昨年でしたかね
2月 家で三軒茶屋の…

世田谷の家で
朝まで原稿を書いてて

カレンダー見たら
2月に入ってたので。

まだ梅を… 梅の花を
見てないなと思いまして。

それで
梅の花を見ようと思った時に

吉川英治先生の奥様が
私が演舞場…

新橋演舞場 勤めてた時に
いらした時に

「うちの辺りは梅が奇麗ですから」
っておっしゃったのを思い出して。

じゃあ 見に行きましょうと
思いまして。

それで 朝 始発…
寝ずに始発の電車で 乗って

初めて この青梅って所に
行きましたら

梅の病気でもって
梅が全部 切り倒されてまして。

そんな事ってあるんですか?
はい。

なんにも…
苗木が植わってるだけで。

せっかく来たのに…
それが朝の7時ぐらいでしたかね

始発で行って。

それで… でも
景色がいい所だなと思ってたら

犬を散歩させてる奥さんが

「いつもテレビで見てます」
って近寄ってらして。

その方に「奥さん いい所ですね」
って言ったら 「いいですよ」って。

「じゃあ どこか いい…
古いお家の出物があったら

知らせてください」なんて言って
メールのアドレスを渡して。

それから二月 経ったら
連絡がありまして。

その方から?
その方から。

随分 いい方ね。
いい方です。

今日も出かけて…
犬を預かってくれてます

その方が。 犬好きの方。
その方のご紹介で あの家が…。

私 まず 景色の良さに…。
でも すごいですね その方も。

そんなに…
すごく いい風光明媚な所をね

紹介してくださるなんて。
非常にご親切で

よく地方に移住するっていうと
人間関係が難しいとかって…。

私の場合は
ご近所の方が大変にご親切で。

農家の方は お芋とか大根とか
持ってきてくださいます。

あら ご親切。
それで

夏場 夏草が こんな茂って
ジャングルみたいになってると

やっぱり ご近所の方が
全部 草も刈ってくれたり

枝を落としてくれたりして。
あらー 随分いい…。

ええ。 幸せです。
そう。

そこで お一人暮らし?

はい 1人です。
あっ そう。

ご結婚…。
ご結婚がね

なかなか ご縁がなくてね。
そうですか。

私も結婚してないですから

よその方の事
言えないんですけど。

一応 募集中なんですけど。

そうでいらっしゃいますか。
新品同様です。

新品? フフ…。 わかりました。

もしかしたら
見てらっしゃる方の中には

新品ならばってお思いの方が
いらっしゃるかもしれない。

私も 写真
撮ってもらってるんですけど

下村さんっていう… 一喜さん?

一喜さんって書く。
はい。

…に なんか 遺影を
撮っておもらいになったって?

そうなんです。 下村さんの
Instagramを

いつも拝見してまして。

それで 黒柳さんの…。
『徹子の部屋』に

いらっしゃいました時の
これ。

色々出て…。
この方に撮って頂いて

私 1人なもんですから
死んじゃったあとは

お葬式とか 誰もね…。
自分で今から段取りしないと。

私 今 生きてる時は
なんのこだわりもないんですけど

死んだあとの事は
大変に気になりまして。

そうですか。
今 よく お葬式とかお墓とか

どうでもいいって人
多いんですけど。

私にとっては
一大事でございまして。

熊本の古里のお墓が壊れた時

東京の麻布に
お墓も移しましてね。

あっ そうなんですか。
離れてますから。

それで 私も
そこに入ろうと思って。

それで お葬式は これこれって
プランがございましてね。

写真がないって事に
気が付きまして。

撮ってもらうなら 下村さんに
ぜひ 撮ってもらいたい…。

これがそう? うわー すごーい。

全然 実物と違いますでしょ?
すごい。

なんか… 眼鏡がないせいかな。

なんか すごくハンサム。
私もね これは もう…。

修正はなさってないと
思うんですけど。

なんか 私も 自分で

こんな顔を見た事ないような
顔に写してくださって。

やっぱり 名人っていうのは…。
これも そう?

ええ。
へえー ああ そうですか。

でも 今から遺影を…
いい写真家がいたからといって

撮っておもらいになる
っていうのは

どういうお気持ちなんですか?
やはり 人任せにしてますと

一人暮らしなので…。

今 インターネットとかで
色んな…

こうやって映ってるところを
パシャッと撮って

上げてる人とか多いので。
そうなの。

色んな 私のへんちくりんな顔の
写真が…。

もっと へんちくりんに
写ってるのが

のちのち残ると嫌だなと
思ってまして。

できるだけ
実物より もっと奇麗なふうに…。

後世の人が… ねえ。
そりゃそうですよね。

さっきのだったら いいですか?
さっきのだったら。

もう 下村さんに撮って頂いて

これで 本当に
思い残す事はないと思います。

すごい。
3つ撮ってもらったので

私のお葬式の時は
3つ飾ろうかと思ってます。

これもそうですよね。
ええ。

じゃあ もう1枚 きっと…
あっ これ そうか。

へえー。
これ メイクの方にも全部…。

もみ上げがないので それこそ

「長谷川一夫さんみたいに
もみ上げも描いてください」

なんて言ったら
描いてくださいました。

「額は歌右衛門さんみたいに
富士額にしてください」

なんて言って こう
ちゃんと描いてもらいました。

本当ね。
本当 富士額になってますね。

実物は こんなのですけれども。
全然 違います。

でも 眼鏡
かけてらっしゃらない事もある。

色んなジャンルで
ご活躍中の岩下さん。

今後 チャレンジなさりたいもの
あります?

私は山の中に越したのも

少しでもマシなものを
書きたいと思って越したのに

まだ ろくでもない…
怠けてばっかりで

書いておりませんので。

あと1つか2つは

マシなものを書いてみたいな
と思って

準備ばかりしておりまして。

準備に時間のかかるものなの?
かかりますね。

私は それとね
書くのが遅いんですね。

文章に変に凝りますので。
そうですか。

原稿用紙で1枚書くのにも
3~4日かかる事がありまして。

なかなか進みませんけれども
なるべく早く まとめて…。

でも どんな事っていう内容は…。

負けて歴史に残らなかった
人たちを…。

私 大好き そういうの。
ありがとう存じます。

どうぞ 早くお書きになって…。
その時は すぐ お送り致します。

どうも 本当に 今日は…。
ありがとう存じます。

(拍手)


関連記事