あしたも晴れ!人生レシピ「さらば孤独! 人とのつながりが生きる力に」高齢化が進む中、深刻なのがシニアの孤独…



出典:『あしたも晴れ!人生レシピ「さらば孤独! 人とのつながりが生きる力に」』の番組情報(EPGから引用)


あしたも晴れ!人生レシピ「さらば孤独! 人とのつながりが生きる力に」[解][字]


高齢社会で、深刻なのがシニアの孤独。孤独を感じずイキイキ暮らす人たちからヒントを探る。鍵は、世代を超えた地域の居場所、見知らぬ異国の人との会話、生きがい就労。


詳細情報

番組内容

高齢化が進む中、深刻なのがシニアの孤独。孤独を感じずイキイキ暮らす人たちからヒントを探る。★地域の居場所「こまじいのうち」:世代を超え支え合う。20年以上ひきこもっていた男性が孤立から脱した訳とは。★アプリでの会話:見知らぬ異国の人との25分間。シニアが日本文化やマナーを教えながら交流。一人暮らしの張り合いに。★生きがい就労:シニアのスキルで地域に貢献、役割を担う。地域食堂、市民農園、保育など。

出演者

【ゲスト】麻木久仁子,【講師】東京大学名誉教授高齢社会共創センター長…秋山弘子,【司会】賀来千香子,小澤康喬,【語り】堀内賢雄



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あしたも晴れ!人生レシピ「さらば孤独! 人とのつながりが生きる力に
  1. 今宮
  2. 孤独
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  6. 日本
  7. 田中
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  10. 非常
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  12. 仕事
  13. 活動
  14. 居場所
  15. 一人
  16. 経験
  17. 年前
  18. 本当
  19. 役割
  20. アプリ


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老後が長くなった陰で
進むシニアの「孤独」。

65歳以上の一人暮らしは
およそ600万人に上ります。

そんな中 注目を集めているのが
人と人をつなぐ居場所。

こちらは空き家を開放した
地域コミュニティです。

ここに週3日通う 一人暮らしの男性。

かつて人間関係が うまくいかず
20年以上 ひきこもっていました。

しかし今では この笑顔。

こちらは一人暮らしの女性。

週に2回 心待ちにしていることが
あります。

こんにちは 初めまして。
田中雅子でございます。

お相手は海外に暮らす外国人。

「先月 日本へ行きました」。
えっ どこ?

アプリが結ぶ 見知らぬ相手との仲。

一人暮らしの張り合いになっています。

年を重ねても孤独を感じず
豊かに過ごすヒントをお届けします。

♬~

「あしたも晴れ!人生レシピ」。

今回は シニアが孤独を感じずに
いかに豊かに暮らしていくかを考えます。

賀来さん 今回のテーマは
どんなことを感じますか?

将来的に決して ひと事ではないですし

どなたにとっても
大事なテーマだと思ってます。

そうですよね。 シニアになってから
孤独になる可能性

誰にでもありますもんね。

ではゲストをご紹介しましょう。
麻木久仁子さんです。

よろしくお願いします。
よろしくお願いします。

麻木さんは シニアになってからの孤独に
ついては 思われることはありますか?

思います 思います。

数年前に娘が
社会人になりましたんですけども

そうすると今 娘 25ですけども
いずれ もう間もなく独立も近いなと。

で 母は母で 80を過ぎました。
いつ何があっても おかしくないな。

大事に飼ってたワンちゃんが
15歳なんです。

いろいろ私の元を去っていく可能性って
すごくリアルに感じる今日このごろで

もちろん母にも ワンちゃんにも
元気でいてほしいんですけど

みんなが一斉にいなくなったら私 一人?
とかっていうことは

ふとした瞬間に あ!って思いますね。

ねっ 何か 考えたくないような…。
そうそうそう。

では そんな不安なところを この方と
一緒に考えていきたいと思います。

専門家に加わっていただきます。

東京大学名誉教授の秋山弘子さんです。

よろしくお願いします。
よろしくお願い致します。

秋山さんは
シニアの孤独について研究し

対策についての社会での実践も
取り組んでいらっしゃいます。

孤独を感じる人というのは
増えているんでしょうか?

増えておりますね。
それで これはですね

先進国に共通する
深刻な問題になっております。

イギリスで 孤独担当大臣という職が
新たに設けられました。

イギリスではですね
いつも孤独に感じるとかですね

それから しばしば感じるという人が
10人に1人。

だから1割の人が孤独を感じてる
ということなんですね。

で 同じ報告書の中に 孤独というのは

たばこを一日に15本のむのと同じぐらい
有害であるという報告がありまして。

今のね イギリスでの話ですけども

そのリスクというのは当然
日本でも同じなわけですよね。

そうですね。 それで今の10人に1人
というのは 全人口の10人に1人なので

シニアだけ とれば
もっと多いと思うんですね。

あ~ そっか そっか。 なるほど。

それで 日本では もっと多いんじゃないか
というふうに言われております。

2人で黙っちゃった。
何かね あうんの呼吸がありますね 今ね。

まずはですね 孤独な状態を抜け出して
生活が一変したという男性を

見ていきたいと思います。

カギになったのは
地域にできた居場所でした。

♬~(出ばやし)

何だい 最近は
面白い話でもあったかい?

ある時は…

ある時は…

そして 80人が食卓を囲む
こども食堂まで。

世代を問わず 地域の人が集まる
居場所があります。

東京・本駒込にある「こまじいのうち」。

空き家を改装して 7年前にオープン。

週に5日 さまざまな催しを開き
年に5, 000人以上が利用しています。

地域で孤立した人たちの役に立てればと
誰もが足を運べる居場所を作りました。

5年前から通う
一人暮らしの男性がいます。

今宮眞幸さん 74歳。

週に3日 足を運んでいます。

今宮さんには 会うのが楽しみな
友達がいます。

久しぶりでござんすね。
久しぶりって。

得意のカメラで撮影して
プレゼントをする仲です。

オセロやったじゃん ここで。
オセロ?

ここで ほら。
おねえちゃんと やったやつ。

(今宮)それを撮ったの。
(男の子)撮ってたの?

(母親)撮ったやつをママがもらったの。
(男の子)そうなんだ。

(母親)おうち帰ったら見る?
(男の子)うん 見たい。

負けるから。
負けず嫌いなので。

今は笑顔で過ごす今宮さん。

しかし ここに来るまでは
深刻な事情を抱えていました。

今宮さんは自宅で一人暮らし。

幼い頃に父を亡くし
同居していた母は 21年前に他界。

生涯 独身を貫いてきました。

今宮さんは 孤独にさいなまれ
生きてきました。

大学卒業後 結婚式場の
カメラマンになりましたが

十二指腸潰瘍にかかり 5年で退職。

その後 写真製版の仕事に就きますが
肝炎で入院。

復帰したものの 長時間 働けないことで
社内で孤立しました。

退職せざるをえなくなった今宮さん。

職を転々としますが
人間関係が うまくいかず

長続きしませんでした。

そして 40代で
自宅に ひきこもるようになります。

そんな中 同居していた母は亡くなり
一人 残されました。

社会から孤立していた今宮さん。

この家でも一人きりに。

その現実が胸に刺さりました。

しかし5年前 転機が訪れます。

「こまじいのうち」の秋元さんが
社会福祉協議会を通じて

今宮さんの状況を知り
訪ねてくれたのです。

今宮さんは 蛍光灯が替えられず
困っていました。

これ 替えたんだよね。
はい そうです。     つくかな?

いや ちょっと遅いんですけど。
ついた ついた。

とにかくね これが取れなかったのね。
そう。

これがね 変なふうに
入っちゃってたんですよ。

それで いくら引っ張っても取れないんで。

で 自分が リーダーで。 で 来て。

実は今宮さん 母の死後

社会とのつながりを作らねばと
危機感を抱いていました。

そこで秋元さんを頼りに
一歩 踏み出すことを決心。

「こまじいのうち」を
訪ねることにしたのです。

こんちは~。 なんとか。
疲れた?

うん。
大丈夫?

うん 大丈夫。
今日 寒いでしょう。

「こまじいのうち」では 地域の人が
気さくに声をかけてくれました。

これは おやつだからって言われる。

少しでも恩返しができたら…。

次第に「こまじいのうち」の
手伝いをするように。

ぶっきらぼうなようですが
今宮さんなりの おもてなしです。

今宮さん 健康麻雀もサポート。

メンバーが そろわない時は
代役を務めます。

カメラマンをしていた経験も
頼りにされています。

「こまじいのうち」の広報 山上さんは時折
今宮さんに写真の相談をします。

これが一番初めに撮った…
真っ黄色だからね。

あの 黄色を一つ…。

それ やると…。
高いの?     高い。 お金 取られるから。

これ 一番安いやつだから。
あ~ そっか。

(取材者)先週も カメラの話
してたと思うんですけど…

ご指導 賜る。
私 指導やりません。

写真ってね 撮れば撮るほど うまくなる。
感覚が こう ついてくる。

今宮さん 突然 カメラを向け始めました。

ちょっと ほら。 ちょっと見て。

かわいい表情を見ると
今でも腕が鳴るようですね。

何か今 そこにね ぼーっとしてても
いいから

いてくれるだけでも意味があるみたいな。

あ~ そうだよなって何かね
ハッと今 思いました。

秋元さんが お声をかけて
今宮さん よかったですね。

よかったですよ。
蛍光灯ですよ きっかけが。

あれが きっかけで 蛍光灯のあれで
居場所ができて。

でも何か どうしても
ひきこもってらっしゃる方ってね

非常に心が石のように かたくなって
何か非常に頑固でらして

とっつきにくいって 何となくイメージ
として思っちゃってたんですが

もしかしたら今宮さんみたいに

どこかで待ってらっしゃるような
何かの人とのつながりを

待ってらっしゃるような方が
もしかしたら多いのかなと思いました。

本当に ちょっと手を差し伸べた
ということで

大きく変わっていったということ
ですもんね。

こういう場所のニーズは
増えてるんでしょうか? 先生。

増えてると思いますね。

特に孤独を感じてらっしゃる方に
とっては

こういう場があると
すばらしいと思いますよね。

ただですね 難しいんですよ。

ただ スペースを 居場所というスペースを
用意するだけでは ダメなんですね。

私 今の「こまじいのうち」っていうの
いろんな方が いらっしゃるし

いろいろなアクティビティーが
ありますよね。

麻雀してる人がいたりとかですね
こども食堂があったりして

すばらしいなと思って見てました。

ただ テーブルを置いて 椅子だけ置いて
おしゃべりをするという。

それで結構 満足する方もいらっしゃる。
非常にね 多様なんですね。

だけど多くの場合 男性は そういう所には
いらっしゃらないんですね。

例えば お風呂があるとかですね
それから簡単なジムというか

体操をする器具があるとかっていう所は
男性が割合 関心 示されるし

さっきのような こども食堂のような
何か みんなが役割があるようなところ。

何か 女同士だと何もなくても
ただ無駄話するだけで

そこそこ 時間 どんどん たちますよね。
お菓子があれば。

そう お菓子があったらね。 でも男の人は
これ やんなさいって言われないと

手持ち無沙汰に なっちゃうんですかね。

何か することがある方が
いいみたいですね。

麻木さんは お仕事以外でですね
人とのつながりが

広がるような場って 何かありますか?

それがですね 私 何年か前に
ちょっと 乳がんをやって

体を壊したことをきっかけにして
薬膳を学び始めたんですよ。

あくまでも食事療法を学ぼうと思って
学校 入ったんですよ。

そしたら 結局 年の離れた
うんと若かったり

私より少し おねえさんだったり
するような同級生ができて

この人たちは みんな 芸能界とも 何の
関係もない いろんな職業のさまざまな方。

それが本当に私のことを
ただ同級生として扱ってくれて

何か 高校生時代に戻ったような気持ち。

何か 仕事だけしていたら
そういうコミュニティーに

身を置くことがなかったと
思うんですよね。

いつの間にか そういう今までになかった
人間関係が 居場所ができて

結構 友達とは いろいろ薬膳の食べ歩き
行ったりとか

時々 情報交換会なんて
やってみたりとか。

それがね すごく新鮮で 思いもよらない
ことだったんです 私にとっては。

そういう方は孤独にならないですよ。
そうでしょうか。

私もね 還暦までに
間に合ってよかったなって…。

今宮さんのお話の中で
つながりが一番大事

という言葉が ありましたけれども
つながりが あることによって

どんな影響が
もたらされるんでしょうか?

つながりの効果というのは いろいろ
あると思いますけども 一番はですね

いわゆる健康長寿といいますね。

元気で長生きをするということに
非常に大きな効果があると思います。

健康長寿で重要なのは 運動と栄養と
社会参加だって言われてるんですね。

その3つの中で一番 健康長寿に
ブレーキをかけるのは

社会参加だって言われてます。

社会参加ができなくなると
うちにいて 足腰が弱くなる。

そうすると食べなくなる。

ですから そういうつながりを持って
社会に出て行くということですよね。

家から出て行って
何か活動するということが

健康長寿にとって
非常に大きな効果があると思いますね。

社会参加というのは具体的に
どんな活動なんでしょうか?

それはね 何でもいいって言えば
何でもいいんですよ。

ご本人が やりたいことで
いいんですけども。

例えば簡単な仕事をするという
仕事を続けるというのもあるし

それからボランティアとかですね
自治会の活動するのもいいし

それから趣味であるとかですね
それからスポーツとか。

それから勉強に行くというか
いろんなこと お稽古に行くみたいなね。

例えば大学に もう一回 聴講するとか。

そういうふうなことも含めて さまざまな
地域に出て行って活動するということ。

とにかく家にいるなってことですね。
出て行った方がいい。

誰かと一緒に参加して
できれば自分の役割ができると

今宮さんのようにね
小さい役割でいいんですよ。

役割ができると 地域から出て行って
活動をして そして役割を見つけて

そして「ありがとう」って言われるという。

小さなことでもいいから
ありがとうって言われるというね。

それが非常に大きな効果があると
思います。

そこで 老後を豊かに生きるために

秋山さんが実践している
プロジェクトがあります。

「生きがい就労」です。

地域活動に参加したいシニアを
自治体が募集。

地域で人手不足の現場に仲介します。

ボランティアではなく 報酬を得られます。

シニアが地域で生きがいを持ち
人とのつながりを作るのが目的です。

このプロジェクトを基に
国が取り組みを開始。

全国62の自治体で およそ4, 500人の
シニアが 地域活動につながりました。

お話を伺うとですね ほとんどの方が
おっしゃるのが…

だからテレビが唯一の友人みたいな。
そういう方が非常に多いのでですね

簡単な仕事を近いところで
自分で時間を決めて働くというふうな

家から外に出るきっかけのような形で
働き始めるとですね

そこで非常に 何か面白いこと
起こりますよね。

人と交わって やってるうちに 自分の役割
みたいなものを見つけられてですね

そして今までの経験であるとか
現役時代に培ったスキルをですね

うまく そこで使っていくというふうな
ことを皆さん なさる方がいらっしゃる。

例えば農業というのは
一つの仕事なんですね。

それで ほとんどの方は何も
全く農業をやったことない方が

農業を若い農家の方から
いろいろ指示を受けてやって

そして賃金をもらって帰るという生活
してるんですけども。

春の税金の季節になるとですね
若い農家の方たち

トマトや きゅうり作ること
すごい情熱があるんだけど

簿記とかっていうのは 苦手な人が
多いんですよ 意外に。

それで ちょっと困ってると
経理を30年やってた方がですね

「ちょっと貸せよ」とかって言って
そういうのを サササッと やっちゃう。

わあ すごいなということになって
「うちのも」とかって

隣の農家とかですね
そういう依頼を受けて

経理をしてた方が 数人 集まって
農家の経理を引き受ける みたいな。

それをビジネスにするような。

他にも学童保育では
商社で海外経験のある人が

生活で使う実用英語を手ほどき。

また元エンジニアが
ブロックでロボットを作り

プログラミングで動かす楽しさを披露。

自分の経験を地域で生かしています。

本当に ですから
これまでの経験というのは

何を機会に生かすことができるのか
ってのは分からないわけですよね。

そうですね。 ですから本当に
家から出て 地域に出て…

見つけるということが多々ありますね。

私なんか テレビタレントのスキルなんて
地域で生かすことなんてあるっけなって。

忘年会の司会するぐらいしか できない。
大事 大事。

豪華じゃないですか。
その忘年会 とても豪華な。

私は どうしたらいいでしょうか。
こういうポーズできるとかっていう。

ちょっと ヨガと…。
いやいや そんな… 輝いた目で。

私 今 一番興味あって。

腰が痛い時は これがいいとか
肩凝りは こういうことがいいとか。

えっ 何やった? 今。

そういうのを そういうことをちょっと。

そんなこと教えてくれたら
もう大にぎわい。

大はやりになりますよ。
私 行きますもん そこ。

本当? 今 おっしゃいましたね。

ヨガのあとに 体にいい
薬膳弁当みたいなのを私が。

やだ。     決まりました!
これで もう大丈夫。

でも何か こういう盛り上がりというか。

そうですよね。 だって これだって今
今日たまたま ここで

何の台本にも書いてないことを
こうやって賀来さんと話してて

思いついちゃったってことは
こういうことが起こる。

こういう化学反応が起こるってこと
ですよね。

人のつながりですね。

何かね ちょっと今日
めちゃめちゃ楽しくなってきた。

まだ前半なのに
大体 もう解決した感じがしますよ。

この段階で元気になりましたから。

では次に行きますね。
次に行きましょう。

続いてはですね 現代らしい
見知らぬ人との出会いから

一人暮らしに張り合いが出たという女性を
取材しました。

神奈川県の鎌倉に暮らす田中雅子さん。

長年 連れ添った夫は
10年前に亡くなりました。

2人の息子は独立し
一人で暮らしています。

運転への不安から2年前 車の免許を返納。

通っていた書道や体操もやめ
生活を縮小してきました。

そんな時 地域サロンのスタッフから
誘われたことが大きな転機に。

何気なく始めた あることで
生活が一変しました。

こんにちは。 初めまして。
田中雅子でございます。

「よろしくお願いします」。

お相手は 海外に暮らす外国人。

見知らぬ異国の人と つかの間の会話を
楽しんでいるのです。

この会話の仕組みです。

仲介する企業がアプリを使い

日本語を学ぶ外国人と
日本のシニアをマッチング。

シニアの生きがいになればと
開発されました。

費用は主に外国人が負担。

1回の会話は 25分です。

日本では 1, 000人ほどのシニアが利用。

田中さんは週に2回
会話を楽しんでいます。

「日本でも勉強したいなという気持ちも
ありますけど」。

あ~ そうですか。
「はい」。

だって日本語
とても お上手ですものね。

「ありがとうございます」。

今回の相手は ペルーに住むパオロさん。

機械工学を学ぶ大学3年生です。

日本で暮らした経験があります。

日本のシニアは経験を生かして

日本の歴史 文化 マナーなどを
日本語の自然な会話の中で教えます。

あ~ そうですか。

「どういうところで
何をされてるんでしょうか」。

田中さんが これまで やり取りしたのは

タイ ベトナム ベネズエラなど
7つの国と地域 25人以上。

日本で暮らす時に気をつけることや
礼儀についても教えてきました。

家族にも言えない悩みを
打ち明けられたことも。

台湾の大学生は 兵役を待つ間
予定を立てられず

つい だらけてしまうと こぼしました。

海外旅行には
一度も行ったことのない田中さん。

外国人との交流で一人暮らしに張り合いが
出るとは思ってもいませんでした。

25分の会話を充実させるため

田中さんの一人の時間は
さらに豊かになっています。

インターネットで 相手の国をリサーチ。

最近のニュースや歴史など
会話のネタを集めます。

さらに国や地域の位置を地球儀で確認。
想像を膨らませます。

いよいよ本番です。

今回の相手は メキシコの女性。

日本文化が好きで
日本語を勉強しています。

時々 タンゴが好きだから。
「タンゴ?」。

あっ そうでした。 私は踊りは…

おかしいわね。

日本のどこですか?

とても残念で。

「でも メキシコ来てください。 是非」。

行かれたら行きたいんですけどね。
この体力じゃ どうでしょう。

今日は ありがとうございました。
また どこかで お目にかかれたら。

「は~い ありがとう。 どうも」。

家にいながらにして 見知らぬ外国の人と
心通わす 25分。

田中さんの人生の潤いとなっています。

田中さんの画面を拝見してたら
何か 美しい日本語が聞けて

何か それだけで癒やされました。

ちょっと田中さんとの会話を
体験してみたいような気もしましたよね。

このアプリを使った会話を始めた
シニアの中にはですね

もっと会話ができるようになりたいと
傾聴のスキルを磨く講座に参加して

外での活動を広げた方も
いらっしゃるそうなんですよね。

さらに高齢者施設の中には
このアプリでの会話というのを

活動の一環として 利用しているところも
あるそうなんです。

まず田中さんは あのアプリの使い方。

いわゆる もうダメだと自分は思ってた
ICTのそれを学ばれたと思うんですよ。

ただ それで自信が出てですね
また次のことを学びたいというね。

そういう連鎖が起こると思いますよね。

自分は もう年寄りだから もうダメだって
言うんじゃなくって

えっ 自分できるじゃないと思ってね。

次は今度 傾聴も
勉強してみようとかですね

あの講座にも行ってみようとかってことに
なるんですよね。

そこで また人のつながりができる
というね。

また きっかけが免許返納から。

車がなくても できることないかという。

諦めないでね 何か やってみようって
なさってるのがね

すごいなと思いました。
その一歩ですよね。

今 田中さんが おっしゃったように
一日 何もしなくても

生きていけるんですよねって
おっしゃいましたよね。

定年退職された方と話し してると割合
そういう意識 持ってらっしゃる方がある。

昔はね やっぱり余生というのは
何もしなくて穏やかに

お迎えを待つというのが
まあ 穏やかな人生だったんだけど

今はね あと40年ぐらい ありますからね。

何もしないで生きていくということは
できないですよ。

でも どんなふうに設計していいか
分からないって

よく私に尋ねられますので
そういう方に私 申し上げてるのは…

その中の4つの中の2つぐらいはですね
できれば家から外に出る。

今 孤独にならずに楽しむための
4つの要素が出てきましたけど

麻木さん 周りで
そういった楽しむということを

実践されてる方
どなたか ご存じですか?

うち 母が 82なんですけれども
60過ぎてから社交ダンス始めたんですよ。

本当に それまで働きづめだったのが
まあ ようやくね 子育ても終わって

社交ダンスを始めて 今すごく
やってるんですが

私は てっきり母は楽しんでる。
「遊ぶ」なんだと思ってた。

で もちろん「遊ぶ」なんですよ。
楽しくて楽しくて

もう踊らなかったら
もう死ぬみたいな感じで。

でも楽しいんだけど よく聞いてみると
ふた言目には

「もっと うまくなりたいの」って
言うんですよ。

すごい。
つまり学ぶってことなんですね。

それで どうやら母の話を聞いてると
周りのお仲間も みんな そうで

まず第1には楽しい。
だけれども それ以上に今日よりも明日

今日より明日の方が うまくなりたいんだ
ということ 80 85 90

もう いくつになっても皆さん そう言って
今日また一日 頑張って踊ると。

そうすると人間というのは もう
どうせね あと余生 少ないんだから

勉強したって無駄だって思うもんなのかな
と思ったら そんなことはなくて

生きてるかぎり 今の田中さんもね
ずっと学んでおられた。

学んだことを生かして
社会に何か貢献するみたいな。

まあ ある意味で働くってことなんだけど
そういうことでですね

非常に そこのところを一人一人が
何か うまく工夫して生きていくと

人のつながりもできますし
人生が豊かになりますよね。

秋山さんは 何か されてることって
あります?

私もですね もう70歳 過ぎまして

今まで ずっと大学の教員を
やってたんですけど 人生100年

一つの仕事だけじゃ ちょっと
もったいないじゃないか

というふうに思いまして
これからの人生計画をした時にですね

もう一つ全く違う仕事をしようと思って
春から始めたんですけども

農業なんですね。 私は何か
農業に憧れがありましてね。

それで かなり広い1, 500坪ぐらいある所を
5人で株式会社を作りまして。

どういったメンバーで? あの写真は。

たまたま 他のプロジェクトで
お知り合いになった方なんですけど

行政の方も いらっしゃるし
それから食品会社の役員の方とかですね。

皆さん 違うバックグラウンド。
私は大学なんですけども。

だだちゃ豆を植えまして
収穫をして そして マルシェに出して。

評判が よかったようです。
すてき。

先生 やっぱり人って
つながりたいんでしょうか? 人と。

つながりたいと思いますね。

やっぱり人間は社会的な動物なので
一人では生きていけないですよね。

だから根底には 人とつながりたいという
要求があると思います。

孤独を感じずに
いかに シニアになってから

豊かに生きていくかということを
見てきましたけれども

麻木さん いかがでしたか?

そうですね 私は 最近
そういう出会いもあったりして

私にも これからも まだまだ可能性
というのは あるもんなんだなって

ちょうど感じ始めてるところなので
まあ いい意味でね

ちょっと おっちょこちょいに
生きていこうかなって。

ついついね これやったら
失敗するんじゃないか。

この人と つきあったら よくないことが
起こるんじゃないかとか。

そういうことを考えないで ちょっとね
おっちょこちょいに やってみて

もうダメだったら やめればいい。

ダメだったら おつきあいも やめればいい
ぐらいな。

ちょっと そのね
若い気持ちを取り戻して

おっちょこちょいに なってみようかな
って今 思い始めました。

いいですね。 おっちょこちょいとね

おせっかいの人が
いなくなっているんですよ 今。

ちょっとした おせっかいというのもね
やっぱり いいですね 人のつながり作る。

おっちょこちょいと おせっかい。

何となく何となく こうね…

何か 自分の殻にですけれども
ちょっと今日 扉を開けるという。

そうです。
あとね ちょっと学びも入れてね。

私 やっぱり どっか学びたいのも あるの。

楽しみたいです。
豊かな老後を暮らしたいです。

皆さん どうもありがとうございました。
ありがとうございました。


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