あさイチ「プレミアムトーク 神田松之丞」芸能界の著名人が「歴史に残る」「教科書に載る」と絶賛する講談師…


出典:『あさイチ「プレミアムトーク 神田松之丞」』の番組情報(EPGから引用)


あさイチ「プレミアムトーク 神田松之丞」[字]


芸能界の著名人が「歴史に残る」「教科書に載る」と絶賛する講談師・神田松之丞▽街行く女性の評価はいかに?▽初めての自分の会の客はたった数人…今やチケットは即完売!


詳細情報

番組内容

プレミアムトーク 神田松之丞 【キャスター】博多華丸・大吉、近江友里恵

出演者

【ゲスト】神田松之丞,【キャスター】博多大吉,博多華丸,近江友里恵,【リポーター】駒村多恵


『あさイチ「プレミアムトーク 神田松之丞」』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

あさイチ「プレミアムトーク 神田松之丞」芸能界の著名人が「歴史
  1. 松之丞
  2. 大吉
  3. 講談
  4. 近江
  5. 太田
  6. 華丸
  7. 名前
  8. 落語
  9. 師匠
  10. イメージ
  11. カレン
  12. 伯山
  13. 講談師
  14. 時間
  15. お客さん
  16. 一緒
  17. 名人
  18. テレビ
  19. 寄席
  20. 自分


『あさイチ「プレミアムトーク 神田松之丞」』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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近江≫おはようございます。

大吉≫1月31日
金曜日の「あさイチ」です。

近江≫きょうも国会中継が予定
されているため

8時55分までの
放送です。

華丸≫信楽太郎さん
曲のほうですが

あす解禁らしいですよ
きょうまでは。

大吉≫気になります。
金曜日は「プレミアムトーク」。

近江≫突然ですが
こちらの方、ご存じですか?

街行く女性の反応はこんな感じ。
しかし芸能界では…。

滝沢≫絶対、私は
教科書に載る人だと思ってますし。

太田≫いずれ人間国宝に
なるんじゃないですかね。

きょうのゲストはこちら。

松之丞≫絶対絶命。

しまった!という顔の焦りが
武蔵に表れたんでございましょう。

講談師の神田松之丞さん、36歳。

長く低迷していた講談を盛り返し

講談界の救世主とも
呼ばれています。

独演会のチケットは即日完売。

DVDやCD

そして書籍も

古典芸能のものとしては
異例の売れ行きです。

今や、みずからの名前が付いた
冠番組もあるほど

テレビやラジオにも引っ張りだこ。

来月、真打ち昇進。

そして、六代目神田伯山を
襲名することが決まっている

神田松之丞さん。

近江≫神田松之丞さんに
お越しいただきました。

松之丞≫太田さんがVTRで全然
やる気がなかったです。

大吉≫あれはポーズですから。

松之丞≫もうちょっと
若手を引っ張ろうという意思が…。

うわのそらで
でもうれしかったです。

大吉≫スタッフさんが今回

松之丞さんと打ち合わせした
ところ、世間からのイメージとか

を気になさっていると。

松之丞≫イメージですら
なかったですね。知らない。

大吉≫「あさイチ」スタッフが
街に出て聞いてきました。

この方をご存じですか?と
女性を中心に

100人に聞いてきたそうです。
松之丞≫気になります。

大吉≫結果です。

半々。

松之丞≫でも十分です、うれしい。

大吉≫VTRは知らないを
つないでいましたが、この中には

知らないの中には
見たことがある

ただ落語家さんなのか

何なのか分からない

講談の人だけど名前が分からない

みたいな人は
みんな知らないに入れています。

実質、7割ぐらいの方は
もうご存じだとという。

松之丞≫ありがたいですね。
伝統芸能の人という認識は

持っていただいているのかもしれ
ないですね。

大吉≫もう1つ
イメージがあるんですよ。

松之丞さんはどういうイメージを
皆さんお持ちですかと。

やっぱり出てくるのは辛辣とか
精神的に強そうとか。

辛辣な分、本当は優しいんじゃ
ないかとか。

頼りになる怖い人。

年齢は36歳で芸人の世界では

今からという

でもなんかすでに
大御所の感じがしています。

近江≫松之丞さん親しいという
こちらの方にお話を伺っています。

滝沢≫1週間置きに会っている
滝沢カレンです。松之丞さん!

バラエティー番組で共演する
カレンさんにとって松之丞さんは。

そんな松之丞さんの印象を
カレン節で表現すると…。

しかしその印象は
講談を見て、一変したそうです。

滝沢≫絶対、私は

教科書に載る人だと思ってますし

たぶん社会科、よく丸の中に
人の顔がありますよね。

ああいう感じで、令和時代に
活躍した男の1人として

200年前には神田松之丞さんが
いたんだよっていうのを

言われるって私は思ってますね。

大吉≫とっくに気付いてはいるん
ですけどね、日本。

松之丞≫うれしいですね。
カレンさんにあんなに言って

いただけて。

カレンさんは僕の講談を聴きに
来たときの感想は何を言っている

んだか分からなかったけど
よかったと言っていたんです。

全然分かってねえじゃねえか。

大吉≫魂で心で感じてくれたん
ですよ。

逆に、カレンさんはどうですか?

松之丞≫天は二物も三物も与える
んだなという人ですね。

あれだけおきれいで
しかもおもしろくて

性格もよくて
共演させていただいて一度も嫌な

気持ちになったことがないですね。

僕のことは最初

毒っぽいことを言っていたので

警戒して一緒にできるかなと
思っていたらしいんですけど

あまりにもナチュラルなので

4回目5回目ぐらいの収録から
慣れたそうです。

華丸≫カレンさんは確か
すごい人見知りなはずですよ。

松之丞≫家に誰も入れないらしい
です。

友達とかでも3年以上じゃない
入れないとか。

自分のルールがあるんでしょうね。

ほかの番組で見る

カレンさんよりもちょっと柔和で
素っぽいものを出してくれている

かなという気がしますね。
すごく優しいうれしい共演者です。

近江≫30代で

冠番組をテレビでできる方は
あまりいらっしゃらないですね。

松之丞≫カレンさんに
おんぶにだっこで。

特に女性に見ていただいている
番組なんですが

印象がよくないのでカレンさんの
横にいるという感情だと思います。

時々5ちゃんねるの

ガールズチャンネルを
見るんですけど

そこでは評判がよかったりして
ほっとします。

華丸≫新番組のプロデューサー
みたいですね、気にするんですね。

松之丞≫いろんなものを毎回見て
落ち着くようにしてます。

今もたぶんたたかれているんだ
ろうなと思います。

無難なトークをしています。

華丸≫無難がいちばん。

松之丞≫久米さんのとき
ありましたものね。

近江≫爆笑問題の太田さんは
こんなことおっしゃっていました。

太田≫どうもお久しぶりです。
島田紳助です。あ、太田光です。

講談がもともと好きだった
太田さん。

松之丞さんの登場は

ある意味、事件だったと言います。

太田≫俺も、でも…

松之丞≫ありがとうございます。

大吉≫太田さんは
どんな存在ですか?

松之丞≫オフ感がすごかった
ですね。すごく優しくしてくれる

尊敬する先輩です。
一緒に番組をやっていただける

だけでもありがたいなというだけ
ではなくて

こういうところにも出て
ちゃんとコメントしてくれるのは

うれしいですね。
大吉≫似た者どうしみたいなね。

近江≫視聴者の方からも
いただいています。

静岡県30代の方からです。
最初は松之丞さんを見て

爆笑問題の太田さんが着物を

着てるのかと思っていました。
ごめんなさい。

間違われることは
多かったでしょうか、と。

松之丞≫顔が
そんなに似ているとは

思わないです。
たぶん同じ病気なんだと思います。

大吉≫病気というか症状がですね。
お互いストイックだなというのは

正直思います。

僕も朝始発に近い新幹線に

乗ったときにたまたま太田さんが
一緒だったんですけど

太田さんは東京駅から乗って

僕が品川から乗ったんですが

すでに
原稿を書き始めていました。

ごめんなさい

テレビであまり言うなと怒られ
そうですけどすごいと思いました。

松之丞≫僕が褒めないものです
から大吉さんが褒めるしかない。

大吉≫同じように陰で努力
なさっているのは似ているのかな。

松之丞≫でも太田さんはそういう
のが好きなんじゃないですか。

僕は爆笑問題さんみたいな人に
影響を受けていると思います。

その人と一緒にできるので
あんなに懐の広い人はいないです。

これだけキャリア20年以上離れ

ているのに友達みたいに

接してくれて壁を作らなくて

懐が大きい人は、時々

太田さんは27時間とかで

思い切り滑るじゃないですか。
あれもかっこいいなと思います。

僕も、ばかになってしまっている
んですね。

大吉≫まあまあ、僕の口からは
滑ったとは言えないです。

同業の先輩後輩なので。
忖度ではないです。

笑い声が聞こえなかった。
近江≫本業のお話を

じっくり伺います。
そもそも講談とはどういうものな

のか、今月開かれた独演会を
取材させていただきました。

午後4時
地元・池袋の会場に到着します。

演目は「畔倉重四郎」。
江戸時代に次々と

人をあやめていた大悪党の物語。
連続で5日間かけて

全部で19話を語ります。

カメラが入ったのは
最終日の前の日。

つまり会場を埋め尽くす
お客さんにとって

4日目のことです。

そう、松之丞さんの言うとおり
いちばん盛り上がるのは最終日。

大人の事情で
大変、失礼いたしました。

そもそも講談とは
いったいどんな芸なのか。

落語との違いで

具体的に見ていきましょう。

落語は
会話でストーリーが展開します。

一方、講談は…。

松之丞≫時は

6月の暑い盛りでございます。

ナレーションをメインに
物語が進んでいきます。

スタイルにも違いがあります。

落語家は座布団に座り

時に扇子や手ぬぐいを
使うことがあります。

講談師の前にあるのは
釈台と呼ばれる小さな机。

松之丞≫外には50、60人の

者たちの声もする。
キャー!

右手に張扇、左手に扇子を持ち

座布団に座るのが
講談特有のスタイル。

この2つを使って
巧みにリズムを操ります。

(張扇のたたく音)

ちなみに、パンパンという音は
文章の句読点を意味します。

落語で扱うのは
あくまでフィクション。

松之丞≫ここを大岡越前守
どのように乗り切るのか。

歴史上の出来事をベースに
脚色しています。

松之丞≫御用聞きがえい!っと

飛びかかってまいります。
すっと体を

かわそうといたしますが
足が滑って、ずるずるずるずる!

いちばん下まで1階まで、だー!
肩が当たって、その場に倒れる。

7、8人ガラガラガラガラっと
囲い込むと、大勢の者たちが

神妙にしろ!

この日の口演はおよそ90分。

300人のお客さんは
次の日も続きの講談を聴くために

同じ時間に同じ場所を訪れます。

近江≫このような説明で合って
いましたでしょうか。

松之丞≫いわゆる
ノンフィクション風なんです。

講談と落語で2つでよく

比較されるんですが落語は
フィクションで、講談は

ノンフィクションではなくて
ノンフィクション風です。

かなり大幅に脚色して

歴史上の人物とか事件について
おはなしをするという感じですか

ね。

大吉≫落語も長いおはなしが
ありますが講談も5日間にかけて。

松之丞≫あれは10時間ぐらい
やっているんじゃないですかね

1つのはなし。

華丸≫通し券ですか。

松之丞≫300人ぐらい
なんですが毎日同じ人が座るん

ですよ。
5日間くるので

どんどん一体感が生まれて。

1月なので

7時開演なんですが

なかなか仕事で毎回7時が大変

みたいなんです。だからたぶん

お客さんは嫌われていると思い

ます、早退して来ますからね。
華丸≫すごいです。

ちょっと距離感も縮まるんじゃ
ないですか、5日間一緒だと。

松之丞≫縮まりますし

5日間来てつまらなかったら最悪
じゃないですか。

一日でつまらなかったら

まだ回収できるけど

5日見られて

でもみんな楽しんでいただいた
みたいで5日くると

楽しまざるを得ないというか

マラソンと一緒で

お客さんも一緒に完走してくれる

というのは楽しかったですね。

ここまで5日間連続でやるという

のはいないと思うので若いから
こそできることかもしれないです。

近江≫1年で700席ぐらい
ということは一日に2回から3回。

松之丞≫今月は80席ぐらいは
やっていますね。

1月だけで
日によって違うんですけど

コラボも多くて

あまりNHKさんだから
言えないんですけど

某猫のキャラクターとコラボした
りとか。

大吉≫リボンをつけて。

松之丞≫ハローなんとかという。

漫画とコラボとかもしたりして

講談を知っていただければ
うれしいなと。

大吉≫まずは広めようと。

松之丞≫広めて最後、本丸は5日
間の回で

奥の奥のほうで、到達したのが
5日間ですかね。

あれがマニアックですけど
いちばん楽しいという

あそこまでみんなが来てくれば
いいなという思いです。

大吉≫講談って

僕らことし50の世代ですが
あんまり見たことがないというか。

華丸≫松之丞さんを

きっかけにですよね。
大吉≫名前は聞いていました。

それこそ飛行機の

神田紅さんとかね。

松之丞≫僕より腕のある人は
いっぱいいるんですけど

講談師の人って粋な人が多くて

やぼにがつがつスポークスマン
みたいになっている人が

そんなになかったんです。
僕はやぼな役を引き受けようかな

と積極的にテレビを引き受けるか
なと。

大吉≫今は講談師の方はどの
くらいいらっしゃるんですか。

松之丞≫全国で90人ぐらいです。
落語家さんは900人ぐらいです。

だから10分の1です。でも

読み物の数、ネタの数が古典落語

500で

古典講談は4500といわれてい
ます。

数少ないのにそんなに
担わなければいけない。

もっと入門者、来てほしいなあと
いう感じです。

大吉≫台本をきょうは

お持ちいただきました。
4500本あるんですか。

松之丞≫その中の1つです。

朝から物騒なんですけれども

手書きですね。
大吉≫講談というのは全部自分で

覚えて?
松之丞≫師匠に台本

ノートがあって、それを移して
固有名詞も多いので

5日間で10時間で
何十冊もあるんですけれども

連続でやるのは体力気力ともに
1個間違えたら全部つながらなく

なってしまうので大変な作業
でしたが、楽しかったです。

5日間連続なのにNHKさんが
4日しか来ないのは

びっくりしました。
大吉≫チケットが取れなかったん

です。
松之丞≫違うんです。

4日と5日どっちでもいいですと

なって両方いけますと言って

普通は最後にくるじゃないですか。

4日目に来たんです。

どういうことなんですか。

久米さん並みに困らせていますか
ね。

でも雰囲気が出るの分かって
いただけたのでよかったなと。

大吉≫聞かれ飽きたと思うんです
がなんで講談を始めようと?

松之丞≫宝の山だと思ったんです。
もともとはNHK

「ラジオ深夜便」があるじゃない
ですか。

圓生師匠の「お神酒徳利」という
話を聴いたんです。

松之丞≫私が聴いたときは
17、18でした。

これは45分もあるんです。

聴き入ってしまって

私の世代は36歳なんですけれど
テレビの世代なんですけど

知覚で見るんです。

ところが耳だけで聴いて情景が
浮かんで、男と女とか

話の間合いで
これだけおもしろくなるんだと

衝撃でした。
エンターテインメントって

「お神酒徳利」が話は複雑では

ないんですけれど
名人の間合いとか呼吸になると

こんなにおもしろい

エンターテインメントになるんだ
ということは衝撃でした。

それは講談にも生きています。

講談は複雑ではないんですよ。
ただ侍が歩いているのを

お客様の頭の中に
浮かんでいただくだけで

もうエンターテインメントなんだ
と気が付いたんです。それには

間合いとか呼吸とか、台本の
すばらしさもあるんですけれど

頭の中に侍が動いているのを描写
するだけで

エンターテインメントは
成立するということを

分からせてくれました。
落語で僕は講談が好きなんだなと

思ったんです。
入り口は落語だったんですけれど

圓生師匠が好きになって

次は談志師匠に聞きに行きました。

これは衝撃的でした。
こんなにおもしろいんだと

談志師匠は
講談を好きだったんです。

談志師匠が好きなものは
全部吸収しようと思ったんです

歌謡曲や映画なんかも。
最初に行ったら全然おもしろく

なかったんです。
僕に受け手側の知識とかそう

いったものがなかったんです。

僕はしつこいので談志師匠が

いいと言ったら

いいに違いないと思って1年間
通しで行っていたんです。

6回口演に

行っていたんです。

雨が降っていると行きたくない
んです、つまらないから。

きついけど自分の勉強が
談志師匠がいいと言うんだからと

いって言っていました。

そうしたら急にある日

パンとおもしろくなるときがある
んです。

講談って時間がかかるけど

知っていたら

落語より好きかもとなりました。

講談の席は

昼にやっていたんですけれど
ユートピアでした。

ありえないことが
ユートピアでした。

年配のおじいちゃんしか
来ていませんでしたけれど

思い切り隠しどりをしているん
です。

今はICレコーダーはあります

けれど、十数年前なので

テープレコーダーなんですけれど

おじいちゃんが

テープレコーダーを

目の前に置いて

がっちゃんという音を出して

テープが回る音も聞こえるんです
けれど誰も注意しないんです。

この世界はいいなと思って

テープレコーダーを回している人
も喜んでいるんだろうなと

思ったら、思い切り寝ているん
です。

お前の寝息が入っているんじゃ
ないかというぐらい

この緩い世界

若い人が聴いていない
縁があってこの世界に

たまたま見る機会があって
飛び込んでみたいなと思って

思いました。
大吉≫それで大学を卒業して。

松之丞≫

師匠がすばらしい方で

その当時、ネットが発達してい
なかったんですけれど

弟子も個性がばらばらでよかった
んです。

名伯楽でもありました。

この人はいい人と

書いてありましたので

神田松鯉(しょうり)という人に
断られていたら

講談の世界には
入っていませんでした。

華丸≫下調べはしたんですね。
松之丞≫僕は必ず取ってくれる

ように
師匠の師匠は

大師匠というんですけれど
その人の命日に行きました。

戦略的なこともありました。
5分ぐらいで採用すると言って

くれてすごくうれしかったです。

大吉≫深夜のラジオで流れてきた
落語を聴いて

芸人を目指して

大学も行ったんでしょう。

松之丞≫大学のころは

ずっと聴いていて
落研はばかにしていたんです。

自分で素人時代に変

な癖がついてしまうから
大事な時間だから

お客の時間を持ったことをプロに

なってから実践できる人になり
たいと思いました。

お客の時代が長いほうが
いい芸になるんじゃないかなと

思いました。
おくびょうなので

本当に自分が何が好きなのか

ありとあらゆる資料を読み込んで

RPGとか
いろんな資料を読み込んで

いったほうが
いいんじゃないかと思って

プロになると役にも立ちません
でしたけれど

そういう思いでした。
実際に入ってみると

思った以上に優しいですし
思った以上に厳しいところもあり

ますし両極端でした。
うちの師匠は優しかったです。

僕は前座が向いていなかったん
です。

着物を畳んだり
お茶を出したり常に

怒られていました。
大吉≫ナイツの塙君に聞きました。

とにかくできなかったそうですね。

あの子は、やめるだろうなと
思っていたようですよ。

初高座を見て手のひらをみんな
返したそうですね。

初高座を降りた瞬間から

松之丞と呼んでいたのが

松之丞君と変わったようですよ。

塙君が言っていました。

松之丞≫塙さんがいちばん
さげすんでいました。

一生懸命やっていたんですけれど

できない前座の小言を言って

今考えるとみんな優しかったなと
思います。

当時厳しかったと思いました

けれど小言を言ってくれました。

いちばん小言を言ってくれた

小遊三師匠が
厳しく言ってくださいました。

今回、真打ちになるといって
電話がかかってきて

小遊三師匠がおめでとうと言って

君みたいにお客さんを集客

できる人が寄席でいてくれると
うれしいから

これからも頑張ってくれと
言われました。

システムとして厳しくしていた
けれど、一人前として

扱ってくれているということで
うれしくなりました。

近江≫来月11日に
真打ちに昇進されます。

同時に六代目

神田伯山(はくざん)を
襲名されます。

44年間
空席だったそうなんですが

たくさんの名前を
預かることになります。

松之丞≫伯山という名前が
神田派の家元みたいな感じなん

です。
ですから五代目伯山が

私が六代目なんですけれど

五代目が持っていた名跡を私が

譲り受けるということなんです。

新しい弟子につけて頼みますよと
いうことなんです。

僕が
所有しているということなんです。

近江≫これからお弟子さんを

とるんですか。
松之丞≫今は

ぞんざいに断っています。

僕のところにくるやつは向いてい
ないと思うんですよね。

ちゃらちゃらしているところの

師匠に
行ってしまうというのは

その奥に来てほしいからと思って

いるんですけれど

奥まできていないなと思うから
いろいろ見たほうが

いいんじゃないと
それはだめだよと言っています。

大吉≫いずれはお弟子さんを
とって育てていかなくては

いけませんよね。
松之丞≫師匠が優しかったので

僕も優しくしなくてはいけないん
ですけれど、今はピリピリして

いる時期なので
精神がタフでないと

だめだと思います。

大吉さんとかも弟子はいないで
しょうけれど

後輩に対して若いときと
今と違うじゃないですか。

50歳、60歳になって

精神が安定してきたら

ゆとりがあるんですけれど

今、来るやつは3人はつぶすと
思います。

<笑い声>

4人目から育てていこうかと思い
ます。

大吉≫本当に大きなお名前ですね。

近江≫今回
映像を探しましたところ

五代目神田伯山さんの映像が
NHKに残されておりました。

伯山≫8月の23日
昼下がりでございます。

「妙心殿」。
「はい」。

松之丞≫張扇を持っていないん
ですよね。

この人は本当に名人ですね。

伯山という名前は代々
名人しかいないんですけれど

名人と上手の違いは

上手はその場で聴いて
楽しかったと思うんですけれど

名人は家に帰ってから

ずーっと余韻に浸れるんです。

伯山先生の高座を聴くと

家に帰って反すうして寝られない
お客さんがいたというんです。

それが本当の名人なんだろうなと

思います。
44年ぶりなので、逆に言うと

聴いている人がいないので

そのイメージを持たれないから楽
は楽だと思いました。

比較をされないから。

亡くなってすぐに

継いでしまうと先代のイメージが
ありますけれどイメージがないの


伯山の名前は
大事な名前なので、講談会に

戻したいと思いました。

團十郎さんとかそれぐらいの
レベルだと思います。

同時代によみがえるのは
いいことだと思います。

五代目伯山の弟子の杉山さんと
いう方は実業家なんですけれど

全然触れる空気がなかったんです。

その人が44年間持っていました。
墓守もしていました。

うちの師匠がまず行って

2回会ったんですけれど全然話を
そらされてしまって

いい天気ですねとか
昔の思い出をしゃべられて

しまってだめだと思って
松之丞、話せと言われて

着物をびしっと着て

ようかんの大きいものを持って
いって

よろしくお願いしますと言ったら
話をそらすんです。うわのそらで。

これはくれないなと思ったから

言いたいことを言おうと思って
伯山というのはジャンルのもので

個人が持っているというよりも

講談を復興するために

欲しいですと生意気なことを
言ったんです。

それがよかったみたいで

1週間後に会いましょうと

そこで結論出しましょう
と言われました。

どうせくれないからジーパンで
行こうと思いました。

小さいようかんを持っていったん
です。

松之丞、ちょっと来てと言われて

結論から言うよ
あげますと言われて

もっと大きいようかんを持って
くればよかった。

ジーパンを着てきてしまったと
思いました。

そのあと優しくしてくれて

伯山名人の系譜なんだけれど

時代も違うし

あなたの伯山を作ってくださいと
言われました。

ほかの者に気兼ねをすることは
ないんですよ。

六代目はあなたなんだからと
言われました。

ただ名跡のものをお弟子さんとか

あなたが見込んだ人につけて
くださいと言われました。

ちゃんとしなくちゃと思いました。
大吉≫証明書が

発行されるんですね。

松之丞≫法律的に名前を譲ると

いうことはよく分からない
らしいんですけれど

杉山さんが実業家で詳しいので
お互いになつ印をしてやると

渡ったということになるみたい
なんです。

時々なくしそうになってしまって
家に大事に

置いていたんですけれど
引っ越しのときにこん包する人が

間違えて違うところに入れて
しまって、すごく探しました。

これだけは守らなくては
いけないと思いました。

大吉≫本名は

古舘さんなんですね。
松之丞≫これは

本名なんでしょうね。

きょうは持ってきたく
なかったんです。

なくしそうだから。

さっきもペットボトルの水で
ぬらしてしまったんです。

大吉≫大事にしてくださいよ。
華丸≫水でよかったですね。

近江≫かつて人気だった講談師の
方々の映像もまとめました。

松之丞≫これは
「お笑い三人組」ですね。

一龍齋貞鳳先生って

真ん中にいる方が

大変に有名な方です。

メディアで活躍した方です。

一鶴先生ですね。

ひげの一鶴です。

今も地方に行くと
そのイメージがありますね。

初めての人間国宝の先生です。

うちの師匠が2人目の人間国宝。

平成2年に

本牧亭という唯一の寄席が
なくなってしまいました。

昔は200軒があったんですよ。

これで最後になってしまいました。
本牧亭がなくなってしまって

われわれは城がないんです。

講談専門の寄席がないので

夢としては、講談師全部の夢だと
思うんですけれど

講談師の寄席を作りたいというの
が悲願ですね。

華丸≫落語家さんみたいに

順番に出てくるんですか。
松之丞≫そうですね。

僕は今、落語と落語家さんの
寄席に出てもいますので

講談をメインの城を作りたいと
思っています。

今90人しかいません。
東京だと60人ぐらいです。

東京の講談師が200人ぐらいに
なったらようやくそれができるか

なと
僕が生きているうちに

30年後、40年後
作れればいいなと思っています。

華丸≫それなら四の五の言わず
弟子を取ってください。

近江≫どんどん出世されている
松之丞さんですけれど

太田さんがお話をしています。

松之丞≫自分に
言い聞かせていますね。

大吉≫なぜこれが最後の
メッセージなんでしょうか。

近江≫皆さんから
お便りをいただいています。

熊本県40代の方です。

松之丞さん名前を変えなくても
いいんじゃないですか

うちの年寄りが
やっと名前を覚えたのに。

松之丞≫ちょっと定着していた
ところなのに変えてしまうという。

近江≫これからは伯山さんですね。

松之丞≫ちょっと言いにくいです
けれどね。

呼び捨てでも結構ですので扱って
ください。

おばあちゃんたちにも
覚えてもらえるように

頑張らなくてはいけないなと
思います。

おばあちゃんは伯山を知っている
と思うんですけどね。

近江≫30代福岡県の方です。

講談をもっと深く知るには

どういうところから入っていくと
いいでしょうかということです。

松之丞≫僕の本やCDが
出ていますので買ってください。

それがいちばんだと思います。

大吉≫だってチケットが取れない
んだもん。

松之丞≫最近もCDが出ました。

よく見ていただければと思います。

近江≫ネット動画もありますね。


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