グレーテルのかまど「源氏物語のつばきもち」みずみずしい緑の葉ではさんだ、白いもち…春の予感を伝える…


出典:『グレーテルのかまど「源氏物語のつばきもち」みずみずしい緑の葉』の番組情報(EPGから引用)


グレーテルのかまど「源氏物語のつばきもち」[字]


みずみずしい緑の葉ではさんだ、白いもち…春の予感を伝える、つばきもちです。あの「源氏物語」にも登場する、いにしえから受けつがれる菓子に、ヘンゼルが挑戦!


詳細情報

番組内容

平安時代の貴族・光源氏を主人公に、宮廷での恋愛模様を描いた「源氏物語」。日本で最も古い長編文学です。物語の中盤、蹴鞠(けまり)に興じた若者たちが食べるのが、つばきもち。作者の紫式部がこの場面で描いた、光源氏の心模様とは…。いまでも、「邪気をはらう」、とさまざまな願いを込めて、寺社に奉納されるこのお菓子。平安の昔から愛され続ける伝統菓子の向こうに広がる、物語をひもときます。

出演者

【出演】瀬戸康史,【声】キムラ緑子


『グレーテルのかまど「源氏物語のつばきもち」みずみずしい緑の葉』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

グレーテルのかまど「源氏物語のつばきもち」みずみずしい緑の葉
  1. 登場
  2. 光源氏
  3. 今日
  4. 場面
  5. お菓子
  6. 源氏物語
  7. 邪気
  8. 本当
  9. トン
  10. 意味
  11. 紫式部
  12. 若者
  13. 手早
  14. 道明寺粉
  15. お供え
  16. お砂糖
  17. トントントン
  18. ヒュ
  19. 黄色
  20. 回割


『グレーテルのかまど「源氏物語のつばきもち」みずみずしい緑の葉』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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真っ白で つぶつぶのおに
つややかな つばきの葉。

まだ寒い季節に彩りを添える
つばきもちです。

古典文学の傑作
「源氏物語」に登場するお菓子です。

蹴鞠に興じる若者たちが食す
優雅なおやつ。

一体どんな味わいだったのでしょう。

光る石を たどれば行き着く
不思議な家に

あのお菓子の家のヘンゼルとグレーテルの
末裔が暮らしています。

彼らが振る舞う
おいしいお菓子の物語を

ご賞味あれ。

これか? いや こっちの葉っぱかな。
いや~ もう寒い寒い寒い。

寒いございますよ。
えっ?

何してるの?
いや ちょっとさ かまど。 あ~ 寒い寒い。

姉ちゃんがさ
また変なこと書いてるからさ。 これこれ。

お~っ。
花より団子って書くなら

まだ分かるんだけど 何で葉っぱなわけ?
花より葉っぱ。 新しいですね。

使っていきたいですね。
いやいや 全然分かんない。  葉っぱね

なるほど。
なるほど?  そういう季節だからね。

なるほど。
分かっちゃったってこと?

分かりましたね。 葉っぱです。
全然分からない。 葉っぱ 葉っぱ。

本見てみますか。  はいはい。
え~っと。

ああっ! ということで 今宵ひもとくのは
「源氏物語」のつばきもち。

平安時代中期に描かれた長編…

光源氏を主人公に
宮廷で繰り広げられる恋愛模様や

栄光と没落などを描いた長編の物語です。

光源氏の物語の終盤 第34帖「若菜」。

つばきもちは 若者たちが
蹴鞠に興じる場面に登場します。

「源氏物語」について
多くの著作を手がけてきた

山本淳子さんです。

14世紀の「源氏物語」の注釈書である
「河海抄」によりますと…

激しい運動をして そして そのあとに
軽く楽しまないかという

そういう場面で出てくるんですね。

現在は あんを道明寺粉で包むことも。
つばきの葉で挟むのは変わりません。

おに色をつけたものもあります。

お茶席で また お寺や神社のお供えに
用いられています。

奈良にある こちらの和菓子店。

多くの寺社に つばきもちを納めています。

この日は 神社へのお供えに
つばきもちを作っていました。

もち米は水につけ置きし 蒸し上げます。

お宮様 お寺様によっては…

包む あんは…。

こしあんや 色をつけたものを
使うこともあるそうです。

大切にするのは
色合いだったり 素朴さだったり。

寺社によって さまざまです。

そして登場した つばきの葉。

つばきは 邪気をはらうとも
いわれることから

お供えに好まれるそうです。

葉の先端を落とすことを開くと呼びます。

葉でを挟み つばきもちは完成。

挟み方にも いろいろあるそうで…。

つばきもちか。 初めて知りましたね。
あっ そう? やっぱり つばきって

何か ほかの花と比べて
ふわっとしてないのよ。

何か強い感じがするのよね。
確かに。

色も鮮やかですしね。
そうでしょう?

葉っぱも きれいだしさ。
何か枯れない感じがするよね。

枯れないもん 常緑。
うん。

何か こう 神社とかね お寺に

お供え物っていうね
神聖な感じもするしね。

そうね~。
これ 作って食べてみたいですね。

じゃ キメテ どうぞ。
はい。

美しい つばきの葉を使って
季節を味わうお菓子を作ります!

いってみよう!
よし!

はいはい ではでは。
はいはい。

そこに道明寺粉がありますよ。
はい。

桜で見たことありますよ。
そうそう そうそう。

つぶつぶのね 粉なんですよね。
そうなんですよ。

蒸したもち米を乾燥させて

粗くひいたものです。
ほうほう ほうほう。

でね 粒の大きさ いろいろあります。
はい。

今回は 少し粒が大きめの3割を使います。

3割は大きめなんですね。
そうなんです。

1粒を3回割ったから3割。
はい。

4回割ると4割。
うんうん。

1粒を5回割ると?
(2人)5割。

そうすると どんどん 粒が

小さくなるでしょう?
なるほどね。  だから大きめ。

今日は この粒の大きめな。
うん。

はい オキテ!
はい。

なるほど。

ぬるま湯 用意しました。
ありますよ。

そこに全部入れて下さい。
はい。

そして 全体 混ぜるね。
それで 混ぜたらね

ラップして 20分ほど置くんですよん。
ほうほうほう。         ねっ?

そうすると
蒸らしたような状態になるでしょ?

はいはい。 その道明寺粉にむらなく水分が
行き渡るので

のかたさが均一になります。
なるほど。

はい。

お~っ かまど~っ。
は~い。

ちょっと これ すごいよ。 すごいね。
ほら。                   お~っ。

かなり膨らんでますよ。
ヒュ~ヒュ~ヒュ~。

でね 水分も もう ほら ない!
これです。

しっかり戻しましょってやつです。
もう全部吸ってます。       はい。

蒸し器の準備できてますね。
もう準備OKですよ。 はいはい はいはい。

じゃ それ ちょっと入れちゃう?

ちょっと ほぐしますかね。
よし。

すごいですね。          う~ん。
あっという間に

20分で吸っちゃうんですね。

ほぐし具合は このぐらいでいいのかな?
はいはい はいはい。

それで蒸しますかね。
はい。

ほれ ほら。
これ かまど。      はい。

何分 蒸しますか?  20分ですな~。
あっ これも20分。 はい~。

つばきの葉っぱ 見てこようっと。
えっ かまど。

若い貴族が集う
華やかな場面で登場する つばきもち。

作者の紫式部が つばきもちを
ここで登場させたのには意図があると

山本さんは考えています。

でも この場面は…

めったに食べ物が登場しない「源氏物語」。

紫式部が
ここで つばきもちを登場させたのは

光源氏の複雑な心境を
示唆するためでした。

この場面は…

この場面は 更に後の展開に
大きな意味を持つものでした。

蹴鞠に興じていた若者の一人 柏木が

かねてから未練を残していた
光源氏の若い妻

女三宮の姿を目にし
その後 2人は密通する仲になるのです。

それを知った光源氏は苦悩します。

その後 柏木は罪悪感にさいなまれ 衰弱。
若くして亡くなります。

そういうふうなことは 紫式部が
常に考えてたことだと思うんですね。

つややかな緑に輝く つばきもちに

若者の姿を重ね描いた紫式部。

色あせない美しい緑の葉に
光源氏が喜びを感じたのは

過ぎし日々のことでした。

なるほどね。
うん。  つややかなお菓子に

いろんな意味が込められていたんですね。

最近 本当にかまどは もう

若い人たちと ごはん食べると
すごい量を食べるのを見てると

泣けてくる時あるもん 美しすぎて。
泣けてくる。

すてきだなっていうか うれしいじゃない。
人が 若い子がいっぱい食べるの。

あっ そうですか。
僕は まだまだ いっぱい食べますよ。

食べますか?
はい。 まだまだ

いけますよ。
もう胃もたれしちゃうわ~。

無理だわ。 寂しさが分かりますよ。

とか言ってる間に かまど。
はい。   蒸し上がったんじゃないですか?

そうでしょうよ。      続き やりますか?
やりましょう。        よし。

はいはい はいはい。
では 蒸し上がった道明寺粉を

出していきますが ここでオキテ!
はい。

もう意味が分かりません かまど。
ちっとも分かって言ってないよね。

分かんない。
これ 平安時代の言葉です。

「疾く」ね。 疾くは手早くという意味です。
手早く。

「いと」は 「いとおかし」とかの「いと」ね。
いとおかしの いと。 大変みたいなやつね。

「なべて」は 「全てを」。
全てを ものすごく手早く。

手早くか~。
まず 蒸し器から布ごと出して

ボウルに移します。
よし。

はあ。                    早く。
熱いんですよ かまど これ。

なべて いと疾くだから。
なべて いと疾く!

手間取りすぎじゃないですか?
よし。

で これを出すと。   はい。
なべて いと出す!  はい。 疾くだから。

で?
お砂糖 お砂糖。 お砂糖入れて 混ぜます。

お砂糖入れて。
パパパッと混ぜます。

これは 熱いうちが
なぜ いいかというと

お砂糖が浸透しやすいでしょう?
そうですね。

切り混ぜよ。 サクッとね サクッとね。
あんまり混ぜると

ネッチョネチョになりますから。
はい。              はい。

いいんじゃないですか。
じゃ ぬらした さらしの上に置いて

いよいよ あんを包んでいきます。
OK。

今日は こしあんを用意しております。
ありがとう かまど。

これ お 冷えると かたくなりますから
もう熱いうちにね。

うん。 早くやろう。
触れるぐらいの熱さになったら

ピンポン玉ぐらいの大きさに
生地を分けていきます。

シロップ そこにあるんで。
水じゃないんだ これ。

そうそう そうそう。 シロップの方がね
おをコーティングしてくれるから。

つやも出ますし。
さすが かまどだね。 でも つけ過ぎると

もうベチャベチャになっちゃうから。
分かりました。        適度に。

はい。
なべて いと疾く。

ピンポン玉って このぐらいかな?
いいんじゃない いいんじゃない…。

このくらいを取って そして。
手のひらで こう包むように。

こうやって。    おを広げて。
広げまして。

その中に入れるんだよね あんこをね。
ここに置いて。 そうそうそう それ もう

時計回りにグルグルッと
手のひらの丸みを使って回していくと。

分かってるんですよ それは。
分かってるでしょう?

何か手のひらで回せてない感じを
うかがえるね。

これ 本当 難しいからね。
いやいやいや。

ヘンゼルならできる。
うん。 俺ならできる。

あなたは いつだって できてきた。
ほら。 できた。

できてるじゃない。
できちゃった。  でも ちょっと遅いよ。

えっ? あっ そうだ。 なべて いと疾く。
いと疾くだから。

それが冷えちゃったら
もう固まっちゃうから。

そうですよ。
トントンいかないと。

あっ トン あっ トン あっ トントントン。
あっ トントントントン…。

そのリズム 本当 好きだよね かまどは。
ハハハハ…。

気持ちが せく時は
これが出てきちゃうよね。

あっ トン あっ トン あっ トントントン。
トントン トコトコ トントントン。

トコトコトントン…。 えらいもんでね。
ちょっと古いんだよな。

ハッハハハ…。
いと古し。

ほら かまど。
いいんじゃない? ほらほら。

あっ かまどのかけ声のおかげで。
そうでしょう。 このリズムのおかげで

いけるわけですよ。 はい。
ほら。 あっ 何か 今日 調子がいいな。

できましたよ~。
本当にすばらしい。 美しい。

はい。
じゃ つばきの葉っぱ 見て。 水洗いして

水け 切ってますから。
あっ ありがと かまど。

このまま包んでいいの?
あのね 俵。 俵型。

俵。
コロコロ コロコロコロ。

このぐらいにすればいいかな?

きれいにできた~。
はい。 そして。

つばきの葉っぱが きれい。
これ 裏 表は どっちでもいいって

言ってたもんね。 そうそうそう。
表のが やっぱり

つやがあって きれいだから
表にしようかな。    そうね~。

ほい。   やっぱり きれいだね。
できましたね。  本当 きれい。

きれい きれい。
この やっぱ 葉っぱ。

花より葉っぱ。 すてきだわ。
つやがあって。

すてき すてき。
これ もう どんどん作っていきますよ。

かまど。     すっごい きれい。
もう うれしくなってきた。

ちょっとひと息 Tea Break!

葉っぱとおは 仲よしこよし。

まずは 定番…

端午の節句でおなじみよね。

新しい葉が育つまで
古い葉が落ちない かしわの木。

子孫繁栄を願って
使われるようになったとか。

続いては 長野や岐阜の郷土菓子…

香り豊かで丈夫な ほお葉は
昔から食べ物を包んだり

食器の代わりに
使われたりしたのよ~。

続いては 沖縄の郷土菓子 ムーチー。

紅芋などが入ったおが

スパイシーな香りのする月桃の葉に
包まれているの。

強い香りの月桃は
虫よけや抗菌 防かびにも一役。

葉っぱは おのベストパートナーなのね。

よ~し かまど~ 見て~。
うわ~。

表向きと裏向きも作ってみました。
いや~ いや

葉っぱの色合いも楽しめますね。
ねっ。

じゃあ せっかくだから
すてきなアレンジも教えようかな。

何ですか そのアレンジとは。
まず そのおの中央を

ちょっと くぼませたいんだよね。
親指でキュッキュッキュッと押さえて。

はい。 このぐらい?       うん。
くぼませましたよ。

そして そこに かために炊いた

白あんがありますでしょう。
ありますよ。          ねっ?

これに黄色の色素を竹串で
ちょんちょんと。

はい。 ちょん。
はい。

ちょっと混ぜてみたら どう?

全体 混ざったかな?
この黄色をどうするんですか?

こし器あります そこに。
はい。  ちょっとだけ取って

真ん真ん中の所 真ん中のそこの所に
ギュ~ッと押しつけて ギュ~。

押しました 押しました。
そしたら 裏を返してみると なんとやら。

お~っ? これは。

で これを中央に?
乗せるんだ。

お~っ。 つばきの花の中心というか。

むちゃくちゃ きれいよ。
すごいね かまど これ。

じゃ これ葉っぱ 乗せない方がいいね。
はい。

何か 咲いた感じにしましょう。
そうしましょう。 お願い。

こうなんかしちゃって。
うわっ めっちゃくちゃきれい。

咲きました。         うわっ。
かまど。

一句詠んでもらえるといいんだけど…
ぐらいのね。

咲きました 黒い板の上で 咲きました。
いいんじゃないでしょうかね。 (チャイム)

あっ 姉ちゃん 帰ってきた。
姉ちゃん おかえり。

ナイスタイミングですよ お姉ちゃん。

春を感じる つばきもち。
きれいにできたよ。

緑鮮やかな つばきの葉に挟まれた
白く つややかな お。

黄色いあんを乗せたら ほら。
かれんな花も咲きました。

一足お先に届いた春を楽しんで。

丁寧に 杉箱に詰められていく
白い つばきもち。

更に 小豆で赤く染めた つばきもち。
葉は裏向きです。

紅白2段に重ねます。

つばきもちを届けるのは
東大寺の東にある…

東大寺の大仏建立の際
その守り神として迎えられたという

由緒ある お宮です。

失礼いたします。
今日はどうぞよろしくお願いいたします。

納めさせて頂きます。

「日本書紀」には 亡くなった妻
イザナミノミコトを訪ねたイザナギが

黄泉の国から逃れる時

唾を吐きかけたと記されています。

一説によれば
それが つばきの由来ともされ

この木が邪悪なものを はらい清めると
考えられるようになったとか。

真冬に青々と茂るつばきの葉に
さまざまな思いを重ねてきた人々。

今日も また
つばきもちに新しい思いを重ねます。

今日の「グレーテルのかまど」
いかがでしたか。

食べるわけでもなく
香りをつけるわけでもないのに

つややかな緑の葉を添える。

小さなつばきの葉に込められた
願いや祈り。

大切にしていきたいですね。

それでは また このキッチンで
お目にかかりましょう。

では ちょっと失礼して。

よし。

いただきま~す。
どうぞ~。

これを取りまして。 きれいですね~。
ねっ。

緑と この白とが まあ。
すごい 何か神聖な感じがしますね。

すてきで また。
よし。       はい~。

つばきもちとは。
う~ん。 素朴ですよ。

素朴?
かなり。 僕ね。   ストレートにきた?

米感が好きなんですよね。
なるほど?

つぶつぶした感じね。
うん。

何か すっとした感じで
食べなきゃいけないっていう

気がしますね。

僕の中の 邪気はないですけどね
はらわれた感じがしますね。

かまどは食べられないから。  はらわれた。
見て下さい。

まあ かわいい。 かまどったら。
つばきを ちょっと添えてみました。

邪気だらけだからね。        邪気だらけ。
ちょっと邪気だらけって何なの それ。

ええっ?      ひどい言い方だね。
かまどは あれよ? 割と無邪気よ?

えっ? かわいらしいから かまど。
かわいらしいけどさ。


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