又吉直樹のヘウレーカ!「雲の“心” 読めますか?」雲研究者・荒木健太郎さんがとことん「雲愛」を語りつくす…


出典:『又吉直樹のヘウレーカ!「雲の“心” 読めますか?」』の番組情報(EPGから引用)


又吉直樹のヘウレーカ!「雲の“心” 読めますか?」[解][字]


雲がなくては生きていけないと語る雲研究者・荒木健太郎さんがとことん「雲愛」を語りつくす。つられた又吉も雲の名前を覚え、雲の物理現象を起こし心奪われていく…。


詳細情報

番組内容

雲の心が読めると2ついいことがある、と語るのは気象庁研究官・荒木健太郎さん。美しい景色を満喫でき、災害から身を守れるというのだ。雲なしでは生きていられないという荒木さんと番組スタッフが「雲を愛する技術レベル」を設定、又吉は静かに雲への愛を深めていく。鮮やかな雲の画像、躍動感ある“積乱雲”の映像、そして雲にみられる物理現象までこの手で生み出せる!ああ、もう“雲愛”がとまらない~っ!!

出演者

【司会】又吉直樹,【解説】雲研究者 気象庁気象研究所研究官…荒木健太郎,【語り】吉村崇


『又吉直樹のヘウレーカ!「雲の“心” 読めますか?」』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

又吉直樹のヘウレーカ!「雲の“心” 読めますか?」雲研究者
  1. レベル
  2. 積乱雲
  3. 名前
  4. 結晶
  5. 成長
  6. 予測
  7. 研究
  8. 今日
  9. 自分
  10. 災害
  11. 先生
  12. 発達
  13. 又吉
  14. 荒木先生
  15. SNS
  16. イメージ
  17. マクロレンズ
  18. 結構
  19. 上空
  20. 尾流雲


『又吉直樹のヘウレーカ!「雲の“心” 読めますか?」』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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♬~

どうしたんだよ まったん。
ぼ~っと 空を眺めて…。

♬~

(又吉)なんか 風強くて
雲の流れが すごい速いときは

なんとなく 不安になったり。

なんか 雲多いと 雨降んのかなとか
なんとなく 落ち着かないですよね。

はい。 やっぱ 今日みたいに
雲 少なめの日だと

気持ちいいといえば
気持ちいいですよね。

雲はいいですよね。
なんか 癒やされますし

この自由な感じがいいですよね。

(荒木)又吉さん 雲がお好きなんですか?
はい 雲は好きです。

私も好きなんです。 私は
雲の研究をしているんですけれども…

はい そのとおりです。
へぇ~! そういう研究を。

雲を研究していく中で そうなって
いったってことですか? そのとおりです。

へぇ~! 雲の心を読む。

気になりますねぇ。

雲に 心ですか?
ちょっと よく分かんないけど

雲の心が読めると
なんか いいことあるんですか!?

♬~
(テーマ音楽)

♬~

雲の心を読む男
その正体は 荒木 健太郎さん。

気象庁に勤務し 災害をもたらす
雲のメカニズムを解明しようとしている。

♬~

雲への愛が強すぎて あふれる思いを
数々の著書に書き記し…。

その日 出会った雲の画像を
毎日 何度もSNSに投稿。

人生を雲の研究にささげている。

♬~

ひとつは…

…ようになるんです。
へぇ~!

もうひとつ おいしいこととしては…

…ようになるということです。
災害から。

はい。
それは すごい重要なことですね。

そうですね。 雲の中でも やはり
災害をもたらすような雲というのが

ありますので そういった…

…ようになるんです。
それは 雷とか大雨とか。 そうですね。

へぇ~! ここでですね 私の主観が
入ってるんですけれども

雲を愛する技術のレベルというものを
1から6まで作ってきました。

荒木先生が用意した
「雲を愛する技術レベル」。

1は 雲に乗ってみたい。 いやあ
これは 確かに乗ってみたい。

レベル2は 雲の名前を3つ以上かぁ。
いやあ ちょっと難しくなってきたぞ。

レベル3は 雲や雪の画像を
SNSに投稿って…

なかなかマニアック。
渋いですね。

その先は 「自分で雲をつくる」?

「雲の出現を予測して 先回り」?

「雲なしでは生きていけない」って
こりゃ ついていけねえわ!

又吉さんは 今 どのレベルですか?

雲に乗ってみたいと
思ったことはあります。

レベル1の
「雲に乗ってみたい」。

これは 子供の頃
思ったことあるんで。

うん。
それ以降は どうですか?

「雲の名前を3つ以上知っている」と
言われると
結構 難しいっすね。

なんか この形 好きやなというのは
なんか うろこ雲って
言われてるやつ

あるじゃないですか。    ええ はい。
ああいうのとか。
あと なんやろ…。

あとは 夏の入道雲。  はい。
他 何か ありましたっけ?

なんやろなぁ。 形とかではね
覚えてたりするんですけど

2個ぐらいしか知らないっすね。
じゃあ 今 レベル1
ということで

今日は レベルを
上のほうまで
上げてもらえるように。

行けるかな。 ここまで。
行けます。 大丈夫です。

分かりました。       行きましょう。
はい。

♬~

まったん 今回は
ハードルが高そうだけど…。

♬~

荒木先生は レベルが上がると
災害から身を守れるっていうから

ガチで行こうぜ!

まずは 雲の名前を 3つ以上
覚えることからだ。

おお。 おっ! いろんな雲が。

へぇ~!

この中で 気になる雲はありますか?

ああ。 いやいや でも きれいやな どれも。

僕 うろこ雲 好きとは言ったけど。

この辺が なんか…

この辺が うろこ雲なんかなって
思ってたんですけど。

その辺は ひつじ雲ですね。
ひつじ雲なんや。

高積雲ってやつです。

ひつじ雲は高積雲っていうのかぁ。
ああ これは覚えとこう。 高積雲ね。

こちらにある これ。 これが
うろこ雲といわれてる巻積雲ですね。

巻積雲か。 はい。
ああ。

へぇ~! なんか似てんなぁ!
(笑い声)

名前が似てて
テストとかで間違えそうやな。  (笑い声)

やっぱり 名前で呼ぶっていうのは
重要だと思ってて…

…と思うんですよ。
なるほど なるほど。 それは ありますね。

ぜひ…

雲は発生する高さや形で名前が変わる。

名前を呼んで 雲とコミュニケーションを
図ろう。

♬~

先生の好きな雲は どれですか?

はい。 私が好きなのは こちらの…。

ほぉぉぉぉ! それ どういう形なんやろ。

こう 雲がモクモクとあって
上に広がっているような状況になってる。

こちらは ご存じですか?
いや 分かんないです。

積乱雲という雲です。
これ 積乱雲。 はい。

こんなふうに見え… どっちかっていうと
こういうのが

バーって なってる
イメージやったんですけど。

…ような雲になってます。

上空に向かって モクモクと発達する
「積乱雲」。

♬~

大気の状態が不安定なときに発達し
限界まで達すると 横に広がっていく。

このとき 地上では
落雷や大雨が発生している。

♬~

それでですね 実は 今日
クイズをお持ちしました。

はい。    で。
積乱雲。

はい。 こちらに こう
写真がいくつかあるんですけど

これを 雲が どういう順番で こう
発生して発達していくかというところを

並び替えてみて下さい。

全然 分からんな。

積乱雲が大雨を降らせるまで
どういう順番で成長していくか

皆さんも考えてみて下さい。

♬~

なんとなく イメージですけど…。

♬~

なんか。

これは何や? これ どこの部分ですか?

なんか こういうイメージですかね。
おお おお。

いい感じですね。
惜しいですか。

最初 これ 正解です。
はい。

これ 扁平積雲と言いまして。
扁平積雲。

扁平になっている積雲です。

平らな状況になってるってことは
大気が安定してる時とかに現れる雲です。

それが更に発達していくと こちらの
並積雲という雲になります。

並積雲と扁平積雲の違いは…。
こちらは こう 上にモコモコ。

ちょっと のびてきてるということですね。
そうです。

平らなカタチの「扁平積雲」が
上に成長すると 「並積雲」に名前が変わる。

♬~

それから 更に発達していくと…。
そっちに なんねや。 はい。

こちらが いわゆる…。
(2人)入道雲。 雄大積雲という雲です。

これが発達して
上にいってるんですか?

そうです。 上に どんどん成長していくと
雄大積雲になります。
あ~。

これが 更に 時間がたってくると
こうなります。

これ 何ですか? これ…。

なんか 化けもんみたいにも
見えたんですけど。

何ていう雲だと思いますか? 見た目的に。

見た目的に…?
何か かぶってる。

ああ~ 冠 冠入道雲とか。

いい感じですね。

ハット入道。 すごい いいです!

実は これ 頭巾雲といいます。
頭巾雲か。   ハットですね。

そうか。 入道は
ハットかぶんないですもんね。

どっちかと言ったら かぶるとしたら
頭巾ですもんね。

画面の下に浮かぶ雲 モコモコ
のびているのが 「並積雲」だ。

♬~

そこから 「入道雲」へと成長していき

更に 上昇気流で押し上げられると
「頭巾雲」が現れる。

では もう一度 初めから
積乱雲の成長を見てみよう。

♬~

「積乱雲」は やがて 「濃密巻雲」に
姿を変える。

そして 大雨の前に現れる雲
この雲の名前は ぜひ覚えてほしいと

荒木先生は言う。

♬~

これの特徴は モコモコの
こういう集合体みたいな感じですか?

そうですね。 名前は何だと思いますか?

これ 何やろ…。  ヒント。 ヒントは こうです。
2つにしてみると 分かりやすいです。

指じゃないです。 人の体の部分ではある。

目でもないです。 もう少し 下のほうです。

どこやろ…。

はぁ! そのとおりです。
何雲っていうんですか?

乳房雲。
聞いたことないなぁ。  (笑い声)

…雲なんです。 なので…

…可能性が高いというふうに考えられます。

なので 竜巻ですとか
雷雨の前兆というふうにいわれてます。

これが見えたらか…。
はい。

これを ちゃんと自分で分かるかですね。
この雲は そうだっていう。

多分 今日 一度 認識されたので
見かけたら すぐ分かると思います。

こういうふうにですね…

…っていうふうに呼んでいます。
観天望気…。

観天望気は 天気予報がない時代から
経験的に培われたもの。

その多くは 科学的な根拠があるという。

おっぱいみたいな雲が出たら 雷雨の前兆。

俺も しっかり覚えたぜ!

♬~

他にも 山の近くに
巨大な渦状の雲が現れたら

天気が急変するおそれがあり
注意が必要だとされる。

♬~

飛行機雲も しばらくは消えないで
残っていると

上空に湿った空気がたまっているため
天気が崩れる可能性があるんだ。

夏 僕 サッカー部やったんですけど
高校時代とか なんとなく 真夏って

4時半とか5時ぐらいに 雨が
バーって 一回降ってくるみたいな。

そんとき なんとなく その手前で
これぐらいの こういう雰囲気の雲

出てたような気はするんですよね。

やっぱり こういう モクモク
上に発達してるような雲が

あるときっていうのは 大気の状態が
不安定なので 今いる場所でも

雷雨になるっていう可能性は
十分にあると思います。

当時 とにかく
「雨降れ!」っていうのと

あと 「太陽隠せ!」って
ずっと思ってたんです。

そんとき もしかしたら 一番 僕
空 見てたかもしれないです。 ああ。

もうすぐ 雲来るなとか。 最近は あまり
雲は ご覧になられてないですか?

当時と比べたら 外にいる時間も
減りましたし

なんか 月。 夜 月を見てる時に ちょっと
雲 かかってるのが好きなんですけど

高島 野十郎っていう画家がいまして
月の絵を たくさん描いてるんですけど

これも ちょっと 雲 かかってますよね?
雲 かかってますね。

かかっていて かつ
色合いが変わってますね。

はいはい。
こちらは 月光環と呼ばれるものです。

へぇ~!
実際に ここに広がってる雲としては

薄い水の雲が広がっていて 月の周りで
光ができてるという状況だと思います。

むちゃくちゃ リアルに
捉えてるってことですよね。 そうですね。

だから 惹かれんねやろな。 この人の絵に。

今日は 雲の名前を 3つ以上
覚えたということで レベルは…。

ちゃんと覚えてるかな。

そうですね。
いかがですか? 名前は。

え~ 頭巾雲。
はい。

え~ 積乱雲。
はい。

積乱雲 乳房雲。
乳房雲。

で… これも積乱雲でいいんですかね。
積乱雲は奥のほうに
いるんですけど

この かなとこになってる部分が
更に広がっていった
なんとか巻雲。

コウセキ巻雲。 濃密巻雲。
濃密巻雲。 濃密巻雲か。

この辺は ちょっと もう
諦めてもいいかも。
3つ いってるから。

オッケーです。

まあ 3つ覚えたから
レベル2はクリアだな。

ちょっと今 外で 面白い雲が
出てるんですけど 見てみますか?

はい。 あそこの底が平らになってる部分の
下に こう 灰色っぽい 何か 出てる。

なんか 下に出てますね。
はい。 あれ 雨が降ってるところです。

えっ!

あっ なるほど。
雨が こう 見えてるんですけど

あれは 尻尾の尾に 流れる雲と書いて

尾流雲というふうに呼びます。
尾流雲か。

(笑い声)
尾流雲。

でも 尾流雲 好きですね 僕。
しっぽ 流れてる感じの。

はい。

興味を持って頂けて うれしいですね。
うわ~!

いや 先生の視点を借りると 面白い。

ただ ふだん 自分で見てても
そこまでは やっぱ 楽しめない。

それは だから
知ってるか知らないかですよね。

今日 めっちゃ おもろいじゃないですか。
そんなことないですか?

今日 めっちゃ おもろいですよ。

これ ちょっと
撮っといたほうがいいですよ。

私も撮っとこう。
(シャッター音)

♬~

では ここからは 少しマニアックな
雲とのつきあい方について

ちょっと ご紹介していきたいと思います。
はい。

又吉さんは 雲って 何でできていると
思いますか?

雲?
はい。

まあ 水が…。

水が?
(笑い声)

いや あの~…

水蒸気。

違うか。

何で できてるんですか?

氷の粒。
はい。

地面の暖かく湿った空気が
上昇気流に乗って 空高く昇る。

すると 上空の冷たい空気に冷やされて
水や 氷の粒になる。

これが 雲の正体だ。

♬~

空に浮かぶ雲の中を
手軽に見る方法があるという。

♬~

こちらです。
はい。

このアイス この辺りに注目すると

まわりに こう 氷の結晶みたいなのが
成長してますね。

はい。
これ 雲の中で成長する雪と同じで

この場合は霜なんですけれども
雲の中では 雪として成長していきます。

実は これがですね スマートフォンと
100円ショップで売ってるような

このマクロレンズで すごく きれいに
撮ることができるんです。

へぇ~! こんなん 誰が
先生以外 誰が買うんですか?

(笑い声)     いや これがですね。
売れてるんですか?

結構 売れてるんですよ。
へぇ~!

おおおっ。 おお きれいですね。

ちゃんと 霜が成長しているのが
見えますね。

うんうん。
実は この…

…を 今 気象研究所で行っています。

へぇ~! 雪の結晶。
はい。

…という言葉があるんですけれども
それは まさに地上に舞い降りてきた

雪の結晶の形を見ることで 上空の状態が
分かるということなんです。

上空の 気温であったりだとかが分かる。

はい。 特に…

ああ なるほど。

雪の結晶は 雲の中の気温や水分の量で
形が変わる。

つまり 結晶を読み解けば
雪を降らせる雲が

どんな雲か 研究が進み
予測につながるという。

♬~

これまで 年に数回しか
雪が降らない関東では

観測データの蓄積が
ほとんどなかった。

♬~

そこで 荒木先生は
首都圏で暮らす人たちに

スマホとマクロレンズで 雪の結晶を
撮影してもらい SNSで募集した。

すると 3年間で なんと 8万枚以上の
研究サンプルを集めることができたんだ。

私1人でやっていると どうしても
点でのデータになってしまうので

それを もっと 面的に見るという意味で
一般の市民の方に協力して頂いて

雪の結晶の写真を撮って
SNSで送ってもらうというような

「関東雪結晶プロジェクト」というものを
やっています。

そんな大事なマクロレンズのことを
あんな感じで言ってしまって

すいませんでした。
とんでもないです。

こういった結晶が。
ええ~!

これ 全部 雪ですか?
雪ですね。

えっ こんな
きれいなんですか?
これ スマホで撮れるんです。

スマートフォンと このマクロレンズ
使ってみると

これだけ見えてしまうんですよ。
マクロレンズと なんか つながってるんですか。

例えば この結晶を見て
どんな感じがしますか? 印象として。

う~ん。 警察の あの
マークみたいな。 警察のマークみたいな。

おお! コンペイトウや。

アラレです。
アラレか。 はい。

雪の結晶は みぞれや雹も含めると
120種類以上ある。

それをもとに 荒木先生は
集めたサンプルの解析を進めている。

これとかですね 放射交差角板という
やつです。

これはですね サラサラした雪が
大雪になったりすると

山とかで 雪崩が起きやすくなるんです。
ああ そうなんや。

そしたら 雪崩に注意して下さいっていう
予報とかも

出しやすくなるってことですかね。
そうですね。 まだ…

なるほど。

それは…

僕も いつも思うんですよ。 なんか
誰かの話を深掘りしていくと

誰でも むちゃくちゃ 面白い話を
一つ 二つ 持ってるじゃないですか。

そういうのを たまに どうやったら
聞き出せるのかなと思ってたんですけど

募集したら いいんですね。  (笑い声)
募集するんですね。

それが集まってきて
研究できるわけですもんね。

ああ。 でも 確かに そうですね。

それを思ったときに うらやましいなと
思わず 言ってしまったんですけど。

又吉さんは SNSとかで こういった
雪の画像を投稿したいと思いますか?

そうですね。 やってみたいですね。

(笑い声)

まっ 言わされてる感じだけど
レベル3も クリアでいいか…。

♬~

♬~

雲を愛する技術レベル4は
雲を作って楽しむ。

って どうやって作るんだよ!

又吉さん コーヒーは お好きですか?
コーヒー 好きです。

じゃあ ちょっと
コーヒーブレイクしましょう。
はい。

えっ そうなんですか?
はい。

アイスコーヒーです。 ミルクです。
はい。

垂らします。
はい。

こう 見ていくと ミルクが
こう 落ちていきます。
はい。

下にぶつかって こう
まわりに広がっていきます。

はい。 これ 実は いわゆる
ダウンバーストと言われてるものと

同じようなことが起こってるんです。

ダウンバースト?
はい。

コーヒー1杯で 気象を楽しみながら
コーヒーも楽しめるという。

なるほどなぁ。

いや まったん 絶対 分かってないでしょ。

♬~

ダウンバーストとは 積乱雲から生まれる
冷たく重い「下降流」のこと。

地面に達すると
激しく 周囲に吹き出し
突風を引き起こす。

♬~

荒木先生には アイスコーヒーに垂らした
ミルクが ダウンバーストに見えるらしい。

♬~

こっちで やってみよか。
はい。

♬~

あっ! ミスった。

結構 大規模な。 ああ でも できてますね。
ここですね。
あああああっ。

くっそ~。 もっと
きれいにしたかったな。 (笑い声)

これ 見てみると ちょっと
粒になってるようなところが

落ちてるのが ありますね。

さっき見た尾流雲。
うんうん。

あれと同じようなことが
この辺で起こってますね。

ああ なるほど。 下まで
落ちきらないみたいな。       そうです。

ミルク入れすぎてますけどね。 (笑い声)
めっちゃ入れてましたね。

はい。

先生 目が!
ゾーンに入ってますね 完璧に。

回転させると コップの内側のところが
こう 摩擦があるので

流れが変わってますね。
ふんふん。

飲みましょう。
確かに。 うまいですね 先生。

♬~

雲の物理現象は
ホットコーヒーでも できる。

ミルクを垂らすと ぐるぐると渦を巻く。

♬~

これが「水平シア不安定」に見えてくる。

♬~

水を張った容器に墨汁を垂らして
棒を通すと…。

♬~

雲の渦が列状に並ぶ現象
「カルマン渦列」が現れる。

♬~

大気中で起こる複雑な現象が
こんなに手軽に再現できるなんて

試してみる価値ありますよ~。

♬~

雲の物理現象を楽しんだから
レベル4もクリアだ!

先生は いつから そんなに
雲が好きになったんですか?

最近。            はい。
なんか ずっと昔から 好きなのかなって。

ああ 全然でした。 雲の物理過程って
難しいんですね。 それを ちゃんと…

それからですね やっぱり こう
共感できるようになったのは。

へぇ~!
雲に共感したってことなんですね。

そうですね。 雲の気持ちを こう
ちゃんと 考えたというか…

ふ~ん。 そういうこともあるんですね。

最初は めんどくさかったんじゃ
ないですか? じゃあ。

雲を好きになるまでは。 やっぱり
そうですね。 あの 研究していく中でも

大変なことがあったので
憎らしいと思ったりも しますけど。

一回 そこを感情のほうにもっていくと
なんか 分かるみたいな。

そうですね。 それはあると思います。
へぇ~!

♬~

(宮司)以前は ホントに
雨が降りませんようにとか

自分たちの 個人の望みが
多かったように思いますけれども…

♬~

(取材者)何か されてますか?

あとは もう 非常食ぐらいですかね。

♬~

子供の頃から そうなんですけど
台風が来てますって なって

分かりやすく 大きな被害みたいなもの
体験したことがなかったんですよね。

ゆったら 学校休めるみたいなふうに
子供の頃は思ってしまってたんですけど。

実際 大人になってきて そういう
映像とかで ホントに災害を見た時に

ああ すごい怖いなと思って そこから
意識が やっぱり変わってきたんですけど。

僕みたいな人 多いと思うんですよ。
台風 来たっていっても 直接 自分が

何かしらの被害を受けたことが
ないっていう人 いると思うんで。

そうですね。 今まで経験したことが
ないからと言って この先

同じこと 同じことというか
災害に遭わないというわけではないので

まさかというふうに言わないように…

なるほど。

そういった 結構 おっきめの現象
台風ですとか 前線の雨みたいなもの

っていうのは ある程度 今でも予測できる
ようにはなってきているものの

まだまだ 予測が難しい豪雨っていうのも
やはり あるんです。

う~ん。 ゲリラ豪雨って
どんなイメージを持たれてますか?

急に すっごい雨が 突然降ってきて
雷とかも鳴って

割と短時間でやむっていう
イメージやったんですけど。

はい。 ゲリラ豪雨って ちゃんとした
気象用語ではないんですね。

ないんですけれども 現象としては
積乱雲による局地的大雨と

呼ばれているようなものでして
そういったものを予測するのに

すごく有効な手段があるんです。
はい。

予測が難しい局地的大雨を
回避する方法がある。

しかも 誰でも簡単にできるという。

まずは 空を見て 雲の異変を感じとる。

♬~

怪しげな雲が現れたら 気象庁の
ホームページを開き 「雨雲の動き」を見る。

♬~

すると 今いる場所に
雨雲が迫っていないか

1時間後まで 予想が出るんだ。

ゲリラって やっぱり
突然 発生するとか

予測が難しいみたいな
意味合いがあるんですけれども

こういった情報を使いこなしていくと…

うんうん。 なるほど なるほど。

分かっていれば まあ できるだけ
屋外に出ないとか。

そうですね。
はい。

大事ですね。 でも ホントに
そういう情報を ちゃんと集めて

自然の その なんでしょう。

そうですね。

何か 来るっていうのが分かっていれば
避難ができるということですし。

あと もう1つ こちら…。

きれいですね これ。
虹です。 ダブルレインボーになってます。

こういった虹も レーダーを使ってると
自分から会えるんです。

ええ! なんで分かるんですか? それは。
レーダーで 雨雲が 自分の頭上を

通り抜ける
タイミングを見計らって…

…と 大体 出てるんです。
ええ。

先生 これも 今 出てるかもって思って
撮れたんですか?

これも 狙って撮ったやつですね。
え~!

すごい!

積乱雲は災害をもたらすだけじゃなくて
こういう きれいな景色も

見せてくれるようなものですので…

きれいな景色を見て頂ければと。
いや 虹は見てみたいですね。

予測できるなら。

まったんも 狙って 虹と出会えるように
なったら レベル5 クリアだ!

日常的に雲を見て 異変に気付けるように
なると 間違った情報にも惑わされない。

なんか あの 「地震雲」っていうのを
聞いたことあるんですけど

それは 実際にあるんですか?

ならないですか。 はい。
この形をしてる雲が出ると

みたいなことを こう ねえ
言われてたりしますけど

あれは じゃあ ウソ?

雲の気持ち 分かっていないですか。
分かってないですね。

そうなんだ。
何か大規模な地震があった時だけ

雲とか空とかを見てると 珍しいっていう
ふうに思うかもしれないんですけど

実際に 地震雲とかっていうふうに
呼ばれてしまっている雲たちは

ありふれた雲ばかりですね。
へぇ~!

全て気象学とか雲の物理で説明することが
できるものたちばっかりなので。

そうなんや。
はい。

♬~

おほほほっ!

太陽が沈んでいくとこですね。
そうですね。

ちょうど あそこに富士山が。 今
太陽の近くで ちょっと見づらいですけど。

ここは なんか 空が見やすいですね。

そう。 全面 結構 開けて
高い建物ないんで。

いいなぁ。 こういうとこ あれば。
雲の観察 しやすいですね。

そうですね。

先生は 今後 どういう研究を
されていくんですか?

雲って まだ よく分かっていないことが
たくさん残されていますので

まずは ひとつひとつ 雲の分かっていない
部分を解明していきたいと思っています。

なるほど。
その上でですね 雲の監視ですとか

予測の技術を高度化していって
防災情報を より正確に

発表できるようにしていきたいと
思っています。

そうですね。 せっかく
明らかにされてることがあっても

情報として 僕たちが ねえ
持ってなければ もったいないですもんね。

うまく…

なるほど。 又吉さん 今日は
雲を愛する技術レベルは

いくつまで 上がりましたか?
最初 1やったんですけど

今 8まで。             8!
レベル8です。

どんなことができるようになりましたか?

…というところまでいきました。
自分が雲!

私も雲だっていうところ。
すばらしいです。

やっぱり まったんは すごいよ。
たった一日で 雲になっちまうなんて。

♬~

皆さん これが 又吉雲です!

この雲が現れたら本屋さんに逃げ込もう!

♬~


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