居場所をください~限界密着!!壊れていく子どもたち~ 育児放棄、虐待、いじめ、非行、10代での妊娠…


出典:『<日曜THEリアル!>・居場所をください~限界密着!!壊れていく子どもたち~』の番組情報(EPGから引用)


<日曜THEリアル!>・居場所をください~限界密着!!壊れていく子どもたち~[字]


底なし沼ゲーム依存で家族決壊!小学生が100万円投入▽リストカット&刺青を入れた少女が覚悟の出産▽告白…義父のレイプに耐え続けた日々▽一日一食で命の危機


詳細情報

番組内容

育児放棄、虐待、いじめ、非行、10代での妊娠…傷だらけの子どもたちがいる。社会とも家族とも関われない、これまでにどこにも居場所がなかった彼らとどう向き合えばいいのか。どうすれば社会復帰させてあげられるのか。親や環境の問題で「居場所」を失い、不登校、引きこもり、非行に走る子どもたちに、熱血先生たちが「居場所」を作り、24時間、全身全霊で向き合ってゆく。


・元少年院法務教官・武藤杜夫さん(41)

番組内容2

交際相手のDV、母親の育児放棄、義父からレイプ…。居場所をなくしてしまった非行少女を一時的にシェルターで保護し、社会更生を手助けする活動をしている元少年院法務教官の武藤さん。「信頼できる大人が1人いるだけで、子どもは立ち直る」という信念のもと、日々、独自のパトロールを続けている。リストカットを繰り返す家出少女。幼少期に育児放棄され、10代から風俗で生計を立てる少女…孤独と困難を抱えた沖縄の

番組内容3

子どもたちに寄り添い続ける姿を追う。


・『ピースフルハウスはぐれ雲』理事長・川又直さん(65)

1987年、共同生活寮『ピースフルハウスはぐれ雲』を開設して以来30年以上、規則正しい合宿生活と農業を通じて、不登校や引きこもりの若者たちの自立支援に取り組んでいる川又さん。これまで31年間で430人が利用し、社会に送り出してきた。現在13歳~40代まで男女15名が共同生活している。

出演者

【MC】

若林正恭(オードリー) 

松岡茉優 

【パネラー】

尾木直樹(教育評論家) 

高橋英樹 

高橋真麻 

北斗晶 

(※50音順)

スタッフ

【企画】

佐竹正任(フジテレビ編成メディア推進部) 

【プロデューサー】

秋葉英行(NEXTEP) 

【総合演出】

清水御冬(天空メディア)


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居場所をください~限界密着!!壊れていく子どもたち~ 育児
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  2. 子供
  3. 少女
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  5. 部屋
  6. 学校
  7. 彼女
  8. 自分
  9. スタッフ
  10. 母親
  11. 勇太君
  12. リョウタ
  13. 一人
  14. カナ
  15. シェルター
  16. 川又
  17. ゲーム
  18. 佐野
  19. 生活
  20. 居場所


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[2月11日]

[男たちを
大仕事が待ち構えていた]

[現場には
依頼人の女性が立っていた]

[極度の緊張状態のようだ]

[泣きだした母親をなだめ
取り出したのは 防じん服]

[万が一 刃物で切りつけられても
身を守るための装備だ]

[玄関から…]

[目指すは 右奥の部屋]

[いた。 高校1年の…]

[この部屋に
2年間 引きこもってきた]

[引きこもり生活を断ち切り…]

[それが 母親の願いだ]

[だが…]

(リョウタ)はい。

[リョウタは
大粒の涙を流し始めた]

[リョウタは
家族の絆を取り戻す

その第一歩を
踏み出せるのだろうか?]

[おととい 初公判を迎えた…]

[お父さんに
暴力を受けています]

[先生
どうにかできませんか]

[全身 あざだらけだった 少女]

[悲痛な叫びは 届かなかった]

[後を絶たない 子供たちの悲劇]

[5月
バスを待つ 小学生らが

包丁で 次々に刺された]

[20人を殺傷した
加害者は

同居の親族とも
一切 顔を合わさず

長らく
引きこもっていた]

[11月 小学6年生の女児を
誘拐し

逮捕された 男の家からは
もう一人

半年前に家出した
女子中学生を発見]

[家族と離れた 孤独な生活の末
犯行に及んだ]

[学校で 家庭で
そして 社会の中で 絆の喪失が

時に 痛ましいニュースの背景に
横たわる]

[今回 私たちが出会った

9人の子供たち]

[絆を育む

大切な居場所を失いかけていた]

[リストカットを繰り返す
16歳の少女には 赤ちゃんが]

[しかし…]

[あってはならない…]

[一面に張り出された
声にならない…]

[みんな 傷だらけで…]

[限界の中で生きていた]

[そんな子供たちと
正面から向き合う

3人の熱い男たち]

[これは 失われた絆を取り戻す
長く険しい戦いの記録]

(武藤)必ず 同じこと
繰り返さないように守るから。

[みんな
ごく普通の家庭に育った…]

[でも…]

[どうしても…]

[すると…]

[でも そんな子たちが
ここでは…]

[いったい
どういうことなのでしょうか?]

[その答えが ここにあります]

[富山県にある…]

[中学生から 40代までの
男女15名が

一つ屋根の下で暮らしています]

[はぐれ雲代表の…]

[30年にわたり

事情を抱えた子供たちと
向き合ってきました]

[妻の佳子さんが
子供たちのお母さん役です]

[毎朝 散歩から始まり
生活リズムを整え

みんなで…]

[サボると 食事の片付けや
朝食の準備をする

「ツケ」という罰が与えられます]

[昼間は
農作業の手伝いをする人]

[自立する訓練のため
アルバイトをする人]

[勉強する人など
それぞれの一日を過ごします]

[体験入寮をしに
一人の少女が やって来ました]

[前髪を 目が
すっかり隠れるまで下ろして

その黒髪の隙間から
辺りの様子を うかがっています]

(スタッフ)お母さんに言われたの?
(カナ)はい。

[小学校6年生で…]

[中学にも通えず…]

[原因は…]

[今回 10日間の体験入寮で
やって来たのですが

自由時間になると すぐ
部屋に こもってしまいます]

[早く帰りたい カナちゃん]

[でも 川又さん

ここが踏ん張りどころだと
考えていました]

[家に帰ると
また 引きこもってしまいそう]

(川又)
何でかって言ったらさ 結局…。

家 帰っちゃうと。

[でも…]

[悩める カナちゃんの部屋を
訪ねた少女がいました]

[カナちゃんの気持ちを
受け止めた上で

ななみちゃんは…]

[実は 2人とも 親に対して
負い目を感じていました]

[はぐれ雲も 費用はかかります]

[カナちゃんが
入寮をためらうのには

そんな理由もありました]

(英樹)しっかりしてるね。
(北斗)ホントですね。

[自分が変われば
親への恩返しになる]

[そう話した ななみちゃんが
ここに やって来たのは

去年の5月]

[元気で明るく すぐに みんなと
打ち解けた ななみちゃんですが

ここに来た理由は
やっぱり 不登校でした]

[小学生のころは 学校でも
楽しそうだった ななみちゃん]

[でも 中学に入ると

女子との人間関係に悩み

不登校に]

[家に帰らず 夜遊びを続けた
ななみちゃん]

[母と娘は 顔を合わせるたび
衝突しました]

[行き詰まった お母さんは
行き先も告げず

ななみちゃんを
はぐれ雲に連れていきました]

[驚いたことに ななみちゃん
ここに来て 3カ月で

中学校に
通えるようになりました]

[ここには
支えてくれる仲間がいるから]

[今度こそ 通い続けたい]

[でも 2カ月後 ななみちゃんが
大変なことになるなんて

このときは
誰も想像できませんでした]

[一方 家に帰りたいと
訴えていた カナちゃんは

勇気を出して ななみちゃんと
みんなの輪の中にいました]

(男性たち)せーの…。

(男性たち)ハハハ。

[何だか 楽しそう]

[うまく溶け込めたみたいです]

(男性)もう一回。
(ななみ)せーの…。

[他の寮生からも…]

[私は ここにいても いいんだ]

[カナちゃんは 正式に
はぐれ雲に入寮しました]

[いつの間にか
前髪も上げています]

おでこ 上げてる。
(松岡)カワイイよ。

[カナちゃんを支える
ななみちゃん]

[その ななみちゃんにも

ずっと支えてきてくれた
仲間がいます]

[1年以上 ここにいる…]

[真っすぐで ちょっと理屈っぽい
高校3年生]

[ここに来た理由は…]

(真麻)え~!?
(北斗)どうしたの?

[ななみちゃんを 妹のように
かわいがっている 勇太君]

[彼が はぐれ雲に来たのは

今の彼からは
想像もつかない理由…]

[友達との関係が きっかけで
学校に なじめなくなり…]

[それから 毎日のように…]

[母と子の格闘の跡が
残されていました]

[玄関近くの壁に開いた
幾つもの穴]

[荒れた状態は
3年以上 続きました]

[親子の関係は行き詰まり

たどりついたのが
はぐれ雲だったのです]

[先輩たちは

ありのまま 勇太君を
受け入れてくれました]

[はぐれ雲で
自分らしさを取り戻した 勇太君]

[今は アルバイトをしながら
通信制の高校に通い

この春 卒業予定]

[川又さん夫婦は
そんな子供たちの様子を

ただ じっと見守っています]

[子供たち自身が
互いに支え合うことで

困難を乗り越えていく]

[それが 環境が人を育てる
ということです]

[しかし 子供たちの心は
常に揺れています]

[学校に行っているはずの時間に
ななみちゃんの姿が…]

[実は 学校で 自分の悪口を
聞いてしまったのです]

(スタッフ)負けちゃった?
(ななみ)うん。

気にしない人なんかいないよ
誰も。

[つらいことがあると
すぐ逃げてしまう]

[それは 自分でも
分かっているんだけど…]

[次の日も 学校を休んだ
ななみちゃん]

[でも 夕方
クラスメートから電話が]

[クラスメートも
心配してくれているんです]

≪行けよ。

[本当は
学校に行きたかったんだね]

(勇太)
はいはい…。 うるせえ。

[ななみちゃんが 学校に
行くことがうれしい 勇太君]

≪いってらっしゃい。
(ななみ)あ~ 寒っ!

[しかし 安心したのも
つかの間]

[その日のお昼
川又さんが慌てています]

[川又さんが 学校へ]

[ななみちゃんからの
SOSでした]

[今日は もう 帰りたい
というのです]

≪お願いします。
(川又)すいません。

(ななみ)さよなら。
≪さよなら。

[帰り道]

[川又さんは あえて

学校で 何があったかは
尋ねませんでした]

すごいな。 聞いちゃうな 絶対。

一から十まで聞きたいと思っちゃう
私なんか。 どうしたの? って。

(スタッフ)そっか。
(ななみ)うん。

[すると 隣で聞いていた
寮生が…]

[仲間の励ましで

笑顔を取り戻したかに見えた
ななみちゃんでしたが…]

[はぐれ雲から…]

え~!?
(北斗)どうしたの?

[はぐれ雲から姿を消した
ななみちゃん]

[誰にも告げずに 千葉の実家に
帰ってしまったのです]

[原因は 勇太君のお説教でした]

(スタッフ)怒ったの?

(スタッフ)何を注意したの?

簡単に言えば。

[お兄ちゃんのような存在だった
勇太君から

厳しく言われたことが
ショックだったのかも…]

[でも 川又さん夫婦は
悠然と構えていました]

ほぉ~ すごいな。

[3日後 ななみちゃんから

はぐれ雲に戻ると
連絡がありました]

[はぐれ雲では
出ていった寮生が戻るとき

「おかえりなさい」の
のぼりを作る伝統があります]

[勇太君も ななみちゃんに
励まされた カナちゃんも

みんなで ななみちゃんの似顔絵を
描きました]

[きっと 気まずく帰ってくる
ななみちゃんを和ませたい]

[みんなの気持ちが
届くといいのですが…]

[帰ってきました]

[真っ先に出迎えたのは
カナちゃん]

[しかし ななみちゃんは
言葉少なに

部屋に
閉じこもってしまいました]

[勇太君は ななみちゃんの方から
謝ってくると思っていましたが…]

[完全に 肩透かし]

[素直になれず
擦れ違う 子供たち]

[この小さなほころびが
数日後 爆発します]

[ななみちゃんは
朝の散歩に出てきません]

[作業にも参加せず
部屋に こもったまま]

[10時すぎ
ようやく 起きてきました]

(ななみ)一切。

[ななみちゃん 怖くて 勇太君と
顔を合わせることができません]

[彼女なりに これまで

ここで
頑張ってはきたのですが…]

[何もかも
もう いっぱい いっぱいです]

[そして 夕食後]

[とうとう ななみちゃん

着の身着のまま
寮を飛び出してしまいました]

[川又さん すぐに追い掛けます]

[今回ばかりは

ただ 見守っているわけにも
いかないようです]

[真っ暗な夜道。
ここは 熊が出ます]

[早く見つけなきゃ 危険です]

[あっ! ななみちゃんを追って
飛び出した

カナちゃんを見つけました]

[すると 暗い夜道の先に…]

[ななみちゃんが いました]

[川又さんが近づいていくと

ななみちゃん 逃げ出します]

[冷たい風の中

どこまでも 意地を張り続ける
ななみちゃん]

[ななみちゃん 独りじゃないよ]

[川又さんが なだめますが

ななみちゃんは
心を閉ざしたまま]

[でも 1時間後
ようやく 立ち上がり

車に乗り込みました]

[どうして 私は
いつも こうなんだろう?]

[ななみちゃん 部屋に戻っても
泣き続けていました]

[翌日]

[一晩寝て 落ち着いたかな?
と思いきや…]

[私に話し掛けるなと
言わんばかり]

[食事時も
みんなに 背を向けて…]

[特に 厳しくお説教された
勇太君とは

決して
顔を合わせようとしません]

[ようやく 手に入れた
かけがえのない居場所を

自ら
手放してしまうのでしょうか?]

[あっけにとられた 仲間の一人が
つぶやきました]

[でも 川又さんは
やっぱり 余裕の表情]

[勇太君が現れると

すぐに いなくなる
ななみちゃん]

[2人の意地の張り合いは
激しくなるばかり]

[長引くかと思われた矢先]

[突然
誰もが驚かされる光景が…]

何で!? 何があったの!?

[ななみちゃんと勇太君。
2人の意地の張り合いは

激しくなるばかり]

[長引くかと思われた矢先]

[突然
誰もが驚かされる光景が…]

ルールは ルール。
参加したらやるんだよ。

[目も合わせず
お互い許さなかった 2人が

あっという間に
仲直りしていました]

何なんだ? こういうのって。

何の きっかけが
あったんだろう?

[きっかけは 勇太君でした]

[勇太君は ななみちゃんに

メールを送っていました]

[ななみちゃんも…]

[失敗と ケンカは
成長するチャンス]

[そんな懐の深さが
ここには あります]

[12月]

[ななみちゃんが
誰かを待っていました]

[心待ちにしていたのは…]

[半年前まで
顔を合わせれば衝突していた

母と娘ですが…]

(ななみ)キモい。

(2人)最初は グー。
じゃんけん ぽい。

やったー!

[失われていた親子の笑顔が
戻っていました]

[ななみちゃんは ここ
富山の高校を受験します]

[そして ご家族は

富山に移り住む計画を
立てています]

(若林)聞き過ぎても駄目で

聞かな過ぎても
駄目じゃないですか。

(若林)経験があるから
いい距離感でいけますけど

素人からしたら ちょうど
いいとこは 目指しますけど

聞き過ぎちゃうか
聞かな過ぎるかになりますよね。

やっぱり 土とか風とか水とか

そういったものに 直接
触れる生活をしていることが

子供たちにも
何か自然を思い出させる

原点になるのかなっていう。

(松岡)カナちゃんは ホントに
自分も言ってたけど

「向こうは いじめたって
思ってないと思う」って言ってて

あれって 真理だなって。

たぶん 今 これを見てる
中高生の子が

「私のとこ いじめないよ」って
思ってても

傷ついてる子って 絶対いて

だから 傷つけたことは
返ってこないし

その子に 気持ちも返せないから

もう一度 胸に手を当てて

「あの子 嫌がってなかったかな?」
って

もう一回 考えてほしいなって
思いましたね。

[昼夜逆転し 部屋に引きこもる
16歳の少年がいた]

[母親は 一人 苦しんでいた]

[息子の不登校が始まったのは
中学2年生のとき]

[学校での 人間関係のもつれが
きっかけだった]

[部屋に引きこもって もう2年]

[やることといえば…]

[息子が没頭しているのは…]

[ネット上の
不特定多数の人間が

会話しながら 時に協力して
戦いを繰り広げる]

[母親が助けを求めたのは…]

[女手一つで 息子を育ててきた]

[だが ゲーム依存が
家族の絆を切り裂いていた]

[母親は 限界だった]

[一刻も早く
親子を救出しなければ…]

[この日 佐野は
フリースクールの寮長を伴い

母親の元へと向かった]

[憔悴しきった様子の
母親が現れた]

[佐野は…]

[息子は まだ
部屋で寝ているという]

[母親は
不安で いっぱいのようだ]

[アパートの 1階で
取り出したのは 防じん服]

[アウトリーチという 引きこもりの子を
引き出す この活動では

子供たちから
激しい抵抗に遭い

殴られたり
刃物を振り回されたり

服が ずたずたになることも
あるという]

[だが 佐野たちは

力ずくで 部屋から引き出すことは
絶対にしない]

[本人の同意を 必ず得る]

[母親には 外で待機してもらい
部屋へと向かう]

[正午すぎ 扉が開いた]

[昼夜逆転している
高1の少年は…]

[まどろみの中にいた]

[長時間 座っても
疲れない椅子に

30万円もする
ゲーム専用のコンピューター]

[そんな部屋で
リョウタへの説得が始まった]

[うつむく リョウタ]

[佐野は 畳み掛けていく]

[リョウタが 心を開き始めた]

(佐野)家に帰りたくなかった?

だけど 今…。

[何をすればいいか分からない]

[だから ゲームに逃げていた]

[佐野は ブレない]

[自分でも
このままでは いけないのは

痛いほど分かってはいる]

[変わりたい]

[でも 一歩を踏み出す勇気が
どうしても持てない]

ねっ?

こっち向け!

[佐野の強い口調に
リョウタの声が震える]

(リョウタのため息)

[深いため息をつく リョウタ]

[引きこもり
ゲームにのめり込んで 2年]

[16歳の
ガラスのような心が揺れる]

[涙を拭う少年に
佐野が 声を掛ける]

[自分は逃げていないと
涙ながらに主張する リョウタ]

[しかし 踏み出す勇気が
なかったことも分かっている]

[「分かりました」
リョウタは 確かに そう言った]

[数カ月ぶりに 自分の手で
布団を上げる]

[この生活とは もう お別れだ]

[車に乗り込んだ少年の元に
母親が やって来た]

(佐野)はい。

[少年の再生への旅が始まった]

[やって来たのは
都内にある 一軒家]

[中に入ると…]

[そこには
たくさんの子供たちの姿が…]

[最初に飛んだ質問は…]

[ゲームに関することだった]

[いったい ここは?]

[不安そうな リョウタは

この2人部屋に
入ることになった]

[この寮には 11の部屋があり

小学4年生から 高校2年生まで
25人が親元を離れ

ここで 共同生活をしている]

[一見 どこにでもいる
普通の子供たちだが みんな…]

[学校に行かなくなった子供たちが
夢中になっていたのが…]

[実は ここにいる子は
ほとんどが…]

[スマホや タブレットの画面を
食い入るように見つめ

夢中になって ゲームの世界に
のめり込む子供たち]

[中には 2台を 同時にプレイ]

[1つは 自動で動かし
アイテムを集めているのだ]

[ここにいる 4人は

オンライン上で
つながり…]

[隣にいるのに

会話は 画面を通して
行われている]

[時には ゲームが原因で…]

[暴力は 厳禁]

[ルール違反のため ゲーム機を
取り上げようとすると…]

[仲間に 八つ当たりだ]

[一人だけ ゲームを
させてもらえない少年がいた]

(スタッフ)えっ? どういうこと?

[家で
ゲーム機を取り上げられると

今度は 学校のタブレットを
盗んでまで ゲームをした]

[別の中学生は ゲームで使う
スポーツカーが欲しくて

100万円を つぎ込んだ]

[罪悪感は まったくない]

[ゲームが やめられず
親とも ケンカをし

学校にも行けなくなってしまった
子供たち]

[そんな子供たちに ここでは…]

[これが…]

[いったい
どういうことなのか?]

(一同)いただきます。

[その答えは 子供たちの
一日の生活を見れば

分かるという]

[以前は 昼夜逆転していた
子供たち]

[だが みんな 朝 きちんと
朝ご飯を食べて 学校へ]

[不登校だった
子供たちの半数が

ここから
学校に通えるようになっていた]

[ランドセルを背負う
小学生たち]

[今や ゲーム依存による
不登校は

小学生の間にも
広がり始めているのだ]

[一方 学校に通えない子たちが
向かうのは 近所につくった…]

[教員免許を持っている
スタッフの指導の下

夕方まで しっかり勉強も…]

[そして…]

[子供たちが 一斉に
寮のスタッフルームに やって来て

何かを受け取る]

[スマホや タブレットだ]

[そして
待ちかねていたかのように

ゲームを始めた]

[しかし 夜の10時になると

自分で 決められた場所にしまう]

[家では やりたい放題で
やめられなかった子供たちが

ここでは ルールを守る
ということを学んでいた]

[あの日 家を出てから 5日目]

[2年間 引きこもっていた
あのリョウタも 勉強を始めた]

[そして 仲間と一緒に
笑顔まで]

[早い子だと 3カ月で生活を整え
この寮を卒業する]

[この日も ゲーム依存で

母親に暴力を振るっていた
中学生が

一人 卒業していくことに]

[今後の決意を 両親に伝える]

[母親が
子供に伝えたいことは…]

[ゲームは 楽しむもので
のみ込まれるものじゃない]

[寮生活が
それを教えてくれた]

子供が オンラインゲームに
はまってると。

同じような問題を抱えてる
ご両親って多いと思うんですよ。

ちょっと 引きこもりの子がいた
お母さんと 友達なんですけど

親も 誰かに相談したいんだけど
できれば 知られたくないんです。

自分たちの中で
解決したいっていうのが

やっぱり 思いみたいですね
どうやら。

(尾木)これはね やっぱり
専門家に 相談すべきですよね。

オンラインゲームでしょ?
これ やめられないんですよ。

相手がいるから。

そうすると 依存症になる傾向が
非常に強いんですよね。

尾木先生
この引きこもりの子供たちを

一度 親元から
引き離すっていうのは

結構 有効なんですか?
(尾木)有効だと思いますよね。

彼にとっては
居心地はいいんだけども

めちゃくちゃ悪いわけですよ。

だけど マンネリズムに
陥っちゃってますから

あそこにいたら なかなか
本当に脱出できないです。

もっともっと アウトリーチを
大量にね 支援していって

こういう団体なんかも
応援しなきゃいけないと思います。

[楽園と呼ばれる街の片隅で

少女たちの闇に向き合う
一人の男がいた]

[家にも 学校にも
居場所がない少女]

[死にたいとさえ言う]

[彼女だけではない]

[この男には 少女たちからの
SOSが届く]

[さらに…]

(スタッフ)これ 何ですか?

(武藤)周りも心配してて。

[いったい 何をしているのか?]

[何が 彼女を
ここまで 追い込んでいるのか?]

(北斗)何で?
(真麻)何で こんなことするの?

[少女から届いた 心の叫び]

[さらに…]

(スタッフ)これ 何ですか?

(武藤)周りも心配してて。

[いったい 何をしているのか?]

[何が 彼女を
ここまで 追い込んでいるのか?]

[リストカットを
繰り返している少女は…]

[妊娠している]

[家に 居場所がなく

彼氏や 友人の家を
転々としているという]

[少女に向き合っていたのは…]

[数年前まで 沖縄少年院で
教官を務めていた

少年問題のスペシャリストだ]

[この夜
あのリストカットの少女が

助けを求めてきた]

[家出中の少女]

[彼氏から 暴力を受け
部屋を飛び出してきたという]

[おなかの子供は 彼の子だ]

[少女は 建物の陰に
隠れるように座っていた]

[不安を かき消すかのように
友人と携帯で話し続けている]

[妊娠 10週目だ]

[ミカは 中学生のころから

武藤が
何かと面倒を見てきた子だ]

[着の身着のままで
飛び出してきた少女]

[武藤は まず
彼女の意思を確かめた]

(ミカ)どうしたい? 何を?

(ミカ)今日?
(武藤)うん。

一人で命と向き合ってるんですね。
産む 産まないも含めて。

[武藤は 以前も 保護者である
おばあちゃんの同意の下

ミカを 2カ月ほど
保護したことがある]

[ミカは 妊娠していることを
親には 言っていない]

[母親は ミカを産んだ後
育児放棄]

[彼女は
おばあちゃんに育てられた]

[問題を抱えた子供に
向き合うとき

武藤は いつも
彼らが 一番どうしたいかを

必ず 尋ねる]

[大人の理屈を
無理強いすることはない]

[武藤の自宅で出迎えたのは

武藤と一緒に
少女たちの面倒を見ている…]

[武藤は 自宅近くの
マンションの一室を

少女たちの 一時的な
シェルターとして借りている]

(サキ)大丈夫かな?
(ミカ)うん。

[この部屋で 常に 2~3人]

[居場所のない少女たちが
生活しているのだ]

(サキ)生乾きだけど
これ 使ってね。

(ミカ)ありがとう。

[武藤は
ミカのおばあちゃんに連絡する]

[緊急保護とはいえ

未成年者を 保護者の許可なしに
泊めることはできない]

[常に 法律と現実との
せめぎ合いの中で

武藤は 活動していた]

[少女たちの食費や生活費は
無料]

[全て 寄付や
武藤の講演料で賄っている]

大変だね。

完全に ボランティアだ。

(尾木)財政的な援助しないと
駄目よね こういうところに。

[シェルターで保護されている
少女たちが

外出先から帰ってきた]

(一同)いただきます。

[武藤は 食事を なるべく
全員で取るようにしている]

[これまで 児童相談所や
女子少年院など

施設で保護されてきた
少女たち]

[家族の絆は壊れ
家にも 学校にも居場所はない]

[そして きちんと
箸を持てる子は 一人もいない]

しつけられてないんだ。

[食べ盛りの少女たち]

(武藤)こういうときだけ
妊婦さん扱い。

[食事の後 武藤は ミカと
今後のことについて 話し合った]

[何が ミカにとって
最善の選択なのか]

[武藤は 考えあぐねていた]

[まずは 県がやっている
女性相談所という施設で

保護してもらうことを
ミカに提案した]

[やはり 一番気になるのは
携帯を使えるかどうか]

[自由を制限される施設での
生活を

少女たちが好まないのは
武藤も 重々 分かってはいる]

(ミカ)うん。

[シェルターでは
少女たちが寝る準備を始めた]

[11時消灯 就寝がルールだ]

[スタッフの サキさんは
少女たちの部屋で 共に眠る]

[翌朝]

[シェルターでは 6時半起床だ]

[掃除から 一日は始まる]

[ミカは
朝食作りを手伝っていた]

[夜の街では 突っ張っていた
ミカが

武藤の前では
素直な顔を のぞかせる]

(一同)いただきます。

[手作りの食事にこだわる 武藤]

[子供たちのお昼も準備する]

[子供たちは 落ち着いた段階で
バイトを始めることが多い]

[バイトは 自立へ向けた
大切な訓練となる]

[ミカは 猫と遊んでいた]

(ミカ)立て 立て…。
たっち たっち。

猫パンチ食らいそう。

[この日は ずっと 携帯で
友人と話をしていた]

[沖縄には 少女たちの
シェルターが幾つかあるが

多くのシェルターで
携帯は 禁止]

[武藤のシェルターは
一番 自由度が高い]

[子供たちの自主性を
重んじているのだ]

[普段は 公共の団体で働いている
武藤]

[子供たちに向き合うのは
ボランティアの活動だ]

(武藤)困ってる?

[警察や 病院など

様々な 公的機関との連携も
欠かせない]

[武藤のシェルターで保護されて
2日目]

[ミカは
落ち着いているように見えた]

[しかし この翌日 彼女は
元カレの家に戻ってしまう]

え~!?

[武藤と一緒に 女性相談所に
行った後のことだった]

[あくまでも 本人の意思を
尊重する 武藤だが…]

[彼氏の元に戻った彼女が取った
行動には 誰もが驚いた]

[ミカは 入れ墨を入れていた]

[なぜ そこまで
自分を傷つけるのか]

[再び 元カレの家に
戻ってしまった ミカ]

[おなかの子の父親である彼と

やり直そうと
しているのだろうか]

[どこまで 大人として
介入すべきか]

[どこまで 子供たちの意思を
尊重するべきか]

[武藤は いつも
そこで悩んでいた]

[夜の闇に埋もれる
少女たちの 声なき声]

[この夜も
16歳の家出少女のSOSが

武藤の元に届く]

[彼女の話は
あまりに 残酷だった]

[街の片隅に埋もれる
少女たちの 声なき声]

[この夜も
16歳の家出少女のSOSが

武藤の元に届く]

[彼女の話は
あまりに 残酷だった]

[義理の父親からの…]

[これまで
誰にも相談できなかった]

[この後 武藤は 彼女を
一時的に シェルターで保護し

その間に 女性の弁護士につなぎ
法的なサポートを開始]

[今 彼女は 安全な場所で
新しい生活を始めている]

お母さんのとこ戻れたかな?

[助けが必要なのは
未成年の子供たちだけではない]

[この日は 23歳のシングルマザー
ライラさんの元へ]

[部屋の壁には 異様な張り紙が
びっしりと貼られていた]

[いったい なぜ
自分を ののしるのか?]

[この日 武藤は 23歳のシングルマザー
ライラさんの元へ]

[部屋の壁には 異様な張り紙が
びっしりと貼られていた]

[彼女も 深い闇を抱えていた]

[子供は 今 2歳だが

1年前 彼女に
育児はできないと判断され

施設に保護された]

(ライラ)面会。

へぇ~。

♬(子供の歌声)
(ライラ)ちゃんと 歌 歌う。

(ライラ)♬「きれいだな」
(子供)♬「な~」

(ライラ)
パチパチ…。 やった~!

[彼女は 運転免許証を取って

新たな仕事を始めたいと
考えていた]

[費用の一部を
助成してもらうため

武藤は 申請書類を作り始めた]

(武藤)今の名前。 正式な名前。

[彼女は 今 夜の街で
生計を立てている]

根性焼き?
(尾木)根性焼きだ。

[免許を取ったら
夜の仕事を辞めて

子供を迎え入れて 一緒に
暮らしたいという彼女だが…]

[実は 彼女自身
親から 育児放棄され

児童養護施設や
里親の元で育ってきた]

[壁一面に貼られていたのは
自分への戒め]

[そして 自分を否定するような
言葉の数々]

[刃物ではなく 言葉で
自分を傷つけていた]

[この部屋で 一人きり]

かわいそう…。

[育児放棄によって
居場所を失った少女たちが

自分の子供を産み
育てきれなくなって

今度は その子供が
また 居場所を失う]

[どうすれば
止められるのか]

[そして ここにも また一人]

[数カ月前
シェルターで緊急保護し

その後 出ていった
16歳の妊婦の…]

[ミカのおなかには 確実に
新しい命が育っていた]

[数カ月前
シェルターで緊急保護し

その後 出ていった
あの16歳の妊婦の…]

(ミカ)うん?
(武藤)順調?

[今は 暴力を振るう
元カレの家を出て

知り合いの女性のところに
身を寄せていた]

[妊娠 8カ月の16歳。
おなかもすく]

[出産したら
生活保護を受けながら

一人で子育てをしたいという
ミカ]

[施設には 行きたくないという]

(ミカ)うん。

[母親を忌み嫌う かたくなな心]

[腕には 大きな入れ墨が…]

[言いたいことは 山ほどある]

[しかし 武藤は
あえて 黙っていた]

[じっと 少女の話に
耳を傾ける]

辛抱強いね。
(北斗)ホントですね。

(スタッフ)子供?

[根気強く 少女たちに
向き合おうとする 武藤]

[暴走しがちな彼女たちとの
難しい距離感の中で

孤独な戦いは 続く]

[以前は 荒れていても
ここで 立ち直っていく

少女たちもいる。
ララカも その一人だ]

[毎日 出掛ける場所がある]

[那覇で人気のステーキハウス]

[彼女は ここで
アルバイトをしているのだ]

[武藤は
面倒を見ている少女たちが

安全に働ける場所を
いつも 探している]

[そんな 武藤の活動に
この店は 協力し

何人もの子供たちを
受け入れてきた]

(スタッフ)そうなんですね?
(金城)はい。

[このステーキハウスには
寮がある]

[ララカは
その働きぶりが認められ

近々 この寮に入ることになった]

[この日は 部屋の下見だ]

[ララカが
武藤のところにいたのは

半年ほど]

[ぶつかることも
たびたび あったという]

[男より 手がかかるが

少女たちの方が
問題が深刻化しやすい]

[武藤は 見過ごせなかった]

[ララカにとって この日は
シェルターでの 最後の日だ]

(ララカ)ヤバッ。

[誰かに 自分のことで
祝ってもらうなんて

初めてのことだった]

(ララカ)ヤバい。

[再び
ステーキハウスを訪ねてみると

すっかり 板についていた]

[1人暮らしも 順調のようだ]

[荒れていたころの面影は
もう そこにはない]

[支えてくれる人がいたから
再出発できた]

[あの16歳の家出少女
妊婦のミカが出産した]

(スタッフ)男の子?
(武藤)うん。

(スタッフ)
武藤さん どう思われました?

(武藤)う~ん…。

(武藤)うん。

(武藤)まだまだ
休んでる暇ないですよね。


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