NHKスペシャル「令和未来会議 2020“開国論”」私たちは外国人をどこまで受け入れ、どんな社会をつくるのか?…


出典:『NHKスペシャル「令和未来会議 2020“開国論”」私たちは外国人を』の番組情報(EPGから引用)


NHKスペシャル「令和未来会議 2020“開国論”」[字]


日本が避けて通れないテーマを新しい言論空間で語り合う「令和未来会議」。私たちは外国人をどこまで受け入れ、どんな社会をつくるのか?当事者40人と専門家が徹底討論!


番組内容

令和の日本が避けて通れないテーマについて、新しいシステムを使った言論空間で語り尽くす「令和未来会議」。テーマは外国人との共生だ。日本は「単純労働者は原則受け入れない」としているが、すでに166万人の外国人が日本を訪れ、現場ではさまざまな仕事を担っている。深刻な人手不足の中、私たちは外国人をどこまで受け入れ、どのような“共生社会”をつくっていくのか。当事者40人と専門家が徹底討論し未来への一歩を探る

出演者

【出演】日本総研チェアマン・エメリタス…高橋進,弁護士…指宿昭一,浜松市長…鈴木康友,上智大学教授…岡部みどり


『NHKスペシャル「令和未来会議 2020“開国論”」私たちは外国人を』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

NHKスペシャル「令和未来会議 2020“開国論”」私たちは外国人
  1. 高瀬
  2. 外国人
  3. 日本
  4. 特定技能
  5. 高橋
  6. 問題
  7. 制度
  8. 意見
  9. 留学生
  10. 議論
  11. 日本人
  12. スタンプ
  13. スピーカー
  14. 指宿
  15. 赤木
  16. 企業
  17. 技能実習
  18. 人手不足
  19. 積極的
  20. 日本語


『NHKスペシャル「令和未来会議 2020“開国論”」私たちは外国人を』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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≫「令和未来会議」。

今回、新たに開発した
議論のプラットフォームで

日本が避けて通れない課題を
徹底的に語り合います。

あなたは気付いていますか?

≫いらっしゃいませ!

≫いまや外国人がいなければ

日本社会が
成り立たなくなっていることを。

このコンビニでは
アルバイトで働く人だけでなく

オーナーもスリランカ出身です。

外国人を育成するための研修会。

教育係を担うのも外国人です。

≫お待たせしました。

≫私たちの暮らしに
なくてはならない

食べ物を作る現場でも…。

農業産出額が全国3位の茨城県。

手際よく
収穫作業をしている人たちは

中国出身です。

農業で働く
20代から30代のうち

3人に1人が外国人です。

深刻な人手不足に
直面している日本。

外国人労働者の数は

過去最高の166万人に
達しました。

今の経済規模を維持するためには

10年後
286万人が必要だという

シンクタンクの試算もあります。

≫去年4月
政府は改正入管法を施行。

外国人材の受け入れ拡大へ
大きく、かじを切りました。

≫一方、積極的に
外国人労働者を受け入れてきた

欧米の国々では今、社会に
深刻な分断が生まれています。

(シュプレヒコール)

≫私たちは外国人が
さらに求められるであろう

令和の時代を
どう作っていくのか。

きょうは、日本で働く外国人や

外国人を雇用する経営者など

未来の日本の姿を
先取りする40人と

インターネットでつながり
本音で議論します。

≫日本人が冷たいと
いつも感じているんです。

高瀬≫よぎさんが怒ってます。

≫40人の声を受け止めるのは
国の政策決定に関わった有識者

政令指定都市の市長

人権問題に取り組む弁護士。

外国人受け入れ政策の
最前線に立つ当事者の4人です。

「第二の開国」といわれた
外国人受け入れ拡大に踏み出して

まもなく1年。

令和の日本の姿を
徹底的に考えます。

高瀬≫「令和未来会議」。

主役は、こちらの40人の
スピーカーの皆さんです。

外国人との暮らしの中に
身を置く

いわば日本の少し未来を
先取りした方々ともいえます。

皆さん
どうぞよろしくお願いいたします。

議論の準備は
よろしいでしょうか。

スタンプで、お答えください。

ありがとうございます。

きょうはですね
40人の皆さんに発言に加えて

こうしたスタンプ

それからメッセージでも意見や

意思表示をしてもらいます。

それを受け止めるのはですね
こちらのスタジオにいる

4人の皆さんです。

この問題の政策決定に
強い影響力を持つ方々です。

4人の皆さんには政策提言を
していただこうと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

まず私たちは大胆に
あえて2つの選択肢を

設定しました。こちらです。

「外国人を
限定的にしか受け入れない」。

そして「外国人を
より積極的に受け入れる」。

40人の
スピーカーの皆さんに伺います。

意見のある方、緑のスタンプ
挙手をお願いいたします。

いかがでしょうか。

次々に上げていただいていますね。

それではですね、まずは

岡崎さんに伺いましょう。

埼玉県川口市の団地で自治会の
役員を務めていらっしゃる

ということですが

5000人の住民の方のうち
半分が中国人の方

ということですけれども。

岡崎≫やはり外国人住民の方が
隣に住み始めると

どうしても日本と母国の違いが
顕在化するんですね。

何かというと
例えば騒音の話ですけども。

日本人の方は
夕食を召し上がったあと

外に、あまり出られないんですが

外国人の方の中には
夕食、召し上がったあと

外に出る方もいて
夜10時、11時でもですね

騒音が起きて
うるさいっていうこと

これ、実際あるんですね。

こういう違いが
顕在化しやすいので

やっぱり地域としては

なかなか限定的がいいかな
というふうに思っています。

高瀬≫この岡崎さんの
意見について

皆さんの意見を
聞きたいと思うんですが

赤、黄色などのスタンプでも
表していただけますか。

黄色のスタンプの方も多いですね。

そして
赤の方もいらっしゃいます。

あ!厚切りジェイソンさん
赤ですね。

きょうはスピーカーとして
参加してくださってますが

いかがですか?

高瀬≫解決策があるんじゃないか
ということですよね。

その生活習慣の違いについては。

高瀬≫岡崎さんと同じ団地に
住んでいらっしゃる方が

いるんですね。
楊さん、どうでしょうか?

中国人の立場として。

高瀬≫外川さん、手を
上げてらっしゃいますけれども。

高瀬≫前潟さんは
そういった外国人の方との

関わり合い、多く
持っていらっしゃいますけども

いかがですか?

高瀬≫竹内さんにも
聞いてみましょう。

高瀬≫田中さん
赤の怒りスタンプを

出してらっしゃいましたけども。

田中≫はい。基本的にはですね

やはり今、受け入れ態勢の
整備が整っていない。

さらに支援をする人材も
足りていないというような中で

やはり無責任に
数だけ増えていくというのは

ちょっと違うんじゃないかな
というふうに感じています。

高瀬≫さあ、外国人の皆さんを
限定的に受け入れるのか

それとも積極的に受け入れるのか。

それを考えるうえで

国民の皆さんがどう思ってるのか
紹介しましょう。

赤木≫ではNHKが
去年、行った意識調査を

見ていきたいと思います。

外国人が増えることで
どのような変化があると思うか

尋ねました。

すると肯定的な意見もあります。

「人手不足の解消につながる」
ですとか

「新しい考えや文化が
もたらされる」という一方で

こちら
「犯罪が増える」という意見が

54%、半数以上ありました。

また「日本文化が損なわれる」

「日本人の仕事が奪われる」
といった声も聞かれました。

高瀬≫後藤さん、不動産契約など

外国人の方の暮らし
サポートされてますけれども。

後藤≫…というふうに思って

ちょっと
意見をさせていただきます。

鈴木≫よろしいですか?

浜松なんかもですね
非常に製造業の町なんで

一気に日系の人が増えてですね

当初は混乱しましたけども

30年間、今まで
共生の施策を積み上げてきた結果

かなりですね、きちっとした
共生社会が作られてるんですね。

先ほどの犯罪
心配だっていうこと

ありましたけども

浜松は政令指定都市の中で
最も犯罪が低いんですね。

ですから

きちっと共生が実現してれば

決して外国の方がいるから
犯罪が増えるってことは

ないんですね。

高瀬≫指宿さんは

どういうふうにお考えですか?

指宿≫治安が
悪くなるかどうかというのは

外国人が
増えるかどうかではなくて

貧困の問題とか
社会の中で分断や差別や

搾取が起こることで
犯罪が増える。それは、だから

外国人かどうかではないと
思います。だから

どういう受け入れ方をして

どうやって外国人の方の
人権と権利を守るか。

それが大事なことだと思います。

高瀬≫江戸川区議会議員の
よぎさんは

先ほどからスタンプ
押していらっしゃいますが

いかがですか?

≫「限定的か」
「積極的か」という

私たちの議論の進め方に
違和感を持った

インド出身の、よぎさん。

まずは
今、日本で暮らす外国人の

支援態勢を考えることが

未来につながると

番組冒頭から
メッセージを投稿していました。

赤木≫「仲よく
暮らしていくために

さまざまな対象者を
想定しなければならない。

祭りなどの
爆竹のような交流ではなく

常に交流する方法を

個人、コミュニティー、行政で
模索していくべきだ」

というような意見を
いただきました。

また、新美さん。

「受け入ればかりで
地域は全く追いついていません」

というような現状を
おっしゃっています。

高瀬≫今の新美さん
ちょっと伺いましょう。

新美≫私ども、いつも地域で
いろいろ活動しているんですが

外国の人たち、とても困ってます。

何に困っているかというと

何も分からないので
困ってるんですが

それを助ける日本人が

どうやって助けていいかが
分からないので

地域の人たちも

どう接していいか分からない
っていう状況だと思います。

高瀬≫岡部さん、海外では

そういった、多く移民を
受け入れてる国なんかで

どのような
距離感というんですかね

そういったことが
起きていますか?

岡部≫やはり
そこは世界どこも共通していて

非常に外国人に対して積極的に
関わっていこうとする市民と

そうではないという市民と
いると思うんですね。

ただ、ここで申し上げたいのが

仮にですね、今の時点で
ちょっと、ちゅうちょするとか

なかなか外国人との
積極的な交流ができないという

人がいたとしても

それはそれで責められる
問題ではないというか。

つまり、われわれが生まれてから
ずっと、この国に住んでいて

ある日、突然、外国から
人が隣に住むようになった

というときにですね、それに

どう対処するかっていうときには
少し心情の変化が起こるまで

待ってあげてもいいんじゃ
ないかなっていう気はします。

高瀬≫今度はですね

中国出身の留学生の張さんにも
伺いますけれども。

張≫以上です。

赤木≫ちょっと
よろしいでしょうか。

「日本人と外国人が仲よく
暮らしていくために

文化と、ことばの壁を
乗り越えないといけないですね」。

「日本語を勉強しないと」と

ベトナムからお越しの
トアンさんが

言っていらっしゃいますし

こちら、ナバロさん。

「語学の勉強と仕事の両立が
とても大変です。

また、仕事中に日本語で意思疎通
できなかったときが大変です」と

やはり日本語の難しさは、皆さん
痛感していらっしゃるようです。

≫40人のスピーカーからは

外国人への支援の中でも
ことばの問題が

特に重要だというメッセージが
相次ぎました。

ニコラス≫働きますよって
思ったときに…

高瀬≫そういった
すれ違いというか、なかなか

組み合わさらないってことって

今、全国各地で

起きてるんだろうな
という気もしますけれども

赤木さん、お願いします。

赤木≫日本語の文化を
まず理解しないといけないという

さらに先のステージのお話も
あったんですけど

そもそも子どもの日本語教育
足りていません。

こちらをご覧いただきましょう。

学校に通っていない可能性がある
外国人の子どもは

2万人近くいるとされています。

学校に通っていてもですね

日本語で日常会話を
することができないなど

日本語のレベルが
一定の水準に達していなくて

指導が必要だとされる子ども

どんどん上がっていきまして
5万人余りいると

いわれているんです。

高瀬≫高橋さん
労働力を海外から

正面から受け入れるというふうに
かじ切ったわけですけれども

そういったときにも
子どもたちのですね

そういった教育とか
不就学といったことっていうのは

想定や議論というのは
されたんですか?

高橋≫してます。これは外国人の
労働者のことだけじゃなくて

日本に住んでおられる方全体
外国人の全体に対して

そういう体制を今、一生懸命
まずは実態把握して、それから

体制を整えるべくやっています。

ですが、まだ、なかなか体制が
整ってないというのは

事実だと思いますし

政府が考えている以上に
日本語教育ってものに

もっと力を入れないといけない
と思いますね。

高瀬≫国として
できることというのは

どういったことですか?
やっぱり財政ですか?

高橋≫そうですね。
自治体ごとに差がありますので

頑張っておられる自治体を
より支援すると同時に

体制が整わない自治体に対しては

財政支援を中心にして
整えていく。それから

例えば人が少ない、あるいは
空白地域といいますかね、あまり

子どもがいないようなところでも
例えば遠隔教育をやるとか。

これもお金、必要ですけれども
ハイテクなんかも使って

体制を整えていく。そのために

政府がお金を使うってことは

必要だと思いますね。

高瀬≫今ですね
よぎさんが怒ってます。

よぎ≫もう、かなり怒ってます。

≫よぎさんは
来日して20年余り。

日本で暮らす外国人の
相談に乗ってきました。

これまでの国の政策は

現場の実態が反映されていないと
感じています。

高瀬≫高橋さんには
厳しい意見が、よぎさんから。

高橋≫政策のスピードが
たぶん遅いんだと思いますね。

特定技能の制度を作るときに

共生社会、作るっていうことで

日本語の問題とか、それから
地域の問題とか、いろいろ

取り組みのメニューを作りました。

今、実行しようとして
一部は、実行しています。しかし

スピードが遅いってことは
否めないと思いますね。

現実に外国人の方が、たくさん
暮らしてらっしゃるわけですから

早くスピードを持って政策を
打っていかなくちゃいけないのは

間違いないと思います。

ただ何も考えてないわけじゃ
ないです。成り行きではないです。

やろうとはしています。それは
間違いないと思うんですけど。

岡部≫よろしいですか?

私もね、同じ会議に
入っているんですけれども。

なので、今の批判の責めも
責められるべき立場では

あるんですが、微力ながら
申し上げてるのは

外国人の方のためだけの施策を
何かゼロから

打ち立てようと思っていても

高橋さん、おっしゃるように
時間も足りないし

なかなか予算も足りないと。

高橋≫何度も言い訳しますけども
今、やろうとはしています。ただ

スピードは問題だろうと思います。

≫スピーカーの多くが
現在の支援策は

外国人を受け入れていくうえで
十分でないと主張しました。

その主張を
政策決定の議論に関わってきた

高橋さんや岡部さんも
認めざるをえませんでした。

次は今回の議論の核心である
受け入れ制度の在り方について

40人のスピーカーとゲストが
意見を、ぶつけ合います。

赤木≫まず国の方針としては

医師や大学教授など
専門的な知識や技術を持つ人は

積極的に受け入れるとしています。

ところが原則、単純労働者は
受け入れないとしているんですね。

でも、実態は技能を学びにきた
技能実習生ですとか

留学生などが、現場で
さまざまな仕事を担っているので

国の名目と実態が
ずれているという状況が

続いてきました。

≫この技能実習制度をめぐっては

海外への技術移転など
国際貢献につながっているという

評価がある一方で…。

最低賃金以下の労働や
転職の自由がないことなど

人権侵害という
根強い批判もあります。

赤木≫こうした中、こちらですね。

特定技能というものを
新設したんですけども

去年、作ったもので

初めて働くことを目的にした
在留資格を作ったんです。

介護、農業、飲食など

14の人手不足が深刻な業種に
限定していて

外国人を正式に労働者として
受け入れることにしたんです。

高瀬≫この技能実習生というのが

この外国人を受け入れる
制度の中で最も議論される

よく議論されるテーマだと
思うんですけれども。

今回の特定技能の在留資格を

作るにあたって、この技能実習は
なくさなかったんですね?

指宿さん。残った。

ここに、やっぱり、すごく
問題意識を持ってらっしゃる…。

指宿≫私は、そこが大きな
問題だと思います。せっかく

特定技能を作ったんですから

これだけ問題ある
技能実習制度はやめて

特定技能で
きちっと受け入れればいい。

今からでも間に合うので
技能実習制度をやめて

特定技能に
一本化するべきだと思います。

高瀬≫その技能実習の
是非については

これから議論していこうと
思うんですけれども。

高瀬≫ありがとうございます。

では、実際に技能実習生を
受け入れている方にも

伺ってこうと思います。
梅原さん。

高瀬≫なるほど。期間限定で
しっかりお金を稼いで帰る。

その目的で来ているから

現状の制度の枠組みの中で
受け入れていることについては

梅原さんご自身は
満足しているということですか?

梅原≫いいと思います。

高瀬≫鳥井さんは
技能実習制度

反対あるいは怒りという
マークだったんでしょうか。

高瀬≫高橋さん、国の本音は

そうやって、どうぞ来てください。
稼いだら帰ってください

っていうことなんですか?

高橋≫いわゆる永住していただく
っていうところまでストレートに

考えてるわけではないと思います。

ただ制度的に

例えば特定技能の制度は
5年ですけども

そのあと2号になれば
また、いられますので

そうすると10年、住んでいれば

永住権にも道が開けてきますので

全く否定してるわけでは
ありません。しかし、やっぱり

基本的に制度としては
数年間、働いていただいて

帰ってくってことが
前提になってるのは

間違いないと思いますね。

≫技能実習に加えて
去年、新たに設けられた

在留資格・特定技能。

国は技能実習から移行する人が
多くを占めると想定しています。

特定技能1号の対象は14業種。

滞在できる期間は最長5年で

家族を連れてくることは
認められていません。

一方、在留期間に上限がなく
実質、永住につながる

特定技能2号。

家族を連れてくることは
認められていますが

2業種に限定されています。

国は今年度
最大で4万7000人余りを

見込んでいましたが

1号の資格を取得したのは
3700人余り。

2号は、いまだゼロです。

高瀬≫ニャットさんに
伺いますけれども

去年、技能実習生から特定技能に
移行ということですけれども

ニャットさん、特定技能になって
その資格になって

満足していらっしゃいますか?

高瀬≫なるほど。
ありがとうございます。

トアンさんにも伺いましょう。

ベトナム出身で
去年、特定技能に移行されました。

高瀬≫勅使河原さんですね。

8人の実習生を
受け入れていらっしゃいますが

特定技能への移行
そういったことは

考えていらっしゃいますか?

川端≫特定技能に関しては…。

登内≫長い間、人で苦労してきた
会社でございます。

それで都会と違って
信州、長野県なもんですから

遠隔地で、そういったところに
人を呼ぶということは

大変だったんですけど

今回、たまたま
特定技能という制度ができて

ベトナムにお伺いしてですね

9人ほど
来ていただくようになりました。

これからは
特定技能の皆さんをですね

さらに、だんだん増やしていって

われわれ日本人と同じような形で
対等にですね

人と人との信頼関係を
作っていくという形でいけば

うまくいっていくんじゃないかな
というふうな感じがしております。

≫外国人受け入れ制度は
どうあるべきか。

スピーカーの中には
これまでの政策は

雇用の調整弁だったとして

不信感を持つ人もいました。

赤木≫こちらを
ご覧いただきましょう。

まず、本格的に
外国人労働者を受け入れた

スタート地点ともいえるのが
1990年です。

バブル景気で工場などの現場での
労働力を確保するために

日系ブラジル人などが
定住して働けるようになりました。

その後、バブル崩壊を経て

技能実習生ですとか

留学生30万人計画などで

日本で働く外国人が
増えていきました。

国は、さまざまな名目のもと
外国人の就労を

認めてきたんですね。

ところが
リーマンショックが起きて

景気が悪化します。

国は方針を転換し
日系ブラジル人など

2万2000人余りが
帰国を迫られました。

そして再び人手不足となった去年

特定技能がスタートしました。

しかし、国は人手不足が
解消されれば、受け入れを

やめるとしているんです。

高瀬≫宮城ユカリさんに
伺おうと思うんですけれども

日系ブラジル人で
宮城さん自体は

8歳で来日したということですが。

高瀬≫「使い捨て」という
ことばが出ましたけれども

神部さんに伺います。

神部さんは
外国人の方が多く加盟する

三重県の労働組合の書記長で
いらっしゃいますけれども

加盟する外国人労働者の皆さんの
使い捨てということに対する

不安というものは
神部さんは感じてますか?

神部≫はい。感じていますね。

やはり…

高瀬≫これは
浜松鈴木市長がお越しですので

これまで、この国は

そういった日系ブラジル人
あるいはペルー人の皆さんとか

使い捨てにきたんじゃないかと。

鈴木≫受け入れ側と
例えば、働く側が合意して

一定の条件が整えばですね

期限を、もっと延ばせるような

あるいは、もっと
特定技能2号の枠も広げてですね

そういう道を制度として
担保していかないと

また私は同じ、てつを
繰り返すんではないかな

という危惧はしています。

高瀬≫先ほどから
手を上げてくださってます

川崎さん、お待たせしております。

ベトナム人の高度人材を中心に
日本の企業に

紹介されているということですが。

川崎≫よかったです。ずっと
指されないかと思ってました。

高瀬≫ありがとうございます。

指宿さんですね
これまで、ともすると

また使い捨てというような形に

ならないかというような
懸念みたいなものは、今も

根強くあるということなんですが。

指宿≫それは残念ながら
ありますね。

やっぱり、外国人労働者は
安くて便利で

文句を言わずに働いてくれる。

こういう捉え方をしてる
企業も多いし

また、それを許してしまう状況が
あるんだと思います。

送り出し国の段階で
多額の費用を取られて

その借金を返すために
何があっても

働き続けなければいけない。

奴隷のような状態でも
辞められない。

そういう状態で
働かせるというのは大きな問題。

もう、あってはならないことだし

ここをやっぱり
メスを入れなければならないと

思っています。

高瀬≫高橋さん、なかなか
厳しい状況にあるんじゃ

ないかなとも思うんですが。

高橋≫そうですね。そもそも
今回、特定技能っていう制度を

新たに作ろうとしたのも

やっぱり技能実習が
ものすごくゆがんでしまっている。

先ほどから
何回も指摘がありますけども

もともと国際貢献の仕組みなのに

日本の労働力の需給調整に
使われている。

これは制度として、ゆがんでる。

かつ、ゆがんでるところで
いろんなブローカーが暗躍して

実習生を搾取するとかってことが
起きている。したがって

私は、ここは、制度をやめるか

本来の国際貢献に戻すか
どちらかだと思います。

高瀬≫なぜ、それが
できなかったんですか?今回。

高橋≫そんたくしますとですね

実習生の方
今、いらっしゃるので、まだ。

この方たちが
特定に移っていくっていうことを

一つ考えたのと、もう一つは

特定っていう制度が、まだ、今
交渉中のところも

たくさんあるので、すぐには
立ち上がってこないから

すっぱりと技能実習を
やめるってわけには

いかなかったのかな
っていう気はしますけども…。

高瀬≫今の高橋さんので
納得されましたか?

指宿≫私は、だから
鳥井さんと同じで

1分1秒でも早く
すぐに廃止するべきだと思います。

もちろん
今、技能実習やってる方に

帰れって言うのは酷なので

そこはスムーズに
特定技能に移せばいいだけの話で。

あと、先ほど
誰かおっしゃってましたけど

5年間、終わって
次の2号にいける制度なのに

14業種のうち
2業種しか移行できない。

これが大きな問題で

すべての14業種で
2号に行けるようにする。

つまり、定住への道を
開くべきだと思います。

それから、5年間ずっと1号で
いなきゃいけないわけじゃなくて

2年ぐらいで2号に移行して
家族も呼べる。

そういうふうにするのが
やっぱり、いい形ではないかと

思います。
高瀬≫改めて、高橋さん。

高橋≫技能実習は、とにかく
ちゃんとした制度にするか

やめるってこと、私も賛成です。

いつやめるかって問題は
あると思いますけども。

高瀬≫それは、もう
そう遠くないうちにくる?

高橋≫やらなくちゃいけないと
思いますね。私、議論しないと

いけないと思います。

高瀬≫今、実態に合ったものに
変えていくべきなんじゃないか。

その方向性自体には、皆さんから
賛同いただけますでしょうか?

スタンプで、お答えください。

≫「技能実習制度は廃止を含めて
抜本的に見直す」という

ゲストの発言に

40人のスピーカーの多くが
スタンプで賛同の意を示しました。

外国人の受け入れをめぐっては

こんな気になるデータも
あるんです。

赤木≫外国人にとって
魅力的な国ランキングです。

OECDが待遇や
生活環境などの項目で

各国を評価したところ

高学歴労働者では
日本は35か国中25位。

また、留学生でも
25位となっています。

ここ数年、人手不足に悩む各国が

アジアを中心に人材獲得競争を
繰り広げていまして

日本は、より厳しい状況に
立たされています。

高瀬≫トゥブシンバトさん
手を上げてくださっていますが

モンゴル出身で、2010年に
来日されたということですが

いかがでしょうか?

高瀬≫なるほど。

受け入れる姿勢を
しっかり提示するということは

それは選んでもらう際の
有力な条件にもなっていくと

思うんですけれど。

外国人の受け入れをですね
積極的に進めることで

全国から注目されている
自治体があります。ご覧ください。

≫少子高齢化と
若者の流出に悩んできた

北海道東川町です。

人口8300の、この町で

ここ数年
外国人が急増しています。

その数は今、388人。

中には介護士として働き
永住を考える人も出てきています。

≫外国人の多くは留学生です。

5年前、町がみずから
日本語学校を作り

呼び込みを図ったのです。

≫起立、礼。
一同≫始めます。

≫設立のために
投じた額は10億円。

≫留学生は半年、または1年の間
ここで日本語を学びます。

≫どこから来ました?

≫11の国と地域から
留学生が集まり

常に300人以上が
暮らすようになりました。

多くの留学生を
集めることができた背景には

ある秘密があります。

≫やっぱり安いんですか?

≫授業料や寮費
年間およそ160万円のうち

半分を
町が負担することにしたのです。

生活費も手厚く補助。

このカードを使えば町内の商店で

毎月8000円分の
買い物ができます。

≫さらに、人手不足に悩む
介護士の道に進む留学生には

より手厚い支援を用意しています。

≫道内の施設で
5年間、働くことを条件に

授業料と寮費、年間250万円が
全額免除されるのです。

こうした留学生を
受け入れるための予算は

およそ4億2600万円。

その8割は国の交付金を
利用しています。

町に外国人が増えたことは

地域の経済にも
よい影響をもたらしています。

地元のスーパーは留学生を
アルバイトとして雇うことができ

人手不足を解消しました。

≫留学生たちが買う食品や日用品。

店の売り上げは
3割近く伸びました。

≫町は留学生による消費の増加を

町全体で
年間およそ2億3000万円と

見込んでいます。

高瀬≫思い切った方針転換

思い切った受け入れに
かじを切った東川町ですけれども

その松岡町長が

お越しくださっています。

その手応えですとか
あるいは課題、どのように

感じていらっしゃいますか。

松岡≫手応えはですね
今、報道していただいたとおり

町民の皆さん方、あるいは
町の経済に大きく貢献をしている

ということでございます。

私たちの課題としては
こうした学生を安定的に東川町へ

入ってきていただくような

そういう体制というものを

しっかりしていきたい
というふうには考えています。

まず対話であるとか
信頼の輪とか融和

そういったものを

農村だからできる
そういうものを

ベースにいたしまして

東川の住民も
彼らも東川人だと言えるような

そういうまちづくりを
目指していくということが

大きな課題になっていると
思っています。

高瀬≫ノルウェー
松木さんは今、どう見ましたか?

高瀬≫浜松の鈴木市長

東川町は
町の規模は違いますけれども

かなり思い切った政策だと
思うんですが

こういったことっていうのは
各地で可能なんでしょうか?

鈴木≫これは全国津々浦々
これ、できるとは

思えないんですけれども

一つ、地方創生の
特徴ある取り組みとしては

私は、ありかなとは
思いますけども

たぶん、これ特別交付税で
措置されると思うんですけれども

持続的に財政措置が
されていくかどうかっていうのは

ちょっと懸念はされるんでは
ないかというふうに思いますね。

高瀬≫それでは田村さん、日本が
選ばれなくなるんじゃないか

という不安に対しては
どのように

こうしていったらいい
というふうに思いますか?

高瀬≫ありがとうございます。

今、メッセージにですね
田中さんや、それから川崎さん

意識改革の必要性ですとか

上から目線なんじゃないかと
そうした意識の部分の

ご指摘くださってますね。

川崎さんから伺いましょう。

川崎さんは、やはり、その目線
そういったところに

問題意識を持っていらっしゃる。

川崎≫本質的に
考えなくてはいけないのは

日本、そして、さらに会社さんが

優秀な外国人にとって
どうやって魅力的な会社として

日本、国になるのかっていう

議論が抜けているので

そのところが、やっぱり
一番いけないのかな。

まさに最初に言った
日本人の意識という

外国人に対して

日本が親、ASEANが子
みたいな考えを意識で

どっかで持っているというのが
あるのかなと思いました。

高瀬≫田中さんも同様の意見で
いらっしゃいますか?

ジェイソン≫使い捨てみたいな
ことばが

いっぱいあったんですけど
そういうような使い方しか

外国人受け付けないのであれば

来ようと思う人が、どんどん
減っていくと思うんですよね。

何のために外国人が来るのかを
なんで日本人は考えていないのか。

「Why Japanese
people?」

と言えばいいのね。

≫日本の少し先の未来を生きる
40人の熱い思いを受け止めた

4人のゲスト。

今後、日本に何が求められるのか
提言しました。

高瀬≫指宿さん
きょうの意見を聞いて

こうしていきたい、ありますか?

指宿≫受け入れ制度を
整備しなければいけない

ということだと思います。

何度も言ってますけど

技能実習制度を廃止して
特定技能に一本化する。

それだけでは、だめで

ブローカーが関与して
外国人労働者を

食い物にしてるんですね。

年収の何年分もの、お金を取って
それを借金させて日本に来てる。

これをやめさせるべきです。

これをやらないと
来てくれる人がいなくなります。

だから、リクルートのためにも
ここは絶対、改革しなければ

いけないと思います。

日本に来た外国人労働者が

ちゃんと人権と権利が守られる
そういう状況を作る。

これが第一歩として
大事なことだと思ってます。

高瀬≫続いて
浜松市の鈴木市長はいかがですか。

鈴木≫私どもは30年間ね

多文化共生に
取り組んでまいりました。

もちろん、まだ日本の問題とか

労働環境の問題とか

生活習慣の問題とか

課題がなくなったわけでは
ないんですけども

課題解決型の多文化共生から
一歩先へ進もうというふうに

今、考えてまして

国籍とか性別とか年齢とか
そうしたものにとらわれずに

すべての人が暮らしやすい

そういうユニバーサル社会を
目指していきたいというふうに

考えております。

岡部≫他国の失敗から
学ぶというのも非常に重要で

アメリカや、それから
ヨーロッパの国々で起こっている

移民排斥の動きですとか

あるいは社会摩擦というのは

もちろん一方には非常に極端な
考え方の人々がいるということも

問題ですけれども

他方で、一般の人々
最初に言いましたけれども

外国人が近くに住む
ということについて

まだ慣れてないような人々の
意見というものを

あまりにも聞かなすぎた
ということも

あるんだと思うんですね。

一般の日本人の中で
それは同意できるよとか

それは同意できないよ
というような意見も

あると思うので
率直に意見交換をして

摩擦の中から、一つ一つ丁寧に
対応していくっていうことが

必要だと思います。

高瀬≫高橋さん、お願いします。

高橋≫制度の問題、それから
地域社会の役割の問題と

あると思いますが
私は、やっぱり企業にも

大きな責任があると思うんですね。

というのは、やっぱり
今まで日本の企業というのは

高度人材とか専門家を
外国人として受け入れる

ということは、やってきた。
だけど今企業が受け入れたいのは

日本人が足りないから
日本人の代わりをしてくれる

外国人ということです。
でも、だったら、ちゃんと

日本企業の中で外国人の方が
キャリアを作って

自分の将来が見通せるように
日本の企業の在り方も

変わらなくちゃいけない。
日本の企業の風土とか文化が

今、変えようってことで
働き方改革をやってますけれども

外国人の方がどうやったら幸せに
企業の中で働いていけるか

っていうことを私は
行政の問題もありますが

日本の企業も一緒に考えなくちゃ
いけないんじゃないかってことを

思いましたですね。

高瀬≫皆さん、きょう4人の方が
今、私は、これから

こうしていくということで
決意表明いただきましたけれども

この4人の皆さんの意見について
スタンプいただけますでしょうか。

いかがですか。

はい、もしかしたら
条件付きの賛成ということかも

しれませんけれども
皆さんから、そのエールを

いただいたというふうに
受け止めたいと思います。

スピーカーの皆さん、本当に
きょうはありがとうございました。


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