クローズアップ現代+【新型ウイルスは】軽症と重症の分かれ目・診察した医師証言・自分自身の身を守るために…


出典:『クローズアップ現代+▽【新型ウイルスは】軽症と重症の分かれ目 診察した医師証言』の番組情報(EPGから引用)


クローズアップ現代+▽【新型ウイルスは】軽症と重症の分かれ目 診察した医師証言[字]


最前線の現場をルポ▽症状はどう進行?感染を広げないために何が必要?重症者の受け入れ体制は?救える命をどう守る?▽自分自身の身を守るためにできることは?


番組内容

マスク・消毒用アルコール・手洗い・うがい…具体的にどうすべき?▽専門家会議が「この1~2週間の動向が、国内で急速に感染が拡大するかどうかの瀬戸際」とする見解を公表して1週間あまり。見えてきた効果と課題、最新情報を詳しく▽時差出勤・テレワーク・イベントの中止・休校…広がる影響。今後の見通しは?▽医療体制は守れるか?現場の混乱と訴え

出演者

【キャスター】武田真一,【ゲスト】東北医科薬科大学特任教授…賀来満夫,【リポーター】合原明子,栗原望


『クローズアップ現代+▽【新型ウイルスは】軽症と重症の分かれ目 診察した医師証言』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

クローズアップ現代+【新型ウイルスは】軽症と重症の分かれ目
  1. 感染
  2. 検査
  3. 武田
  4. 賀来
  5. 必要
  6. 患者
  7. 感染拡大
  8. 週間
  9. 治療
  10. 対応
  11. 感染者
  12. 新型ウイルス
  13. 対策
  14. 分析
  15. 確認
  16. 重症
  17. 専門家
  18. 病院
  19. ケース
  20. 医師


『クローズアップ現代+▽【新型ウイルスは】軽症と重症の分かれ目 診察した医師証言』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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武田≫新型ウイルスに感染し
重篤な肺炎になった70代の患者。

治療現場にカメラが入りました。

肺の機能が著しく低下したため
特殊な装置で

血液に酸素を溶け込ませる治療が
続けられています。

これまでに10人以上の
感染者の治療に当たった医師。

語ったのは新たに分かってきた
新型ウイルスの特徴です。

武田≫さらに国の専門家チームの
最新の分析から

感染を拡大させるメカニズムも
見えてきました。

今、専門家が注目しているのが
北海道。

一体何が起きているのか。

この展示会場では
きょうの午後5時までに

10人の感染が確認されています。

感染の要因になったと
見られるのが屋内の閉鎖空間です。

武田≫果たして感染は
どこまで広がっているのか。

国の分析を行った専門家の
シミュレーションでは…。

武田≫感染拡大を防ぐ
「瀬戸際」と言われる今

何が必要なのか。

対策の最前線からの
最新報告です。

≫東京・墨田区では
医療機関と連携し

先月末からPCR検査を
拡大してきました。

検査と合わせて
今、力を入れているのが

感染の疑いのある人への
行動調査です。

もしその人が陽性だった場合

すぐに感染拡大防止の
手が打てるようにするためです。

≫体調を崩した日から
2週間さかのぼり

本人から、立ち寄った場所や
接触した人など

細かく聞き取り調査を行います。

接触した一人一人からも
話を聞き

必要に応じて外出の自粛や
衛生管理の徹底を促しています。

≫行動範囲が区をこえていても

他の区と情報を共有しながら
調査を進めていきます。

もし検査をした人が
陽性だった場合

濃厚接触が疑われる
すべての人の健康状態を

区は2週間、注視し続けます。

合原≫厚生労働省です。

感染の拡大を防ごうと
このようにですね

クラスター対策班を設置して
日々分析を進めています。

≫今回、クラスター対策班で
データ分析を主導している

専門家が取材に応じました。

北海道大学の西浦博教授です。

全国の分析により

感染の広がりの特徴が
見えてきたといいます。

西浦さんたちは
110人の感染者を分析。

その結果
75.4%にあたる83人が

誰にもうつしていないことが
分かりました。

≫では、感染は
どう広がっているのか。

2人以上にうつしていた11人を
詳しく分析しました。

すると、ほとんどのケースが

屋内の多くの人が集まる
閉ざされた環境で起きていました。

そうした状況が起きたのが
北海道・北見市です。

栗原≫北海道の北見市です。
先月この場所で行われた

イベントの参加者が
相次いで新型コロナウイルスに

感染していることが
明らかになっています。

≫体育館ほどの大きさの
屋内施設で行われた

住宅設備関連の展示会。

販売員や一般客など

およそ700人が参加したと
いいます。

そのうち10人の感染が
明らかになっています。

今回、夫婦で販売員として参加し
夫が感染した女性に

当時の状況を聞くことが
できました。

≫さらに訪れた客からも
話を聞けました。

≫西浦さんたちの分析では
北海道以外でも

1人から9人に感染が広がった
ケースや

12人に広がったケースなど
クラスターと呼ばれる集団感染が

閉鎖空間で相次ぎ発生している
ことが分かりました。

≫さらに、西浦さんは
移動の多い人たちによって

こうしたクラスターの連鎖が
起きているのではないかと

危惧しています。

北見市で行われた展示会では

北海道内の都市部からも
人が訪れていました。

≫西浦さんは、札幌など都市部で
移動の多い人たちがつくる

見えないクラスターが

今後さらに感染を広げる可能性も
指摘しています。

そして、この現象は
北海道だけでなく

全国どこでも
起こり得るといいます。

≫感染拡大をどう防ぐのか?

課題となっているのが
検査体制です。

先週、大阪のクリニックを訪れた
20代の女性です。

6日前から38度以上の熱と
激しいせきが続いていました。

≫X線検査を行ったところ
肺炎の症状も見られました。

≫医師は保健所などに連絡を入れ
検査の必要性を訴えましたが…。

≫女性が検査を断られた背景には
検査体制の限界があります。

大阪府で

1日に検査できる数は90件。

検査の依頼が殺到する中
高熱や肺炎の症状があっても

対応できないケースが
相次いでいるのです。

≫検査数が限られている中
感染拡大をどう防ぐのか?

注目されているのが
医師や入院患者など

11人の感染が確認された
済生会有田病院のケースです。

対策の陣頭指揮をとった

和歌山県の職員
野尻孝子技監です。

感染拡大を
最小限に食い止めるため

まず行ったのが

検査の順番に優先順位をつける
トリアージでした。

≫検査を最優先したのは

最初に感染が確認された医師と
濃厚接触していた同僚。

国の基準にはない
無症状の人も対象としました。

次に行ったのは、入院患者の検査。

医師が勤務していた
3階の病棟に加え

ほかのフロアでも実施することで

患者などを通して感染が外に
広がらないようにしました。

さらに、病院関係者だけでなく

感染者の家族や知人にも
検査の対象を広げていきました。

しかし、和歌山県が
1日に検査できる数は40件。

すべての検査を自力で行うのは
困難でした。

≫大阪府など
ほかの自治体にも協力を求め

検査体制を拡充。

これまでに700件以上の
検査を実現したのです。

野尻さんは
国の基準にとらわれない

徹底した検査と
自治体どうしの連携が

感染拡大を最小限にとどめたと
考えています。

≫感染拡大を防ぐために
今、何が必要か?

スタジオでさらに深掘りします。

武田≫この1、2週間が

感染拡大を抑えられるかどうかの

瀬戸際。
そんな見解を専門家が示してから

1週間が経過します。
感染症対策の専門家の

賀来さん。
感染の特徴としては

これまでこんなことが
分かってきているわけですが

では、今何をすべきなのか
まずここはどうでしょうか。

賀来≫人の行動がかぎになると
思います。

屋内の閉鎖空間という環境を
できるだけ避けることですね。

それから、うつしやすいような
要因を

できるだけ避けていくことだと
思います。

武田≫軽い人がどんどん移動する
ということが。

賀来≫これもですから
若い方は

できるだけ

奥外での活動を
少し控えていただきたいというこ

とに
なっているんだと思います。

武田≫VTRの中で
新型インフルエンザとは

性質が違うようだということも
おっしゃってました。

専門家がおっしゃってましたけど
これはどういうことだと。

賀来≫やはり
インフルエンザに比べて

コロナウイルスが
環境中に残りやすいんだと

思うんですよね。
ですから環境の中で

長く生きていける。
そういったものの中で

環境要因というものが

非常に重要になってくるんでは
ないかということを

示しているのではないかと
思います。

武田≫ということは
こういった環境の中に

長く残りやすいと。

賀来≫ですから
そこで感染を受けやすい

広げやすいということに
なるんだと思います。

武田≫一方でこちらを
ご覧いただきたいと思うんですが

これは、日ごとに確認された
感染者数です。

この2週間で新たな感染者が
続々と見つかっていまして

きょうの午後10時現在

きょう1日で
15人確認されています。

これを見てどうなんでしょう
すでに

対策は始まってますけれども
ふえているのか

減っているのか。
どんな傾向だと思いますか。

賀来≫25日に
政府の基本方針が

発表されましたね。
15人ですから

下がっているように
見えるんですが

まだまだ約1週間たってますが
この1週間いわゆる3月の中旬

さらにもう2週間
やはり3月いっぱい

私たちは注意する
いわゆる今の行動を

しっかりと考えて
感染拡大を防いでいくような

行動を行っていくということが
必要だと思いますね。

武田≫ということは、まだこの
対策の効果というのは

見えてないと思いますね。
武田≫それはあれですか。

確認されるということと

発症の

感染のタイムラグがあると
いうこともありますか。

賀来≫時間的なずれが
あるということですね。

武田≫そして、VTRで和歌山の
例を見ますと

このクラスターを封じ込めるため
には

感染が疑われる人まで
検査を拡大して

実態を把握することが
大切だということも

見えてきましたね。
検査してほしいと望む声って

高まっていると
思うんですけれども

やっぱり北海道のような例でも
検査をしていくということは

必要なんじゃないでしょうか。
賀来≫私は

実際に必要だと思うんですよね。
やっぱり感染が疑われる方は

積極的に検査をして
それが陰性だという

その事実をはっきり分かること
それを確認していくことが

非常に重要だと思います。
しかしですね、一方では

やはり検査
リソースが

限られますよね。
そういった場合は

有田でもされましたけど
やっぱり感染を受けて

重症化しやすい方
検査を受けなければならない方

そういう方を優先順位をつけて
行っていくことが

必要だと思います。

武田≫優先順位をつけて検査も行
っていくということが大事と。

合原≫ここで賀来さんが注目して
いる

データをご紹介します。
こちらです。

先週発表されました
WHOの調査報告書なんですが

中国での感染者
およそ5万6000人のデータで

す。
こうして見ますと

およそ8割が
軽症なのに対して

呼吸困難などを伴う
重症が13.8%。

そして、命に関わる
重篤な症状に陥った人が

6.1%でした。
また、亡くなった人は

3.8%に当たる

2114人です。

武田≫軽症の人が
多いということが

裏づけられているわけですけど

これ日本の対策には
どう生かしていけますか。

賀来≫これは軽症の方が多いとい
うことは事実だと思います。

しかし一方で重症化している方
重篤になる方も多いですよね。

この方々は今
高齢の方

基礎疾患がある方
こういう方が多いわけですね。

ただ、今これからはっきりさせて
いかないといけないのは

重症化する人たちは
どんな人なのか。

今高齢者、基礎疾患だけでは
ほかのファクターがないのか。

そういったことを日本での症例で
しっかりと解析をしていく必要が

あると思います。

合原≫感染拡大を抑えられるかど
うかの

瀬戸際に立っている今
医療現場で

不安が広がっていることが
あります。

それがこちらなんですけれども。
このまま患者数が

ふえていきますと
医療機関で受け入れられる患者の

上限を超えてしまって

この中の重症や重篤の患者に

適切な医療を提供できなくなるの
ではないかということです。

≫ある病院の集中治療室。

新型ウイルスによる肺炎で
重篤になった

患者の治療が行われていました。

70代の男性。

現在、人工心肺をつかった
治療を受けています。

感染が判明した当初

肺炎の症状はあったものの

状態は安定していました。

しかし、その後、急激に悪化。

5日後には

酸素の吸入が必要になり

数日で自力での呼吸が
難しくなりました。

今、男性の命をつないでいるのは

「ECMO(えくも)」と
呼ばれる装置です。

体内から血液を取り出し

肺の代わりに酸素を溶け込ませて
体に戻します。

取り扱いには、高度な技術と

多くのスタッフが必要です。

体外に取り出した血液は

固まりやすく

チューブが詰まらないよう

頻繁に観察する必要があります。

複数のスタッフが

24時間体制で
チェックしなければなりません。

国内では、この装置を使って

新型ウイルスの患者
およそ300人を治療できる

体制が整えられています。

それでも今後
感染拡大が続いた場合

重症者の治療が難しくなる
可能性も指摘されています。

これまで10人以上の
新型ウイルスの患者の

治療にあたった
大曲貴夫さんです。

先月、大曲さんの病院には

クルーズ船の患者など12人が
一度に入院していました。

うち、重症患者は2人。

大曲さんたちは

その治療に当たりつつ、同時に

軽症者や外来患者の対応にも
追われました。

≫現在
新型ウイルスに対応した

感染症指定病床は
全国で1871。

患者は、軽症でも重症でも

原則ここに入院することに
なっています。

しかし、今後は

患者の重症度を見極め

重症な患者に高度な治療を

スムーズに行える体制を

整えるのが大事だといいます。

≫今、ひっ迫する患者の

受け皿を増やそうという

取り組みが始まっています。

感染者が相次いでいる

旭川市の感染症指定医療機関です。

用意できるベッドは6つ。

しかし今

ほとんどが埋まっています。

そこで市内のほかの病院が連携し

受け入れ体制の整備を
始めています。

この病院では
結核患者の治療に使っていた

施設を活用することにしました。

気圧が低く設定されていて

ウイルスが外に漏れ出さない
仕組みになっています。

≫入院が必要なのかどうか。

患者を見きわめる現場では

ぎりぎりの闘いが続いています。

≫保健所に感染の疑いがあると

判断された人が受診する

帰国者・接触者外来です。

ウイルスを取り除く

空気浄化装置を使用。

防護服も着用し
院内感染を防ぎます。

感染の有無、症状などを
詳しく検査するため

感染の疑いがある人が増えると

人手や診察場所が不足すると
危惧されています。

≫感染者が増える中

医療体制は大丈夫なのか。

スタジオで深めます。

武田≫まず、こちらを
ご覧いただきたいんですが

これは全国の感染症指定医療機関

新型ウイルスに対応できる
病床の数です。

このように

多くのところが49床以下。


ということになっているわけです
ね。

そこで、旭川の例のように

ほかの病院で受け入れる。

これは…。
賀来≫進めていかなければいけな

いないと思います。
そうしなければ

対応できなくなりますよね。
しかし一方で

受け入れるときには
私たちの病院でも

受け入れているんですね
実際に。

でもやはり院内感染のリスクを
下げるような体制を

しっかりつくっていくことが
必要になります。

武田≫それはすぐに可能なんでし
ょうか。

賀来≫もう同時に行いながら
やっていかなければいけません。

武田≫それも必須だ
ということですね。

賀来≫必須ですね。
合原≫賀来さんが指摘します

今後のポイントが
こちらになります。

予防のための対策によって
感染拡大をこちらの山のように

抑制します。
さらに医療体制の

強化によって

受け入れられる患者数を

増やすと。
そうすることで

必要な人に確実に

医療を届けるというものです。

武田≫これもし、この医療の上限

キャパを上げていくということも
大事だということですが

これもやっていかないと
いけないと。

賀来≫やっていかねばいけないで
すね。

そうしないと

感染症患者さんだけが
重症ではありませんので

ほかの重症の患者さんを
救えなくなります。

ですから、そこはキャパを
そこを上げていかなければ

いけないですね。
武田≫コロナウイルスだけの問題

じゃないということなんですね。
賀来≫そうなんです。

医療全体を考えていかなければ
ならないと思います。

武田≫そのためにも
さっきおっしゃったような

病院同士の連携なんかもこれから
これから深めていく

対応能力を高めていくということ
が大事だと。

賀来≫感染が増大することを
防ぎながら

それをできるだけ遅らせながら

一方では医療連携によって
医療のキャパシティーを上げてい

く。
いわゆる全体医療の

全体のレベルを
どうにか保って対応していく

という構えが必要だと思います。
武田≫この1、2週間が

瀬戸際と言われて
もう1週間がたちますけれども

今さまざまな対策が
打たれています。

これで本当に

潮目を変えていくということが
できるんですか。

賀来≫私は、今が瀬戸際
なんですね。

ですから、いろんな対応を
今やっていかないといけない。

しかし、その今やっていく対応は
その評価は

もう少しかかるんですね。
例えば、3月いっぱいはかかると

思うんです。

3月いっぱいで
その評価をしていく。

もし評価が
うまくいかないんだったら

もう少しほかの対応を
考えていく。

そういうふうな
もう少し時間を、余裕を見て

ただ2週間
そしてさらに2週間

4月に入っても
今の体制を緩めることなく

感染拡大をできるだけ落としてい

ということが必要だと思います。
武田≫4月になってちょっと

暖かくなってくると思うんですが
それでウイルスの猛威が減る

ということはどうでしょうか。
最後に一言。


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