プロフェッショナル 仕事の流儀 人生よ、足元から輝け~靴磨き職人、長谷川裕也 どんな靴もピカピカに磨き上げる技術…


出典:『プロフェッショナル 仕事の流儀▽人生よ、足元から輝け~靴磨き職人・長谷川裕也』の番組情報(EPGから引用)


プロフェッショナル 仕事の流儀▽人生よ、足元から輝け~靴磨き職人・長谷川裕也[解][字]


世界一の靴磨き職人・長谷川裕也。どんな靴もピカピカに磨き上げる技術見たさに客が殺到する。世界大会を制した超絶技術の裏には、心に秘めた覚悟があった。


番組内容

世界一の靴磨き職人・長谷川裕也。1足4000円という高値ながら、どんな靴もピカピカに磨き上げる技術を求め、客が殺到する。だが、彼が本当に輝かせたいものは別にあった。「人生を、磨く」という流儀を胸に靴を磨き続ける長谷川に密着。靴磨きという仕事の常識を覆そうと奔走する姿を追う。靴をピカピカに磨く裏技も大公開!

出演者

【出演】靴磨き職人…長谷川裕也,【語り】橋本さとし,貫地谷しほり


『プロフェッショナル 仕事の流儀▽人生よ、足元から輝け~靴磨き職人・長谷川裕也』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

プロフェッショナル 仕事の流儀 人生よ、足元から輝け~靴磨き職人
  1. 長谷川
  2. 靴磨
  3. 仕事
  4. ワックス
  5. 上別府
  6. 職人
  7. タイマー
  8. 試験
  9. 男性
  10. 革命
  11. 技術
  12. 仲間
  13. シミ
  14. 新人
  15. 人生
  16. 世界一
  17. 度目
  18. 路上
  19. カウンター
  20. クリーム


『プロフェッショナル 仕事の流儀▽人生よ、足元から輝け~靴磨き職人・長谷川裕也』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

☆無料で民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから!

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、各社のラインナップを調べてみるといいかもしれませんね。


その革命は 路上から始まった。

男の仕事は 靴磨き。

その手先は 見る者をくぎづけにする。

(長谷川)あと かかとも しっかり。

世界一の靴磨き職人。

3年前に行われた世界大会。

本場ヨーロッパの出場者を押しのけ 優勝。

料金は 1足4000円。

相場のおよそ4倍という高値ながら
客が殺到する。

人気ファッションブランドが軒を連ねる
この街に 長谷川の店はある。

商社マンと見まごうばかりの いでたち。

店は 老舗のパブを思わせる
スタイリッシュな雰囲気だった。

その一角に設けられたカウンターが
長谷川の舞台。

長谷川が この仕事を始めたのは
二十歳の時。

当初は路上で行っていたが
24歳の時

国内では ほとんど前例のなかった
靴磨き専門店を始めた。

現在 店の従業員は10名。

長谷川は その代表を務める。

せ~の。
(手締め)
(一同)お願いします。

よし。

あっ いらっしゃいませ。 こんにちは。

新規の客が やって来た。

(男性客)そうですね。

男性の靴は
つま先に無数の傷が入っていた。

汚れを落とすと
長谷川が驚くべきことを始めた。

傷を 紙やすりで削る。

実はこれ 革を傷めると
職人の間で御法度とされてきた手法。

だが 常識にとらわれることを
嫌う長谷川は

100分の1ミリにこだわって削っていく。

指先の感覚が頼り。

僅か数分で 傷が消えた。

革のハリを取り戻すため
乳化性のクリームを塗る。

指で直接なじませることで
クリームが温まり

革に しみこみやすくなるという。

ここからが 長谷川の腕の見せどころ。

ワックスを使った 「鏡面磨き」の工程だ。

極薄のワックスの膜を
幾重にも塗り重ねていく。

ポイントは 水。

だが 更にここからが長谷川の真骨頂。

ワックスがけで最も難しいとされる
「履きじわ」の鏡面磨き。

履きじわは 革靴の宿命。

歩く時 生じるのは避けられない。

ここに ほんの僅かでも
厚くワックスを塗れば

確実に ひび割れるため
ほとんどの職人は手を出さないとされる。

しかし長谷川は ひび割れない
ギリギリの薄さでワックスを塗っていく。

長谷川の磨いた靴は つま先から
かかとまで光の筋がつながり

靴全体が輝く。

その技術は 靴磨きの世界大会で
圧倒的な評価を得た。

長谷川の流儀。

この輝きは
最低でも半年は保たれるという。

しかも 幾重にも塗り重ねられた
ワックスが靴を傷から守る。

だが 取材を進めるうち

長谷川が輝かせたいのは
靴だけではないことが分かってきた。

この靴と共に 男性は
さまざまな試練を乗り越えてきたという。

今再び この靴で
人生の大きな節目に臨もうとしていた。

結婚っていうか…。
婚約。

めっちゃホットじゃないですか。

あっ さすが。

♬~

1週間後。

その節目の時を 男性は迎えた。

はい ありがとうございます。

上に。
はい。

よし。

♬~

長谷川さんは
三度の飯より靴磨き。

(笑い声)

長谷川さんは どんな靴でも
原則 断ることはない。

雨にぬれたことで 革にしみこんでいた
汗などの塩分が浮き上がり

大きなシミになっていた。

でも長谷川さんは 動じない。

なんと 丸ごと洗い始めた。

一見 靴に悪そうに見えるが
全てぬらしてしまうことで

シミはシミでなくなるという 逆転の発想。

最後に油性のスプレーで
革に栄養を与えれば。

(長谷川)ほぼ。

(取材者)全然なくなってますね。
(長谷川)そうなんですよ。

(長谷川)こんにちは。

長谷川さんのもとに持ち込まれる
さまざまな靴。

あっ いい感じに壊れてますね。
そうですね 結構。

磨きがいがありそうな。 ハハハッ。

その多くは 実は
持ち主の日頃の扱いに問題がある。

え~?

あ~!

かかと付近の こすり傷。

逆の足で引っ掛けて脱いだため
ついたもののようだ。

靴を 一日でも長く履いてもらいたい。

長谷川さんは 手と共に口も動かす。

そして 客自らが靴を磨く時の裏技まで
惜しげもなく伝授する。

お~。

おお~!

とんでもない こちらこそ。
ありがとうございます。

長谷川さんが 伝えたいこと。

(長谷川)もう靴は相棒だと思って

ほんとに人生を共に歩んでるパートナー。

♬~

(長谷川)せ~の。

(一同)いただきます。

ます!
いただきま~す。

≪パパ。
は~い。

なんだろう なんか…

(佐和子)やだ。 アハハハ。 思ったね。

ありがと。

わあ いいじゃん いいじゃん。

つるつる
ぴか~。

つるぴか。
(拍手)

年の瀬。

長谷川さんは家族と共に
千葉の実家を訪れていた。

うん。 うれしいです。

30代にして
世界一の靴磨きとなった長谷川さん。

でも その道のりは 苦難の連続だった。

≪ゆうくん こっち向いてみな。

長谷川さんは
昭和59年 千葉・木更津の生まれ。

幼いころから 大の負けず嫌い。

でも 人に言えない秘密があった。

なんかこう なんていうんですかね…

母は スナックで働くなどして

女手一つで
長谷川さんと妹を育ててくれた。

「なんとかして 母を支えたい」。

長谷川さんは そればかり考えていた。

高校を卒業したら
すぐに働くと決めていた。

英会話教材のセールスマンとなり
朝から晩まで売れるだけ売った。

でも 無理がたたって体を壊し
1年で会社を辞めざるをえなかった。

時は 失業者が300万人を超えていた
平成不況の真っただ中。

正社員への道は険しく 日雇いバイトで
食いつなぐ日々が始まった。

でも 母には頼れない。

長谷川さんは ある場所に向かった。

路上で靴磨きを始めることにした。

100円ショップで買いそろえた
道具だったにもかかわらず

初日 7000円を売り上げた。

けれど所詮 素人。

ある日 「下手くそ。

プロの仕事 見たことある?」と
客に こき下ろされた。

負けん気に 火が付いた。

100メートル先にいた靴磨き職人を
手始めに 東京中の職人を見て回った。

ワックスで磨く時 水を含ませると
より輝きが増すこと。

貪欲に 技を盗んだ。

そんなある日のことだった。

40代の男性が やって来た。

不況下で失業。

転職活動を続けているが
うまくいかないという。

自分と似た境遇。

靴を 精いっぱい磨いて 送り出した。

数か月後 その男性が笑顔で現れ
こう言った。

♬~

靴磨きという仕事が 人に与えられる
力の大きさを初めて知った。

ますます のめり込み
いつしか 行列ができるまでになった。

でも 長谷川さんは知っていた。

この仕事に注がれるまなざしが
決して温かくないことを。

靴磨きは 戦争で職を失った人の
日銭稼ぎとして広まった仕事。

そのイメージは いまだ残っていた。

負けず嫌いが また燃えた。

仲間を集い 南青山に店を構えた。

400万円の借金は 自分一人で背負った。

料金は それまでの3倍にあたる
1足1500円に設定した。

常識外れの高値に
客が一人も来ない日もあった。

それでも 2500円 4000円と
値上げしていった。

常に自転車操業。

でも 靴磨きという仕事を押し上げるため
何があっても値は下げないと決めていた。

そんな息子を 母・紀子さんは支えた。

店を続けるうち
応援してくれる客も現れた。

路上時代から通い続けていた…

会社の後輩を引き連れ 来店。

身銭を切って 支えてくれた。

そして33歳の時 世界一の靴磨き職人に
長谷川さんはなった。

突き動かしていたのは 一つの思い。

そんな長谷川さんが発端となり
全国で 革命が起き始めている。

お待たせしました~ こちらですね。
はい。

いや これはいいじゃん。
ありがとうございます。

ありがとう。
ありがとうございます。

店主の佐藤さんは 長谷川さんに憧れ
この店を始めた。

♬~

♬~

店に 張り詰めた空気が流れていた。

新人の実技試験。

彼らが客と向き合うに値するか否か

代表である長谷川が
その目で判定する。

制限時間は 45分。

技術だけでなく
接客態度 革の知識に至るまで。

この日ばかりは 鬼になる。

長谷川が
この1年で迎え入れた新人は4人。

その中で 特に気になっている人がいた。

努力家で 技術もある。

だが 試験に2度落ちていた。

この日 上別府さんは
3度目の試験に臨んだ。

焦りを募らせる出来事が 起きていた。

上別府さんより4か月遅く入店した新人が
先に合格したのだ。

開店前のカウンターで 試験が始まった。

表情は 険しい。

不意の質問に どう応じるか。

上別府さんの器をはかる。

(タイマーの音)

また 不合格。

コバと呼ばれる ソールのふち。

一見分からない程度だが
削りが甘いという。

ワックスの量も
わずかではあるが 足りない。

はい。

はい。

70点という数字以上に 厳しい評価だった。

ちょっとまあ… そうっすね…。

閉店後も店に残り 先輩の指導を仰ぐ
上別府さんの姿があった。

職を転々としてきた上別府さん。

靴磨きは 心からやりたいと思えた
初めての仕事だった。

だが 長谷川の目には
あるものが足りないと うつっていた。

どうすれば 上別府さんに
心を伝えられるのか。

(タイマーの音)
不合格から5日後。

長谷川は 異例ともいえる はやさで
4度目の試験を受けさせた。

技術は 着実に積み上がっている。

だが。

(タイマーの音)

制限時間内に 終えることができなかった。

はい。 ありがとうございました。

いえ。

♬~

長谷川が
一人路上で靴を磨き始めた あのころ。

この仕事に注がれる世間のまなざしは
決して温かくなかった。

その常識を 覆す。

この革命を成し遂げるには

靴磨きに携わる仲間
一人一人の 覚悟が いる。

長谷川が 動いた。

工程ごとに時間を区切り
その中でできなければ やり直し。

(長谷川)そうそう スピーディーに。

なじませて ちょっと力入れて 拭き取る。

なじませて で 徐々に力 強くして

拭き取っていって から拭くみたいな。
はい。

大切なのは どこまで のめり込めるか。

のめり込めれば おのずと 心は磨かれる。

そうそうそう。

前向きな言葉で 自信を持たせる。

そして その日がやってきた。

よし…。

(タイマーの音)

5度目の試験が始まった。

目の前の1足に
どこまで のめり込めるか。

♬~

(タイマーの音)

時間内に磨き終えた。

はい。

また一人 革命の最前線に立つ仲間が
生まれた。

♬~(主題歌)

はい。

♬~

長谷川が 繰り返し伝えてきた
この仕事への覚悟。

それは 仲間の心に根を下ろし始めている。

ありがとうございました。
また お願いします。

人生よ 足元から 輝け。

揺るぎない その思いを胸に
ひた走る長谷川の姿は

何よりも 輝いていた。

僕の信念は
常に 今がピークっていう人じゃなきゃ

僕 カッコ悪いと思うんですよね。
昔話する人っているじゃないですか。

昔の自分ピークみたいな人って
イケてないなと思うので。

常に今がピークっていう。

今日よりあしたっていうのを
ずっとやってる人って やっぱり

輝き続けてると思うので。

♬~

<学生時代 力を入れたこと


関連記事