歴史探偵「黒船来航」幕末、突如現れた黒船。迎え撃つ日本の切り札が東京湾の「お台場」だ。黒船とお台場、両者が…


出典:『歴史探偵「黒船来航」幕末、突如現れた黒船。迎え撃つ日本の切り札』の番組情報(EPGから引用)


歴史探偵「黒船来航」[解][字]


幕末、突如現れた黒船。迎え撃つ日本の切り札が東京湾の「お台場」だ。黒船とお台場、両者が戦えばどうなるのか。佐藤二朗率いる歴史探偵が徹底調査。大事件の真相に迫る。


番組内容

俳優の佐藤二朗率いる歴史探偵が大事件に挑む「歴史探偵」。第2回は「黒船来航」だ。幕末、開国を迫るため、日本に姿を現したアメリカ・黒船艦隊。これを迎え撃つため、日本は江戸湾に海上要塞を建設する。それが今、オリンピックで注目を集める東京湾の「お台場」だ。もし黒船とお台場が戦えばどうなるのか、AIが徹底シミュレーション。衝撃の結果が明らかに!お台場の知られざる幕末ヒストリーを、歴史探偵が徹底調査する。

出演者

【出演】佐藤二朗,【司会】渡邊佐和子,【解説】多摩大学客員教授・歴史研究家…河合敦,【リポーター】近田雄一


『歴史探偵「黒船来航」幕末、突如現れた黒船。迎え撃つ日本の切り札』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

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  14. 江戸湾
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  16. ボート
  17. 意外
  18. 開国
  19. 当時
  20. 阿部正弘


『歴史探偵「黒船来航」幕末、突如現れた黒船。迎え撃つ日本の切り札』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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時は幕末。

日本中を 恐怖のどん底に
突き落としたものがありました。

(砲声)

ペリー率いる
アメリカ艦隊…

これまで アメリカの強大な武力を前に

日本は なすすべなく屈服したと
言われてきました。

ところが…。

実は この時 日本は

黒船を迎え撃つための

「決戦計画」を練り上げていたのです。

ええ~!

舞台は オリンピック・パラリンピックで
今 一番熱い あの場所。

「歴史探偵」 調査開始です!

♬~

う~ん! ということで
あれかね 今回の調査は幕末か。

そうです。 黒船来航ですけれども。

黒船来航っていいますと
海外から 日本にやって来た人が

旋風を巻き起こすっていう時も
あるじゃないですか。

そこですか?
「グラビア界の黒船」。

私も 随分 目に焼き付けた。
その話は いいんだよ!

いや 歴史で習いましたよ。
それは やっぱり あれだろ?

ペリーが うわ~って来たわけだろ?

そうなんですよ。
それで 鉄砲とか ビャーン撃ったわけだ。

ほんで 「おい それは ないぜ」っつって
江戸の人たちが。

「急に来て それは ないぜ」っつって
「おい ペリー」っつって。

はい 所長のおっしゃるとおり

もう まさに
一大事件だったわけなんですよ。

おい 何だおい 近田君。
急に 声 出しやがって。

あの 今回
時間が もったいないということで。

(笑い)
そんなこと言うな!

背景をですね
ちょっと 説明させて頂きましょう。

いいぜ。
はい 黒船が やって来たのは

江戸時代の終わりであります。

日本は およそ200年間
続けてきた鎖国を改めて

開国に踏み切りまして

明治維新へと
つながっていったんですね。

僕の印象だと 怖いから
しょうがなく開国したけども

それが でも結果 明治維新につながった
というような感じのイメージです 私は。

でもですね。
何?  調べていくと

それ 事実とは違うんじゃないか
というのが。

待てよ 近田。  調べて分かったんですよ。
マジか。

そうなんですよ。
日本側の記録によりますと…

それぐらい 戦いの覚悟を持っていた
という記録があったんです。

うそ~! そんなのうそ!
怖がって

もう ギャーッて 大きいのが来たから

いや もう これ じゃあ もう
はい鎖国 ビャーッていうことだろ?

「ビャーッ」ではないです。
「ビャーッ」ではないのか おい。

準備してたんです。
なんてことだろう!

そのための要塞も 造ってたんですよ。
よ!? よよよよ要塞?

どこだよ?

海沿い。 何だ?
あの 例のテレビ局があるところか?

その場所は?

そうです。 そもそも
「台場」という言葉の意味 分かりますか?

砲台の「台」なんですよ。
それで台場。

あんなとこが その砲台…
それは君 本当か。

そこで いろいろあったんです。
本当なんです。

それを 今回
調査に行ってまいりました。

お台場にやって来ました。
何年ぶりでしょうかね。

あそこ。

いよいよですもんね。

今回の調査に協力してくれるのが

お台場研究のエキスパート
冨川武史さん。

高いところ 結構ありますけれども。
どの辺りに行けばいいんですか?

あの辺りとか いかがでしょう?

この番組で?
(冨川)はい。  あの球体 行くんですか?

お台場。 そして球体といえば そう…

垣根を越えた。
許可が下りました。

球体は 地上100mの高さ。

ここに上れば お台場一帯を
見渡せるはず… なんですが。

私…

21年前…

もう一回は ディレクターで受けても
駄目だったんです。 憧れの場所なんです。

実は 俺も受けてんの。
えっ そうなんですか?

フジテレビだけは
唯一 いいとこまでいった。

みんな フジテレビ落ちてんじゃん
ちょっと。
みんな落ちてる。

ほろ苦い思い出が詰まった
フジテレビに いざ潜入開始!

こんにちは~ NHKです。

永島アナウンサーのポスターも
ありますね。

こっちも また きれいですね。
見通しも かなり いいですね。

いや~ これ…

日々 この景色を見て
お仕事をしてるわけですもんね。

さあ 球体に到着。

お台場の全容を
つかむことができるのか?

ここ 俺 行ったことねえわ。

うわっ 見て下さい この景色。
すごい。

(冨川)ですね。
うわうわ うわうわ うわうわ!

うわっ もう 一望できますね。

東京湾と お台場の絶景。

そして レインボーブリッジの
手前にあるのが 今回のターゲット。

(冨川)あの島なんです。

このエリアの
名前の由来にもなった お台場。

現在は 第3と第6
2つの台場が残されています。

幕末の姿を
CGで再現してみましょう。

台場は 全部で 6つ
造られました。

江戸の海岸線からの距離は 2km。

侵入しようとする船を遮るよう
築かれています。

お台場は 江戸を守る
最後の砦だったのです。

続いては 現場検証。
向かったのは 第3台場です。

現在 防波堤で 陸とつながり
歩いて渡ることができます。

まずは この場所で

外国船の攻撃を耐え抜く
「鉄壁の防御力」が分かるといいます。

そして 気付いたのは…。

何か ちょっと 平らかと思ったら…

何ていうんですか すり鉢状?

(冨川)はい くぼ地になってます。
くぼ地になってるんですね。

お台場は外側に比べ
中心部が 低く造られています。

周りを取り囲むのは 高さ10mもの土手。

実は この構造こそ
お台場の 守りの要でした。

冨川さん この高台になっている
部分には

当時は
何も なかったんですか?

松の木が
生えてるぐらいですか?

(冨川)松の木も
当時は生えてないです。

何があったんですか?
じゃあ。

こっちの大砲ですか?
そうです。

大体30門ぐらい。
1つの台場につき 30門。

こちらが 実際に
お台場に配備されていた大砲…

なんと 重さ30kgもある砲弾を
発射することができます。

当時 世界でも最大級の破壊力を
備えていました。

そして この大砲を
土手の上に置くことこそ

お台場 鉄壁の防御力の証し。

どういうことでしょうか。

戦闘時を想定してみましょう。

お台場が平らだった場合

中心部に落ちた 砲弾の爆風や破片は

大砲にまで届いてしまいます。

しかし 一段高い場所に置けば
届きません。

土手があることで

大砲のダメージを
抑えることができるのです。

では…

その備えまで用意されていました。

結構 これ でこぼこしてるんですね。

ちょっと 速歩きで。
(冨川)ちょっと高くて…。

今 へこみました。

で… ちょっと上がった。

へこんだ。

上がった。

そしてまた… へこみましたね。

この盛り上がったところ

実は 「土塁」の跡。

土手に 砲弾が直撃しても

この土塁があれば

隣まで 被害が及びにくいのです。

なるほどね。

何気なく 歩いてたら
何にも気付かないですけれども

何か ものすごい価値のある高低差に
見えてきますね。

へえ~ いやいや いやいや。

(冨川)第6台場 見えてきましたね。

あっ 第6台場 見えてきましたね。
近づいてきました。

鉄壁の守りを誇る お台場。

では 「攻撃力」は
どれほどのものか。

今度の徹底検証は 空からです。

さあ ドローンが上がりました!
(冨川)上がりました。

おお~ 高く いきましたね。
いった~!

(冨川)上がっていきます。
上がっていきました。

あっ 我々の船が映ってま~す!

上空から 2つの台場を見てみると
意外な事実に 気が付きました。

こちらが海に浮かぶ 第6台場。

そして 先ほど訪れた第3台場。

なんと 形が違うのです。

第3台場は 四角形。

一方 第6台場は 五角形です。

これ 戦後 間もない頃の
航空写真なんですけれども。

70年ほど前に撮影された
お台場。

北東の第3台場だけが
四角形。

南西にある 他の台場は
五角形に造られています。

実は この配置にこそ

お台場の攻撃力の秘密が
隠されているといいます。

お台場からの砲撃の方向を
線で書き込んでみます。

ちょうど この辺りでクロスしますね。
(冨川)そうですね。

全ての台場が
四角形だった場合

砲撃の方向は均等です。

ところが
五角形の台場があると

砲撃の集中する場所が
生まれます。

なるほど~?

その場所こそ
江戸湾の西側。

実は 周囲に比べて
水深が深く

江戸へ至る
唯一の航路になっていました。

戦闘時には 外国船も
ここから侵入してくると

考えられたため

台場の形は
この航路に 砲撃を集中できるよう

造られていたのです。

調査結果をもとに
お台場の戦い方を再現してみましょう。

江戸湾に侵入してきた 外国船。

お台場へ 攻撃を開始しました。

雨あられのように降り注ぐ砲弾。

しかし 耐え抜きます。

今度は お台場が反撃を開始。

合わせて120門の大砲が
一斉に火を噴きます。

絶え間ない砲撃は
まさに 江戸湾に張られた結界でした。

お台場の 優れた軍事力について

この時代 世界の海を制覇した
イギリス海軍が こう分析しています。

東京湾に ひっそりと浮かぶお台場。

江戸を守る 最後の砦にして

世界最強クラスの
海上要塞だったのです。

いや~ まあ その
都民の憩いの場である台場がですね

要塞だったっていうことにも
驚きですけれどもね

フジテレビがあるね あの台場
イベントやったりする。

あそこを俺 台場っていうふうな
知識しかなくて。

その離れたとこに 小島みたいなのが
いくつかあって それを台場…

河合先生! いつの間に いるんですか!
びっくりしたなあ もう。

今回も よろしくお願いします。
いやいや 頼むよ 河合君。

いわゆる じゃ その 台場が造られる
きっかけになったっていうのが

今の その 黒船に対抗するためと。

そうですね。 簡単に説明すると…

で 1回目が
こちらにある 1853年なんですが…

(河合)だから
翌年 来る時には

絶対に 戦争に
なるんじゃないかと。

江戸を守らなくちゃいけない
っていうことで

黒船を追い払うために
あの海中に 台場を造ったんですね。

要するに だから島をつくるわけでしょ?

ものすごい大変じゃないの?
ものすごい大変ですね。

こちらを ご覧下さい。
ナンダイエ それ。

近年ですね お台場の発掘調査というのが
行われまして。

あっ 行われて その時の写真?
その時に撮られた写真なんですけれども

これね 木の杭が
打ち込まれてるんですよ。

あ~ そうか。 つまり
この杭の打ち込まれた ここの部分か。

そうです。 それを
上から撮ったものなんですね。

で この杭のレプリカを
実は ご用意しました。

所長 あそこを ご覧下さい。
何?

天高く そびえる木。
あっ あれか!

俺も 何か
セットの一部にしか見えなかったけども。

ちょっと そばに寄って
どのぐらいの高さか 見て下さい。

いや そう これ 本物なのかい?

レプリカですね。
あっ レプリカな。

はあ~! こう…

あっ 重いね 無理。
その杭が 何千本と。

いや! 何千本!?

そうなんです。 お台場のね

1基当たり数千本と言われる

あの木の杭が 打ち込まれてる
ということなんです。

これ 昔からある
工法でして

古くは この地盤を安定させるために

お城の石垣を支えるための
技術として

用いられていたことが
分かってるんですね。

は~ そうか~。
いや しかし 近田君。

後輩に 君はフォローしてもらって
駄目じゃないか そういう。

私ですね
実は 別の調査をしておりまして。

ほんと~?
所長は

台場と外国が戦ったかどうか
っていうのは ご存じですか?

いや 戦ってないだろ。
そうです 戦ってないんです。

ないよな?

それは ちょっと興味あるねえ!

お台場と アメリカ黒船艦隊の仮想決戦。

結果は どうなるのか。

各分野のエキスパートが集結しました。

今日は 精鋭たちがそろいました。

もう 頼もしいメンバーです。

軍事シミュレーションの第一人者…

同じく シミュレーション界の
期待の星…

現役の海上自衛官…

そして 軍事史の専門家…

検証に用いるのは 人工知能 AI。

今回 戦いを徹底的に検証するため

新しいシミュレーションシステムを
開発しました。

初めに 江戸湾の地形や
日米双方の装備などを分析。

AIに打ち込むための条件を
洗い出します。

(淺川)まず 水深ですよね。

これ やっぱり
水深を決めていかないと…

専門家たちが まず注目したのが
江戸湾の「水深」。

これが 戦いの行方を
左右するといいます。

実は お台場から 4km沖合までは

水深5m以下の浅瀬が 広がっています。

そのため 黒船は座礁の危険があり

これより先に侵入できません。

しかも 黒船の大砲は
有効射程 1, 500m。

お台場には 全く届かないのです。

意外と届かないものなんですね。
(淺川)届かないです はい。

もっと こう
「大砲」って言うぐらいですから

もう ポーンと
狙い撃ちできるかと思いきや。

(淺川)意外に…

実は 唯一深くなっている
江戸への進入ルートを使えば

黒船も接近できます。

しかし お台場への攻撃は
ほぼ不可能。

黒船の大砲は
ほとんどが
船の左右にあり

前方には
撃ちにくいからです。

なるほどね
意外と うっかりさんだね。

しかし アメリカには

お台場に近づくための
秘策がありました。

それが こちらのボート。

浅瀬にも侵入できます。

これには 恐るべき兵器が
搭載されていました。

その砲弾には 無数の小さな鉄球が
込められていました。

爆発すると飛び散り
周囲に 大きな被害を与えます。

更に検証作業で
お台場の意外な弱点が 見つかりました。

ちなみに これですね

ここから この部分は
死角になってるんですよ。

ここは 空いてるんです。

お台場には 砲撃することができない隙
「死角」があったのです。

江戸への進入航路には
砲撃を集中できますが 東側は手薄。

死角をつかれると 攻め落とされる
可能性が高まるといいます。

(川上)砲台に 取りついてる砲手を
殺傷するというか。

専門家たちの検証によって
明らかになった情報を

一つずつ AIにインプットします。

結果が導き出されるまでの期間は
2か月。

さあ お台場vs.黒船
戦いの行方は どうなるのか!

さあ皆さん シミュレーションの準備が
整ったということで

ご協力ありがとうございます。

いよいよだね。
いよいよです。

2月 専門家たちが 再び集まりました。

では 始めます。 スタート。

仮想空間には
江戸湾の様子が再現されています。

こちらが お台場。

戦いは 黒船が

最も浅瀬に近づいた
時点から開始です。

あっ 今 ここですね。
動き始めましたね。

この小さい点が
船から出てきたボートですね これね。

はい。 この赤い点がアメリカ軍です。

おいおいおい
ドキドキするじゃねえか おい。

AIにより…

おいおい
どうすんだ 負けたら。

あっ 今 動きました!
第3台場 動きがありました。

撃ってます 撃ってます。
撃ち合いが始まりました。

それぞれの射程距離に
入ったってことですね これね。

あ~ 撃った!

戦いの口火を
切ったのは

アメリカのボート部隊です。

おっ 急にアニメ!

(砲声)

♬~

お台場も 80ポンド・カノン砲で応戦。

♬~

ここでアメリカは

ボート部隊を
二手に分ける作戦に
出ます。

一つは 砲撃に集中する…

あっ 今 第3台場に
回り込もうとしますね。

もう一つは
お台場の死角からの突入を目指す…

いや 入っちゃうぞ!

一方の お台場
猛烈な反撃を開始。

あっ バツがついた!
これ バツがついた。

先生 これは?

ここ 結構 アメリカ側がやられてます。

集中砲火によって アメリカのボートを
次々と撃沈していきます。

え~ ここでも。
(古市)結構 やられちゃってますね。

これ 日本善戦ってことですね。
(古市)そうですね はい。

そして 第3で回り込んだ
アメリカのボートを

今 第3台場の砲台が これ
全部 撃退してるわけですね。

(古市)そうです。 あっ 撤退! 撤退開始。

兵の半数が
ダメージを受けたところで

アメリカが撤退。

戦闘開始から 僅か1時間。

戦いは お台場の勝利となりました。

もう 全滅状態になってるというのは
小型船なので

これは 完全に撃破してると思うんです。

(川上)米軍側も 結構 考えてですね…

勝っちゃったじゃないかよ おい。

勝ちました。
勝っちゃったねえ。
勝ちましたね。

開国する必要なかったんじゃないの?
そしたらば。 そしたらば。 そしたらば。

だって 勝っちゃったから。

いやいや いやいや…。
予想外のことが起きるんです。

何だい?
実はですね…

しかし 当時のお台場には
致命的な欠陥がありました。

その詳細を記録した史料が
去年 新たに見つかりました。

2度目の黒船来航の頃に描かれた
絵巻です。

お台場は 第1と第2 そして第3。

なんと 3つのみ。

6つあるはずのお台場が まだ3つしか
造られていなかったのです。

原因は 2度目の来航の時期でした。

ペリーは 日本の想定より数か月も早く
姿を現します。

これには 北の大国・ロシアの動きが
関わっていました。

先を越されてしまうのではないか。

では お台場が3つしかなかった場合

黒船に勝つことはできるのか?

開始しま~す スタートです。

怖いね それは。
さあ 始まりました!

条件を変えて もう一度
シミュレーションをしてみると

全く 異なる結果になりました。

赤い矢印が これ
もう 集中砲火ですね。

(古市)そうですね。
特に この南西 すごいですね。

かなり
大きな被害が出ていますね これね。

お台場が 3つの場合

攻め落とされる可能性の高いことが
分かりました。

お台場の完成前に現れた ペリーは
要求を突きつけます。

我々の求めに応じなければ
戦争となるだろう。

強大な武力を背景に

日本の いわゆる「鎖国」を
打ち破ろうとしたのです。

幕府首脳による緊急会議が
開かれました。

焦点は アメリカが強く求める貿易を
認めるかどうか。

和平派と開戦派が入り乱れ
議論は紛糾します。

よもや この状況で 戦などできようか!

通商も やむなしにござる!

何を弱気なことを!

今 ここで戦わねば
幕府の威信に傷がつく。

異人どもを打ち払うのじゃ!

この時 幕府を率いていたのが…

悲壮な言葉が残されています。

頼りのお台場が使えない今

強大なアメリカと どう対峙するのか。

日本を揺るがす
史上最大級の危機が訪れました。

まあ しかし その ねえ
ただ 黒船 ペリーさんが来て

台場がさ まだ完成してなかったら

さっきのシミュレーションでも
やられ放題でしょう?

戦 負けるんだったら
もう 開国するしかねえ… ねえでげすよ。

そこは 河合先生。
最後のところが ぐちゃぐちゃしてる。

ぐちゃぐちゃしてた。
まあ 確かにね

ほんとに 開国するしかない
っていう意見もあったんですが…

もう だらしないってことで

幕府の威信が
落ちちゃうじゃないですか。
まあな。

でも…

そりゃそうだ。
どっちにしてもってことか。

そうなんです。
「戦うべきだ!」っていう主戦派と

とりあえず 時間稼ぎをして

ペリーが うるさく言ってきたら
しかたないんで 通商を容認して

で 軍事力を強化してから
追い払おうって…

当時 幕府の中心にいたのが
この人物ですね。

老中の阿部正弘です。
幕府内は大もめ。

開国するか戦うか その板挟みに
まさに 阿部正弘は なっていたんですね。

まあ でも あの~ いずれにしても
お台場が完成してなければね

まあ~… 黒船に勝つのは
まあ 無理だわな。

…って思いますでしょう?
おっと 渡君。

実は ここで私
また 「ほうここ」が1つ ございます。

何が1つ?
「報告」が。

今 ちょっと君…

おい 人のせいにすんな。
「報告」が 言えなくなってきちゃった。

おい秘書! 秘書 所長のせいにするな。

報告が 1つありまして。
報告があった。

実は 近田アナウンサーが持ってらっしゃる
阿部正弘さんがですね

起死回生の策を練っていたというですね
証拠を つかんでまいりました。

おい ちょっと今回 渡君 頑張るねえ。

まあ 先輩に代わってね
行ってきました。

その 秘密の史料ですが
意外なところに眠ってました。

あ~ら! どこだ!

ということで やって来たのは山口県。

幕末 有力な藩である長州藩が
治めていました。

山口県は 下関市にやってまいりました。

竹本さん よろしくお願いいたします。
はい よろしくお願いいたします。

調査に同行してくれたのは…

長州藩について
軍事面から研究しています。

要衝 関門海峡を押さえ

海上防衛に力を注いできた
長州藩。

後に 幕府と対立しますが

このころは 共に
黒船への対応に 当たっていました。

ペリーがやって来る時っていうのは

もう 長州では
こういった備砲でもってですね

その外敵に対処しようとしてた
ということです。

もう 既に こういうのが造る技術が
あったっていうことですね。

今回の調査で そんな長州藩と
老中・阿部正弘が

黒船と戦うため 秘密裏に
協議していた詳細が明らかになりました。

長州藩 家老の日記と

長州藩が 阿部に提出した
作戦計画書。

これらを 徹底分析します。

まず阿部が 長州藩に対し…

(竹本)これ 何でしょう?
あっ 「船」。

船… 船… ちょっと難しい…。

(竹本)難しいですねえ。

(竹本)…と書いてあるんです。 だから…

ええ~!

阿部が考えたのは

アメリカのボートに対し
日本も 船で戦うことでした。

この作戦に対して 長州藩は

実現のためには
多くの船が必要だと述べます。

あっ やっぱり
数字が出てきますね

「五十」ですとか…。
(竹本)そうですね はい。

こっちは 「二百」…。
(竹本)「二百」ですね はい。

「大船 五十艘」「小舟 二百艘」。

合わせて 250艘。

アメリカのボートの6倍という
大船団です。

大船は 全長30m。

数百人が乗り込むことができ

主に 兵員の輸送に
使われます。

主力になるのが 小舟です。

全長12m。

櫓が 7つ取り付けられており

アメリカのボートより
はるかに速度が出ます。

実は こうした小舟は
江戸湾でも 大量に使われており

いくらでも 確保することができました。

更に…。

お台場のそばには

川からの速い流れが通っています。

それに乗れば 敵に一気に近づき

奇襲をかけることが
できるといいます。

このプランだと アメリカ軍に対して

最後は
接近戦に持ち込むということですよね。

この 日本の武士というのは
これは あの…

阿部正弘と長州藩が
作り上げた作戦は

黒船を打ち破ることができるのか?

三度 AIによる
戦闘シミュレーションで検証します。

動きだしましたね これ。
まるで この 魚の群れのように

これ 一つ一つ
船が動いてるわけですね。

こ… こ… これは
あれかい? 日本の方?

♬~

小舟1艘には
屈強な武士・十数人が乗り込み

肉弾戦を挑みます。

あ もう接近戦 肉弾戦 なるほど。

船が相まみえようと…
あ~ やられた! これは…

これは アメリカが やられましたね
これね。

ああ これ 次々とやられてます。

これ これだけの
大量の船が襲いかかると

もう 次々に この赤いバツは
アメリカ側が やられています。

また1つ やられました。

♬~

作戦が実行された場合

日本が アメリカを圧倒するという結果が

導き出されました。

阿部正弘は 絶体絶命の状況の中
勝利の秘策を手に入れたのです。

[ 心の声 ] 今 戦えば アメリカに勝てる!

日本の命運を懸けた 外交交渉。

強力なカードを手に入れた日本は

交渉決裂も辞さない強い態度で
臨むことができます。

まず 貿易については
拒否することを明言。

譲れない一線を示しました。

しかし 次にペリーに放った言葉は
意外なものでした。

我が国は 貴国の船に対し
石炭や水を与えることができる。

貿易以外の要求については

真摯に対応する姿勢を見せたのです。

アメリカとの戦争を望んでいないという
シグナルでした。

戦う道を選ばなかった 日本。

淺川さんは アメリカや諸外国の
その後の動きを

見据えていたと
考えています。

当時 お台場のような
強力な要塞があったのは

江戸湾など ごく僅か。

他の港や町を
攻撃されれば

ひとたまりもありません。

更に アメリカを追い払えたとしても

ロシアやイギリスなどが
攻め込んでくる可能性もありました。

3月3日。
日本とアメリカは条約を結びます。

お台場と黒船。

戦争の危機を脱した
日本とアメリカは

こうして 国交を結んだのです。

いや~ でもですね

ほんとに まあ 私の浅はかな知識で
教科書でね 習ったのは

ほんとに ワッと もうすごい大きな
黒船が来て ペリー来て

怖いから開国したっていうだけの
知識だったけど

こんなに 何ていうか
まあ 何か変な言い方だけど…

やっぱり ペリーに勝ったとしても

多分 またアメリカは
同じような艦隊を送ってきますし

あと アへン戦争で中国に勝った
イギリスとか

あと ロシアとか またフランスも
必ずやって来る。

ですから そういう…

…っていう判断だと思うんですね。
なるほどねえ。

今回 山口で調査してまいりました。
行ってきたね あなたね。

あの 長州が考えた作戦ですけれども

やっぱり あれだけ綿密な作戦が
あったからこそ

同行してくれた竹本先生いわく…

まあ 安心感というか。
そうですね 安心感もあった。

今 思い返せば
簡単に そう… ねえ あれだけど

その当時 ほんとに みんなが戦わなきゃ
戦わなきゃって言ってる時に

いや 戦わないって判断するのも

大変だったと思うんだよね。
いや 難しいと思いますね。

あ~ やっぱり ちょっと
不満が残る あれでしたかな。

坂本龍馬も あの時に
品川の警備をしてるんですよ。

で 「私は 必ず異人の首を
とってまいります」っていうふうに

お父さんに 手紙 書いてたりとか

吉田松陰も
戦って 負けるかもしれないけど

武士が ふんどしを締め直す
いい機会であると。

絶対 戦うと思ったんですよ 武士は。
なるほど。

はい あるのかなと思うんですね。
だから 皮肉と言えば皮肉だねえ。

近田君。
はい。

お台場を 現場で調査してたでしょう?
あなた。

やっぱり 私も
所長が おっしゃってましたけれども

観光地だったり

ちょっと浮かれた場所のイメージが…。
ハハハハッ!

華やかなイメージが とてもあったので。
ありますよね。

フジテレビも含めて。

でも あそこが ある日本の時期の
非常に重要な場所だったっていうのは

非常に実感した 今回の調査でしたね。

でも ほんと ロマン感じます。
何かねえ ほんとに これ知らなかったら

ほんとに 浮き足だってですね
レインボーブリッジ 行ってですね…。

はい。 そのまま浮いてるんですか?
そのまま浮いた状態で

99人のクイズの番組をね
ふわっふわ やってましたけども

もう 台場っていうのは
かつては そういうことで 努力の結晶で

使われたっていうことを
知ったもんですからね

まあ これからも
浮き足だって台場に行きますよ。

そこは 変わらないんですね。
そこは変わらない。

さあ 所長。             何だい。
「歴史探偵」

「本能寺の変」 そして「黒船来航」と
やってまいりましたけれども

次は どうしましょうか?
次も あんのかい?

次は 何かさっき この間
1回目 「本能寺」やってさあ

渡君 同じように
「次はどうします?」って言って

「いや~ もう 次はないだろう 2回目は」
って思ってたら

2回目あったからな。
ありましたよ。

お城なんか
ちょっと やってみたいけど。

おっ いい案ですね。
じゃ 是非 また近田さんが。

うん 近田君が また。
行ってきますよ。

まあ そういうわけで
みんな 次回も調査 よろしく頼むよ。

はっ。
はい。
ハッハッハ!


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