京都ぶらり歴史探訪「完全保存版!古都の桜」京都で多くの人を集める「桜の名所」を一挙に紹介する2時間。由緒ある…


出典:『京都ぶらり歴史探訪「完全保存版!古都の桜」京都で多くの人を集める「桜の名所」』の番組情報(EPGから引用)


[字]京都ぶらり歴史探訪 「完全保存版!古都の桜」


京都で多くの人を集める「桜の名所」を一挙に紹介する2時間。由緒ある寺社と桜が溶け合う、京都ならではの絶景を巡る。桜に秘められた意外な歴史とは?


詳細情報

番組内容

皇室ゆかりの仁和寺で咲く「御室桜」。豊臣秀吉が壮大な花見を開いた「醍醐寺の桜」。貴族の別荘地としての歴史をもつ「嵐山の桜」。川沿いの散歩道「哲学の道を彩る桜」。世界に知られる清水の舞台を彩る「清水寺の桜」。悲しい恋物語が秘められた「西行桜」。緑のなかに1本だけ凛と咲き誇る上賀茂神社の「斎王桜」。新選組ゆかりの寺「金戒光明寺の桜」。一年中、桜が愛でられる名刹・妙蓮寺の「御会式桜」。

番組内容2

嵐山を代表する禅寺「天龍寺の桜」。小野小町も愛でたと言われる「隨心院の桜」。待賢門院ゆかりの「法金剛院の桜」など。それぞれに秘められた意外な歴史をひもとく。また、京都に数ある桜の名所の中で人気があるのはどこか?海外からのアクセスも多い旅行情報サイトでの人気ベスト5を発表。さらに、目にも美しい名店の美味や、春限定の和菓子の情報も。まさに完全保存版、テレビの前で楽しめる京都のお花見を、ご堪能ください。

出演者

中村芝翫(歌舞伎俳優)、檀れい(女優)

初回放送日

2020/4/1

番組概要

京都を訪れる楽しみといえば、美しい風景に彩られた歴史の面影。この地が歩んできた時代を伝える、寺院・神社・仏像・伝統・文化など…それらは今も決して色あせることはない。そんな京都で人々を魅了し続けてきた様々な場所を訪ね、はるかな時を感じながら、由緒、伝説、人物などを掘り下げていく。1200年にわたって紡がれてきた、いにしえの物語に出会えるひととき。古都の持つ魅力を存分に味わえる知的エンターテインメント。

番組ホームページ

*番組ホームページはこちら!

www.bs-asahi.co.jp/kyoto_burari/


*「京都ぶらり歴史探訪」公式インスタグラム公開中!

www.instagram.com/kyoto_burari/

制作

BS朝日、イースト・エンタテインメント


『京都ぶらり歴史探訪「完全保存版!古都の桜」京都で多くの人を集める「桜の名所」』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

京都ぶらり歴史探訪「完全保存版!古都の桜」京都で多くの人を集め
  1. 京都
  2. 絶景
  3. 場所
  4. 名所
  5. 女性
  6. 西行
  7. 境内
  8. 季節
  9. 小町
  10. 紹介
  11. 笹岡
  12. 斎王
  13. 八寸
  14. 本当
  15. 意味
  16. 小野小町
  17. 今回
  18. 武士
  19. 平安時代
  20. 厳選


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〈1200年の都が
一面 薄紅色に染まる季節〉

〈いにしえから続く
数々の名所は

華やかな彩りをまとい
さらに魅力を増します〉

〈待ちに待った
京の都に咲き誇る満開の桜〉

〈これからの2時間

余すところなく
お届けしていきます〉

今年も
桜の季節がやって来ました。

今回は 京都で多くの人を集める
桜の名所を

たっぷりとご紹介する2時間。

由緒ある神社仏閣

華やかな桜が溶け合う
京都ならではの絶景を巡ります。

桜の美しさと共に

それぞれに秘められた
奥深い歴史も ご紹介致します。

まさに完全保存版。

テレビの前で楽しめるお花見を
ご堪能ください。

〈今回は 京都の中でも
特に多くの人を集める

桜の名所の数々を

それぞれの歴史と共に
一挙ご紹介していきます〉

〈例えば

醍醐寺〉

〈その境内に咲く花の起源は

天下人 豊臣秀吉が開いた
醍醐の花見〉

〈美しさの中に秘められた
秀吉の思いとは?〉

うわ~! これ見てください。
これ きれいだ。

〈世界遺産 天龍寺を彩る
しだれ桜〉

〈嵐山でも指折りの絶景が
芝翫さんを包み込みます〉

〈「ねがはくは

花の下にて
春死なむ」〉

〈桜を詠んだ

この名高い句の
作者は…〉

〈平安時代
桜をこよなく愛した ある人物〉

〈歌から浮かび上がったのは
かなわぬ恋の物語〉

〈女優 檀れいさんが

桜にまつわる悲恋と
出会います〉

権力の力に のみ込まれた
女性の一人だなっていうのは

すごく思います。

〈そして
京都に数ある桜の名所の中で

どこが人気を集めているのか

有名旅行サイトの協力をもとに
ベスト5を発表〉

♬~

〈さらに 春を感じる事ができる
老舗のお弁当〉

〈『ミシュラン』で
星を獲得した名店が作る

目にも美しいお料理も〉

いや~ 言葉にならない。

〈京都の名所に咲き誇る
桜の絶景〉

〈テレビの前で
満喫していきましょう〉

♬~

♬~

〈満開の桜が風景を彩る季節〉

〈今回は 京都の中でも
特に多くの人を集める

桜の名所を
余すところなく ご紹介〉

〈厳選した10の名所をご紹介〉

〈まずは…〉

〈京都駅から北西へ
およそ10キロ〉

〈豊かな自然が広がる
嵐山 嵯峨野は

春になると より趣を増します〉

〈山々の緑の中に映える
薄紅色の花々〉

〈この地を訪れた
多くの旅人たちが

足を運ぶ場所が
世界遺産 天龍寺〉

♬~

〈京都の禅寺の中でも
特に高い格式を誇る名所です〉

♬~

〈この寺に 春になると
しだれ桜に覆い尽くされる

絶景の庭がある
といいます〉

〈どんな景色が待っているのか
芝翫さんが訪ねます〉

すっかりね
季節が変わりましたね。

見てください この桜。

今回は この

私の大好きな 大好きな 大好きな
お寺 天龍寺さんへ

ちょっと伺ってみたいと
思います。

おはようございます。
ご無沙汰をしておりまして。

よろしくどうぞ。

また今日改めて いろいろ
教えて頂いてよろしいでしょうか。

いや もう教えるって
とんでもない。 どうぞ…。

そこから上がってください。
もう勝手知ったるで

どんどん どんどん
上がらせて頂いちゃいますけど。

〈そして お庭へ〉

〈芝翫さんが幾度となく
眺めてきた この景色も

今回は 春の色合いに〉

♬~

〈天龍寺の顔ともいえる
曹源池庭園は

史跡特別名勝に
指定されました〉

〈左手に見えるのは 嵐山〉

〈右手には 愛宕山〉

〈そして 小倉山と
美しい山々を借景に〉

〈ただし 今回おすすめする
天龍寺の春の絶景は

この曹源池庭園ではありません〉

〈それは 長い回廊の先に
あるといいます〉

〈そこに立っているのが…〉

〈この建物の前に

嵐山 天龍寺が誇る
しだれ桜の絶景があるのです〉

うわ~! これ見てください。
これ きれいだ。

あれ…
総長 しだれ桜ですかね? あれ。

(田原さん)
しだれ 紅しだれですね。

これ… もう何か こう 舞台の…
舞台装置のようですね。

ねえ。 今日 最高ですね。

〈多宝殿を囲むように

今を盛りとばかりに咲き誇る
しだれ桜〉

〈まるで 芝翫さんが訪れるのを
待ってくれていたかのように

見事な姿で迎えてくれました〉

♬~

いいですね 景色は これ もう…
しだれ桜 最高。

今日は最高ですよ。

〈そして 天龍寺の田原さんから
そんな桜にまつわるお言葉が〉

きれいな…
漢詩があるんですよ。

…という言葉がありましてね。

「年々歳々」って これ また
「毎年」って意味なんですね。

で 「花相似たり」って
花は 要するに

毎年毎年 同じように
時期が来れば咲くし。

だけども 「歳々年々
人同じからず」っていうのは

その桜を見るですね
人たちというのは

毎年 違うんだと
変わってるんだと。

〈毎年 桜の美しさは
変わらないが

人は年と共に変わってしまう〉

〈人生は はかないものだという
無常観を詠んだのです〉

〈時を超えて咲き続ける
天龍寺のしだれ桜〉

〈仏の教えと共に

心静かに楽しみたい
桜の絶景です〉

〈厳選した10の名所をご紹介〉

〈2つ目は…〉

〈嵐山 嵯峨野には

桜のトンネルの中を進む
絶景を楽しめる鉄道があります〉

〈それが
山あいの清流に沿って走る

こちらの
嵯峨野トロッコ列車です〉

〈嵯峨野トロッコ列車とは

トロッコ亀岡駅から

トロッコ嵯峨駅間の

およそ7.3キロを

25分ほどかけて運行する

嵐山の観光列車です〉

♬~

〈その列車から見える春の絶景
桜のトンネルが こちら〉

〈線路脇に植えられた
たくさんの桜が 見事に咲き誇り

トロッコ列車を
鮮やかに彩るのです〉

♬~

〈列車の中からは
どう見えるのでしょうか?〉

〈横を見ても 上を向いても桜〉

〈横の窓ガラスがない特別車両は

心地よい春風が吹き抜けます〉

♬~

〈嵐山で出合える 桜のトンネル〉

〈別世界へ向かうような
幻想的な絶景です〉

♬~

〈続いての桜は

京都を南北に貫く
賀茂川の近くに〉

ここですね。

もう 有名な場所ですからね。

じゃあ ちょっと
早速 行ってみましょうかね。

〈京都で最も長い歴史を持つ
神社の一つ 上賀茂神社〉

〈次にお届けする
春の絶景は

この神社で行われる

京都を代表する祭りと
深い関わりがあります〉

〈厳選した10の名所をご紹介〉

〈3つ目は…〉

〈鮮やかな朱色が目を引く
鳥居をくぐり

参道を進むと…〉

この広がる景色が いいんですよ。

両側に こう 芝生があってね…。

〈神社の境内とは思えない
緑の敷地〉

〈目を引くのが
ポツンと1本だけ立つ桜〉

あっ 桜が きれいに咲いてますね。

ちょっと
そば行ってみましょうかね。

ねえ きれいですよね。

しだれ桜…。

〈この美しい桜は
斎王桜と呼ばれています〉

〈なぜ 広い境内に
1本だけ桜が植えられたのか?〉

〈その理由は 斎王桜という
名前にあるといいます〉

〈実は この名前は
上賀茂神社にとって

とても重要な意味があると
いうのです〉

〈京都で最も古い祭りといわれる
葵祭〉

〈みやびな装束の
500名を超える行列が

御所を出発し
初夏の京都を練り歩きます〉

〈この祭りは

上賀茂神社と下鴨神社の
例祭として知られています〉

〈始まったのは 平安時代〉

〈当時 この祭りの
中心であった女性が

斎王〉

〈そう。 境内の桜は
ここから名付けられたのです〉

〈その斎王とは

どのような女性
だったのでしょうか?〉

斎王っていうのは 皇室… 天皇の
未婚の お嬢様。

未婚のお嬢様がいない場合も
ありますので そうでなければ

天皇と非常に血筋の近い
未婚の女性が

斎王になる事というふうに
決まってたんですけどね。

斎王っていう制度は

この賀茂の神に仕えて
賀茂の神の祭りに奉仕をする。

京都の町で 皇族 貴族から
庶民に至るまで楽しんだ

そういう祭りの中心が
斎王だったんですね。

〈高貴な女性たちが
代々務められた 斎王〉

〈なぜ その名前が
境内の桜に付けられたのか?〉

〈それは 祭りのあとの風習に
関係があります〉

〈当時 葵祭は
夜遅くまで行われていたため

斎王は1人で 神社の境内に
お泊まりになられたのです〉

本当に 隣り合わせなんですね。

〈斎王が夜を過ごした場所が
神社の一角にあるといいます〉

(乾さん)ここが
実は そうなんですけれども。

なんか これ 跡が…。
(井上さん)礎石が残ってますね。

(乾さん)お気づきに
なられましたですね さすがに。

この石も そうですし
その石も そうなんですが…。

全部 この辺りですね

「神の館」と書きまして

神館という建物が
あった所なんですね。

〈並んだ石は

斎王のために設けられた
建物の礎石〉

〈1000年を超えて
残されていました〉

〈ここで 斎王が たった1人で
夜を過ごされたのです〉

上賀茂神社で儀式を行ったあとに
ここで お泊まりになったんです。

ここで お泊まりになった事を
後日 式子内親王というですね…。

式子というふうに書いて
式子というふうに

和歌の世界では読みますが…。

その式子内親王が詠まれた
『新古今和歌集』の中にですね…。

それは
どういった意味かというと…。

忘れられないと…。

ここでですね
仮寝をした時に

葵というものを引き結んで

それを枕のようにして
眠った事が…

その時の朝焼けが…。
情緒がありますね。

忘れられないというふうに

詠まれた歌が
ございましてですね…。

〈祭りのあと

斎王のような身分の高い方が
たった1人で過ごされた場所〉

〈その斎王に重ね合わせるよう

広い境内に
1本だけ美しい桜を植え

斎王桜と名付けたのです〉

〈1000年の歴史が語る
斎王桜の由来〉

〈境内に 1本だけ凛と咲く姿〉

〈平安の高貴な面影を感じさせる
洗練された美しさです〉

〈京都には

桜と偉人にまつわる
様々な物語が残されています〉

〈その一つを
ひも解いていきましょう〉

〈厳選した10の名所をご紹介〉

〈4つ目は…〉

〈春を詠んだ
有名な歌〉

〈作者は

平安時代の初めに活躍した
女流歌人 小野小町〉

〈世界三大美女の一人にも
数えられる

美貌の持ち主です〉

〈その歌にある 「花」とは何か?〉

〈京都で 小町が歌に詠んだ花を

実際に
見る事ができるといいます〉

〈それが見られる場所は

京都の町から南東へ
山に囲まれた山科エリア〉

♬~

〈美しい花にまつわる物語を
訪ねるのは

女優の檀れいさんです〉

ここに 小野小町と

春の風景の素敵な物語が
あると聞いて やって来ました。

こんにちは。
こんにちは はじめまして。

はじめまして 檀れいと申します。
小山順子です。

よろしくお願い致します。
今日は よろしくお願いします。

〈和歌の研究者で

平安の女性に詳しい

京都女子大学教授の
小山順子さん〉

〈いにしえの歌人たちが詠んだ
歌の解説を

数多く出版しています〉

〈まず
小町が詠んだ

「花の色」について

檀さんは
どう考えているのでしょう?〉

なんか 「花の色は」
という言葉だけで

なんか
女の人の恋心とか

女心なのかなって
思ってるんですけど…。

確かに「花」っていうのは

心の事を詠む場合も
多いんですけれども

この歌は やっぱり 花は まず
実際に咲いている花ですよね。

もう1つの意味としては
女性の美しさ。

…という
もう1つの意味があります。

〈「花の色」の「花」とは

春に咲く実際の花〉

〈そして 絶世の美女であった
小町の女性としての美しさ〉

〈2つの意味合いが
あるといいます〉

〈ここ 山科には

その2つの花と出会える場所が
あるというのです〉

〈早速 目的地を目指す2人〉

こちらが 隨心院という

小野小町ゆかりのお寺です。

小野小町ゆかりのお寺。

〈訪ねたのは 平安時代に始まる
という隨心院〉

〈皇室に ゆかりの深い
門跡寺院です〉

こんにちは。
こんにちは。

はじめまして 檀れいです。
今日は よろしくお願いします。

よろしくお願い致します。

ここは 小野小町ゆかりの場所
という事で

どういう関係が
あるんでしょうか?

ここの場所に 小野小町さんが
住んでられましてね

そのお屋敷跡に
この隨心院ができてるんです。

こちらに
住んでらっしゃったんですね。

〈広大な敷地を持つ隨心院〉

〈小町の屋敷が
あったとされるのは

今のお堂の辺り一帯
だといいます〉

〈まずは檀さん
2つの意味を持つ「花」のうち

小町の 女性としての
美しさについて探る事に〉

〈小町の美しさを伝える場所が

ここ 隨心院に残されている
というのです〉

〈それが こちら〉

化粧の井戸ってありますね。
(亀谷さん)はい。

ここが
小野小町さんが自分の顔をね

お水に映して このお水で
お化粧したって伝わってる

まあ 字は化粧の井戸ですけど
化粧の井戸というふうに…。

化粧の井戸。

水に自分の姿を映して…。
そうですね。

〈小町が そのみなもに顔を映し
化粧をしたと伝わる

化粧の井戸〉

〈そこで檀さんも
当時の小町に思いをはせます〉

こうやって この水面に
自分の姿を映しながら

お化粧してたんですね。

先生 その…
平安の時代っていうのは

日常的に
お化粧とかされてたんですか?

どういう時に…?

彼女は 仁明天皇の更衣…
お妃の一人だったんじゃないか

というふうに言われています。

華やかな儀式に出る時も
あったでしょうし…。

そういう時には 力を入れて
お化粧したんじゃないかなと…。

〈さらに 当時を代表する
6人の和歌の名手 六歌仙にも

女性で唯一 名を連ねた小町〉

〈美しいだけでなく
才女でもありました〉

本当に 平安時代の
キャリアウーマンみたいな…。

(小山さん)
才色兼備ですよね 本当に。

そういう意味での やっぱり…
美女だったんですね 絶世のね。

全部含めての美女だと思いますね。

〈そんな小野小町が
歌に詠んだ花とは?〉

〈そして 絶世の美女 小町

晩年の思いも寄らない姿も…〉

あまりのギャップに
衝撃的というか…。

〈小野小町がこの歌に詠んだ
春に咲く実際の花とは?〉

(亀谷さん)
まあ この辺りも桜ですけどね。

〈枝ぶりの良い 桜の大木〉

〈この場所に咲く桜こそ

小野小町が歌に詠んだ花だと
いわれているのです〉

〈小町の心を捉えた
美しい花とは…〉

〈こちらです〉

〈毎年4月

荘厳な門を背景に咲く 優雅な姿〉

〈この地に暮らした小町は
桜の季節を心待ちにし

華やかな風景を
楽しんだ事でしょう〉

♬~

(亀谷さん)
小町は この辺りの桜を見て

お詠みになったんじゃないかなと
思いますね。

やはり なんか…
日本人の人は 桜 好きですよね。

(小山さん)そうですね。
小町が平安時代に詠んだ歌で

花といえば やっぱり
桜になってくるっていうのも

そうした桜の美しさが

日本人の美意識に
ピッタリだからだと思います。

〈そんな隨心院の境内には

今回の歌の
石碑が残されています〉

〈「花の色は
移りにけりな いたづらに」〉

〈これは 桜が散り
美しさが失われた事を

意味しています〉

〈当時 小町は50歳といわれ

実は この部分には

小町自身の美しさが失われた
という意味も〉

〈絶世の美女 小野小町
晩年の姿…〉

〈それは 隨心院の中で
見る事ができます〉

〈檀さんが案内された場所は

お寺の一番奥の部屋
能の間です〉

〈そこで待っていたのは

艶やかな襖〉

〈その奥に…〉

(亀谷さん)ここなんですけどね
どうぞ お入りになってください。

ちょっと
段差がございますけど…。

(小山さん)こちらが…。
はい じゃあ 失礼します。

(小山さん)
桜の花が散ってしまったあとの

小町の姿という事になります。
ああ…!

〈静かに鎮座する
卒塔婆小町座像〉

〈小野小町の
年老いた最晩年の姿を

うつしたものと伝わります〉

♬~

〈その口元は 歯が抜け

額には
深いしわが刻まれています〉

〈かつて
絶世の美女と呼ばれた小町の

あまりに変わり果てた姿…〉

♬~

桜が散ったっていうのは
自ら 年を重ねて

年老いてしまった…?
そうですね。

あまりのギャップに
衝撃的というか…。

(小山さん)そうですね。

老いた小町を どういうふうに
文章で残しているかっていうと

「歯は抜けて
肌は しなびた梨のようで

骨が浮き出ていて…」
っていうような

そういうふうな書き方を
しているわけですよね。

外見としては はかなく

もの悲しい感じは
するんですけれども

彼女の人生としては
やはり 賢く美しい…。

それが よく輝く人生だったんじゃ
ないかなとは思います。

〈はかないがゆえに
心に響く美しさ〉

〈そんな花の色が

今年も 艶やかに
小野の地を染め上げました〉

京都には いくつもの
桜の名所がありますが

どこが
人気を集めているのでしょうか。

ここからは
海外からのアクセスも多い

インターネットの
旅行情報サイトを参考に

京都の桜 人気ベスト5を
ご紹介して参ります。

〈都の西
大原野の山里に立つ寺院〉

〈1000年の歴史を誇る
この寺で知られるのが…〉

〈江戸幕府 5代将軍 綱吉の母

桂昌院が植えたと伝わる
しだれ桜〉

〈境内にある100本の桜も
見応え十分〉

〈東山のふもと

若王子橋から
銀閣寺橋へと続く

およそ1.5キロの
散歩道〉

〈琵琶湖から引いた
水路の両岸には

ソメイヨシノが植えられ
見事な花を咲かせます〉

〈花びら舞い散る水路沿いの道〉

〈春の京都を代表する風景の
一つです〉

〈京都屈指の観光地
清水寺は

桜の名所としても人気〉

〈本堂を中心に

およそ1500本の
ソメイヨシノや

山桜が咲き乱れます〉

♬~

〈オススメはやはり
舞台からの眺め〉

〈桜が彩る景観は
この時期だけの楽しみです〉

〈京都のシンボル
五重塔が立つ境内には

ソメイヨシノや
しだれ桜など

およそ200本が咲き乱れます〉

〈名物は 高さ13メートルの
立派な八重紅しだれ〉

〈夜はライトアップ〉

〈五重塔との共演を楽しめます〉

〈都の北西に位置する

1100年以上の歴史を誇る
名刹〉

〈その見どころは
なんといっても

境内に植えられた御室桜〉

〈平安時代 「御室」と呼ばれる
天皇の住まいがあった事から

そう名付けられました〉

〈はるかな時を超え

人々を楽しませてきた 桜の名所〉

〈その華やかな美しさの中には

様々な歴史物語が
秘められているのです〉

〈厳選した10の名所をご紹介〉

〈その5〉

〈ここは 京都府庁〉

〈明治の終わり頃に建てられた
レンガ造りの旧本館は

当時の姿を
そのまま残しています〉

〈その中を通り抜け
中庭に出ると…

堂々とした姿を見せるのが
桜の木〉

〈趣ある建物と桜の対比が
見事な光景〉

〈まさに 知る人ぞ知る
桜の名所〉

〈この桜の中の1本が

容保桜と呼ばれる名高い桜〉

〈なぜ 容保桜と
名付けられたのでしょうか?〉

こちらが
その名前が付いた理由です。

〈敷地内に立つ石碑には

京都守護職屋敷とありますが
これは一体?〉

(土屋さん)実は ここ京都府庁は

京都守護職の上屋敷があった
場所になっておりまして

松平容保公が 当時

京都守護職
だったんですけれども

その名前を頂戴して 容保桜
という事になっております。

〈松平容保にちなんだ 容保桜〉

〈町の治安を守った
京都守護職のように

咲き誇ります〉

(土屋さん)容保といえば

最期まで幕府への忠誠をついて
敗れた 悲劇の主人公で

幕末に欠かせない
登場人物だと思います。

その姿が
はかなく散った桜と重なった

そんな思いも込めて

容保の名が付いたのではないかと
思います。

〈そして 松平容保ゆかりの桜が
もう一つ〉

〈それは 京都の東

黒谷と呼ばれる地に
咲いているといいます〉

♬~

〈桜のある場所が
ここ 金戒光明寺〉

〈浄土宗の
格式の高い寺院です〉

〈寺が開かれたきっかけは
およそ850年前〉

〈ある僧侶が 修行を終えて
この地に草庵を結んだ事〉

〈その人物が

浄土宗の宗祖 法然上人です〉

〈そんなこの寺と
松平容保との繋がりとは?〉

ここは幕末に
会津藩 松平容保公が

京都守護職の
本陣にされた場所でございます。

〈会津藩主 松平容保は

幕末 京都の治安を守るため

藩士1000人を金戒光明寺に布陣〉

〈そして
会津藩預かりの身分だったのが

後の新選組〉

〈近藤勇 土方歳三らは

松平容保のもとで
働いていたのです〉

〈そんなこの寺では

境内で100本を超える桜の絶景が
楽しめます〉

〈まず 山門の前には…〉

〈門をさらに引き立てる

鮮やかに咲き誇る ソメイヨシノ〉

♬~

〈こちらは

寺の宗祖 法然上人を祀る
御影堂の桜〉

〈会津藩の墓地へと続く
極楽橋近くの桜も見事です〉

〈桜の名所である金戒光明寺には

新選組と桜に関わる逸話も…〉

新選組が
お預かりになりました時に

それが3月だったんですね
最初が。

そして その1カ月後
4月になりますとね

その… 上覧試合

容保公の前でね 剣術の試合を
4試合やったという事で

その時が ちょうど
桜の季節でございまして

その桜の下でというかね もとで

その上覧試合をしたんではないか
という事でございます。

〈御影堂の隣にある 大方丈〉

〈この庭先で
剣の腕前を容保に見せるため

近藤勇 土方歳三らが

上覧試合を行ったといわれます〉

〈それは折しも 桜の咲く季節〉

〈新選組の隊士たちも

この美しい桜を
見ていたのかもしれません〉

(橋本さん)これは… 桜というのは
武士の最期ですね。

散り際が 非常に まあ…
桜と武士という形が

非常にね 言葉でも
繋がっておるようにですね

武士としては
桜を愛でるというのも

一つの自分の生き方を考えている
という事になりますのでね

容保公も そして
新選組の皆さま方もですね

ここへ来て 桜を
愛でたんではないかと思います。

〈そして 京都には

桜にまつわる恋物語も
残されています〉

〈それは
人生をかけた悲恋でした〉

〈厳選した10の名所をご紹介〉

〈その6〉

〈古都に伝わる

桜の有名な歌
といえば…〉

〈お釈迦様が

亡くなったのと
同じ日に

私も
桜の木の下で

ひっそりと 息を
引き取りたい〉

〈この歌を詠んだのは

平安時代の僧侶であり
歌人の西行法師〉

〈数々のドラマを秘めた
人物でもあります〉

平安時代の人って 私 とても
興味があるんですけれども

西行さんという方は
どんな人物だったのか?

生涯 大体2000ぐらいの歌…
そのうちの1割 200首ぐらいが

桜の歌というふうに
いわれてます。

1割?
はい。

そんなふうに
考えられるんですけれども…。

〈なぜ 西行は
230もの桜の歌を詠むほど

桜を愛したのでしょう?〉

〈そこには ある美女との
悲しい恋の物語が…〉

〈実は 檀さんとも ゆかりの深い
女性だったのです〉

やっと会えたって感じです。

〈さらに 今
私たちを楽しませてくれている

桜の絶景との関わりも
ありました〉

〈生涯 230もの桜の歌を詠んだ
西行法師の

悲しい恋の物語とは…〉

〈その謎をひも解くべく
向かったのは

京都の西に位置する 大原野〉

〈のどかな風景が広がる
この地で

西行法師の人生は
大きく変わったといいます〉

〈檀さんと
和歌の研究家 小山さんは

その西行ゆかりの場所へ…〉

(小山さん)はい
着きましたね こちらです。

こちらですか。
「花の寺」ってありますね。

(小山さん)そうですね。

花のお寺の
勝持寺というお寺です。

〈訪れたのは 勝持寺〉

〈今から1300年以上前

飛鳥時代に始まったという
由緒ある寺院です〉

〈境内には
100本の桜の木が植えられ

春には 一斉に絶景と化します〉

〈それ故 別名 桜の寺とも
呼ばれているのです〉

〈そんな境内の
100本の桜の木の中で

最も大切に守られている
名木があります〉

〈それは 西行とゆかり深い桜〉

(中村さん)はい こちらがですね

西行法師が 実際に この場所で
お植えになったというふうに

伝えられております。

〈鐘楼の傍らに立つ
その名も西行桜〉

〈西行自ら植えたと伝わる
木です〉

〈桜の中では早咲きの
しだれ桜〉

♬~

〈そして 西行が桜を愛した事は

嵯峨野にある寺にも伝わります〉

〈西行が小さな庵を
結んだ事を起源とする

西光院〉

〈こちらに
安置されているのが…〉

〈西行法師の木像…〉

〈ひざを立て くつろいでいる姿〉

〈お顔は
何かを見上げているようです〉

〈一体 何を…?〉

〈その姿に似た西行が
こちらにも…〉

〈桜の下で くつろいだ様子の
西行を描いた軸〉

〈『旅休座像』と
同じような姿です〉

〈この軸の絵を見ると

西行の像も
花見をする姿と考えられます〉

本当に 西行さんは
桜が好きで好きで…。

(中村さん)そうですね。
執拗なまでに

桜に こだわってらっしゃるような
気がするんです はい。

なんで そこまで桜が…。

まあ 西行法師は
実は お侍さんと…。

元々ね
お侍さんだったという事で…。

恐らくですけどもね

お侍さんは なんかミスをしたとか
そういう事になると

腹を割いて
切腹なさるわけですね。

それを桜の命に照らし合わせて

桜というのは…
365日 1年あるわけですけど

たった7日ぐらいで咲いて
散ってしまうというところに

人の命のはかなさと
桜の花びらのはかなさを

照らし合わせて

憧れを持たれたのではないか
というふうに考えるんですけどね。

武士だったんですね。
そうですね。

散り際を
最後まで考えておられたと…。

〈僧侶になる前は
武士だった西行〉

〈しかも 宮中に仕えるほどの
エリートだったといいます〉

北面の武士といって

院に 直接お仕えする
お守りする武士なんですね。

北面の武士というのは

当時の武士の中でも
エリートですし…。

彼は 家も非常に裕福で
まあ 何もかもに恵まれている…。

蹴鞠も上手で…。

北面の武士ですから
当然 体も鍛えている

今でいうスポーツマンですよね。

恐らく
女性にもモテたはずなんです。

〈武道に優れ 歌も詠む〉

〈エリート武士だった西行ですが

ここ 勝持寺で
大きな転機を迎えます〉

〈それが 23歳で
武士の身分を捨て出家〉

〈なぜ 恵まれた地位から

あえて厳しい道を
選ぶ事になったのでしょうか〉

〈この寺には 剃髪した直後の

西行の様子がわかるものが
残されています〉

♬~

こちらが
ご本尊の薬師瑠璃光如来様。

〈勝持寺のご本尊

〈左手に持つ薬壺で

どんな病でも治してくれるという
仏様です〉

〈右手で 今 まさに
薬をつまもうとしている姿は

大変珍しいといわれます〉

〈そして ご本尊のすぐそばに
祀られている 一体の像〉

〈これが 23歳の西行が
出家した直後の姿〉

〈その表情は…〉

(中村さん)よくご覧頂きますと
そのお顔ですね

大変険しい顔を
なさっているように

見て取れると思うんですが…。

ちょっと 眉間に
しわが寄っているような…。

(中村さん)まだまだ悩みが深い
というところを表して

彫刻なされているものと。

何か 今にも…
何かしゃべり出しそうな。

自分の胸の内を こう…
話すかのような お顔というか…。

やっぱり こう…
険しいお顔をされてるのが

とっても気になりますね。

〈こちらは
西行の生涯をつづった

『西行物語絵巻』〉

〈出家する際 家族に止められ

すがりつく幼い娘を
縁側から蹴落とした場面です〉

♬~

〈妻子があり
エリートでもあった西行は

なぜ 全てを捨て
出家したのでしょうか〉

身分の高い高貴な女性に対する
失恋説というのがあります。

なんか… 心当たりがあります。
フフフ。

〈そう 檀さんは

その高貴な女性を
演じた事があったのです〉

〈西行のかなわぬ恋の物語〉

〈そこには 桜にまつわる

壮絶なドラマが
秘められていました〉

〈西行が思いを寄せた
高貴な女性〉

〈その正体を求めて
やって来たのは

京都の北西 嵐山の程近く〉

(小山さん)こちらですね。

「花の寺」ってありますね。
そうですね。

勝持寺と同じく 花の寺です。

〈起源は平安時代〉

〈およそ900年の歴史を誇る
法金剛院〉

♬~

♬~

こんにちは。

こんにちは。
よう お参りくださいました。

はじめまして 檀れいと申します。

西行に関わる女性を

ちょっと見せて頂きたいなと
思ってます。

前のお堂にありますので どうぞ。
はい お願いします。

〈西行出家のきっかけを作った
高貴な女性とは?〉

〈こちらの寺は

その姿を描いた貴重な軸を
所蔵しています〉

〈普段は非公開ですが

今回 30年ぶりに
特別に見せて頂ける事に〉

〈果たして その女性とは?〉

〈23歳の西行が全てを捨てるほど

熱い思いを寄せた女性…〉

すごい…。

やっと会えたって感じです。

私 以前 ドラマのお仕事で

この待賢門院様のお役を
演じた事があって。

あの ずっと…。

『平清盛』か。
そうです。

あれに出はったな。

本当は 演じる前に来れたら
よかったんですけれども

それを かなう事ができず

今日
やっと ここに来る事ができて

本当に…
璋子様に会えると思って

今日は
楽しみにして来たんです。

(川井さん)それは
よう お参りくださいました。

〈檀さんが
以前 大河ドラマで演じた

待賢門院璋子は
絶世の美女でした〉

〈育ての父である
白河法皇と

その孫で 夫の

鳥羽天皇との間で
揺れ動く

波乱に満ちた人生だったと
いいます〉

〈待賢門院璋子は 42歳で断髪をし
出家したと伝わります〉

〈ここ 法金剛院は

彼女が
出家に際して復興させた寺〉

〈境内には 待賢門院が

極楽浄土をイメージして
自ら造ったという庭園も〉

〈そこには 桜の絶景も…〉

〈待賢門院桜と名付けられた
一本の美しいしだれ桜〉

〈花の色は 高貴な紫色にも見え

別名 紫のしだれ桜とも
呼ばれています〉

♬~

〈この桜は およそ40年前
住職が植えたもの〉

〈そこには理由が…〉

待賢門院が好きだったんだからと
思って

こういう華やかな
待賢門院さんの好きな花を

待賢門院桜と
今 言っておりますけど…。

ピンクが濃くて 本当に

華やかな女性を思わせるような
美しい桜ですね。

(川井さん)4月に入ったらね
ぼちぼち咲きかけて

4月の20日ぐらいまで咲いてます。

西行様も桜が好きで
待賢門院様も桜が好きで…。

パッと咲いて パッと散る
その桜のはかなさと なんか…

2人の恋の悲しさみたいなものが
すごく伝わってくる…。

〈待賢門院は
出家した3年後に死去〉

〈その1年後 西行は
この寺を訪ねたといいます〉

〈2人の悲恋の物語に
思いをはせながら眺める桜は

また 違った美しさです〉

〈厳選した10の名所をご紹介〉

〈その7〉

〈この季節 ぜひ味わいたいのが
春限定のお弁当〉

〈目にも美しい

京都ならではの美味しさを
ご紹介しましょう〉

〈110年以上の歴史を誇る
老舗料亭 六盛が

毎年 春になると
売り出しているのが…

こちらの花見弁当〉

(堀場さん)春らしくという事で…。

手鞠寿司が皆さんお好きなので

それを入れて… 入れさせて頂いて
作り上げております。

〈旬のタケノコを
焼いたものから…〉

〈春野菜の煮物や白和えまで

10種類以上の彩り豊かな料理が

美しく詰められています〉

〈エビ 鯛 穴子などの
手鞠寿司も入って

お値段3000円ほど〉

〈そして…〉

〈明治3年
料理旅館として創業した

料亭の流れをくむ
紫野和久傳〉

〈いくつかある
春のお弁当の中から

今回 ご紹介するのが…〉

〈こちら 人気の二段弁当です〉

〈上段には旬の食材を使った
15種類以上の料理〉

〈やわらかく煮たタコや
美しいだし巻き卵〉

〈そして 下段は
名物 鯛の黒寿司〉

〈しょうゆで下味を付けた
寿司飯の上に

切りそろえた鯛が
ぎっしりと並んでいます〉

♬~

〈紫野和久傳の二段弁当〉

〈お値段は4500円〉

〈さらに お手軽に頂ける
和菓子もオススメ〉

〈創業から200年以上
和菓子を作り続ける老舗

亀屋良長〉

〈この店で人気の和菓子が

黒糖を使った滑らかな舌触り〉

〈こしあんの烏羽玉です〉

〈こちらは
色鮮やかな いちご摘み〉

〈そんな品々の中に

桜にまつわる
和菓子があります〉

〈それが この箱〉

〈フタを開けてみましょう〉

〈桜の花をかたどった
上品なお干菓子〉

〈金平糖のようなお菓子も
たくさん詰まっています〉

〈この美しい和菓子を
考案したのは…〉

こちらは 7年ほど前に
私が考えました。

干菓子自体は
昔からあるんですけれども

あまり
注目されなくなってきていて

もっとわかりやすく
小さくして かわいくする事で

注目して頂けるかなと思って
考えました。

〈桜の他に

春夏秋冬 様々な
バリエーションもあります〉

〈季節に合わせたお土産に
ピッタリ〉

〈春を閉じ込めたようなひと品〉

〈和三盆の優しい甘さが
楽しめます〉

〈そして 桜にまつわる
とっておきの食が

京都の東を流れる賀茂川沿いに〉

この辺りは
賀茂川沿いですけれども…。

そうですね。

市民のお花見のスポットとしても
とても愛されている場所です。

〈そんな桜並木が美しい
賀茂川沿いに

味わえる桜の絶景と
出会える場所があるといいます〉

♬~

こちらの 弧玖さんというお店に
入りたいと思います。

♬~

〈下鴨神社の程近くにある
日本料理店

弧玖〉

〈2015年 オープン〉

〈開店1年で
『ミシュラン』一つ星を獲得し

注目されています〉

〈店主 前田さんは

京都の名割烹 桜田で
修業を積んだ

新進気鋭の料理人〉

今日は味わえる絶景という事で
楽しみにしてきました。

ありがとうございます。

あの うちは 八寸を…
自然を見ながら

季節を感じながら
変えてますので

今日は そちらのお料理を
やらせて頂きます。

〈作って頂くのは

コース料理の中でも評判の
八寸〉

〈移りゆく古都の自然を表した

4月に味わえる絶景とは?〉

では お待たせしました。
はい。

はい えっと こちらがですね

春に… 4月にお出ししてます
八寸なんですけれども。

まあ ちょっと
情景を見ながらなんで

これは まだ
桜が満開に咲いている頃に

お出ししている八寸になります。

〈こちらの
陶器のお重は

名工
坂高麗左衛門 作〉

〈まるで 絵画のように
施されているのは

満開の桜〉

〈料理を見る前から
楽しませてくれます〉

♬~

ああ…。

ああ… きれいですね。

〈『ミシュラン』一つ星 弧玖が誇る
美しい八寸〉

〈お重の中に 都の春が
映し出されていました〉

(前田さん)これがですね
桜の咲いてる下で

お花見団子という事で
団子に見立てまして

こちら 串打ちした八寸を…。

〈一の重には 花見団子に見立てた
春の食材〉

〈山菜ののびるは
ほろ苦いフキ味噌を添えて〉

〈金柑には 高級珍味 このこを
合わせました〉

いやあ 楽しいですね。

お花見団子のイメージですね。

〈満開の桜のもと
団子と共に並べたのは

一寸豆の白和え〉

いただきます。

♬~

優しい味ですね。

この白和えの中に
入ってるのは…?

(前田さん)バンペイユ…
熊本のでっかいユズなんですけど

その果肉をですね ほぐして…。

これが入る事によって

より一層
さっぱり 爽やかな味で…。

〈旬のホタルイカは

土佐酢の煮こごりを絡めて
味わいます〉

〈そして 二の重が こちら〉

♬~

〈桜の葉に包まれているのは

赤貝で丸めた
かわいらしい手鞠寿司です〉

〈そして 桜色の鱒の塩焼き〉

〈炭火で焼き上げた身は
ふっくら〉

〈うまみが詰まっています〉

♬~

うん 美味しいですね この鱒も。

幸せを味わってます。

食べる絶景 食べれば食べるほど
味の変化もあって

目でも楽しめるし

こういうふうに お団子に見立てて
串で刺したりだとか

そういう 目で楽しむんですけど
やはり 味わいでも

全部 味が
少しずつ変化していって

春の幸せを…
春の味わいを一気に感じたって

そんな感じがします。
(前田さん)ありがとうございます。

〈実は この弧玖の八寸

桜の季節には 開花から
花の開き具合に合わせて

趣向を変えていくといいます〉

〈中でも
都の食通たちを魅了している

絶景の八寸があります〉

〈それが こちら〉

あ~ すご~い。

きれいですね。

〈桜の下に広がる絶景〉

〈満開の花が散り
花びらが川に流れる

花筏をイメージした
八寸です〉

♬~

〈橋の下には 本物の桜の花びら〉

〈この花筏の八寸に出会えるのは
桜が散り始める数日間のみ〉

いやあ 言葉にならない…。

(前田さん)賀茂川が近いですから
そこから ヒントを得まして

賀茂川の水面を 花びらが
バーっと流れてるっていうのを

表現したのが
こういう八寸になります。

本当に なんか 桜の散り際の景色
そのままですね。

本当に 目に贅沢な絶景ですね。
(前田さん)ありがとうございます。

〈弧玖が誇る絶景の八寸は
コース料理で頂けます〉

〈お昼のコースは7000円から〉

〈京都の季節の移ろいを

目と舌で味わってみては
いかがでしょう?〉

〈このあと

おなじみのCMにも登場し
話題となった

美しさを極めた桜が!〉

〈厳選した10の名所をご紹介〉

〈その8〉

〈京都駅から西
嵐山へ向かうエリアに

桜の絶景と出会える寺院が〉

〈それが

日本一の規模を誇る
禅寺 妙心寺〉

〈臨済宗妙心寺派の
大本山です〉

〈ここ妙心寺は

46もの塔頭寺院を有していますが

その中で 可憐な桜が見られる
寺があります〉

〈鮮やかな朱色に彩られた
三門のすぐ隣

緑の木々に囲まれた境内を持つ
寺院〉

♬~

〈退蔵院です〉

〈始まりは
15世紀にさかのぼります〉

〈実は この寺には

来たら誰もが見るという
国宝があるのです〉

〈それが この軸〉

こちらは
日本最古の水墨画といわれます

国宝の『瓢鮎図』と申します。

〈室町時代に手がけられた

日本で最も古いとされる水墨画
『瓢鮎図』〉

♬~

〈中心に描かれているのは

川辺に立つ 一人の男〉

〈よく見ると
その手には ひょうたんが〉

〈そして
川には ナマズの姿〉

〈この絵には
深い意味があるといいます〉

手に持ってる
本当に小さなひょうたんで…。

(松山さん)大きな大きなナマズを
捕まえてみろという。

で まあ 実際には

ひょうたんのサイズより
ナマズの方が大きいので

捕まえようがないんですけども…。

まあ この無理な問題を
どうやって解くかというのが

この禅問答です。

〈解けそうもない無理難題を
どう解くか〉

〈考える事自体が修行なのです〉

〈この禅問答に対して

室町時代の31人の僧が出した
様々な答えが

絵の上に書かれています〉

〈そんな退蔵院には
2つの庭があります〉

〈それぞれに 深い意味が
込められているのだとか〉

〈こちらは 室町時代の絵師
狩野元信が作庭した

『元信の庭』〉

〈そこに込められている
意味は?〉

不変の美という…。

まあ
いつ来ても変わらないという…。

〈主に植えられているのは
常緑樹〉

〈美しさが一年中変わらない
不変の庭なのです〉

〈一方 こちらは

変わりゆく美を求めた
可変の庭〉

〈先代住職が

昭和38年から3年を費やして
作り上げたといいます〉

〈ここには 季節によって変わる
様々な植物が植えられています〉

〈春は
青々とした新緑に 藤の花〉

〈夏は 蓮の花が池を飾ります〉

〈秋には 美しい紅葉〉

〈それぞれの季節の移ろいを
感じてもらいたいという

強い思いが
込められているのです〉

〈実は この庭に
今回 目指すものが…〉

ここには
以前 CMでも使って頂いた

絶景の桜がございます。

〈移ろいゆく庭を象徴するように

先代住職の祖父が
入り口に植えた

樹齢60年ほどの
紅しだれ桜です〉

〈住職が世を去ってから10年〉

〈この桜の美しさが認められ
有名なCMに登場〉

〈それが こちら〉

♬~

(ナレーション)どの町の
どこの桜がお好きですか?

その答えを聞けば

あなたの事が
少しわかる気がします。

(ナレーション)
おや? 迷っていらっしゃる。

どうぞ。 ごゆっくり。

〈その後 退蔵院の紅しだれ桜は

京都の春に
欠かせないものとなりました〉

〈変わりゆく美しさを目指した
亡き住職の思いが

今も変わらず
人々の目を楽しませています〉

〈厳選した10の名所をご紹介〉

〈その9〉

〈ここは
いにしえの面影を残す 西陣〉

〈今も西陣織の伝統を守る音が
町に響きます〉

(機織り機の稼働音)

〈織物の伝統を守り続ける西陣で

芝翫さんは ある人物と
待ち合わせをしていました〉

どうも こんにちは。
ご無沙汰をしておりまして。

せんだっては
色々と ありがとうございました。

今日 お目にかかるの楽しみに…。

〈華道の名門

未生流笹岡の
三代目家元

笹岡隆甫さん〉

〈国内外で幅広く活躍する
笹岡さんに

華道家ならではの視点で

京都の桜の楽しみ方を
教えて頂きます〉

華道家にとって
春って ものすごい大事な時期で

ワクワクするんですよね。
桜のつぼみが ほころんで

そして 若葉の緑が
我々の目を楽しませてくれて

元気を分けてもらえるような

そんな季節だなあ
というふうに感じます。

今日は 桜に代表される

春を楽しめるそんな場所を
ご紹介したいなと。

〈そして 笹岡さんの案内で
向かった場所は…〉

ここでは 春の代表格である桜を
長い間楽しむ事ができるんです。

桜を長い事楽しむって
それ どういう事ですか?

普通ですとね
4月というイメージですけれども

もう少し早くから
桜が見られる。

そんな桜あるんですか?
はい。

〈訪れたのは 妙蓮寺〉

〈鎌倉時代の高僧
日蓮の弟子が創建した

本門法華宗の寺院〉

こんにちは。
どうも 芝翫でございます。

(佐野さん)どうも こんにちは。
よくお参りくださいました。

よろしくどうぞ。
ありがとうございます。

よろしくどうぞ お願い致します。
よろしくお願い致します。

♬~

〈本堂の中に鎮座しているのは
法華宗を開いた日蓮聖人の像〉

〈しかし ご本尊は
別にあるといいます〉

(佐野さん)
正面に座っておられるのが

日蓮聖人なんですけれども。

その後ろに
日蓮聖人が図顕されました

十界曼荼羅というのが
後ろに掛かってございまして…。

その十界曼荼羅を
ご本尊と。

じゃあね もう何はともあれ
その桜の所へ

ご案内して頂いて
よろしいでしょうか?

はい。 それでは
どうぞ ご案内致します。

どうぞ。 あそこに見えますのが
御会式桜です。

11月ぐらいには かなり…。
でも これ咲いてますよね?

(佐野さん)はい。

これが御会式桜。
そうです。

〈境内の一角で 優しくほころぶ
御会式桜〉

〈白とピンクのグラデーションが
かわいらしい桜ですが

実は 他とは違う
大きな特徴があります〉

(佐野さん)10月に咲きまして

11月ぐらいに
結構 満開近くなるんですよ。

でも 11月って寒いですよね?
(佐野さん)そうですね。

でも 厳寒期は
もっと少なくなりまして…。

そして 4月には
また満開になるという。

じゃあ これからまた
きれいに咲き始めると…?

(佐野さん)本当に
きれいに満開になります。

〈寒さ厳しい京の冬…〉

〈そんな中でも
咲き続ける不思議な桜〉

〈そこに この花が

御会式桜と呼ばれるようになった
理由が秘められているのです〉

はい 質問です。 なんで
御会式桜っていうんですか?

えっとですね
私たちの宗門では

日蓮聖人が
お亡くなりになった時が

10月13日なんですけれども。

10月13日に
お亡くなりになられた…。

〈日蓮聖人が亡くなった時

悲しむように花を咲かせた
桜がありました〉

〈日蓮聖人の法要を
「御会式」と呼ぶことから

その名が付いたのです〉

(笹岡さん)この十月桜
そして 御会式桜というのは

元々 品種として
10月ぐらいから咲き始めるという。

まあ 自然のものなんですね。

〈さらに笹岡さんが

知っておいてほしい
という事が…〉

(笹岡さん)ちなみに この桜は
1つ由緒がありまして

この桜の花びらを持ち帰ると
恋が成就すると。

あら! 大変。

そしたらもう 花びら
なくなっちゃいますよ ここの。

いや… 取っちゃダメですよ。
下に落ちた花びらを…。

これは もうね
皆さん そうなんですね。

本当に ご覧になってる方に
申し上げたいのは

桜はやっぱり 見て頂いて。

〈落ちている花びらを持ち帰ると
恋がかなう…〉

〈ちょっと素敵な言い伝えです〉

〈実は この寺は
他にも桜が見られます〉

〈それを見られるという場所へ〉

あれ? すごい 鍵が…。

(鍵を開ける音)

鍵が… カチャッカチャッと…。

(笹岡さん)普段見られない所を
見せて頂く…。

どうぞ。
失礼致します。

おお~! これは…?

これは… なんですか? これは。

〈『鉾杉図』〉

〈描いたのは

安土桃山時代から
江戸にかけ活躍した絵師

長谷川等伯一派〉

〈室町幕府の御用絵師であった
狩野派に対抗し

たった1代で
肩を並べる才能を発揮した天才〉

〈切り立つ杉の間から
満開の山桜が顔を出す

『鉾杉図』〉

(笹岡さん)構図が大胆ですよね。
ねっ 大胆。 そうですよね。

(笹岡さん)この三角形の杉が
連なっていて

で その背景に 桜が
ちらほらと見えていてという。

〈作品の舞台となったのは
京都ではなく

等伯の故郷だといいます〉

〈ヒントは
右上に描かれた この半島〉

元々 能登の人でして。

向こうの
日蓮宗の信者さんでして。

そして 33歳の時に

絵師として
京都で名を上げようと…。

〈等伯晩年の作とされる障壁画〉

〈能登から上京し
走り続けた等伯ですが

ふと 故郷を
恋しく思ったのでしょうか?〉

〈笹岡さんは この作品に

生け花に通じる手法を
見いだしました〉

〈それは
桜の花をアクセントに使い

杉の枝が奥にあるように見せる
遠近感の出し方だそうです〉

(笹岡さん)
私たちが花を生ける時も

遠い景色
そして 近い景色 間の景色

というふうに作ったりしますし
絵から勉強させて頂く事

また 絵画でも
生けた花の姿を描かれたりとか

互いに影響を与え合いながら
進化していってる。

これ でも 家元 よく見ると
花が立体的になってますよね。

(笹岡さん)そうですね。

白の顔料というのは
胡粉というふうに…。

胡粉は 元々 貝殻を砕いて
粉状にした白色の顔料。

それを膠と合わせて 立体的に…。

のせていくようなものですよね。

(笹岡さん)ですから
実際に立体感があるので

奥行きを感じさせる事が
できると…。

当時としては 非常に難しい…。

前衛的っていうか
珍しいもんだったんでしょうね。

〈この作品の裏側に回ると…〉

こちらは…。
どうぞ。

うわ~!

(佐野さん)
こちらも山桜と松ですね。

〈こちらも
長谷川等伯一派が描いた

『松桜図』〉

〈太い幹で描かれた 松と桜〉

〈緑と桜色が互いを引き立て合う
力強い作品です〉

見事ですね。

ここ4本…。

(笹岡さん)
こちらにかためて 幹を描いて

枝が
向かって左に伸びているという。

これって実は
生け花とも共通するんですが

生け花も 左右対称に
いけるのではなくって

左右の崩しというのを
強調するんですね。

器があって 器の
例えば右側は ほとんど出さず

左に グッと枝を伸ばす。
そうすると…。

確か この間 おやり頂いた時
そうでしたね。

そうする事で
1個1個の枝ぶりが

より強調される。

〈生け花に通じる手法で
迫力のある枝ぶりが

より一層 強調されているのです〉

よく桜が満開になって
そろそろ終わると

よく うちの母親が

「あ~あ もう葉桜になっちゃった」
っていうような事をよく言う…。

まさに これ葉桜ですよね?

(笹岡さん)こちらはね
山桜なんですね。

山桜というのは 昔からある
日本の固有種みたいなもので

葉と花が同時に…。

ほう…。 えっ それ…
山桜はそうなんですか?

我々 華道の世界では
本桜というふうに 本当の桜と…。

〈私たちになじみ深い
しだれ桜は

花が咲いたあとに
葉が見られますが

これは
品種改良されているため〉

〈山桜は 花と葉が
同時に見られるのです〉

じゃあ この 元々の…
古来の桜は これであるという。

山の桜は この姿と。

〈等伯の作品から伝わる
桜本来の姿〉

〈幾世紀を経ても
変わらぬ美しさがありました〉

〈このあと
天下人 豊臣秀吉が

人生の最後に作り上げた
桜の風景〉

〈厳選した10の名所をご紹介〉

〈最後は…〉

〈京都の町の東
雄々しくそびえる 醍醐山〉

♬~

〈そのふもとに
門を構えるのが

醍醐寺です〉

〈平安時代から時を重ねてきた
この寺には

国宝の建物と

桜の織り成す
絶景があります〉

〈こちらが 醍醐寺の国宝
五重塔〉

〈桜の花越しに見る
その姿は

京都の春を象徴する
景観の一つです〉

〈さらに
醍醐寺で楽しめる桜の絶景で

最も名高いのが こちら〉

〈三宝院〉

〈その美しさで知られる
太閤しだれ桜〉

〈流れ落ちる滝のように
垂れた枝先の

無数の花々は幻想的〉

〈見る人々の心を
惹きつけてやみません〉

♬~

〈他にも ソメイヨシノなど
境内には1000本にも及ぶ桜が〉

〈そんな醍醐寺で
盛大な花見を行った人物が…〉

〈天下人 豊臣秀吉です〉

〈秀吉が主催したのが
醍醐の花見〉

〈元々 桜が大好きだったという
秀吉〉

〈この花見のために
8回の下見を行い

自ら 庭の設計も指示しました〉

〈そして
花見開催を3月15日と決め

その日に咲く700本もの桜を

都周辺から集めたと
伝えられています〉

〈まさに 秀吉
一世一代ともいえる

絢爛豪華な醍醐の花見〉

〈花見の目的は

自分をこれまで支えてくれた
女性たちをねぎらうため〉

〈当時 秀吉は62歳〉

〈ひそかに 病魔が
忍び寄っていたといいます〉

♬~

〈そして 秀吉は

この花見の5カ月後に
生涯を閉じたのです〉

♬~

〈醍醐寺の境内には
代替わりした桜が

変わらない美しさを
誇っています〉

〈そして 世を去ってから400年〉

〈豊臣秀吉は

今も 桜の花に包まれている
といいます〉

〈一体
どういう事なのでしょうか?〉

〈東山 阿弥陀ヶ峰〉

〈豊臣秀吉は 遺言で

この山に 自らの墓を建てるように
命じました〉

〈そして 世を去った天下人は

この場所で
ひっそりと眠っています〉

〈400年経った現在
墓の周りには 大好きな桜が〉

〈毎年 この季節

秀吉を偲ぶように
桜は美しい花を咲かせるのです〉

〈このあと
京都の春を満喫できる

由緒ある宿をご紹介〉

〈京都の春を満喫できる
由緒ある宿があります〉

〈都を代表する大寺院
東本願寺〉

〈その程近くにあるのが…〉

〈趣ある町家の雰囲気を残す
料理旅宿 井筒安〉

〈江戸時代から180年
この地で営む老舗です〉

♬~

おこしやす。

〈元々は

近くにある東本願寺の
参拝者や僧侶のためのお宿〉

〈お寺さんのお客を
お断りする事のないように

宣伝は一切せず
静かに歴史を重ねてきました〉

〈宿泊者たちの心を
捕らえているのが

部屋のしつらえ〉

〈さりげなく飾られる軸は

伊藤若冲の描いた『白梅』〉

〈墨の濃淡を生かした

繊細かつ
ダイナミックな作品です〉

〈その他にも こちらには…〉

〈泊まりに来た時に描いたという

版画家 棟方志功の作品も〉

〈こうした美術品が600点ほど〉

〈いわば
ミュージアムホテルです〉

〈そんな…〉

こちらへ どうぞ。

♬~

料理長でもあります主人が
旬の食材を使って

季節のお料理を
提供させて頂いております。

〈宿の中に

本格的なカウンター〉

〈今の季節は
美しい桜を感じさせる料理が

ご主人らの手によって
提供されます〉

〈例えば こちら〉

〈桜を大胆にお料理の背景にした
お造り〉

〈初鰹は 脂がのっている皮目を
さっと炙り

おいしさを引き立てたもの〉

〈他にも
桜が盛られた八寸には

この季節らしい
山菜の天ぷら〉

〈そして
ジュレのポン酢で頂く 白魚〉

〈さらに こちら〉

〈塩漬けの桜や
菜の花をあしらった

ちらし寿司です〉

〈そんな旬を味わえる
絶品の数々〉

〈春を満喫できる
歴史あるお宿です〉

〈古都の美しい桜を巡ってきた
今回の旅〉

完全保存版! 古都の桜
いかがでしたでしょうか?

世界のどの国の人より
桜が好きな日本人。

それは 桜が華やかだけれど
とてもはかない。

まさに 日本の美学に通じる
花だからなのでしょうか?

春の絶景に秘められた
数々の物語は

そんな事を感じさせてくれました。

♬~


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