奇跡体験!アンビリバボー 誰ひとり信じてくれない!現代日本で本当にあった恐怖SP 突然、覚えのない罪で逮捕!?…


出典:『奇跡体験!アンビリバボー誰ひとり信じてくれない!現代日本で本当にあった恐怖SP』の番組情報(EPGから引用)


奇跡体験!アンビリバボー誰ひとり信じてくれない!現代日本で本当にあった恐怖SP[字]


突然、覚えのない罪で逮捕!?警察検察はもちろん弁護士や家族、誰ひとり信じてくれない…!明日あなたの身にも起きるかもしれない現代の日本で本当にあった恐怖


番組内容

今回は“誰ひとり信じてくれない!現代日本で本当にあった恐怖”2時間SPをお届けする。

小さな街で平穏に過ごしていた男性は、この日も変わらず勤務先に出社した。しかし突然、車で現れた刑事たちに取り囲まれ、何の事件かも知らされず容疑者として署に連行されてしまった。取り調べを担当した刑事は詳細を明かさず「お前がやったんだろ!」と繰り返すだけで、なぜ自分がこんな仕打ちに合っているのかすらわからなかった。

番組内容2

罪になるようなことをした覚えのない男性は無実を訴えたが“犯人に似ている”というだけでまったく取り合ってもらえず。2回目の取り調べでようやく暴行事件の容疑者となっていることを知らされた。もちろん男性はやっていないのだが、過酷な取り調べは朝から晩まで何度も続き、肉体的にも精神的にも疲れ果て、耐えかねた男性は、ついに犯していない罪を自白してしまった。事件現場の場所も、証拠となるものの所在も何も知らない。

番組内容3

しかし、あれよあれよと言う間に男性は逮捕・起訴されてしまった。警察・検察はもちろん、実名報道され起訴されてしまったことで、担当の弁護士、家族まで、誰ひとり自分の無実を信じてくれない…!絶望のあまり「自分は罪を犯したんだ」と思い込まなければ、生きることもできないほどの過酷な日々…!明日あなたの身にも起きるかもしれない!現代の日本で本当にあった恐怖とは!?

出演者

【ストーリーテラー】

ビートたけし 

【スタジオメンバー】

剛力彩芽 

バナナマン(設楽統 日村勇紀) 

【スタジオゲスト】

髙地優吾(SixTONES) 

真矢ミキ 

(※五十音順)

スタッフ

【プロデューサー】

角井英之(イースト・エンタテインメント) 

【演出】

藤村和憲(イースト・エンタテインメント) 山森正志(イースト・エンタテインメント) 三代川祐介(イースト・エンタテインメント) 

【編成企画】

島本講太 

【制作】

フジテレビ 

【制作著作】

イースト・エンタテインメント


『奇跡体験!アンビリバボー誰ひとり信じてくれない!現代日本で本当にあった恐怖SP』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

奇跡体験!アンビリバボー 誰ひとり信じてくれない!現代日本で
  1. 俊光
  2. 警察
  3. 事件
  4. 被害者
  5. 弁護士
  6. 正月
  7. 犯人
  8. 自分
  9. 春先
  10. 設楽
  11. 捜査
  12. 武田
  13. 裁判
  14. 自白
  15. 検察官
  16. 警部補
  17. 女性
  18. ホント
  19. 剛力
  20. 証言


『奇跡体験!アンビリバボー誰ひとり信じてくれない!現代日本で本当にあった恐怖SP』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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(武田)逮捕状だ。

[突然
身に覚えもない罪で 逮捕され…]

[誰 一人
あなたのことを信じてくれない]

[そんな悲劇が この現代日本で
起こったという 現実を]

[しかも それは
決して 人ごとではない]

[誰の身にも 起こり得る
恐怖であるということを]

[今から…]

[明日の あなた自身かもしれない
この出来事の 主人公は

人口 4万人ほどが暮らす
小さな町で

タクシー運転手を していた]

[岬 俊光さんは 父親と
二人暮らしだったが

当時 父は…]

(俊光)具合 どう?
ちゃんと 食べられてる?

[そんな中 突如

思いも寄らぬ出来事が
襲い掛かる]

[俊光さんは 突然
警察に 連行された]

(俊光)じゃあ…。

[取り調べに 当たったのは

普段 凶悪事件を
担当している

刑事課の 武田警部補だった]

[何の容疑で
取り調べられているのか

分からぬまま
その 任意の 取り調べは

3時間以上が 経過しても
終わらなかった]

(俊光)あのう…。

(俊光)でも…。

[俊光さんには 兄と
2人の姉が いた]

[このとき 兄は 仕事で
電話に出られなかったため

兄の奥さんに 現状を伝える
電話を入れたという]

[もともと 気が弱く
人一倍 心優しい性格]

[刑事に 歯向かうことなど
できるはずも なかった]

≪(ドアを たたく音)
≪(武田)おい。

≪(ドアを たたく音)

≪(ドアを たたく音)
≪(武田)おい。 何やってんだ?

≪(ドアを たたく音)

[俊光さんは 一時的に…]

[その後も ひたすら
やったことを言えと 言われ

なぜ 疑われているのかも
分からない]

[この日の 任意取り調べは
夜の 11時まで 続いた]

[深夜近くに 帰宅すると…]

[姉たちが 訪ねてきた]

(姉)ねえ…。

[姉によって 知らされた
いわれのない容疑]

[これが 想像を絶する…]

(一同)お疲れさまです。
[同僚の視線は 気になるものの

最初の 任意取り調べの後

警察が
姿を現すことは なかった]

[疑いが晴れたため
来なくなった]

[そう 安心していた]

[2回目の 取り調べは
午前 9時ごろから 始まった]

(俊光)えっ?

[俊光さんは この日 初めて

自分が 疑われている
事件の詳細を 聞いた]

(武田)ことしの春先のことだ。

[事件が起きたのは…]

(ノック)

(女性)はい。

(女性)えっ?

[犯人は 突然
土足で 部屋に 上がりこみ…]

[しかし 女性は 激しく 抵抗]

[すると…]

≪こっち 向くな。

[警察は 被害者の証言を 基に
似顔絵を 作成]

[聞き込みを 行った]

[すると…]

[運転代行業の 女性社長が

元 従業員の 俊光さんに
似ていると言ったという]

[確かに その似顔絵は

マスクで 顔の半分が
隠されていたが

俊光さんに…]

[なぜ こんなことを させるのか
訳が分からなかった]

[取調官は

普段 凶悪犯を 相手にしている
屈強な刑事]

[威圧的な 取り調べに
俊光さんは…]

[まだ 任意という形だったが

取り調べは 12時間以上も
ぶっ続けで 行われた]

[これから…]

[不安しか なかった]

[また 地獄の時間が 始まる]

[警察は 彼の行動を
ずっと 監視していたようで

俊光さんが 勤務中に

被害者の 家の近くを
通ったというのだ]

[しかし もちろん
そんな家など 知る由もない]

(俊光)分かりません。

[この日は まだ 春だというのに
取調室は とても 暑かった]

[同じような やりとりを
何時間も 繰り返しているうちに

頭が ぼうっと していった]

(武田)はっきり しゃべれ!
おい!

てめえが やったことだ
この野郎!

(武田)お前なんだよ! おい!

[そして ついに…]

[俊光さんは ついに
気を失ってしまった]

(武田)やっと 気付いたか。
勝手に 寝てんじゃねえよ。

(俊光)えっ?

[俊光さんが
気を失っている間に

持ち物を
チェックしたようだった]

[それは 俊光さんが
子供のころに 亡くなった…]

(武田)事件のことで
お前の お姉さんたちと 話したよ。

[警部補の言葉は

彼を 絶望の どん底に
たたき落とした]

[ついに 彼は やってもいない罪を
自白させられてしまう]

[この事件に詳しい 弁護士は

取り調べにおいて
虚偽の自白をする

被害者の心境について
こう 述べる]

(弁護士)だけれども…。

(弁護士)しかもですね…。

[こうして 自白を強要された
俊光さんは…]

(たけし)過酷な
取り調べにより

自白に 追い込まれた
俊光さん。

しかし 本当の悲劇は
ここから 始まります。

この後 彼は さらに

地獄のような日々を
味わうことになるのです。

[身に覚えのない罪で 自白に
追い込まれてしまった 俊光さん]

[だが 本当の地獄は
これからだった]

(武田)お前…。

えっ?

[春先に起きた
暴行未遂事件では

土足で 上がりこんだ 犯人の
靴跡が 残されていたのだが

警察は 鑑定の結果 その…]

[まったく
身に覚えのないことについて

刑事が 納得する答えを
出すまで 追及される]

あのう。

(壁を たたく音)

あのう。

よし。

えっ?

[口から 出任せを言うことしか
できなかった]

(武田)おい。

チッ。

[この日は 容疑者に
事件の現場

すなわち 被害者の家を案内させる
引き当たりも 行われた]

[犯人ではない 俊光さんは
当然 被害者の家を 知らない]

[うろうろしていると…]

(武田)おい。

はい。 じゃあ…。

[警部補の 露骨な誘導のもと…]

(武田)よーし。

[俊光さんは

自ら 被害者の家を
案内したことに されてしまった]

[警察による あまりに…]

[しかし 悲劇は
これに とどまらない]

[逮捕の翌日には
地元新聞などに

俊光さんを
犯人とする

名前入りの 記事が
掲載されてしまう]

はっきり しゃべれ。
バカ野郎!

[しかし 悪いことなど
何一つ していないのだ]

[このままで いいはずがない]

[俊光さんは
そう 信じるしかなかった]

[無実を訴える 機会は
早々に 訪れた]

[逮捕後 検察官や 裁判官に
弁解の機会を 与えられる

弁解録取と 呼ばれる
手続きが それである]

(俊光)いや。

(検察官)えっ?

[警察の 取調官の前では
強く 否定できなかったが

検察官には 素直に
真実を訴えることが できた]

[しかし…]

はい。

[自分の味方は
どこにも いないのか?]

[状況は ますます
悪化していくばかり]

[さらに 警部補は
こう 言ったという]

[もはや…]

[逮捕後は 警察の留置場に
入れられていたのだが…]

[さらに…]

[逮捕されて 数日後。
俊光さんの元に

ある人物が 接見に 訪れた]

(弁護士)当番弁護士になります。

[これまで 一度も
家族は 面会に来なかった]

[そんな俊光さんにとって
弁護士は 唯一の希望だった]

[そして…]

[弁護士が 手を
尽くしてくれたのか どうかは

分からない]

[とはいえ
身に覚えもない事件]

[毛髪や 口の粘膜も
採取されている]

[DNA型鑑定を 行えば

ぬれぎぬは晴れるに
決まっている]

[やっと 分かってもらえた。
そう 思った]

[そこへ…]

(俊光)えっ?

[警察は 俊光さんに対し

もう一つ 別の事件で
逮捕状を 出し

再逮捕に 踏み切った]

[これには 理由が あった]

[そう。 これは 俊光さんに
心理的プレッシャーを与え

捜査を やりやすくするための
作戦だったという]

[では
俊光さんに 掛けられた…]

≪(チャイム)
[被害者の証言によれば…]

≪(女性)はい。
[それは…]

(女性)はい。

[犯人は 酒屋を装って
被害者宅を訪れ…]

[ナイフで 脅し
土足のまま 上がりこんだ]

[そして…]

[金属の チェーンのようなもので
縛って 暴行]

[逃亡する際には…]

[その事件は 2カ月後に起きた
春先の暴行未遂事件と

手口が うり二つだった]

[さらに…]

[現場に 残された…]

[また その靴跡から
歩き方の癖によって

靴底が 特徴的な すり減り方を
していることも 判明]

[結果 種類だけでなく

まったく 同じ靴であることが
明らかとなった]

[そのため…]

[春先の事件では
警察は 俊光さんを

有罪にするだけの 物証を
得られずにいた]

[そこで 今度は
正月の事件で

俊光さんを
追及しようとしたのだ]

[しかし 実は 警察は このとき

犯人に つながる
ある事実を つかんでいた]

[正月の被害者の 衣類からは

犯人のものと思われる
付着物が 見つかっていた]

[科捜研の技術職員は
その付着物を 調査し

犯人の血液型を
割り出そうとした]

[被害者の衣類から
発見されたのは

A型と O型の 要素だけ]

[B型は なかった]

[これは 犯人が

AB型や B型では ないことを
意味していた]

[にも かかわらず
実際の鑑定資料によれば…]

[なぜか 犯人の血液型は
不明とされていたのだ]

[しかし 鑑定結果を精査すれば

犯人の血液型を
特定することはできた]

[であれば 俊光さんの疑いは
晴れた可能性が 高い]

[なぜなら…]

[毛髪や 口の粘膜を
採取していた 警察は

彼の血液型が AB型であることを
すでに 知っていたからである]

[また 警察は…]

[俊光さんの毛髪や
口の粘膜を 採取していた]

[DNA型鑑定を 行えば
容疑は 晴れるはずだった]

[しかし 彼らは
後に行われる 裁判でも

鑑定は 行っていないとの
一点張りだった]

[では なぜ 無実の可能性が
あったにも かかわらず

正月の事件で 俊光さんに
逮捕状が 出たのか?]

[実は 警察にも
言い分が あったという]

[警察は ひとつきほど前…]

[春先の事件で 俊光さんの
取り調べを 行ったとき

その様子を
正月の事件の 被害者にも

見てもらっていた]

[警察は この発言を聞いて…]

[そのため 確たる証拠が
挙がっていない

春先の事件ではなく

正月の事件で
追い込んでいく 方針に

変えたのだと 思われた]

[だが 実は ここにも
後に 明らかとなる

重大な問題があった]

(弁護士)正月の事件の
被害者が語った 似顔絵は

彼には 似ていない。

なぜ そういうことが
起こるのか?

[警察は
被害者を 誘導することで

都合のよい 証言を
引き出した可能性が あるという]

[しかし 信じ難い捜査は
これだけでは なかった]

[それは 正月と春先の
事件現場に 残されていた

犯人の靴に 関する
鑑定結果だったのだが…]

[俊光さんの 靴のサイズは…]

[逃走するときのことを
考えれば

4cmも サイズが大きな靴を
わざわざ 履くのは

どう 考えても 不自然]

[ところが…]

(課長)まあ でも…。

[それにしても なぜ

これほどまで 強引な 捜査で
俊光さんを…]

(武田)そうだろ!?

[俊光さんは 結局…]

[恐怖から やってもいない
2つの事件を 自白した]

[こうして 彼は どんどん

逃れられない 泥沼に
はまりこんでいく]

[俊光さんは 両方の事件について
何も しゃべっていなかったが…]

[すでに 事件について

事細かく書かれた 調書が
用意してあったという]

[被害者の家の 間取りも

武田警部補によって 書かれた
下書きがあり

それを なぞって 書いた]

[警部補に 逆らえない
俊光さんは

黙って 署名し 指印した]

[何か 答えないと 許されない]

[そう 感じた 彼は
つい 自宅の…]

[自白を受け 警察は
俊光さんの自宅の蔵を 捜索した]

[何としても
事件と 彼とを つなぐ

物証を 見つける必要があった]

[だが 俊光さんは
靴の行方など 知る由もない]

[無実であることを
受け入れてもらえないかぎり

悪夢は 続く]

[そして…]

[警察は
燃やした場所を 指さす

俊光さんの写真を 撮った]

[が 一方で…]

[そこに 燃えかすが
ないか どうかなどの

調査は 行わなかった]

[こうして 犯人特定の
重要な鍵となる 靴は

俊光さんが 燃やしたことに
されてしまったのだ]

(剛力)犯人特定の
重要な証拠となる 靴が

見つからないからといって
燃やしたことにするって…。

(地)警部補の誘導が
ひど過ぎますよね。

(日村)何かね。

(真矢)これって いじめと DVと
一緒になってるようなもので。

いじめにも DVにも 遭ったら
警察に 言ってとか

家族に 言ってという
この全部が ない。

(真矢)最終的な 警察に
今 やられてるっていうのって

本当の限界を 感じるんだと
思うんですね。 想像ですけど。

(設楽)ホントにね 孤立無援で
世界に 自分しか もう…。

味方なんて 誰一人
いないっていう 状況の中で

精神的にも
ずたぼろに なっちゃって。

そこで もう ずっと
連日連夜 がんがん 言われて。

精神的に 洗脳されてっていう
状況なのかも しれないですね。

(日村)こういう やり方っていうか
マニュアルが もしかしたら

あるんじゃないかっていう気が
しちゃうというか。

証拠が ないんだったら
もう 追い詰めて

自白させちゃえっていう。

(地)髪の毛の つかまれ方も
ひどかったですよね。

(設楽)あんなの
正式な やり方じゃないもん。

(日村)あの人は ちょっとね。
(設楽)もしかしたら だから

ああいう 乱暴とかも
されてる可能性も あるよね。

(設楽)肉体的にも。
(剛力)あるかも しれないですね。

(設楽)それは ちょっと
分からないけども。

[警察によって 行われた
証拠の 辻褄合わせは

靴だけでは なかった]

[小さな…]

≪酒屋です。
届けものを お持ちしました。

[正月の事件で 犯人は…]

(女性)はい。

[サバイバルナイフのような

ぎざぎざの ついた 刃物で
脅し…]

[被害者は その状況を
はっきりと 証言していた]

[しかし 俊光さんの自宅などの
捜索で 見つかったのは

小さな 果物ナイフと
ビニールひもだけだった]

[警察は 俊光さんを
問い詰めたが…]

[サバイバルナイフと

金属チェーンのようなものに
ついては…]

[そこで 警察は
女性警官を 相手に

俊光さんに 正月の事件の様子を
再現させることにした]

[警察は 署内で
女性警官を 相手に

俊光さんに 正月の事件の様子を
再現させた]

[それは 被害者を
果物ナイフで 脅し

所々に
こぶのような 結び目を作った

ビニールひもで
縛るというものだった]

[警察は
こう 辻褄合わせをした]

[被害者は 恐怖で ナイフを
見間違えたに 違いない]

[そして 金属の
チェーンのようなものについては…]

[被害者は 所々に こぶを作った
ビニールひもで

縛られたが…]

[そのときに ナイフが 手に触れ
金属の感触が あったため

チェーンと
勘違いしたことに したのだ]

[しかし 警察の
強引な 辻褄合わせは

これに とどまらない]

[実は 春先の似顔絵に 関しても
不自然な点があった]

(弁護士)しかもですね…。

[さらに 驚くべき事実が]

[血液型や DNAの 他にも
捜査の過程で 俊光さんの…]

[実は 正月の事件で
犯人は…]

(女性)はい。 もしもし。

[若い女の子が
一人で 家にいることを

言葉巧みに 確認していたのだ]

[そこで 警察は
俊光さんの容疑を 固めるため

電話会社から…]

[すると…]

[正月に関しては
携帯 固定電話 共に

被害者宅に
連絡した形跡は なかった]

[さらに 実は このとき 警察は
念のため…]

[そして そこには
重要な情報が 含まれていたのだ]

(女性)はい。

[春先の事件が 起こったのは

午後 2時40分から
およそ 30分とされていた]

[そして 犯行が行われていたのと
ちょうど 同じ時間帯]

[午後 2時30分から
23分間にわたって

俊光さんの自宅の 固定電話から

兄の家に
電話が かけられていたのだ]

[俊光さんは
父親と 同居していたが

当時 父親は 入院していた]

[電話を かけたのは
俊光さん以外に いない]

[兄嫁も この電話を
確認している]

[春先と正月の 事件は
同一犯と 断定されていた]

[ということは 正月の事件でも
明らかに 無罪となる証拠だった]

[だが 警察は

この アリバイ情報を
手に入れながら

それを 無視していたのだ]

[俊光さんは
こうした 警察の

本来なら あり得ない捜査により
正月と春先…]

[しかし まだ 希望はあった。
捜査が いいかげんでも…]

[万が一 起訴されても
その先には

公正な判断を 下す
裁判も 控えている]

[有罪になど
なるはずが なかった]

[この日 検察官は
武田警部補が 作成した

俊光さんの自白調書を 基に
取り調べを 行った]

(俊光)えっ?

[検察官は
警察の調書を うのみにし

矛盾について
疑問を持とうとも しなかった]

[そればかりか…]

[俊光さんは
もし 否認すれば…]

(武田)何を いまさら
ひっくり返してんだ!

どういうつもりだ!?

[また 恐ろしい目に
遭うのではないかという

恐怖に さいなまれ

何も 言い返すことが
できなかった]

(俊光)いや…。

(俊光)あれは…。

[正月の事件では 被害者が…]

[と 証言していた]

[にも かかわらず
検察官は それも 無視して

警察の 強引な調書を
うのみにしたばかりか…]

[被害者の 記憶違いだと

俊光さんも 認めていることに
してしまった]

[また…]

[通話記録には 俊光さんの
アリバイを 証明する

重要な情報が
残されていたのだが…]

[彼が それに 気を留めることは
なかった]

[こうして 俊光さんは
正月と春先…]

[連続暴行犯として 起訴され
拘置所に移された 俊光さんは

思わぬ知らせを 受けた]

[初めて 面会に やって来た
兄だった]

(俊光)でも…。

[警察は 兄や 姉に

曖昧な証拠を
もっともらしく 説明し…]

(俊光)具合 どう?

[長年 父親と 2人暮らし]

[俊光さんは
ずっと 父親に 寄り添っていた]

[兄にも 信じてもらえず
父も 亡くなった]

[それらの事実は 俊光さんを
絶望の どん底に 突き落とした]

[そんな彼に 裁判の直前

さらに 追い打ちを かけるような
出来事が]

[逮捕されて 間もなくのころ

一度 面会に来た 弁護士だった]

(弁護士)当番弁護士になります。

[そのときは 初回のみ
費用が かからない

当番弁護士として 来たのだが…]

[それ以降も
弁護を 継続する場合には

費用が 発生する]

[どうするか 尋ねられた
俊光さんの姉は

その意向は ないと
断っていたのだ]

[結局 弁護士は 以後

まったく 動いてくれては
いなかったのである]

[そして その事実を知った
彼は

家族からも 見放されたのだと
確信した]

[今回 やって来たのは

裁判のために 国が費用を負担する
国選弁護士としてだった]

[頼れるのは
目の前の弁護士だけ]

[もう すがるしかなかった]

[すると 弁護士の口から…]

[ショックだった]

[弁護士は 俊光さんが

強く 否認していることは
分かっていたが…]

[その根拠を 弁護士は…]

[逮捕直後に 出た

俊光さんの本名が 載った
新聞記事を見て

そう 思いこんだからだと
後に 語っている]

[記事には 自供したと
記されていた]

[最後の希望だった 弁護士も

俊光さんの声に
耳を傾けることは なかった]

[そして ちょうど このころ

またしても 彼の運命を
好転させる可能性のあった

重要な出来事が 起きていた]

[しかし その機会も また

警察組織の闇に
のまれてしまうのである]

(剛力)ぬれぎぬを
着せられたどころか

俊光さん 誰からも 救いの手を
差し伸べてもらえない。

ホントに 孤立無援の状況に
陥ってしまいましたが。

(設楽)しかも 事は どんどん
自分の状況が 悪くなる方に

着実に 進んでいくっていうね。

(地)でも あれっすね。
弁護士さんも 新聞 見て

自供って 書いてあるのを
信じこむっていう。

あらためて メディアの力って
恐ろしいなっていうのを

この VTR 見て
思いましたけど。

(設楽)そうだね。

(剛力)真矢さん。 いかがですか?
(真矢)いやぁ…。

もう ホント 信じ難い
悔しさなんですけど。

私たち 冤罪と思って
見てるから

悔しくて 悲しくて
つらくてなんだけど。

実際 これ ホントに

新聞記事 読んでっていうのが
一枚 かかったときに

自分は
どう 見てるんだろうっていう。

やっぱり 集団心理っていうか
心理の 何か こう…。

自分も もちろん 込みで。

ホント 何か 愚かさっていうか
人間の怖さを 感じますね。

(剛力)必死に
無実を 訴えているのに

誰も 自分の声に
耳を傾けてくれない状況って

やっぱ 考えれば 考えるほど
恐ろしいなって。

(一同)恐ろしい。
(設楽)だって

真面目に 普通に 働いて
お父さんの看病してさ。

だって 2人で
同居してるわけでしょ?

他の きょうだいは お父さんと
一緒にも 住んでないわけですよ。

(設楽)何なら 優しい 優しい。

(地)家族思いの。
(設楽)そう。

でも 自分に
そういうことが 起きたら

どうにもなんないのかなと
思っちゃうね。

[逮捕 起訴された 俊光さんが
拘置所で 裁判を待っていたとき

30kmほど 離れた 隣町で

続けて 2人の女性に 対する
暴行事件が 起きていたのだが…]

[現場には 正月と春先
2つの事件で 使用された 靴と

似たような 靴跡が
残されていたのだ]

[この事件のことは
俊光さんの捜査を 行った

地元警察の署長や
刑事たちの耳にも 入っていた]

[地元警察の 署長は

正月と春先の 事件の靴が
燃やされたと されていて

見つからなかったことが
気になったという]

(署長)ああ。 ちょっと。

(署長)そうか。

(署員)はい。 失礼します。

[だが この報告は…]

[隣町の事件で 残された靴跡の
靴と

俊光さんが ぬれぎぬを着せられた
2つの事件の 靴は

色も デザインも
一緒だったどころか…]

[靴跡から 靴底の すり減り方も
一致することが 後に判明]

[つまり まったく
同じ靴だったのだ]

[にもかかわらず

なぜ 違う報告が
なされたのか?]

[このとき 俊光さんは
その名が

すでに 犯人として 新聞で
報じられていただけでなく

送検 起訴も されていた]

[故に 警察は 後戻り
できなくなったからなのか

真相は 分からない]

[しかし ここにも 警察の
いいかげんな捜査が あったのだ]

[そして 岬 俊光さんは
裁判を 迎えることになる]

[だが 公判が 始まる直前
とんでもない報告を 受ける]

[弁護士によれば
兄や 姉たちと 相談し

すでに 2つの事件の 被害者に

合計 250万円の 弁償金を
支払ったという]

[しかも 俊光さんに
一切の相談を することもなく]

[これは 世の中に
罪を認めたようなものだった]

[全ての人たちが 自分を
犯人だと考えて 動いている]

[孤立無援だということを
あらためて 思い知らされた]

[今後の裁判で 自白を
撤回することは できる]

[しかし 頼みの綱である
弁護士も

自分のことを 信じることなく
罪を認めろという]

[そう 思うと 撤回する気持ちは
消えうせた]

[しかし このとき またも

彼の 身の潔白を
証明し得たはずの

ある出来事が 起こっていた]

[ちょうど 裁判が
行われていたときの夏]

[俊光さんの住む町で またしても
暴行事件が 発生したのだ]

[この 夏の事件のとき

被害者から 事情聴取を行った
女性巡査は

正月と春先の 事件でも…]

[刑事課の上司に
報告したという]

[現場に残された 靴跡は
別のメーカーのものだったが…]

[犯人は 新しい靴で 犯行に
及んだとみて 間違いなかった]

[女性巡査が この件で

再び 声を上げることは
なかったという]

[こうして またしても…]

[いわれなき罪で 警察に
連行されてから 7カ月後]

[判決の日を 迎えた]

[俊光さんには
不服しかなかった。 しかし…]

[もう 誰に 何をいわれても
何も 感じなくなっていた]

[俊光さんは
控訴することなく…]

[自分のことなど
誰も信じてくれない]

(俊光)《罪を犯したから…。
僕は 連続暴行犯》

《刑務所にいるのは
暴行犯だから…》

《暴行犯だから…。 女の子に
ひどいことをしたから…》

[自分で
自分を 否定しなければ

不条理な毎日を
生きていけなかったという]

[もはや…]

[俊光さんは 仮出所した]

[俊光さんを 迎えてくれる家族は
もう なかった]

[更生保護施設には 出所後

頼る当てのない人たちの
社会復帰を 助け

身元引受人の代わりを
務める役割も あった]

[俊光さんは 生きるために

そこから ハローワークに通い
職を探した]

[しかし 25もの会社に断られ…]

≪よう。

(武田)おい。

[なぜ 警部補は 突如
俊光さんの前に 現れたのか?]

[その理由について
事件に詳しい 弁護士は…]

[出所後は 毎日が…]

≪(話し声)

[周りの人たちが 何か
話しているのを 耳にすると…]

[自分のことを 噂しているのでは
ないかと 思ってしまう]

[もう 生きていても
しょうがない]

[そう 感じた ある日。 たばこと
カッターナイフを 買い込んだ]

[たばこを 2本 吸って。
それから…]

[と そのとき…]

[父親の声が
聞こえた気がした]

[俊光さんは われに返り
自殺を 思いとどまった]

やってもいない罪で

まともな 日常生活を
送れないほど

心に 深い傷を負った
俊光さん。

この後 そんな彼の人生に

さらに 衝撃的な事態が
起こります。

果たして それは…。

[犯してもいない罪で
狂ってしまった 俊光さんの人生]

[彼の身に さらなる
衝撃の事態が 降り注いだのは

出所してから
およそ 1年半後のことだった]

[その日 俊光さんは
ニュース速報で

驚愕の事実を 知る]

[何と 警察が…]

[間もなく 彼らは
衝撃的な会見を 行った]

[男性。
それは 俊光さんのことだった]

[しかも 警察は 真犯人が
逮捕されたという 事実を

事前に 俊光さんに
知らせることは なかったのだ]

[さかのぼること 数カ月]

[一人の男が…]

[中には…]

[あのとき 色や デザインが
違うという理由で

俊光さんの 犯行ではないと
結論づけられた事件や…]

[手口が 似ていると
女性巡査が

上司に 報告したとされる事件も
含まれていた]

[さらに…]

[そう。 男の余罪の中には
俊光さんが 冤罪を被った

正月と春先の 事件も
含まれていた]

[被害者の…]

[こうして 俊光さんの
犯行とされた 連続暴行事件の

真犯人が 明らかとなり

冤罪であることが 分かった]

[事前に 犯人逮捕の連絡を
しなかった 警察は…]

[何と 俊光さんを
警察署に 呼び出したという]

[俊光さんには
心から 謝罪しているようには

感じられなかった]

[その直感に 間違いは なかった。
なぜなら…]

(課長)そりゃ…。

[警察の態度は 自白した
俊光さんのせいで

捜査を間違えたと
言わんばかりだったという]

[さらに 同じ日
検察にも呼ばれた 俊光さんは…]

(検察官)まあ まあ。

[検察は 自分たちの非を
認めようとも しないどころか

責任逃れするような 文書への
サインを 迫った]

[また 事の重大さに
当時の 法務大臣まで

俊光さんに対し
謝罪する事態に なったのだが…]

[そのとき 同時に 大臣は…]

[こう 述べた]

[真犯人の判明により 俊光さんの
無実は 明らかとなったが

手続き上 あらためて
無罪判決を言い渡す 裁判が

行われることになった]

[俊光さんたっての 希望で

弁護士は 自白を強要した 取調官
武田警部補の…]

[だが…]

[再審裁判は 無罪を
決めるだけの 裁判であり

真相究明の場ではないという
裁判所の 冷たい判断だった]

[再審裁判で
無罪になったからといって

孤独であることに 変わりはなく

絶望が 癒やされることはない]

[俊光さんが 失った人生を

取り戻すことは 二度とできない]

[もちろん 間違った判決を下した
裁判官からも

謝罪の言葉すらない]

[やり場のない 怒りを
どこに ぶつければ いいのか?]

[俊光さんは
警察。 すなわち 県と

検察。 すなわち 国に対する
賠償請求]

[国家賠償請求訴訟。
国賠を起こす 決意をする]

[損害賠償の
請求額は…]

[その 真の目的は

事件を 誤りに
終わらせるのではなく

権力による
犯罪であることを 明らかにし

責任を 追求しようと
いうものだった]

[さらに 捜査当局の横暴に
納得のいかない 一般市民たちが

支える会を 結成]

[全国の 正義感
あふれる 弁護士たちが

147名もの 大弁護団を
つくってくれた]

[その弁護団の代表が

こちらの 事件に詳しい
弁護士だ]

[彼らは
裁判を行うに当たり

捜査資料の開示を 求めたのだが

警察や 検察は これに…]

[出てきた資料は 黒塗りだらけ]

[暴行事件の被害者の
プライバシー保護というのが

その理由だった]

[そして 波乱含みの中

俊光さんの 新たなる闘いが
始まった]

[国家賠償請求訴訟では
警察や 検察など

冤罪事件に関わった 多くの人物が
証人として 呼ばれた]

[事件当時の
地元警察署長は

裁判官から
「俊光さん以外の 容疑者は

いなかったのか?」と
質問されると…]

[また 正月と春先の 事件で
被害者の事情聴取を 行い

犯人は
別に いるのではないかと

上司に 進言したとされる
女性巡査は…]

[何を聞かれても
具体的なことは 答えず…]

[証言が終わったとき 彼女の
顔や手は 真っ白だったという]

[証人として 県警 科捜研の
技術職員も 呼ばれた]

[彼は 正月の被害者の
衣類の付着物から 犯人の…]

[しかし 鑑定には
重大な不備があった]

[彼は 衣類にあった 付着物の
検査を行っていた]

[結果を精査すれば
犯人に…]

[にもかかわらず

不明として 処理していた]

[弁護士の追及に 技術職員は
渋々 不備を認めた]

[捜査側が この鑑定内容を
じゅうぶん 検討していれば

AB型だった 俊光さんは
早い段階で 容疑者から消え…]

[また 俊光さんから 毛髪などを
採取したにも かかわらず

DNA型鑑定を 行わなかったと
されることについては…]

[血液型鑑定により

被害者の衣類から 採取した
試料を

全て 使い果たしたためだと
証言]

[しかも この衣類は 鑑定後…]

[被害者に返したため 新たな
試料の採取は 不可能と 述べた]

[国賠訴訟では 再審の際は
証人としての採用を 却下された

あの 武田警部補も
呼ばれることになった]

[法廷で 彼は 調書を作っていく
過程を 淡々と説明した]

[そして 俊光さんを起訴した
あの検察官も 証人として立った]

[弁護士は 電話の
通話記録について 追及した]

[さらに 靴の処分先を
追及された 俊光さんが…]

[証言を 二転三転させたことに
ついては…]

[また 犯人の歩き方の癖から

靴底は 特徴的な すり減り方を
していることが 分かっていた]

[警察は 犯行に使った靴を

俊光さんが
燃やしたことにする 一方…]

[自宅から 彼の靴を
6足 押収していた]

[しかし その靴は いずれも

特徴的な すり減り方は
していないという

鑑定結果が
報告されていたのだ]

[国賠によって 警察の 目に余る
ずさんな捜査が

白日の下に さらされた]

[しかし 警察は
捜査の 不手際について

痛恨の ミスだったなどと
無責任な言い訳に 終始]

[それだけでは ない]

[検察官までもが
いいかげんな捜査に

積極的に 加担していたことまで
判明したのだ]

[ところが 取り調べた
警部補は もちろん

検察官も 最後まで 俊光さんに
謝罪することは なかった]

[28回の公判を経て
国賠の 一審判決が出たのは

今から 5年前]

[提訴から 6年の月日が
流れていた]

[だが その判決でも 俊光さんは
苦汁を なめさせられた]

[違法とされたのは

警察の 一部の
捜査についてだけだったのだ]

[警部補が 俊光さんを
犯人と見なして

強い 心理的圧迫を加える
取り調べを 行って

自白させたこと]

[そして 意図する答えが
返ってくるまで

繰り返し 追及を行った
捜査手法は

違法であるとされた]

[しかし 無罪を証明する
電話記録を

入手していたにも かかわらず
それを 検討しなかったこと]

[また 血液型や
DNA型鑑定など

決定的証拠を 精査しなかったと
されることについては

違法とは
いえないと されたのだ]

[さらに 検察が 警察の調書に
記された 自白を信用して

起訴したことも
しかたがないことだとして

国の責任を 認めなかった]

[そして 警部補が 賠償義務を
負うか どうかについては

国賠訴訟で
責任を追及できるのは

国 または 公共団体に
対してであり

個人に 損害を求めることは
できないとして

退けられたのである]

[その結果 県に対して

およそ 2, 000万円の
損害賠償が 命じられたが

これも 請求額の わずか
5分の1に すぎなかった]

[国賠の 一審判決は
俊光さんと 弁護団にとって

とうてい 納得が いかなかった]

[しかし 弁護団は
控訴することなく

判決を 確定させた。
いったい なぜか?]

[再び 国賠となると

また 果てしなく
長い闘いを 強いられる]

[俊光さんを思っての…]

[こうして
ひと区切りを つけたものの

俊光さんには 同じような苦しみを
味わう人が

二度と 出てほしくないという
思いが ずっと 残った]

[そんな彼が 今も実現したいと
強く 願っていることがある]

[それは…]

[昨年 6月。
取り調べの 全過程の

録音 録画を
義務付ける…]

[しかし 可視化の対象に
なったのは

殺人など
重大な犯罪事件のみ]

[法律の施行後も 今回の
俊光さんのような 事件は

これに 該当しないのである]

[誰も 自分の声に
耳を傾けてくれない…]

[そんな絶望を
味わってほしくない]

[全ての事件で 取り調べの
可視化が 行われること]

[それが 彼の…]

[国賠での判決後も

事件に関わった 警部補や
検察官は もとより

裁判官や 弁護士の
誰一人として

俊光さんに
正式な謝罪をせず…]

[一方 俊光さんは 今も
PTSDに 苦しみながら

小さな町で…]

[恐怖を 体験するのは…]

(刑事)来い。
(男性)僕は 何も やってません。

(剛力)真犯人が
逮捕されたことによって

初めて 俊光さんが
冤罪であったことが

明らかと なりましたが。

(真矢)いやぁ。 でも ホントに
苦しかったでしょうね。

私たちの 3年とは
全然 違うというか。

(地)ニュースで
知ったんすもんね。 会見で。

(真矢)ひどいですね。
(地)報告ないんすね。

(設楽)そうね。
しかも 呼びつけて。

(剛力)自白したから 悪いんだよ
みたいな感じで 捜査が。

(設楽)だから あそこの裁判。
やり直し裁判を

円滑に行うために

検事と 担当警部に 何の恨みも
ありませんの 一筆をって。

(設楽)あれ おかしいじゃない。
(一同)おかしい。

(設楽)これ ちょっと 何か
恐ろしいよね。

(地)だって 今も
この世の中で

使われてるってことですもんね。
その やり方が。 もしかしたら。

(日村)どこまで いっても
そっちの ルールの中。

(真矢)本気の反省って
ないんですね。

一回 ホントに ひれ伏すような。

そうか こういうことかっていう
ところはないんですかね?

(設楽)闘っていかなくちゃ
いけないってことでしょうね。

でも あの犯罪が
起きなかったら。

あの犯人が 捕まんなかったら
これは

これで 処理されてる事件だし。
(剛力)そのまま 処理。

(設楽)いやぁ。
(地)怖いなぁ。

(設楽)自分がとか
周りの家族がとか

知り合いがと 思うと。
(日村)ホントだね。

[ある日
突然 いわれなき罪で…]

[過酷な 取り調べを受け…]

[日常生活を 奪われ

犯罪者として 生きる道を
強いられた 俊光さん]

[そこには 幾つもの
あってはならない 過ちがあった]

(俊光)いまさら
何 言ってんだよ?

[被害者が 描いた 似顔絵に
似ている]

[ただ それだけの理由で
警察は…]

[そして…]

[捜査の過程で 彼らは

真犯人へと つながる
数ある証拠を 無視]

[勝手に 事実を ねじ曲げた]

[マスコミは
逮捕翌日に

俊光さんの名を…]

[検察も また あってはならない
過ちを 犯した]

[常識で考えれば 明らかに
不自然な 警察の調書を

ちゃんと
精査しなかったどころか

警察の 辻褄合わせに 加担。
俊光さんを…]

[依頼人を守るはずの
弁護士も また

無実を訴える 俊光さんの声に
耳を傾けることは なかった]

[本来の職責に 照らせば
考えられない対応だった]

[俊光さんの…]

[そして 支えるべきはずの
家族も また

捜査当局に 誤った情報を
信じ込まされ 俊光さんに…]

[何度 真実を叫んでも
誰一人 信じてくれない]

[自分で 自分を 否定しなければ
生きていけないほどの

孤独と 絶望。
想像を絶する 過去の体験から

俊光さんは 今も逃れられず

PTSDに 悩まされながら
生きている]

[いったい なぜ 彼は

これほどまでに 苦しまなければ
ならなかったのか?]

[本来なら その 責任の所在は

公正な裁判で 明らかにされて
しかるべきである]

[しかし 再審の場で
裁判所は…]

[責任を 追及することすら
しようとは しなかった]

[また
国家賠償請求訴訟の場でも

違法とされたのは
一部の捜査に ついてのみ]

[その他については 国や個人の
責任を 認めようとはしなかった]

[平穏な日常が
突如 奪われる恐怖]

[しかし 本当の恐怖は…]

[間違いが
明るみに出ても なお

謝罪はおろか
誰も 責任を取ろうとしない]

[全てを うやむやにする]

[そんな 現実にこそ
潜んでいるのかも しれない]

♬~

常識では 考えられない出来事
アンビリバボー。

あなたの身に 起こるのは
あしたかもしれません。


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