クローズアップ現代+ 東京五輪・パラ延期アスリートの胸の内は思わぬ試練に直面 「資金が不安」ボクシング選手のいま…


出典:『クローズアップ現代+「東京五輪・パラ延期アスリートの胸の内は思わぬ試練に直面」』の番組情報(EPGから引用)


クローズアップ現代+「東京五輪・パラ延期アスリートの胸の内は思わぬ試練に直面」[字]


柔道代表はどうなる?密着取材してきた井上康生監督の思いは?金メダル目指す原沢選手は?▽「資金が不安」ボクシング選手のいま▽パラリンピック選手の強い思い


番組内容

1年延期が決まったものの、課題山積の東京オリンピック・パラリンピック。選手たちにとって、かつて経験したことのない未知の挑戦が始まっている。NHKが独自に取材してきたアスリートの今に迫る▽手腕が問われるIOCのバッハ会長と世界陸連のコー会長。共にオリンピアンでアスリートの立場をよく知る二人にどんな課題があるのか、関係者への取材で深める。

出演者

【キャスター】武田真一,【ゲスト】東北医科薬科大学特任教授…賀来満夫,元プロ陸上選手…為末大,【リポーター】小山径


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クローズアップ現代+ 東京五輪・パラ延期アスリートの胸の内は思
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  2. 選手
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  4. 大会
  5. 延期
  6. 野口
  7. 為末
  8. アスリート
  9. 国際大会
  10. 状況
  11. 内定
  12. パラリンピック
  13. 選考
  14. 本当
  15. IOC
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  17. 予定
  18. バッハ会長
  19. 賀来
  20. 見通


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武田≫東京オリンピックの
延期が決まる1か月前

柔道男子の井上康生監督です。

選手選考の難しさを

私たちだけに明かしていました。

武田≫全階級での
金メダル獲得を目指し

苦渋の決断で選んだ日本代表。

その選手が
そのまま1年後に出場できるのか

結論は出ていません。

武田≫残り1年

海外遠征など強化費を
どう捻出するか。

不安に直面している選手もいます。

武田≫パラリンピックを目指す
選手の中には1年のうちに

障害の程度が変わることへの
心配を訴える声も。

武田≫東京オリンピック
パラリンピックの延期で

どんな問題に直面しているのか。
アスリートたちが訴える本音です。

≫先週の金曜日。

柔道男子
100キロを超えるクラスで

代表に内定している
原沢久喜選手が取材に応じました。

5月に予定された
国際大会に向けて

調整を続けていますが
開催の見通しは立っていません。

原沢選手は東京大会の代表を
勝ち取るまでの4年間

苦しい道のりを歩んできました。

銀メダルを獲得したリオ大会の後
突如、不振に陥ったのです。

心と体に極度の疲労がたまる

「オーバートレーニング症候群」
と診断されました。

≫一度は休養を余儀なくされた
原沢選手。

復帰後は、所属先を退職し
退路を断つことで

みずからのやる気を
鼓舞してきました。

東京オリンピックの
代表選考の仕組みです。

選考で重視されるのは

去年の世界選手権など
5つの国際大会と

4月に開催予定だった
国内大会です。

原沢選手は、世界選手権で2位
そして12月の国際大会では優勝。

出場した2大会で好成績を残し

国内大会の結果を待たず
内定を得ました。

内定が決まったその日。
東京大会を

最後のオリンピックとして臨む
決意を口にしていました。

≫ところが、その1か月後

オリンピックの延期が
発表されました。

ようやくつかんだ内定が
維持されるのか

再び選考をやり直すのか
まだ決まっていません。

時間的には再び
代表選考を行うことは可能です。

しかし、国際大会が
いつ再開されるかは不透明。

選手を公平に選考できるのかも
未知数です。

≫全日本柔道連盟は
今月の理事会で

代表内定を見直すかどうか
結論を出す予定です。

≫今回の延期によって

強化費の不足に直面している

競技がボクシングです。

日本ボクシング連盟では
2年前からオリンピックを見据え

海外遠征の機会を
増やしてきました。

≫昨年度の強化費は
およそ7400万円。

例年より2000万円以上多く
積立金を取り崩して

対応してきました。

今年度、強化費に充てられるのは
最大4200万円。

しかし、延期によって

再び海外遠征などを
増やさなければなりません。

このままでは
数千万円の不足が見込まれ

選手に自己負担を強いる
可能性もあるといいます。

≫連盟では、グッズの販売や
スポンサーの獲得など

資金の確保を進めていますが
見通しは立っていません。

≫オリンピックの代表に
内定している

田中亮明選手、26歳です。

地元の高校で
教師として働きながら

ボクシング部の監督も
務めています。

部員の指導の傍ら
自分の練習を続けてきました。

≫アマチュアボクシングは

大会に参加することで得られる
ファイトマネーなどはありません。

田中選手は、去年と同じように
海外の遠征に参加できるのか

不安を感じています。

≫妻の百美さんは
共働きで生活を支えてきました。

≫オリンピックの延期に伴う

アスリートのための
強化費の不足。

仮に海外遠征が
自己負担となった場合

参加することが
難しくなるといいます。

≫延期によって
オリンピックとは異なる

特有の問題に直面しているのが
パラリンピックを目指す選手です。

代表選考のほかにも

クリアしなければならない条件が
あります。

パラリンピック初出場を目指す
競泳の久保大樹選手です。

8年前にギラン・バレー症候群を
発症し手や足首にまひがあります。

≫リハビリを重ね、去年9月

東京パラリンピックの
参加標準記録を突破。

しかし、出場に欠かせない
クラス分けと呼ばれる判定は

まだ受けられていません。

クラス分けは
選手が公平に競えるよう

障害の種類や程度に応じて
クラスを分ける仕組みです。

専門の医師らが
筋力や関節の動きなどを検査。

競技の様子なども
総合的に判断して

出場するクラスが確定します。

≫障害の程度が変わる
可能性があるため

久保選手はパラリンピックまでに

判定を2回受けなければ
なりませんでした。

1回目は
10段階のうち2番目に軽い

「9」の判定。

この夏までに国際大会で改めて

クラス分けを受ける必要が
ありました。

しかし、大会は次々と中止に。
目標のメダル獲得はおろか

出場資格を得る見通しさえ
立たなくなっています。

≫アスリートたちの訴えは
ほかにもあります。

それは…?

武田≫私たちが
思いもよらなかったことに

悩んでいるなと改めて思いました
が。

オリンピック3大会出場の
為末さん。

やっぱり選手は
延期でつらいでしょうね。

為末≫もう本当につらいので
こういうゲームだと思って

先が見えないゲームを
やっているんだと思って

気を取り直すしか
ないんじゃないかと。

武田≫これも
1つの競技だと思って?

為末≫はい
という状況だと思うんですね。

選手のピーキングというのが
ありまして

これは本番に向けて

1年位かけて

ずっと作っていくんですね。
当日にいい状態を

作るんですけども

そんなに長くもたないんですね

ピークの状態というのは
2週間とか3週間が

いいぐらいなので。
それがもしないと分かると

また1回崩して
もう1回作っていくような

感じなんですね。
恐らく選手、この1年間

地元五輪だということで
必死でやってきたので

走ってきて

あと最後の5キロというときに

もう一回マラソンを
やってくれと言われるような

気分だと思うので
心が持つかなとか

そういう気持ちも
恐らくあると思います。

武田≫為末さんは
パラ陸上の選手の

指導もされている
ということですけれども

パラリンピックの選手にとって
危機感というのは

為末さんはどういうふうに
お感じになっていますか。

為末≫パラリンピックって
障害の程度によって

クラスがあるんですね。
例えばチーム競技なんかで

いきますと
それにポイントが

ついていますので
選手の障害が重くなってしまうと

チームの編成を
変えなければいけない。

武田≫メンバーを代えなきゃ
いけなくなる。

為末≫はい
全体で総合得点が

決まっているんですね。
選手たちの中にはやっぱり

障害が徐々に重くなっていくので
スポーツがそんなに

できないかもしれない
という選手も

いますから
そういう選手にとってみると

本当にことしできるかどうかは
すごく大きな鍵だと思いますね。

武田≫まさに命の1年を
これから過ごすことになる

ということですね。
為末≫そうですね。

だから祈るような
気持ちだと思いますね。

武田≫こうした課題に
直面している選手の本音

さらにこの方にも
聞いてみたいと思います。

スポーツクライミングで
代表に内定している

野口啓代選手です。
野口さん

よろしくお願いします。
野口≫よろしくお願いします。

武田≫野口さんは
東京オリンピックを最後に

引退するとまで
おっしゃっていましたが。

その大切な大会が
1年延びた。

これは率直に今、どう受け止めて
いらっしゃいますか。

野口≫そうですね
もともと東京のオリンピックで

引退をする予定だったんですけど
本当に1年間

延期になってしまったことで
このままでは

終われないなと思って。
武田≫逆に闘志が沸いている

という状況ですか。
野口≫そうですね。

スポーツクライミングにとって
初めてのオリンピックなので

それが何か
承認された

2016年から
ずっとオリンピックを目標に

頑張ってきたので
本当に出るまでは

やめられないです。
武田≫大会の実現に向けて

それからご自身の
クライミングという競技について

それぞれ今どんなことを
不安に感じていらっしゃいますか。

野口≫ワールドカップに
出れるようになった

16歳のときから
もう14年間

ずっと毎年ワールドカップに
参戦してきているので。

今年は大会がないというのが
本当初めてのことなので

自分の練習の成果を
大会で

確認できないというのが…。

武田≫大会の実現に向けては
どうですか。

野口≫ことし初めて
オリンピックが

延期になってしまったことで
今もコロナの影響が

続いていますし
このまま中止になってしまうのが

すごい怖いです。
武田≫やっぱり1年後

何としても

あってほしい
ということですよね。

野口≫そうですね
本当に出たいなという…。

為末≫これから1年間

何を大切に
やっていこうと思われてますか。

野口≫今年は本当に
いつになったら

大会に
出れるか分からない状態なので。

もちろん不安なんですけれども

スポーツクライミングって
もともと

人と競う部分も
もちろんあるんですけど

自分自身の戦いというのがあって

目の前の登れてない課題を

1つずつクリアしていく
というおもしろさが。

自分との戦い…。

繰り返していくしかないな
と思って。

武田≫どうですか
気持ちは切れずにいけますよね

もちろん。
野口≫そうですね。

今のところ全く
切れてないですし

まずは本当に

今、練習に
集中できているんですけど

次、いつ大会に出れるか
分からないというのが

不安でもあります。
武田≫ぜひね

ちょっと先になってしまいました
けれども

すばらしい活躍期待しています。
野口≫ありがとうございます。

武田≫頑張ってください。
ありがとうございました。

小山≫野口さんの
スポーツクライミングは

すでに内定の維持が
決まっているんですけれども

一方で代表選考が
途中で止まってしまっている

という競技もあります。
こちらご覧ください。

まずは競泳です。
本来なら

きょうから
日本選手権が

開かれる予定でした。
ところが

これ
代表を決める

一発勝負の場だったのに
中止になっています。

代表選考を
いつ、どうやってやるのか

見通しが立っていません。
そして

バドミントンです。
この4月まで

1年かけて
さまざまな国際大会を戦って

最終的な世界ランキングで
代表が決まる予定

だったんですけれども
これも

大会が中止になっています。
国際大会

この先
いつ開催できるか分からず選考も

どうなるのか
分からない状況となっています。

アスリートにとって
そして運営する側にとっても

試練の1年です。

≫1年延期したからこそ

特別な大会にしたいと語る
アスリートたち。

今、問われているのが

IOCのバッハ会長の
かじ取りです。

世界で初めてカメラが入った
IOCの会長室。

バッハ会長の座右の銘が
刻まれていました。

≫史上初めての

オリンピック・パラリンピックの
延期。

決定にたどりつくまでに
バッハ会長はこのことばを

改めてかみしめることに
なりました。

選手を危険にさらしているとして

アスリートたちが、IOCに
延期の決断を迫ったのです。

≫20年以上、オリンピックを
取材してきたジャーナリストは

この動きがバッハ会長の
意志決定に影響したと見ています。

≫では、なぜ決断に
時間がかかったのか。

≫ようやく決まった延期。

今、アスリートが求めているのは
1年後に向けて集中できる環境を

一刻も早く作ってほしい
ということです。

オリンピックだけでも

およそ1万1000人が
出場する予定ですが

その半分近くが
いまだに決まっていません。

≫そうした中、アスリートのため
苦渋の決断をしたのが

世界最大規模の競技団体
世界陸連のコー会長です。

来年の夏に予定されていた
陸上の世界選手権を

翌年に延期すると
いち早く表明しました。

今、コー会長は
新しい選考方法の策定を

急ピッチで進めています。

≫実は、IOCのバッハ会長も
世界陸連のコー会長も

オリンピックの金メダリスト。

アスリートの訴えに応え

大会を成功させられるのか
難しい調整が続きます。

武田≫実現のために
全力で闘うという

バッハ会長の声でしたけれども。
IOCを取材してきた

国武さん。
大会の実現のために

具体的に
どんな課題があるんですか。

国武≫選手にとっては
オリンピックというのが

公平に参加できる環境というのが
一番大事だと思います。

こちらをご覧ください。

予選大会や選考のシステム
というのは

33の国際競技団体に
たくされているんですけれども。

できるだけ早く新たな選考の方針
を示せるよう

IOCがみずから
リーダーシップをとっていくこと

大事だと思います。

それから、運営面では
延期によって生まれる

追加の経費が上げられます。

組織委員会は具体的な数字は
示してはいないんですけれども

数千億円規模といった
声も聞かれます。

政府、東京都
組織委員会、そしてIOCが

どう負担していくのか

これは議論の過程から
透明性をもって

進めていかなければいけないと
思います。

武田≫そして
日本の選手選考ですね。

まだ決まってないわけです
けれども

これ、間に合うんでしょうか。
国武≫オリンピックの

すべての競技団体に
取材したところ

まず陸上のマラソンや競歩
卓球など、10の競技や種目で

すでに出している内定を
維持するとしています。

一方で
空手や柔道など

先ほどVTRでも
ご覧になりましたけれども

内定をすでに
出していたんですけれども

今回の延期で
この取り扱いを

どうするのか
現時点では

未定としています。
そしてそれ以外の

これだけの競技が
まだ選考をどうするのか

まだ見通しが
立っていないんですね。

ウイルスの収束の見通しが
立たない中でも

選手にいち早く
方針を示すということが

選考の方針を示すということが

選手の不安をとりのぞく
鍵になるのではないかと思います。

武田≫おっしゃったように
何よりも

ウイルスの収束が
いつになるのか

ということなんですけれども
感染症対策が専門で

プロ野球やJリーグにも
助言をされている

賀来満夫さんに伺います。

賀来さん、感染拡大が
まだ続いているわけですけれども

例えば選手を選ぶ選考会ですとか
国際大会。

今の段階で
開ける状況に

なりそうでしょうか。
賀来≫現在ヨーロッパやアメリカ

では
オーバーシュート

感染爆発が起こっているわけです。
WHOは来年

夏前まで
今年の夏前までに

収束
感染のピークを迎えるのではない

かと
推測しているんですけれども

予選が始まる8月以降
感染がゼロになることは

考えられないと思うんですね。
ですから、引き続き

感染症対策をしっかり行って
国際大会を開催していく

ということになると思います。
武田≫選手選考と

ウイルスとの闘いを同時に
進めなければならない

ということになるわけですね。
賀来≫そうですね。

武田≫そして
1年後なんですけれども

オリンピック・パラリンピックを
来年開くためには

この流行がいつの時期までに
どういう状況になっていることが

必要となってくるんでしょうか。

賀来≫感染の大流行が収まって
来年の4月ぐらいに

収束を迎えられれば
よいと思うんですけども

なかなか難しいかもしれません。
武田≫難しい?

賀来≫はい。

小さな流行が
繰り返し起こってくる可能性も

あります。
ですから、来年の

東京オリンピック・
パラリンピックを

成功させるためにも
アスリートがですね

感染から守り
観客を感染から守るようなそうい

った体制作りが
これから必要になってきます。

今から準備しておかなければ
ならないと思います。

武田≫大会の期間中も
恐らくそういった緊張の中で

大会が運営されていく可能性が
あると。

賀来≫そう思います。
武田≫ありがとうございました。

為末さん
ウイルスの感染拡大。

そして

1年延期という

いずれも非常に

重大な特殊な状況の中での

オリンピック・パラリンピックと
いうことになるわけですけれども

これ、私たちは
どういう大会にして

いかなければいけないと
お考えですか。

為末≫私が選手のときも
オリンピック憲章にも

そうなんですけれども
オリンピックというのは

平和の祭典で
世界が安定している状況で

行えるものだって
書いてあるんですね。

何となくピンとこなかった点があ
ったんですけど

今、本当に皆さん
このことが身にしみているんじゃ

ないかと思います。
もう一つは

選手たちの声でですね
公平な状況でオリンピックを

行おうという声がありましたから
これ日本の環境だけよくなっても

オリンピックというのは開けない
んですね。

なので、これで
世界中の選手たちを含めて

社会が連帯をして
どこか一つでも

とり残されないようにして
世界中がコロナウイルスを

克服する状況を作る
ということが

理由になりましたから
これを選手たちがリードしながら

行っていって

その上でオリンピック・
パラリンピックで開く

ということが大事なんじゃないか
なというふうに思います。


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