グレーテルのかまど「朝吹真理子のスコーン」おなじみイギリス生まれのスコーン。焼きたてならではの魅力を…


出典:『グレーテルのかまど「朝吹真理子のスコーン」』の番組情報(EPGから引用)


グレーテルのかまど「朝吹真理子のスコーン」[字]


おなじみイギリス生まれのスコーン。焼きたてならではの魅力を、ご存知?芥川賞作家・朝吹真理子さんが見つけた、家庭で作るスコーンの、意外な魅力をひもときます。


番組内容

アフタヌーンティーに欠かせない、スコーン。家ごとに違う作り方があり、「割るときにナイフを使わない」など、さまざまな言い伝えや例え話が残るイギリス伝統のお菓子です。スコーンが焼きたての時だけ楽しめるのが、立ち上る湯気と独特の香り。それを「赤ちゃんのよう」と表現した作家、朝吹真理子さんの思いとは…ヘンゼルは、作ってみると意外に簡単なスコーンに感激!たっぷりのクリームとジャムで食べるそのお味は?

出演者

【出演】瀬戸康史,【声】キムラ緑子


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グレーテルのかまど「朝吹真理子のスコーン」おなじみイギリス
  1. スコーン
  2. 湯気
  3. ジャム
  4. クリーム
  5. オオカミ
  6. 家庭
  7. 本当
  8. OK
  9. イギリス
  10. 家族
  11. グレース
  12. クロテッドクリーム
  13. バター
  14. ヨーグルト
  15. 牛乳
  16. 今日
  17. 生地
  18. 物語
  19. アオ
  20. オキテ


『グレーテルのかまど「朝吹真理子のスコーン」』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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ゴツゴツとした 素朴な風合い。

焼きたてを手で割ると
優しい香りが広がります。

ティータイムに欠かせない

イギリスのスコーンです。

手軽に作れる このお菓子。

家庭で作れば
焼きたてならではの おいしさが。

そんなスコーンに魅せられた…

幸せ。

すごいシンプルなんですよね
何か 使われてる素材も。

それだけで どうして あんなに
おいしいものが作れるのかなって

何か魔法みたいだなって思って。

立ち上る湯気の向こうに見つけた
スコーンの魅力を

ひもといてみましょう。

光る石をたどれば行き着く不思議な家に

あの お菓子の家の
ヘンゼルとグレーテルの末裔が暮らしています。

彼らが振る舞う
おいしいお菓子の物語を

ご賞味あれ。

やっぱり
ミルクっぽいってことか?

それとも これなのかな…。

うん? クンクンしてるね。
何を?

いや ちょっと かまどさ また姉ちゃんが
不思議なことを書いてるからさ。

何だろう?
これこれ。          「赤ちゃんの匂い…」。

何かね 赤ちゃんの匂いっていうのは
想像つくんだけどさ

もう さっぱり
何言ってんのか分かんない これ。

あ~ クンクン クンクンしてたのは
赤ちゃんの匂いを探してたのね。

そう。
なるほど。 でも そんな感じですよ。

そんな感じって どういうこと?
もうピピ~ンと来ました。

あれですね。
本 見てみますか。   はい。

え~っと。
バチッと出てきますから。

あ~。 ということで
今宵 ひもとくのは

朝吹真理子のスコーン。
うん。

カフェやベーカリーで見かけるスコーン。

チョコやナッツ
ドライフルーツが入ったものや

形も丸や三角と いろいろ。

でも 元をたどれば

この丸いプレーンスコーン。

イギリスの伝統 アフタヌーンティーの
お菓子として おなじみですが…。

ホテルやカフェだけでなく
家庭で気軽に楽しむもの。

ロンドン出身のグレースさん。

自宅では ちょっと特別な時に
焼くことが多いそう。

サクサクで
ふっくら膨らむスコーン作りには

ちょっとしたコツが。 まずはバター。

粉をまとった細かいバターが
生地に行き渡らないと

さっくりとしないんですって。

そこに混ぜる牛乳にも
グレースさんは 一工夫。

バニラビーンズと…。

これで牛乳が
チーズやヨーグルトのように変化。

酸味も加わり さっぱりするのだとか。

家庭によって ちょっとずつ味が違う
イギリスのスコーン。

焼き時間も大きさやレシピによって
まちまちです。

何度も作って
その家庭のレシピが生まれるのです。

しっかり膨らんだスコーン。

濃厚なクロテッドクリームと
ジャムをつけて いただきます。

焼きたてのスコーンの意外な魅力を
小説に描いたのが…。

2011年 芥川賞を受賞した…

これが すっごい
おいしいと思うんですよね。

スコーンは 朝吹さんの作品の中に

印象深いお菓子として登場します。

小説「TIMELESS」。

主人公は 恋愛感情なく結婚し
子どもを授かった母親と

その息子 アオ。

アオは 父親の顔を知りません。

現在と過去が混じり合う
乾いた文体で描いた家族の物語です。

ある日 アオが訪ねた家で
スコーンが振る舞われます。

焼きたてのスコーンに立ち上る
湯気と香り。

ほのかに酸っぱい 赤ちゃんの匂いは
心の奥に閉じ込めていた

まだ見ぬ父への思いを
呼び覚ます香りだったのです。

う~ん。 スコーン おいしそうですね。
おいしそうだったね。

焼きたては 食べたことないんですよ。
まあ 温めたのはあるけどね。 ね 本当に。

しかもさ スコーンに
赤ちゃんの匂いを感じたこともない。

本当だね。
うん。   焼きたてならではの味ですよ。

もう是非 食べたいですね。     香り香り。
焼きたてのスコーン…。

はい じゃあ 作りますか。
はい。       じゃあ キメテどうぞ。

湯気立ち上る
焼きたてならではの味わいを目指します。

よし いってみよう!
はい。

よ~し。        あのね 合わせるジャムを
先に作りましょう。

あの上にのせるやつですね。
そうです そうです。

スコーンのジャムは
ベリー類の赤っぽいものが多いんですよ。

で 今日は…

これを使おうかなと。
これさ 凍ってるよね。

凍ってるね。 はい オキテで~す。
いきなり オキテ!?         はい。

分かりました これ。
そういうことです。

だから これジャムにするでしょ
その場合に 一回 冷凍させます。

こうやってね。 冷凍させると
果物の組織が ちょっと壊れますと。

そしたら今度
果汁がしみ出しやすくなると。

じゃあ そこに お砂糖だ。
お砂糖を。

だいぶ これ入れるんだ!
だいぶ入れるよ。 ジャムだからね。

そんな感じで さくっと混ぜたら
さあ どうしよう。

これで火にかければいいってことね。
いやいや 違うの違うの。 そこで

今度は冷蔵庫。
え?    一晩おきますよ。

一晩?                  うん。
分かりました。

一晩おくこと それだけで
なんと 果汁が…?

ジワ~!        …っと来ると。
分かりました。

「かっちこちで果汁ジワ~!」です。
はい。

どうぞ。
よし。

ひとまず ちょっと寝ようか。
はい 寝て下さい。 おやすみ。

さて どうかな?

お~っ かまど! うわっ すごい これ!
お~っ!

「果汁がジワ~!」どころじゃないよ これ。
ほれほれ しみ出してますよ。

バッチリですね かまど。
じゃあ それを火にかけていきましょうか。

分かりました。 よいしょ。
うわっ もう これだけで…。

おいただけで もう。
もう これだけで おいしそう。

スコーンの素朴な色に
こういうビビッドな色というか

鮮やかな色は合いますね。
そうなんですよ。

かまど だいぶ濃度ついてきましたね。
お~ いい感じになってきたけど

いっぺん見てみる?
ちょっとチェックしてみますか。

おっ!               どうや?
固まって下に。

広がらないですよ。
できましたよ いいんじゃないですか。

よし。
じゃあ そこにレモン汁を。

はい。  ポタッと入れてみまして
冷ませば完成です。

やった~。 おいしそうだね かまど。

小説「TIMELESS」に登場する
焼きたての おいしそうなスコーン。

これは 友人の料理研究家
内田真美さんのスコーンがモデル。

初めて食べた 焼きたてのスコーンでした。

ニコニコしながら…。
大体 ニヤニヤしながら。

湯気を 開けて…

それは
どこかに出かけて食べるんではなくて…

必ず お客様がいらっしゃってから
こね始めるんですね。

いつも おしゃべりしていると

あっという間に
出来上がってしまうのだとか。

大体 何か のばしてたり抜いてたりすると
見にいらっしゃいますよね。

(笑い声)

待ちきれないんですよ。
もうすぐかなって?

いよいよかなみたいな感じ。
いよいよかなっていう。

おしゃべり…。
参加しつつ。 これから食べるものを

こうやって 何か待ってる
それが楽しいんですよね。         うん。

待っている間も ワクワクドキドキ。

これも手作りスコーンの楽しさの一つ。

上手に焼き上がったスコーンに生まれる
割れ目。

わあ おいしそう。

この亀裂がいいんですよね。

そう これオオカミの口っていうのが
ちゃんとパカッて割れてる…。

オオカミの口っていうんですか?
そうなの。                  そうなんだ。

そうなの。
へえ~。

スコーンに添えるのは
特製のクロテッドクリーム

そして ベリーのジャム。

あっ あったかい。
まだ あったかい?      うん。

あ~っ。

う~ん 幸せ。
よかった。

ここの上で… あ~。

お~ あ~。
あ~ あ~… ちょっと。

いただきます。

おいしい。

ちょっと乳臭い それで…

出来たてスコーンとの出会いから生まれた
一つの場面。

小さなお菓子から広がる 物語の世界です。

うわ~ もう湯気が ふわ~っと出てさ
おいしそうだったね あれ。

めっちゃめちゃ幸せそうじゃないの!
どうして呼んでくれないのかしら。

ちょっと僕らも早く続きやりましょう。
幸せになりましょう。

よし いきましょう。
はい。

じゃあ いよいよ いよいよ
スコーンにいっちゃうよ!

いきましょう。
じゃあ まず そこに よく冷やした薄力粉。

そして お砂糖
そして お塩 ベーキングパウダー

それを同時に
フードプロセッサーに入れて下さい。

これ 粉は冷やしておくんですね。
そうなのよ。 冷やしてないと

バターを入れると
混ぜる時にベタベタになりますから。

はい。

バターがね 小麦粉をまとうような感じに
ポロポロになってきます。        OK!

OK! そこに液体類ですかね。
液体類いきますか。

牛乳。
そして 卵。

これ ほんの少しだけ ヨーグルト。

ヨーグルト!
ヨーグルト。 これ何か ちょっとさ

赤ちゃんの匂い それを意識して。
あ~ なるほど。

ちょっぴり酸っぱい赤ちゃんの感じ。

お~っ おお~。
はい いいよ いいよ…。

よ~し。
はい ちょっと見せて見せて 出してみて。

どう? かまど。
いいんじゃないですか。 はい。

それで これ台に出して下さい。
よいしょ。

そして…。
これを こねていくんだが まずオキテ!

はい。

これ さっき言ってたやつだ。
オオカミの口。

何で あれオオカミの口なんだろう?
オオカミの口っぽくなかった?

生地こね過ぎるとね
生地がベタってなるでしょ?
はい。

オオカミの口ができないのよ
ぶわ~って こう。

駄目 駄目 それは。
もう や… やめて。

はい。
そして粉 ちょっとふって。

そして?
それね ググッと押して

4センチぐらいの生地の幅にして。
このぐらいかな?

ざっと。 ざっとでいいです。
そしたら それで型抜き。

ポン!

はい。
ほら もういい感じ。

もう これスコーンです。
そうそう それそれ スコーンなんです。

これがスコーン。
スコーンなんです。
ほら これ よくない? 簡単に。

ほら もう こんなに簡単に。
これ 横で人を呼んで しゃべりながら

ピッピッと作って 幸せになるやつですよ。
いいんじゃない。

そして はけでね
牛乳をぬりましょうか。

本当に しゃべりながら
何か あっという間にできちゃったね。

ねえ。 これは いいわ。
で? かまど。

190℃で20分!
分かりました。 190℃で…。

20分。
よし。

オオカミの口 お願いします!

ちょっと一息 Tea Break!

スコーンの長~い物語を
かいつまんで ご紹介。

スコーンという名前の由来は
諸説ございます。

代表的なものが
スコットランドのスコーン宮殿で

王の戴冠式に使っていた玉座の下にある

この石にちなんだというもの。

その名も…

だから 岩のようなゴツゴツとした形なの。

玉座にナイフを向けるなんて
とんでもな~い!

ということで
手で割るのが お作法だとか。

お作法といえば 紅茶に
クロテッドクリームとジャムで

スコーンを楽しむ習慣 クリーム・ティー。

本場 イギリスでは
そのお作法で喧々囂々。

題して
「ジャムが先か クリームが先か論争」!

イギリスの酪農地域
デヴォン州では

クリームが先で
その上にジャム。

一方 そのお隣の
コーンウォール州では

ジャムが先で
上に来るのがクリーム。

ちなみに
グレースさんの食べ方を見てみると…。

あっ クリームが先でジャムが上ですわね。

一方 クリームが上派は
上にあるものの方が味を強く感じるので

クリームを味わうために
そうしているとか。

長年 決着がつかない この問題。

お好みの食べ方で
思う存分 味わって~ねって はい。

じゃあ 焼き上がる前に
クリーム いきましょうか。

OKいきましょう クリーム。
はい。 今日は特製クリームを作ります。

お~。
これは内田さんに教えてもらいました。

OK OK。
はい。 クロテッドクリーム1に対して

生クリーム2 そしてサワークリームが½。

½。                              はい。
じゃあ もう加えてっていいんですか?

うわ~ 本当に濃厚。 そして

これは
ちょっと入れながら混ぜてみたいな。

うんうん。 濃厚なやつが
ちょっと ほら さらっとするから

もう いっぱい食べられちゃう。
ちょっと さっぱりというか。

こればっかり食べてもいいぐらい…。

よ~し。
もう めっちゃおいしそう。

そしたら そのまま もう器にモリモリ。
分かりました。

(オーブンの音)
あっ あ…!

えっ うっ あ…。
ちょうど かまど!  あっ すごい。

焼けましたよ。
どうでしょうか?

いきます。

ワ~オ!                  おお~。
すごいじゃないですか。

もうオオカミが こっち向いてますよ。
ギャ~言うてますよ。

これ もうしっかり焼けてますね。
あっつあつです。 ほら。

うわっ めっちゃくちゃおいしそう。
すごい上手にできた。

(チャイム)
これこそスコーンです。 おっ!

姉ちゃんも帰ってきた。
姉ちゃん お帰り!     お帰り。 うわ~。

早く早く 湯気が上がってるうちに食べて。

しっかり膨らんで
見事に開いたオオカミの口。

熱々を手で割れば

ふわっと広がる 赤ちゃんの匂い。

クリームとジャム
どちらも たっぷりのせて。

あったかいうちに 召し上がれ。

スコーンが放つ匂いに導かれ
思いをはせた家族。

朝吹さんは ここに
どんな思いをつづったのでしょう。

何か家族の面白いところじゃないかなと
思うんですよね。

家族について複雑な思いを抱える主人公。

ふと考えるきっかけになったのは

家庭の味
焼きたてのスコーンだったのです。

こちらのグレースさんのお宅でも
スコーンが焼き上がりました。

息子のダンくんも お待ちかね。

気付かぬうちに 食べ物が作る 人となり。

スコーンの湯気の向こうには
いろんな家族の姿が立ち上るようです。

今日の「グレーテルのかまど」
いかがでしたか?

今まで家庭的なイメージがなかった
スコーンですが

今日 おしゃべりしながら
パパッと作れたことは驚きでしたし

何より楽しかったです。
熱々のうちに食べたいと思います。

それでは また
このキッチンで お目にかかりましょう。

では ちょっと失礼して。

よいしょ。 いただきます。

どうぞ~。
かまど!         う~ん。

よいしょ。
さあ どうだろう?

出来たてです。
(2人)うわ~!

すごい!         ワ~オ!
湯気 湯気!      ウエ~イ!

すごいね
これが焼きたてっていうやつですね。

ふわわわわ…。

(小声で)赤ちゃんの香り。

(小声で)香ってますよ。
あ~ いい香り。

ちょっと うれしくなるでしょ?
ちょっと落ち着きますね。

本当にね。
じゃあ もう食べちゃおっかな。

あ~ もうおいしそう。 あ~ 駄目だ。

(かまどの笑い声)

う~ん! 最高!

どんな感じ?
もうね あったかいし

ふわっとしてるよね。 何か本当に
今まで食べたスコーンじゃないみたい。

それ最高よ。 湯気を出して食べる
スコーンなんて まあ ないですから。

湯気っていうのは いいですわね。
何か 家庭の感じがありませんか。

湯気の思い出ありますか? かまど。
湯気の思い出? いろいろあるけど

ヘンゼルは 何?
僕は やっぱり…。  家庭で湯気といえば?

やかんです やかん。
何 やかん?

やかんで ウィ~ンっていいながら
湯気 フワ~ッて出るじゃないですか。

(やかんの音まね)
そうそう そうそう。
あれは すごく懐かしく感じます。

じゃあ あれは?
かまどが魔法でやった時の湯気。

湯気じゃないわね。
煙か あれは。  煙。

何か ちょっとイライラして
頭から湯気が出てきた。 かまどの頭から。

ごめん かまど。


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