美の壺「海からの贈りもの 真珠」 …伝統工芸とのコラボ、歌手・夏川りみさんの思い出の真珠も登場!


『美の壺「海からの贈りもの 真珠」』の番組情報(EPGから引用)


2018/06/08(金)
美の壺「海からの贈りもの 真珠」[字]
3つのツボで鑑賞指南する新感覚美術番組。今回は「真珠」。スタイリストによる普段使いの極意や、伝統工芸とのコラボ、歌手・夏川りみさんの思い出の真珠も登場!
詳細情報
番組内容
つややかな光沢と虹色の輝きが魅力の真珠。冠婚葬祭のイメージが強い真珠だが、近年、カジュアル使いに注目が集まっている。真珠ファンのスタイリスト・原由美子さんが、普段使いの極意を伝授!蒔絵(まきえ)など伝統工芸と組み合わせたアクセサリーや、変わった形の真珠にこだわる職人の作品も登場!歌手・夏川りみさんは、紅白歌合戦初出場の時につけた黒蝶真珠を紹介!故郷である沖縄・石垣島の思い出とともに語る。
出演者
【出演】草刈正雄,夏川りみ,【語り】木村多江
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美の壺「海からの贈りもの 真珠」
  1. 真珠
  2. ネックレス
  3. 輝き
  4. 何か
  5. テリ
  6. 感じ
  7. 魅力
  8. 黒蝶真珠
  9. 自然
  10. 蒔絵



『美の壺「海からの贈りもの 真珠」』の解析用ソース(番組内容ネタバレ注意!)


♬~(テーマ音楽)

♬~

(草刈)あれ…。

この辺にしまっておいたと

思ったんだけどね ええ。

ここもないな~ え~。

草刈さん また何か
探しものですか?

いやね
姪がね 二十歳になったらね

渡してやりたいものが
ありましてね…。

それでね 探してるんですけど

おっ これっぽいな。

あ~ あった!

あら 真珠のネックレスですね。

そう これね
おばあちゃんの形見なんですよ

ええ。

海の宝石と たたえられる真珠。

いにしえより
人々に愛されてきました。

その魅力は
柔らかな光沢と虹色の輝き。

冠婚葬祭のイメージが
強い真珠ですが

モードの達人は 日々の
おしゃれにこそといいます。

デザインも
進化しています。

和の伝統との組み合わせから
個性的な形まで。

沖縄出身の あの人も…。

夏川りみさん。

自然が育む真珠に

ふるさとへの思いを重ねます。

貝が生み出す奇跡の輝き。

その魅力に迫ります。

真珠といって
まず思い浮かべるのは

白くて丸い アコヤ真珠。

その美しさには 秘密があります。

真珠研究一筋50年の…

真珠の一番の魅力は
どこにあるのでしょう。

真珠の最大の魅力は

テリじゃないかなと思いますし

テリはね
なかなか難しいんですけど

あの~ 簡単にいうと
「輝き」と「色」ですね。

小松さんの言う 「輝き」と「色」。

「輝き」とは
表面で反射する光の事。

ツヤツヤと光り
周りの景色を映し出します。

もう一つの魅力
「色」とは何でしょう?

真珠に下から光を当ててみると…。

全体に ぼうっと色が現れました。

これは 光の色です。


真珠は 貝殻を作る 外套膜が

分泌液を出し 薄い層となって

積み重なる事で出来上がります。

その層の一枚一枚に光が反射して
影響し合う事で

色が現れるのです。

光を取り込みつつ生まれる
真珠ならではの色。

(小松)あれは やっぱり
生き物しかできない事ですね。

やっぱり…

最高の宝石になったという事
じゃないですかね。

いつまでも眺めていたい真珠。

今日1つ目の壺は

「白の中の色を楽しむ」。

スタイリストの原 由美子さん。

長年 真珠のアクセサリーを
愛用しています。

原さんは ファッション雑誌の
創刊にも関わってきた

スタイリストの草分け。

年代を問わず
モードをさりげなく取り入れた

スタイリングに定評があります。

真珠との出会いは
大学生だった 二十歳の頃。

祖母から譲り受けた指輪でした。

(原)真珠で ちっちゃくて
かわいいなと思って。

あのふだんしても
全然気にならないから

お守りみたいに
一時ずっとしてました。

で やっぱりこれが…

…だったと思います。

真珠は
どんな服にも寄り添ってくれる

と感じた原さん。

スタイリストの仕事を
始めてからは

毎日 真珠のネックレスをつけ

いつしかトレードマークのように。

例えばロングネックレス。

カーディガンの中に
挟んでつけるのが原さん流。

目立ち過ぎず かがんだ時にも
邪魔になりません。

真珠をもっとカジュアルに
楽しんでほしい と原さん。

その極意を 教えてもらいました。

まずは 多くの人が
冠婚葬祭用に持っている

短めのネックレス。

反対に この…

割と
自然にきれいに見えると思うんで。

続いて 少し長めのネックレス。

ベージュのロングカーディガンに
合わせました。

こういう 自然素材で
こういう感じに

スタイリングした時って
割ともう こういう時は

アクセサリー何にもなしで
っていう事が多いんですけど

それにあえて
こう ちょっと真珠つけると

ちょっと何か 華やぎっていうか…


…かなと思って。

最後は
三連ネックレスのアレンジ。

ちょっとゴージャスな感じの
三連のネックレスです。

こういうふうにすると 普通は

何か
お呼ばれって感じになるけど

これを だから…。

半分隠して
首元から さりげなく…。

こういうふうに したりしても
いいかなと思ってて

それはあの これ
ジャクリーン・ケネディ

という人が
自分がすごくお気に入りの

三連のネックレスを
よくいろんな装いでしてて

いつもは 割とさっきみたいに
ちゃんと出してたけれど

こういうふうに あの
ちょっと開いたドレスに

見えないように
しているのがあって

それがすごく私の中では
印象的で きれいだったんで

こういう着方も
あるんじゃないかなと思ってます。

ゴージャスなネックレスも
一工夫でシックな雰囲気に。

真珠って
それほどの強さではなくて

いろんなこう…

だから宝物っていうよりは
やっぱり 使いこなすものだと

思ってるんで。

そんなにこう 宝石箱に大切に
しまい込むものじゃなくて

使って楽しむものだと
思ってますけど。

どんな素材や色にも映える真珠。

使い手の気持ちを
柔らかく 受け止めます。

へえ~ 懐かしいなあ…。

え? 何だこれ?

ああ!

おばあちゃんと おじいちゃんだ。

へえ~ 仲よさそう。

おばあさん
そのネックレスつけてますね。

あ ほんとだ。

とてもお似合いですね。


う~ん。

東京 銀座の宝飾店。

♬~

創業1954年 真珠の生産から
デザインまで手がけています。

これまでの伝統も守りつつ

最近では
海外のデザイナーを起用して

常識にとらわれない
新しいジュエリーを

提案しています。

ロンドンを拠点に活躍中の
デザイナー

メラニー・ジョージャコプロスさん
のピアス。

真珠自体に 穴を開ける
斬新なデザインです。

一見シンプルな
ロングネックレスですが…

カットされ 真珠の断面が
あらわになっています。

さまざまな形で引き出される
真珠の新しい魅力。

今日2つ目の壺は

「みんな違って みんないい」。

この店には 漆や 螺鈿など
日本の伝統工芸を用いた

アクセサリーが並んでいます。

中でも真珠は 人気のアイテム。

こちらは 少し平たい淡水真珠に
菊や 麻の葉といった文様を

蒔絵で描いています。

真珠の上に蒔絵って
随分思い切りましたね。

蒔絵ってこう
黒ですとか赤の漆器に

描いてあるイメージが
強いかと思うんですけれども

それを こう
日常の中で使うとなると

少し印象が強いかな
という感じがして…

真珠に蒔絵を施すのは
京都の蒔絵師…

ふだんは
漆器に蒔絵を施していますが

真珠は それとはまるで違う感覚。

仕上がりに
不安があったといいます。

もっと あの~ 金が勝つか
そのパールの方が勝つか

っていうのがあるかなと
思ったんですけど…

もっとこう どっちかが
立っちゃうのかなって

思ったんですけど…

何にでも合うように

細かい金粉を使って
渋めの輝きに仕上げます。

落ち着いた金に 引き立てられる
真珠のしっとりとした質感。

日本の伝統工芸に
新たな風を吹き込みます。

ここに 真珠の形にこだわって
作品作りをする人がいます。

彫金職人を経て

自分のジュエリーブランドを
立ち上げた…

工房の引き出しには
材料の真珠がずらり。

丸い形のものから
ゆがんだものまで

色も形もさまざまです。

かなり変わった形もありますね。

(眞貝)これ何か もうほんとに

ちょっと普通 売り物にも
ならないでしょうし

何かあの 伊勢の その現場で
こう~ とったやつを こう

もらってきたり
しているんですけど

ここから何か また…

いびつな形は どれも面白い
と眞貝さん。

角のように とがった真珠は
モードなピアスになりました。

おへそが
ちょっぴり飛び出たみたい。

表情のある指輪です。

自然が作り出した形を
最大限 生かす事で

個性豊かなジュエリーが
生まれます。

新しい作品のための真珠を選ぶ
眞貝さん。

この子なんかは
ちょっとね 尻尾がピョッと

生えてるような感じですよね。

ちょっと この辺に傷があったりも
するんですけど

ちょっと加工して
隠してあげたりとか

それだけで
ぐっと魅力的になる子が

いっぱい いるので。

尻尾のような形を どう生かすか。

まず 真珠の一部を
削り始めました。

削った部分に合わせて
金の飾りを作ります。

金具から尻尾がのぞきます。

最後に飾るのは 1ミリのダイヤ。

大きなうねりを
感じさせるような

生命力あふれる作品になりました。


何かこう 動きがあるというか
育ってるんだなというか

貝の中で。 やっぱりそういうのを
感じるのは面白いですし

その時しか作れない形…

それは楽しいですね。

いろんな形 いろんな色の真珠が

世に送り出される日を
待っています。

まさお まさおや。

え?

ええ?

ばあさん 真珠の似合う
べっぴんさんじゃろう ね。

え? おじいさん?

その真珠はね わしがばあさんに

新婚旅行の時
プレゼントしたの。

すごく喜んでくれてね
もう 大切にしてくれよったんよ。

ばあさんね
その真珠つけるとね

よく女優さんに
似とると言われてたんだ。

原 節子なんて言われてね。

のろけちゃって。

孫ができたらね みんなで
分けてほしいと言っとった。

ふん 孫が50人とかね
100人とかできたら

一粒ずつとか 半分ずつとか
3分の1ずつとかね。

いや そんなにいませんけど。

♬~(「涙そうそう」)

沖縄県 石垣島出身の歌手…

大切にしている
アクセサリーがあるといいます。

黒蝶真珠のネックレスとピアス。

ふるさと 石垣島で
取れたものです。

(夏川)2002年に「紅白」が初出場
決まった時に頂きました。

うちの母が知り合いで
何か真珠くれるってよ

って言うから
もらいに行こうって

そんな感じで軽い気持ちで
行ったのは覚えてますけど

島の人みんなで
応援しているから頑張ってね

っていうのは
何か言われたような気がします。

やっぱり「紅白」って 衣装が
皆さん すごいじゃないですか。

どうしたらいいのかなって
思っていた時に

すごくうれしかったですね
島のもので出れるっていうのは

ほんとに…

夏川さんは石垣島で生まれ
14歳まで暮らしました。

小さい頃から歌が上手で

歌手になって島を出る事が
夢でした。

少女時代は
退屈に感じたという石垣島。

夢がかない 東京で暮らす今
そのよさが分かります。

青い海と豊かな自然。

自分を育ててくれたふるさとを
誇りに思うように。

黒蝶真珠に対する見方も
変わってきました。

すごい大人の
母とかが普通につけてたら

すごい すてきなのかなって
思ってたんですけど

まだ私には早いよ
という感じだったんですが

何か あれから…

…という感じは
すごく感じましたね。

今日最後の壺は

「おおらかな海が育む神秘の輝き」。

石垣島北西部にある川平湾。

夏川さんの真珠は
ここで生まれました。

海の中をのぞいてみると…。

ネットにつるされているのが

真珠を育てる…

黒蝶貝は暖かい海を好むため

川平湾は養殖場としては
世界の北限。

冬場の水温が低いため

真珠層が密になり
テリのよい 真珠が育つとか。

真珠の黒い色は
黒蝶貝の外套膜に含まれる

赤 黄 緑の色素が混ざり合って
生まれるといいます。

テリもいいですね。
テリもあるしね。

これで
10ミリ 11ミリくらいありますね。

あの 苦労して 上等のができたら
もうお宝ゲット!

みたいな感じで
とってもうれしいです。

え~ 色 テリはすばらしいものが
あるというふうに思います。

これは あの…

海の色を映したような緑色の輝き。

今でこそ 質のよい黒蝶真珠を
量産できるようになりましたが

そこには長い道のりがありました。

黒蝶貝は体液が多く
養殖には向いていません。

失敗を乗り越えながら

1970年 上質の真珠の量産に
成功しました。

それから およそ半世紀。

黒蝶真珠は石垣島の人たちの
誇りとなりました。

毎日 網を引き上げては
海藻などを取り除く。

貝の健康を維持するために
欠かせない作業です。

こうして 黒蝶真珠は

川平湾の自然の中で
ゆっくり育まれます。

川平湾はもう 自分たちの宝物だと
いうふうに思ってます。

これは 宝があるからこそ
真珠ができたりと

という事ですので

この宝をいつまでもですね

輝く宝にしたいな
というふうに思っています。

川平湾が育んだ海の恵み。

島のみんなの宝です。

ああ そうか。

思い出が いっぱい詰まった
真珠だったんだね。

姪御さんにも

おじいさんとおばあさんの
気持ちが伝わるといいですね。

うん フフ。

(チャイム)
お 来た。

何て言って渡そうかな。

真珠って言って渡そうかな。
フフフ よし。


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