チョイス@病気になったとき「心筋梗塞から命を守る」 八嶋智人、大和田美帆、榊原記念病院副院長…高梨秀一郎


『チョイス@病気になったとき「心筋梗塞から命を守る」』の番組情報(EPGから引用)


2018/06/23(土) 
チョイス@病気になったとき「心筋梗塞から命を守る」[解][字]
心臓に酸素や栄養を送る血管が詰まってふさがってしまう心筋梗塞。早期発見のための知恵や、薬、カテーテル治療、バイパス手術など、治療のチョイスを詳しく紹介する。
詳細情報
番組内容
心臓に酸素や栄養を送る血管が詰まってふさがってしまう心筋梗塞。動脈硬化によって血管にコレステロールなどがたまることが原因。突然死につながる場合もあるが、意外にも症状が全くないことや、背中や歯などが痛む場合も。治療は、薬のほか、血管にカテーテルを入れて詰まった血管を広げる方法や、詰まった場所の先に血液を送る通り道を作るバイパス手術がある。心筋梗塞の早期発見の知恵や治療のチョイスを詳しく紹介する。
出演者
【司会】八嶋智人,大和田美帆,【講師】榊原記念病院副院長…高梨秀一郎,【リポーター】吉田真人,【語り】佐藤真由美,江越彬紀
Capture20180623-204839.jpg 


『チョイス@病気になったとき「心筋梗塞から命を守る」』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数BEST10)

チョイス@病気になったとき「心筋梗塞から命を守る」
  1. 心筋梗塞
  2. 心臓
  3. 場合
  4. 浅見
  5. 血管
  6. 治療
  7. 痛み
  8. チョイス
  9. 手術
  10. 状態



『チョイス@病気になったとき「心筋梗塞から命を守る」』の解析用ソース(番組内容ネタバレ注意!)


<今回のテーマは

突然 胸が締めつけられるような
激しい痛み>

<心臓の血管が詰まる事で

血液を 全身に
送り出す事ができなくなり

突然死につながる事も。

年間およそ4万人が この
心筋梗塞で亡くなっています。

心筋梗塞の治療は…>

<いかに早く始められるかに
命が かかっています>

<そのため 前兆を
早く知る事が重要なんです。

しかし…>

<症状の現れ方は
実に まちまちなんです。

じゃあ どうすればいいの?

でも チョイスは ありま~す!

心筋梗塞を
早期発見するチョイスから

治療のチョイス 更に
再発を予防するチョイスまで。

心筋梗塞について
とことん紹介しちゃいま~す!>

健康への道のりは
チョイスの連続。

という事で
今日の「チョイス」はこちら。

「心筋梗塞」という事ですけれども。
どうですか?

やっぱり
怖いイメージありますよね。

時間との勝負というか。
そうですよね。

何となく 自分たちの周りでも
突然 そういう事になって

突然 我々が
置いてけぼりになるっていう

とても悲しい思いをするという
ようなイメージがありますけどもね。

そうですよね。 心筋梗塞

死につながる怖い病気という
イメージありますよね。

心筋梗塞というのは
心臓に栄養や酸素を送っている

冠動脈が詰まって起きる
病気なんですね。

年間15万人の方が発症しています。

そのうちに4万人の方が
死亡しているという

実に怖い病気…。
そうですね。

確率としては すごく高いな
というイメージがありますね。

ところで 一日のうち

心筋梗塞が起きやすい時間帯
っていうのがあるんですけども

いつだか分かりますか?
昼間 ずっと元気だったのに

夜 何か そういうふうになるって
いうようなイメージがありますけどね。

そうなんですよね。 こちらに

ある病院のデータを
ご用意しました。

やはり 2つ山がありまして。

早朝の6時から8時まで。

そして 八嶋さんがおっしゃった
夜間の午後8時から10時

この2つが ピークとなっている。

朝もあるんですね。
朝 そうなんですよ。

朝 なぜ起きやすいかと
いいますと

自律神経が関係しているんですね。

寝ている時は 副交感神経が
優位に働いているんですが

起きた時は 交感神経というのが
優位に働くんです。

そうすると 血圧が上昇して
発症しやすくなると。

この夜間の時間帯
なぜ起きやすいかといいますと

夜間は 一日の疲れが
最も出やすい時間帯ですよね。

また 喫煙や飲酒なども
関係するといわれているので

そういった疲れが出やすい
時間帯に出ると。


でも この早朝も夜間も どっちも
病院がやってない時ですよね。

そうだね。
それが ちょっと…。

ですから 心筋梗塞
早めの前兆を知って

早めの対策を心がけるという事が
重要になってくるんです。

さあ 今日は 心筋梗塞について
お伝えしていきます。

まずは こちらのケースから
ご覧下さい。

<税理士として
毎日 忙しく働いています。

浅見さんに 心筋梗塞が
見つかったのは 12年前。

55歳の時でした。

健康には気を付けていた
浅見さん。

年2回 健康診断を
受けていました。 すると…>

ある時に ちょっと…

<早速 心臓病の専門医を
受診しました。

心電図検査や心臓の
CTの検査などを受けた結果…>

…の心筋梗塞が疑われた
という事ですね。

<そこで 心臓の血管の状態を
詳しく調べるために

カテーテル検査が行われました。

カテーテル検査とは
カテーテルという細い管を

腕などの血管から入れ

造影剤を使って 血管内の状況を
詳しく調べる検査方法です>

<こちらが…>

<矢印の部分が
詰まっていた所です。

これを含めて 合計6か所の梗塞が
見つかりました。

かなり重症の心筋梗塞でした。

心臓に 酸素や栄養を送り届ける
血管が 冠動脈です。

その冠動脈に
コレステロールなどがたまると

狭くなります。

その一部が破れてできる
血栓によって

血管が完全に塞がってしまうのが
心筋梗塞です。

心筋梗塞になると

詰まった場所から先には
血液が流れなくなるため

心臓の細胞が死んでしまいます。

そのため 心臓が停止して
突然死に至る場合もあります。

心筋梗塞の治療は
時間との闘いなのです。

浅見さんの場合 幸いにも

詰まったのが
細い血管だったため

突然死には至りませんでした。
しかし だからといって

放置できる状態では
ありませんでした。

いずれ 太い血管まで
詰まってしまう

可能性があったのです>

そういう状況だったんですね。

<そこで 浅見さんは 即入院となり
すぐに治療が行われました。

最初に検討されたのは…>

<カテーテル治療は

直径1.5ミリから2ミリほどの
カテーテルを

手の動脈から入れ

狭くなっている部分を
バルーンで広げます。

そこに 金属の網でできた
ステントと呼ばれる筒を置き

血流を改善する治療です>

<ところが 浅見さんの場合

詰まっている場所が多く
広範囲だったため

カテーテル治療よりも
効果が期待できる

バイパス手術が
チョイスされました>


<バイパス手術は 胸の左右に
1本ずつある内胸動脈や

腕の動脈 脚の静脈などを使って

詰まっている血管の先に
血液を送るための

迂回路をつくるという治療です>

<新しい血管を付け足して
一気に血流を改善します>

<手術は 体への負担が大きいため
全身麻酔で行われます。

浅見さんの手術は
およそ6時間で無事終了>

「成功ですよ」って
言ってもらって

要するに 完全に 全部
つながってますっていうんで

退院が決まった。

<手術から2週間後
浅見さんは 無事退院。

しばらく外出を控え
1年たって ようやく仕事を

元のペースに戻す事が
できました。

手術から12年。 浅見さんは
再発もなく 元気です>

チョイス!

いや~ よかったですね。

でも もう 次が…
次 発作 起こると

駄目な状態になっていたっていう
ところまでなってたって…。

そういう事なんですね。
ギリギリセーフだったっていうのもね…。

ちゃんと検査に
行かれてたからこそですね。

本当に 危機一髪だったんですね。
さあ それでは

心筋梗塞に詳しい方を
お呼びしております。

よろしくお願いします。
よろしくお願い致します。

さあ 心筋梗塞が
どんな病気かという

基本から まず押さえていきたいと
思うんですが。

こちらですね。

虚血性心疾患とありますが
これはですね

血管が詰まって 心臓に 血液が
行かなくなるという疾患の事。

大きく2つあるんですが
まず 冠動脈 こちら。

冠動脈の内側に
コレステロールなどがたまって

血管が狭くなってしまうのが
狭心症。

そして
その狭くなった所が詰まって

血管が塞がってしまうのが
心筋梗塞。

今日は この心筋梗塞を
見ていきたいと思います。

先生 あれですか? 心筋梗塞
っていうのは 狭心症を経て

心筋梗塞に至るっていうふうに
考えていいって事ですか?

そうですね。
一般的には そうですけれども

例えば この絵は
動脈硬化で狭くなった所に

血栓が詰まってる。
そういう理解ですけれども…。

黄色く図で示した部分 この部分が
コレステロールなどの…。

そうですね。
いわゆる プラークっていう…。

プラークね。
この ちょっと色が変化した所が

血栓ですね。
もう一つのパターンとしては

これほど
強い狭窄になってなくても

この狭窄病変の表面が
薄くなっていて

そこが はじけちゃって。
いわゆる コレステロール 脂質

それが はじけ出して
詰まってしまうと

そういうパターンもありますね。


だから 自分の血管の状態にもよる
っていう事でしょうかね。

でも 心筋梗塞の発作っていうと

胸が締めつけられるとか
激しい痛みがあるとか

いわゆる 胸を刺すみたいなね…。

心臓が キュッと こう
締めつけられるようなね

そんなイメージですよね。
普通 心臓って 何か

左にあるって
イメージじゃないですか。

左の この辺が痛くなるかなって
思うんですけど

ところが 心臓っていうのは
手術で見ると分かるんですけど

ほぼ真ん中にありますよね。

ですから 胸全体が
ギュッと締めつけられるような

真ん中辺りが痛むと。

みぞおちの辺りが
グッとなるみたいなね

そういうイメージがあります。
初めから激痛なんですか?

激痛である場合も
そうじゃない場合もあるのが

難しいですね。

心筋梗塞の場合は
症状が 結構長く…。

20~30分は続くと。 狭心症は
大体 5分から10分程度で治まる。

ちょっと違います。
そうか。

治まっちゃう
っていうのもあるんですね。

治まっちゃうんです 一時的に。
だから 胸の痛みが

大体30分以上 続いたら
これは危ないなっていうふうに

考えた方がいいって事ですね。
そうですね。

30分以上って 結構…
長いですもんね。

でも 5分で治まらなかったら

やっぱり 救急車 呼ぼう
っていうような事ですかね。

そうですね。 30分ぐらい続く
心筋梗塞っていう事になると

心臓が こういうふうに
動きが悪くなっちゃうので

いわゆる 心不全っていいますか
循環不全 冷や汗が出たりとか

そういう副症状が伴った場合には
救急車。

本当に不思議なのは
VTRの浅見さんとかね

自覚症状がなかった
っていうふうに おっしゃる…。

痛ければね…。
これは どういう事ですか?

例えば 糖尿病の強い方とか
ご高齢の方とか

こういう場合は 症状がない場合も
結構あります。

こういう人がなりやすい
っていうのありますか?

そうですね。
いわゆる 生活習慣病のような

高血圧とか高脂血症とか糖尿病ね
その辺りですよね。

そういう方の場合は なりやすい
と言えるかもしれないですね。

年齢は どうなんですか?

年齢は やはり 高い方が可能性…。

これ もともと
原因は動脈硬化なんで。

ご高齢になるほど…。
可能性は高くなりますもんね。

若い方でも もちろんあります。

でも 症状がなくても
じゃあ 心筋梗塞っていうのを

発見する方法っていうのは
ありますか?

心臓ドックなんかも
いいかもしれないですし

最終的には カテーテル検査しか
診断する方法はないですね。

心筋梗塞っていうね
我々のイメージって やっぱり

突然死っていうか
突然 起こって

危ない状態になるっていうのが
ありますけれども

VTRの浅見さんの場合は
結構 そうではなくて

落ち着いた感じで
病院に行かれて

それで 大きい所に行った方が
いいよって言われて

っていうのもありますけど…。
そうですね。

ただ たまたま こういう不整脈で
見つかったって

すごくラッキーですよね。

次に 病変… 心筋梗塞の発作が
ちっちゃな枝に起きたとしても

浅見さんの場合は 恐らく

心臓が止まるぐらいの発作に
なっちゃったと思うんですね。

6か所とか言われると…。 しかも
結構広範囲になってたって

VTRで
おっしゃってましたけど

それは どこがなっても
おかしくないって事ですもんね。

そうですね。 一番大事な血管

それから
そうでもない血管っていうのは

あるにはあるんですけれども
動脈硬化っていうのは

全体に…
心臓の血管だけじゃないです。

全体の血管に起こる事なので

何か所なっても
おかしくないですね。

浅見さんの場合だと
詰まった場所が

細い血管だった
という事なんですよね。

その血管の太さっていうのも
関係してくるんですか?

そうですね。 正確に言うとね
細いっていうか

詰まってる範囲が長い。

それと あとは 心臓の冠動脈は
大きく3本あるんですけれども

その3本とも
やはり 動脈硬化で

詰まったり狭くなったりしてた
という事ですね。

心筋梗塞の治療としては
バイパス手術が

メインっていう事になりますか?
いやいや まず…。

心筋梗塞の治療といっても
いろんなパターンがあるんですが

先ほどは
バイパス手術ありましたね。

そのほかに カテーテル治療
というのもあるんですね。

これらを いろいろ使い分けながら
といいますか

症状に応じてするんですよね。

平たく言うと 非常に大きな血管が
詰まってる場合。

もう一つは
たくさんの枝が詰まってる。

この場合は バイパス手術で
一気に治してっていうのが…。

それが 浅見さんの場合だった
という事ですね。

じゃあ カテーテル治療の方
というのは…。

カテーテル治療っていうのは
枝の本数が少ない場合ですよね。


カテーテル治療とバイパス治療の
一番の違いっていうのは

カテーテル治療っていうのは
起きた病変そのものを

広げる治療なんですね。

ですから そこを広げて
その先に

もう一つ
病変が起きた場合には

また そこも広げなきゃいかん
って事がある訳ですね。

バイパス治療の場合は
その病変部を

グ~ンと飛び越えて

新しい血液の流れ道を
つくってやるので

これは
根本的な治療になるという…。

ただ まあ 手術という事に
なりますから

やっぱり どうしても…
そこにも書いてありますけれど

体の負担っていう事が
カテーテルよりは大きくなる…。

そういう事ですね。

手術時間 バイパス手術の場合は
5~6時間かかる。

一方 カテーテル治療の場合は
30分程度という事ですね。

その辺り
やっぱり 体の負担というのも

変わってくるところもある
という事ですね。

という事は 随分と
チョイスをするにあたって

タイミングもあるだろうし
患者さんの状態もあるだろうし

結構 先生としては
迷われる事も…。

多いです。
多いですか。 やっぱり そうか。

それは 患者さん自身も
迷われる方って多いですか?

もちろん そうですね。

治療する時には やっぱり
循環器内科医と心臓外科医

それから 患者さんの事を
生活習慣病を含めて

診てくれる開業医の先生
そういう方と 一緒に

チームで治療していくと
判断していくと。

浅見さんの場合は
浅見さんも含めて

皆さんで話し合うという…。
そうです。 そういう事です。

検討されるって事ですね。
見てると 何となく

バイパスの方が
浅見さんには よかろうと。

そうですね。
ご本人も納得して受けられる

っていう事ですね。
浅見さんの場合は

たくさん治療しなきゃいけない
場所があるというのと

やっぱり 一番大事なのは
広範囲 広い範囲の心筋梗塞で

非常に心機能…
心収縮力が弱かったんですよね。

ですから カテーテル治療では
少し危険性が高いと。

手術で 一気に治した方が安全
という そういう判断で…。

血流が ちゃんと行くように
一気に解決するというような

考え方ですかね。
そういう事ですね。

ただ もう一つ気がかりなのは
バイパス手術

費用は 結構かかるんじゃないかな
って思っちゃうんですけど…。

具体的に言うと
保険適用がありますから

保険適用を含めて 400万前後と。

なるほど。
…は かかります。

ただ 高額医療になってきますので
自己負担は 10万円前後ですね。

ただ 年齢や収入によって
若干の変化は

生じてくるという事ですね。

あと 手術とか
カテーテルの治療以外に

例えば
薬の治療とかもあるんですよね?

ちっちゃな冠動脈の枝が1本2本
少ない本数の場合は

薬だけで治ったりとかですね。

冠動脈 大きく分けて
3本ありますけれども

そのうちの1本だけ
右冠動脈だけが

そういう病気に侵されてる。

狭くなったり
詰まったりしてるような場合は

薬だけで大丈夫と思いますね。

その心筋梗塞の治療の薬
こちらに まとめました。

こういったものがあります。

それぞれ どのような役割を
果たすんですか?

アスピリンっていうのは
血栓ができにくくすると。

血液を固まりにくくする
という意味で

詰まりにくいという事ですね。
そのためのアスピリン。

スタチンっていうのは
脂質を下げる事によって…。

いわゆる コレステロール
みたいなものですけれど

それによって
動脈硬化を促進させる因子を

下げるというものですね。

あとは β遮断薬っていうのは
心臓の脈拍数を落としたりとか

心臓の収縮力を落としたりして

酸素の要求する量を減らしてやる。

心臓の負担を減らすと。

何となく これ
1種類ずつっていうよりかは

組み合わせたりもする?
そうですね。

ほとんど 全て組み合わせる
という事になりますね。

基本ですね これは。

毎日 のむようにする
という事ですね。

薬は 自分で判断して
止めたりする事だけは

やめた方がいい。

さて 心筋梗塞ですけれども
激しい痛みが出るもの

そして 自覚症状がないもの
本当さまざまですけれども

意外な症状が出る場合
というのもあるんです。

こちらのケースを ご覧下さい。

<数年前から ある痛みに
悩まされるようになりました>

<小島さんは 肩や首筋の痛みを

手先を使う仕事から来る
疲れのせいだと思い込み

毎週
マッサージに通っていました。

ところが
痛みは 一向に治まりません。

そのうち 歯ぐきにも
痛みが出るようになりました>

胃が悪いと思ってたんです。

<痛みは耐えられないほどでは
なかったので

小島さんは 夫と…>

<すると 帰国の前日

今までとは違う場所に
痛みが現れたのです>

<帰国した小島さんは心配になり
ついに チョイスをしました>

チョイス!

<専門の病院で
検査を受ける事にしたのです。

診断の結果は…>

<切迫心筋梗塞とは
いわば 心筋梗塞の一歩手前。

いつ心筋梗塞を引き起こしても
おかしくないほど

心臓の血管が
狭くなっている状態の事です。

こちらが
小島さんの冠動脈の画像です。

矢印の部分の血管の色が
薄くなっています。


血管が狭くなり 血流が
悪くなっているためです。

検査では 心臓の血管に
狭くなっている部分が

6か所 見つかりました。

検査の直後 小島さんの治療が
始まりました。

受けたのは バイパス手術です。

手術は 5時間ほどで無事終了>

<バイパス手術によって

心臓の血流は見事に回復しました>

う~ん よかった。
よかったですね。

まあ この番組ではね
狭心症の回もありまして

心臓と関係なさそうな場所が
痛くなるっていうのもね…。

関連痛でしたっけね。
関連痛 ありましたね。

こちら 関連痛ですね。

心臓に関係のない
歯だったり あご

そして 肩 腕 背中といった

主に 上半身に痛みが生じる
という事なんですが。

先ほどのVTRの小島さんも

肩の痛みや歯ぐきの痛み
というのがありましたよね。

どうして 心臓じゃない部分が
痛くなるんですか?

心臓に関係してる。
何が関係してるかっていうと

痛みの通り道ですよね。
神経が 脊髄の近く

脊髄で この心臓の痛みと

それから 歯や あごや
背中なんかの痛みと

そういう 神経が
近いとこ通ってるんですね。

それで こういう…
間違えちゃうんですよね。

脳が間違えちゃう。
心臓が 本当は痛いっていうか

危ない状態になってるから
危ないよって

信号を送ってるけど
そうじゃない神経が

何か 刺激されて
やべえ やべえ やべえって

信号 出しちゃうと
それぞれ 反応する所が

上半身 いろんなとこに出ちゃう
っていう事ですかね。

でも 勘違いしちゃいますよね。
歯が痛かったら

歯医者さんに行っちゃうし
肩が痛かったら やっぱり 私も

マッサージに行くと思いますね。
この痛みというのは

どういった時に
出るものなんでしょう?

心臓に
ある程度の負荷が かかった時

運動した時 階段の上り下り
なんかも含めてですね。

まさに このイラストは
階段を上ってますね。

心臓を使ってますね。 これ
必ず 同じ所が痛むんですか?

例えば 背中だと広範囲ですけど。

その人に 固有の痛みの場所
っていうのがある。

こういう事になったら 心筋梗塞に
つながってるかもしれないという。

ちょっとでも…。
知ってるかどうか…。

そうすると ちょっと
心臓も診てもらおうかな

っていうふうに思う。
「心臓かも」とね。

VTRの小島さん 病名が

切迫心筋梗塞
という事ですけれども。

これ 要は
心筋梗塞にはなってないけど

心筋梗塞 いつ起こしても
おかしくないよっていうような

状態って事ですか?
なる寸前っていう事ですよね。

もう直前? 寸前?
直前ですね。

検査で見つかった箇所という
多さも また…。

また6か所ですよ。

やっぱり 小島さんの場合も
浅見さんの場合も

バイパス手術が効果的だった?
そうですね。

やっぱり 病変箇所が多いので

これ 一つ一つ カテーテルで
治療していくっていうのは

かえって危ない 危険なんですね。

1個 治療してる間に ほかの
病変が どんどん進んでいくので。

これは 一度 手術をしたら

もう再発はしないと
考えてていいんですか?

基本的には 再狭窄
というような事はないですね。

ただ 先ほども申しましたように
動脈硬化が原因なので

根治という意味ではないですね。

じゃあ また 生活習慣を改めたり
食生活とかを改めて…。

手術という事を契機に そこで
自分の生活を リセットする。

そして まだ ドラッグ
お薬をのみながら

病気とつきあっていくというか…。
うまくつきあっていく事ですね。

<バイパス手術やカテーテル治療を
行っても

治療が終わる訳ではありません。

心筋梗塞の再発を予防するために
薬の治療を継続します>

<症状によって組み合わせ

基本的には
毎日 ずっと のみ続けます。

ただし 薬には
副作用が出る場合があります>

<β遮断薬は
脈が極端に遅い人に使うと

心不全を起こすおそれが
あるため

症状を確認しながら
薬の量を調節します。

そして 心筋梗塞の発作が
起きた時に使う薬が…>

<舌の裏側に含んで溶かす
錠剤タイプと

スプレータイプがあります>

さてですね
心筋梗塞の治療をしたあと

再発を予防する
こんなチョイスがあるんです。

こちらのケースを ご覧下さい。

(2人)チョイス!

<心臓リハビリとは 手術によって
低下した体力を回復しながら

心筋梗塞の再発を予防するための
プログラムです。

心臓リハビリは 入院中
手術の翌日から始めます。

浅見さんも取り組みました。

常に心電図をつけて 心臓の状態を
チェックしながら行います。

最初は 体操や
軽めのウォーキングから。

手術後は 心臓の機能だけではなく
体力が低下しています。

まずは 日常の動作が ちゃんと
できるようになる事が

目標です。

そして 4日から7日目。

トレーニングマシーンなどを
使って

有酸素運動を始めます。

適度な運動負荷をかける事で
下半身の筋力が強化され

運動能力が高まり
楽に動けるようになります。

すると 心拍数が減り
心臓の負担が減少して

心筋梗塞が
再発しにくくなるのです>

<理学療法士が その人に合った
運動を指導します>


<運動療法のほかにも
食事療法から薬ののみ方

職場復帰の注意点まで

担当医や看護師
臨床心理士 理学療法士などが

グループで指導にあたります。

この心臓リハビリは 退院後も
通院で しばらく続けます。

その効果は?>

<浅見さん 心臓リハビリを
やってみて どうでしたか?>

まっとうに生活してますし。

年は 12年たってますけど。

<浅見さんが
2年前から始めたのは 古武道。

毎週 道場に通い
体を鍛えています。

浅見さん ますます元気です>

すごい!
すばらしい!

12年たっても…
12年前より元気だっていうね。

すごいなと思いましたが。

リハビリっていうのは
手術で弱った体を

元に戻す イコール
そこから先にですね

手術の前より 元気になってなきゃ
意味がない訳ですよね。

心臓のリハビリの
プログラムっていうか

内容っていうのは どういうものに
なるんでしょうかね。

まず 1つ目が
セルフモニタリング。

こちらは 心臓の状態や
体調を観察するために

毎日ほぼ同じ時間に
血圧 心拍数 体重をはかります。

毎日 はかる事で
変動がありますよね。

それによって 体の異変というのを
感じやすくなるんですね。

そして 2番目は運動療法です。
基本的には 有酸素運動です。

ただ 無理をせずに
徐々に負荷をかけていくのが

よいという事なんですね。

理学療法士が その人に合った
目標心拍数を指導していきます。

5分から10分では
脂肪は燃焼しないので

一日30分以上の運動を
無理のない範囲で

しかし 毎日続けるというのが
やはり大切になってくるんですね。

さあ そして
3番目 日常生活の指導。

まず 食事療法なんですが
生活習慣病などによって

患者ごとに
内容が異なってくるので

管理栄養士から個別に
アドバイスを受けていきます。

そして 薬ののみ方。
先ほどもありましたけれども

担当医や薬剤師と相談して
適切なのみ方を考えていきます。

そしてですね やはり
禁煙の重要性というのも

指導されるそうなんです。

そして 4番目なんですが
心理面のサポートとあります。

心理面も必要なんですね。
そうですよね。

発症したあと 仕事や生活面に
やはり 不安があるという事で

それを 1つずつ
解消していくという事が

とても
大切になってくるんですよね。

この心臓リハビリ
医師や薬剤師だけでなく

管理栄養士だったり
臨床心理士など

グループで リハビリにあたって。

チームでやっておられるって
VTRでありましたけど。

やはり それも 心理的にも
安心感が大きいというところも

あるんですかね?
大きな手術を受けたあとって

不安ですよね。 受ける前は
もちろん そうですけれども

受けたあとも どんな生活したら
いいのかとかね

いつごろ
仕事に復帰できるのかとかね

そういう事も含めて
かなりの方は

心理的な圧迫を受けてしまうので
それに対する個々の相談。

一人じゃないんだって思えるとね
少し安心できるかもしれませんね。

効果が出れば出るほど
やる気も出てくるっていうのも

あるかもしれないなと。
習慣になってるようなふうに

見えましたね
浅見さんの場合はね。

習慣化する事で 再発の要因を
取り除くという側面も

あるんですね。
そうですね。

心臓リハビリというのは 結構 どこの
病院でもできるものですか?

いや これは どこでも
やってるって訳じゃないです。

やっぱりね。
そうですよね。

日本心臓リハビリテーション学会
ホームページ 検索すると

ありますので
そこで リストが出てますね。

一番自分が行きやすい場所に
探して行けば…。

それで こちらで 心臓手術を
受けたとこで紹介状を書いて…

お書きして 持ってってもらうと。
何となく でも 自分の周りに

専門の施設がない場合は
どうしたらいいでしょうか?

生活 自分の体力
運動能力を維持して

改善していくための
リハビリなので

処方さえ受ければ
自分でできなくもないです。

気持ちを持ってればね。
そうです。

ただ やっぱり
定期的なチェックは必要なので

少し遠い施設であっても 例えば
3か月に1回であるとか

半年に1回であるとかね。

チェックするためにも
いいかもしれませんね。

<心臓リハビリは 6か月を
一つの目安として行います。

しかし 心筋梗塞の予防も
目的としているため

生涯にわたって続ける事が
理想です。

心臓リハビリは
保険の対象となります。

リハビリ開始から150日間が
適用期間です。

費用は 1回1時間ほどで
およそ6, 000円。

保険がきくので 自己負担額は…>

<入院中は 毎日

退院したあとは 週2~3回程度
通院して行います>

さて 今まで 心筋梗塞の
大きな発作が起きる前に

見つかった患者の方のケースを
ご紹介してきましたけれども

心筋梗塞は 突然やって来ます。

九死に一生を得た
こちらのケースを ご覧下さい。

<毎朝のラジオ体操が日課。
健康には自信がありました。

ところが 3年前
菊地さんの体に異変が>

<いつものように
ラジオ体操を行った直後

なぜか 気分が悪くなったのです>

そういう状態でした。

<30分ほど横になってみましたが

気分は 一向によくなりません。

これは ただごとではないと
判断した菊地さんは

チョイスをしました>

(2人)チョイス!

<菊地さんは 近所の
かかりつけの診療所ではなく

総合病院へと向かいました。

そのまま 検査室へ。

妻の憲子さんが
付き添っていると

菊地さんの容体が
急変したのです>

「奥さんは 外に出て下さい」って
言われて。

<この時…>

<心室細動とは 不整脈の一種。

心臓の心室が 小刻みに震えて

血液を送り出す事が
できなくなるもので

心停止につながる
とても危険な状態です。

菊地さんの心室細動は

心筋梗塞によって
引き起こされていました>

カーテンがしてあって
分からないんですけど。

<心筋梗塞の発作が起きたのが
幸いにも 病院だったので

素早い対応が可能でした。

菊地さんには カテーテルを使った
ステント治療が施されました。

こちらが ステント治療前後の
菊地さんの冠動脈の画像。

詰まっていた矢印部分に
ステントが置かれました。

治療前と比べると
血流が改善されているのが

よく分かります。

素早い対応により
命拾いをした菊地さん。

実は どうしても外せない
大切なイベントが

間近に控えていました>

よかった!
よかった 本当に!

娘さんも よかった。
本当そうですね。

でも まあ 心室細動っていうのは
怖いですね。

心臓が小刻みに震えるんですね。

大体1分間300回ぐらい
けいれんしちゃうんですね。

ですから ほとんど 血液を
前に押し出す事ができない。

ポンプでは
なくなっちゃうって事ですね。

発症してから 10秒ぐらいで
意識なくなっちゃいますね。

そんな早い?
5分ぐらいで ダメージが…。

永続的なダメージが
残っちゃいます。

これ 病院で発症したから
対処できたという事ですよね。

10秒でって事は それこそ
病院に行く間だったり

道だったり 1人だったりしたら
どうなっちゃってたんですか?

ほとんど
助かる可能性はないですよね。

大体5分ぐらい経過すると
半分ぐらいの方は

命を落としてしまう
っていうふうにいわれてますね。

たとえ 命が助かったとしても
後遺症は残る…。

そういう事ですね。 5分以内に
救急車が来るって事は

難しいですよね。 ですから 最近
AEDなんかがありますし

心臓マッサージの知識が
あれば

少しでも時間を稼げる
っていう事ですね。

もし 道で
倒れてしまってる人がいても

知識がないと 心筋梗塞かどうか
分からないし

AEDを どうやっていいか…。

設置してあるのは
見た事あるんですけど。

増えてきたなって印象
ありますけどね。

どうやったらいいか
分かんないですけど…。

医療に従事してない我々が
触っていいものなのかどうか…。

心筋梗塞なのかとかは 見極める
方法っていうのはあるんですか?

特にないですね。
AEDは 音声案内があるので

これは その…。
そうなんですね。

取り出したりすれば大丈夫。
私たちでもやって…。

ガイドがある訳ですね。

そこまでは やっぱり
必死に マッサージですよね。

とにもかくにも 第一には
救急車を まず 呼んで

そこから マッサージだったり
AEDという事ですね。

では 最後に 今日お伝えした
内容を踏まえまして

心筋梗塞のための
ベストチョイスのアドバイスを

お願い致します。
まずですね

自分が今まで感じた事のない
ような痛みがある場合ですね。

胸の狭心痛 圧迫感ですよね
胸全体の圧迫感がある場合。

この場合は すぐに
医療機関に行くという事ですね。

それで 自分では
動かないようにして下さい。

必ず コールすると
救急車なり何なり…。

この病気も やっぱり あらかじめ
分かるっていう事が大事なので

早いうちに発見するという事。
そのためには

一定の間隔で やはり
医療機関には受診すると。

検診も 最低でも年1回は
やるという事が大事ですよね。

狭心症 心筋梗塞
早い段階で見つかればね

救命っていいますか
命を落とす事はないので。

あとは もう ふだんですよね。
生活ですね。

動脈硬化が原因なので
生活習慣を改善するという事が

最も大事な事だと…。
運動と食事。

そういう事です。
どうも ありがとうございました。

さあ 今日は 「心筋梗塞」
という事でしたけれども

いかがでしたか?
私自身ね

祖父を
心筋梗塞で亡くしてまして。

やっぱり 痛みはあったのに
ずっと我慢してて

やっと病院に行って そこで
バンッとなってしまって

そこから助からなかったんですね。
だから 今日

やっぱり 勉強しても
早期発見が一番だし

痛くなったら 病院に行くっていう
当たり前の事なんだけど

忙しさとかで行けなかったので
もう これ 見てる方は 是非

痛かったら 行ってほしいなって
私も 家族に そうあったり

自分が そうなったら
絶対 行こうって思いましたね。

自覚症状がないとか SOSが
あんまり出てこないっていうね

体の方からというふうになると
これは やっぱり 定期的に

医療機関に行って
診てもらうというか

何か そういう意識を持ってる
って事ですね。

仕事より やっぱり
命が大事って思いますね。

だから そういう事を
心がけていこうかなと

本当に 今回 思いますね。
はい。

さあ 次回も
皆さんに お届けします。

健康への ベスト…。
(2人)チョイス!


関連記事