美の壺「個性を楽しむ メガネ」 草刈正雄、草笛光子、山田光和、外山雄一、中川浩孝、山ノ瀬亮胤



出典:『美の壺「個性を楽しむ メガネ」』の番組情報(EPGから引用)


2018/08/31(金)
美の壺「個性を楽しむ メガネ」[字]
3つのツボで鑑賞指南する新感覚美術番組。希少なセルロイドのフレーム、世界が注目する日本人デザイナーの眼鏡、女優・草笛光子さんのコレクションなど眼鏡の魅力に迫る!
詳細情報
番組内容
<File454>機能だけでなくファッションアイテムとしてかかせないメガネ。▽パリで生まれたロングセラーの名作フレーム。▽希少なセルロイドが生み出すこはく色の輝き。▽縄跳びから発想したスタイリッシュなメガネとは?▽完成まで2年!こだわりのパーツから作られる洗練を極めたメタルフレームとは?▽女優・草笛光子さんのおしゃれコレクション大公開!!▽鉄と竹で創り上げるオートクチュールメガネのこだわりとは?!
出演者
【出演】草刈正雄,草笛光子,山田光和,外山雄一,中川浩孝,山ノ瀬亮胤,【語り】木村多江
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美の壺「個性を楽しむ メガネ」
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『美の壺「個性を楽しむ メガネ」』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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♬~(テーマ音楽)

♬~

(草刈)いや~ ふふっ。

面白いもの見つけましたよ~。
ふっふ。

あら メガネ!

おじいちゃんのメガネなんですよ。
懐かしいな~。

こんなふうに掛けてね うん。

「正雄 宿題終わったのかい?」

なんて言ってたの思い出すな~
これ。

よくこんなふうにして
新聞読んでたな~。

おっ これ よく見えるね~ ええ
ちょうどいいや これ。

いにしえより
私たちの目を支えてきた メガネ。

掛けた人の個性まで表す
メガネは

今やファッションアイテムとして
多彩な世界を展開しています。

希少なセルロイドを使った
フレーム。

深みのある光沢が魅力です。

究極のパーツが生み出す

美しいフォルムと掛け心地。

メガネ作家が作る
オートクチュールのメガネとは。

そして この方も
目元のおしゃれに こだわりが…。

女っぷりが 上がるか
上がんないかね メガネって。

お眼鏡にかなうメガネ
ご紹介します!

東京・渋谷に
世界中のメガネを集めた

セレクトショップがあります。

店主の岡田哲哉さんは

メガネコレクターとしても
知られています。

このケースには 長年収集した
貴重なコレクションが。

これは 18世紀頃
ヨーロッパで使われた

メガネフレームです。

耳に掛ける つるがないため
鼻に挟んで使いました。

19世紀に入ると
メガネに つるがつき

現代とほぼ同じ形に。

更に20世紀。

セルロイドやアセテートという

プラスチック素材の出現により

メガネの世界が
大きく変わります。

当時 まだ黒 茶色が
主流だったんですけども…

新たな素材は さまざまな
デザインを生み出しました。

1920年代 パリで生まれた
クラウンパントゥ。

フレームの上に 王冠のような
凹凸がつけられました。

エスプリの効いたデザインは

およそ100年たった今も
ロングセラーを誇っています。

これは 50年代に作られたもので

あめ色の
べっ甲調の色ですけども

同じクラウンパントゥでも

これも60年代のもので
ブルーのものですね。

これも 全然印象が違ったものに
なってきますね。

岡田さん 取って置きのものを
見せてくれました。

フランスのメガネ職人から

もらったという メガネです。


メガネ 今日1つ目の壺は

「素材の持ち味を楽しむ」。

日本のメガネの9割を
生産している…

ここに メガネ作り60年を超える
職人がいます。

明治から昭和にかけて

盛んに作られた
セルロイドフレームを

今も作り続ける
数少ない一人です。

セルロイドは 19世紀に生まれた

初めてのプラスチック素材です。

まだら模様が多いのは

べっ甲の代用品として
使われた事に

由来しているそうです。

強くて 弾力性がある一方で
取り扱いが難しい事から

次第に アセテートが
主流になっていきました。

しかし 山田さんのもとには

この希少価値の高いフレームを
注文する人は 後を絶ちません。

そんな感じしませんか?

セルロイドは 時間がたつにつれ
硬く強くなりますが

曲がっていく性質があります。

2~3年寝かせ
そりが止まってから使います。

しっかり寝かせたセルロイドは
曲がる事のない

堅ろうな
フレームになっていきます。

フレームに
光沢を与える作業に入ります。

回転する布に 貝を粉末にした
研磨剤を付けながら

一本一本 丁寧に磨き上げます。

角という角を磨いていくと
セルロイド特有の

深みのある光沢が生まれ
琥珀色に輝きます。

次に メガネを箱の上に
並べていきます。

箱を開けると…。

電球の熱で
メガネのつるを温めていました。

昔ながらのやり方で
つるが曲がっていきます。

一発で理想のカーブが生まれます。

セルロイドのよさは

レンズを入れた瞬間にも
分かるといいます。

硬くて 粘り強いセルロイドは

レンズを
しっかりと包み込みます。

難しいといわれる素材を
なだめながら

いとおしみながら
作り上げたメガネ。

優しい光を放ちます。

おじいちゃんの
机の引き出し開けたら

こんなに メガネ出てきましたよ。

わあ たくさん持ってたんですね。

おじいちゃんね
「眼鏡は男を三分上げるんじゃ」

と言ってましたよ うん。

で こんなに
増えちゃったんですね これ。

こんなのは どうかな~?

どう?
ホント 上がりました!

世界が注目する
メタルフレームがあります。

繊細なラインは未来的…。

このデザインは 意外なものから
発想されました。


公園で ある光景を
目にした事がきっかけでした。

(外山)2本の縄が交差する

ダブルダッチという縄跳びを
見たんですよ。

2本の線の揺らぎが
何かこう スピード感だったり

躍動感だったりするものが こう
メガネのラインとすごく こう

シンクロしてきたんですね。

目に焼き付いた流線型のライン。

デザインを重ねていくうちに

「これはメガネのフレームになる」
という予感がしたといいます。

やっぱり こう…

…多々あるので。

それが逆に メガネに落とし込んだ
着地した瞬間というのが

僕の中では すごく衝撃的でした。

どうすれば 掛け心地のいい
メガネにできるのか。

葛藤が続きます。

最終形は こんな形に。

左右のレンズが
1本のワイヤーで

一筆書きのように
つながっています。

その上に
もう一本ラインが加わり

縄跳びと同じ 2本の線で
メガネフレームが作られました。

よけいな装飾っていうものを
全て排除して

メガネフレームが
構成されている事が…

完成したデザインは

試作を作る専門の職人の
手に渡されます。

デザインを
実際の製品に出来るかどうかを

検討します。

ワイヤーをフリーハンドで曲げ

試作のフレームを作っていきます。

1本のワイヤーで

左右対称のレンズの形を作るのは
容易ではありませんでした。

試作を繰り返し 実現できました。

縄跳びから発想したフレーム。

躍動感と遊び心にあふれています。

メガネ 今日2つ目の壺は

「研ぎ澄まされた細部を味わう」。

従来にない発想で

メガネをデザインしています。

一見さりげない メタルフレーム。

しかし つるは極限の細さ。

丁番も精緻を極めたデザイン。

つるの先端で

メガネのバランスをとる
エンドチップは18金。

ノーズパッドには 天然の白蝶貝。

そう 部品が主役のメガネです。

もともと 機械工具メーカーに
勤めていた 中川さん。

部品には なみなみならぬ
こだわりがありました。


例えば…

…っていう事だと思うんですけど。

機能と美しさを兼ね備えた部品。

中でも心血を注いだのが
ネジでした。

僅か ゴマ粒ほどの大きさ。

完成まで
長い時間を費やしました。

六角形の星型をしたネジ。

一般には パソコンなど
精密機器に使われるものです。

細いつるのために

ネジは 特別に
開発しなければなりませんでした。

その ネジ作りを支えたのが
福井市にある工場。

材料は 軽くて強い
ベータチタンのワイヤーです。

これを小さな金型に通して

引き伸ばしていきます。

直径は 1.185mm。

1, 000分の1mmという
高い精度が求められました。

難問に応えたのが

ワイヤー作り40年の
丸山裕恭さんでした。

丸山さんに 課せられたのは
細いワイヤーにする 金型作り。

使ったのは竹串。

ダイヤモンドの研磨剤を付け
金型の内側を削ります。

構想から2年。

強さと美しさを併せ持ったネジが
生まれました。

専用の極細のドライバーを使って
とめていきます。

究極の部品をちりばめて…。

美しい形が生まれました。

えへへ 驚きましたね~。

こんなところにも
メガネ隠れてました。

あら ギターケースに?

若い頃にね へへ
ビートルズに憧れてましてね…。

ジョン・レノンです!

このメガネ掛けてね
よくギター弾いたもんですよ。

青春の1ページですね。

そうそう。

今年 出版界で
あるスタイルブックが

注目を集めました。

草笛光子さんが 80代で記した
華麗なるおしゃれ遍歴。

愛用の服で さまざまな
コーディネートを披露しています。

着こなしに
スパイスを効かせるのが

サングラスです。

これは その一部。

数えきれないほど
お持ちなんだとか。

やっぱり これ 一つの
何でしょうね…

フレームの色や
レンズのグラデーションを

アイシャドーのように楽しむのが
草笛流。

これなんてのは… いつかな…
これ何か映画で

こんな役があった時に
私買ったんですよね。

「いつまでも攻めの姿勢が大事」
という草笛さん。

ゴールドのパンプス
一見エレガントかと思いきや…

そこに
真っ赤なキャップとサングラス。

メガネ 今日最後の壺は

「新しい私が見える」。

オートクチュールの服を
作るように

メガネを一点一点 作っています。

丁寧に採寸し

その人の顔だちに合った
デザインを提案します。

全てを手作業で行うため

完成まで 3~4か月かかります。

一味違ったメガネを望む
おしゃれ好きには 垂ぜんの的。

フレームは 鉄
つるは 竹で出来ています。

取り方によっては…

竹が 優雅な曲線に
削られていきます。

細いつるの中に
景色が生まれました。

鉄のフレームは 火の洗礼を受けて
黒く焼き締められていきます。

力強さを宿した フレーム。

りんとした たたずまいです。

山ノ瀬さんのメガネの挑戦は
まだ続きます。

まるで 現代アートのような世界。

メガネの可能性を追い求める
実験的な作品だといいます。

掛けてみると…。

不思議な光景が…。

メガネに 飽くなき美を求める…。

メガネは どこまでも
新しい世界を広げています。

え~ これ見て下さいよ。

家じゅう探したら
メガネ こんなに出てきましたよ。

うちの家系って よっぽど
メガネが好きだったんですね。

ホントですね。 あれ?

あ~ これは…。

去年の隠し芸大会で使ったやつだ
これ。

あら 意外とお似合い。

どう? ふふ。

僕も メガネ集めてみようかな…。


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