アナザーストーリーズ 史上最大ダイヤ襲撃事件~ロンドン警視庁VS謎のギャング まさかの嘘に真実が二転三転する…



出典:『アナザーストーリーズ▽史上最大ダイヤ襲撃事件~ロンドン警視庁VS謎のギャング』の番組情報(EPGから引用)


2018/09/11(火)
アナザーストーリーズ▽史上最大ダイヤ襲撃事件~ロンドン警視庁VS謎のギャング[字]
世界最高峰のダイヤモンドが狙われた!成功すれば犯罪史上最高額!ロンドン警視庁VSギャング!その衝撃の結末とは?まさかの嘘に真実が二転三転するアナザーストーリー!
詳細情報
番組内容
世界最高峰のダイヤモンドが狙われた!成功すれば犯罪史上最高額!ロンドン警視庁VSギャング、その衝撃の結末は監視カメラに残されていた!事件はその後も奇妙な展開を見せる。ギャングたちの素顔は50歳の中年男たち。市民たちはなぜかギャングに同情の声を挙げた。いったいなぜ?現役刑事が明かした秘密捜査の裏側、ギャングの驚きの素顔、そして最後に明かされたまさかの嘘(うそ)。真実が二転三転するアナザーストーリー!
出演者
【司会】沢尻エリカ,【語り】濱田岳 




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アナザーストーリーズ 史上最大ダイヤ襲撃事件~ロンドン警視庁VS謎のギャング
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『アナザーストーリーズ▽史上最大ダイヤ襲撃事件~ロンドン警視庁VS謎のギャング』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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その事件は イギリス全土を
揺るがした。
大胆不敵な犯行を繰り返す
ギャングたち。
そして 彼らが
ついに狙ったのは…。
世界最高峰と言われた
ダイヤモンド…
しかも その手口は…
衝撃的だった。
あの年…
犯行は まさに
映画さながらだった。
(ゲートを突き破る音)
その一部始終が 監視カメラで
撮影されていた。
(ガラスが割れる音)
しかも この事件
不思議な展開が待っていた。
ダイヤの警備責任者は…。
「私だったら強盗犯に
100点を あげます。
展示ガラスを
割ったアイデアが
すばらしい」
そう言うと
強盗犯全員が…
「いいぞ~!」と
こんなふうでしたよ。
そして 街の人々も…。
まさか警察がいるなんて
不運だったね。
計画は巧妙で
勇気があったよ。
ギャングたちの正体は…
平均年齢50歳の中年男たち。
何が彼らを 突き動かしたのか?
♬~
こちらが
ギャングに狙われたダイヤ…
大きさ 品質ともに 世界最高峰。
その価値は
500億円と言われ
強盗が成功すれば
史上最高額の事件でした。
ギャングたちは
展示中のダイヤの前に迫り…。
(ガラスが割れる音)
ガラスケースを破壊。
しかし その時…。
衝撃の事態が
待っていました。
運命の分岐点は…。
ダイヤが ギャングに
襲撃された日です。
第1の視点は
このダイヤを守るべく
ひそかに動きだしていた
ロンドン警視庁の現役警部。
彼の指揮の下
スコットランドヤードは
空前絶後の大捜査を展開します。
独自の勘と嗅覚で
ダイヤ強奪計画を嗅ぎつけた
敏腕刑事。
執念の アナザーストーリー。
(パトカーの サイレン)
イギリスが世界に誇る捜査機関…
スウィンフィールドは
殺人課の警部。
現役バリバリの
ベテランだ。
今も この道を通ると
18年前の あの事件を思い出す。
ここだ。 この道だよ。
ギャングたちは あの青いゲートに
ブルドーザーで突っ込んだんだ。
(スウィンフィールド)そしてドーム目がけて
突進していったよ。
あの事件は よくある現金強盗
ではないんだ。
スケールは プロの組織的な
強盗団による犯行だ。
まるで 映画に出てくるような
大規模な事件だった。
ギャングを追った男の
執念の物語。
彼が 謎のギャング団の存在を
知ったのは…
ロンドン南西部…
ここで 奇妙な事件が起きていた。
目出し帽を かぶり ピストルを
持ったプロのギャングが…
(スウィンフィールド)ちょうど1, 000万ポンドの
大金を下ろすところだった。

(スウィンフィールド)ギャングたちは
テロリストのように
マシンガンまで持っていた。
更には 現金輸送車に
爆弾まで つけたんだ。
(スウィンフィールド)「爆発するぞ!」と
脅したが それは爆弾ではなく…
犯人は 偽の爆弾で
警備員を遠ざけ
巨大な槍の ついた
トラックで体当たり。
(スウィンフィールド)こんな独特な手口は
見た事がなかった。
大抵 切断する道具で
ドアを こじあける。
でも あの槍は
女性のハイヒールと同じで
かたいものを突き通す。
とても効果的だ。
現金輸送車には
14億円が積まれていた。
(クラクション)
だが この犯行
あるハプニングで未遂に終わる。
通りがかりの男が
渋滞に腹を立てて
あろうことか そこに止まっていた
車の鍵を抜いてしまった。
それが 犯人の逃走用の車だった。
やむなくギャングは…。
車を爆破。
痕跡の全てを吹き飛ばした。
そして そのまま逃走した。
これが 逃げたルートだ。
現金輸送車がある大通りから
川へ走っていった。
そして 川へ飛び降り
ボートで逃走したんだ。
現場に手がかりは残っておらず
かなり難しい捜査になる事を
覚悟したよ。
未遂とはいえ
現金輸送車のドアを
突き破った凶悪さ。
スコットランドヤードは
重大犯罪専門の特別捜査班
「フランイグ・スクワッド」の
投入を決めた。
そこで指揮を任されたのが…
だが…。
この事件が 特に異例な点は
諜報活動が実を結ばず
誰が襲撃に関わっているのか
つかめなかった事だ。
密告や オトリ捜査で
組織犯罪など
闇の世界との
つながりを調べたが
何も出てこなかった。
手がかりが つかめない一方
スウィンフィールドは
他の凶悪犯罪にも忙殺された。
なにしろロンドンは
2000年代に入って犯罪が凶悪化。
今や ニューヨークを抜き 
殺人事件が多発する都市なのだ。
一年に 300件もの
強盗事件があり
そのうちの1つに
すぎなかったんだ。
仕事は 命懸け。
マシンガンの乱射事件では
同僚が頭を撃たれ
彼も腕を負傷した。
そのギリギリの日々の中で
スウィンフィールドは再び
苦杯を なめる事になる。
あのギャングが また現れた。
手口は 全く同じだった。
偽の爆弾で 現金輸送車から
警備員を追い出し
あの巨大な槍で
輸送車を突き刺す。
(パトカーの サイレン)
この時 偶然 現場で警官と遭遇。
(銃撃音)
銃撃戦となった。
結局 金は
とられなかったものの
犯人たちは モーターボートで
悠々と逃げ去った。
あの巨大な槍には こんな文字が。
やつらは自分たちの犯行を自慢し
警察を あざ笑っていた。

つまり 「2度も強盗しているのに
まだ捕まえないのか?
3度目を やるぞ」
と挑発している。
やつらは 捕まらない自信があり
我々警察にケンカを売ってきた。
殴り合いのスパーリングだよ。
2度目の犯行のあと
ようやく1つの目撃情報が
もたらされた。
あの 巨大な槍の載った
トラックを見たという。
場所は ケント州の とある農場。
大きな突破口になると思った。
我々に運が向いてきたんだ。
たが 農場に
強盗がいるとは思えず
ギャングのリーダーに
つながる情報が欲しかった。
何の変哲もない農場。
だが 手がかりは これしかない。
スウィンフィールドは
根気よく監視を続けさせた。
これが その時の映像だ。
誰が出入りしているのか
様子を録画し
一人ずつ
背景を洗っていった。
監視を始めて 1か月半後。
こんな映像が撮影される。
農場の主が 一人の男を
ボスのように扱っていた。
(スウィンフィールド)その男は まるで
王様のように偉そうだった。
皆が その男を
大変 敬っていたよ。
その顔に スウィンフィールドは
見覚えがあった。
紛れもなく…
(スウィンフィールド)
ベットソンは過去に
フライング・スクワッドが
マークした犯罪者だった。
ただ やつは
決定的証拠を残さず
捕まっても
軽い刑で済んでいた。
犯罪の知識があり
武装強盗をする事で
アドレナリンを出し
スリルを楽しむような男だった。
ギャングのリーダーが
ベットソンと知り
我々は かなり慎重に
捜査しなければと思った。
今度こそ 現行犯で
ぶち込みたい犯罪者。
果たして次の犯行は
いつ どこなのか?
スウィンフィールドは
ベットソンや手下に
覆面警官を代わる代わる
マークにつけ 情報を集めた。
そして ついに…
ある日 飲み屋で
こんな言葉をキャッチした。
手下の一人が
こう話していたんだ。
「俺はロンドンのギャングの仕事で
ドームに行く。
ギャングたちから
大きな役目を任された」とね。
ドームといえば
オープンしたばかりの新名所…
そこでは
話題の宝石展が開かれていた。
目玉は
時価500億円とも言われる…
(ため息)
(笑い声)
だが もちろん
厳重に警備されている。
ギャングたちは本当に
世界最高のダイヤを
盗もうというのか?
すぐに捜査員を
ドームに潜入させた。
そして 監視カメラで
来場者を監視。
すると…。
ベットソンの手下が現れた。
出入り口で立ち止まり
鉄格子の厚さを入念に
確認しているように見える。
そして男は
ダイヤの部屋へ。
(スウィンフィールド)
間違いないと思った。
ダイヤの下見。
ベットソン。 ボート。
ジグソーパズルのピースのように
一つに はまったんだ。
凶悪なギャングを重罪で
ぶち込むために
秘密作戦が立てられた。
世界最高のダイヤをオトリに
あえて強盗に入らせるのだ。
名付けて…
フライング・スクワッドの目的は…
それだけだ。

我々の任務は
ワシのように飛び回り
地上にいる獲物を狙い
正しいタイミングで
捕まえる事なんだ。
犯行の前に警察のマークが
バレれば水の泡。
もし やつらが 警察の監視に
気付いたらダイヤを諦め
我々が把握していない
別の強盗事件を起こすだろう。
そうなったら 今度こそ
誰かが殺されるかもしれない。
最悪の事態を考えると
毎日 生きた心地がしなかった。
だが どうやって ギャングたちの
犯行日時を察知するか?
9月には ドバイや日本で
ミレニアムスターが展示される。
狙うのは その輸送中か?
念のため 警備を敷く。
特に危険なのは トンネル。
特別捜査班は
緊張を高めるも…。
ギャングは現れない。
一体 彼らは
いつ襲ってくるのか?
じりじりと 2か月が過ぎた。
捜査費用も膨れ上がっている。
スウィンフィールドは
追い込まれた。
ドームには 50回以上 訪れたよ。
勤務が終わったあとの
夜中にもね。
(スウィンフィールド)川沿いを歩きながら
いつ どうやって強盗するのか
ずっと考えていた。
朝の3時まで歩いていた時
やつらが いつ襲うのか
ひらめいたんだ。
何かが起きた時 彼らが
切り札にしているのは
あのモーターボートだ。
だとすれば犯行は
ボートを最も使いやすい
満潮の時間に行うのではないか?
ふだん 川の水は ここまで来ない。
だが 30分だけ満潮になり
この下まで水が来るんだ。
川の向こうまで行くには
満潮時間が重要だ。
一方 警備担当者たちによれば
夜 閉館後…
となれば
最も狙いやすいのは日中。
なおかつ 客が最も少ない
開館の直後。
その時間帯に近い満潮は…
11月6日 朝7時52分。
スウィンフィールドは
この推理に かけた。
その日を迎えた。
(ヘリコプターの飛来音)
スウィンフィールドは
ドーム一帯に極秘の警戒を敷いた。
私は 200人もの警官を動員し
ドームの警備を固めた。
彼らを変装させ 清掃員 ガイド
ドームの職員として
ひそかに配置したんだ。
ドーム近くに
怪しいブルドーザー。
そのまま
ドーム方向に進んでいく。
しかし… 突然 引き返した。
交通事故が発生。
パトカーを警戒したのか?
だが スウィンフィールドは
確信する。
この読みで 間違いないと。
とすれば 次に現れるのは
翌7日 9時23分の満潮だ。
再び怪しいブルドーザー。
ゆっくりとドーム方向へ。
そして同時刻 川の上には
逃走用のボート。
ついに この日がきた。
「戦闘開始だ」と 全員に指示した。
ブルドーザーは
ゲートを突き破った。
(ゲートを突き破る音)
だが ここで捕まえても
不法侵入にしか問えない。
私の計画は やつらを
展示室の中で捕まえる事だ。
完全に包囲できるし
誰も傷つかなくて済むからね。
餌に食いついた魚のように
捕まえたいんだ。
しかし この時
予期せぬ連絡が入る。
ゾッとした事に 子供の団体を
乗せたバスが到着したんだ。
大勢の子供たちが
ダイヤを見ようと
展示室へと走り始めた。
その時 機転を利かした警官が
子供に近づき
「今 マクドナルドに行けば
無料でハンバーガーが
食べられるよ」と言ったんだ。
すると 鳥の大群が散るように
展示室の前から消えていったよ。
現れたのは 間違いなく
ギャングたちだ。
顔には ガスマスク。
そして…。
発煙筒を投げた。
その騒ぎに乗じて ギャングは
展示室に侵入した。
機は熟したと思った。
この事件 面白いのは ここからだ。
そこには
ある男が特別に用意した
鉄壁の防犯システムが
待ち構えていた。
ダイヤまで あと一歩のところに
迫ったギャングたち。
いよいよ 事件は
クライマックスを迎えます。
この時ダイヤには 鉄壁の守りが
敷かれたはずでした。
カギを握っていたのは
この展示ケース。
特注の強化ガラスで つくられ
あらゆる攻撃を 30分は
耐え抜く設計です。
第2の視点は…。
ダイヤを所有する会社の
警備責任者だった…
警備のプロ中のプロを
自認する男です。
しかし ソーン自慢の
この展示ケースは…。
(ガラスが割れる音)
想定外の手口で
あっけなく砕け散ったのです。
ダイヤの警備を 一任された男。
ギャングに 一杯食わされた
アナザーストーリー。
ロンドンから車で1時間の町に
男は住んでいる。
あのダイヤの警備責任者…
彼のもとに突然
警察からの電話が来たのは…
私が事務所にいた時
警察から電話がありました。
「まずい!この前のスピード違反が
バレたのか? 逮捕される!」
そう思いましたよ。
そして ソーンは
ジェットコースターのような
日々に
巻き込まれる事になった。
警察から
突然 呼び出されたソーン。
しかも
地下の怪しい部屋に案内され
不安は隠しようもなかった。
待っていたのは
スウィンフィールド警部でした。
とても大柄な人です。
じっと こちらを見てくるので
何が起きたのか身構えました。
そして彼から 「あなたの全てを
調べ上げた」と言われ
一体 何が起きたんだろうと
焦りました。
そのあと 「信用しているから
呼んだ」と言われ

ようやく 逮捕されないと思い
ほっとしましたよ。
だが ほっとしたのも つかの間。
次の情報に 驚愕する。
彼は こう言ったんです。
「ダイヤの大きな展覧会を
開いているな?」と。
その時 ダイヤが
狙われていると知り
驚きました。
更に彼から 「この事は
絶対に誰にも言うな」と
口止めされました。
このダイヤ あまりにも高額で…
すなわち 彼は 500億の責任を
1人で
背負わねばならなかった。
もっともソーンも
警備に関してはプロだ。
元は空軍連隊の総司令官で
イギリスの空軍基地全てを
警備していた。
退役後 その実績を買われ
雇われたのは
世界のダイヤ流通を
牛耳る…
そこで ダイヤを守る
警備責任者となった。
もちろん あの時は
鉄壁の守りを敷いた。
展示室は上から見ると
このような形です。
壁は 厚さ2mの
コンクリートで固めました。
最強の戦車でも
この壁は打ち破れないと
私は 自信を持っていました。
そして 壁の内部には
振動を検知する装置を
設置しました。
更に 床には
圧力センサーもあって
少し踏んだだけで
警報が鳴るようにしたんです。
つまり
全てが閉まっている夜間は…
仮に侵入されたとしても
秘密兵器が。
それが
この 強化ガラスだ。
あらゆる武器を使っても…
そんなガラスを特注しました。
強盗が よく使う
ハンマーや つるはし 斧など
重量級の武器を
想定しています。
衝撃を吸収するジェルも
含んでおり 万全の設計だ。
強盗が 強化ガラスを破ろうと
30分もがいているうちに
警察が逮捕してくれます。
つまり…
とはいえ 万が一
ダイヤを奪われたら…。
ソーンは不安に さいなまれた。
しかも その事を
妻にも打ち明けられない。
あの時は 本当に長く感じました。
誰にも言えず 全て自分の胸の中に
しまっていましたから。
妻が 苦悩する私を見て
「このままでは心臓発作を
起こすわ」と言っていましたが
そりゃあ 不安でしたよ。
全責任を
背負っていましたからね。
そして あの日。
侵入する犯人を ソーンは
監視モニターで見ていた。
(ゲートを突き破る音)
ギャングが
あの強化ガラスに近づく。
自慢の強化ガラスが
いかに強いか
証明できるチャンスだと
思いましたよ。
自信満々だったソーンが
青ざめたのは
ギャングが取り出した
道具を見た時だ。
(ソーン)驚きました。
ネイルガンですよ!
工具店で売っている
プロ用の道具だ。
(釘を打ち込む音)
木材に釘を打ち込むものだが
実は…。
(釘を打ち込む音)
火薬を使っていて
金属にも釘を刺す威力がある。
ギャングは ネイルガンを
強化ガラスに押し当てた。
(釘が刺さる音)
強化ガラスに 釘が刺さった。
そして その釘の上を…
ハンマーで強打。
(ハンマーで たたく音)
(ガラスが割れる音)
僅か27秒で 強化ガラスは
あっけなく砕け散った。
史上最大のショックでした。
本当に
信じられませんでしたよ。
見て下さい こんなにも
大きな穴が開いちゃって…。
あのガラスに
5万6, 000ポンドも かけたのに
1分も もたず
壊されてしまいました。
もはや ダイヤは むき出し。
その時…。
「突撃だ! 突撃しろ!」
と指示した。
特殊部隊が突入した。
更に ブルドーザーを制圧。
ボートで待機する仲間も
拘束した。
まさに 一瞬の出来事だった。
ギャングたちに気付かれず
捜査する事は とても難しかった。
それも 100日間。
作戦前は黒髪だったのに
白髪が たくさん増えたよ。
私は この事件から
大事な教訓を得ました。
誰かに 「これは あらゆる攻撃を
防ぐガラスだ」と言われた時は
要注意です。
もし 確証が欲しければ
必ず自分自身で
テストを行うべきです。
あっ そうそう
あのガラスを つくった会社
倒産しましたよ。
新聞は 大々的に
この事件を報じた。
警察が 世界最大の強盗を
逮捕したと。
しかし この事件
まだ語られていない
大きな秘密が
残っていた。
そのカギは ソーンが握っていた。
イギリス中を騒然とさせた
ギャングの逮捕劇。
間もなく
この大胆不敵な犯行に及んだ
犯人たちの素顔が
明らかになります。
それは 衝撃に満ちたものでした。
主要メンバーは
軒並み 50歳前後。
老年に さしかかった男も
含まれていました。
やがて 裁判の中で
犯人たちの驚きの犯行動機が
浮かび上がります。
その悲しき事実。
そして 事件そのものを覆す嘘が
暴露された アナザーストーリー。
(パトカーの サイレン)
あれから1年後。
事件の裁判が開かれた。
ダイヤの警備責任者
ティム・ソーンは
証人として出廷した。
強盗犯は皆 強そうで
ワイルドなヒゲが
生えていました。
目が合った時は ビビりましたね。
ソーンは
犯行への感想を問われ
潔く敗北を認めた。
はっきり言って 極めて優れた
犯行計画だったと。
私は こう証言しました。
「警察が知らなければ
彼らの計画は
鮮やかに成功したでしょう」。
すると 強盗犯全員が…
「いいぞ~!」と
こんなふうでしたよ。
だが このあと
ソーンから驚きの発言が。
実は あのダイヤは
偽物だった
というのだ。
貴重なダイヤを
展示し続けるのは
愚かな事なんじゃないかと

私は思い
レプリカと差し替える事を
思いつきました。
そして 実際に実行しました。
保険も かけられないダイヤを
展示しておく不安に耐えきれず
こっそり…
その事は 会長と警察にしか
伝えなかった。
でも 1つ問題が生じます。
レプリカを展示する事は
お金を払って見に来る人に
本物のダイヤを
見せていない事になります。
「これはレプリカだ」と
表示すべきです。
でも そうすると
強盗は襲ってこないでしょう。
ですから 規定を破って
何も伝えずに
レプリカを展示しました。
全くありません。
本当に上質なレプリカでしたから。
ダイヤの鑑定士じゃないかぎり
分からないぐらい
精巧なものでした。
ソーンは この事実を
法廷で初めて明らかにした。
その時 犯人たちは?
ダイヤをレプリカに
差し替えた事を証言しました。
すると 犯人たち全員が
ブーイングですよ。
そのあと 法廷から出る時
2人の犯人が
すれ違いざまに
ウインクしてきました。
思わず 笑ってしまいましたよ。
すてきだったねえ。
恐ろしい男たちが…
こうやったんですよ。
意外にも犯人たちは
さばさばした様子だったという。
人生逆転を狙った
ギャングたちの物語。
あの裁判を
きっかけに…
疑念を抱いた男がいる。
彼は裁判記録を調べ
犯人たちも直接取材。
1つの結論に至った。
多くの証拠から 彼らは平凡な
アマチュアの強盗犯だった
と考えています。
警察が言うような
ダイヤのためには
人を殺しかねない凶悪犯だ
という話を
私は信じられません。
一体 どういう事なのか?
これは事件後 主犯の
ベットソンと交わした手紙。
そこに こんな言葉がある。
ベットソンの生まれは
テムズ川の南…
裕福な川の北側と違い
工場で働く移民が多い。
中でも ベットソンが育った
ウォルワースロードは貧しい地区。
強盗や麻薬取引が横行していた。
小さい頃のベットソンは
この町から逃げ出したいと
思っていたらしい。
だが 生まれつき
文字を読むのが苦手な…
ベットソンは 子供の頃
まっとうな人間になろうと
かなり努力をしていました。
でも 難読症だったため
学校では 頭の良い子のグループに
入れませんでした。
これといった資格もなく
希望もないまま 卒業しました。
そんな彼を待っていたのは
お決まりの転落人生だった。
ちょっとした窃盗を繰り返し
フランスから密輸した
少量のタバコと
アルコールを売っていました。
その程度の稼ぎです。
結局 犯罪で食うしか
なかったようです。
他のメンバーも
生い立ちは似たり寄ったりだ。
建設業だったコックラムも
生まれは ウォルワースロード。
ベットソンと
しがない犯罪を繰り返した。
ミルマンは若い頃
ギャングに入り
宝石強盗の常習犯。
14年も服役し
結局 人生を棒に振った。
アダムスは ちょっと毛色が違う。
アダムスは 強奪事件の前日に
雇われていたんです。
彼も建築業で
左官職人でした。
アダムスは長年 左官として
真面目に生きてきた。
ある時 中東に出稼ぎに出て
1年半の単身赴任。
ようやく仕事を終え
帰宅すると…。
妻が親友と浮気をしていた。
相手と もみ合いになり…
刑務所から戻ったあとは
何もかもが うまくいかず
孤独を抱えていた。
そんな中 彼らの地元に
オープンしたのが…
治安の悪い川の南側を
再開発する ねらいだ。
そこに 世界最高のダイヤが
展示されると聞いた時
ベットソンは
こう思ったという。
ダイヤさえ手に入れば
この人生と決別できる。
ベットソンは
そう信じていたらしい。
ベットソンは 貧困と苦労に
うんざりしていました。
だから 家族を連れて
スペインに行き
いい暮らしを送りたいと
考えていたんです。
実は スペイン南部に
イギリスで大金を稼いだ犯罪者が
移住する街があります。
そこは…
「犯罪海岸」と呼ばれた場所です。
かつて 「犯罪海岸」と
呼ばれた場所だ。
犯罪に成功した者は
ここに逃亡し
巨額の金を手に
第二の人生を送ると噂された。
「あのダイヤを奪い 犯罪海岸で
第二の人生を送ろう」。
ベットソンが誘った時
男たちも 同じ夢をみた。
56歳のミルマンには
最後の賭けだった。
ミルマンは 胃がんでした。
華々しく散りたかったのでしょう。
彼は こう言っていました。
逃走用のボートを購入した時の
サインが残っている。
領収書のサインは…
この時 どんな結末を
思い描いていたのか?
ダイヤ強奪の誘いは とても
魅力的だったと思います。
ロンドンで 年金を頼りに
貧しい生活を送るか
スペイン南部で 余生を楽しみ
銀行口座には大金が入っている
暮らしがいいか。
私が 彼らの立場だったら
正直に言うと
同じく 「イエス」と
言ったかもしれません。
こうして 犯行は実行された。
ベットソンは
ブルドーザーで強行突破。
(ゲートを突き破る音)
建設業のコックラムが…。
(釘を打ち込む音)
ネイルガンで
釘を打ち込み…。
最後は アダムスが
全ての憂さを
晴らすかのように
ハンマーで強化ガラスを
ぶち破った。
(ガラスが割れる音)
もちろん れっきとした凶悪犯罪。
鮮やかにガラスを割ったものの…。
警察に囲まれ 逮捕。
重機を使った手口が
危険かつ凶悪だとして
10年以上の懲役という
重い代償を払う事になった。
男たちは
こんな言葉を残している。
彼らにとって
観光スポットで危険を冒し
世界最高のダイヤを盗む事は
イギリスの王冠を盗むぐらい
価値があるターゲットでした。
たとえ 失敗しても
世界最高のダイヤを
盗もうとした
勇気と名声が手に入ると
考えていたからです。
だから 新聞に載る事は
恥ではなく
まるで 自分の映画が
公開されたかのような褒美でした。
裁判で犯人たちの素顔が
明らかになった時
市民は 意外な反応を示した。
計画は巧妙で 勇気があったよ。
まさか警察がいるなんて
不運だったね。
メディアは彼らが暴力的な
犯罪者と あおっていたけど
そんな事はないんだ。
この事件を取材した
ホリングストンは
事件の裏に ある思惑が
あったのではないかと
疑っている。
疑念の矛先は 警察だ。
自分たちの不祥事を隠すために
必要以上に 犯人を凶悪だと
決めつけたのではないか?
当時
フライング・スクワッドには
汚職スキャンダルの記事が
いくつも ありました。
強盗犯から取り戻した現金を
警官が着服したという事件が
何度も起きています。
警察の信頼は がた落ちでした。
だから警察は 信頼を回復させる
何かが必要でした。
あの事件は
最高の機会だったのです。
真相は分からない。
だが この事件 確実に得をした
プレーヤーが1人いる。
ミレニアムスターを所有する…
実は ドームでの展示会は
閑古鳥が鳴いていたのだが
事件後 注目が集まり
客が殺到した。
会長のオッペンハイマーは
こう語ったという。
♬~
現金やダイヤを狙った強奪事件。
それが許されない
凶悪犯罪である事は
議論の余地がありません。
にもかかわらず この事件後
多くのイギリス国民が
犯人に同情的な声を寄せました。
暴力と悲しみに満ちた
この事件は 今なお
複雑な輝きを
放ち続けています。
2002年。
判決が下され 事件は幕を閉じた。
犯人の素顔と動機が
報じられて以降
多くのイギリス国民が
事件の意味を論じてきた。
だが 現実の闇は
深まるばかりだ。
ギャングのリーダー ベットソンは
刑期を終え出所。
しかし 再びショベルカーで
現金保管庫を襲撃し 逮捕。
全く懲りてはいなかった。
事件を追った
スウィンフィールドは
犯罪が多発するロンドンで
戦い続けている。
10年以上 殺人課に
勤務しているが
中には
悪夢のような凶悪犯もいる。
本当に忙しい。
死体が あちこちで あがっててね。
あの事件以降
彼らに触発されたような犯罪が
続いている。
これは 貸金庫のコンクリートに
穴を開け
350億円を強奪した。
史上最大の ダイヤ襲撃事件。
大胆不敵な犯行は
一瞬の光を放つも
結局 犯人たちは
人生を棒に振った。
(ガラスが割れる音)
彼らは刑務所で
年老いた伝説の列車強盗から
こう諭されたという。


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