徹子の部屋 奈良岡朋子&ピーコ ~88歳と73歳!“お一人様”生活の中身~



出典:『徹子の部屋 奈良岡朋子&ピーコ』の番組情報(EPGから引用)


徹子の部屋 奈良岡朋子&ピーコ[解][字]


~88歳と73歳!“お一人様”生活の中身~奈良岡朋子さん&ピーコさんが今日のゲストです。


詳細情報

◇ゲスト

出会いから40年を超えて“遠慮のない仲”を育む意外な2人がスタジオに登場。女優・奈良岡朋子さん88歳と、ファッション評論家・ピーコさん73歳がゲスト。

◇番組内容

奈良岡さんを「姐さん」と慕い、彼女が出演した舞台の感想にも遠慮がないピーコさん。そんなピーコさんの態度は、奈良岡さんにとって有難く心地が良いと明かす。かつて医師から栄養失調と診断された事がある奈良岡さん。一人暮らしのため疎かになってしまう“食事情”にも話が及び、意外な事実が飛び出す。ほか、七回忌を迎えた名優・大滝秀治さんを在りし日の貴重映像で偲びながら、劇団民藝で同期だった奈良岡さんが心情を語る。

◇おしらせ

☆『徹子の部屋』番組HP

 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/




『徹子の部屋 奈良岡朋子&ピーコ』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数BEST10)

徹子の部屋 奈良岡朋子&ピーコ ~88歳と73歳!“お一人様”生活の中身~
  1. 奈良岡
  2. ピーコ
  3. 石井
  4. 本当
  5. 一緒
  6. 久留米絣
  7. 姉さん
  8. 徹子
  9. ドア
  10. 子さん


『徹子の部屋 奈良岡朋子&ピーコ』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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今日は 元気と個性あふれる

お二方においで頂いております。

本当に女優のかがみ

奈良岡朋子さんと

そして 面白いかがみ
ピーコさんです。 フフフ…。

こんにちは。
本当に お二人共

少年少女が そのまま

大人になったような方々で
いらっしゃいます。

今日は
みんなで楽しいお話をして

皆様にお送りしたいというふうに
思っております。

よくいらしてくださいました。
どうも。

よろしくお願いします。
どうも。

(拍手)

で 私の着ております
このお洋服は

ピーコさんに さっき頂いたのを
すぐ着てきたんでね。

なんでしたっけ?
久留米絣。

久留米絣なんだそうですよ
皆さん。

それを
こういうふうにデザインして

ブラウスみたいに
してくださったんです。

それを こういうふうに着てる…。
久留米絣?

久留米絣ですって。
それでね 奈良岡さんにも

持ってきたの。
あっ 本当に?

奈良岡さんはね 久留米絣が
ここに入ってるんですけど

ちょっと大きいTシャツで
お家で着てもらおうと思って。

あっ それ 久留米絣なの?
そうです。

あら 可愛い。
今ね 久留米絣って その

徹子さんが
お召しになってるものも

そうですし もんぺとか
そういうものだけのために

作られてたみたいに
思われてるんですけど

こういう奇麗な色のものが…。
すごいね それなんて

ヒマワリですもんね。
ヒマワリですもんね。

今日は だから
なんか持ってこないとね…。

フフフフ…。
ずっと会ってないから…。

だから 持ってきて。

で 奈良岡さんには 前から

指輪 頂いたりしてるのね。
あら。

それ そうなの?
これ 2つ共 そうなの。

あら どうして そんないい指輪?
なんか その時はね

形見分けみたいな事言ってたの。
本当に?

でも もう ずっと前ですよね?
ちょっとないかも。

見せて。
これは 両方共

イギリスの細工のもので
もう こういうのは

ないんですって。
あら 奇麗ね この指輪。

はい お見せします 皆様。

徹子さん 似合う 似合う。
すごい ちょうどいい。

ちょうどいい。
あと これ。

ええ~ すごいの奈良岡さん
あげちゃったのね ピーコさんに。

私 自分でしないんで。
ただね ふと見て

「あっ」なんて言って
買っといて…。

持ってても全然しない。

これしかしてない。
これは 逆にピーコにもらったの。

交換したの。
あっ そうなの。 ええ~。

じゃあ お返しするわ。
はい。

2つ来たから2つ返すね。
ハハハハッ!

返して 返して。
返す。

そう こうやってね なんかね

頂いたりね 差し上げたりしては
いるんですけど。

今日も どういう格好してくるのか
わかんなかったから…。

年取るとね なんか 温度の…。

温度がね。
左右されるの 暑いとか 寒いとか。

でも すてきじゃない
それなんかね。

ちょっと男っぽい感じがして。
これはね 衣装のね…

『黒い雨』の時の衣装を
作ってくだすった

SHARE SPIRITっていう…
光さんっていう方が

オリジナルで作ってくれたの。

あっ そうなの。
ジーンズで作ってくれたりね。

ふ~ん。 すてき すごくね。

今日はね
お二人がゲストなんですよ。

たまたま私が…。
ここにいる人間だったら

ピーコさん
これをくだすったために

これを… 久留米絣を 私
着て出るわって事になったんで

3人一緒に出てるみたいに
なっちゃったんだけど

ゲストは このお二人ですからね

お間違いのないように。
でも みんな 同じようなもんよね。

ねえ。 みんな 1人で…。

そう 結婚… 結婚歴なしだよね?

結婚してない。
みんな 独り者ですよね。

本当だ。 ねえ。
ねえ。

ずっと独り者よね。
そう。

奈良岡さんも
結婚した事ないのよね?

私も ずっと もう…。

うん。 全然 男っ気ないの。
ハハハ…。

私が男みたいだから ねえ。

でも 随分 私と奈良岡さんも
もう何十…。

40年 50年なるわね。 なりますよ。
そう。

田村町のNHK…
ラジオの時代だから。

あっ そんなに…
ラジオの頃からなの?

(黒柳・奈良岡)そうそう…。
ピーコだって 随分 何十年もよ。

そうよ。 えっと… そうね。

あなたがラジオの時代。
時代ですね。

ラジオでブレイクして。

それで 吉行さんと私がお友達で
だから…。

うわっ やだ。 こんな…。
あれ?

これは おすぎとピーコさんが
『徹子の部屋』に出た時の

写真を使ってる。
当時 34歳だって。

もっと若く見えるわね。
まあ なんか…。

左側がピーコさんでしょ?

もう ちょうど40… 39年よ。

そうそう そうそう。
だって もう 73なんだもん。

そうね。 79年だから これがね。
そう。

それで なんか 34にしては

あんまり…
頭が回らない子たちだからさ

若く見えたんだと思うけど。

奈良岡さんとも そうよね。
和子だもんね。

なんか ラジオ聴いてて
面白そうって

言ってくれたのね。
そうそうそう。

吉行和子さんに
仲介を頼んで

ピーコさんと
お会いになったんですって?

そうですね。 和子の紹介。

和子も だから 大先輩だから
奈良岡さんは。

和子さんの大先輩だからね。
そうそうそう だからね。

なんでも言う事
聞かないと駄目なの。

それで お知り合いになったの?
そうね。

あっ そうなの。
なんかね

私は ピーコと付き合い始めて
何がいいってね

なんでも本当の事
ズケズケ言ってくれるの。

遠慮会釈なく。
それが とてもいい事… ねえ。

大体 私ぐらいの
古い女になってくると

みんな
あんまり言わないじゃないですか。

でも 「姉さん
あそこのとこが良かった」とか

「姉さん 今度の芝居

ちょっときつかったね」とかね…。
あっ そう。

全部 言ってくれるんです。

それは すごく私は
ありがたい事だと思って。

大体 そういう
辛口の人だったものね のっけに。

そう。
だんだん言わなくなったのね。

ねえ。 一番最初にね
ラジオでもって

ブレイクした時に
おすぎとピーコでもって。

もう すごい辛辣な事ばっかり
言うわけよ。

あの人 大根役者だとかね
すごい事言ってんの聴いて

びっくりしちゃった。
ドキドキしちゃうの

実名で言うから。 だけど
こんな遠慮会釈なく言える

っていうのは
すごい人だなと思ってて。

で 和子の… 吉行和子さんの
紹介で知り合って

それから すっかりね
色んな事を教えてもらって。

でも 私は 奈良岡さんとね

姉さんと こう 付き合ってて

ありがたいなって思った事が
あるのね。

奈良岡さんが皆さんと
なんか 会ってたりする時に

おすぎとピーコの悪口を
言ってた人がいたら

「あなた 私たちも
みんな知ってるんだから

そんな事 言うもんじゃない」って

怒ってくださったらしいんですよ。
奈良岡さんが? うんうん。

それ すごくありがたかった。
うん。

そういう意味でね なんか
そうやって言ってくれる…。

でも 私がいないとこだったから。
そうそうそう。

いれば なんとか言えるけど…。

ありがとうございます。
いいえ。 なんでもない事です。

当たり前の事よ。
まあ

奈良岡さんがいらっしゃる所で
たまたま みんながピーコさんの

例えば 悪口を言ってたのを
あなたがお聞きになって

「私の友達の悪口を
言わないで」って

おっしゃってくださった事が
うれしいと…。

奈良岡朋子さんの
27年前のVTRを

ちょっと見てみたいんですって
『徹子の部屋』で。

27年前?
27年前。

うわ~ どんな…。
どんなかしらね?

「私 あれ以来
お謝りしてないっていう事に

この間 気が付いたんですよ。
あなたの車のドア

取っちゃって 私」
「私 忘れてました だから その…」

「覚えてらっしゃる?
NHKの 忘れもしません 西側」

「西側っていうの?
一緒のお仕事で 終わったのね」

「そしたら
“どこへいらっしゃるの"って

聞いてくださって。
私 TBSかなんか

あっちの方 行くって…。
“私も行くから

乗ってらっしゃいよ"って
おっしゃって。 “じゃあ"って

西口のとこ行って。
忘れもしません。 “じゃあ

乗せて頂いていいかしら?"
って言って

なんだかわかんないけど
グワ~ッて引っ張ったら

ド~ンっていって
ドアが私の方 取れちゃって

ドアの ここの所の

穴のとこから
ビヨヨヨヨヨヨンって こう

すごい太い針金が出ちゃったの」
「ハハハハッ!」

「そして 私も
どうしようかなと思って…」

「全部 ガバッと
取れたわけじゃないけど

もう完全に取れて外れちゃったの。
そしたら あなたがご覧になって

“あら~"っておっしゃって」

「あれから外した人いません?
ドアを」

「いません。 おりません。
黒柳徹子さんのみです」

この話さ…。
びっくりした 私。

自分の車のドアを
すっぽり取られたのは

チャックさん…
黒柳さんが初めて。

驚いちゃうのは そんな昔に
車 運転してたって すごくない?

すごい。 だって 私
姉さんの車 運転してるのに

乗らせてもらった事がある。
ある?

ある。
怖かった?

すごいのよ。 男っぽいのよ。
あっ 本当?

ほら 私 徹子さんの車にも
乗せてもらって。

徹子さんは
意外と慎重なんだけど…。

今も運転なさってる?
私 してません もう。

私も80でやめたの。
私も そう。

この間の免許証の取り替えの時で
やめました。

やめた。 もう80…

二十いくつの時から
ずっと乗って…。

飛ばすでしょ?
飛ばす 飛ばす。

飛ばすの?
うん 飛ばし屋さんなの。

徹子さんは 本当に…。

私 慎重ね 割とね。
慎重ね。

私 慎重なの 割と。
それは いい事ですよ。

私は… ただ 中央高速でもって
夜遅くね 稽古終わって

車が1台も走ってないとこ
トロトロは…。

そりゃ そうよね。
そりゃ 走った方がいいわね。

ハハハハ…。
でも 劇団の子が みんな

一緒に乗らなくなっちゃったの。

飛ばすからって 怖いって。
飛ばすからって?

奈良岡さん
飛ばすように見えないもんね。

怖くはなかった。
こういう運転なさるんだなって

こう 思ったけど。
「姉さん すごいわね」とか

言ったわよ 私。
えっ?

言った。 「姉さん
すごいわね これ」って

「飛ばして」って。
車は だって

トロトロ走ってるなら
歩いた方がいいじゃない。

今 でも そうすると不便?
ん?

運転したいと思う?
思う。

夢見ますよ 今でも。
あっ そう。

車でブワ~ッて
飛ばしてる夢 見ますよ。

ちょっとスーパー行ったり
その辺 行くのにね

ちょっと車 運転できたら
いいなって思いますね 私も。

なんか 私たちは 2人共
食事中の態度が

一緒っていうのは なんなの?
食べて しゃべってる事が

多いじゃない 一緒に。
で しゃべってるけど

食べてるものは なくなってんの。
そう 減っていくのね どんどん。

減ってるの。 ところが
いつ こうやって見ても

「えっ 口に入ってたのかな?」と
思っちゃうぐらいなの。

ハハハ…。
奈良岡さんは

お野菜が
あんまり好きじゃないのね。

うん。
ふ~ん。

口の中に うるさいもの駄目なの。
シャワシャワ シャワシャワ…。

嫌なの?
ザワザワ言うのが。

ツルンとしたものがいいの?
だから

そんなに好き嫌いは
ないんですけどね

ほとんど… 生野菜は駄目。
そう。 生野菜 食べないね。

生野菜が付いてくると私が食べる。
へえ~。

ゆでたりなんかしてればいいの?
ちょっとでも こう…

ホウレンソウやなんかでも
ゆでてあればね。

でも この頃 ちゃんとレタスでも
なんでも食べますよ。

えっ 食べるようになったの?

その代わり 量は少ないけどね。

進歩したのね。
この前 そうそう

栄養失調になったって
おっしゃってたじゃない ここで。

そうなの。
どうした? その後 栄養失調は。

相変わらず
栄養失調みたいですよね。

この間もドック入っててね
ちょっと検査してもらったけど

ちゃんと食べるものを食べないと
駄目だって言われました。

本当に?
そんな召し上がってないの?

だって 食欲ある?

私は すごく食べますよ。
ああ そうだ。

私に そんな事 聞かないで。
ハハハハッ。

食欲ね…。
ない?

疲れるとね かむのも
めんどくさくなって…。

かむのも めんどくさくなる?
あっ そう。

ものをかむのも面倒臭くなる…。
それ すごいわね。

奈良岡さんの住んでらっしゃる
マンションって すごいのね。

京マチ子さん
それから 若尾文子さん

それから プロデューサーの
石井ふく子さん。

皆さん お住まいなんですって?
そうなんですよ。

次から次へと なんとなく。
あっ そう。

私はね ちょうど
その前に住んでた所が

建て直しになるんで どっか
移動しなきゃならなかったの。

その時に
今 私が住んでるマンションが

これから建つっていうんで
そこ 2年間ぐらいね

ちょっといる…。

2年経てば
こっちが建つと思って

移動したんですよ。
ええ。

その時に たまたま石井さんも
今 自分が住んでる市谷の家が

ちょっと もう
飽きてきたって言うから

「じゃあ 行ったら どう?」
って言って…。

マンションに?
テストというか

マンション見に行った。
で 石井さんは

やる事が早いから
パッと決めてきたんですよ。

それで
石井さんが住むようになって

それから しばらくしたら
えっとね 京さんが…。

石井さんが全部…
京さんを誘って。

すごい。 京マチ子さん。

京マチ子さん。 で そのあと
若尾さんは 全然…

不動産関係の人から紹介されて
入ってきたの。

偶然?
偶然。

へえ~。
だから

一緒に住んでるっていうけど

建物は 一緒なんですけど
めったには

お会いしないんですよね。
でも なんか お正月になると

ふく子さん… 石井ふく子さんが

お正月のものをおそろえになって
皆さんを

ご招待なさるんですって?
そうなんです。 元日だけはね

石井さんの家に集まって。

京マチ子さんと 若尾さんと 私と。

すごい顔ぶれ すごい顔ぶれだね。
お雑煮 食べるの。

すごい顔ぶれ。
すごい顔ぶれ。

すごいって もう みんな年。
まあ 年だけど…。

でも すごいと思います。
ねえ。

そうそう この間の放送の時に
石井さんね

ちょうど そんなお話してらした。
ちょっといいですか?

見て頂いて VTR。

「奈良岡さんは

お台所も
ものすごく奇麗になってるから

だから なんにもやらないで」
(西郷)「ハハハハ」

「コーヒーをいれるくらいじゃ
ないかと…」

「だから マンションの
表の所のノブに

つって 置いとくんです」
「食べ物?」

「ハハッ なんにも食べてないと
いけないから?」

「そう この間 栄養失調になった
って言ってましたよ」

「召し上がんないんでしょうね
きっとね」

「これも… 時々 ご注文頂いて」

「“天丼って言われても
困るんです"って」

「ハハッ そんな事言うんですか?
いきなり」

「買いに行ったりして」
「あっ 本当に?」

そう。 で なんて言ったの?
ドアのノブにね

私が あんまり もの食べないの
石井さん 知ってらっしゃるから

このぐらいのパックに
白いご飯をね よそって

それをドアのノブに
かけといてくださって。

そうね…
1週間に2回か3回ぐらい。

随分じゃない。
でもね おかずがないと

しょうがないでしょ?
だから 石井さんのお米だけね…。

秋になって 私がお米頂くと

それを石井さんとこへ
届けるんですよ。

それでもって
お米だけ炊いたの頂くから

それ お茶漬けにしたりして
食べて。

でも やっぱり おかずも
あった方がいいわね できればね。

それは… そこまでは 別に
お世話にならない方がいい。

石井さん
色んな方に面倒見がよくてね。

石井さんは
まだプロデューサーで…。

現役でね 舞台の演出もやってる。
そうでしょ。

だから 3人でね なんか…。

面倒見がいいですよ。
みんな 1人で住んでて…。

1人で住んでる女の人が3人

有名な女優さんでっていうのって

面白いじゃない。

偶然 そんな… 成り行きね。

でも あなた なんか
テレビの配線も

直せるっていうの?
私?

それは 戦争中のね
学校工場でもって

無線機 こさえてたんですよ
女学校の時に。

あっ そう。
だから 電気関係に強いわけ。

すごいわね。
女の人で珍しいでしょ?

ショートしたりなんかすると
すぐ…。

でも 今は ブレーカーでね
できるからいいけども

そうじゃない時は
全部 やってましたよ。

バインドをつなげたり。
あっ そうなの。

なんか 取扱説明書っていうのを
ご覧になるのが

お好きなんですって?
えっ 取説 読むのが好きなの?

自分でわからないのは
取扱説明書って見ますよ。

あれ見ると まあ
わかる事は わかりますよね

どうなってるのかが。
だけど あの細かいの嫌なのよ。

そう 細かい字でね。
一切 読まないわ。

普通はね。 でも 私も
なんかやる時 あれ読むわ。

やっぱり 自分がやってるの
間違ってるといけないと思って。

チャックとね
ファクスのやり取りする。

ファクスのやり取りすると
本当に おかしいのよ。

そうなの?
ずっとね

一時期 お互いに旅やってて。
で 東北の方 回ってらして

私は 関西から西の方へ。

その時 ファクスを こう
やり取りするの。

そうするとね
黒柳さんのファクスは

こういう紙にね

こっから書いてって…
こっから書いてって

ここまで来て ここまで来て
ここまで来て ここ…。

グルグル回って…。
グルグル回ってるの。

初めの方は 普通に書いて…

文字が書いてあって
最後の方は 書き足りなくなると

すごくちっちゃくなっていったり
するでしょ?

すごいね 計画性がない人間って

すぐわかっちゃう。
いやいや 楽しかった。

あの頃ね よく… ねえ。
それから そちらから

なんか サクランボが来て
私の方から なんか忘れたけど

おリンゴ送るとかっていう旅
した事ありましたよね。

ありましたね。
芝居の旅ね。

三平さんっていう人がいて。

車の…。
トラックの運転手さん。

トラックの 荷物運ぶ…

劇場のね
荷物運ぶ運転手さんがいて。

で 知ってんの。 今日 奈良岡さん

どこにいますよなんて知ってんの。
で すると 私が…。

向こうから また奈良岡さん
送ってくださって。

あの頃 楽しかったわね なんか。
楽しかったですね。

しんどい旅だったけどね。

でも やっぱり…。
毎日毎日 移動でね。

そう。 体… 肉体的には
ちょっとハードだったけど

でも
旅のだいご味っていうのかな。

芝居をやって旅をするっていうの。
観光じゃなくてね。

その楽しみっていうのは
ありましたね。

でも 大滝秀治さんが
お亡くなりになったのは

劇団民藝にとって
やっぱり 悲しい?

同期生でしたからね。
あっ そう。

年は 私よりも
ちょっと上だったけども

一緒に入って。

一緒に なんかね
優秀な成績じゃなくて。

ハハハハ…
2人共ね 落ちこぼれみたいで。

入ったんですよ。
へえ~。

厳しい世界だ
っていう事も わかってたし。

だから ハップ…
私は ハップって

呼んでたんですけどね
彼の事を。

大滝秀治さん ハップとは
ずっと同期生で

2人して いつも…。

あの人はね
瞬間湯沸かし器みたいな人で

すぐカッとなるのね。
だから それを ちょっと

「3つ数えてから怒んなさい」
とかって

年中やって。 私の方が
お姉さんみたいだったの。

だけど
いつも2人で話してた事は

続ける事が
私たちは 唯一の才能だって。

他に なんの取りえもないけど
継続は力なりで

続ける事が唯一の才能だから…。
でも もうね

七回忌なんですって 今年で。
今年ね。 早いですね。

だけど 三越劇場の楽屋で
紹介してくださって

お話ししたら優しい人だったの。
面白くてね。

ちょっとVTRで
ちょっと大滝さんのVTR

『徹子の部屋』の。
お話 見てみます。

「カワウソみたいなイヌが
可愛いのは

なんか アイスキャンディーを…」

「うん アイスキャンディーをね
真夏の暑い日にあげたんだ」

「そしたらね やっぱり 1人で
こっそり食べたいんでしょうね」

「ゆっくり。
あれ あれ 猟犬でしょ」

「掘るでしょ。
掘って庭に埋めちゃったんだ」

「女房とね
カーテンの陰から見てたらね

やがてね こう掘りだしたんだよ。
だから もう

アイスキャンディー
終わりましたけどって…」

「溶けちゃって?」
「その時の顔を見たらね

いや~ いたずらにしろね…
いたずらじゃないよ」

「まともな気持ちで
あげたんだけども

まさか埋めるとは思わないし
こういう事は

絶対
二度しちゃいけないと思ったね」

「イヌだって傷付くと思うよ」

フフフフ…。

優しいよね。
イヌに。

ねえ この話。 初めて聞いた。
アイスキャンディーあげた。

可愛い人だったね。
本当ね。

でも せっかち。
あっ そう。

すごいせっかち。
今 しゃべってるのだって

こうなってるでしょ? せっかち。

面白い人だったね。
大滝さんが亡くなって

私の同世代だったから

上の人が1人もいなくなりました。

そうか。 そうだわね。

私だけ なんか まだ
ただただ生き残ってるけど。

そういうのじゃなくて…。
一番 じゃあ…

民藝で一番 年上の人?
一番年。

じゃあ 偉いんだ。
偉くない。

年取ってりゃ
偉いってもんじゃないの。

でも 奈良岡さんは
ずっと これからも続けて…

声が出る限り 芝居は続ける
っていう感じなんですって?

まあ 声が出ればね。

車椅子でも なんでも
声さえ出れば

やっていこうとは
思ってますけどね。

需要と供給の問題だから
お呼びがかかれば

『黒い雨』は
どこまでもやろうと思ってます。

でも 『黒い雨』は 朗読?
ええ 朗読会。

一人語りっていうかね。
あっ そうなの。

原爆の話が 奥に…。

ええ 『黒い雨』。

入ってますからね。
だから やっぱり 季節はね

7月 8月になる。
なるほど。

出前を あちこちから
オファーがあると行くんで

総勢7人か8人で
行けちゃうんです。

あっ そうなの。 ふ~ん。

劇団の人間だけで。

あれは ずっと続けられるだけ
続けようと

思ってます。
ずっと続けてほしいね。

姉さんの芝居 もう本当に ずっと

見て あれもよかった
これもよかったって

言えるように
ずっとやっててほしい。

ハハ… あれもよくなかった
これもよくなかった…。

言わないよ。 言わない 言わない。
ハハハ…。

よくなかったなんて
言わないでしょ。

言う時あるの?
よくなかったとは 言わないね。

よくなかったとは 言わないけど
ちょっと今度のは

つまんなかったとか
寝ちゃったとかね

難しかったとかね。
うん。

すごくいい本だったとかって。

なんでも言いますよ ズケズケ。

でも 色んな人と色んな事で
付き合いになっちゃうと

無防備には言えない人も
いっぱい出てくるじゃない?

だから 黒柳さんとかさ
姉さんとかだったらさ

何言っても…。
無防備で?

私が無防備で言っても
大丈夫でしょ?

だから いいのよ。
ねえ。

なんか 顔色
うかがいながら言われても

あんまり ありがたくない。
でも 栄養失調だけは

なんとかしてくださいよ。
ハハハ。

だけど もう食べに行かないのね。

1人でいると つい食べないのね。

あら~ ハハハハ。

それがね… わかります。


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