グレーテルのかまど「サヘル・ローズの黄金のライスプディング」 サフランやバラの香りをまとい…「ショーレザルド」



出典:『グレーテルのかまど「サヘル・ローズの黄金のライスプディング」』の番組情報(EPGから引用)


グレーテルのかまど「サヘル・ローズの黄金のライスプディング」[字]


サフランやバラの香りをまとい、まばゆい金色に輝くライスプディング「ショーレザルド」。ヘンゼルも願いをこめて、イラン伝統のお菓子を作り上げます!


詳細情報

番組内容

バラの香るお米のプディングを、ナッツやシナモンで飾り付けた祝い菓子ショーレザルド。イラン出身のタレント、女優のサヘル・ローズさんにとって、忘れられない思い出のお菓子です。紛争のため4歳で天涯孤独となったサヘルさん。養護施設で、また養母フローラさんと苦労を重ねた日本での暮らしで、心の支えになったのがショーレザルドでした。母が初めて明かすエピソードを交え、娘と絆をつないだお菓子の物語をひもときます。

出演者

【出演】瀬戸康史,【声】キムラ緑子




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グレーテルのかまど「サヘル・ローズの黄金のライスプディング」
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黄金に輝くライスプディング。

お米を甘~く煮た
イランの伝統的なお菓子

ショーレザルドです。

飾りにも香りにも バラを使う
なんとも華やかなお菓子…。

このお菓子を食べた時の思い出を
大切にしている

その名も バラの
サヘル・ローズさん。

幼い頃に家族を失った サヘルさん。

その寂しさを埋めてくれたのが
金色のライスプディングでした。

母と娘を結び付けた ライスプディング。

その親子の物語に迫ります。

光る石を たどれば行き着く
不思議な家に

あのお菓子の家のヘンゼルとグレーテルの
末裔が暮らしています。

彼らが振る舞う
おいしいお菓子の物語を

ご賞味あれ。

ああ~。 とうとう
この日が やって来たか…。

えっ どうしたの?
そんな深刻な顔 深刻な声。

やだやだ。
かまど ちょっと これ見てよ。

お米でしょ。
そして これ スパイスのサフラン。

それから カルダモン。

はい カレーの材料でございます。
そうだよね。 おかしいよ ちょっと。

今日は インドカレーを作って頂こうと
思いまして。

何を言ってるの ちょっと。
ちょっと 黒板見てよ! はい。

…って これ
もう お菓子だけじゃなくてさ

姉ちゃん 今日は 俺に これ
夕飯 作らそうとしてるよね。

そうですよ。
サフランがありますからね。

そうですよって…。
♬「黄色いライスで インドカレー」

どういうこと?  …んなわけないでしょ!
何 何?

スイーツ作りましょうよ。
スイーツなの?  このすてきな材料で。

本 見てみますか。
イランだからね。

イランのところ?
イラン。

あ~ 確かに 黄金ライス!
あったでしょ?

ということで 今宵 ひもとくのは

サヘル・ローズの
黄金のライスプディング。

イラン出身のサヘル・ローズさん。

いつも お茶の間に
明るい笑顔を届けています。

おいしい!

サヘルさんには 大切な思い出を秘めた
お菓子があります。

イラン伝統のショーレザルド。

お米を甘く煮て
サフランで黄金色に仕上げる

ライスプディングです。

大好きなお菓子の記憶。

しかし そこには 幼い頃のつらい体験も
結び付いていました。

イラクとの戦火が激しい
国境付近で生まれた サヘルさん。

4歳の頃 イラク軍の空爆により
家族12人全員が犠牲に。

たった一人 生き残ったサヘルさんも
重傷を負いました。

この時 戦地から救い出し

献身的に世話をしてくれた
女性がいました。

学生ボランティアとして
救護活動をしていた

フローラ・ジャスミンさん。

身寄りのなくなったサヘルさんの将来を
案じながら

児童擁護施設に預けました。

当時の施設は 親を亡くした子どもたちで
あふれていました。

物資が少ない中 年に数回

お祝い事で 施設から配られる

ショーレザルドが
待ち遠しかったと言います。

イランでは さまざまな儀式で
このお菓子を 人々に振る舞います。

家族の幸せを願って描く 名前や模様。

ナッツやシナモンで飾ります。

サヘルさんは 施設で食べた
このおいしいお菓子の向こうに

作ってくれる人の
温かな視線を感じました。

う~ん。 ちょっと
これは 想像を絶するというか…。

そのお菓子のおいしさの
重さが違うでしょ。

重さっていうの? 何て言うの?
そうだね。 感じ方というかね。

私たちなんかね ちょっと
甘いもの食べたいななんて言って

スイーツとかになっちゃう感じでしょ?
うん。

甘いごはんって でも なかなかないよね。

おはぎとかはあるけど まあ
お米自体を甘くするわけじゃないからね。

でもね これは甘いだけではない。
今から作るのは。       はいはいはい。

その味わいのキメテってのを
ひとつ お願いいたします!  はい!

スパイスの香りを生かして

ペルシャ絨毯のような
鮮やかな味わいを目指します!

よ~し! ねえ かまど。
はい。

これさ 味の想像が
全く つかないんだけど

やりましょうか!
やってみましょうよ。

ライスプディングね これは 基本的に
一つのお鍋で ず~っと煮ております。

だけです。
おっ! じゃあ 簡単なんだ!

ちゃう ちゃう ちゃう!
甘い! Too sweet!

はい! そこで早いけど オキテ どうぞ!
はい。

えっ 焦げちゃう?  そうなのよ。

煮る材料が 砂糖とかね
お米とかだったりするから

焦げやすいんですのね。
なるほど。

まず お米を煮ます。
事前に 30分 水につけておきましたんで。

煮た時に ごはんに芯が残らないっていう。
なるほど。

沸騰したら 弱火で
15分煮るって感じですね。 はい。

完全に かまど おかゆですね。
はい。 そこに

砂糖を入れちゃうのよ。
ここに 砂糖!

結構な量じゃない? 砂糖。
ちょっと それ すごくない?   うん。

うわうわっ すごい!
もう見えなくなっちゃった。

これ でも 私たち用なんです。
あっ そうなの?

イランだと お米1に対して 砂糖が3。

え~!         すごくない?
そんなに?

これが 今 2なの。
1に対して 2で入れてます。

これは 焦げるぞ。

ちょっと 火 もう止めちゃう 怖いから。
はい。

そこに ちょい塩。
お塩。

なぜ入れますか?
これは 甘さを引き立つため。

そして そこにバター。
かけ離れてくよ おかゆから。

アーモンドも入れて
一緒に混ぜちゃいますね。

うわ~!
そしたら 弱火で 蒸すように炊く。

蓋をして 弱火で…。
はい。

だけど 砂糖 結構入れてますから
焦げ付きやすいので

時々 忘れずに 面倒見てあげると。

俺が 面倒見てあげるからな。

サヘルさんを救ったフローラさんは

その後も 児童擁護施設を訪ね
支え続けていました。

出会いから3年。

サヘルさんは
胸に秘めていた思いを打ち明けます。

フローラさんの答えは決まっていました。

2人は 親子として生活を始めます。

しかし 養子縁組に反対だった
フローラさんの両親から援助を断たれ

勘当同然の状態に。

2人は 日本に住む知り合いを頼り
イランを出ます。

ところが 頼りの知人と うまくいかず
住む場所を失い

一時は
公園での生活を余儀なくされました。

ごはんが食べられない。
やっぱ 公園なので。

夜とか
すごい おなかがすいてる時とかも

近所のスーパーに行って
最初 安いもの 一生懸命探すんですが

ない時もあるじゃないですか。
そういう時は 試食コーナーで…

周囲の助けで
仕事や家は見つかりましたが

ギリギリの生活が続きました。

その上 学校で
イジメに遭っていたサヘルさん。

母を気遣い つらい気持ちは
内に秘めて過ごしていた ある日。

家に帰ると
母は テーブルの上に何か置いて

仕事に出かけていました。

イランの施設で食べた
あのショーレザルドでした。

忘れられないメッセージも。

お母さんが 多分 これを
一生懸命 私のために作ろうと思って

探して 買って 用意してくれてたんだって
思うだけで すごいうれしかった。

あの時のお母さんにとっては
大変だったから。

最高に おいしかった~。

母が 娘のために作ってくれた
特別なライスプディング。

この時から
サヘルさんにとって ショーレザルドは

母の味となったのです。

うん。 まあ 何か これ
もう 想像でしかないけどさ

やっぱり いろんなことがあったでしょ?
恐らくね。

その中で培った2人の関係というものが
何か とてもすてきですね。

いや~ 本当に
優しい気持ちになるわ もう。

本当に こう
人を愛するとか 大事にするとか

これほどの感じに思うことって
あるだろうかって思いますね。
確かに。

何か すごいうれしそうだったもんね。
本当に 心から。

はい 続きやりましょう!
やりましょう。

よし!
はい 楽しいよ ここから。

まず そこに カルダモン。
カルダモン。 これですね?

ショウガっぽいっていうか
そんな香りがするな。

これ ショウガ科ですから。
ショウガ科の植物です カルダモン。

そしたら 次 瓶に入ってるものが
ありますけれども。

これは もう ローズウォーターでしょ。

風味も出しますから これも入れる。
はい。

うわ~。
いいにおい。

はいはい かまど。
はい そして ここに

まあ高級なスパイスを。
これが サフランなんですけれども。

じゃあ これ入れちゃうよ かまど。
駄目です。

オキテ!
はい。

えっ する!?         そうなの。

サフランを そのまま鍋に入れちゃうと
色が きれいに出ないし

焦げ付きの原因にもなるので
繊維を一度つぶします。

で そこに お湯を入れます。
色 出てくれ!

かまど
これ かなり鮮やかな色じゃない?

きれいな色でしょ?
いい感じ。

これ 一気に 色変わるからね。

楽しみ。 おお~。
ほら! おおお~!

全然 何か 香りもすごいし!

それを 弱火で 5分ぐらい炊きます。

これで ライスプディングの種が
できましたとさ。

で?
器に移します。

よっ!

冷蔵庫で 少し冷まします。
分かりました。

けれども 完全に固まらないように
してほしいのね。

見守りますよ。
はい 面倒見てやっておくれ。

いや~ 飾りつけ 楽しみだな~。

ちょっと一息 Tea Break!

ローズウォーターたっぷり!
香り高~い イランのお菓子をご紹介。

教えてくれるのは イラン料理店のご主人。

最初は イランで人気の揚げ菓子~。

薄力粉を溶いた生地に

ローズウォーターを投入!

そんなに入れるの~?

入れ過ぎと違いますか~?

ところで ローズウォーターって
どうやって作るか ご存じ?

た~くさんのバラの花を
大きな釜で蒸留して作るの。

香りの錬金術や~。

さてさて バラの香りをつけた生地は
色をつけて

熱した型を入れれば…。

生地が焼きついた型ごと
油で ジュワッと揚げちゃいます。

別名 貴婦人の窓。

色鮮やかな美しさと軽い食感が
ティータイムに ぴったり!

お次は 小麦あんのお菓子 ハルヴァ。

あんこのような食感と甘さが
くせになるわ。

ピスタチオとアーモンドの花飾りが
すてき!

そして こちらは

サフランとローズウォーターの
絶妙なコンビネーション!

サフランアイス!

バラの香りの甘いお菓子で
心も体も ハッピー!

ほらほら 固まり過ぎず…。
そんな感じになってる?

うん。 やわらかすぎず。
いいんじゃないですか?

じゃあ 飾りつけですよ。 楽しい!
ここは もう ひとつ

あなたのナイスセンスで。
グッドセンスでね。

早速 いきますよ。 僕の好きなアラザン。

何で好きなんだろ?
色が好きなの? それ。

いや 響き。

あっ!

広大なキャンバスに
何か 微妙なところから始めてるね。

あ~ ちょっと!
何よ~。

手元が…。

あ~ 早く食べたいな~。
そうね。

あ~ かわいい かわいい。 お花ね。

細かいピスタチオ 使います。
はい。

描いてるものが見えないから
こっちには分かんないんだけどさ。

これを茎にしたいんですよ。
はあはあはあ。 はいはい。

ちょっと色がかわいいね それまた。

これまたね。
うん そのサフラン色のところに…。

好きな色パターンだわ それ。
本当?

(チャイム)
あっ 姉ちゃん 帰ってきた。

姉ちゃん お帰り!
お帰り!

黄金に輝くライスプディング
できてるよ!

ほのかにバラの香る
黄金のライスプディング。

とろけるような甘さと
芳じゅんなスパイスの香りが

口いっぱいに広がります。

ナッツやシナモンのデコレーションは
大切な人の幸せを願い 心を込めて。

イラン伝統のお菓子
温かな思いと一緒に楽しんで。

イランを飛び出してから24年。

サヘルさんを引き取り 育ててきた母
フローラさんです。

今は 空き地を借りて
大好きなバラを育てるのが楽しみ。

ペルシャ語通訳として働くフローラさん。

今も 親子支え合って暮らしています。

今日は 久しぶりに 腕を振るって

サヘルさんの大好きな
ショーレザルドを作ります。

すごい 職人の顔してる。
パティシエだ。

もちろん あのころのように
メッセージも添えて…。

上手。

分かったよ。 もう 分かっちゃった。
何 書こうとしてるか お母さん。

いつも 私に言ってることだ。

ねえ 見て。

「サヘル あいしてます」。

親子になった あの日から
欠かさず 娘に伝え続けてきた言葉です。

頂きます。

うん!             おいしい? 本当に?
本当に おいしい。

ありがと。

ありがとう。 おいしい。
懐かしい 本当に懐かしい。

うん 本当に おいしい ママ。

う~ん でも 何か 32歳だけど
これ食べてる時は 小さい時に戻るから

純粋に おいしい。 ありがとう。
本当に ありがとう。

天涯孤独となり

施設に入ったサヘルさんの
寂しさを埋めてくれた

大好きなお菓子。

ちなみに 私は 施設のために いつも
ショーレザルド作って 持ってきました。

そうなの? どこの?
えっ あなたの施設でも。

知らない?
うん。 いつ?        いつでも。

えっ 出会う前? 出会った時に?

うん 出会う前も 出会ったあとも。

えっ これ 初めて聞いた。
本当?

何で言わなかったの?
知らなかったよ 本当に。

いつも作って持ってきました 施設に。

多分。
そうなんだ!

すごいね 驚がくの事実。 本当!?
本当に。

サヘルさんが施設で食べていた
ショーレザルド。

それは フローラさんが
手作りしたものだったのです。

すごい すごい! ありがとう。

前から ずっと ありがとうなんだね。
本当に ありがとう。

だって あの時代 国の情勢で考えたら
本当に楽じゃないのに。

ありがとうね。
今度伝えるね 私が。 作り方 教えてね。

サヘルさんの心を支えてきた
黄金のライスプディング。

母の愛情は 今も昔も
たっぷり詰まっていたんですね。

今日の「グレーテルのかまど」
いかがでしたか?

ライスプディングを囲んで
笑い合うお二人が とても印象的でした。

愛って こういうことなんだなと
僕は思います。

お菓子に込めた思いって 伝わるんですね。

それでは また
このキッチンで お目にかかりましょう。

では ちょっと失礼して…。

頂きます。
どうぞ。

かまど!
ちょっと 手書き~。

えっ 見た? もう。
どうしたの?

見ちゃった?
見てない 見てない。 見せて 見せて。

もう 姉ちゃんはね
ペロッと食べちゃったからね。

もう一つ 作った。
ちょっと見て かまど。

ジャン!
あっ!

「かまど」って書いてあるでしょ?

あれ?
泣いてんの かまどは うれしくて。

かまど 泣いてんのね。

頂きま~す。
(かまどのすすり泣き)

食べるからね。
うれしくてね… かまどは…。

頂きま~す。
うううう…。

食べるんだ。
うん。

もちもちっとした食感と
スパイスの香りが すごい!

目指したとおりになってるでしょ!
おいしい! おいしいよ これは。

うっうっうっ… よかった~。
ねえ かまど

そんなに うれしくて泣いてくれてるとこ
申し訳ないんだけどさ

イランではね これ 書いた名前の人が
願いをかなえてくれるパターンもある。

幸せになって下さいっていうのと 別に?

別に このかまどさんが
願いをかなえてくれる。

ああ。 ってことは 僕の願いを
私が援助するっていう意味の「かまど」?

そうです。
あ~ 何が望みなのよ。

いつも
姉ちゃんにさ スイーツ作ってるから

明日 姉ちゃんが
スイーツ作ってくれますように。

自分で言えよ。
えっ? 兄弟げんかになっちゃうから。

かまどは いらんやろ?
かまど いるよ。

いらんやろ?
いる いる。


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