TOKYOディープ!「芝 百年の老舗が生き抜く街」 増上寺を中心に、江戸時代から“芝”と呼ばれる港区の… 生方ななえ


出典:『TOKYOディープ!「芝 百年の老舗が生き抜く街」』の番組情報(EPGから引用)


TOKYOディープ!「芝 百年の老舗が生き抜く街」[字]


江戸時代から“芝”と呼ばれる港区のエリアに潜入。そこには創業百年を超える錠前製造メーカー、コーヒー専門店など伝統守りつつ進化している老舗が!都心唯一の酒蔵も紹介


詳細情報

番組内容

増上寺を中心に、江戸時代から“芝”と呼ばれる港区のエリアに潜入。都心だがそこは創業百年を超える老舗が生き抜く街。創業約230年、更科そばの店は口伝のレシピを大切にしつつ現代的なメニューも開発。老舗・錠前製造メーカーは世界中で集めた錠前でセキュリティー研究。しかし安全過ぎて困っている。大正時代創業のコーヒー専門店でブレンド技のすごさを体感。都心で復活した造り酒蔵の仰天醸造法も紹介!老舗のすごさに迫る

出演者

【出演】生方ななえ,【語り】モト冬樹



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TOKYOディープ!「芝 百年の老舗が生き抜く街」
  1. 老舗
  2. お店
  3. コーヒー
  4. ビル
  5. 蕎麦
  6. 金子
  7. 自分
  8. 増上寺
  9. 歴史
  10. 感触


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今回は…

オフィスビルひしめく都心の街。

最近は外国人にも大人気。

観光エリアという顔もある。

でも もう一つ 芝は老舗の街でもある。

100年を超えるお店がいっぱい。

きれいですね。

驚きの歴史があった。

え~!

清酒を仕込んでいるのは
なんと ビルの一室。

うわ~ おいしい!

都心で生き抜く
老舗の秘密を探りま~す!

今回は東京都港区。

江戸時代から芝と呼ばれ
親しまれてきた地域に潜入。

増上寺を中心に
新橋 虎ノ門などを含めた

エリアを巡ります。

ななえさん まずは増上寺へ。

うわ~ 立派な門ですね。

東京タワーが見える! ドーンって。

これこれ これですよね。

こんにちは~。
こんにちは~。

ちょっとお話を伺ってもいいですか?
はい。

こちらは増上寺の僧侶…

今 門から入って境内に入ったんですけど
すごく広いですね。

そうですね。 まあ でも これでも
だいぶ小さくなっておりまして。

へ~ 知らなかったです。

江戸時代 徳川家康があつく信仰し
菩提寺とした増上寺。

将軍をお祭りする役目を担い
隆盛を極めました。

その格式の高さから かつては誰もが
参拝できる寺ではありませんでしたが

今は多くの参拝者が訪れています。

地元 芝で お蕎麦屋さんを営む

金子栄一さんに
増上寺への思いを聞きました。

やっぱり 自分たちの その
生まれ育った場所ですから

そこに ずっとあって
心としてですね お寺との通い…

ななえさん 笠原さんとは ここでお別れ。

金子さんのお店に
連れて行ってもらうことに。

(金子)これが
私のお店でございます。

創業は寛政3年。

およそ230年の歴史を持つ
老舗のお蕎麦屋さん。

早速 金子さん おすすめの
変わり蕎麦を頂くことに。

緑の蕎麦には青海苔

黄色の蕎麦には
山椒が練り込まれています。

早速 いただきます。
ぜひぜひ お食べ下さい。

じゃあ 青海苔…。

いただきます。

う~ん 海苔の香りが すごいしますね。

青海苔が うわ~っと。 今 新海苔ですから
うわ~っと出てくると思います。

おいし~い!

続いて 山椒のお蕎麦。

すぐ分かるでしょ これ。
口に含んだ途端 山椒がフワーって。

おいしくて楽しいですね。
ありがとうございます。

こちらは金子さんが考えたんですか?

いえいえ 私が考えられるぐらい
その 何ていうんですか

簡単なものではなくて…

およそ100種類ある 変わり蕎麦は
先人たちが編み出してきたもの。

でも 金子さんも蕎麦のカナッペや
揚げ出し蕎麦など

先人に負けない
新しいメニューを作り出しました。

時代に合わせて
いろいろ変えてるんですね。

う~ん そうですね。
僕は思ってるんですけども

変えなきゃいけないところ。

もう 半面は…

絶対に変えてはいけないものが 蕎麦つゆ。

昔からのレシピどおりに
作っているのかと思いきや

そうではありません。

実は 材料の醤油が
年々 減塩化されているため

昔の作り方では 同じ味にならないんです。

金子さんは
自分の舌を頼りにレシピを再構築。

昔からの変わらぬ味を作り出しています。

いや~ 老舗を守り続けるには
これだけの努力がいるんだね。

実は芝には 金子さんのお店のように

100年以上の歴史を誇る老舗が
結成した会があります。

それが芝百年会。

メンバーは およそ30軒。

江戸時代から続く
和菓子屋さんのような

和の老舗もあれば…。

明治の文明開化で生まれた

西洋カバンのお店のような

洋の老舗もあります。

どのお店もパイオニア精神を持ち

時代を生き抜く努力を重ね

100年を超える歴史を築いてきました。

顧問の森 明さんは
老舗の力を こう考えています。

起業家精神っていうか 今の

大きなIT産業の人たちと
同じような気持ちで

創業されたんじゃないかな
っていうふうに思いますね。

ひたむきに物作りに取り組んできた

洋の老舗があると聞いた ななえさん。

訪ねてみることに。

あ これですかね。 うわ~ レトロな建物!

いかにも歴史がありそう。

この一角 ちょっと雰囲気 違いますね。

こんにちは。 あ お邪魔します。

いろんなものがありますね。

鍵ですかね?

(堀)いらっしゃいませ。
あ こんにちは。

あの こちら 鍵とかドアノブが
ずら~って あるんですけど

何屋さんなんですか?

この会社は明治23年
堀さんの曽祖父が創業。

以来 官公庁や鉄道会社など

セキュリティーを重んじる場所で
使われる錠前を作ってきました。

(堀)一般的なもの。

棒ですね。

更に 鍵の軸を円柱にすることで
複製しづらくしています。

すごく徹底しているね~。

どこ行くんだろう?

堀さんが ぜひ見せたいものがあると
案内してくれました。

向かったのは2階。

失礼します。 お~!

こちらは錠前のコレクション。

父 英夫さんが研究のために
世界を回って集めました。

およそ300点が
展示されていますが

これでも
ほんの一部なんだって。

これは何ですか? この箱たちは?

からくり箱?

ちょっと こう 見て頂いて…

父 英夫さんがスペイン マドリードで
手に入れた からくり箱。

どうやって開けるんだろう。

ちょっと私は
金庫破りになったつもりで開けます。

これが でも 最終的に… 蓋だから。

でも ここだな。 ここが動くもん。

これをパカーンって開けるために
どっか近くですよね?

え~ ほぼ正解?

駄目 開かない。

え!

今どこ… ここでした?

丸い突起の一つを横に動かすと
このとおり。

鍵穴が姿を見せました。

ほ~ 開いた~!

うわ これ すごいからくり!
これ バネですよね?

(堀)そうです バネです。
硬い硬いバネです。

世界中から鍵を集め
徹底的にセキュリティーに こだわった父。

その精神は 今に受け継がれています。

こちらは 静脈認証などを取り入れた
最新の防犯システム。

その最も重要な部分を
この会社が開発しました。

通常の強度をはるかに上回る

どんな手口でも破られないような
徹底した作りの錠前。

でも一方で 4代目の堀さんは

ちょっと困っていることも あるんだって。

あまりにも
こだわりすぎちゃうっていうね。

まあ 弱点といえば弱点ですけどね。

自分でも あきれるほどのこだわり。

それが
老舗として続いている理由なんだね。

芝には優れた技を持つ
食品の老舗もあります。

ななえさんが次に訪ねたのは
ビルが立ち並ぶ一角。

ここですかね? こんにちは!

(畔柳)こんにちは。 いらっしゃいませ。
お邪魔します。

こちらは
焙煎したコーヒー豆をブレンドし

飲食店などに卸すコーヒー専門店。

神戸で
コーヒー店の支配人を務めていた

祖父 松太郎さんが
大正7年 この地に開業。

その時からコーヒーの味に
こだわり続けてきました。

種類と焙煎が異なる
コーヒー豆をブレンドし

自在に味を作り出す技が評判。

有名レストランなどの
オリジナルブレンドを手がけています。

ちょっとお見せできないんですけど

まあ ここに ボワッと
ちょっと書いてあるのが

各お店 喫茶店さんとかレストランさんの
レシピになってくるんですけど。

紙には 各お店の豆の種類と焙煎の程度。

ブレンドする比率などが
書かれています。

ななえさんも オリジナルのコーヒーを
作ってもらうことに。

酸味と苦味が あまり得意じゃないので
それは弱くして頂いて…。

なかなか難しいオーダーだね~。

そこで畔柳さんが まず選んだのは

ブラジルの中煎り。
苦味が少ないんだって。

そして コロンビアの深煎り。

これでコクが出るんです。

他にも
ななえさんの好みに合わせ

2種類の豆を加えました。

じゃあ いれますね~。

果たして ななえさんのオーダーどおりの
味になっているんでしょうか?

どうでしょう?
お~ 全然違う。 おいしい。

そうですね。
これは どうして?

そんなに酸味 全然強くないと思います。

確かに かなえてくれてる。

この技をプロの人だけでなく
広く一般の人に伝えていきたい。

そんな思いで畔柳さんが
12年前に新たに始めたのが

コーヒーのテイクアウト。

チェーン店が はやっている中で

こだわりの味を提供しようという
チャレンジです。

次に ななえさんが訪ねたのは
明治元年創業の洋の老舗。

新橋駅の近くにあります。

あ! こんにちは~。
(中澤)こんにちは。

こちらで合ってますかね?
ようこそ。

中澤さんですか?
はい。

ところで
こちらは何の老舗なんだろうね?

え? 牧場を新橋の近郊?

明治時代に 大ブームとなった牛乳。

作家 伊藤左千夫が
錦糸町で牧場を開いたり

芥川龍之介の父が
新宿で牧場経営をしたりと

当時 東京でも
多くの牧場があったんです。

これ見るだけでも
たくさんあるんですが これは…。

「牛乳」。
(中澤)そうですね。

で ここに 前頭筆頭で「芝烏森町5番地」

で 「中澤」と。

あ! ホントだ 書いてありますね。

その後 牧場は昭和4年に閉鎖。

工場を神奈川県に移しましたが
本社は この地に残し

今の時代に合った
取り組みを行っています。

その一つが こちら。

乳製品を使った
新たなメニューを研究開発し

それを
顧客のケーキ店やレストランに提案。

その情報拠点として
この地に とどまっています。

う~ん!

我々の創業の原点でもあるので

当時から ここで我々 牛乳を搾って
ここで販売していたので

新橋というのは 我々にとっても
非常に大事なアイデンティティーなので

この新橋の会社であるってことを
大事にやってきてます。

創業の地に こだわりながら
新たなチャレンジを続ける。

街への思い 強いんだね~。

洋の老舗が数多く残る芝ですが
もちろん 和の老舗も元気です。

ななえさんが訪ねたのは
増上寺から徒歩10分の

釣り具屋さん。

こんにちは~。
こんにちは お邪魔します。

そう ここは釣り具は釣り具でも

竹を使った和竿を作っている
工房なんです。

その歴史は236年。

昔ながらの和竿の魅力は

魚を釣り上げる時の
感触の面白さにあります。

あ~ いい調子ですね。
何か上手な人になった気分。 釣りが。

自分 私… 釣ってる人が?

え~! 面白い!
釣ってる人を化かすために…

調子に乗らせてくれるために?
そうです。

その感触を作り出すために

厚さ1ミリまで竹を削り込むのが
松本さんの技。

竿の感触を確かめに
自ら釣りに出かけることも。

思いどおりの竿になっているのか

作っては確かめを繰り返しながら
絶妙な感触を作り上げます。

いや~ 徹底してるね~。

最近 松本さんは 自分でも作りたいという
お客さんに向けて教室を開き

和竿の作り方を教えています。

入るところは入るまでやって

それで ここのところを
中芯を入れて 一応つないでみて。

200年以上続く伝統の技。

その最も大切な財産を
和竿を広めていくために

惜しげもなく伝えているんです。

自分で作った竿で魚にトライして
で 楽しみを倍増すると。

作る楽しみと 使う楽しみと
手入れをする楽しみと

それから感触を味わう楽しみと。

芝の夜も更けて。

かつて途絶えた伝統の老舗を

復活させた店があると聞いた
ななえさん。

訪ねたのは とある酒屋さん。

お邪魔します。

よろしくお願いします。
はい よろしくお願いします。

老舗のお店を再興させたという
お店があると聞いて

やって来たんですが こちらですよね?
(齊藤)そうです。

実は この地に江戸から明治にかけて
造り酒屋がありました。

あの西郷隆盛や勝 海舟も通った店でした。

しかし 明治末に廃業。

その造り酒屋を
子孫の齊藤さんが復活させました。

でも こんな都会の真ん中の
どこで お酒を造っているんだろう?

あ! お店なんですね こちらは。

はい。 どうぞ 紹介しますので。

なんと 酒蔵は目の前にありました。

こちら… ホントに東京の一角ですよね。

この4階建てのビルで
お酒を造っているんです。

(齊藤)寺澤さん!
(寺澤)はい!

お邪魔しま~す!
(寺澤)どうも いらっしゃいませ。

はじめまして。 生方です。
はじめまして。 よろしくお願い致します。

京都の大手酒造メーカー出身で
このビルの設備を 全て設計しました。

でも こんなビルの中で どうやって
酒を造っているのかな~?

ちょっと 頭の上 すいません。
こんなふうに…

あ~! すごい抜けてる!

(寺澤)これが構造の特徴になります。
便利!

酒造りの工程は
上のフロアから順に行われます。

最上階の4階で酒米を蒸し…。

パイプで3階へ。

3階では
米を広げて 熱を冷まします。

これを今度は2階へ。

2階には 仕込み用のタンクがあり

ここに先ほどの
米 そして麹 酵母 水を入れ

発酵させて清酒を造ります。

手招きするみたいに 香りを こう
引き寄せて頂いたら…。

あ~ いい香り! お酒の香りです。

あ! プスプスいってますよ。

(寺澤)今度 来週ぐらいに
またしぼる お酒ですね。

ビルの中で造られた 芝の地酒。

一体 どんな味なんだろうね。

じゃあ 乾杯!
どういう味か。

うわ おいしい!

酸味が すごい!

改めてなんですが ここ芝に

こういった酒屋を
復活させようと思ったのは

なぜなんですか?

(齊藤)それが まあ 地域の活性化
っていうのも目的の一つでした。

あと もう一つは…

伝統を守りながらも挑戦し続ける
この街の老舗。

ななえさん 芝 どうだった?

ビルが立ち並ぶ
オフィス街といったイメージが

すごく強くあったんですけども
江戸時代から続く和の老舗のものと

明治以降に誕生した洋の老舗のものが

とてもうまく共存していて
どちらも生かされていて

それが これから
ますます進化して

輝くんだろうなというふうに
そんなふうに感じる街でした。


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