SWITCHインタビュー 達人達(たち)「矢部太郎×峯田和伸」 シンパシーを感じ合う2人が赤裸々に語る。


出典:『SWITCHインタビュー 達人達(たち)「矢部太郎×峯田和伸」』の番組情報(EPGから引用)


SWITCHインタビュー 達人達(たち)「矢部太郎×峯田和伸」[字]


同じ年に生まれ、苦難を乗り越え明日に向かう2人。漫画でも注目される芸人・矢部太郎と、俳優でも注目される歌手・峯田和伸。シンパシーを感じ合う2人が赤裸々に語る。


詳細情報

番組内容

前半は思い出のライブハウスで、矢部が峯田にインタビュー。理屈抜きに聴く者の胸を熱くする峯田の歌はどこから生まれたのか。故郷の風土、友との交流、バンドの危機などを振り返り、最後は矢部へとっておきのプレゼントが。後半は峯田が矢部にインタビュー。「お笑い芸人として自信が持てない」という矢部の奥ゆかしい魅力に迫っていく。矢部は大ヒットした漫画「大家さんと僕」への思いを率直に語り、峯田も胸を熱くする。

出演者

【出演】芸人…矢部太郎,歌手…峯田和伸,【語り】吉田羊,六角精児



『SWITCHインタビュー 達人達(たち)「矢部太郎×峯田和伸」』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数BEST10)

SWITCHインタビュー 達人達(たち)「矢部太郎×峯田和伸」
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  2. 矢部
  3. 自分
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  6. 漫画
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  10. 感じ


『SWITCHインタビュー 達人達(たち)「矢部太郎×峯田和伸」』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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♬「輝き…」

♬~「事は無い」

♬~

出会いは20年前。
矢部は たびたび峯田のライブに通った。

峯田も 矢部の舞台に足を運んだ。

♬「傷赤く愛深く、」
♬「声高らかに歌い続けよう」

♬「傷赤く愛深く、」
♬「どうか僕等の未来を灯せ」

時は流れ
同い年の2人は41歳になった。

はい どうも カラテカです。
よろしくお願いします。

矢部太郎。

お笑いコンビ カラテカとして
1997年にデビュー。

矢部さんといいまして
身長が158センチで 体重が38キロで

安室奈美恵さんと
同じプロフィールなんですよね。

安室奈美恵です。
違えだろ お前。 違えだろ お前。

違いますね。
見た目がね 一緒なだけですからね。

見た目が違うんだよ お前!

そんな矢部が描いた漫画が
今 70万部超えの大ヒットを記録している。

「大家さんと僕」。

矢部が 自身の体験を基に描いた
エッセー漫画だ。

芸人の「僕」と

間借りした家の1階で暮らす
「大家さん」との

ほっこりな日常がつづられている。

お笑い芸人ながら
テレビで話すのが苦手という矢部。

ちょっぴり弱気なキャラクターで
独特な存在感を放つ。

そんな矢部が
ずっと心の支えにしてきたのが

歌手 峯田和伸。

朝のドラマにも出演。

ヒロインの叔父さんを演じ
「峯田って何者?」と話題に。

ありがとう! ビートルズ!

俳優としてのオファーも絶えず
連続ドラマの主演まで務める。

ロックだね~。

♬「パンクロックを聴いた」

♬「世界をまっちろけに染めて」

時に過激な表現で 自身の感情を
ストレートにさらけ出す峯田の歌は

聴く者の人生を変えるとまで言わしめる。

♬「ふたりの夢は空に消えてゆく」

♬~

♬「ふたりの夢は東京の空に消えてゆく」

憧れの峯田が
ラブコールに応えてくれたことに

恐縮しきりの矢部。

招かれたのは
渋谷にあるライブハウス。

峯田が
20年近く 演奏し続けている場所だ。

ああ!
こんにちは!

こんにちは。
おはようございます。

お久しぶりです。
お久しぶりです。

ごめんなさい こんな…
ごめんなさいってことはないか。

どうも どうも。
ああ どうも…。

うわ~ 久しぶりだ。
お久しぶり。

うれしいです ありがとうございます。
今日は どうも。 久しぶりですね。

いや~ 本当に
もう いつかも分かんないぐらい。

緊張は ピークのようで…。

(取材者)矢部さん リュックは…。
リュックはね そうですよね。

これ 私物ですか?
これ… あっ 私物です はい。

41歳になった男2人が
感情と衝動むき出しで 語ったこととは?

何でだよ!

僕は どこまでいっても
自信がないんで…。

たち悪い。

ただの酔っ払いの歌い方なんだけど
すごかったの。

♬「愛しちゃいたい。 愛しちゃいたい。」

♬「愛しちゃいたい。」

♬「ウー ベイビー」

♬~

ちょうど98年 確か
98年の12月ぐらいに初めて…

ああ そう!

何バンドか出て
僕らが1番目だったんですよ。

お客さんが うわ~っとなってる中に
いらっしゃった。

ああ そうです そうです。

本当にちょっとしか出てないですよ 僕は。

でも すごいインパクトあって
「うわっ あのテレビの人だ」と思って

ライブ終わって
新宿のコマ劇の前の所で

通りかかって 「あっ どうも」って
俺 話しかけに行って

「テレビで見てます」とか言って
それ 20年前ですよ ちょうど。

僕からしたら さっき出てた人が
話しかけてきてくれて

しゃべってると思って それで…

はい はい。

それが 当時…

そうでしたね 千葉のね。

そうですよね 「043」でしたね 確か。

だから 一回も かけれなくて 僕
その電話…。

…だったのかなと僕は思ってて
あのときは…?

22~23歳だもん。

峯田のバンド 銀杏BOYZ。

なかなかCDを出さないバンドと
いわれたこともある。

しかし ライブを開けば
チケットは即ソールドアウト。

♬「BABY BABY
BABY BABY」

♬「BABY」

♬「BABY BABY
BABY BABY」

♬「BABY」

♬~

どうもありがとう!

言い忘れてましたけど
ライブ 行ったんです。

あっ お聞きしました。
そう。

この間の。
ありがとうございます うれしいです。

でも そのとき思ったのが…

本当ですか?

僕も 最初 会ったときから
ずっと変わってないです。

テレビで 一方的に見てるときから
そうだな 変わってないんだよな。

だから 20年が… 20年たって
数字では 20年はたってるけど…。

そうそう そうそう…。
お酒 飲まないですもんね。

飲まないんです。
僕も飲まないから…。

いまだに苦手なんです
ワーッという所は。

だから 自分のツアーだとしても
打ち上げは まあ乾杯しますけどね。

でも あんま最後までいないで
ヒュッて帰りますね。     打ち上げも?

すぐ帰ります ラーメン食って帰りますね。
へえ~!

何でなんですかね?
アレルギーとかはないんですよ。

お酒 あっ 別に…。

飲もうと思えば たぶん。 でも弱いかな。
一口飲んだら もう真っ赤になるぐらい。

ヘえ~。
何で飲まれない?

僕も やっぱり そうですね
弱くて真っ赤になるし…

怖いですよね?
怖いです。

怖いですよね。
その解放するというのが…

自分じゃない自分って…
どういう自分が

お酒飲んだら 出ちゃいそうみたいな…。

何か… もしかしたら 誰も…

大学に進学するため上京した峯田は
本格的に音楽活動を始める。

高校の同級生 村井 守をはじめ

友人たちと結成したバンド…

音楽やりたいという。

大学いる間 何か 好きなことを
1回ぐらいやってみようかなみたいな。

駄目だったら もう…
たぶん4年で卒業したら

田舎 山形帰るっていう
親と約束してたから。       へえ~。

だから4年で いる間 何か…。
聴くのは好きだったから 音楽は。

ちょっと じゃあ
やってみっかなみたいな感じで。

始めたときから
もう すぐ楽しくなって?

そう。

誰もスコアなんて読めないし
音符も読めないから

結局 自分のオリジナルしかできなくて。

え~! すごい。
そう。

最初から曲は もう
峯田君が「作るぞ」っていう?

作れる人が俺しかいなくて。
あっ そうなんだ。

そう だから
「俺がやる」というよりかは

曲ないから
「じゃあ 誰作る?」ってなって

「じゃあ 僕 やってみるよ」って言って
それで。                      へえ~!

でも 俺 ギターで作ってて 家で。

で 俺ね 誰かに…
自分では いい曲だと思っても

自分が初めて作った曲だから

自分ではいいなと思っても

ほかの人が
どう思うかって分かんないから。

で 留守電だったのかな?

留守電に?
留守電に入れたの。 それ 覚えてる。

♬「真っ暗闇で独りぼっちで
震えてる僕がいた」

♬「ドアたたく音がして
気付いたら君が」

そしたら 「いい曲だね」って言ってくれて
自信ついたのは覚えてる。

それで
認めてもらえたっていうのもあるし

すごい大きかったんだよね。 それで何か

「あっ 俺 バンドできるかも」っていう。

村井くんが もし
何か違う反応だったりしたら

すごい変わってたかも
そうかも。
しれないですよね。

うん。
「俺 やっぱ向いていないかもな」とか。

村井くんも ばかでよかった 本当に。
ばかではないでしょ。

全然 音楽通じゃなくてよかった
本当に あの人は。

でも センスあるから やっぱ 村井くんも。

峯田たちを一躍有名にしたのが
過激すぎるライブ。

骨折や流血は日常茶飯事。

むき出しの感情が
聴く者の心をつかんだ。

激しさの中に見え隠れする
危ういまでの純粋さ。

その生きざまに 若者たちは共感した。

イエーイ!

はなっから 自分には その…
自分のバンドにはね

演奏技術があってとか…
ないっていうのは はっきりあって。

だから 違うところを
打ち出していくというので

やっぱり… 何だろうな?
スマートにできない分…

それをみんなが
聴いてくれてるっていうのは?

う~ん…。

ライブの前の日とか怖かったし。

何か… 何だろうな?

ステージ上でも やっぱり そういう…。

けがしたりもしたし ちょっと…。

傷痕 まだあるんですけど 切っちゃって。

全然 痛くなくて。 きれいに切れちゃうと
血 出ないんですね あれ。

マグロの刺身… 何か白身 見えてて

スタッフが「うわ~!」っつって
救急車で すぐそこの病院 行って

ホチキスで留めてもらって
帰ってきて アンコール歌いました。

え~!
間に合いました。

何とかね なるんですね。
何とかなりますね。

2003年 峯田は新たに
銀杏BOYZとして

音楽活動を始める。

峯田 安孫子
村井 チン中村の

4人が作り上げた
アルバムは

伝説の名盤と
語り継がれる。

しかし 人気が高まる中

銀杏BOYZのライブや
CDの発売は途絶え

彼らは表舞台から消えた。

アルバム制作のため
心身ともに追い詰められ

メンバーは次々とバンドを離れた。

そう あの時期はつらかった。

本当は1年に1枚だったり
2年に1枚だったり

アルバムとか
出せたらいいじゃないですか。

でも ちょっとこだわり…
何だろうな?

こうなってて
レコード会社の人に無理を言って

「ちょっと 好きなように
やらせてください」っつって。

それで そのとき
こもりきりだったの。

作品として…

レコーディングはしてたんですね?

うん。 練習して

「できた」「やっぱり駄目だ」「できた」

っていうのを ずっと繰り返して。

そう。 で 音も たぶん

チン君が
スタジオに一人でこもって

ノイズとかを何種類も作って
一日かけて。

そういうのを重ねたやつを
データにしてっていう作業とかも

ずっと延々やってたとか…。

それが だから何年?
4年ぐらい。

4年?
うん ずっと。

そう。 何かね…

まあ でも 言葉にすると えっとね 何か…

…っていう感じで
メンバー みんないたのかな。

でも レコーディング 終わったんですよ。
うんうん。

でも レコーディング…

そこまでして作品 作って…。
作ったのかな。 そう。

村井くんは残るかなと思ったら…

え~…。
「そっか…」。 そう。

でもね 俺は…

本当にね ある自分たちのね…。

だから どんな形態であれ

これを…

♬「I NEED YOU だぜ」

♬「I LOVE YOU べいべー」

♬「くっついたら離れないね
いつかグッバイまで」

いっぱいありますね。 いっぱいある。

例えば ちょっと
あれかもしれないですけど

30歳ぐらいのときに

山形 帰る機会あったの。
うんうん…。

そのときに 俺 コンビニで
買い物 行こうと思ったら

たまたま 同級生と会って
「そういえばさ」…

「セイちゃんと俺
これから飲みに行くんだけど

一緒に行かない?」って言われて。

俺 お酒 飲めないんだけど
2人は がんがん お酒飲んで

カラオケ行こうってなったの。
うん。

セイちゃんがね
もう30歳になってるんだけど

何げなくね こうやって ピピピッてね…

お~っ!
で 俺ね

カラオケで自分の歌って
歌ったことなかったんですよ。

友達と行ったりしても
「駄目 入れちゃ 駄目だよ」って

「絶対 駄目だよ」って言ってたの。
それは うん そうでしょうね。

周りが気を遣って 入れなかったの。

でも そんなの 知らねえから
田舎のやつらは。

そういう…
何かさ もうノリでさ 入れて

「歌って カンちゃん 歌え これ 歌え」
っつってさ。             うわ 嫌だ。

「うわ もう…」っつって
でも 歌ったのね。

そしたらさ
俺 歌ってるときに ぱって見たら

2人が 何か さっきまで
「うわ~!」ってなってたのに

こんなことになってんの。
アハハ…。

でも 何か…。 で そのあと
セイちゃんが 「よし!」っつって

「じゃあ 次 俺 歌うわ」っつって
何 歌ったんだっけな?

サザンだったかな~?

一応 本業 音楽じゃないですか。
そうね。

普通は もう歌えない。

「ちょっとしゃべろうか?」
でしょ?
みたいになっちゃうと思う。

でも セイちゃんは 何か「やったるぜ!」
みたいな感じで。         アハハ!

すごいな セイちゃん。
真っ赤になりながら サザンを歌ったの。

そのときに…

俺 今までの人生で見てきた
いろんなプロのライブよりも

何倍も感動して もう 何かね…

もう ただの酔っぱらいなんですよ。

それ見て 素人は強いと思って。

うまく歌うとかじゃなくて。

あのときの 本当に久しぶりに会った
セイちゃんの

何だろうな?
冬の山形の さびれたカラオケ屋の

しょうもない
何か たばこ臭い部屋の…

何かね 感動してしまって…

まさか ベストライブで
セイちゃんのカラオケが…。
ハハハッ!

いや でも すごい… ああ やっぱり
そうなんだと思いました 僕。

僕が すごい そういうとこ
すごい好きで やっぱり僕も。

そういう… 峯田君とか
銀杏 GOING STEADYも

ずっと そうだし 全力でやってて…

全力で それをやってるなと思ってて。

一人になった峯田が
初めて発表した曲…

♬~

峯田は…

雪深い小さな町で 音楽に囲まれて育った。

峯田君は もう出てきたとき

出てきたときっていうか
見たとき もう峯田君だったので。
はい。

親が 音楽 好きな親だったんですよね。
へえ~。

親が… お父さんが高校生のときに
お父さんもバンドやってたみたいで。

へえ~!
ビートルズ
ずっと家でかかってるみたいな。

そうそう そうそう…!
本当 そんな感じで。

だから 車で どこか移動するにしても
車の中とかね

絶対 ビートルズかかってて。
きょうだいで歌ったりとか。

峯田君の曲 やっぱり
こう あの…

ぐわ~っと ノイジーだったりするけど
やっぱ メロディーとかハーモニー

すごい…
「あっ 急に いいメロディー」みたいな

そういうので うわ~っと思うから。

子どものときから 何だろうな…

すごい 夜とか真っ暗で。

大雪の日とかに 夜 歩くんですよ。

一人で?
一人で 夜中の1時ぐらいに。

誰も歩いてなくて 車も通んない町で。

雪の上に雪が重なる音?
あるんですよ。

「カサッ…」みたいな?
「シン シン シン…」みたいな。

そのぐらい静か。
だから その経験は 何だろうな…

結局 何やっても
また降っちゃうっていう 雪のね…。

諸行無常じゃないけど。
うん うん。

そういう自分にとって
ビートルズだったり 音楽とか…

今でも そういう温かい感じで
残ってるんですよね。

「あの曲が」とか 「あのメロディーが」
っていうのもあるんですけど

何か ずっとあるんですよね。
へえ~。

「これがよかったな」みたいな曲は?

不思議な曲で…。

「彼女はお前のこと好きだって言ってるよ」
って ずっとサビで言ってるの。   え~!

だから
別に 「アイ・ラブ・ユー」じゃなくて

「僕は あなたのことが好きです」
じゃなくて

「あの子は お前のことを
何か好きだって言ってるんだけど

お前 どうするの?」みたいな
何か ちょっと…。        いや いい!

しょぼくれて 自分から いけないやつに

歌ってくれるように。
ああ~!

すごくシンプルで明るいんだけど
ビートルズの そういう ちょっとね…

ちょっと 本当ね…

これまで 60曲近くを発表した
銀杏BOYZ。

そのCDジャケットを飾るのは

うん? 女の子?

♬~

4万枚!
はい 1日 ちゃんと1時間

絶対 インターネットを ちゃんと活用して
いろんなサイトだったり…。

どういう人の画像なんですか?
そういうのって。

それは…

ピンときたやつ?
ちょっと広すぎて分かんないんですけど。

有名な人もいれば…。
はい グラビアの人もいれば…。

素人の投稿とか そういうのも
あるんですよ。         ああ~ はい。

それ 回って…

大体 自分が保存… 「きた!」っつって…

そのぐらいですよ。
でも それをためて ためて ためたら

4万枚ですよ。
ハハハッ…!

はい。 それを 「この情報化社会…
情報が俺を苦しめている。

うわ~ もう!」っていうときは
心を空っぽにして

フ~ッとやって 深呼吸して
これをこうやって

「今日は…」だと
メロディーが降ってくるんです。

俺 そこら辺のこと 今日 一番
聞きたかったんですけど。

だから さっきは…

お尻の画像から降ってくる…。

だって普通にやってたら
メロディーなんて

降ってこないじゃないですか。
まあまあ そうですけど。

はい 邪念だらけですよ。

ジュワ~っていうものは やっぱり…。

この辺で すみません。

後半は…。

舞台をスイッチ。

芸人 矢部太郎。
お笑いコンビ カラテカとして

相方の入江慎也と
舞台に立っている。

おっぱい。
やらしいな お前!

矢部さんね やっぱね 体が細いからね
特技があるんですよね?

あるんです。 私ね

輪ゴムをくぐるっていう特技が
ありまして ちょっといいですか?

ああ いいですね。 じゃあ皆さん
くぐったら大きな拍手していただいてね。

やっぱり 特技 1個でも
あるといいですからね。

あっ 痛い!
切れてんじゃねえか お前!

お笑い芸人である矢部が描いた漫画
「大家さんと僕」。

初めて描いた漫画ながら
70万部を超えるベストセラーに。

矢部は この漫画で 芸人として初めて…

年末には 各所で
今年を代表する人にも選ばれ

一躍 時の人になっている。

そんな矢部を
昔から見てきたという峯田は…。

いきなり いた!
おはようございます。

おはようございます。
よろしくお願いします。   お願いします。

峯田が訪ねたのは
矢部が所属する芸能事務所のオフィス。

学校… 学校なんです。

古い小学校を再利用している。

部屋がいっぱいあるから
やっぱり 学校だから。

ねえ 迷いますね。
そうなんです。

対談の場所は 矢部が
ネタ合わせや稽古でも使うという部屋。

カメラがあるから ここだ。
お邪魔します。

インタビュアー峯田が
一番聞きたいという話から。

ああ~ 考えてます?

ちょっとは。
へえ~。

考えますよね?

考えますけど もう僕は…。
えっ 諦めました? もう。

えっ どういうことですか?

結婚することは
オリンピックに出るぐらいな その…。

そんなに高いの? その…。

はい。 結構
トレーニングしないとなっていう。

いやいや いやいや…!
絶対 結婚したい…

そういうこと よく言われるんですけど。

「周りで言ってたよ」とかね。
そう… そうなんですよ。

直接 連れて来いって話だよね。
そうなんですよ。

これの出版記念とか
あったんじゃないですか?

ああ そう。 あります あります。
握手会みたいの。

ありました ありました はい。
そのときに 「うわっ かわいい!」とか

あと 電話番号とか ヒュッとか

「これよかったら」みたいな人
いませんでしたか?

やっぱり 女性が多くて
読んでくださってる方。

ほら すごいじゃないですか それは。
いらっしゃって プレゼントとか…。

もう いけって話じゃないですか。
はい。

「これ どうぞ」みたいなの
あるんですけど

「これ 大家さんに
食べていただきたくて」。

「これ 大家さんに飲んでいただきたい
お茶なんですけど」みたいな。

この漫画 読んでる人は。

でも ファンは 僕は無理ですよ
やっぱり。

何で? その辺 聞きたいです。

何でだよ! そうでしょう やっぱり。

でも ファンでもいいんじゃないんですか
もう この際。

だって もう そんな… ねえ?

だって好きでいてくれるっていうのは
すごいことじゃないですか。

でも やっぱり 僕は
どこまでいっても自信がないんで…

追いかけたいんですか?
ああ そう 追いかけたいんです。

いまだに?
「いまだに」…。

東京 東村山市で生まれ育った 矢部太郎。

こちらは小学生のころ
家族や身の回りのニュースを書いた

「たろうしんぶん」。

子どものころから
独自のユーモア感覚を持っていた。

高校では 後にコンビを組む
入江慎也と出会う。

「精神状態」…。

入江君とかとも仲よくなれたし…。

「そういうこと やってみたいな」みたいな。

中学までは 全然 もう考えられないです
そういうことするのは。

全然 そんな友達もいないし

人前でやろうって言ってくれる友達も
いなかったし

やろうって思う気持ちにも
ならないような。

あっ それは もう 本当に。
へえ~。

でも やっぱり そういう入り方だから

ちょっと 何か
違うんじゃないかなみたいな気持ちは

ずっと持ってます やっぱり今も。

1997年 大学に在学中
カラテカとしてデビュー。

もがき続ける日々。

笑いが分からなくなっていった。

「次の日も… 全然喋れない…」。

「この仕事 向いてないなあ…」。

矢部いわく トホホな芸人。

例えば 入江君がね 「矢部 お前
ちょっと 今日は何だよ」みたいな。

「もっと お前 こうしなよ」とか

「こうきたら こうだろう」
みたいなのって

やり取りとかもあるんですか?
あっ すごいありますね やっぱり。

2人が すごい言ってくれて
「頑張ります」って…

…みたいな感じで言われたんで
何か 紙に…。

ファミレスのナプキンみたいなとこに
書いたんですか?

そうなんです はい。
「頑張ります 矢部太郎」って書いて。

その2人が 持って帰ったんです。

でも まあ すごい 本当に
頑張らなきゃなと思ったし それで。

勝手な推測なんですけど。
うん。

矢部君のほうから
「もう 俺 やりたくない」とか

「辞める」とか言うとしたら

どっちかっつったら
矢部君なのかなって感じ…。
言いそう。

そんなネガティブな感じで。

「もう無理! 入江君」とか言いそう。
ああ~。

やっぱり 入江君に誘われたから。

だから いつも そう言うんですけど

入江君に「解散しよう」と言われたら。
うん。

そうなんです。 しぶといんですよ 僕。
そうなんです。

そんな矢部に今年 転機が訪れる。

漫画が70万部を超える
ベストセラーになったのだ。

「トホホな芸人」は一躍
時の人となり

「漫画の神様」の名前が付いた賞まで
受賞した。

本日は ありがとうございました。

登場するのは矢部と

矢部が間借りする家の
大家さん。

日々の出来事を
繊細な視線ですくい取り

そこから絶妙なユーモアと
ペーソスが生まれる。

これ…。
はい。

連載を読んだりして。
え~! 連載を読んでくれてるって

相当すごいですよ。 そんな…。
何か…

あっ そうですね。

全部そうじゃないですか。

そうです。 はい。
これは最初から決めてたんですか?

これは 最初は4コマでとか
いろんなのがあったんですけど

編集の人に「矢部さんは」…

あと…

目は すごいちっちゃい…
これは言われたんです。

その「8コマ」って言われた
同じ編集者の人に

「目はもっと大きく描いてください」って

言われたんです
一番最初。

でも 僕は…

だから もう
ちっちゃいままにしたんです。

そこは 僕…

エピソードは
何かメモったりはしてたんですか?

してないです。

そうです。
へえ~。

当時のことを すごい…
当時のことっていうか…。

本当 かわいらしい方ですよね。
そうなんですよ。 チャーミングだし。

好きなタイプはマッカーサーで。
「マッカーサー元帥が」って言って。

最高ですよね。
最高です。

憧れてたらしいですね。
そう見えたんでしょうね 17歳のころ…。

「遠くへ連れてってくれそうな」
っていうね。

それでもう
すごい本当に…。

あと 「そのあと
マッカーサーさんのあとに来た方は

何か ちょっと
私は好きじゃなかった」みたいな

ユーモアもあって
すごいすてきに語ってくれて。

本当に すごい記憶力なんですよ。
はあ~。

仕事の合間を縫って
漫画を描いている矢部。

下書きから清書まで
愛用のタブレットで描き上げる。

やっぱ 失敗しても直せるから すごい…
これじゃないと描けないですね。

(ほんこん)ああ そう?
はい。

え~ そうなんですか?
そうや。

いやいや 口答えするなよ。

てめえ この野郎!
おい この野郎 表 出ろ この野郎!

漫画にも登場する先輩
ほんこん。

矢部を昔から
気にかけてきた。

芯の強いっちゅうか 我が強いから。
頑固やもん。

だから あの…
謙虚なとこは すごい謙虚やけど

謙虚なのか頑固なのかは
ちょっと分からへんけども。

でも あとは もう…

そやろ?
そうですね。

例えば…

アハハ… 「自営業」?
「自営業」です。

へえ~。
はい。 何て書くんですか? 峯田君は。

アハハ! 「歌手」! 格好いい 「歌手」。

「漫画家」とは書けますか?

いや~ 書けないですよ やっぱり。
それは やっぱり

芸人が描いてるから
読んでもらえたっていうところも

まだ 僕の中にあるから
そこは言えないかもしれないですね。

自分のことで言うと。 お芝居は…。

まず これが真ん中にあって 何か…

でも… 俺で言うと
お芝居が手抜きということでもなくて

こっちもこっちで ちゃんと
気持ちを込めてやってるんですけど

何となく でも 胸張って
「漫画 これからも描いていきます」って

言えないという感じというか。
そうそう… そうですね。

でも やってみたいとは
すごい思ってますし。

峯田君は どうなんですか?
僕は ちょっと変な言い方ですけど

格好つけた言い方になるかも
しれないですけど…

へえ~!

スイッチは結構近いかもしれない。

あんまりその… 別の部屋っていうか
別の部屋ではない気がして。
はい。

頭の中の「音楽」「お芝居」っていうのが。

やっぱり… 例えば 音楽やめて もう

お芝居だけ これからやっていきます
ってなったら

たぶん いい感じになれないと思います。

音楽があるから
できてる気がするんですよね。

う~ん…。
うん。 何か…。

音楽っていう 確かな…

僕も やっぱりそうで…

だから ずっとやってたいな…
おじいちゃんになっても

吉本だったら劇場 出れるから はい。
すごい憧れますね。

この漫画は
矢部の人生に新たな道を示してくれた。

矢部にとって かけがえのない存在である
大家さん。

♬~

今年の8月 矢部は
その最愛の大家さんを見送った。

僕 いちファンとしてね。
はい。

大家さん
亡くなったとかありましたけど…

それで やっぱり
漫画がどうっていうよりは…

もう… うん そうなんですよね。

それが… だから…

でも そうなんですよね。 だから…。

そう… そうなんですよ! はい。

あと 何か描いてることが
何か… う~ん。

「何で描いているんだろう?」
じゃなくて

「あれ? 何で描くんだろう?」って
思ったんですよね。             うん。

うん。 だから 例えば…。

また 新しいのできたら。
いや そうなんですよね。

すごい 僕も あの こう…。

か か か か か…。

え~っと ちょっと やっぱり…。

どうしたらいいのか分からないところが
すごい…。

今 本当に 本当に分からないです。
どうしたらいいのか。             うん。

だから
何をしたらいいのか分からなくて。

それは きついことかもしれないけれど
それを描くのは。

このあとの大家さん ねえ?
亡くなったってことも含めて

今年のこととかもね

弔いじゃないですけど

もしかしたら それをやることで
何か矢部君の中でも

また新しく 何かね
生まれる気もするし。

つらいかもしれないけど。

そうなんですよね やっぱね。
そうか 描かないとなあ。

そう そうなんですよね うん。

でも それは 周りがね
言うことじゃないな。

それは もう矢部君が 何か…。

だなあ。
そう そうなんですよね。

やっぱりね 気持ち すごい変わるし。

今 思ってたことを 1年後 もう
思ってないだろうし 忘れてるだろうし。

そう思ってます 僕は。

だから
今 描かないとなと思ってるんですよね。

それは 何なのか分かんないんですけども
はい。

俺も メンバーが辞めたとき…
死んでないけど あいつらは。

メンバーが辞めたときは きつかった。

けど 何かなあ。
でも その気持ちとか

多少 罪悪の気持ちもあったので
何か そういうのも ねっ?

僕は 何か…。

自分のこともそうだけど…

聞いてくれる人?
うん。 待っててくれた人。

何かね 自分を待っててくれる人のことが
ずっとあって

それを やっぱ 言葉にして 歌にして。

「ああ 苦しいな」っていう気持ちも
あるけど

「ああ 苦しいな」っていう言葉は
歌詞にしたくなくて。

で 「僕を待っている あの人のことを
思っています」っていう言葉を書きたくて。

何か それを うん…。

何かでね 「終わり!」って どこかで

そこを終わらせないと 自分が
やっぱり どうにもならないんですよね。

眠れないし もう。
で 何かね そこは

やっぱり 何だろうな?
着替えて… 着替えるっていうか

「着替える」って表現なのかな?
新しい洋服に着替えて出かける。

新しいスニーカー履いて
ドア開けて。

それって 自分が そうやっていかないと
何か 自分が もう本当に

後ろ向きばっかになってしまいそうでさ
それが つらいんですよね。

どうやらね。
そうなんですよね。

このまま たぶん
本当に何もしないままだと

このまんま 俺 50 60になるの
目に見えて分かるから

このまんまでいっちゃうの…。

どっかで 何か やっぱり
フン! って ふんばらないと。

♬~(ギター)

♬「ウー ベイビー」

♬~

♬「ウー ベイビー」

♬~

♬「ベイビー」

どうもありがとうございます。
(拍手)

ああ~ すごい… ありがとうございます。
ありがとうございます。

♬~


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