ろんぶ~ん 「感動」の論文。感動のメカニズム&ネット中継で拍手伝えるマシン? ベッキー、高橋征資、戸梶亜紀彦、田村淳…


出典:『ろんぶ~ん 「感動」の論文。感動のメカニズム&ネット中継で拍手伝えるマシン?』の番組情報(EPGから引用)


ろんぶ~ん 「感動」の論文。感動のメカニズム&ネット中継で拍手伝えるマシン?[字]


難しくて、とっつきにくい「論文」。しかし丁寧に読み解けば、そこには知的好奇心を刺激する「知の結晶」が輝いている。“ロンブー”淳と一緒に、論文の深き世界を味わう。


詳細情報

番組内容

テーマは「感動」。2018年もあとわずか。ピョンチャン五輪での日本人選手の活躍、サッカーW杯など今年もさまざまな感動の名場面があった。今回紹介する論文は、われわれはいったいどうすれば感動するのか、そのメカニズムを解き明かした「心理学」の論文。そして感動を伝える手段として「拍手」に注目、ネット中継を通じて遠く離れた場所に感動の拍手を届ける「拍手マシン」を開発した「ロボット工学」の論文。その内容とは?

出演者

【ゲスト】ベッキー,【出演】ロボット開発会社経営…高橋征資,東洋大学教授…戸梶亜紀彦,【司会】田村淳,中山果奈,【リポーター】笑い飯…哲夫




『ろんぶ~ん 「感動」の論文。感動のメカニズム&ネット中継で拍手伝えるマシン?』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数BEST10)

ろんぶ~ん 「感動」の論文。感動のメカニズム&ネット中継で拍手伝えるマシン?
  1. 感動
  2. 拍手
  3. 論文
  4. 高橋
  5. ベッキー
  6. マシン
  7. 拍手マシン
  8. 研究
  9. ヒーロー
  10. 戸梶


『ろんぶ~ん 「感動」の論文。感動のメカニズム&ネット中継で拍手伝えるマシン?』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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はい。
今日のテーマは…

今年あった こちらの4つの出来事に
共通するものなんですが。

ん? スポーツですよね。

なるほど!

(笑い声)

細かい!
逆に絞り過ぎた?

みんなが感じた あの…。
感動か。

おお~ 来ました!
ああ。

「感動」に関する論文?
はい!

研究者たちが情熱を燃やし

人生をかけて生み出した
知の結晶である。

しかし 論文は あくまでも自分の論。

もしかしたら 間違っているかもしれない。

後に あっさり覆されるかもしれない。

それでも人々は
真理に近づこうと論文を書き続けてきた。

その論文を
今宵 一緒にかみしめようではないか。

本日のテーマは 「感動」。
その論文を調べてみると…。

音楽を聴いて感動した際
鳥肌が立つ感覚と

涙が出る感覚の
違いを

明らかに
しようとした論文。

感動を与えてくれる名言を
詳細に分析。

気分に合わせた名言を
自動で作成する

コンピュータ・ソフトを考え出した
論文などなど。

感動を作り出すの?

その中で 今回 紹介するのは…。

感動を伝える手段として 「拍手」に注目。

遠く離れた場所から拍手を届けるための

「拍手マシン」を考案した
ロボット工学の論文。

そして 人は どうやって感動するのか?
そのメカニズムを解明するため

延べ3, 000人もの感動体験を分析した
心理学の論文である。

感動を
解き明かしていくんですね。

説明できるんですかね?
感動ってね。

何かあるんだよね そこには。

では 本日 最初の論文にまいりましょう。
こちらです。

(ベッキー)ほう。
全然 角度が違うな…。

うん 思ったのと違った。

論文の著者に
ご登場頂きましょう。

ロボットを開発する会社を経営している
高橋征資さんです。

よろしくお願いします。
(一同)よろしくお願いします。

はい。
(2人)へえ~。

5年前 ロボット開発会社を設立した。

3年前に発売された
コミュニケーションロボット

「ペッパー」の開発にも携わった
気鋭のロボットクリエイターだ。

その高橋が 大学院時代に没頭した
研究テーマ。 それが…。

感動を表現する手段 拍手。

この拍手を遠く離れた場所に
届けられないかと 高橋は考えた。

そこで開発したのが 拍手マシン。

一体 どんなものなのか?

感動… でも感動したら手をたたくから

それをロボットで表現できないか
ってことですよね?
(高橋)そうですね。

感動をいかに伝えるかと。
(ベッキー)へえ~ 面白い。

さっ ここからは
僕がプレゼンさせて頂きま~す。

よろしくお願いしま~す。
(一同)よろしくお願いします。

こちらがですね
高橋さんの書かれた論文です~。

どうぞ。
頂戴しま~す。

へえ~。 あっ 何か ロボットの
デザインが描いてある。

何だろう…。

高橋さんの論文は
つまりは こういうことなんです~。

「ネット中継で“感動の拍手"を送る
マシンの開発」ということなんですよね。

はい。 VTRをご覧下さい。

こちら
淳さんのバンドのライブ映像です。

これをインターネットで
中継するとします。

中継を見ている人は
メッセージを打ち込むことができます。

(ベッキー)はいはいはい。 「ハデル」…。

haderuっていう名前なんですよね?
そう haderuって名前でやってますから。

数字の8が出てきました。
これが今のネット中継の拍手の表現。

パチパチパチパチ~という
拍手の音を表してるんですね。

でも この数字の8では
拍手の代わりにならないと

高橋さんは考えました。
なぜだか分かりますか?

うん…。

すぐ出ちゃいましたね。
いや すぐ出てくるよ これは。

ごめんなさい!
いやいや いいのよ。

まあ でも 音出ないし…

見えないからだ!
そういうことです。

画面を見なければ
当事者に伝わらないということですよね。

そこで 高橋さんが考えはったのが
拍手マシンだったんです。

そういうことか。
あ~ なるほど。

今回
こちらに持ってきて頂いておりま~す。

せ~の!
うわ~!

キャ~! 怖っ!

いや すごい…。
ハハハハ…。

すごい…

あっ でも…。
似てるのかな?

音はしてるね。

(2人)うん。

素材とかなのかな?
質感も大事ですよね。

えっ? 触っていいですか?
触って頂いていいですよ。

うわ~! 全然思ったのと違う!
うわ! ムニュムニュ… うわわわ。

ムニュムニュしてる。
うわっ ペタペタしてる…。

(2人)うわ~!

ちょっと~! 駄目 駄目~ それ!
びっくりした~。

そっか だから これぐらい やっぱり…

そうなんです。

拍手マシンで
どうやって感動を届けるのか?

まずライブなどの会場に
拍手マシンを設置。

ネット中継の視聴者はパソコンで
拍手ボタンをクリック。

すると 拍手マシンが作動
感動を伝える仕組みだ。

これは どっか遠くの誰かが
ボタンを押すことによって

発動する拍手だから ライブって
目の前の人に向けてやるもんだけど…

そうです。 やってる人が…

やっぱ こう 物があって動いていると。

より感じやすくするために
ってことですよね。
(高橋)はい。

先ほど おっしゃいましたけれども
人間が拍手してる音に近いですよね。

でも 高橋さんね この音色ね

最初は どうやったら出せるのか
っていうのが分からなかったそうです。

…でですね 最初に高橋さんが考えたのが
こちらです~。

こんなものを作らはったそうです。

鉛の骨に しかも ここですね
指の関節までつけて。

(ベッキー)すっご~い。
いや すごいわ。

そのVTRが こちらです。

やだ~!
わあ~ 怖い怖い 怖い怖い!

(ベッキー)ちょっと…。

ああ~ 確かに…。

音はね
そんなに悪くはなかったんですが

何か いろいろね
故障があったそうなんですよ。

そこで 素材をアルミに変えたり
関節を減らしたり

何度も改良をして完成したのが
こちらの拍手マシンなんだそうです。

更に 高橋さんは…

その結果…

それが こちらで~す。

まず 低い音より高い音がいい。

大きな音でないと 感動は伝わらない。
なるほど。

感動は 拍手の長さに比例する。

あと もう一つ 重要な要素があります。

それが こちらです。 速度が遅いと

“退屈の拍手"に聞こえてしまう。
(2人)ああ~!

…ということなんですよね。
こういう感じ 「はいはい」みたいな。

退屈の拍手と 熱狂の拍手。

その差について調べた先行研究がある。

熱狂の拍手は1秒間に3.09回。

退屈の拍手は1.63回と

その回数に
2倍近い差があることが判明した。

1秒間に1.63だったら どの…。

ああ でも こんぐらいか。
(高橋)そんぐらいですね。

あ~ でも そうだ。 ライブのあととかも

何か感動すると
もう うわ~って 速いかも。

この感動の拍手を再現できるように
作り上げた拍手マシンなんですが

いよいよ 高橋さんは…

その実験の様子が こちらです。

よしもとのお笑いライブで
若手芸人が一発ギャグを

ネット中継で披露すると
この拍手マシンが動き出すというもの。

へえ~。
でも それは視聴者人数が

え~っと まあ 100人ぐらいいたとして…

1人の人とか…

遅いんだ その拍手が。 さっきの…

たくさんの人が ガ~ッと一気に来ると
バババババ~ッです。

へえ~。
…でですね この結果

やっぱり拍手マシンが 大きくバ~ッと
こう 拍手した時には

芸人さんも 「あっ みんなが
見てくれてるなあ」っていうふうに

ウケを実感して 逆にポ~ンポンやったら
「あっ スベッてるなあ」っていうのを

実感したそうです。
へえ~ 感じるんだ ちゃんと やっぱり。

だから やっぱり…

遠隔の視聴者の存在感が 何というか
このマシンに乗り移ったというか

憑依してきたような感覚。
僕が動かしてたわけじゃないので

お客さんが ちゃんと感動して
動かしてるんだなっていうのを

実感できましたね。

ただね…

こちらです。

視聴者さんから拍手マシンに伝わるのに
3秒間のタイムラグが発生してしまうと。

(ベッキー)駄目でしょ。

嫌ですよ。 もう いっぺん
ド~ンと笑かしてんのに

次のフリやってる時に
拍手来るっていうのはね

とんでもないタイミングです。
でも コメント打つのも やっぱ

生配信って タイムラグが どうしてもね
生まれますもんね。

どちらかというと やっぱり…

あっ そっちか。

映像の方が重いから。
(高橋)そうなんです。

そういう課題もね 見つかった
ということなんですけれども

この論文は 高橋さんが
大学院時代に書いた論文なんです。

そこで…

こちら 稲見昌彦教授です。

教授によりますと 「世の中の
見方を変えるのが研究者の役割」。

ということで 「高橋くんの論文は

新しい視点を提示している」。

高く評価していらっしゃいます。

「ただ ちょっと分析が甘いのが残念。

今後に期待している」ということで

100点満点中では65点ということでした。

65点か~。
65点…。

この低いとも高いとも言えない
微妙な数字をね 与えられましたけど。

でも 「今後に期待している」だから
教授も…

まさに。

高橋は
今も拍手マシンの研究を続けている。

これが最新版の拍手マシンです。

今年 ついに商品化に乗り出した。

最新型には おしゃべり機能を追加。

店の呼び込みや
パーティーの盛り上げなど

実用性に特化した。

実は このロボットは
スマホで操作ができるんですよ。

こう 好きな時に…。

ええ~!
拍手をしたりとか。   すげえ!

形はね 人間の手よりも
おもちゃの手になってますけども。

やっぱ
このやわらかさとか くぼませ方…。

あっ ほんとだ くぼんでんだ。
実は ちょっと はい。

ペラペラだと鳴らないんです。
(ベッキー)なるほど。

へえ~。
(ベッキー)かわいい~。

(高橋)ちなみに こちらの…

た~かい~!

これ遠慮なしに言わしてもらうけど
高い! 38万!

でも 誰が買ってるんですか?
やっぱり業務用が多いですね。

やっぱり そうなんだ。
お店さんとか ゲームセンターとか。

高橋さん 何で そんな拍手に
引かれていったんですか?

そうですね…

ただ…

拍手で
盛り上げていきたいなと思ってます。

よ~う!

あっ こっちもやった!
すご~い! すごい!

では 論文の著者に
ご登場頂きましょう。

東洋大学社会学部 社会心理学科教授の
戸梶亜紀彦さんです。

よろしくお願いします。
(一同)よろしくお願いします。

専門は心理学。

戸梶が 20年以上にわたって
研究を続けてきたのが

感動とは何か。

我々は日々
さまざまな感動を体験している。

(実況)「4回転サルコウ
きれいに決まりました!」。

ひたむきな姿に
胸が熱くなる感動。

切ない映画に
心打たれる感動。

あ~ おとうさん!
おとうさん 何かあったのかな?

戸梶は この論文で
人は どのように感動するのか

そのメカニズムを解き明かそうとした。

だから そこの違いも…。
そうだよね。

この論文は 感動とは何か

人は どうすれば感動するのかを
研究したものなんですが

戸梶先生が この研究を始められたのには
きっかけがありました。

うつの人とかですね
そういう人を改善するとかって

そういう試みの方が
多かったんですけれども

そういう中で ネガティブな感情よりも…

そっか…。
すご~い。

戸梶が「感動」の研究を
思い立ったのは20年前。

戸梶は
まず国内外の先行研究を探してみた。

しかし 当時
「感動」について書かれた論文は

ほとんど見つからなかった。

最初に論文を探した時にですね…

アメリカ人に聞いた時に 「be moved」

…っていう言い方をするんだということは
分かったんですが

名詞の表現がなくて 結局…

ないんですか!

へえ~。
へえ~。

先生は
まずアンケートをとらはりました。

あがってきたのが
こういう結果だったんです。

「とても強い愛情・友情・思いやり」。

「愛する人との死別・離別」。
あっ これは あれかな

…っていう感じがしますが。
(ベッキー)うん 全部 大体ね。

あれもあれかなっていう。
(笑い声)

「苦難を乗り越えて つかんだ勝利」。
(ベッキー)あれだな~。

「生き別れた者との再会」。
(ベッキー)ああ~ あれか!

あ~。       (ベッキー)サルがいるから。
ほんとだ。

映画 テレビ当てクイズではないんですが。
(笑い声)

そこで先生は あることに気付きます。

つまり 感動には
さまざまな感情が含まれる。

更に…

それが こちらです。

喜び 悲しみ

尊敬 驚き。

(ベッキー)あっ。
尊敬か…。

スポーツとか そうかもな。

中でも 断トツに多いのが
この喜びというのと 悲しみ。

これを含んだ感動というのが
多いというのが分かったそうです。

へえ~。
そうだよね。

そっちが強くなってるということで

先生が 次に研究を始められたのが
こちらです。

なるほど。
ということなんですね。

戸梶は 更にアンケート調査を行い
悲しい映画を見た時に

なぜ悲しいではなく
感動になるのかを分析した。

悲しい映画では 多くの場合
主人公の死を含んだ つらい別れがある。

これが感動になるためには
ある条件が必要なことを

戸梶は見つけ出した。

アンケートを分析したところ
こういう結果が出ました。

ホニャララではなく
ホニャララである。

さて こちらのホニャララには
何が入るでしょうか?

そうですね。
あっ…。

え~っと もうちょっと…

(笑い声)

間違い例を募集いたしま~す。
ムズいな~。

間違い例を募集しま~す。
間違い例 募集されちゃったよ。

はい 正解はね こちらなんです。

淳さん すごい!
申し訳ない。

でも…

先生 これは。
おっしゃられたとおりですね…

それを第三者として見ているので
全体が見えて

そこの悲しいとこだけじゃなくて
全体が見えるので

それで感動するっていうふうな
形になりますね。

そっか そっか。

続いて戸梶は 感動を与える
ヒーローとヒロインについて

掘り下げることにした。

男性と女性に
それぞれアンケートを行い

男性が抱く
ヒーローとヒロインのイメージ

女性が抱くヒーローとヒロインの
イメージをまとめた。

いろいろ出てますが 全てにおいて
共通してるなあって

パッと目につくのは
この外見の良さってとこですね。

そうなんだ…。

そうなんです。
でも これは…

そうですよね。
もっと細かく見ていくと

いろいろ
面白い点があるんですけれども

男性がヒロインに求めて
女性がヒーローに求める共通項として

自己犠牲っていうのがあるんですね。
うわっ!

面白いね。

多分 最大の愛情なんじゃないですかね。
自己犠牲…。

やっぱり…

そうね。
そういうものを願っているっていうこと。

こういうことを使うと…

人が感動する条件や要因について
分析を続けてきた戸梶。

長年の研究の末 感動の正体について
一つの答えを導き出した。

こちらで~す。
感動とは 緊張の緩和であると。

(ベッキー)ああ~ そうなんだ。

これ どういうことか
ちょっとメカニズムを説明いたします。

こんな感じになってるそうですね。

ちょっと難しいですよね。
「ヒーロー願望の活性化」と

「高関与状態」…?

その2つが…。
簡単な具体例を挙げて説明いたします。

漫才の頂上決戦
M-1グランプリというので

第2回大会で
無名ながら最終決戦に進出を果たした

伝説のコンビっていうのがいました。

こちらの…

(ベッキー)あれあれあれ?
ご自身のことですね。

はい。
でもね この笑い飯というコンビは

優勝候補と言われ続けながらも
なかなか優勝できませんでした。

M-1の最後の大会の第10回大会。

もう最後だという
エピソードが加わることによって

ほかよりも笑い飯に興味が湧いてきます。

それを高関与状態というわけです。
(ベッキー)はあ~。

この高関与状態になることで
笑い飯をヒーロー視するようになり…。

恥ずかしくないの?
いや 僕は
ただ別人の体でやってますので。

自分じゃないよというので
やってますんで。             なるほど。

すると 見てる人はですね 自分も
ヒーロー・ヒロインになりたいという

潜在的な願望が
活性化してくるんです。

で 笑い飯に どんどん どんどん
感情移入していく。

そうか 「頑張れ 頑張れ
おれたちの思いを背負ってやってくれ」

みたいなところになっていくのか。
そうなんです。 はい。

そして この決戦当日ですね。
もう皆さん

これ 視聴者の皆さんの心拍数が
グワ~ッと上昇しまして

手をギュッと こう握りしめてね。

ラストチャンスだしね。
もう緊張状態になるわけなんですね。

そして 最終的に優勝となりました。

すると 視聴者の皆さんは
緊張から解放されるわけです。

それが引き金となって
感動が生まれるというわけです。

ハハハ…。
そういう…。

すごい てれくさそうに話してんじゃん。
最終的に。               ねえ!

だって 8年前の話ですよ。

でも まあ分かるよね その仕組みが。
分かりました。

悲しみを伴う感動でも
その仕組みは基本的には変わらない。

例えば 悲しい映画では

主人公が死に至るまでには
緊張状態が生まれるが

主人公の死によって 多くの人が救われ
幸せをつかむことで 緊張が緩和。

それによって感動が押し寄せてくる。

それで
感動が何かを研究してきた先生が

今 新たに取り組んでらっしゃるのが
こんな研究です。

これは どういうことなんでしょうかね?

感動 3つの効果がありまして

1つは動機づけを高める。
やる気が上がる。

もう一つは
考え方が変わる。

新しい考え方を
取り入れるとか。

もう一つが
人を受け入れる。

他人に対して
寛容になるっていう

3つの効果が
あるんですね。

めちゃめちゃいい効果じゃないですか。

この感動体験で
人を動かすという取り組み

実は ある会社でもう始まっているんです。
それが こちら。

東京にあります
IT企業のサイボウズです。

実は悩みがありました。 こちら。

離職率28%。
高いね~。

これに危機感を覚えまして 7年前から
こんな取り組みを始めました。

感動課という課を新設しました。 へえ~!

社員さんに感動してもらうように
動くってこと?

そうなんです。 例えば こちら。

年に1回 MVP投票というのを
会社で行っているんですけれども

MVPというと
業績がいいとか

その年に活躍した人を
選ぶものだと思うんですが

感動課は違います。

メッセージが書かれています。
「尊敬しています。

ずっと一緒に仕事がしたいです」。

この
「ありがとう」のメッセージを添えて

その年に一番
感動を与えてくれた人に投票する。

すてき~!

このメッセージを
MVPを取った人だけじゃなくって

全ての人に返してあげるんですね。

そうすると 「あっ 自分って
感動させているんだ」と思って

自分も感動すると。
そうか… あ~ それは うれしいな。

そうですよね。 で 感動課の取り組み
これだけではありません。

こちら 社員研修です。

福西さん こんなことをするんですね。

すると… 頑張っている姿
そして笑っている姿を見たりすると

あの つらかった研修も
あっ 何かよかったなと思えて

涙を流してしまう社員も
いるということなんです。

ということで 「一人ひとりが主人公で

誰かを感動させている」存在なんだと。

めっちゃかっこいいな
福西さん。

このメッセージを送り続けた結果
離職率4%にまで減少しました。

先生 どうご覧になりました?

一人一人を取り上げて…

だから 先ほどの
ヒーロー・ヒロイン願望っていうのが

自分たちでも満たされるっていう
そういう部分があるので

ここで…

はあ~ いいなあ。

…ってなったら 何か街にも
そういうね 感動を見てくれてる人とか

感動を作ってくれる人がいるとね
ギスギスしないで済みますけどね。

国を挙げてやってもいいのかな。

あっていいですね。
あってもいいってことですよね。

警察の取締りの
逆パターンみたいなんで。

「安全運転してるね~」みたいな。
ポジティブ!

そうそう そうね。 すてきな論文
ありがとうございました。


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