グレーテルのかまど「もうひとつのクリスマス フランス アルザスのマナラ」 人々がマナラにこめた願いとは… 瀬戸康史


出典:『グレーテルのかまど「もうひとつのクリスマス フランス アルザスのマナラ」』の番組情報(EPGから引用)


グレーテルのかまど「もうひとつのクリスマス フランス アルザスのマナラ」[字]


フランス・アルザス地方に一足早く訪れる“もうひとつのクリスマス”。子どもたちは小さな坊やをかたどったパン・マナラを心待ちにします。人々がマナラにこめた願いとは…


詳細情報

番組内容

フランス・アルザス地方では、12月6日は子どもの守護聖人・聖ニコラウスをたたえる記念日。この季節、パン屋や菓子店に並ぶのがマナラ。「小さな坊や」を意味する人の形のパンを、子どもたちは心待ちにしています。一年をいい子にしていれば、夜、ベッド脇につるした靴下に入れてもらえるごほうびのマナラ。家庭やお店で愛情こめて焼き上げるマナラ。アルザスの冬を彩る“もうひとつのクリスマス”の風景をたっぷり伝えます。

出演者

【出演】瀬戸康史,【声】キムラ緑子



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グレーテルのかまど「もうひとつのクリスマス フランス アルザスのマナラ」
  1. マナラ
  2. ニコラウス
  3. 子ど
  4. 聖ニコラウス
  5. クリスマス
  6. アルザス
  7. 生地
  8. パン
  9. 出来
  10. 本当


『グレーテルのかまど「もうひとつのクリスマス フランス アルザスのマナラ」』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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クリスマスには まだ早い
12月の初め。

子どもたちが すやすやと眠る頃

枕元に そっと届けられる
スイーツがあります。

それは
小さなお人形のようなマナラ。

「ちっちゃな坊や」という意味の
かわいらしいパンです。

なんともユニークな姿。

もうひとつのクリスマスと呼ばれる
この日に

子どもたちは
マナラを頬張ります。

愛らしいマナラが伝える
もうひとつのクリスマスの物語を

ひもときます。

光る石を たどれば行き着く
不思議な家に

あのお菓子の家のヘンゼルとグレーテルの
末裔が暮らしています。

彼らが振る舞う
おいしいお菓子の物語を

ご賞味あれ。

♬「あわてんぼうのサンタクロース
クリスマス前にやってきた」

♬「急いでリンリンリン 急いでリンリンリン」
よし!

ワ~オ! ステキですね~。
ステキでしょ?

このツリーを見ると
やっぱりね 毎年 ワクワクするね。

本当だよ。 もう 待ち遠しくてね
クリスマスが。              本当~。

姉ちゃんもね 既に
クリスマス気分みたいだよ。 見て これ。

ふんふん ふんふん なるほどね。
え? 何? なるほどって。

すごいかわいいお菓子を
作らなきゃ!

きゃ~!
どういう事だ?          どうぞ。

えっと という事で
今宵ひもとくのは

もうひとつのクリスマス。
フランス・アルザスのマナラ。

フランス北東部 ドイツやスイスと
国境を接するアルザス地方。

独自の文化を育んできました。

アルザスが 一年で最も輝く季節が…
そう 12月!

フランスで
最大のクリスマスマーケットが開かれ

世界中から訪れた観光客で
にぎわいます。

老舗のパティスリーも
クリスマスを前に大忙し!

宝石のように きらめくスイーツが
ショーケースを彩ります。

その中に ひときわ目を引く
不思議な形のパンが…。

12月6日は 聖ニコラウスの日。

子どもたちの
健やかな成長を願って

人の形をしたパンを食べ

お祝いをする風習が
ヨーロッパ各地にあるのです。

マナラを作り続けて23年。

ベテラン職人のリュドヴィックさんです。

寝かせたブリオッシュ生地を

一つ一つ手作業で
成型していきます。

切り込みを入れて
手足を作ると…。

だんだん 坊やの形に
なってきました。

更に チョコレートを目に
アーモンドを口に。

だんだん 顔が出来てきました。

オーブンで ふっくら焼き上げると…。

どれも個性豊かな坊やたちが
勢ぞろいです。

みんな お気に入りを見つけて
楽しんでるのね。

マナラは 子どもたちが待ちわびる
愛らしさ満点のスイーツなんです。

ふ~ん。 こんなに かわいいパンが
あるんだね。   本当 かわいいね。

いや 初めて見た。
子どもの時に選びたかったね。

ちょっと かまどさ
作っちゃおうよ これは。

作っちゃいますか?
じゃあ 味わいのキメテをどうぞ!

はい!

食べちゃうのが
もったいないくらいの

かわいいマナラを目指します!

よっしゃ! では ブリオッシュ生地を
作っていきましょう。

まずは ボウルに
ふるっておいた小麦粉と

砂糖 塩ね あとスキムミルク。
スキムミルク。

これね
このスキムミルクを入れるとですね

パンが フワフワのうちに焼き上がる。
なるほど。

そこに ドライイーストを入れて
混ぜて下さい。

はい そしたら 次 卵 水。

そして もうね
ホイッパーは置いちゃって。

ここから手で。
手でいきますか。

これは もうね
粉気がなくなりまして。

もう何かね そうそうそう
つまむようにして

なじませる なじませる。
はい。

手がね もう 生地まみれに
なってしまいます。

そりゃそうです。
はい もういい。 台 行っちゃえ。

作業台に行きました。 その生地を
これから こねますけれども

今度は 手のひらを使って
こすりつけるように 混ぜて…。

こ~れ! これ 合ってる?
かまど。  合ってる 合ってる。

手が…。
手のひらで押します。

これ 結構 パワーいりますよ。
ん~っ!

だいぶね これ ほら。 台から
剥がれるようになってきたね。

はい じゃあ ここで オキテどうぞ!
はい!

どういう事?
まず 一部 それ取って。

一部だけ そのカードで取るでしょ。

それを ちょっと
今 どんな状態かを見ますよ。

ちょっと 引っ張って。
回しながら広げてみて。

ギョーザの皮 作るみたいに。
こういう事? そうそうそう それ。

ま~るくなりますか?
ほらほら なりやしないでしょ?

破れちゃいましたよ これ。
これは まだ

グルテン膜が出来ておりません。
あっ そういう事?        はい。

グルテン膜が出来る状態に
なってくると

薄く伸ばしても どんどんどんどん
薄く伸びてくれるから。

なるほど! たたき続けると。
はい。 振り当てる。

そうです そうです。
これ? そうです。

また 横 持って。

お~ なるほど。

いい音 鳴ってますよ。
これ 楽しいですね。

かまど。
はい!

どうですか?
いいんじゃないですかね。

OK?
生地が ちゃんと

台に残らなくなってますからね。
はい。

じゃあ ここで またグルテンチェック!
あ グルテンチェック。

それを。
これを。

真ん中の方を
ずっと広げていくと。

これ もう ほら こんなに。

ほら 破けないじゃない? ほら。
全然 破けないよ これ。

はい じゃあもう グルテンチェック OK。

どうして マナラは人の形に?

昔々 こんなお話がありました。

落ち穂拾いに出かけた
3人の子どもたちが

一夜の宿を求めて
ある肉屋を訪ねます。

快く招き入れられましたが…。

なんと 子どもたちは たるの中で
塩漬けにされてしまうのです。

やがて その肉屋に現れたのが
聖ニコラウス。

子どもたちを窮地から救います。

ニコラウスが 手をかざすと…。

子どもたちは 元気な姿で
よみがえりました。

こうした伝承から ニコラウスは

子どもたちの守護聖人として
広く親しまれるように。

12月6日は
聖ニコラウスの日となります。

この日 アルザスでは

子どもたちが マナラを食べて
聖ニコラウスをしのびます。

マナラは 聖ニコラウスが救った子どもたち
とも いわれています。

街は 聖ニコラウスのお祭りで
大にぎわい。

聖ニコラウスに扮した人が
通りを練り歩き

子どもたちに お菓子を配ります。

今年 ある町で 聖ニコラウス役を務めた
男性に会いに行きました。

高校3年生のスヴンさん。

地域の言い伝えに詳しい
祖父母の勧めで

大役を引き受けました。

スヴンさんは 幼い頃から

優しい聖ニコラウスを尊敬してきたと
いいます。

このお祭りで 聖ニコラウスには
大切な役割があります。

子どもたちに この1年
いい子にしていたかを尋ね

ご褒美を配りながら
優しく語りかけるのです。

聖ニコラウスの日に 子どものもとに
届けられる ご褒美のマナラ。

子どもたちは 枕元に
長い靴下を下げて眠っています。

(ドアが開く音)

1年間 いい子にしていた
子どもには マナラを。

しかし 悪い子には マナラの代わりに
ニンジンや炭が届くといいます。

がっかりした子どもたちは
来年こそ いい子でいようと

聖ニコラウスに誓うのです。

期待と不安で
ドキドキしながら眠る夜。

これが アルザスの子どもたちの
もうひとつのクリスマスだったのです。

いや 何か… これは
もう サンタクロースじゃないんですか?

そう思うでしょう?
実は この聖ニコラウスさん

これが サンタクロースの原型と
いわれております。

やっぱり そうなんだね。
そうですよ。

だって そうだもんね。
やっぱ かまどは物知りですね。

じゃあ 続き いきましょうか。
冷蔵庫から

生地を出してきて下さい。
OK!

よ~し! おっ!

お~っ?
見て かまど!

すっごい膨らんでるよ。
いい感じに発酵してますよ。

まず それ 半分にしようかな。

5つに分ける。

半分を5つに分ける?
うん。

1個ね 大体ね
55gにしたいから…。

55g…。

はい!
できましたか?

じゃあ それ まずね
おだんごみたいに

丸めていきたいです。
分かりました。

それを今から マナラ…。
いいですか? これ。

小さな坊やを作っていきますよ。
はい。

はい まず この生地を転がして

棒状に まず します。
長さは5cmほど

もう あっという間に
5cmです。

ねっ? じゃあ
かわいく作るために

ここで オキテどうぞ!
はい!

どういう事? ちょっと。
この棒状になった生地ありますね。

ありますよ。
この3分の1ぐらいの所に

頭を作ります。

手をチョップの形。 チョ~ップ!

ぐるぐる ぐるぐるぐるっと
生地を回すというかね。

こういう事?
小さな坊やが

ダダをこねてるでしょうが!
こねてますね。

ウェ~ン ウェ~ン。
「買って 買って!」って。

何買ってほしいんだろうね?

これね 首が だいぶ細くしないと
焼くと膨らむでしょ。

そうすると また
違いが分かんないから。

じゃあ それでね
頭と胴が出来たでしょ。

出来ましたよ。
次は 手と足を作ります。

ほう~…。
まず 足いく。

このぐらい?
はい。 まず ピコ~ンと…。

お~ 足になった!
足になった?

そして 手もつけたいんだけど…。
…で こうだ こうだ。

そうそう 本当にね
切り込みのいかんによって…。

ほ~ら!
動きが変わりますから

ふぁふぁっと やってくれると
面白いのが出来ると。

ちょっと これは女の子ですね。
女の子ですか?

女の子です。
本当 おしゃまさん。

ちょっと こう こうやって…

「こんにちは」って感じです。
アハハハハ!

これがね
どういうふうに焼き上がるか

めっちゃくちゃ楽しみだね。
すごい楽しみだね これね。

30℃のオーブンで1時間発酵させます。
分かりました。

かまど 発酵が完了しましたよ。

じゃあ パンの表面に
溶き卵をぬりますよ~。 ふ~!

本当に さっさと。

そして?
そして お顔を作っていきますか?

あっ 顔 作りますか。
お顔。

そこにレーズンがあります。 これ 水に
浸しておいたレーズンなんですけど。

水に浸しておいてくれたの?
何で?

これ オーブンで焼いた時に
焦げないように。

あ~ なるほど。
この子から いきますか。

取れやすいので
ぐぐっと押し込むといいですかね。

お~ かわいい これ!

ちょっと ボタンとか つけてみよう。

ほら!
ほら ほら ほら ほら。

めちゃくちゃ かわいいよ これ。
ね~ マナラちゃんになったね。

じゃあ つけ終えたらね
200℃のオーブンで 10分焼きますよ。

楽しみですね。
楽しみだね。

ちょっと一息 Tea Break!

ヨーロッパ各地の聖ニコラウスの日のパンを
ご紹介。

まずは アルザスのお隣 ドイツから。

その名も…

聖ニコラウスが持っている つえが
いつの間にか パイプになったのじゃ。

こりゃ びっくり!

お次は スイス。

ここでは グリティベンツと呼ばれておる。

最近は 男の子と女の子のペアが
人気なんじゃとか。

キュートな2人じゃな。

更に更に オーストリアからは…。

聖ニコラウスと一緒に街を練り歩く
伝説の生き物…

角が生えとる!

クランプスは 寒さを追い払い

翌年の豊じょうを
祈願してくれるんじゃと。

どれも 個性たっぷり。

いろんな形があって
実に面白いのう!

ホゥ ホゥ ホゥ!

かまど 見てよ。
ほうほう。

もう全員が
ふっくら焼き上がりましたね。

かわいらしいね。 このままでも
十分かわいいんだけど

もうちょっと かわいくしようか。
どうすんの?

そこに チョコレートありますね。
チョコレートで

髪の毛作ったりしてみたら
いいんじゃないかなと思って。

あ~ なるほどね!
うん。

お姉ちゃんっぽいの何?
かわいい女の子っぽいやつ?

お姉ちゃんっぽい。
本当。 確かにお姉ちゃんっぽい。

お姉ちゃんっぽいでしょ?
うんうんうん。

靴下 はかせてあげました。

で このカラフルな靴下をはかせて…。

カラフルが大好きですから
お姉ちゃんは。

完全に これ 姉ちゃんでしょ。

もう姉ちゃんにしか見えないもん。
見えないね 確かに。

これは
喜んでくれるんじゃないの?

(チャイム)
あっ 姉ちゃん帰ってきた!

帰ってきたよ。
姉ちゃん お帰り。

お姉ちゃんだよ これ。
お姉ちゃん 出来ちゃったよ。

お姉ちゃん。 お姉ちゃ~ん。

飛び切りかわいいマナラ 作ったよ。

バターたっぷり。

黄金色に ふっくらと
焼き上がったマナラ。

見ているだけでも ワクワクしちゃう
個性豊かな ちっちゃな坊やたち。

ホットチョコレートや甘いミカンと一緒に
楽しむのが アルザス流。

ふんわり やわらか
優しい味わいを お楽しみあれ。

聖ニコラウスの日を
待ちわびる子どもたちが

準備を始めていました。

ショフェル一家です。

毎年 祖母から引き継いだレシピで

親子で マナラを焼いています。

♬~

恒例のマナラ作りが
この時期のお楽しみです。

食卓を囲んで 家族みんなで
焼きたてを頂きます。

家族と過ごす喜びのひととき。

アルザスの伝統に息づくマナラは

家族の絆も深めてくれる
特別なスイーツだったんですね。

今日の「グレーテルのかまど」
いかがでしたか?

マナラがかわいく
出来上がっていくのは

とてもワクワクしました。

もうひとつのクリスマスを楽しむ
子どもたちも

もしかしたら こういう
気持ちだったのかもしれません。

それでは また このキッチンで
お目にかかりましょう。

では ちょっと失礼して。

よし。 頂きます。

どうぞ。

まあ~ こんにちは!

こんにちは。
フフフフッ そっくりだよ 何か。

そっくりなんだけど。  そっくり?
そっくりですよ。

これは もう食べちゃうんだから。
食べるんでしょ。 ほらほら もう

ガッツリいっちゃった。

すごい!
ふわふわ! わ~ おいしい~。

ふわふわで
焼き上がりましたからね。

やっぱ あんなに こねたからね。
うん。

スキムミルクも使ってるからね。
何かね。

ふわふわで焼き上がるって感じに
なってるんだ。

いや これ
すんごい おいしいんだけど!

そう。 で 見て このセット。

そこにあるの ホットチョコレートね。
そして みかんがあるでしょ。

アルザス地方 この3つが定番なの。
3つで食べるの。

なるほど。

しみこむからね。

うん おいしいわ。

日本だとね みかん連想するの
こたつとか

お餅の上に載ってたりさ
したりするけど。

なかなか新しい。 これで あれだよ
プレクリスマスだからね。

お祝いする訳だから。
うん。

おこたに入って みかん。

マナラ ホットチョコレート お茶 お餅 煎餅…。

めちゃくちゃ
用意しなきゃいけないじゃん。

誰が用意するの?
ヘンゼル。

僕でしょ?
うん。


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