アナザーストーリーズ #MeToo 世界に響いた叫び~セクハラ告発 連鎖の行方 翻弄されていく元ミス・アメリカ…



出典:『アナザーストーリーズ▽#MeToo 世界に響いた叫び~セクハラ告発 連鎖の行方』の番組情報(EPGから引用)


アナザーストーリーズ▽#MeToo 世界に響いた叫び~セクハラ告発 連鎖の行方[字]


ハリウッド大物プロデューサーのセクハラ告発から始まった#MeToo。女性記者たちの闘い、その運動の陰で翻弄されていく元ミス・アメリカ…。知られざる告発の行方。


詳細情報

番組内容

世界中で、セクハラや性犯罪への告発を巻き起こした「#MeToo」。発端は2017年10月5日、ハリウッドの大物プロデューサーを告発したNYタイムズの記事。取材を潰そうとする圧力と戦った女性記者たちの知恵が闇を暴いた。だがこの運動は思わぬ方向にも発展していく。翻弄されていく元ミス・アメリカたち、そして告発との闘いに飲み込まれる弁護士…。世界的潮流の裏で今なお続く、知られざるアナザーストーリー!

出演者

【司会】松嶋菜々子,【語り】濱田岳




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アナザーストーリーズ #MeToo 世界に響いた叫び~セクハラ告発
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(歓声)

名だたるスターたちが集う…

ここで 長きにわたって
信じられない行為が行われていたことが

暴露された。

有名プロデューサーが
絶大な権力に ものを言わせ

セックスを迫るなど
悪質なセクハラを行っていた疑惑。

それは
女にとっても 男にとっても 事件だった。

「#MeToo!」。

♬~

(歓声と拍手)

毎年 アメリカ・ロサンゼルスで開かれる
ゴールデングローブ賞の授賞式。

観客の目を惹くのは

華麗なドレスに身を包んだ
美しい女優たち。

しかし 去年1月。

彼女たちは
その華やかなドレスを脱ぎ捨てました。

身に まとっていたのは 黒の地味な衣装。

それは…

…を示すためでした。

全ては この言葉から始まりました。

長い沈黙を破って
女性たちが立ち上がったのです。

全ての発端は
2017年10月5日のスクープ記事だった。

実名で告発されたのは

ハリウッドの映画プロデューサー…

「恋に落ちたシェイクスピア」で
アカデミー賞作品賞を受賞。

数々の名作を世に出してきた大物だった。

しかし その裏で 映画出演をエサに

女性たちに わいせつな行為を迫った。

その卑劣な行為が
白日の下に さらされたのだ。

その新聞記事から
アクションを起こしたのは…

ある晩 こう呼びかけた。

翌朝 アリッサが目を覚ました時には

その呼びかけは
世界中で5万以上にも拡散していた。

♬~

だが その陰で今

さまざまな人生が
翻弄されつつある。

議論に巻き込まれた…

告発された男性を擁護した…

…という中傷メールも来たんです。

怒りの連鎖は 一体どこへ向かうのか?

運命の分岐点は…

「#MeToo」が世界に発信された日です。

投稿したのは…

傍らで眠る娘の将来を案じながら発信した
彼女のメッセージは

一瞬のうちに世界へ拡散されました。

彼女が呼びかけた
「#MeToo」の発端となったのは…。

あのスキャンダル記事でした。

第1の視点は その記事を担当した
ニューヨーク・タイムズの編集者です。

レベッカ・コルベット。

あらゆる脅しに屈することなく
記事の掲載を決めました。

女性記者とタッグを組み
世紀のスクープを世に出した

信念のアナザーストーリーです。

彼女が手がけた記事は
ピュリツァー賞を6度も受賞している。

泣く子も黙る敏腕編集者とは
一体 どんな女性なのか?

こんにちは レベッカです。

落ち着いた笑顔が
印象的だ。

キャリア 40年。

ニューヨーク・タイムズが誇る
骨太な調査報道を率いてきた。

あの記事で ピュリツァー賞受賞が
決まった時に撮った写真です。

真ん中で隠れているのが 私よ。

およそ30人の記者や 編集部員を指揮し

記事の文面に責任を持つ レベッカ。

あのスクープは 彼女たちの
粘り強い調査によって生まれた。

セクハラの…

それで調査を始めたんです。

あの記事を出すまで…

知られざる闘いの 舞台裏。

始まりは2016年 別の人物の取材だった。

当時 大統領候補だった…

彼から わいせつな行為をされたという
女性がいることを

記者が つかんできた。

彼女は
慎重な裏付け調査を行い 記事を出した。

2人の女性が実名で告発したものだ。

大統領選挙キャンペーン中の
大事な時期に出しました。

Donald Trump!

この時 多くの女性が失望したが

レベッカの反応は 冷静だった。

告発した中には
彼から受けた わいせつ行為を

30年以上も隠していたという女性もいた。

とすれば 世の中には どれほど

事件にならない性暴力が
潜んでいるのか?

実は3か月前にも 元ミス・アメリカの
ニュースキャスターが

テレビ局のトップを
セクハラで告発していた。

この2つの報道を きっかけに
レベッカは取材の開始を決める。

あの記事が出たことで
セクハラ問題を掘り下げることにし

FOXニュースも
更に調べることになりました。

記者たちは…

男性優位と言われる
業界を極秘で取材。

まずスクープを つかんだのは

FOXニュースを調べていた
この2人組だった。

キャスターとして
絶大な人気を誇る ビル・オライリーは

数年前 セクハラで訴えられた。

が なぜか騒ぎにならず
事件は収束していた。

そこで記者たちが

過去の共演者全ての居場所を
調べ上げ 連絡すると

ぽつりぽつりと実態が見えてきたのだ。

ビル・オライリーの周辺を取材すると

他にも 彼をセクハラで訴えようとした
女性たちが何人も

金で口止めされていることが
分かったんです。

5つか6つの…

最大の課題は
被害者が実名で出てくれるかどうか。

この時 1人の女性の勇気が
記事に力を与えた。

(ノック)

こんにちは ようこそ。

心理学の専門家で
テレビのコメンテーターを務めていた。

3年前 彼女は
オライリーの番組を…

その理由は ずっと胸に しまっていた。

彼の番組は アメリカで一番評価の高い
ニュース番組だったので

私にとって 絶好の機会だったんです。

そんな時 番組スタッフから
メールが来ました。

…って思いました。

しかし ディナーの最後に
全てが変わったという。

(ウェンディ)彼は こう言いました。

どうやって 相手の顔を立てながら
断ろうか考えました。

彼との仕事は 失いたくなかったんです。

私は シングルマザーで
子供たちを養うために仕事が必要でした。

だから とても丁寧に振る舞いました。

(ウェンディ)
すると彼は態度を一変し 言いました。

直後 番組プロデューサーから
電話があり

今後 番組に出ることはないと
告げられたという。

このことは ずっと隠してきた…。

ニューヨーク・タイムズの取材は
専門の心理学についてだと思い 受けた。

記者に こう言われて 驚いたんです。

「あなたはビルの番組に よく出ていたのに
突然 姿を消しましたね。

その理由を教えて下さい。
なぜですか?」って。

ウェンディは 一度は経緯を話したものの
記事にすることは断った。

私は全てを話したあと
記者に こう言いました。

「記録しないで」。

それでも やがて
記事にすることを承諾する。

他の被害女性は
守秘義務契約を結ばされており

心の傷を話すことすらできないと
聞いたからだ。

記者に こう言われました。
あなたは…

私は 他の女性と違い…

2人の娘たちのことを考えました。

この記事は すさまじい反響を巻き起こす。

ウェンディたちによる…

オライリーは 事実無根と否定するも

番組スポンサーが次々撤退。

およそ3週間後…

番組降板に追い込まれた。

この闘いは レベッカたちを勇気づけた。

(レベッカ)今までは…

でも他にも やり方はあります。

他の人たちから…

この実績を糧に レベッカたちは
ついに あの大物に狙いを定める。

セクハラ取材を続ける中
幾度もウワサを耳にした人物だ。

例えば アカデミー賞候補者を
発表する この場面。

(笑い)

なぜ この言葉に 会場が笑ったのか?

ハードルが極めて高いのは百も承知で
レベッカは 取材を決意する。

編集部のメンバーは
みんな気付いていましたが 数年の間…

それが 取材のきっかけです。

そこで 私のチームの記者
ジョディ・カンターに

調査をさせたところ
数週間後

彼が複数の女性と 何らかの関係にあり

それが いい結末を迎えていない
ということが分かりました。

ヒントは十分。

ひとつき後 レベッカは
ジョディに相棒を加えた。

トランプ大統領の
わいせつ行為を

記事にした…

(レベッカ)2人とも
話を聞き出すのが上手なんです。

それにメーガンは 地道な調査が得意。

ジョディは
物事を深く掘り下げるタイプで

女性問題の記事を多く書いていました。

この2人が必要だと確信したんです。

(レベッカ)とにかく2人には ゆっくり
時間をかけていいからと言ったんです。

本当のことを知るには
マネージャーや秘書を通さず

女優本人に直接 話を聞かねばならない。

だが 相手は

敵に回せば女優人生が終わるかもしれない
大物プロデューサー。

取材は困難を極め

かろうじて話を聞けた女優も
匿名が条件だった。

このままでは信憑性に乏しく
記事にならない。

それでも粘り強く調査を続けた
レベッカたちは

数か月後 突破口を見いだした。

被害女優だけでなく
あらゆる関係者の証言を

徹底的に検証。

すると ワインスティーンの手口に
共通点が浮かび上がったのだ。

証言者たちは
互いに口裏を合わせるすべはない。

にもかかわらず
証言が酷似していることに注目した。

被害者の ほとんどは

映画業界でブレークしたいと考えている
若手の女優でした。

20歳ぐらいの無名の女性を…

更に レベッカたちは

ワインスティーンの会社の
内部文書を入手した。

そこには ワインスティーンが…

彼の行為を強く裏付ける
内容が書かれていたのだ。

記事の内容が まとまりかけた頃
会社に 一本の連絡が入る。

私たちは…

結局 話を聞く機会は訪れなかった。

そして レベッカたちに
奇跡的な追い風が吹いたのは

記事を出す直前のことだった。

一人の女優が
実名を出してもいいと言ってきたのだ。

彼女は 20年間 封印していた
つらい記憶を赤裸々に語った。

それは まだ彼女が
駆け出しの女優だった頃。

ワインスティーンから
ビジネスミーティングをしたいと

ホテルに呼び出された。

だが ミーティングの場所は
彼のスイートルーム。

ドアを開けると ワインスティーンは
バスローブ姿だった。

そして こう言ったという。

疲れてるだろう?

アシュレイは拒んだ。

だが ワインスティーンは諦めない。

彼女は後に テレビに こう証言している。

アシュレイは パニック状態に陥った。

実は 彼女は

記者のジョディが 調査を始めて
すぐに連絡を取った人物の一人でした。

その1年ほど前 名前は明かさずに

何かがあったことを
私たちに ほのめかしていたんです。

それが
ワインスティーンのことではないかと

私たちは疑っていました。

この記事が出る時
彼女はテレビ番組に出ていたから

あんな事件を告白してよいか
悩んでいたと思います。

そのことを考え抜いて
記事を出す ほんの数日前

確か2日前だったと思いますけど…

そして あの日。

大スキャンダル記事が
世界に配信された。

そこに
アシュレイ・ジャッドをはじめ

数々の女優たちの
赤裸々な証言。

そして 彼の会社の社員も
自らが受けたセクハラを公表した。

ワインスティーンは 即座に反論した。

だがレベッカたちは
僅か5日後 更なる続報を掲載。

グウィネス・パルトロウ
アンジェリーナ・ジョリーら

有名女優のほか5人の
女性による告発記事だった。

とてもエキサイティングだったわ。

ワインスティーンは こう弁明した。

結局 ワインスティーンは
強姦と性的虐待などの容疑で

ニューヨーク市警に
逮捕された。

保釈金1億円を支払い釈放。

現在 逃亡を防止するため
GPS装置を つけられているという。

そして この記事が出た10日後
アリッサ・ミラノが

「#MeToo」を呼びかけると

一気に 世界的なムーブメントになった。

そのうねりは とどまることなく
広がっていく。

大きな うねりとなって
世界に広まった 「#MeToo」。

それは これまで ずっと沈黙していた

女性たちのセクシュアルハラスメントへの
意識を劇的に変えました。

しかし 思わぬ影響も生み出し始めます。

その一つが こちら。

ミス・アメリカ。

全米随一の人気を誇る
ミスコンテストです。

一番の見どころは
美しい女性たちの水着審査。

ところが 「#MeToo」運動が広がる中

女性蔑視だという声が上がり
コンテストの水着審査は

廃止に追い込まれました。

第2の視点は 水着審査を
守ろうとした…

国民を二分する議論の中で
信念をかけた主張を展開します。

「#MeToo」運動の中で
自分の人生の価値を見つめた

元ミス・アメリカの
アナザーストーリーです。

冬は 寂しいリゾート地。

だが 9月になると…。

(歓声)

(歓声)

全米注目の祭典
ミス・アメリカの舞台となる。

各州の予選を勝ち抜いた代表者に
熱い声援が送られる。

2004年 ミス・アメリカに輝いた…

才能と努力で勝ち取った栄冠を
誇りにしてきた。

だからこそ
去年の あの発表には 衝撃を受けた。

こんな顔だったわ。

「ウソでしょ!?」って。

やがて それは ミス・アメリカたちの絆を
引き裂くことになる。

ミス・アメリカには 100年近い歴史がある。

当初は オフシーズンのビーチに
客を呼ぶためだったが

全米一の美女が決まるとあって
たちまち人気を博した。

やがて 時代とともに

知性や コミュニケーションスキルも
評価に加わり 優勝者には

奨学金が与えられるようになった。

ミス・アメリカは 時代をリードする女性の
登竜門になっていく。

エリカは幼い頃から
その栄冠を夢みてきた。

8歳の時にミス・アメリカを
見た時のことを 今でも忘れられないわ。

私は…

(エリカ)自分も ミス・アメリカみたいに…

…になりたいって
憧れたの。

両親にも よく

男性に頼る必要のない
賢くて強い 自立した女性になれと

言われてましたから。

21歳で ついに
念願の称号を手にする。

それはエリカに
使命感を植え付けた。

以後 女性の自立を支援する団体を設立。

リーダーとして
その活動の先頭に立ってきた。

2017年10月 「#MeToo」が始まった時

エリカは 心底共感したという。

彼女もまた 悪夢を見てきたからだ。

だが そこから始まる告発の連鎖は

思いがけない余波を生むことになる。

セクハラ告発の一環で

ミス・アメリカを運営する男性幹部たちの
メールが流出したのだ。

出場者の体形を侮辱し

卑わいに揶揄する文面。

この時 即座に動いたエリカたちは
見事な団結力を見せた。

歴代のミス・アメリカ 49人で
共同の声明を発表。

幹部を辞任に追い込んだのだ。

そして 彼女たちを代表し

グレッチェン・カールソンが
理事長に就任。

ミス・アメリカを時代に合わせたものに
改革すると宣言した。

グレッチェンとは
エリカが栄冠に輝いた時からの縁。

エリカは同志として
彼女を応援した。

だが5か月後 驚きの事態が起きる。

グレッチェンが
テレビで突然 こう発表したのだ。

水着審査は時代に合わないため
廃止するという。

こんな顔だったわ。

「ウソでしょ!?」って。

母や友達からも
驚くほどメールが来たわ!

みんな とても不思議がってた。

エリカが水着審査に こだわるのには
理由がある。

周りの女性たちは
私よりも体が小さかったから…

しかし…

やむなく体を引き締める
トレーニングをするうち

気持ちに変化が起きた。

でも 体が変わるにつれて思ったの。

このまま 自分に…

悩んだ末に エリカは
テレビからの出演オファーを受けた。

水着審査について意見を求められ
こう答えた。

だが…

実は以前 歴代ミス・アメリカで集まって
今後の在り方を話し合った時。

グレッチェンから
水着審査をやめる提案をされたという。

しかし…

それなのに…

事情を知る人物を訪ねた。

1991年に ミス・アメリカに出場している。

人生で一番スタイルが良かったわ!

ジェニファーは グレッチェンから
水着審査廃止の本意を聞いていた。

そのことを周りには
はっきりと言っていて…

その思いが
ミス・アメリカにまで影響したんです。

覚えているだろうか?

ニューヨーク・タイムズがセクハラ取材に
踏み切った きっかけの一つ。

当時 FOXニュースの
キャスターだった女性が

上司から性的関係を迫られた事件のこと。

彼女こそ グレッチェンその人。

結局 FOXニュースを解雇されていた。

その悔しさが 彼女を突き動かしたのか…。

私は彼女に 選択肢を与えるべきよって
提案したけど聞き入れられなかった。

結局 水着審査をめぐる対立は

固く結ばれていた
元ミス・アメリカたちの絆を

ズタズタに引き裂いた。

エリカたち11人は
グレッチェンら上層部の辞任を要求。

対するグレッチェンは…

…と切り捨てた。

そのいさかいは今
訴訟にまで発展している。

テレビで水着審査の意義を訴えた
エリカは あれ以降

反対派との議論に巻き込まれている。

それに 芸能界を見てよ?

ビヨンセや アリアナ・グランデは
水着のような衣装を着てるのに…

この問題 今もアメリカ中で
意見は対立したままだ。

水着審査は なくして正解よ。

太った人も痩せた人もいて
出身も人種も違う。

もっと健康的な大会になるんじゃない?

廃止は やりすぎかなって思うわ。

女性が どれだけ美しいかを
判断する審査を

なくしてしまったんですから。

長く ミス・アメリカを取材し

自身も熱狂的なファンで知られる作家

マイケル・キャラハンは
こう分析する。

およそ100年続くミス・アメリカが
この先も生き残るには

現代の風潮を取り入れなければと
考えたんでしょう。

水着を着た女性が
ランウェイを歩く姿は古くさく

今の時代を無視しているように
感じたのかもしれません。

でも 男女限らず…

「いやいや 爽やかな健康美が
見たいんだ!」なんて言うのは…

まあ ウソですよね。

水着審査のないミス・アメリカが
開催された。

だがテレビの視聴者数は 前年から…

アメリカ随一のミスコンテストは
かつてない危機に直面している。

♬~

「#MeToo」運動の広がりは
多くの女性に勇気を与えました。

これまで表に出ていなかった犯罪などが
次々と明らかになったことは事実。

しかし「#MeToo」が もたらしたのは
光だけでは ありませんでした。

第3の視点は
「#MeToo」の影の部分と戦う弁護士です。

性犯罪を専門に扱う彼を
取り巻く状況は

「#MeToo」の広がりによって
劇的に変わりました。

そこにあるのは 標的にされた男性が

真実かどうかに関係なく
追い詰められていく事態です。

暴走する闇との戦いに
飲み込まれていった男の

アナザーストーリーです。

その男は こう呼ばれている。

男女を問わず
性暴力事件を専門に扱う…

「#MeToo」運動は とても重要です。

性的暴行にあった女性たちに

発言の場を与える きっかけと
なったんですから。

一方で 性的暴行を告発された
スポーツ選手など

多くの人が職を失いました。

これは同時に…

今 彼は 「#MeToo」の闇とも言える
やっかいな事件と向き合っている。

ミルテンバーグの生活は
「#MeToo」で 一変した。

「#MeToo」以降 依頼が とても増えました。

一日に6件も来ることがあるんです。

統計を取ったら グラフの線が
垂直になるんじゃないですかね。

特に増えたのが セクハラで告発された
「男性」からの弁護依頼だ。

「#MeToo」に便乗した
根拠のない告発も増えているが

判決の傾向は
男性に不利になったと感じている。

ワインスティーンの事件が
大きく影響しています。

判事たちは 「自分たちが
この状況を何とかしないと」と

厳しい判決をするようになりました。

人生とキャリアが全て崩れ

自分を弁護する機会もなく
社会から追放されてしまうんです。

これこそ 私が弁護し続ける動機なのです。

今回 特別に
依頼者の一人に会えることになった。

どうも こんにちは。 はじめまして。

レイプの疑惑をかけられ
相手を名誉毀損で訴えている。

ノンフィクションから小説まで
さまざまなジャンルの本を執筆する

人気作家だ。

だが…

全てが変わった。

友人と朝食を食べていた時 急に

「大変だ! お前の名前がネットに
載っているぞ」と言われたんです。

その時は何のことか
さっぱり分かりませんでした。

それで ネットで確認してみると

僕が複数の女性にレイプをしたという
告発が書かれていたんです。

彼の名が書かれたのは
ネット上に出回った このリスト。

誰に何をされたか
匿名で書き込むことができた。

ここに
スティーブンの名前が書き込まれ…。

リストを作ったのは
フリーライターの女性。

かつて セクハラを受け
怒れるフェミニストを名乗っている。

あのワインスティーンの事件に怒り

仲間内で書き込むためにリストを作ったが
誰かがネット上に拡散。

世界中の人が見られるようになった。

初めは 大したことないと思っていました。

だって 僕は誰も
レイプなんかしていないですから。

でも すぐに大変なことだと気付きました。

リストが広まったのは
僕の本が発売された時でした。

その本に関して事前に
インタビューされていたんですが

全てカットされました。

ニューヨークの書店で
発売記念のイベントをやった時は

誰かが書店に電話し

「レイプ野郎に場を与えるな」と
苦情を言ったようです。

そして 多くの…

スティーブンは
必死で無実を証明しようとした。

だが 書き込んだ人間は
どこの誰かも分からない。

一体 誰に反論すればよいのか?

その間にもウワサは広がり

みんなが自分をレイプ犯だと思っている
ような気がしてくる。

陽気だったスティーブンは 精神を病んだ。

ひどいウツ状態になって
数か月間は 外に出られませんでした。

一年間 自殺しようとばかり考えました。

袋を買って 車で丘まで行って
1回かぶってみました。

でも 頭が もうろうとして…。

その時は そこで終わりました。

匿名の告発は 無実を証明できません。

あのリストには 被害者の名前や

レイプされた場所も時間も
書いてないんです。

つまり 僕がレイプしていないと
証明する方法は…

スティーブンが
弁護士のミルテンバーグを訪ねたのは

リストを作った人物と
匿名で書き込んだ人物を

名誉毀損で訴えるためだ。

この訴えは
ニューヨーク・タイムズで報じられた。

だが 待ち受けていた闇は 更に深かった。

今度は 依頼を受けた
ミルテンバーグへの攻撃が始まった。

ひどい中傷メールも たくさん来ました。

家族の安全すら脅かされる事態。

それでも ミルテンバーグは
この戦いを続けると決めている。

(ミルテンバーグ)私には 娘と息子がいます。

性暴力の訴訟について

私は弁護士としてだけではなく
父親として取り組んでいます。

光は それが強く まばゆいほど
影も深くなる。

「#MeToo」も 同じなのだろうか。

Hey hey,  ho ho!

女性たちを ずっと苦しめてきた
隠れたセクシュアルハラスメントや

性犯罪被害に声を上げる。

その想いに共感した
多くの人々によって

「#MeToo」は
世界を巻き込む うねりとなりました。

しかし その運動が力を持ったことで
新たな被害者も生まれています。

今も 打ち明けられない悩みを抱えた人は
数多くいるはずです。

告発の連鎖は この先
どこへ向かうのでしょうか。

「#MeToo」の高まりから およそ1年。

その運動は 多くの人の人生を変えた。

大勢の人がいる前で。

今まで いまいましい この記憶は
胸に閉じ込めていました。

ワインスティーンから
セクハラを受けた女性は

勇気ある告発の連鎖に後押しされ
自らも…

(ルイーズ)離れていった友人もいます。

でも 被害者同士で交流が深まり…

全てのきっかけとなった記事を報じた
ニューヨーク・タイムズ。

レベッカは 「#MeToo」を
こんなふうに見ている。

「#MeToo」は
女性が叫びを発する場となりましたが

私たちの記事は 「#MeToo」の
きっかけになったとは思います。

しかし 両者は全く違います。

日本では海外ほど
「#MeToo」の うねりは起きていない。

実名での告発を行った人への
中傷やバッシングも相次いだ。

今 声を上げようとしている人を

連携して支えようとする活動が
始まっている。

被害者の尊厳 人権を
踏みにじる行為だし

それが なぜ議論になってないのか
っていうところも…。

日本で 「#MeToo」が広がるためには

「#MeToo」と声を上げられるようになる
ためには サポートが必要な段階。

被害に遭って苦しい人1人が
頑張るんじゃなくて

みんなで 一緒にサポートして
みんなで行動していこう

変えてこうっていうふうになると
いいなと思って。

人の弱さに つけ込む欲望の闇が
この世には充満している。

♬~


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