クローズアップ現代+「金回りも恋もスコア次第?巨大企業が個人を格付け」 ビジネスも結婚も左右する“中国のアマゾン”の…



出典:『クローズアップ現代+「金回りも恋もスコア次第?巨大企業が個人を格付け」』の番組情報(EPGから引用)


クローズアップ現代+「金回りも恋もスコア次第?巨大企業が個人を格付け」[字]


ビジネスも結婚も左右する“中国のアマゾン”の信用スコア▽行政も国民を格付け!素行が悪いと…▽日本では金融でスタート!私たちの個人情報をどう守り、どう活用するか…


詳細情報

出演者

【ゲスト】慶應義塾大学教授…宮田浩章,【キャスター】武田真一,鎌倉千秋




『クローズアップ現代+「金回りも恋もスコア次第?巨大企業が個人を格付け」』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

クローズアップ現代+「金回りも恋もスコア次第?巨大企業が個人を格付け」
  1. 点数
  2. 個人
  3. 中国
  4. 信用
  5. 格付
  6. AI
  7. ゴマ信用
  8. 評価
  9. アリババ
  10. スコア
  11. トマト
  12. 価値
  13. 企業
  14. 金利
  15. 日本
  16. サービス
  17. データ
  18. 影響
  19. 社会
  20. 政府


『クローズアップ現代+「金回りも恋もスコア次第?巨大企業が個人を格付け」』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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>>今、中国では、ある数字が
恋愛やビジネスをも左右します。

>>これは、その人が
どれだけ信用できるかを

点数化したもの。

>>「ゴマ信用」と呼ばれる
システム。

今や中国では7億人が

この点数で
格付けされているといいます。

進めているのは
中国最大のネット通販会社

アリババグループ。

ジャック・マー会長は
ゴマ信用が、社会を根底から

変えると断言します。

>>ゴマ信用の点数は
どのように決まるのか。

>>浙江省(せっこうしょう)で
飲料水の販売会社を営む李春さん。

15年前、専門学校を卒業後
会社を設立。

借金に頼らない堅実な経営が
高い点数につながったと

感じています。

>>点数を決めるのは
細かな個人の情報です。

買い物履歴や

アリババが手がける
金融ローンの支払い状況

さらに学歴など
ゴマ粒のようないくつもの情報を

AIが分析。

950点満点で点数化します。

点数に応じた
格付けは5段階。

350から500点の人は
「やや劣る」とされ

李さんのように
700点以上の人は

「大変良い」とされます。

点数しだいで利用者は
アリババが提携する企業や

団体から、さまざまなサービスを
受けられます。

例えば、550点以上の人は
街なかで携帯の充電が無料。

さらに点数が高いと
病院の予約が優先され

低い金利でローンが組めるなどの
優遇が受けられます。

一方、アリババは
金払いのよい消費者を絞り込み

効率的なセールスや
取り引きが行えるといいます。

今、ゴマ信用の点数は

利用者の人生にまで
影響を及ぼしています。

713点の張琳さんが
真剣にのぞいているのは…

>>理想の相手も点数しだい。

そこにある男性から連絡が。

張さんがした質問は…

その1分後。

>>自分より点数が高い人と知り

張さんは、この男性と連絡を
取り続けることにしました。

>>ゴマ信用の点数で
大きなビジネスチャンスを

つかむ人もいます。

飲料水を販売する
あの李さんから

ひとつき後、連絡があり
再び訪ねました。

>>会社を新しい場所に
移したといいます。

>>李さんの高い点数に
目をつけたビルのオーナーが

出世払いを前提に

しばらく無料で
事務所を貸してくれたのです。

>>なぜ中国で、これほど急速に
ゴマ信用が広まったのか。

これまで中国では
政府の有力者とのコネが重視され

裏金も横行。

個人を評価する、より客観的で
公平な基準が求められていたと

専門家はいいます。

>>今や中国人に
大きな影響を及ぼすゴマ信用。

一方で、その過熱ぶりが
懸念される事態も。

>>これは点数を上げる
ノウハウを紹介した個人の動画。

しかし、これはあくまで
うわさや臆測。

アリババは、点数を上げる
具体的な方法を明かしていません。

うわさは街なかでも
拡散し続けています。

タクシードライバーの
李祝敬さんです。

>>うわさを聞いた李さんは
あまり評判のよくない友達を

最近、SNSから
削除するようになりました。

>>きょうはビッグデータを使っ
て、

日本の未来を考える公共政策のプ
ロ、

慶應義塾大学の宮田さんと共に考
えていきたいと思います。

でもこれ、

そもそもアリババにとっていいお
客さんかどうかという格付けです

よね。

それをその婚活ですとか、友達作
り、

友達関係にまで応用するって、

さすがに行き過ぎじゃないかと思
うんですが、どうご覧になりまし

た?
>>おっしゃるとおり、

やっぱり個人を格付けということ
ばを聞くと、すごく強烈ですし、

新しい管理社会の到来だと、そう
いう批判ももっともだと思うんで

す。
一方で、これまでもクレジットカ

ードだったり、

あるいはマイレージのステータス
だったり、あるいは運転免許だっ

たり、われわれは実はこういった
スコアを用いて社会を回してきた

ということがあり、

これは実は身近なものでもあった
んですが、ここに今回、

個人の生活が加わるということが
課題であり、可能性があるかもし

れません。
>>きょうのリポートは鎌倉さん

ですけれども、中国に詳しいとい
うことで、なぜ、中国でこんなこ

とになっているんですか。
>>どうしてこれだけ受け入れら

れているかなんですけど、まさに
水ビジネスで成功した女性のこと

ばが象徴的だったと思うんですけ
ど、あの人は特別高い学歴があっ

たわけでもない、有力者にコネが
あったわけでもない、財産も別に

たくさんあったわけじゃない、な
いけれども、日々の行いを積み重

ねることによって、自分の信用の
ポイントを上げて、チャンスをつ

かんだっていうところなんです。
その背景は、中国って、土地が広

いですね、広大ですよね。
多種多様な文化背景のある民族が

暮らしていて、知らない人どうし
の間に、信用を築くのってものす

ごく難しい社会だった。
そこに可視化された信用ポイント

があることによって、無用な疑心
暗鬼を生まなくて済む。

それがこれだけ受け入れられてい
る背景かなと。

>>今まで評価されなかった人が
評価されるようになってきたとい

うことですね。
確かに日本でもおっしゃったよう

に、今、学歴ですとか、どんな会
社に勤めているかといったさまざ

まな個人の格付けって、これまで
もあったと思うんですけれども、

これ何が新しいんでしょうか。
>>やはりこれまでは減点方式で、

格付けをしてきたのが多かったん
ですが、今回、例えば中国ではご

みの分別をすると、

その重要において、

ポイントがたまると、あるいは環
境に優しい行動をすると、その分、

バーチャルで木が育って、木が一
定以上になると、今度は砂漠に本

当に埋められると。
人のよい行いというものを、スコ

アで引き出そうという取り組みが
始まっています。

さらにそこに、いわゆる自分自身
の行動だけではなくて、

子どもの進学にも影響するかもし
れないということになってくると、

お金を超える価値に今後なるかも
しれないということも言われ始め

ています。
>>信用というものが。

>>今までお金より大切なものは
あるということを、

皆さんに言ってきたんですけれど
も、なかなかこれを明確に形にし

て共有することは難しかったんで
すが、これがまず信用という形で、

国家単位で行われてきたと。

資本主義やお金を軸に回ってきた
んですが、もしかしたらこのデー

タによって、価値ですね、

信用だったり、

それは善行なのかもしれないです
が、いろいろな価値が回っていく

社会っていうのが、これから来る
かもしれないというところが、注

目すべき点かなと思います。
>>とはいえ、特定の企業が何か

一つの価値観で人を評価する、こ
れ、ちょっと心配でもありますよ

ね。
>>この先、どのようなことが懸

念されるのか、

個人情報保護に詳しい専門家に尋
ねてきました。

>>信用というものがデータにな
って、

広く共有されるようになったのは
確信的だというお話でしたけれど

も、そうなると信用がない人は、
それがどんどん拡散していくとい

うことになりますよね。
どんなデメリットがあるとお考え

ですか。
>>おっしゃるとおり、やはり負

のスパイラルを生むと、山本先生
のご指摘が正しいですし、もう一

つはやはり今、実際、アリババと
いう企業と国家、一体となって行

っていると、そうすると、一極化
した価値っていう形で人々が評価

されたときに、

じゃあ誰がそれは違うんだと言え
るのか、こういうような指摘もあ

ります。

その中ではやはり評価軸を多様化
していくということもすごく重要

なのかなと。
例えば、トマトがあるとします。

おいしいトマト、甘いトマトだと、

甘いトマトだと高く売れると、今
までそういうような価値観もあっ

たんですけれども、例えばこれ、
ミートソース、スパゲティーを作

るとなると、酸味のあるトマトの
ほうがおいしいと。

スープを作ると、そうすると水分
のバランスも違ってくる。

やはりおいしいトマトは、

やっぱり人々のどう料理するかに
よっても変わってくると。

これは一例でしかないんですが、

人々の生き方にもやはり多様な価
値があって、この価値を、

皆でどう作ったり、

あるいはどう育てていけるのかと
いうことも重要になるのかなとい

うふうに思います。
>>個人情報によって、

点数をつけるスコアリング、実は
これ、日本でも始まっているんで

す。
個人情報保護法を守りながら、金

融分野を中心に始まった新たなサ
ービスを取材しました。

>>1年半前、大手銀行と
通信会社が

AIによるスコアを使った
日本初の金融事業を始めました。

個人を1000点満点で評価。

スコアに応じてローンの金利を
決める新たな貸金業です。

都内の会社員、北野英吾さんです。

キャリアアップの勉強の資金に
スコアリングによる

ローンの利用を検討しています。

生年月日などを打ち込んだあと
まずは150の質問に回答。

>>中国のシステムに比べ

学歴や年収のほかに
個人の趣味や性格、食の好みなど

細かく情報を求められるのが
特徴です。

回答をもとにAIが
本人の健康状態や将来性などを

総合的に判断。

>>ランクはゴールドで
金利は6.2%。

既存の消費者金融より
低い設定です。

さらにこのスコアは

努力しだいで上げることも
できるといいます。

亀ヶ谷尚也さん
30歳の会社員です。

3年前、生活費にと220万円を
銀行カードローンで借りました。

こまめに返済を続けたものの
苦しくなり

さらに別の銀行カードローンで
借りようとしたところ

金利は14%。

>>そこで、このスコアリング
サービスを利用すると…。

>>実は亀ヶ谷さん

金利を下げるため
さまざまな努力を重ねてきました。

最初のスコアは676点。
下から2番目のランクでした。

そのとき、AIから意外なことを
勧められました。

それはなんと散歩。

毎日8000歩以上歩くと
アプリを通じてAIに報告され

健康に気を配っていることが
評価されます。

>>睡眠時間も増やしました。

毎日10時に寝て5時に起きる
規則正しい生活に。

さらに、この会社のAIが勧める

将来のキャリアに役立つ
電子書籍を

積極的に読むようにしました。

こうした情報を一つ一つ
AIが吸い上げ

亀ヶ谷さんのランクは
ゴールドに上がりました。

5.7%の金利で
つなぎの融資も得られ、昨年末

なんとか借金を完済しました。

>>すでに40万人以上が
登録しているこのサービス。

AIによる審査によって
貸倒(かしだおれ)率は

人間が行う場合に比べて
半分以下になったといいます。

>>ただし、今のところ
スコアの利用を結婚や就職など

その人の人生に関わる
サービスにまで

広げる予定はないといいます。

>>そういうことを考えているわ
けですね。

ただ、散歩をすると、

なぜお金を貸してもらいやすくな
るかというのは、

現実なんですか。

>>あくまでAIが判断している
ので、

ブラックボックスの部分も多いん
ですけれども、散歩を続けるとい

う人は、健康に気を遣っている、
前向きであるというふうになりま

すと、長期間返済していける可能
性が高いと判断されるんです。

もちろんほかの質問だとか、それ
から継続的なやり取りからトータ

ルにその人の傾向や性格を分析す
るそうなんですけどね。

日本は今、少しずつサービスが始
まった段階なんですけれども、先

ほどの中国では、企業だけでなく、
政府も個人情報による格付けを導

入し始めています。

>>昨年、中国の国有鉄道で
撮影されたある動画が

ネットで話題になりました。

>>中国では政府が
鉄道や公共の場所で

国民一人一人を
格付けするようになっています。

すでに無賃乗車や
車内での暴力行為など

秩序を乱すとされた
2000万人以上が

高速鉄道や飛行機の利用を
禁止されています。

より信用が低い人は、ネットで
名前とIDが公表されます。

システムを導入した都市の一つ
北京。

日々の細かな行動が
個人の信用に影響します。

その一つが自転車の駐輪。

駐輪禁止の場所に止めると

監視カメラの顔認証システムで
個人を特定。

信用の格付けに影響します。

システム導入後、北京市では

それまで多かった違法駐輪が
減ったといわれています。

>>社会の秩序を守り
治安を維持するため

政府は、今後もシステムを
推進していく方針です。

>>街がきれいになるということ
に、異論を挟む人は多くはないと

思うんですけども、ただ、その国
や大企業がこれはいい行い、

これは悪い行いというふうに決め
つけていくということには、

ちょっと違うんじゃないかという
気もしますけれども。

>>まさにそこなんですね。
個人情報の格付けと政治が結び付

くと何が懸念されるのか、専門家
の指摘です。

個人情報保護法に詳しい慶應義塾
大学法科大学院、山本教授。

監視カメラなどと格付けが結び付
くと、政府へのデモなど、

国民の表現が委縮する可能性があ
ると懸念されています。

>>どうなんでしょうか、

これだけ個人情報のデータが、

世の中を変えるような力があると
すると、

それは誰が主役で、どう使ってい
くのか、大きなテーマですよね。

>>おっしゃるとおりですね。
そういう意味では今、大きな転換

点にあります。
中国のように、国家が主導すると

いうことだったり、アメリカのよ
うに企業が主導する、

これに対する新しい流れとして、

EUが個人が主役になると、

個人を軸にデータを使うという、
こういったルールが提案されてい

ます。
ただ、実はまだまだ課題があって、

今度は個人の同意を個別で取って
いくと、経済が止まってしまうん

ですよね。
今までは石油の延長でこのデータ

は私のものです、あなたのもので
はありませんっていう、そういう

ルールを作りがちだったんですが、
データは実は、共有すればするほ

ど価値が高まる。
一方で、信用をなくすと、

根こそぎ枯れ果ててしまうと。
やはりこの共有財、公共財という

側面から、新しいルールを日本が
作ることができれば、

世界に対するインパクトになって
いくのかもしれないなと考えてい

ます。
>>企業、国家、あるいは個人、

その枠を超えて公共で利用してい
く。

>>あるいはそれぞれの立場が共
有をしていくっていう、そういう

ルール作り、これが必要な時代で
すね。

今夜は 日本の…


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