プロフェッショナル 仕事の流儀「笑わせたい男の、笑えない日々~小籔千豊~」 吉本新喜劇の座長・小籔千豊、180日の記録…



出典:『プロフェッショナル 仕事の流儀「笑わせたい男の、笑えない日々~小籔千豊~」』の番組情報(EPGから引用)


プロフェッショナル 仕事の流儀「笑わせたい男の、笑えない日々~小籔千豊~」[解][字]


吉本新喜劇の座長・小籔千豊、180日の記録。大阪府北部地震で劇団員が来られない緊急事態!あの人気ドラマをいじり倒す新作舞台裏!笑いあり、涙ありのドキュメント。


詳細情報

番組内容

60周年を迎えた吉本新喜劇の座長・小籔千豊、180日の記録。▼大阪府北部地震で劇団員が来られない緊急事態!小籔が下した驚きの決断とは?▼漫才師時代の知られざる挫折。コンビ解散、アルバイト生活、チャンスをくれた恩人とは?▼あの人気ドラマをいじり倒す衝撃の新作舞台裏!台本完成は本番5日前。まさかの稽古中断!ツッコミがボケに変わる?▼破天荒座長の意外な素顔。笑いあり、涙ありの濃厚ドキュメント!

出演者

【出演】小籔千豊,藤山直美,笑福亭鶴瓶,川畑泰史,千鳥,【語り】橋本さとし,貫地谷しほり




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プロフェッショナル 仕事の流儀「笑わせたい男の、笑えない日々~小籔千豊~」
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  13. 恩返
  14. 関係
  15. 稽古
  16. 芝居
  17. 台本作
  18. 拍手
  19. 舞台
  20. 妖精


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♬~

(歓声)

日本一の観客動員数を誇る喜劇集団
吉本新喜劇。

おじゃまします~。

コケコココココ…。
(笑い)

その60年の歴史を変えた男が いる。

ええかげんにせえ! お前は!
シャラップ ミラーボール!

誰がミラーボールじゃ!
こわ!

レギュラー番組10本を抱える 人気者。

ある時は 毒舌タレント。

ある時は プロ顔負けのドラマー。

果ては ファッションモデル。

だがこの男 これら全ては
「新喜劇の広報活動」と言い切る。

一見 人相の悪い こわもて。

これまで明かされなかった 素顔。

今宵 この男のイメージが変わる。

これ 何~?
(笑い)

♬~(主題歌)

新喜劇入団から僅か5年での 座長就任。

これまでにない笑いを生み出し続け

過去最高の来場者数を記録する
原動力となった。

女の子の前やから
ちょっとイキってるんですよ。

歴史上初めて 座長として東京進出。
新喜劇を全国区に押し上げた。

公演最終日に襲った 大地震。

♬~

これまで立ち入りが許されなかった
台本作りの現場にカメラが初めて入った。

かつてない笑いを どう生み出すか。

破天荒座長 180日の記録!

その取材は 憂鬱だった。

テレビでいつも毒づいている小籔に

いつ どやされるのか。

だが…。

座長 小籔の本拠地。

笑いの殿堂 なんばグランド花月。

年間365日。 1日も 休みなし。

常に満席 立ち見もザラ。

6人の座長が 週替わりで新作を披露。

小籔は その中でも屈指の集客力を誇る。

なんかええ方法ないんかな。
誰か教えてぇなぁ。

その訳は 小籔が生み出してきた
斬新な笑いにある。

私が助けてあげましょうか?

お~い!

私は怪しいものじゃないわ。 石像よ。

いや 石像やから 怖いんや!

その一つ。 舞台セットが次々と動きだし
ボケ始める笑い。

何の音楽? これ。

♬~
(小籔)え~! 何?

当時 流行のフラッシュモブを
いち早くボケに取り入れた笑い。

これ 何?
(笑い)

60年の歴史で培われてきた 定番の型。

それらに頼らず 小籔は常に
今までになかった笑いを 求め続ける。

新たな笑いを
小籔は どのようにして生み出すのか。

その一部始終を 記録することにした。

驚いたことに 稽古が始まったのは
本番前日の夜8時。

僅か4時間で 芝居を作り上げるという。

あんたがサボって おれへんから
代わりにお父ちゃんが行ってくれたのよ。

あ おじいちゃんが行ってくれたのよ。

台本は 前日に完成したばかり。

しかも 小籔の台本には 相変わらず
定番の型がほとんどない。

≪で 腰痛めるんです。
あ あいたたたた…。

誰もが台本を飲み込めず 四苦八苦。

劇場に移動し セットを使って
稽古を始めたのは 夜10時過ぎ。

今回の舞台も 小籔は攻めていた。

日常のドタバタを描く新喜劇には珍しく
「妖精」が登場。

突然 ファンタジーが入り交じる。

いつもの新喜劇から
かけ離れているだけに

観客は どこまで ついてきてくれるか。

小籔の流儀。

小籔は 一番乗りで楽屋に入った。

自称 「ビビり」。

本番直前まで 台本に手を入れ続ける。

(予鈴)

ちょっと待て! あのな 昼間忙しかった
からな 人手が足りへんのや 手伝え!

知らん 知らん。
ええかげにせえよ お前は! ほんまに。

つるん つるん。
やかましいわ! あほ!   (笑い)

知らん 知らん みたいに言うな!

小籔が演じるのは
うどん屋の やる気のない跡取り。

≪久しぶりやな 千豊君。
はぁ?

その目の前に あの妖精が現れる。

果たして 観客はどう受け止めるのか。

何これ~。
久しぶりやな~。

でっかい便所のボールみたいなの
出てきたやん。   (笑い)

妖精もいろんなタイプがあるからな。
え タイプ?

世界中にいろんな支部があんねん。 支部?
そやで。

アメリカ支部 フランス支部
イギリス支部 あと新世界支部。

えらい狭いな そこ。
(笑い)

小籔の不安をよそに 客席からは
ひっきりなしに笑いが起きた。

(笑い)

あんたが苦労かけたから
ハゲたんやと言うとんねん。

どんだけ苦労かけてん。

あんたが かけた苦労の数だけ
毛 抜けたと思えよ。

涙の数だけ みたいに言うな。

あぁ あなた。
おとん。

フサフサやん。
ほんまに フサフサやん。   (笑い)

(拍手)

昼の初演。 手応えは 上々。

しかし 2時間後の公演に向け
休む間もなく台本の修正に取りかかった。

客の反応や演じる時間帯 客層によって
芝居を事細かに変えていくのが

小籔の真骨頂だ。

あんたがかけた苦労の数だけ
髪 抜けたと思えよ。

苦労の数だけって お前
涙の数だけ みたいに言うな。

(笑い)

♬「苦労の数だけ 髪が抜けるよ
アスファルトに咲く花のように」

そこ普通やん それ。
(笑い)

公演初日は 大きな笑いと共に
過ぎていった。

だが 一週間後の公演最終日。

座長就任以来
最大のトラブルが 待ち受けていた。

朝7時58分。 大阪が 揺れた。

3時間後。 小籔 出勤。

(取材者)大丈夫でした。

公演まで1時間。

だが 出演者の半数しか集まっていない。

誰もが 公演は不可能だと諦めていた。
しかし。

代役を次々に立て
それに合わせて台本を変えていく。

見学に来ていた座員まで 総動員。

はい 分かりました。

どうも~。
(拍手)

こんにちは。

客の入りは 4割程度。
小籔は 語りかけた。

♬~

サボってばっかりやったら
ろくな人間になれへんぞ!

そんな文句ばっかり言うとったらな
また口とんがって

もっと ひょっとこになるぞ。
誰が ひょっとこやねん ほんまに。

おい! 手伝え言うたら手伝え お前は。
ほっとこ ほっとこ。

うるさい 手伝え!
ひょっとこ ひょっとこ。

誰が ひょっとこ ひょっとこや。

あなた。
おとん。

むちゃむちゃイケメンやん!
爽やか~。                  (笑い)

それぞれが持ち場を勤め上げ
笑いを巻き起こした。

(拍手)

お疲れさまでした~。

幕閉まる時に 「お~」。

小籔さんは 1973年 大阪生まれ。

タイガースと お笑いが大好きな
生っ粋の関西人。

運命を決めたのは 高校2年の時に見た
お笑いライブ。

小籔さんは
中学時代の同級生と

漫才コンビを結成。

お前 面長やんけ!
面長ちゃうわ!

いや そうやん。
この会場で一番面長 お前やで 多分!

どうでしょ~う。

1年目で頭角を現し すぐに芸人一本で
食べていけるまでになった。

(司会)優秀賞は ビリジアンさんです。

でも 転機は突然訪れた。

27歳の春。 相方から こう告げられた。

小籔さんは 芸人引退を決意した。

でも 結婚を目前に控えていたため
安定した職を探す必要があった。

そんな時 声がかかった。
「新喜劇を やらないか?」。

あ 君たちがいて あ 僕がいる。

毎日公演があり スケジュールも固定。

「お笑い界の 公務員や」 と思った。

けれど 入ってみて愕然とした。

漫才師としての芸歴は関係なし。
一番下っ端からのスタート。

与えられるのは ちょい役ばかり。

セリフは ひと言あるかないか。

出演料は 舞台1回につき1, 250円。
アルバイトなしでは 生きていけない。

心は ポッキポキのポッキポキ。

この 先の見えない地獄は
いつまで続くのか。

蜘蛛の糸を探し求めるように
出番のない日も劇場に通い

先輩の芸に目を凝らした。

新喜劇に入って9か月が過ぎたある日。
思ってもみないことが 起きた。

1人の先輩が そう言ってくれた。

この時 小籔さんの
初期の代名詞ともいえる

ギャグが誕生した。

俺はな 今まで数々
悪いことやってきとんねや。

お前 知らんやろが こら。

殺人 強盗 恐喝 窃盗 詐欺
婦女暴行 密輸 放火 誘拐

以外は やってきとんねや。
以外かい!  (笑い)

寝んな!
(笑い)

次々と 面白い役を任された。

32歳 当時最年少で座長に就任。

ズボン ぱってはいたら
半ズボンやったんすよ。

37歳 卓越した話術が人気を集め
東京に進出。

でも ある人は言った。

「座長を務めながら
東京で成功した者はいない」。

「もう新喜劇は辞めて テレビ1本で稼げ」。

けれど小籔さんは かたくなに拒んだ。

俺らに文句つけたら いてまうからな!

あのね…。

どれだけ売れても
軸足は あくまで新喜劇。

恩返しの日々は 終わることはない。

電話の相手は 新喜劇一のベテラン。

駆け出しの頃から目をかけてくれた恩人。

体調不良で 休演が続いていた。

1か月後 小籔さんが毎年開催している
音楽フェス。

♬~

つま先やめろ! アゴやめろ!
ワキやめろ! ドリルせんのか~い!

新喜劇のファンを 1人でも増やしたい。

これも一つの 小籔さんの恩返し。

その舞台裏に 桑原さんの姿があった。

どなたですか。
公園の掃除をしている桑原和子が

ただ今 お鉢を持って
こちらへ やってまいりました。

ちょんちょん ちょんちょん… あ~

見ないで!
見たないねん!

≪はよ しもて下さい。
≪もう ええの?

≪おいおい! 挟むな。
そんなとこ挟んだら痛いでしょ。

また。
何や! それ。                    (笑い)

おい お前 はよこい! 藍五郎!

日本一の観客動員数を誇る新喜劇。

その座長 小籔千豊。

(笑い)

あなたですよ。

過去最高の来場者数を記録するなど
劇団は今 絶好調。

だが小籔は
大いなる危機感を抱いていた。

今の人気にあぐらをかけば
遠からず 痛い目に遭う。

これまでにない笑いの型を
どう生み出すか。

ビビり座長の 恩返し。

それは 夏の暑い盛り。

2か月に及ぶ交渉の末
小籔が 台本作りの取材を受け入れた。

作るのは
3か月後に上演する舞台の台本。

他の座長は 構成作家の書いた
プロットをもとに話を膨らます。

だが 小籔はそれを良しとしない。

新たな笑いの型は 人任せにして
生まれるものではないと考える。

この日 名案は浮かばなかった。

次の台本打ち合わせは 4日後。 夜10時。

脳みそに釣り糸を垂らすように
アイデアを探る。

設定としては新しいが どれも見かけ倒し。

60年の伝統は 甘くない。

残り1か月となっても
台本作りは 少しも進んでいなかった。

(小籔)ほとんどの人が楽しくなく
仕事してるんじゃないかなと

僕 思うんですけどね。

♬~

季節はいつしか 秋。

公演を終えた小籔が
疲れた脳みそで 語り出した。

何より熱っぽく語ったのは
これまでにない 笑いの型。

千豊 ええかげんにせえ! お前は!

シャラップ ミラーボール。
誰がミラーボールじゃ。

新喜劇は ボケとツッコミが
明確に分かれているのが常。

芝居の途中で役割が変わっていくのは
前代未聞。

だが かつてない笑いの型だけに

お客さんを置いてけぼりにするリスクも
否めない。

小籔のビビりが 加速していく。

台本が完成したのは 本番5日前。

だが 本番前日の舞台稽古。

台本が斬新すぎるあまり 大混乱。

稽古は 一時中断。

不安を拭えないまま
本番に臨むことになった。

公演初日。

お客さんは 笑ってくれるか。

いや それより 何でこいつが正社員で
僕が見習いなんですか?

じゃ 僕の方が下ってことですか?
負けてるなんて思ってませんけど。

僕もあなたに負けてるとは
思っていません。   何?

アメリカでの繊維業界での
知識と経験には 自信があります。

はあ? こっちや 自信あんのは。
お前はカスや。

誰が カスですか。

主人公の小籔は…

こうなったら1人でも
新しいブラジャーを作ってみせます。

そして この会社を必ず
大きくしてみせます。

新しい商品の名前は…。

≪「乳王」!

小籔の言葉に感化されたツッコミ役が
次々とボケ役に転じていく問題のシーン。

≪ちょっと聞いて下さい!
≪いいって いいって…。

いや これだけは言わして下さい。

ちょっといいですか。
部外者は引っ込んでろ。

部外者ではありません。
あんたには関係ない話だ!

関係ないことはない!
これだけは言わしてもらう。

僕にも乳王を作らせて下さい。
≪やりたいんかい。        (笑い)

♬~

落ち着け。
落ち着けませんよ!

社長が会社を大きくしようと
頑張ってるのに

あいつら あんなしょうもない
ブラジャーを作ろうとしてるんですよ。

サンプルを持ってこい。
おい サンプル おい!

偉そうなこと言うなよ。
サンプルわい!

はい。
≪おい 待て お前!    (笑い)

遅いねん。
すみませんでした!

≪一晩で 何があったんや お前。

(笑い)

笑いが 渦巻いた。

(笑い)

≪鼻かみたいです。
≪鼻かい お前。

(笑い)

小籔は 新たな笑いを生み出した。

♬~(主題歌)

半年の密着が終わった。

気付けば 小籔が笑ったところを
ほとんど見なかった。

人を本気で笑顔にするということは
どうやら そういうことのようだ。

♬~

あ これはこの人にしかできへんなぁ
みたいなのを持ってる人が

プロフェッショナルかなと思いますけど。

オンリーワンみたいなこと
なんですかねぇ。

すいません はい すいません。
答えられてましたか?

(取材者)あ 大丈夫です。

♬~


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