チョイス@病気になったとき「あなたの肺に忍び寄るCOPD」 喫煙などによって肺の機能が低下して息切れなどを起こす病気。



出典:『チョイス@病気になったとき「あなたの肺に忍び寄るCOPD」』の番組情報(EPGから引用)


チョイス@病気になったとき「あなたの肺に忍び寄るCOPD」[解][字]


COPD(慢性閉塞性肺疾患)は喫煙などによって肺の機能が低下して息切れなどを起こす病気。対策はまず禁煙。さらに吸入薬や呼吸リハビリなどさまざまなチョイスを紹介。


詳細情報

番組内容

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、肺の機能が低下して息切れなどを起こす病気。悪化すると呼吸困難に陥り、機械による酸素療法が必要になる場合も。主な原因は喫煙だ。たばこのために肺に炎症が起こり、肺胞が破壊されてしまう。対策は、まず禁煙。さらに気管支拡張薬などを吸入する。また、楽に呼吸する方法を体で覚える呼吸リハビリテーションやウォーキングなどの身体活動も重要。COPD対策のチョイスを詳しく紹介する。

出演者

【司会】八嶋智人,大和田美帆,【講師】日本医科大学呼吸ケアクリニック所長…木田厚瑞,【リポーター】出田奈々,【語り】佐藤真由美,江越彬紀




『チョイス@病気になったとき「あなたの肺に忍び寄るCOPD」』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

チョイス@病気になったとき「あなたの肺に忍び寄るCOPD」
  1. COPD
  2. 治療
  3. チョイス
  4. タバコ
  5. 病気
  6. 状態
  7. 肺胞
  8. リハビリ
  9. 気管支
  10. 酸素
  11. 森島
  12. 自分
  13. 必要
  14. 喜多
  15. 呼吸
  16. 症状
  17. 場合
  18. 非常
  19. 息切
  20. 運動


『チョイス@病気になったとき「あなたの肺に忍び寄るCOPD」』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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<今日のテーマは…>

<COPDは 肺が壊れ
呼吸ができなくなる 怖~い病気>

<最初は
自覚症状が ほとんどありません。

しかし 次第に息苦しさや激しいせき

さらに放置すると
自力では呼吸ができなくなり

酸素供給装置が必要になることも>

ちょっと はっきり 言ったら もう…

<でも チョイスはあります!>

(2人)チョイス!

<正しい治療や リハビリを続ければ…>

<さらに 画期的な薬も登場しました!

今日は肺の病気 COPDの最新治療と

リハビリのチョイスを

たっぷり ご紹介しま~す!>

健康への道のりはチョイスの連続。

ということで 今日のチョイスは こちら。

最近 よく耳にするように
なったというかね。

昨年 お亡くなりになった歌丸師匠が
ニュースのときに

何か よく見たな
確かに。
ということですけれども。

詳しいことが ちょっと分からないな
ということですけれど。

その「COPD 慢性閉塞性肺疾患」。

これ かつては「肺気腫」といわれていた
病気なんですけれども

肺の中 気管支の先にあります
「肺胞」という所で起こるんです。

肺胞 どんな形をしているかといいますと
こちらです。

ぶどう おいしそう。

おいしそうですけれども
この ぶどうの房のような形をしていて

この一つ一つが肺胞だと考えてください。
なるほど。

ちょっと ここでクイズです。

両方の肺に合わせて どのくらい

この肺胞があると思いますか?

うん? どのくらい?
合わせて?

ヒントはですね 直径が大体0.2ミリ。

なので かなり小さくある
ということですね。

だから かける10で2ミリでしょ。

かける10で 2センチでしょ。

かける10で 20センチでしょ。

だから 2, 000万個かける2だから
4, 000万個!

4, 000万個。
私は2万個!

ハハハハハ…。
正解はですね…

え~! 3億ですか?
はい そう。

それで その肺胞なんですけれども

酸素と二酸化炭素のガス交換を
行ってくれる役割をしています。

ところが そこに タバコの煙などが
入ってきて 炎症が起きると

そのガス交換ができなくなって
呼吸ができなくなる。

これがCOPDなんですね。
なるほど。

それではCOPDになるとどうなるのか?

こちらの方のケースを ご覧ください。

<東京都内で中華料理店を営んでいる…>

<今から48年前 自分の店を構え 独立。

以来 妻の政子さんに支えられながら

店を切り盛りしてきた森島さん>

<毎年 健康診断は
欠かさず受けていましたが

何かを指摘されたこともなく…>

<ところが2年前
人間ドックを受けると

初めて異常が見つかりました>

<そのときに言い渡された診断結果は…>

<COPDって 一体どんな病気?>

<呼吸によって
鼻や口から吸い込まれた空気は

気管から気管支へと送られます>

<気管支の先にあるのが肺胞です>

<この肺胞では 酸素を取り入れ

二酸化炭素を排出する

ガス交換が行われます>

<しかし
タバコなどの煙に含まれる

有害な微粒子が肺の中に入ると

気管支は
炎症を起こし 腫れて狭くなり

空気が通りにくくなります>

<さらに 肺胞も破壊され

ガス交換ができなくなるのです>

<その結果…>

<これが
COPDです>

<水色の部分は

肺胞が壊れていることを
示しています。

森島さんの肺は すでに

あちこちで
壊れ始めていたのです>

<さらに 肺機能検査を
受けたところ

正常なら70%以上ある

息を吐く力の値が

52%まで
下がっていました>

<医師から
呼吸器専門の病院を紹介するので

すぐに受診するように言われたのです>

<実は森島さんにも自覚症状はありました>

<ところが 森島さんは
タバコを吸っているし

「年だから しかたない」と思い

そのままにしていたのです。

夫の身を案じた妻の政子さん。

毎朝 森島さんの前に
医師の紹介状を置き

禁煙して
一日も早く受診するように説得。

それでも 森島さんは
首を縦に振ることはありませんでした>

<しかし 症状は
日に日に悪化していきました>

<さらに…>

<そして 3か月後
ついに見かねた政子さん

夫に黙って
専門病院へ予約を入れました>

<そして 森島さんは ようやく

呼吸器専門の医師のもとを訪ねたのです>

<診断結果は…>

<すぐに治療を始めるように言われました>

<そこで 森島さんのチョイスは?>

チョイス!

<気管支を広げる
吸入薬を使って

治療を開始。

もちろん 孫に注意されても
やめなかった

タバコも やめました>

<治療を始めたとたん
息切れすることは少なくなり

今でも以前と同様 元気に働いています>

<今後の目標は 年に一度の
孫たちとの家族旅行を

一年でも長く続けていくことです>

だから やっぱり 健康じゃなくちゃ
できないんだよね 何でもね。

(2人)チョイス!

何で もっと早く病院に
行かなかったんですかね? 本当ですよ。

奥様 頑張りましたね! よかったですね。
行ったあとは

あんなにも にこにこ
話をしてらっしゃるのにねと思いますが。

でも 相当
つらそうだなというのがありますね。

専門家にお話 伺っていきましょう。

日本医科大学
呼吸ケアクリニック所長で

呼吸器が ご専門の木田厚瑞さんです。

よろしくお願いします。
よろしくお願いします。

まあ あの… COPD

500万人以上も患者さんがいらっしゃる
というふうな

紹介があったんですけど
そんなに前から あったのかなって…。

最近 出来た病気ってことなんですか?
病名は最近なんですね。

ところが肺気腫という病気はですね
肺気腫という名前は実は19世紀からです。

えっ! そんな前から。
結構 前からある。

それから
「慢性気管支炎」っていうのはですね

せきと痰が多いという病気ですね。

その両方 合わせてですね 2001年に

一括して
「COPD」と呼ぼうというふうに

全世界で決めたんですね。
なるほど なるほど!

全世界で決めたんです。
へえ~!

<慢性気管支炎とは

気管や気管支が
慢性的に炎症を起こし

気道が狭くなって

せきや痰が続く状態を
いいます>

<一方 肺気腫とは

肺胞の壁が壊されて

ガス交換ができなくなった状態です。

こうなると 軽い動作でも
息切れが起こります>

<この2つは
原因や特徴に共通点が多いことから

現在では 合わせて
「COPD」と呼ぶようになりました>

VTRの森島さん
毎年 健康診断を受けていたのに

突然 ある日 COPDが見つかったって。
そこまで気付かないものなんですかね?

一つは 症状が なかなか…
自分でですね 年のせいだとか

タバコのせいだとかって
自分で理由をつけていた。

それから せきが出ればですね
かぜのせいだって。

いや 思いますよね。
思いますね 普通は まず。 う~ん…。

これは
徐々に なっていくものなんですか?

ゆっくり ゆっくり
なっていくんですけれども

なかなか 気が付かないわけですね。

でも やっぱり 一番の原因は
タバコということになりますか?

タバコを吸い始めて
大体 20年ぐらいで起こるんですね。

だから 40歳ぐらいで もう
起こり始めてる人が多いわけです。

そのころの症状というのはですね
「かぜをひいた かぜをひいた」って言って。

それから さらに10年ぐらいたってですね
今度は息切れが加わってくる。

じゃあ タバコを吸わない人は
ならないということでいいんですか?

…じゃないんですよね。
じゃない?

日本のデータではですね

2001年ごろに
全国を調査したデータがあるんですが

その中では タバコを吸わない人が
6%ちょっとぐらいなんですが

世界的に見るとですね 多い所では
20%以上の人でですね

タバコを吸わない人で
COPDがあるというですね。  え~!

それ 大体
何が原因ってことになりますか?

職域で非常に

有害なものを繰り返し吸うという

そういう立場で仕事されている方。

受動喫煙も?

受動喫煙も原因になりえますよね。

それから 子どものときにですね

重い呼吸器の病気をやられた人

それから 子どものときから

ぜんそくがある人が
なりやすいっていわれてますよね。

だから一概にタバコを吸わないから
大丈夫と思ってるのは

良くないってことですね?
良くないですよね。

じゃあ… 出た場合の症状というのは一体
どういったものがあるんでしょうか?

こちらに まとめています。

「慢性のせき」
っていうのはですね

一日中 コンコン コンコン出る
ということではないんですよね。

大体 8週を超えると
慢性のせきというんです。  8週間。

2か月ですね 約。
2か月って 結構長いですよね。

ですから 毎日 出るものをですね

2か月間 放っておいたっていう形に
なるわけですよね。

よく「せきだけが 今 止まらなくて
長引いてるんだよね」とか。

いらっしゃいますね。
…って言う人 結構聞くじゃないですか。

あれ 気をつけたほうがいいですね。
「かぜが治りにくくて」っていう。

特に冬場ですよね。
そういう人が多いですよね。

そのときの痰というのはですね 必ずしも
色がついてるわけではないんです。

いわゆる黄色っぽいんじゃなくて?
白っぽい痰が出ることが多いんですが

黄色っぽい色が付いてくると
これは さらに まずくなってるんですよ。

さらに悪くなってる
ということなんですよね。

痰の量は どうですか?
痰の量もですね

ものすごく たくさん出る
というわけではないんですね。

「痰が絡む」というような
言い方をされますね。

そして こちらの息切れは

どういうときにでしょう?

「負荷がかかったとき」
という言い方をしますけれども

階段を上るとき あるいは
重い荷物を持ったときにですね

苦しいということなんですが

私たちはですね… ご夫婦で
駅の階段を上がったときにですね

「奥さんに遅れていくことは
ありませんか?」というような

聞き方をするんです。
なるほど なるほど!

若い人と比べてですね
追い抜かされているから

病気だというわけではないんですね。

「年が よく似た格好の人と
一緒に並んで歩いたら

自分だけが遅れていくことは
ありませんか?」というような

聞き方をするんですね。

ところがですね
この病気が だんだん重くなってくると

日常の生活でも
苦しくなってくるんですね。

それこそ 衣服の着脱とか
あるいは 顔を洗うときに

かがんだだけでも 苦しいというように
言われることがありますしね。

そうなると大変ですね。

じゃあ 実際に
医療機関で どのような検査をして

それをジャッジしていくのか
ってことなんですけれど。

VTRで ご紹介したのが こちらの

「スパイロメーター」という
検査ですよね。

これはですね うんと吸って

一気に吐けるだけ
吐いちゃうわけですね。

要するに 肺活量を調べるわけですね。

それと もう一つは最初の

正確に 1秒間に
どのぐらい空気が出るのか

出せるのかということを
計算できるんですね。

肺活量で それを割るんです。

そうするとパーセントが出てくる。
そのパーセントがですね

70%以下になったときに

COPDとするという定義なんですね。

<COPDと同じように

呼吸が苦しくなる病気に

ぜんそくがあります。

COPDと
ぜんそくを見分けるために

スパイロメーターによる検査は
通常2回行います>

<一度 検査したあとに
ぜんそくの吸入薬を吸ってから

もう一度 検査します。

もし 2回目の検査で

1秒率の数値が
改善された場合は

吸入薬が
効いたと考えられ

ぜんそくの可能性が
あります>

実は 70%を切ってても
息切れが あんまりない人って

結構 いますね。
うん うん…。

ですから それは必ずしも 治療がすぐに
必要とは しないわけなんですが。

例えば 先生 どうですか?

X線検査とかでも
分かったりするんですか?

X線の写真だけでですね

COPDを診断することは
もちろん できないわけですね。

最近は便利になりましてですね
3Dの処理をするとですね

肺が どのぐらい食われてるか
っていうのが分かるわけですね。

要するに 森島さんの場合には

ここの水色の部分がですね

少し
穴ぼこになってるということなんですね。

こういうのが あちらこちらに見られる。

じゃあ COPDの
治療ということになると まずは吸入薬?

まず タバコをやめることです。
それが一番大事。      そうですね!

その次に 薬ということになるんですが

薬は気管支を広げる薬が
基本になるわけです。

COPDの治療 こちら ご覧ください。

森島さんの
場合はですね…

これを組み合わせた
3種類の薬を使ったんですよね。

これは それぞれ どういう働きを?

上の2つはですね

気管支の細い所を
広げるという薬ですね。

2つ
組み合わせることで

要するに効き方の場所が
違うわけですね。

少し太めの所 うんと細めの所という所が
ありますので

両方 組み合わせて使うわけですね。

吸入ステロイドはですね

気管支に炎症が起こっている。

その炎症が起こって

ぜんそくに近いような状態になってる。

それを抑えるのが吸入ステロイドなんですね。

だから 通常は 必ずしも

吸入ステロイドが必要っていう場合では
ないんですけれども

通常はβ2の刺激薬と
それから 抗コリン薬を合わせたものを

使うというわけですね。

先生 この
「長時間作用型」っていうぐらいですから

「短時間作用型」もあるってことですか?
短時間作用型は あるんですが

吸ってですね それで
数分で楽になるというような。

しかし 短い間しか効かない。
そうすると しょっちゅう

使わなきゃいけない
ということになります。

今は ほとんどが
長時間作用型になってるんですね。

朝 吸うと 一日中 効くとか
あるいは夕方まで効く。

夕方 もう一回 吸うと
さらに効くとかですね。

そういうふうにして
使い分けてるわけなんですね。

やはり ちょっと心配なのが
副作用なんですけれど ありますか?

一番多いのはですね 吸入ステロイドで

多いのは声がれなんですね。

うがいを
十分にしていただくということですね。

それから 抗コリン薬のほうはですね

前立腺肥大があると

おしっこが
出にくくなるという副作用が

すべてでは
ないですけれども出ることがあります。

それから
噴霧状に こうなって出るものはですね

緑内障の人ではですね 悪化させる
ということがありますので

緑内障がないっていう確認は
する必要がありますね。

それから β2のほうはですね

多いのが不整脈ですね。

あるいは
頻脈って 脈が多くなるんですね。

脈が多くなって あおるようになって

「苦しい」って言われる方がいますけども。

じゃあ やっぱり 使い始めても
何となく 自分の調子が悪くなったり

こう 出てくると お医者さんに
相談したほうがいいということですね。

医師のほうも常にですね

「こういう副作用ありませんか?」っていう
確認をしながら使うんですけれども。

場合によっては 薬を替えることで
それが解決できる場合もありますし。

それから 吸入という薬がですね
のみ薬と随分 違うわけですよ。

吸入薬というのはですね
吸い方が違うんですよね。

例えば ボタンを押して
噴霧状になって出てくる。

あるいは そのタイミング。 早く吸う
あるいは ゆっくり吸うとかですね

吸い方が全部 薬によって違うわけです。
そうですよね。

だから 毎日やってるつもりでも
もしかしたら やり方が違って

気管支のほうまで届いてないんじゃないか
ってこともあるってことですよね。

やり方 間違ってたら
もう 元も子もないですもんね。

つまり 自己流になる可能性が
極めて大きいんです。

ですから それは
薬剤師さんにも教えてもらう。

あるいは 看護師に教えてもらう。
医師も もちろん教えるという。

そういう 常に教えながらやるというのが
非常に大事ですね。

ちなみに 壊れた肺胞

薬で… この薬なら戻るってことは
あるんでしょうか?

それは ないですね。
残念ながら ないんです。

分かりました。
ところが 肺胞が元に戻らなくても

チョイスは あるんです。
うん!

(2人)チョイス!

<東京都にお住まいの…>

<今から19年前 人間ドックで
肺の異常を指摘されました。

実は その2年ほど前から

通勤のとき
駅の階段を上るだけで…>

だから しょうがないんで…

<そこで 精密検査のため
紹介された大学病院を受診すると…>

<診断結果は…>

「肺気腫です」と。
そのお薬を出されて もう あとは…

<気管支を広げる薬だけ処方され
「もう治らない」と言われた内田さん>

<せめて 自分で何か
できることはないかと考え 禁煙。

しかし 症状は改善されず

次第に
気持ちが落ち込んでいったといいます>

…あとで考えるとですよ。

<内田さんは ひどい息苦しさに
たびたび襲われ…>

<そこで 1年半後
内田さんは あるチョイスをしました>

チョイス!

<専門医の診断は やはり…>

<しかし 治療はできると
伝えられたのです>

<治療ができると聞き
気持ちが前向きになった内田さん>

<それ以来
薬による治療に加え

体力を落とさないために

病院で習ったリハビリを
毎日続けています>

<また COPDになると

食事にも気を使わなければいけません。

大きくなった肺が胃を圧迫するので

少し食べただけで苦しくなるからです>

それで やっぱり 間食的に…

<さらに
11年前からは

血液中の酸素濃度が
低下したため

酸素療法を開始>

<外出のときには
酸素ボンベが必要ですが

それでも 毎朝30分の
ウォーキングは欠かしません>

<最初の診断から19年。

中高生へ タバコの害を教える
講演活動や

みずから立ち上げた
患者会の世話をするなど

充実した日々を過ごしています>

(八嶋 大和田)すばらしい!

いっときはね ご自分で うつ状態

今から考えると
そうだったのかもしれないというふうに

おっしゃってた方が
随分 積極的に前向きに…。  ねえ!

あのままだったら
寝たきりになってたかもしれないって

おっしゃってましたけれども

治療せず そのまま放置していたら
どうなってしまうんですか?

確かに 寝たきりになる可能性
極めて大きいと思いますね。

家から外に出られなくなるんです。

やがてですね ベッドから出られなくなる。

だから 寝たきりということですよね。

トイレへ行くのが やっとっていう形に
なっちゃうわけですよね。

それから 手足が細くなる。
筋肉が細くなるんですね。

筋肉量が少なくなりますね。
筋肉量が減ってきて

歩くのが
なかなか難しくなってくるんですね。

また 筋力が低下すると
やる気みたいなものもね

同時に なくなっていっちゃうから
そうなると もう

悪循環に入っていくっていうことですね。
そうですね。

息苦しいのに 体 動かすリハビリって

若干 大丈夫なのかなと思ったりしますが
いかがですか?

そこでですね COPDの方のリハビリは
どのようにしたらいいのか

こちらを取材してきました。

<呼吸リハビリの指導を行うのは…>

<問診で その日の体調を聞き…>

<…を確認します>

<運動するときに
重要なのが…>

「はあ はあ…」と 苦しくなるとね。

<息を吐ききるためのコツは…>

<おなかに空気をためていくイメージで
鼻から息を吸い込み

息を吐くときは 口をすぼめて

できるだけ長く 時間をかけて

息を吐ききります。

慣れないうちは 横になって練習します>

肩の上げ下げから
やっていきます。

<まずは ストレッチで
かたくなった体をほぐします>

<特に 肺の周りの筋肉をしなやかにすると
呼吸が楽になります>

<続いて 患者さんの
重症度や体調に合わせて

リハビリを行います>

<上半身の筋肉を
鍛えることは

息切れの緩和につながります>

<下半身を鍛えることは

寝たきりの予防にも役立ちます>

自分で やるのじゃなくて
理学療法士の方が

指導してくださってるほうが
いいということですね。

そういうことですね。
定期的に通っていただいて

新たなメニューを
作っていただく。 あるいは

こうしたほうがいい
という。 自己流になることが多いので

こうしたほうが
いいですよというアドバイスを

していただくということですね。

そうやって ちゃんと
正しいやり方を教えてもらって

それで 行動範囲も広がって
それで また行ったときに

少し もうちょっと負荷がかかる運動を
やってみましょうかというような

相談もしながら
さらに向上していけるっていうのは…。

少しずつ 少しずつ
このぐらいの負荷だったら

かけていいっていうものを
決めていただいてですね

それで やるわけですね。
お家での運動は

イメージつくんですけれども
リハビリを受診するというのは

病院で やってくださるんですか?
そうなんですね。

病院でやる所というのはですね

残念ながら
あまり多くないんですね。

日本呼吸器学会っていうのがありまして

そのホームページを見ますとですね

どこの病院で
呼吸のリハビリをやっているか

っていうのが出ていますので

近いところを
聞いてみられたほうがいいと思いますね。

VTRの内田さん いっぺんに

食事の量をとれないというふうに

おっしゃってましたけれど

食事って そんなにしんどいもんですか?

肺が 膨らみすぎの状態に
なってるわけですね。

膨らみすぎの状態になってると
肺の一番下が横隔膜で

その下が 実は 胃袋があるんですね。
胃があるわけですね。

胃も 上から
グーンと押される格好になるので

食べられなくなるというふうに
おっしゃいますね。

もともと
COPDの方っていうのはですね

胃潰瘍になりやすいっていうのは
古くから知られてましてですね。

それと もう一つはですね

逆流性の食道炎っていうのが
あるんですね。

それが非常に多くて
逆流性の食道炎があると

それが また せきの原因になるんですね。

ですから その治療も
同時にやるということになるんです。

で 食べるのをですね

どうしても食べられなくなるというふうに
おっしゃいますので

分けて食べるようにするわけですね。

午前中に1回 お茶の時間を取る。

あるいは 午後に もう1回
3時ごろ お茶の時間を取って

カロリーの多いものをとっていただくと。

食べ方も考えていただいたほうがいい
ということなんですね。

運動だけでは駄目なんだと。

食べることも
非常に重要なんだということなんですね。

その食べるもので
これは食べちゃいけません

これは食べたほうがいいです
っていうものはあるんですか?

辛いものはですね 逆流性の食道炎を
悪化させることがあるんですね。

それと あとはアルコールですね。
ワ~オ!

呼吸を抑えるという…
アルコールというのは

特有の作用がありますので
浅い呼吸にしてしまうわけですね。

ですから 危険な状態になるわけですね。

ですから
お酒は食欲を増すためにですね

飲んでくださっては いいんだけれども

多量に飲むのは駄目ですよということと
寝酒は駄目ですよ。

寝る直前に もう酔っ払って寝る
という状態に

ならないようにしていただく
ということなんですね。

内田さんが やってらっしゃった
酸素療法ということですけれども

あれは… 一度 始めると あれって
ずっと やってなきゃいけないんですか?

一生 やる必要がある?

酸素というのは
実は 薬なんだという考えなんですね。

そうか そうか。
酸素は薬なんだ。

だから
処方箋でできるようになるわけですね。

酸素が不足するとですね
脳も心臓も 腎臓とか いろんな筋肉も

酸素不足の状態になるわけですね。

脳は特に 寝てるときに
多量の酸素を使いますので

酸素不足の状態で
寝ることになるわけですね。

吸いだめが きかないわけですよね。
ですから たくさん吸って

しばらく休むか
っていうことはできなくて

常時 吸っていなきゃいけない
ということになるわけですけれども。

ただ 酸素を吸うことによって
体の安全性を高めてですね

それで臓器の… それ以上
低下することはないようにして

行動範囲を できるだけ
広めていただくという目的なんですね。

じゃあ 先生 どういう状態になったら

その酸素治療というのは
必要になるということになりますか?

これは 血液の中の酸素不足がですね

安静のときに 低ければ

これは もう絶対的に必要ですね。

それから
一定の速さで歩いていただいて

そして 酸素不足が
あるかどうかをチェックする。

それから 寝てるときに

酸素不足があるかどうかをチェックする。

それから 酸素不足のせいで

心臓に負担がかかってくることが
あるんですね。

心臓に負担が
かかっているようなことを

「肺高血圧」といいますが
そういう状態があれば これは

酸素を使っていただいたほうが
いいだろうという判断を

するわけなんですね。
何となく そういうチェックをして

総合的に判断をすると?
そのとおりですね。

あのチューブは
24時間 つけているんですか?

24時間もありますし あるいは…

例えば 夜間に酸素不足が非常に強い人は
夜間だけにするとかですね

そういう選択をしますが…。
入浴のときなんかは 外して?

基本的には 酸素を使っていただくんです。
えっ!

それは 首まで つかると
水圧で押されますよね 胸がね。

そうすると やっぱり
酸欠になってくるんですよね。 へえ~!

ですから それが怖いので

入浴中も酸素を使ってくださいという
指導をします。

ぬれても平気なんですね。
ええ 平気ですね。

<酸素療法で 主に使われるのは…>

<空気中の酸素を取り込み
窒素を吸着することで

酸素濃度を
90%以上にします>

<装置を使用するためには
医師の処方が必要です>

薬による治療以外にも
いろんなことが必要というふうに

考えてもいいということですね。
そうですね。

私は「包括的呼吸リハビリテーション」
っていうふうに

名前を付けてるんですけど。
「リハビリ」というと

運動だけをするというふうに
思われがちなんですが

そうではないんですね。
運動をできるようにする

ほかの条件を整えなきゃいけない
ということなんですね。

ですから 一番スタートはですね
完全禁煙ですよ。

それから 次に
薬があるということなんですね。

で 運動がくるわけですね。
それから食事があるわけですよね。

食事も 非常に重要で
痩せすぎると まずいし

それから 太りすぎも まずいですよね。
はい!

さあ 続いては 今 注目される
最新の治療薬を使って

症状が改善したという
患者さんのケースをご覧ください。

<20年ほど前
会社の健康診断で

「肺気腫」と
告げられました>

<しかし 病気は徐々に進行。

6年後には
ちょっとした坂道でも

時々 立ち止まらないと
上れないほど

息切れをするように
なったのです>

<ところが 喜多さん

それでも まだ
治療をしようとはしませんでした。

4年後の年末 我慢できないほど
激しくせきこみ 入院。

これをきっかけに
喜多さんは

ようやく 薬による治療を
開始しました>

<夜 寝ることさえも
できないほどになりました>

こう 枕… 枕にこうして うつむいて…。

<喜多さんは親戚の勧めもあり

東京の呼吸器専門のクリニックを受診>

<精密検査の結果

重症のCOPDと判明し

すぐに薬の治療に加え

酸素療法と リハビリを始めました>

<しかし
去年の冬になると

なぜか
症状が再び悪化し

5回も入退院を
繰り返したのです>

喜多さんの場合は…

<「好酸球」とは
白血球の一種です>

<そこで 喜多さんがチョイスしたのは?>

チョイス!

<新しい薬「ベンラリズマブ」を

試すことでした。

好酸球の増加を抑える薬です>

<喜多さんは 治療開始直後から
みるみるうちに症状が改善し

元気を取り戻しました>

チョイス!
チョイス!

ハハハ…! 合わなかった。

うん 確かに!

随分と明るい表情になられたという感じが
いたしますけれども。

でも 喜多さんのようにね
治療をしていても

急に 症状が悪化して
入退院を繰り返すなんてありましたけど

そういうことが あるってことですか?
あるんですね。

これは「急性増悪」
あるいは「急性」を取ってですね

「増悪」という現象が起こるんですね。

この増悪という現象がですね

COPDで一番怖いんですよね。

死亡の原因になる

あるいは
そのまま寝たきりになってしまう。

大体 半日ぐらいの間に

急に悪くなるんですよ。

48時間以内にですね 治療を開始しないと
なかなか難しくなってくるんです。

一回 悪くなると
繰り返し 繰り返し 起こす人がいるので

その予防のためにですね
いろいろ やらなければいけないし。

一つは 感染予防ですよね。

インフルエンザの予防である。
あるいは 肺炎球菌のワクチンを

きちっと受けていただく
ということですよね。

どうですか? 好酸球が増えて

すごい悪くなってしまうっていう
タイプの方は多い?

多いんですよ。 実はですね…

好酸球がですね
ぜんそくのときにも増えるんですよ。

最近になってですね

COPDとぜんそくっていうのは

もともと 別個に考えられてたんですが

一緒に オーバーラップしてる人が

かなり多いんじゃないかっていう研究が

進んできまして。

新たに「ACO」っていう名前を付けて
呼んでるんです。

喜多さんに使っていた薬… 新薬は

もともとは
ぜんそくのお薬なんですよね?

ぜんそくの適用しかないんです。

ですから そこが難しくて
喜多さんの場合にはですね

ぜんそくの要因が 結構 絡んでた
COPDだっていうことなんですよね。

好酸球も増えていた。

アレルギー性の要因が
かなり加わってきた

重症のCOPDだということなんですね。

そこの見抜き方って
やっぱり 難しいと思いますよね。

ですから すべての人が

この薬で良くなるというわけでは
ないんですけれども

一部で この薬が非常に効く人が
いるっていうことですね。

いわゆる 新薬っていうことですね。
そういうことですね。

注射薬なんですが 非常に高くてですね。
あっ そうですか。

おいくらぐらいですか?
1回がですね 35万円。

え~!
オホホホ…。

1回がですね?
ええ。

それを
何回打つんですか?

トータル10回 打てばいいということに
なってるんですね。

新しい薬 今後も
どんどん出てくると思いますね。

はい。 では 先生にお聞きします。

今日 お伝えした内容を踏まえまして

COPD治療のベストチョイスのための
アドバイスを お願いいたします。

COPDという病気はですね

予防できる
治療できるということなんですよ。

例えば タバコもそうですし あるいは

職業的な暴露もありますし

それを避けることによって

予防ができるわけですね。

それから 治療薬も
いっぱい種類もありますよね。

それから リハビリも含めてですね

それこそ チョイスが
多くなったっていうことですよ。

すばらしい!
ありがとうございます。 なるほど。

でも… 患者さんたちが
自分たちの体験談を話すとか

ああいうのも すごく… ねえ?
そうですね。

患者さんがですね
「こんなふうな治療をしたら

こんだけ楽になるから
夢を持ってもいいですよ」というふうに

ひと言 言っていただくとですね

これはもう 非常に効果がありますよね。

いや~ 本当に力強いですよね。
はい!

分かりました。 先生 今日は
どうもありがとうございました。

ありがとうございました。

さあ 今日は
COPDということでしたけれども

いかがでしたか?
せきって 本当に しんどいんですよね。

それがね 2か月 3か月 1年続くって
体力的にも

本当に外に出るのも… 人前に出るのも
ちょっと嫌になってきたりして

うつっぽくなってしまうっていうのも
すごい気持ちは分かるので

その先の治療法を
こうやって知っていくっていうのは

大事だなと思いました。
そうですね。

昔だったら 「これは もう治りませんよ」と
言われてた病気がですよ

治療ができる時代に入ったっていう

先生が
力強くおっしゃっていただいたのが

まあ 何か 一つ
安心材料として あるけれど

そもそも 自分でね

「あれ? これ 単なる かぜだな」とか

「ちょっと 年いってきて
駄目だ… もう しょうがない

息切れも しょうがないな」
っていうんじゃなくて。

駄目! それは駄目。
何か原因があるかもしれません。

そのように思って
早めに病院に行くということが

すごい重要なのかなと改めて思いました。
思いました!

さあ 次回も皆さんに お届けします。

健康への ベスト…。
(2人)チョイス!


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