プロフェッショナル 仕事の流儀「革製品修復職人・保科美幸」エルメス、シャネルなど超高級ブランドの革製品をよみがえらせる職人…



出典:『プロフェッショナル 仕事の流儀「革製品修復職人・保科美幸」』の番組情報(EPGから引用)


プロフェッショナル 仕事の流儀「革製品修復職人・保科美幸」[解][字]


エルメス、シャネルなど超高級ブランドの革製品をよみがえらせる職人に密着!生後8か月の息子を背負い、工房で100万円を超えるバッグと向き合う。肝っ玉かあさん奮戦記


詳細情報

番組内容

エルメス、シャネル、グッチなど超高級ブランドの革製品を蘇(よみがえ)らせる職人・保科美幸(38)に密着!生後8か月の息子を背負い、工房で100万円を超えるバッグと向き合う。その腕を頼り、全国から依頼が寄せられるが、かつて保科には「私には何もない」と人知れず悩みもがいた時代があった。彼女はいかにして暗いトンネルを抜けたのか?肝っ玉かあさん、奮戦記。

出演者

【出演】革製品修復職人…保科美幸,【語り】橋本さとし,貫地谷しほり




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プロフェッショナル 仕事の流儀「革製品修復職人・保科美幸」エルメス、
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  14. 仕上
  15. 質感
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  17. 色補修
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  19. イメージ
  20. クール


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(保科)世のお母さんは
こうやって頑張るんだから。

母は憤っていた。

息子の保育園を申し込んだものの
全て落ちた。

だが 怒りは母の原動力。

傷ついた高級ブランドバッグを
みるみるうちに 蘇らせる。

業界屈指の…

ブランドバッグが数千円から数万円で
本来の輝きを取り戻す。

予約は常にいっぱい 2か月待ち。

リサイクルショップも
その実力に絶大な信頼を寄せる。

保科は 生後8か月の子を持つ新米ママ。

息子同伴で出勤するため
朝は てんてこまい。

(保科)はい 行こう。

子どもを職場に連れていくことに
抵抗はあった。

でも 他に選択肢はなかった。

保科の勤める工房は東京・二子玉川にある。

革製品の修理とクリーニングを請け負う
小さな工房。

職人は保科含め 僅か4名。

だが 依頼は全国各地から舞い込む。

依頼主は 個人客から大手百貨店まで
さまざま。

有名ブランドからの直接発注は
何よりの実力の証し。

意外に多いのが商品の売値を高めたい
リサイクルショップからの依頼だ。

時に 200万円近い高級バッグも。

保科たちは いかに修復するのか。

まずはじめは 特殊な洗剤で水洗い。

そして きめの細かいサンドペーパーで
表面を整え

すっぴんの状態にする。

ここからの色補修が 保科が
業界屈指といわれる ゆえん。

顔料を混ぜ合わせて色を作り
革にメイクを施す。

用いるのは 漆職人が使うやわらかいハケ。

事もなげに見えるが
極めて高い技術が求められる。

他の業者の失敗例。

真ん中に僅かな色ムラ。

厚塗りした部分は
革の質感が失われている。

鍵を握るのは ハケ使い。

これこそが保科の最大の武器。

(子どもの泣き声)

子どもの声でしょ ちょっとね そしたら
もう 散歩に行く…。

(子どもの泣き声)

この日 実に悩ましい依頼が持ち込まれた。

客はファッションモデル。

100万円を超える
高級ブランドの代表的なバッグ。

鮮やかな赤が目を引くが
長年の使用で くたびれていた。

なるほど。

でしょうね そうですよね。

悩ましいのは
この独特の色合いをどう再現するか。

バッグを にらみ始めた。

肌読みと呼ばれる作業。

この色は 何色を混ぜれば作り出せるのか。

保科の目は 常人には分からない
色の配合を見極める。

例えば この黒いバッグ。

このバッグで見いだしたのは…。

だが 肌読みは色の分析にとどまらない。

指先の感覚に嗅覚をも駆使し
あるものを読み取る。

色の調合は保科の感覚が全て。

色を定め 塗り始めた。

気にしていたのは 浸透の速さ。

依頼主が最も気にしていたハンドル。

体温で温め 革にじっくり なじませる。

無理に塗り込まない。

ひとつの思いがある。

♬~

バッグを依頼主へ返す日。

保科は いつも不安になる。

(女性)大丈夫ですか?
はい。

持ち主の手元で
バッグが輝きを放っていた。

だが保科は 無類の心配性。

♬~

ちょっと見せて。

転んだんですって。

革の感じとかも… 今 触ったら。

♬~

やっかいな依頼が また持ち込まれた。

数十万円はする有名ブランドのバッグ。

革が はげている以上
美しく仕上げるのは ほぼ不可能。

だが 保科は逃げない。

接着剤に黒い顔料を混ぜるという
かつてない手法を思いついた。

艶消し剤を少量 混ぜることで
マットな革の質感を再現するという。

(保科)直した 直した ほれ。

リスクをいとわず
僅かでも可能性があれば それに賭ける。

そんな保科だからこそ 他の業者が
断るような難しい依頼が連日届く。

水ぬれで できたシミを
消してほしいという依頼。

だが 色補修を施せば
ヌメ革本来の質感は失われる。

一度は断ったが どうしてもと頼まれ
やむなく引き受けた。

訪ねたのは なじみの革の卸売業者。

保科が考えていたのは
焼きを施して色を濃くすることで

シミを見えなくする方法。

柿渋を すぐに取り寄せた。

しかし 使うのは初めて。

別のヌメ革を使って試し塗り。

柿渋の性質が見えてきた。

迷ったら 進め。

保科の姿勢が この日もまた
バッグを蘇らせた。

じゃあ すいません お疲れさま…。
(男性)ロケも終わったということで。

ありがとうございます お疲れさまです。

(取材者)それ 何 飲んで…。
これ ジンジャーエール ハハハ…。

飲んだら…。
(取材者)気持ち悪くなる?

いやもう バックバクして
顔真っ赤になって腫れます パーン…。

保科さんは 1980年生まれ。

神奈川県川崎市に育った。

生徒会役員を買って出るほど
活発な少女には

人知れず抱える悩みがあった。

(保科)夢がないって言えなくて。

高校に入るとコギャルになった。

毎日 渋谷でブラブラ。

安室奈美恵さんが眉を細くすれば
自分も眉を細くした。

でも やがて友達はコギャルをやめ
受験勉強に打ち込み始めた。

けれど 保科さんは
打ち込むものが見つからなかった。

卒業後は
化粧品などを販売する会社に就職。

でも 1年余りで退職した。

テレフォンアポインターのバイトも
バーテンダーも

どれも長続きしない。

そんな時 友人の紹介で出会ったのが
今の会社。

任されたのは 受付。

でも…。

転機は ひょんなことだった。

当時は修復技術が確立されておらず
手探りの時代。

職人の直したものに 客がショックを
受けることも少なくなかった。

保科さんは自分のできる範囲で
勝手に手直しを始めた。

それがきっかけで「職人にならないか?」と
会社から打診された。

軽い気持ちで 「やります」と答え
職人になった。

でも それが苦しみの始まりだった。

保科さんには専門的な技術もなければ

高級ブランドについての知識も
全くなかった。

心配性が自分を覆い尽くすのが分かった。

「この仕事も辞めよう」。

でも…。

保科さんは
片っ端からブランドショップを巡り

商品の特徴を頭に たたき込んだ。

業者に頼み込み
革のイロハを教えてもらった。

徐々に 知識が身についてきた。

でも どうしても乗り越えられない
問題があった。

それは ハケ使い。

どう塗っても 跡が残る。

これでは
また客の悲しむ顔を見ることになる。

保科さんは
自腹でイタリアとフランスに渡り

工房に押しかけ 職人に教えを請うた。

でも ハケの跡は
どうしても消すことができない。

そこで大胆な手に出た。

高速バスで向かったのは 愛知県。

食い入るように ハケ使いを見つめた。

でも 分からない。

夜行バスで行き来しながら
ハケ使いを学ぶ日々。

そんな中 ふと気付いた。

自分が 夢中になっていることを。

そうすると自分は…

(保科)せっかく やるなら…

そんな保科さんに
ある日 職人がコツを教えてくれた。

それからは 無我夢中だった。

保科さんは ひとつのことを決めた。

迷ったときは 必ずやる。

もう 逃げない。

気付けば 個人客や
大手百貨店のみならず

有名ブランドからも直接
依頼が来る職人になっていた。

保科さんは
何も持っていないわけではなかった。

自分の可能性に向き合う勇気が
持てなかっただけ。

そう言える強さが
今の保科さんには ある。

100万円を超える高級ブランドバッグを
次々と 蘇らせる

革製品修復職人 保科美幸。

そんな保科のもとに
飛び切り困難な依頼が舞い込んだ。

超有名ブランドの定番バッグ。

依頼主は 仕事で海外を飛び回る女性。

服と合わせづらいため
思い切って色を変えたいという。

要望は 「クールなイメージのベージュ」。

今より薄い色に塗り替えるのは
保科といえども 容易ではない。

これが 泥沼の1か月の幕開けだった。

まず取りかかったのは 色の試作。

客の了承を得て 目立たない場所に塗る。

いや~。

良い革は顔料を よく吸収する。

そのため 上から塗っても
元の色が なかなか消えない。

顔料の濃度を上げ 塗ってみる。

だが。

言ってることは…

アイデアが浮かばないまま 1週間。

この日 想定外のことが起きた。

色補修に携わる職人2人のうち
1人がインフルエンザを発症。

そして更に。

残る1人も 不調を訴えた。

2人の仕事を保科がやらなければ
納期に 間に合わない。

緊急事態にもかかわらず
保科は なぜか笑顔。

ねえ だから美幸 美幸…

ん?

懸案のバッグは 一時お預け。

1週間で およそ30個を
仕上げなければならない。

日中 工房で
仕上げることができたのは2つ。

蒼太朗…

かつては 時間を忘れ
いくらでも仕事に没頭できた。

でも母となった今は それはできない。

はい いいよ~。

息子を寝かしつけて家事を終え
再び 仕事に向かう。

♬~

僅かな傷も 見逃さない。

翌日も。

連日 自宅で夜なべ。

この仕事を 究めたい。

あの日 誓った自分を
裏切りたくないから

保科は やる。

はあ~。

ようやく 懸案のバッグと向き合う。

さあ…

客からの要望は
「クールなイメージのベージュ」。

しかし 濃い色に薄い色を
上塗りするのは至難の業。

ほら。
ああ。

顔料の濃度を濃くすると
やはり 思うような色が出ない。

突然 顔料の濃度を薄めた。

ああ~。

濃度を薄め あえて元の色を生かすことで
目指す色にするという。

ハハハハ。

だが 吸い込みは更に速まるため
手早く整えなければ ムラが出る。

あとは 客が気に入ってくれるか。

(取材者)おはようございます。
おはようございま~す。

自ら バッグを手渡す。

素性を明かさないという条件で
撮影が許可された。

アハハ。

すいません。
わあ~。

どうだろう?

色合いが最もよく分かる
太陽光で見てもらう。

アハハハハ!

保科は 客を 満たした。

♬~(主題歌)

いやいや いやいやいや そんな。

母と職人の両立。

今の生き方は保科の
望んだものではないかもしれない。

それでも母は 進む。

いや ぶっちゃけ ほんとに

日常生活全てで 仕事のことを中心に
考えてる人だと思うんだ。

やりたいことって多分
日常生活の中で たくさんあるでしょ。

遊びに行きたい
なんかね ダラけたいとか

いろいろあると思うんですけど
それをせずに

仕事のために時間も お金も労力も
かけられるっていうのは

やっぱりプロだと思う。

♬~


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