先人たちの底力 知恵泉「ここ一番に勝つ!源義経(前編)」“戦の天才”として源平合戦を制した源義経。多勢の平氏に対しなぜ…


出典:『先人たちの底力 知恵泉「ここ一番に勝つ!源義経(前編)」』の番組情報(EPGから引用)


先人たちの底力 知恵泉「ここ一番に勝つ!源義経(前編)」[解][字]


“戦の天才”として源平合戦を制した源義経。多勢の平氏に対しなぜ兵数に劣る義経は、連戦連勝を重ねることができたのか。義経の「ここ一番の勝負所で必ず勝つ」知恵を探る


詳細情報

番組内容

“戦の天才”として源平合戦を制した源義経。多勢の平氏に対し、兵数に劣る義経が連戦連勝を遂げられたポイントが、敵の予想を超える「奇襲」の数々。「一の谷の戦い」では、なんと!高さ50メートルの崖を馬で一気に駆け下り、敵を急襲。「屋島の戦い」でも海から攻めてくると踏んでいた平氏の裏をかき勝利を収めた。義経の戦いぶりから「ここ一番の勝負所で必ず勝つ」知恵を、元プロ野球監督の落合博満さんが読み解く。

出演者

【ゲスト】落合博満,日本大学教授…関幸彦,麻木久仁子,【司会】新井秀和




『先人たちの底力 知恵泉「ここ一番に勝つ!源義経(前編)」』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

先人たちの底力 知恵泉「ここ一番に勝つ!源義経(前編)」“戦の天才”として
  1. 義経
  2. 自分
  3. 落合
  4. 平氏
  5. 奇襲
  6. 屋島
  7. 源氏
  8. 今日
  9. 監督
  10. 勝利
  11. 作戦
  12. 選手
  13. 一番
  14. 知恵
  15. 部下
  16. 頼朝
  17. 責任
  18. 先生
  19. 駄目
  20. 野球


『先人たちの底力 知恵泉「ここ一番に勝つ!源義経(前編)」』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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♬~

今宵のお客様は 元プロ野球選手。

「オレ流」でおなじみ あのお方。

ああ やっと届いた
念願のミラーボール。

欲しかったんだよねえ これが。

こんばんは。

あ~ どうも。
こんばんは 麻木さん。

ちょっとね
久しぶりになっちゃった。

何ですか? それ。

ミラーボール。
うわ! どうすんの?

夏の この時期ですね みんな
ビアガーデン行っちゃうのか

うちの店
売上 落ちちゃうんですよ。

ほら みんな ビアガーデンで

空 見ながら
ビール飲むじゃないですか。

星空 見てる気分になりません?
それは違うんじゃないかしら。

今まで来てた お客さんが
誰も来なくなりますよ。

てか 私が来ないわ。
え ちょっと待って!

よく売ってたね それが。
帰らないで下さいね 今日は。

まあ そうですよね ここは
歴史居酒屋「知恵泉」ですからね。

まともな知恵をね 学びたいよね。

何か どなたか いい方
ご存じじゃないですか?

誰に聞けばいいんだろうね。
何か ここ一番っていう時の…。

≪ここにいるぞ~。

えっ …え!?

誰でも 必ず経験した事
ありますよね。

そんな厳しい局面を
持ち前の「知恵」で

ことごとく ものにし続けた
武将がいます。

平安時代の末
あの源平合戦のさなかに

彗星のごとく現れた義経は

相手の虚をつく
「奇襲」を武器に

連戦連勝を成し遂げました。

例えば…

義経は
なんと 高さ45メートルの崖を

馬で 一気に駆け下ります。

虚をつかれた平氏。

背後からの攻撃に
ただただ 逃げ惑うだけ。

瀬戸内海の小島
屋島を攻めた時は

潮の満ち引きを利用。

干潮の時 四国側から

浅瀬になった海を渡り突撃。

本州から攻めてくると
思い込んでいた平氏を

またしても欺きます。

常に敵の裏をかき
勝利を手にしてきた 源義経。

その結果 時代は
初の武家政権 「鎌倉幕府」へと

大きく かじを切っていく事に
なります。

今宵は 希代の策士・義経の
鮮やかな戦いから

ここ一番の勝負をものにする
秘けつを探ります。

そんな 義経の知恵を
読み解くのは……

1978年 ドラフト3位で…

2年目から
レギュラーに定着すると

3度の三冠王を獲得するなど

球界屈指の
バッターとして

一つの時代を
築きました。

現役 引退後も
中日ドラゴンズの監督に就任。

その采配は 義経の
トリッキーな戦術とは真逆。

非情なまでに 「勝ち」に こだわる
手堅いものでした。

なかでも 2007年 日本一に
王手をかけた シリーズ第5戦。

(アナウンス)「ピッチャー山井に
代わりまして 岩瀬」。

選手の記録よりも
チームの勝利を重視する。

まさに 石橋をたたく
この継投策は

ファンの間で
賛否両論を巻き起こしました。

(実況)
セカンド回り込んで捕った!

荒木 一塁送球… アウト!

そんな 堅実に
勝利を追い求める事で チームは…

監督としても
一時代を築きました。

同じ勝利を
追い求めながらも

そのアプローチは
真逆の2人。

義経の戦術を 落合さんは
どう分析するのでしょうか?

あっ!
こんばんは。

こんばんは これはこれは。
落合博満さんです。

ようこそ
どうぞ お掛け下さい。

はい 失礼します。

先ほどの声の主は
落合さんだったわけですね。

私の声でした?
(笑い声)

何か やっぱりあれですね
ちょっと緊張しますね。

何か こう 空気が
ワッて入ってきた感じが。

オーラといいますかね。 オーラが。
存在感が。

そういえば さっきの
2007年の 日本シリーズの

ピッチャー交代のVTR
出てきましたけど

あの交代は あれは やっぱり
あれで よかったわけですか?

まあ 種明かしっていうか
ほんとの事 言うと…

4回で もう マメつぶしてるの。

そこから ずっと
耐えてたわけですか。
そうなんです。

で 周りの選手に ピッチャーに
迷惑かけられない。

いけるところまで いって

あとは 岩瀬さんに
お願いしたいっていう事で。

ただ 周りは
あそこまで騒いだんだけども

球団の中では
当然だよなっていうふうに

みんな思ってたんですよ あれは。

だから ほんとに戦ってる
現場にいる人と

おか目八目じゃないですけど
外から見てね

勝った負けたって
言ってる人間とでは

やっぱり 勝負感が違うというか。
まるっきり違います。

そうやって考えると 義経の

今日 これから
いろいろ出てくる戦略も

我々 凡人…
一緒にしちゃって ごめんね。

私たち凡人から見るのと
落合さんから見るのとでは

解釈が違うかもね。

ちょっと 今日
話 面白くなりそうですね。

今日は 義経にまつわる

今夜限りの特別メニュー
用意したんですよ。 それがね…。

酒の肴に何が。
これなんです。

え?

ええ シュークリームです。
特別メニュー。

何で いきなりの…。

ええ。 このメニューを
ちょっと見て頂くと

分かるんですけどね。
こちらなんですよ ドン。

「なまシュークリーム」と
読みそうなんですが

「きシュー(奇襲)クリーム」
どうですか?

落合さん 帰りましょう。
ちょっ 待っ…!

帰りましょう。
すげえ ダジャレだな これは。

いや 「き」とは読めない事は
ないですよ これは。 ちゃんとね。

そのシューの中には
勝利をつかむための

知恵が詰まってるんじゃないかと
そういう思い。

クリームは脳みそね。
そうです そうです。

あ よかった。
ちょっと分かってもらえた。

落合さん フォローするの?
こんな しょうもないダジャレを。

よかった~。

シュークリームを肴に
グイっと いきましょうよ。

あっ 今日の酒は! おっ!

こちらです 源義経ですよ。

これは 甘い酒なのか
辛い酒なのか。

どうでしょうか。 今日は
こちらを味わって頂きましょう。

今から 遡る事 およそ900年。

長く権力を握っていた
貴族の世が乱れ始めた頃。

「武士」と呼ばれる勢力が
その軍事力を背景に

混乱の世の中で 大きな力を
持つようになりました。

なかでも しのぎを削ったのが…

2つの一門は
各地で 権力闘争を繰り広げる中

義経は その渦中で
頭角を現していきます。

義経は 源氏の棟梁・源義朝の
九男として

平治元年 京で生まれました。

ところが 出生から
1年も たたないうちに

大きな戦いが起こります。

公家と武士たちが入り乱れ
権力をめぐり争った この戦い。

国宝「平治物語絵巻」には

その様子が
鮮やかに描かれています。

乱を勝ち抜いたのは
平氏の棟梁…

以後 政治権力を
一手に手中にします。

一方 戦いに敗れた源義朝は

最期は 無残にも 獄門にかけられ
死したといいます。

棟梁を失った源氏の一門は

その後 平氏によって
ちりぢりにされました。

当時 義経は2歳。

命だけは助けられましたが
山深い鞍馬寺に預けられます。

後に 己の出自を知る事になる
義経。

父を討ち
源氏の失墜を いざなった

平氏への恨みを
募らせていったといいます。

反撃の のろしがあがったのは
平治の乱の 21年後。

義経の腹違いの兄 頼朝が

東国で 平氏打倒を掲げ
挙兵したのです。

この時 22歳の義経。

源氏挙兵の知らせを聞き…

初めて対面した 兄と弟。

そなたが来れば
百人力じゃ。

これからは 兄弟 力を合わせ
父上の仇を討とうぞ。

はっ!

逆襲の火ぶたが切られます。

源氏は 平氏が牛耳っていた都を
攻め上り…

敗れた平氏は
一ノ谷周辺を新たな拠点とし

反撃の機会を
うかがっていました。

現在の兵庫県神戸市に位置した
一ノ谷。

南は 瀬戸内海

後ろに 六甲山系の山々を背負う
天然の要害でした。

一ノ谷を攻めるにあたって

頼朝が
源氏の総大将に命じたのが

もう一人の兄弟…

義経には
それを補佐する役割が
与えられました。

一ノ谷攻略の作戦は

東の海岸線から
範頼率いる主力軍が攻め込み

義経の搦手軍は
北側の断崖を迂回。

西の海岸線から

平氏10万を
挟み撃ちするというものでした。

しかし 義経は途中
独断で この作戦を変更します。

2万の軍勢を分け
自ら 精鋭70騎を率い

背後の山側から
奇襲を試みました。

後の世に語り継がれる事になる
伝説の奇襲です。

義経が下りたとされる崖を

歴史学者の前川佳代さんと
訪ねてみました。

よいしょ! ちょっと…
ちょっと待って下さいね。

先生 結構 スタスタ…。

さすが 慣れてらっしゃいますね。
あれ? うわっ。

(前川)どうですか?
ここが崖なんです。

どうでしょう。
え~ これはちょっと…。

え~?  こ… これ?
(前川)そう。

これ 下りないと
下 行けないです。

ええ? アハハハッ!

すごいでしょ?
すごい角度ですね これ。

「平家物語」の中に

「大磐石の 苔むしたる

釣瓶落としに 十四五丈」って
出てくるんです。

井戸に 釣瓶を落とすような
ぐらいな 急な崖が

「十四五丈」だから 45メートルぐらい
続いてるよって。

まさに ここじゃないですか。
でしょ? でしょ?

すごいでしょ?

ほんとに 真っ逆さまにって
感じですよね。

この断崖絶壁を 義経は

まだ 夜が明けきらない
薄闇の中

一気に駆け下りたと
伝えられています。

無謀ともいえる この作戦を

義経が発想し
実行に移す事ができたのは

一体 なぜなのでしょうか。

岩手県南部の平泉。

当時 源氏と平氏に並ぶ勢力を
誇った

奥州藤原氏が支配する
土地でした。

実は義経は 頼朝のもとに
駆けつけるまでの数年間

藤原氏のもとに身を寄せ
鍛錬する事で

来るべき日を待っていました。

その一つが 馬術。

義経は ここで馬術の訓練に
励んでいたと考えられています。

その時の自信が

一ノ谷での奇襲に
つながったのかもしれません。

更に…。

指揮官の心得や

敵を殲滅するための戦術が
記された 古代中国の兵法書。

義経が読んだとされる
書物の中に

こんな一節があります。

義経は 「逆落とし」の発想を

中国の兵法書から得ていたとも
読み解けます。

敵陣を見下ろす義経が
ときの声をあげます。

義経は 真っ先に
断崖を駆け下ります。

その勢いに 配下の者たちも
一斉に馬を進めました。

よもや 崖から来るとは
思ってもみなかった

平氏側の驚きが
「平家物語」に記されています。

「鬼神の
所為なり」。

「こんな
戦い方は

人間によるものではない。

化け物の
仕業だ」。

平氏は 大混乱に陥り

有力武将が
次々と討ち取られていきました。

たゆまぬ努力と
それを支えた学びの精神。

ここ一番の勝負どきを制した
義経の快進撃は

まだまだ
なりやむ事はありません。

「奇襲のかげには 『学び』あり」
という事でしたけれどもねえ。

ちゃんと 教科書あるんじゃない。
中国の兵法書 読んだっていう。

でも 教科書見ても

それを どういう場面で
どう 当てはめるかというのって

なかなか 何か難しそうだなあって
私なんか思っちゃう。

崖を 思った以上に急な崖で

あそこを 俺についてこいって
言って駆け下りて

後ろが誰も来なかったら
どうすんだと思って。

みんな来てくれて
ありがとうって 今 思いました。

あれ 結構 やっぱり
度胸が要ると思いませんか?

行かざるをえないんだろうと思う
後ろにいる人は。

大将が もう
下りていっちゃってるから。

この当時の大将って
絶対なんでしょ?

ああ 求心力が違う。
大将が行くんだったら

行かないわけには…。
あの もしかしたら…

義経の 何かお話 されてますか?
何ですか 急に後ろから!

ごめんなさいねえ 突然。
この人は誰ですか?

そうなんですよ 皆さんに
ご紹介が遅れましたけども

中世史を研究されている
関 幸彦先生なんです。

どうも 何か 面白そうなお話を
してるから ついつい…。

どうぞどうぞ。 今 一人で飲んでて
さみしそうだったので

よかったです ちょうど。
一人で飲んでたんですか?

まさに後ろから
奇襲って感じでした 今ね。

びっくりしました。

今ね ちょうど 逆落としの話
してたんですけれども。

結局 それまで 義経以前の
戦法とか戦い方っていうのは…

だから義経が その意味では
在来の戦いのしかたとは

違った形のパイオニアを
彼は やったというところが

義経の 一つの特筆すべき存在

面白さという事に
なるんでしょうね。

でも 義経も
いろいろと学んでたようですね。

少年期の多感な時期に
義経が その意味では

一生懸命 知恵 知識

これを蓄積したんだろう
という気はしますよね。

でも やっぱり どんな分野でも
ひとかどのものになるためには

どこかで ものすごく
勉強するなりなんなり

ためてるはずで。
それ 野球も一緒ですよね。

それをしなかったら
世に出られません。

それは断言します。
ね。 だから
何らかの形でやってるはず。

昔からね…

人がいるところで練習するのは
練習じゃない。

メニューに沿って
やってるんだから

これは練習にならない。
本人のためにはならない。

自分が考えてやる事 それしか
身につかないって言われてる。

でも 私の記憶では 落合さん
若い頃の事でしょうか

俺は あんまり練習はしないぞって
おっしゃったような記憶が。

黙ってやってたって事ですか?
やらないわけには…。

生き残るためには やらなきゃ
いけないんですよ こんなもの。

こっそり やっていたのか。

あの 肉体的に鍛えるのは

そういうふうになさったと
思うんですけど

例えば 野球理論は
どうやって学ぶっていうか…。

人がやってるやつを
盗めばいいだけです。

で 盗んで 自分の頭の中に
インプットして

それで
シミュレーションするんです。

これをやったら
どういう結果になる

ここを 自分の体に
こうやって やっても

合うのか 合わないのか。

で 結論が出て 寝て

次の日 球場行って
グラウンド行ってね

それを 実践してみて
ああ ここが違う そこは違う。

じゃ もう一回 練り直そうという
その繰り返しですよ。

一から新しいものを生み出す
というよりも

まず まねて…。

人まねするのが
一番いいと思う。

それを 自分なりに
こう アレンジしていくというか。

自分の中に入れて

それで それが
自分の体で反応して

動いてくれるのかどうなのか。

理論どおりに動くかどうかを
やってみる。

学ぶっていうのは
まねるっていうからね

まさしく そうなんだね。

これも また
どの世界でも そうですけど

そうやって ほんとに論理的に
緻密に積み重ねる人もいれば

パーッてきて ワーッと振って
ワーッと投げたみたいな

まあ いわゆる 天才肌って
言われるようなタイプの人も

いるじゃないですか。
天分なんだろうね。

今 イメージしてるのは
長嶋選手とか。

私は そんな事
ひと言も言ってないですよ!

先生が言ったんじゃない。
失礼しました。

私も ささやかな話ですけれども

私は 20代
全然 売れなかったので

まあ 10年間は 何だろう…
本を読んだり

お芝居や映画を見たり
みたいな。

あとからすれば
その時 読んだ本のおかげで

クイズに強いとかが
あったかもしれませんけどね。

でも お芝居を見るっていうのも
やっぱり ちょっと まねるとか

吸収するっていうとこ
なんですかね。

やっぱり この芸能界の仕事は

やっぱり 一人一人がみんな
全然 別の事をやるので。

セオリーがないので。

何となく その人のオーラを感じる
みたいな事が

一番の勉強だったような気も
しますけど。

まあ 私の話は
どうでもいいんですけど。

でもね 今 麻木さん
そういう話 したでしょ。

まっ 俺なりに考えるとね
いろんな役者さんでも 何でも

見て この人 うまいって
思った人いるでしょ。

うまいと思えば
ああ こういう… それの…

それだけで 自分が
次 何かをしようとした時に

表現として
俺は出てくると思う。

だから
うまい下手っていうのは

人それぞれの見方が
あるんだろうけども

下手な人 俺 こういう芝居は
やりたくないっていうだけでも

プラスなはずなの。

落合さん そういう
ものの見方からした時に

話 戻って この義経は
じゃ 一体 どっちだったんだ。

あのね それこそ ピーンときて
ワーッといって

バーッと駆け下りた人なのか
どうなのか。

緻密な計算した人だと思う。

普通の事をやっては
勝てないだろうと。

まして
軍勢の数が違うわけですから。

もう 寝ないで
考えたんじゃない?

この坂を下りる事によって
この作戦は成功なんだっていう。

それが 平家の隙だったのかも
分かんないけども。

まさか こんなところから
来るはずがないんだ

というふうに
思ってるわけでしょ。

平家の陣営の
こう 屋根の所にですね

ど~んと馬がね
落っこってきて

みんなが
「何じゃいな!?」というふうに

驚いたというぐらいに 奇襲
だったんでしょうね これはね。

…というふうに考えちゃう。

じゃあ 落合さんでも
あの作戦 やる?

やらない。
何で? 何で?

思いつかないと思う。

ちょっと足しましょうかね。

お二人とも
ちょっと まだ減ってないので。

先生の分も。
先生 ないじゃない。

じゃ 先生…
ごめんなさい 出してなかった。

ごめんなさい。
ダメダメ店主だな 私。

しゃべるだけ しゃべらせて
喉 渇いたでしょ。

そうですよね。
学びが足りないんじゃない?

今日 これタダじゃないの?
違うの?

これ タダにしときましょう。

2つ目の知恵
味わってまいりましょう。

ありがとうございます。

瀬戸内海に突き出た
香川県 屋島。

一ノ谷で敗れた
平氏は

ここを拠点に 巻き返しを
図ろうとしていました。

義経は この屋島への攻撃を
兄・頼朝から命じられます。

しかし義経は
大きな懸念を感じていました。

源氏一門の武士は
陸上では 歴戦のつわものでも

海の上での戦いには
全く慣れていない。

現在は 四国と地続きの
屋島ですが

平安時代末は
海に囲まれており

船でなければ
上陸できなかったのです。

ところが ここでも義経は
電撃的な奇襲を仕掛け

屋島の占拠に成功します。

海上戦に弱いという
ハンデを抱えながらも

義経は どうやって
勝利をものにしたのでしょうか。

義経が 勝利を収めた背景には

彼を支える

さまざまな経歴を持った
部下たちの存在があると

歴史学者の前川さんは
指摘します。

そういう
何か 人が多かったのかな。

例えば…

鳥や獣を狩る
猟師だった鷲尾は

山道に精通し

険しい悪路も
ものともせず

義経の行軍を
先導する能力を

持っていました。

伊勢義盛は
かつては盗賊。

他人を欺くのに
たけており

調略に
力を発揮しています。

そして
弓の名手として名高い…

義経が 栃木県 那須の神社で
必勝祈願をした時に

弓の稽古中の
与一と出会い

以後 行動を共にしたと
言われています。

屋島を攻めるにあたり
義経の立てた作戦は こうです。

大坂に到着した義経は
船で 屋島に 直接向かわず

軍勢を まず阿波国に運びます。

四国に上陸した後
山道を進み

陸側から 屋島に攻撃を仕掛ける
というものでした。

実は義経は
屋島と四国の間の海が

引き潮の時は
馬で渡れるとの
情報をつかんでいました。

「源氏は大坂から船で来る」。

そんな敵の裏をかき 馬での
陸上戦を挑もうとしたのです。

この作戦であれば

関東武士の弱点である
海上での戦を行わなくてもすむ。

ところが…。

船を出そうとしたやさき
大坂湾に嵐が到来します。

軍勢の大部分を占める
関東武士たちは

荒れる海に 恐れをなし
義経の命令に従おうとしません。

自分たち御家人は
あくまで頼朝に奉公する。

弟といえども 義経への御恩は
ないというのです。

ここで 義経に付き従ったのが
あの面々でした。

盗賊に猟師
まともな武士とはいえない

異色な経歴を持つ…

自分たちを取り立て
決死の作戦に臨もうとする

主君の背中を押します。

こうして 義経たちは
吹きすさぶ強風の中

果敢に出陣していきました。

四国に上陸すると 夜を徹して
山道を走り抜け 屋島に迫ります。

戦いが始まったのは
明くる日の早朝。

引き潮で 浅瀬となる
タイミングを見計らい

平氏に迫ります。

目の前の瀬戸内海からではなく

またしても 背後をつかれた
平氏の人々は 慌てふためきます。

ここで那須与一は

持ち前の弓の腕を
いかんなく発揮し

次々と
敵兵を射落としていきました。

元盗賊の伊勢義盛は

周囲に響き渡る怒声を
がなりたて

大軍襲来にちがいないと
平氏を陥れます。

そして 戦況を決定づけたのは
後藤実基。

義経の父・義朝の頃から
源氏に仕えた忠臣は

老練な策士でもありました。

実基は 屋島の建物に
次々と火を放ち

敵の混乱に拍車をかけたのです。

部下たちの活躍で 奇襲は成功。

先陣を切って戦っていた義経が
勝利を収めたかと思った時…。

敵の矢が放たれました。

その時 身をていして
主君を守る部下がいました。

奥州時代から
義経に付き従ってきた…

義経は すぐさま駆け寄り

息絶えようとする継信の手を取り
涙を流したといいます。

その様を見た
他の家来たちも涙します。

個性派の部下たちを
まとめ上げた 義経。

兄・頼朝と御家人との
御恩と奉公の関係ではない

深い情が
主従の間にはありました。

義経たちは
屋島の戦いを制します。

この勝利は 源氏にとって
大きな追い風となっていきます。

源平の争いに 日和見を
決め込んでいた西国武士たちが

義経の鮮やかな戦いぶりを知り

次々と
源氏に加勢していったのです。

山口県下関沖 壇ノ浦。

ここが 5年にわたる
源平 最後の合戦の地。

戦いを決定づけたのは

屋島以降 義経にくみした

「水軍」と呼ばれる
船の扱いに たけた者たちでした。

水軍の活躍で
源氏は 平氏を寄せつけず

勝負は 僅か1日で決します。

父・義朝の無念の死から 25年。

義経は 部下たちと共に

長年の宿願を
ついに果たしたのです。

ねえ 異能集団の。

何か 山賊とか言ってるから
ちょっと驚きますね。

義経を 異能集団の彼らは
親分と見るし

義経もまた 自分と同じにおいを
感じる連中を

アウトサイダー的に
自分も見ると。

だから とにかく
組織っていうのは

純粋培養で固まって
結晶化しても

やっぱり強くならないんでね。

あの やっぱり異質な部分を
挿入する事によって

凝固作用が ガツンと固まるから。

でも 能力ある人っていうのは
異能の人というのは…

そうね 個性的な人間 多いね。
で 例えば落合さんも ご自身が…。

よく分かる。
自己主張 強いというのは分かる。

例えば さっきのあれが

全員 落合さんだったら
みたいな話でしょ?

やりにくいねえ。
めっちゃ やりづらいっていうか。

みんな
やりづらいって言うでしょ。

だって そこで仕事っていうか
戦わせりゃいいんだもん。

野球の世界だったら
野球やらせればいいの。

だから 戦いとは別の事で

変に従わせようとか
頭 押さえようとかしないで。

そうしたら駄目よ。
得意な事をやらせりゃいいと。

目の前に
戦いっていうものがあるんでね

この戦いに勝つためには
おのおのの その能力。

自分は 例えば山賊だった
自分は海で育った

例えば 馬術がうまい。

お互いに それを出し合わないと
勝てない。

だから これが戦いでなかったら
恐らく 全員 駄目だと思う。

でもね 監督として

何で こいつ いちいち
俺の言う事に逆らうとか

そんな事は あんまり思わない?

野球なら…

落合さん自身が
監督だった時の事は…。

監督の命令は絶対だもん。

おお かっこいい。

だって 4番バッターに
バントやらせる。

何が悪いっていう事でしょ?
勝つためには というね。

それが 最善の策だと
今は思ったら そうすると。

だから 個人名出して悪いけども
タイロン・ウッズ。

「俺は バントやる」って
言ったからね あいつ。

だから ボスが そういう指示を
出したんだったら

それは 絶対従う。

これは 日本人よりも 外国から
来る選手の方が徹底してるの。

まあ そのね
上に立つという事であると

監督ですとか GMという事を
経験される中で

信頼する部下が…

すごい 達観してる。
そういうふうに

持っていけなかった
という事でしょ。

でも 彼らは 期待どおりの事を
やってくれましたよ。

ちなみになんですけど
落合さん自身は

選手として
監督としての落合さんの

その才能を伸ばしてくれた人
っていうのは

いらっしゃったりするんですか?
山内さんですよ。

山内さんはね 入った時に

俺 この人の言ってる事やったら
バッティング悪くなったなと思って

ある日 「すいません
ほっといてください。

自分で ちょっと…

監督が教えてくれるのは
いいんですけども

できませんから 好きに
やらせてください」っつって

山内さんに
言った事あるんです。

その時は
こんな事を言ったのは

1年目の選手が言ったら

監督に ぶん殴られる事を
覚悟のうえで言ったんだけども…

その ひと言ですよ。

でも 5年後にね…
山内さんが あの時 教えたの

全部 自分で… やってた自分に
「え!」と思った時がある。

だから教育って
そうなんだろうと思う。

その人も すごい偉いですね
すごくね。

俺 すごいと思う。
普通はこう カチンときてね

「ふざけるな もう お前 使わんぞ」
なんていう事がね

相場でしょうけどね。

落合さん自身も
逆の立場になった時は

選手に あまり強制するような
事はないっていう感じ?

だって 強制したって やれる
やれないというのがあるから。

でも ここ直したら

よくなるんだろうなと
思いながら

今度 選手は それを聞く耳を
持ってるかどうかだもん。

聞く耳 持たせるために
どうしたらいいんですかね。

とことん 自分が悩んで
行き場がなくなって

何とか 「助けてくれ」って言うまで
待ってなきゃいけないと思う。

その時期が
いつなのかっていうのを

絶対 教える側は
見落としちゃ駄目。

なるほど 常に見て。

「助けてくれ」っていう意思表示は
何かしら起こします 彼らは。

そしたら 必ずそれは見逃さずに。

そしたら 言ったらね
すっと頭の中 入っていくみたい。

でも そうやって考えると
やっぱり… ねっ

武将と家来も そうですし
監督と選手も そうですけど

やっぱり
どこか出会いもありますね。

ちょっと こんな事を伺って
いいのか分からないですけども

落合さん…

全ての
影響を与えてくれました。

というと?
私は 一目ぼれですから。

え!
今の時代だったら

恐らく ストーカーだとか
何かで

訴えられてても
しょうがないのかなと

思います。
そんなにアタックしたんですか?

ハイって。
1日 毎日5~6回
電話してましたよ。

しまいには 電話機のコンセント
抜かれましたもん。

うるさいから抜いたって
言われた。

すごい情熱的だよね。
いい話ですね 何か。

野球やらせれば
そりゃ 一生懸命 考える。

他の事は 何にも駄目ですから。
あとは 全部 女房任せ。

最善の環境にしてもらうために
やっぱり そういう奥さんもね

力というのは
あったんでしょうね やっぱり。

すっかり
ごちそうさまって感じに。

今日は 落合さんのおごりに
して頂きたいような。

何 最後 そこで締めるの?

でも 今日は一応ね

まあ 「きシュー(奇襲)クリーム」
という事で

ここ一番の勝負を ものにする知恵
味わってまいりましたけれども

改めて 皆さん どうですかね?

いや 食べる隙を
与えてくれなかったもん。

そこですか。

(笑い声)

やっぱりね 改めて
奇襲 奇襲って言うけど

たまたま 運良く勝ったねとか
あてずっぽうで やってみたとか

そんな事じゃないんだなと
思いました。

あてずっぽうでは
誰もやらないと思う。

自分の命
持ってかれるわけだから。

そうですよねえ。
それを 「わ~っ 奇襲だ!」って

びっくりする この己のね
愚かさよと

今日 改めて思いました。

いろいろと 今日
伺ってきたんですけれども

最後に 落合さんが考える

ここ一番を ものにする極意って
何ですかね。

極意? 責任の取り方じゃない?

責任の取り方。
責任の取り方。

だって 義経が頂点にいてね
それで いろんな方がいて

大将は 全ての責任を
負ってるわけだから。

勝ちも負けも。

で それは 結果として
いい方向に出そうと思ったら

いろんなものを
考えなきゃいけないだろうし

いろんな角度から
ものって分析していったら

道は開けると思うよ。

だって そうしないと 全員
もう死んじゃうんですよ 戦いで。

そうですよね。

だから 責任の取り方だと思う。

考え抜くかって事よ。
そうですよね。

考え抜いての
ミラーボールだったのかと。

そうなんですよ。
考えたよなあ?

覚えてて下さいました? これ。

他の方法はなかったのか
っていう。

ちょっと
奇を てらいすぎたけれども

全然 考えてなかったかも
しれないですね 私。

ほんとに考えてるなら
迷わず 付けなきゃ駄目よ。

そういう事ですよね。
そうですよ。

でも 今度 どこに付けるかだ。

ヤバイ 考えてなかった。

人によったら
付ける場所は 違うと思う。

でも 高いとこに置かないと
光らないよ。

そうですね。

いっそ 店先に下げたら?
赤ちょうちん外して。

昨日は鯛のおさしみ


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