クローズアップ現代+「アーバン・イノシシ物語 ワシらが人を襲うワケ 都会へ」東京・ベルリン・香港!世界の都市に…



出典:『クローズアップ現代+「アーバン・イノシシ物語▽ワシらが人を襲うワケ▽都会へ」』の番組情報(EPGから引用)


クローズアップ現代+「アーバン・イノシシ物語▽ワシらが人を襲うワケ▽都会へ」[字]


東京・ベルリン・香港!世界の都市にイノシシが進出▽衝撃映像!暴走で死傷事故も▽追跡!謎の侵入ルート・多摩川・荒川で見えたのは…▽首都圏の森の変化・天敵オオカミは


詳細情報

番組内容

【ゲスト】作家…石井光太,慶應義塾大学教授…宮田裕章,【キャスター】武田真一,高山哲哉

出演者

【ゲスト】作家…石井光太,慶應義塾大学教授…宮田裕章,【キャスター】武田真一,高山哲哉




『クローズアップ現代+「アーバン・イノシシ物語▽ワシらが人を襲うワケ▽都会へ」』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

クローズアップ現代+「アーバン・イノシシ物語 ワシらが人を襲う
  1. イノシシ
  2. 人間
  3. 都会
  4. 都市
  5. キロ
  6. 専門家
  7. 変化
  8. 仲間
  9. アーバン
  10. エリア
  11. パニック
  12. 共存
  13. 駆除
  14. 自然
  15. 場所
  16. 石井
  17. 動物
  18. 年前
  19. 野生
  20. スピード


『クローズアップ現代+「アーバン・イノシシ物語▽ワシらが人を襲うワケ▽都会へ」』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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朝の通勤途中でした。

あ~! うわ~!

更に 学校や…。

コンビニ。

町の商業施設でも。

今 山から離れた市街地に

突然 イノシシが現れる現象が
全国で相次いでいます。


イノシシの数は 平成に入って3倍にまで
増えたとも言われ

全国41の都府県で 都市への出没が
確認されるまでに。

人と接触し 死傷事故も続出。

東京都心にも
ひたひたと迫りつつあります。

都会に進出し始めた…

私たちを取り巻く環境に
今 一体 何が起きているのか

視聴者が捉えた映像などから
検証します。

去年 福岡市で
撮影された動画には

アーバン・イノシシの特徴が
克明に記録されています。

人間に体当たり。

両足を噛み 大けがを
負わせました。

は~い。 あっ こんにちは。

本来 野生のイノシシは 人を警戒し

自ら近づくことはないとされています。

ところが…。

他の場所で撮影された動画からも
都会に現れたイノシシは

人に積極的に向かってくる様子が
うかがえます。

イノシシは この時
パニック状態にあると

専門家は指摘します。

パニックに陥ったイノシシが
襲いかかってくると どうなるのか?

動物の運動能力を
研究する…

2年前 道路などへの侵入を防ぐ
柵の開発のため

野生のイノシシを分析しました。

注目すべきは そのスピードと
衝突のエネルギーです。

体重70キロのイノシシが
僅か2秒で 時速24キロにまで到達。

鉄製のフェンスは 瞬時に変形。

更に…。

外に向いてますね。

足 やられちゃうんですね。

パニックに陥ったイノシシの
強烈なスピードと破壊力。

去年 静岡や福岡 兵庫など全国で

暴走したイノシシが
バイクと衝突する事故が頻発。

死者も出ました。

都心から30キロ圏内
人口11万の…

ここでも6年前 住宅地に
いきなりイノシシが出現。

暴走したあげく 小学生に噛みつき
けがを負わせました。

半径20キロに山はなく
住宅や商業施設が混在する町。

どこを通ってきたのか
大きな謎でした。

その謎を解くため 今回

イノシシの生態や行動に詳しい
2人の専門家と現場を歩きました。

2人が注目した場所がありました。

町を縦横に走る…

用水路の近くでは
目撃証言も得られました。

専門家と その荒川に向かうと…。

河原には イノシシの寝床のようなものも
ありました。

実際 この6年間 荒川沿いでは

ふじみ野市以外の場所でも

多くのイノシシが目撃されていました。

一級河川を いくつも抱える
東京も例外ではありません。

近年 目撃情報が増え始めているのが

多摩川の周辺です。

これは あきる野市の住宅街とみられる
場所で撮影されたもの。

府中市では イノシシが
朝の通勤電車に激突。

交通にも
影響を与えています。

都内に進出した イノシシ。

行政などから対策を
請け負う民間企業が

生息域の詳しい調査に
あたっています。

この日 都心から30キロ西
昭島市の多摩川河川敷で

ドローンによる観測が
行われました。

早速 生き物の反応。

違う動物でした。

そして 調査開始から20分。

(取材者)真ん中の?
この。 ええ。

イノシシは 調査ポイントから僅か
20メートルほどの河原に潜んでいました。

もしかしたら…

せ~の オープン!
おお~。

見て下さい これ本物のイノシシ
剥製ですけども

体長が1メートル50センチで

推定体重は 80キロぐらい。

5歳ぐらいと言われてるんです。
結構 大きい。

これは大きい方なんですね?
山で捕れたものの中では

山で捕獲されたものの中では
結構 大きいんですけど

都会に現れるイノシシは
この 一回りも二回りも大きいものが

出没 出現しているんですよ。

これが2秒で加速してくる。
そうなんです。

牙が思ったよりも鋭いですよね。

すごい牙ですよね。

もう完全に刃物ですよね。

まさに これ 原付バイクぐらい
ありますよね。             ありますね。

体重も80キロですから ぶつかった衝撃
というのは まさに原付バイク。

吹っ飛ばされますよね。

宮田さん このアーバン・イノシシの恐怖
どういうふうに ご覧になりますか?

例えば今 中部地方で 豚コレラが
非常に猛威を振るってると。

その中で 原因が何かっていうのは
まだ特定されてはいないんですが

この野生のイノシシに既に
感染は確認されていて

対策を難しくしている。

これは恐らく間違いないだろう。
対策を難しくしている?

いわゆる 豚を殺処分したとしてもですね
イノシシが野生に放たれていて

豚コレラ もう
100頭単位で確認されているので

じゃあ そのイノシシを
どうするんですかと。

「ワクチン食べさせますか?」と。
「食べに来ません」みたいな。

こういうような課題が
もう既に出ています。

単純にイノシシに人が ぶつかって
危ないとかいうことだけじゃなくて

いろんな脅威が考えられる。

とにかく今 数が増えてます。

都市 山に限らず

専門家の方が 増えてるんだという実感を
おっしゃるんですが

環境省も3年前の これデータ
推計なんですけども

89万頭 イノシシがいるというふうに
発表しています。

これ数字で言うと 1990年代から
3倍に増えているんです。

増加の理由は はっきりと
分からないそうなんですけども

温暖化なども原因ではないか
というふうに話しています。

これまで目撃証言が少なかった
東北 北陸でも

見ることができるようになっている
ということで。

石井さん イノシシ 川を伝って
都会まで生息域を広げている。

専門家の話では 東京の市街地
もしかしたら都心まで

その生息域が広がるかもしれないという
指摘もありましたけれども

石井さんは どういう脅威を
お感じになってますか?

僕 脅威というのは
先ほどのVTRというのは

あくまでも人間から見た
目線だと思うんですね。

つまり 怖いイノシシが
やってきて生活を脅かされる。

でも イノシシの立場に立ってみた時に
例えば 彼らはパニックになっている。

もう どこを歩いていいか分からなくて
迷って パニックになってしまって

ものすごく怖い人間が やってきた。

自分の身を守るために必死になって
たたかわなきゃいけない。

そう考えてみると
人間が追い詰められてるというよりも

むしろ イノシシが
追い詰められてきてるんじゃないか

そういったような目線は 必要なんじゃ
ないのかなっていうふうには思いますね。

人間どもの話は尽きぬようじゃが

そもそも わしらが
なぜ都会を目指すのか

それは 人間の行動と
深く関係しておるのじゃ。

わしらの仲間が既に
定住まで始めている神戸市。

(取材者)怖くなかったですか?

私も そうしました。

市内で 人と出くわすのは
年200回以上。

悪さをする仲間もいるので

民間の警備員が ほぼ毎日
パトロールしておる。

ちょっと ものは古そうなんですけども。

なぜ わしらが この都会を
気に入ったかって?

それを研究する 横山真弓教授が

わしらの仲間を捕らえ ふだん
何を食べておるのか調べたところ…。

これは 市内で捕らえられた
わしらの仲間。

体重は通常の3倍
160キロもあったんじゃ。

何より うまかったのが 生ごみ。

ルールを守らない人間もいるので
ある意味 食べ放題。

更に人間は 「かわいい」と
わしらに餌までくれたりする。

味を覚えた仲間の中には
コンビニの外で 人を待ち伏せ

出てきたところを 追突。

落とした袋から弁当を奪って食べる
知恵者も現れておる。

都会の人間と接することで
わしらは変わった。

都会って いいなぁ。

実は このアーバン・イノシシの
現象なんですが

日本に限ったことではないんですね。

ちょっと動画と写真を ご用意しました。

まず こちらは
香港の中心部のショッピングモール。

これ なに 天井にいるんですか?
そうなんです。

屋根裏に侵入して
大騒ぎになったんですね。

すごいな これ。
ショーケースにも こんなふうに大暴れ。

こちら 韓国です。
焼肉屋さんですよ これ。

そうですね。
韓国料理の お店なんですけども

こんなふうにね
暴走を繰り返しておりまして

配膳台で なんとか食い止めようと
行くんですけど やっぱり力が強い。

更に こちら…

一説によると このベルリンの市内には

1万頭以上も住みついているという
研究結果もあるんです。

ベルリンも大都会ですよね。

更に こちら。

こんなふうに群れで わが物顔で
道路の真ん中を歩いていると。

こうした 世界の都市で相次ぐ出没
というのは原因は はっきりしてません。

やはり でも日本と同じく
都市部への人口の集中

それから農業人口の減少 こういった
社会構造の変化というものが

一因ではないかというふうに
みられています。

宮田さん このアーバン・イノシシを
生んでしまうような社会構造の変化は

日本だけじゃなく世界各地で
見られることなんですね。   そうですね。

都市化というのは
もう全世界で ずっと起こってます。

これ 1900年ですね 都市に住む人口
っていうのは 13%だったんですが

2005~2006年辺りに 50%を超えたと。
半分を超えてしまった。

これは もうアフリカを含んだ
全てのエリアで そうなってきていると。

こうなってくると

都市と農村の境界線が
もう崩れてきてですね

エリアを またいで イノシシが
直接 都市に やってくる。

こういったことが
起こり始めるのかなと思います。

体の変化もあったじゃないですか。
とにかく巨大化しがち。

餌を探すために
動き回らなくて済むんですよね。

プラス 高カロリーなものを食べるので
人で言うと メタボに近い。

先ほど冒頭に ご覧頂いた
80キロっていうのは

大体 標準的な
大人になった時のサイズなんですけど

あれを上回るっていうのは
ちょっと異常なんだそうです。

だって自然界には アメ玉みたいな

砂糖なんかを食べる機会って
そうはないですよね。

ないですよね。
基本 土の中にあるものを。

先ほど食料を 「麻薬」っていう
表現されてましたけど やっぱり

麻薬となると 与えた方の
責任って大きいですよね。
そうですよね。

でも 一度食べてしまうと
麻薬と例えられるぐらいですから

山に戻って餌を探すという
気分にもなれないと。

その象徴とも言えるのが
実は巨大化だけではなくて

こんな体の変化もあるんです。
これ 山育ち 都市育ち。

これ 違いが 一目瞭然だと思うんですが。

頭の骨の部分なんです。
骨格の部分なんですけど。

これ 牙が ちょっと違うなと。

全然 違いますよ。
大きさが全く違いますよね。

実はイノシシは 土を掘らずに
餌を探すことをしなければ

こんなふうに牙が伸びるんだそうです。
ですから 自然で生きていくためには

土を掘って餌を
どうしても得なきゃいけないので

牙って摩耗するんですよね。

都市では コンクリートばかりで
土を掘る機会もないので

こうして牙が伸び放題。

人間どもが忘れておることが
もう一つある。

わしらのふるさとである山が
大きく変わりつつあることじゃ。

わしらのふるさと 荒川の上流 秩父山地。

(取材者)どこですか?

最近では 誰に遠慮することなく
水浴びで 里に下りている。

実は ここ ほんの30年前までは
田んぼだった。

そのころは さすがに人目を恐れ
なるべく近寄らないようにしていた。

でも その田んぼも
いつしか耕されなくなった。

里山で農業をする人は
最盛期に比べ 8割も減ったという。

わしらイノシシに残されたのは
人気のなくなった廃屋。

そして 誰からも邪魔されず
食べ放題となった果樹や木の実じゃった。

専門家によれば
こうした環境から わしらは山で急増。

一方で
密集して暮らすのが嫌いな わしら。

それまで歯止めとなってきた
里山が衰退すると

都会へ流れ始めたんじゃ。

しかし 山で繁殖を繰り返す わしら。

1頭ずつ捕まえたところで
それを上回るスピードで増え続ける。

解決するのは わしらではない。

人間こそが 自らの営みを
見つめ直す必要があるんじゃ。

♬~

この秩父の山奥には

わしらと因縁の深い
ある動物が祀られておる。

古くから人は
わしらイノシシが増えすぎぬよう

天敵のオオカミを大切にしてきた。

しかし そのオオカミを
害獣と見なすようになり

絶滅させた明治以降
自然のバランスは崩れた。

人間の営みに翻弄されながら

山で あふれたわしらは 今 都会を目指す。

実はですね 2023年を目標に

国は 今いるイノシシの半分に
頭数を減らそうと

それだけ捕獲をしていこう
というような動きを見せています。

更には 今日ご紹介した神戸市も
実は パトロールと捕獲で

ある程度 数を減らすというところには
つながっているんですけど

神戸市 もう一つポイントがありまして

実は 「イノシシ条例」という
条例があるんです。

これは イノシシへの餌やり それから
ごみの放置などは やめて下さいと

もし やった場合は 名前を公表します
というものなんですが

実は ハンターさんに お願いしますとか

柵 作ってね 山村でも食い止めてね
っていうんじゃなくて

都市の私たちも 実は関係があるんだよと
そういった意識を持つということも

実は この減少傾向に
つながるというもの。

石井さんは いかがですか?
この自然と人間が どう共存すべきか…。

僕は 「もののけ姫」という映画の中から
こういった言葉を引用したいと思います。

(石井)という言葉ですね。

つまり 「自然界と人間が共存できる道は
ないのか?」ということです。

自然環境の中でイノシシを
今度 退治して駆除しても

また違う問題というのは出てきて
しまうんじゃないのかなと思うんですね。

やはり駆除っていうのは 根本的な
解決策にはならないと思うんです。

ほんとに 「もののけ姫」の映画の中で

イノシシの大群を
人間が殺してしまう 銃で。

その時 見た時に 恐らく多くの人が

「なんで こんなことするんだ?」と
思ったと思うんですよね。

でも それを まさに駆除してしまえという
発想は それと同じ発想だと思うんです。

僕は やはり 駆除して終わりということ

つまり イノシシを
恐怖の対象として見るのではなくて

同じ社会の中で生きている生き物だ
というような目線が

まず必要なんじゃないのかなと。

ほんとに 一人一人が そういうふうに
イノシシを同じ生き物として考えた先に

新しい共存の方法を
探していけるんじゃないのか

見つけていけるんじゃないのかな
というふうに思ってます。

あの まあ
自然にかえれということだったり

「もののけ姫」の世界も
美しいと思うんですが

それ以外の可能性というものも 我々
考えてみるのも一つかなというところで

都市化 その先を考える
一つの機会なのかなと思います。

例えばですね 「自動運転」という
今 技術が やってきました。

都市の中でも道路が
整備され尽くされているので

ここで走らせるのは
簡単ではないと。

であれば 例えば
農村部で実験をしてみると。

電気自動車 これも今 きてますと。

共同保有して
そこに 電気が安いとこに蓄電して

じゃあ 電気を皆で共有していこうと。
地産地消が できるかもしれない。

もともと イノシシの住むエリアと
人間が住むエリアの

ある種 バッファーになっていた地域が
荒廃してしまって

イノシシが あふれ出しているという
話がありましたけれども

宮田さんのお話は その バッファーを
もう一回 テクノロジーの力で

なんとか取り戻せないか
ということですか?

そうですね 今の都市生活とは違う
新しい価値というものがですね

これから地方で
できるかもしれないですし

その時に 動物たちと共存するという
また新しいスタイルを

我々 つくることが
できるかもしれないなと。

専門家の方も 人の気配があることが
一番大きな壁になると。

人が消えちゃうってことが

一番良くないことだっていうふうに
おっしゃっていたので

住めと言われると
なかなか住みづらいんですけど

住みやすさが そういったテクノロジーで
担保されれば

気配を つくることもできるかも…。
おっしゃるとおりですね。

今 起きている このイノシシが
都会で増えてるっていうことの裏に

私たちの社会の変化 生き方の変化 本当に
これでいいんだろうかということを

もう一回 問い直すヒントがあるんだな
というふうに思いましたね。

ありがとうございました。
(3人)ありがとうございました。

♬~


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