プロフェッショナル 仕事の流儀 腰痛治療いまだ進化せり~腰痛専門医・西良浩一 卓越した手術の腕で患者と向き合う…


出典:『プロフェッショナル 仕事の流儀▽腰痛治療いまだ進化せり~腰痛専門医・西良浩一』の番組情報(EPGから引用)


プロフェッショナル 仕事の流儀▽腰痛治療いまだ進化せり~腰痛専門医・西良浩一[解][字]


4人に1人が悩んでいるといわれる、『腰痛』。そのスーパードクターが、徳島大学整形外科医・西良浩一だ。徹底した問診と、卓越した手術の腕で患者と向き合う日々に密着!


詳細情報

番組内容

元巨人高橋由伸、女子ハンマー投げ室伏由佳、ハンドボール宮﨑大輔…。日本を代表するあまたのトップアスリートを診る『腰痛』治療のスーパードクターが、四国にいる。徳島大学整形外科医・西良浩一だ。西良はまず、“徹底した問診”で、特定が難しい腰痛の原因を正確に突き止め、そして内視鏡を用いる自ら開発した手術法を駆使し、少ない負担で治療する。日本人の4人に1人が悩んでいるという腰痛に挑み続ける医師の日々に密着!

出演者

【出演】腰痛専門医…西良浩一,【語り】橋本さとし,貫地谷しほり



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四国徳島に 全国屈指の
腰痛の専門医がいる。

この日も たっての依頼を受け
香川の病院に赴き 手術をする。

患者は働き盛りの34歳。

小さな息子が 見送る。

患者の仕事は救急隊員。

腰痛が1年ほど前からひどくなり
仕事を続けられないおそれすら出てきた。

痛みは 背骨の間の「椎間板」が
すり減って起きていた。

手術は 全国でも数人しかできない難易度。

だが この西良浩一なら 挑める。

西良が得意とするのは
内視鏡を使った手術。

直径
わずか7ミリの管に通した器具で行う。

通常の手術は
背中の筋肉を大きく切って行う。

数ミリ横には 決して傷つけてはいけない
大事な神経が走っている。

骨を削るための
ダイヤモンドでできたドリル。

少しでも神経に触れれば
下半身は麻痺する。

集中力を研ぎ澄まし
冷静に ドリルを動かし続ける。

最後に すり減った椎間板の代わりに
金属と骨を移植し 手術を終えた。

よし!

西良の言葉は正しかった。

手術から3か月
患者は仕事に復帰していた。

腰痛 内視鏡治療のエキスパート
西良浩一の拠点は 四国徳島にある。

朝7時半。

西良は いつも
ひょうひょうとした物腰。

だが 実は。

わりと 人なつっこくもある。

それで こういうふうに
修復機転で こういうふうになる。

おはよう。

徳島の西良のもとには
全国から患者がやって来る。

どうぞ。
はい。

調べによれば 実に日本人の4人に1人

2, 800万人が腰痛に悩んでいるという。

腰の痛みの原因は 内臓からくるもの
心理的なものなど さまざまある。

西良はその中でも 「脊椎」からくる痛みを
治療する エキスパートだ。

この分野で 西良は高い実績を残してきた。

プロ野球 巨人でプレーした高橋由伸さん。

高橋さんは現役時代 長く
原因不明の腰痛に悩まされた。

選手生命が危ぶまれるところまで
追い詰められた。

そんな時に出会ったのが 西良だった。

西良は これまで誰もできなかった
高橋さんの腰痛の原因を特定した。

高橋さん以外にも
西良は多くのアスリートを

腰痛の苦しみから解放した。

(歓声)

なぜ西良は 診断が難しいとされる
腰痛の原因に迫ることができるのか。

あ どうぞ。
はじめまして 寺岡です。

どうぞ。
お願いします。

プロゴルファーを目指す…

去年秋から腰が痛み始め

これまでに3つ病院を回ったが
原因が分からない。

(西良)これやね。
これ言われとったやつやろ。

前の病院では 良性の骨の腫瘍
「類骨骨腫」が疑われた。

検査では陰性だったものの
その可能性は完全には捨てきれない。

類骨骨腫であれば
体にメスを入れる必要も出てくる。

西良は 前の病院が撮った画像を見つつ
問診を続ける。

どんな時に どんな痛みが出るのかを
丹念に探る。

高度な医療機器や画像診断が
駆使される現代医療。

その最先端で闘う西良が
最も大事にするのは

極めてシンプルな 一つのことだ。

西良は 問診から導き出した推理を
語り始めた。

西良は 痛みの原因は類骨骨腫ではなく

背骨の後ろ側に
炎症が起きているためだと読んだ。

脊椎の中で
腰の部分に位置する5つの骨「腰椎」。

この腰椎を原因とする痛みは 大きく
二つのタイプに分けられると西良は言う。

一つは 前にかがんで痛いタイプ。

これは 椎間板へルニアなど
椎間板という軟骨と

その周辺に原因がある場合だ。

もう一つは 後ろに反って痛いタイプ。

これは 腰椎の
後ろの部分に原因があると考えられる。

西良は 推理が当たっているか
徹底的に検証していく。

やはり 腰椎の後ろ側に原因があるらしい。

そして更に 触診で確かめていく。

寺岡さんの腰に負担のかかる体の使い方が
痛みを招いていると見た。

ここで画像を もう一度確認する。

確かに 関節の炎症が示されていた。

最後に 見立てた診断を確定するため
検査を行う。

特殊な薬品を入れた注射針で
患部とおぼしき場所を刺激する。

それによって いつもの痛みが生じれば
そこが患部と確定できるのだ。

いくよ。 これは?

痛みの出どころは
腫瘍が疑われた場所ではなかった。

西良は 寺岡さんは「椎間関節炎」だと
結論づけた。

手術をせずに コルセットとリハビリで
治していこうと決めた。

すいません
どうもありがとうございました。

痛みの原因を特定する 西良の力。

それと並び 西良が評価されるのは
内視鏡手術の高いスキルだ。

この日 一人の患者の手術を
翌日に控えていた。

68歳の福島秀子さんは
長年 腰痛に悩まされてきた。

去年末からは しばらく立っていると

腰から足にかけて痛みが出て
座らざるをえない。

こっちでブロックしな。 ブロックしな。

腰が不安で かわいい孫もだっこできない。

更に。

しゃがんだり立ち上がったりを繰り返す
趣味のガーデニングも

全くできなくなっていた。

検査を受けると 福島さんの腰には
4つの異なる症状があった。

その全てを治すには
大きく切開をする手術が必要だった。

長期入院は避けたかった。

日常の家事に加え
92歳の母の介護が始まろうとしている。

更に会社では 課長として
経理の仕事を担っていた。

長期入院を避けるため 西良は
症状の中の二つにターゲットを絞り

局所麻酔での内視鏡手術を
行うことにした。

だが その際に難題となるのは
「脊柱管狭さく症」という症状への手術だ。

年をとるにつれ 腰の骨は
異常に増殖することがある。

この骨が神経を圧迫し 痛みを引き起こす。

これが脊柱管狭さく症だ。

従来
局所麻酔での脊柱管狭さく症の手術は

患部が浅い
神経の出口付近に限られていた。

だが 西良は2年前
新たな手術法を編み出した。

新たな手術法は
今回の福島さんのように

患部が奥に位置し
従来は不可能だったケースに有効だ。

それは 内視鏡を入れる場所を
これまで常識だったところよりも

一つ前の隙間から入れるというもの。

理論上は可能だが
最高難度の手さばきが求められる。

この部分から奥に広がっている骨が

福島さんの神経を圧迫している真犯人だ。

(ドリルの音)

ここからが 西良の技の見せどころ。

(ドリルの音)

神経を圧迫している
この分厚い骨を削るため

更に奥へと ドリルを進める。

ドリルを動かしている そのすぐ奥には
神経がある。

ドリルを決して奥に押さず
手前に引きながら削る繊細な技。

西良は この手術法だけではなく

これまでに 世界初といわれる治療法を
いくつも生み出してきた。

削ること 20分。

これ神経。

神経を圧迫していた骨は
完全に取り除かれた。

神経が圧迫されていないことを示す
拍動が起きた。

傷口は わずか8ミリ。

手術から2時間後。

西良は 福島さんの病室を訪ねた。

手術前は このように
姿勢を変えようとすると 痛みが走った。

手術から3週間後。

孫と共に 念願のガーデニングをする
福島さんの姿があった。

どうしても無理だった しゃがんだり
立ったりを繰り返すことが

苦もなくできるようになった。

月に1度 西良さんは東京の
とあるクリニックを訪れる。

え~ ほんとですか? ほんとに?
もう始まってるよ。

海外で リハビリの
一つとして生まれた…

ここは それを
日本で先駆的に取り入れた診療所だ。

西良さんは
ここで診療活動をするかたわら

自身もピラティスを学ぶ。

こっから開きながら…。
足が痛い。 これはきつい。

西良さんは 自分が知らなかった分野にも
躊躇せず 飛び込む。

♬~

西良さんは 生まれも育ちも
四国香川の高松市。

医師に憧れたのは 小6の時に読んだ
この漫画がきっかけだった。

18歳の時 徳島大学医学部に入学した。

高校時代から体操に打ち込んでいた
西良さんは

スポーツ医学をやろうと
整形外科を選んだ。

大学院を修了した 31歳の時
教授から一つの研究課題が与えられた。

スポーツなどで
子どもの腰の骨の一部が折れ

腰椎がずれる…

この症状が どのように起こるのか

アメリカで取り組んできてほしい
というものだった。

ここで西良さんは 驚くべき成果を上げる。

それまでの常識では
腰椎と腰椎がずれる時

間にある椎間板が変形してずれると
考えられていた。

ところが実際には

腰椎との接触面にある「成長軟骨」で
ずれることが明らかになった。

医学の教科書を書き換える 発見となった。

新たなことに挑むのは 楽しい。

西良さんは 帰国後も研究にのめり込んだ。

39歳の時には 「腰椎分離症」という症状の
早期診断法を確立。

これも海外の医学雑誌で発表され
世界的に認められた。

次は
臨床の現場でも新たなことをしようと

そのころ広まり始めた
内視鏡手術にチャレンジ。

着実に力をつけ
手術の腕でも評判を集めるようになった。

「自分の腕があれば どこでも通用する」。

手術の腕を試したいと
46歳の時 神奈川の大学病院に移った。

ところが。

その病院で
初めて任された手術の時のことだった。

丁寧に手術した西良さんは
渾身の出来と満足した。

ところが
5時間の その手術が終わった時

看護師長は
医療事故を疑うかのように詰め寄った。

実は その病院の出沢 明さんは
手術を ごく小さな傷で行い

極めて短時間で終わらせる 名医だった。

「いつの間にか自分は
歩みを緩めていたのではないか」。

46歳からの再出発。

出沢さんの手術に助手として
つかせてもらい 目を凝らし学んだ。

それから 無我夢中で4年を過ごし
徳島に戻った。

今も
診察に手術 学会など忙しく飛び回る。

家族と過ごすひとときが
僅かな くつろぎの時間だ。

何?
普通か。

こんな時でも

西良さんは
なんと新たな手術法の論文を書く。

この日 西良は
手術前の検討会に臨んでいた。

この会議を西良は英語で
行うことにしている。

若い医師たちにも
海外の知見を貪欲に吸収し

国際的に活躍してほしいと
考えているからだ。

この日の検討会の中で
西良が特に気にかけている患者がいた。

83歳の男性。

腰の骨が神経を圧迫する
重度の脊柱管狭さく症を患っていた。

高齢で不整脈もあるため
全身麻酔は危険。

局所麻酔で慎重に行う方針が決まった。

患者の宮井 亨さん。

6年ほど前から症状が出始め
今は歩くのもつらい。

宮井さんは
50年以上 歯科医として働いてきた。

2年前に
町の人々に惜しまれつつ 引退した。

(取材者)気力まで?

受付や助手として支えてくれた
妻 朱実さんと

これからの人生を楽しもうとした
やさきのことだった。

一緒にね。

西良は 翌日に迫った
宮井さんの手術の準備をしていた。

患部は 5番目の腰椎の その下。

この骨が増殖し
カギのように突き出てしまい

神経を圧迫していた。

両足に痛みがあるが 今回はまず 右足に
影響を与えている部分の手術を行う。

5番目の腰椎の下は 他の腰椎に比べ
内視鏡を入れる隙間が圧倒的に狭い。

だが 西良は研究を進め
この2年で9件 手術を成功させた。

西良は 宮井さんの様子を確認に向かった。

すると。

(宮井)西良先生 どうも。

右だったんですよ。

以前とは違い
左の方の親指の力が落ちている。

このまま放っておけば
足首が動きにくくなってしまう。

(宮井)はい 分かりました。

西良は
今回は左側の手術をすることに決めた。

すぐにメンバーに連絡をとり
手術プランの見直しに入った。

左側の手術も右同様 骨がカギ状に増殖し
極めて難しい。

翌日。

内視鏡を入れる進入点は 骨盤の
すぐそばで 隙間は僅かしかない。

はい 見せて。

OK。 もっかい見せて。

いつもにまして
念入りに進入点を見極める。

(西良)はい 見せて。 OK。

ダイヤモンドのドリルで
まず

患部に到達するまでにある
骨を削る。

麻酔科の担当者が

不整脈のある宮井さんの血圧を
管理する。

ようやく 神経を圧迫している原因の
カギのような骨が見えてきた。

ところが 思わぬことが判明した。

削り取るべきカギ状の骨は

画像で見えていたより
奥に大きく 神経に深く食い込んでいた。

西良が これまで
出会ったことのないほどの大きさだ。

しかも 宮井さんの骨が しっかりと硬く
思うようなペースで削れない。

更に 困難が降りかかる。

別の患部の手術であれば
骨の隙間に余裕があり

内視鏡を自由に動かすことができる。

ところが今回は 骨盤と増殖した骨に
阻まれ 動かすことが難しい。

単純な動作ではなく そのつど
少しずつ角度を変えねばならない。

手術のたびに 動かし続けてきた手。
その関節が悲鳴を上げる。

自分は今も 前に進み続けられているか。

それが問われる難手術となった。

そして。

おお すごい!

これは すごい。

骨が取り除かれ
圧迫から開放された神経が 拍動した。

♬~(主題歌)

(西良)きれいに これ。

宮井さんの左足の親指は 力強く動いた。

もう お部屋 お迎え待ってますからね。

♬~

プロフェッショナルとは
次世代の教科書がつくれる人。

それに向かって常に 今の 現代の
現時点の医療に満足していなくて

もっと よりよい医療を考えながら
活動している人じゃないでしょうか。


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