プロフェッショナル 仕事の流儀 世界一の掃除さらなる高みへ~清掃員・新津春子 大反響を呼んだ「羽田の清掃員」が再び…



出典:『プロフェッショナル 仕事の流儀▽世界一の掃除さらなる高みへ~清掃員・新津春子』の番組情報(EPGから引用)


プロフェッショナル 仕事の流儀▽世界一の掃除さらなる高みへ~清掃員・新津春子[解][字]


大反響を呼んだ「羽田の清掃員」が再び登場!「世界一清潔な空港」として4年連続1位に輝く羽田空港。そのカリスマ清掃員・新津春子。4年ぶりの取材で新たな挑戦に密着。


詳細情報

番組内容

大反響を呼んだ「羽田の清掃員」が再び登場!「世界一清潔な空港」として国際的な格付けランキングで4年連続1位に輝く羽田空港。その立役者が清掃員・新津春子(49)。4年前の放送後、世界中から取材が殺到し、今や道徳の教科書にもその名を刻むカリスマだ。新津は今、自らの技術をさらに高めようと空港を飛び出し、新たな清掃の道へと歩み始めた。そのための道具選びや鍛錬の日々に密着。その志の真意とは?!

出演者

【出演】清掃員…新津春子,【語り】橋本さとし,貫地谷しほり





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プロフェッショナル 仕事の流儀 世界一の掃除さらなる高みへ~清掃員
  1. 新津
  2. 清掃
  3. 空港
  4. 鈴木
  5. 仕事
  6. 道具
  7. 場所
  8. 清掃員
  9. 自分
  10. スタッフ
  11. トイレ
  12. 言葉
  13. 取材者
  14. 洗剤
  15. ハウスクリーニング
  16. パット
  17. プロフェッショナル
  18. 会社
  19. 見事
  20. 原因


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その人は 相変わらず
はじけんばかりの笑顔だった。

ありがとうございます。

実は彼女 教科書にも
その名が刻まれたプロフェッショナルだ。

清潔な空港として名高い…

総勢500人のスタッフが
トイレの壁から便器の裏までを

徹底的に磨き上げる。

隅々まで輝かせる。

圧倒的な こまやかさ。

その努力で 清潔な空港世界一の座を
4年連続で受賞し続けている。

清掃技術日本一…

今や その名前は世界にも知られる
羽田のカリスマ清掃員だ。

だが 令和元年 新津は空港を飛び出し
新たな挑戦も始めていた。

名声には目もくれず
ただひたすら高みを目指す。

大反響だったプロフェッショナルの物語を
今夜 再び。

一日20万もの人が利用する…

朝6時半。 清掃員・新津春子が
最寄りの駅の改札から姿を現した。

いきなり 50段以上の階段を上り始めた。

おはようございます。

事務所に着いた新津。

毎日こなしている日課に取りかかった。

取り出したのは5キロの鉄アレイ 2つ。

腕と腹筋を中心に 20分以上 鍛えていく。

新津は 中国生まれの日本人。

17歳で日本に来た時
言葉が分からなくてもできると

この仕事に就き
以来ずっと清掃を続けてきた。

現場に向かった新津。
まず始めたのは 汚れのチェックだ。

今 新津は 総勢500人の清掃員を
指導する立場にある。

日に何度も見回りを重ね
あらゆる場所に注意を配る。

その中で 特に難しい汚れがあれば
新津の出番だ。

この日 ある汚れが気になっていた。

ロビーにある冷水器。

表面がくすみ 虹色をした油汚れも目立つ。

空気中のほこりや
水に含まれるミネラル分。

そして口をゆすいだ時の
脂分などが 汚れの原因だ。

汚れの種類によって 新津が
使い分ける洗剤は 80種類以上。

まず取り出したのは 弱いアルカリ洗剤だ。

僅かに水で薄め やさしくなでる
ようにして 油汚れを取り除く。

そして今度は 強い酸性洗剤で
こびりついたミネラル分などを落とす。

ステンレスを傷めず どれだけ
汚れを落とせるかがカギとなる。

濃い洗剤が 10秒以上とどまらないよう
こまめに水をかける。

そして しつこい汚れを
丹念に落としていく。

更に 周辺の細かい汚れも見逃さない。

人目につかない冷水器の下。

新津は 歯の汚れを取る道具を
応用し 少しずつ削り取っていく。

汚れと向き合って2時間。

冷水器は まばゆいばかりの
輝きを取り戻した。

清掃の職人であれと
自らに言い聞かせる新津。

きれいにするためなら
どんな手間も いとわない。

更に 熱心に向き合い始めたのは
手を乾かす乾燥機。

自ら開発に携わったブラシで
排水口を丁寧に こすっていく。

目に見えない部分にこそ
気を配るのが 新津の真骨頂。

今度は 一見きれいな床に
目を凝らし始めた。

人が行き交うたびに舞うほこりは
アレルギーの原因にもなる。

どこまでも 使う人のことを考え
清掃に向き合う新津。

大切にしている 流儀がある。

行き交う客の邪魔にならないよう
気を配りながら

新津は どんな小さな汚れも
絶対に ゆるがせにはしない。

そうして 巨大ターミナルの清潔を
守り続けている。

あれから4年。

新津さんの生活は
一体どう変わったのだろうか。

はい。

(取材者)相変わらずお元気ですね。

新津さんは昨年 異動し
新しい部署で働いていた。

前回の放送後 注目が集まり その人生は

今や教科書にまで掲載されている
新津さん。

アジア各国でも 度々紹介され
中国の複数の企業から

高額な給料を出すので
是非 来てほしいという話もきた。

でも 今の会社に
まだ恩返しができていないと

その話を全て断った。

そして去年 会社が立ち上げた

この スタッフ5人の
小さな部署への異動を志願した。

新津さんが始めた 新たな仕事。

それは…。

一般家庭のハウスクリーニングだ。

早速 取りかかろうとした新津さん。

あることに気づき
スタッフに別の指示を出した。

新津さんは 臭いの原因の一つが
この玄関の隅のホコリだと見抜いた。

でも 家の清掃には
空港とは また違った難しさがあった。

家庭ごとに素材も違えば
傷み方 汚れ具合もさまざま。

空港では経験できない
新たな汚れと向き合いたい。

そう考え この部署を選んだという。

進化をやめようとしない新津さんが

常に工夫を凝らしているのが その道具。

特にこだわる道具の一つが
自分で削って作るという この竹べらだ。

竹べらは 頑丈でありながら
素材を傷つけない しなやかさもあると

新津さんは着目。

年々 その数を増やし
今では常時10種類ほど持っていく。

時には 現場に行ってから 新たに
その場で削って作ることもあるという。

そのための竹のストックが なんと…。

その他 ブラシ類などの道具も
新津さんは どこまでも探求をやめない。

中には…。

で こういうもの… あと これが…

でも これは すごいんですよ。

暮らしの中で 清掃に使えそうだと思えば
何でも試すのが新津流。

ハウスクリーニングに挑み始めてからは
道具の数は格段に増え

今や 300種類を超えた。

更に 新津さんは 会社の一角に

ハウスクリーニングの
練習場所まで設けた。

ここで毎日 新たな道具のテストや
練習に励んでいる。

(新津)笑うけど これ…

昼休み。 新津さんは いつも
同僚と一緒に ごはんを食べる。

この日 誘ったのは 体調を崩し
しばらく現場を離れていた仲間だ。

清掃という仕事を
17歳から続けてきた新津さん。

そこには 逆境を生き抜いてきた
壮絶な半生がある。

新津さんは 昭和45年
中国の瀋陽で生まれた。

父親は 第2次世界大戦の時
旧満州に取り残された

いわゆる 日本人残留孤児。

その後 中国人の母と出会って 結婚。
新津さんが生まれた。

小学生の頃から 日本人というだけで
さまざまな いじめを受けた。

17歳の時 一家は
日本に向かうことになった。

ところが 期待していた日本も
心安まる場所ではなかった。

「中国人は帰れ」。

編入先の高校に行くと また心ない
言葉を投げられ いじめられた。

苦しみは それだけではなかった。

両親も すぐには定職に就けず
一家の生活は 極めて厳しい。

高校生の新津さんは 唯一
雇ってくれた 清掃員のアルバイトを

早朝も夜もこなし 生活費を稼いだ。

だが その仕事場でも
向けられる視線の冷たさに

言いようのない思いが込み上げた。

存在を認められず居場所のない自分。

何を よすがに生きていけばいいのか。

23歳の時だった。

新津さんは 羽田空港の
清掃員として働き始めた。

そこで 新津さんの運命を変える
一人の上司と出会う。

鈴木 優さん。

汚れや洗剤のことで
分からないことはないといわれる

業界のエキスパートだった。

新津さんは 鈴木さんの熱血指導を
受けるうちに

清掃という仕事に面白さを感じ始める。

いつしか 思うようになった。

「自分には この仕事しかない。
ならば 清掃を極めてみよう」。

だが いくら頑張っても 鈴木さんは

新津さんの仕事ぶりを褒めることは
一度もなかった。

いつも同じ言葉が返ってきた。

がむしゃらに学び続けて3年が過ぎた。

ある日 新津さんは 鈴木さんから

全国の清掃員が腕を競う
技能選手権への出場を打診される。

腕には自信があった。

ところが 絶対1位になれると思った
予選会の成績は2位だった。

一体 自分に何が足りないというのだろう。

そんなある日 鈴木さんが
新津さんの掃除を止め 言った。

初めて 鈴木さんから言われ続けて
きたことが 分かった気がした。

技術だけでなく
その場を使う人を思いやり

邪魔にならない 身のこなし方。

見えない箇所や においまで
配慮する姿勢が大切なのだ。

そうして2か月 鈴木さんと特訓を重ね

ついに臨んだ 技能選手権の全国大会。

新津さんは見事に日本一に輝いた。

おめでとうございました。
(拍手)

すぐに それを鈴木さんに知らせると
返ってきたのは意外な言葉だった。

ごめんね…。

ごめんなさい。

「生まれて初めて 本当に人に認められた」。

それから間もなく 新津さんは
一つの変化に気付いた。

心を込めて掃除すると
利用する人からも

「ご苦労さま」と
声が返ってくるようになったのだ。

♬~

♬~

♬~

♬~

この日 静まり返った空港で
天井を清掃する新津の姿があった。

月に二度ほど担当する 夜間清掃。

客がいる日中には手が出しにくい場所を
徹底的に掃除する。

難しい場所があった。

う~ん。

多目的トイレ。

担当のスタッフから どうしても
汚れが落ちないという報告が

あがっていた。

床には 油や ほこりが
黒ずみとなって付着していた。

空港の中でも トイレは多くの客が利用し
汚れやすい場所。

清掃員にとって最大の難所であり
腕が問われる。

この床には 難しさがあった。

一般のトイレは平たんな床だが

ここは 使う人が滑らないように
細かな凹凸が施されている。

その隙間に 汚れがこびりついていた。

担当者が音を上げたトイレ。

今夜 一人で向き合うと決めた。

一つのアイデアがあった。

取り出したのは
極めて細かい毛が付いたパット。

視覚障害者用ブロックに使っているものを
応用できると考えた。

深夜1時半。 作業を始めた。

まず 床に弱いアルカリ洗剤を塗っていく。

用意できたパットは4つだけだった。

いよいよ パットを機械につけ
床を磨き始める。

(新津)おお~。

新津の読みは的中。
見事に汚れが落ちていく。

午前3時。 床は見事に
本来の色を取り戻した。

だが 新津は仕事をやめない。

壁に付いた原因不明の汚れが
気になっていた。

空港が開くまで 残り2時間。

新津は 更に腰を据えて汚れと向き合う。

洗剤や道具を替えながら

たった一つの汚れを 地道にこすり続ける。

この場所を使う人々に
「当たり前の日常」を届けたい。

新津は そのことに全力を尽くす。

朝4時過ぎ。

新津は 最後の汚れを落としきった。

♬~(主題歌)

(取材者)出来は どうですか?

私 いいと思う。

♬~

朝6時半。 夜勤を終え
最後に空港を もう一回りする。

一つずつ ごみを拾って歩く。

♬~

新津の一日は
こうして今日も 過ぎていく。

♬~

(取材者)4年がたちましたけど
今 改めて プロフェッショナルとは?

はい あの 4年前 そのプロとして
評価頂いたんですけども

やはり 私はプロとしては思いません。

あくまで その
スタートラインだと思ってるんで

そこから やっぱり
自分の新鮮な気持ち 入れ替えて

更新してやっていくのが
私のやり方かなと思います。

(取材者)ありがとうございました。
いえ ありがとうございました。


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