ザ・カセットテープ・ミュージック「たのしいプログレの聴き方講座」#43・実力派バンドから変わったカバーまで…



出典:『ザ・カセットテープ・ミュージック「たのしいプログレの聴き方講座」#43』の番組情報(EPGから引用)


ザ・カセットテープ・ミュージック「たのしいプログレの聴き方講座」#43[字]


「プログレ」、知っていますか?実はたのしい音楽で、ハマっちゃうんです。実力派バンドから変わったカバーまで「プログレッシブロック」の魅力をマキタスージーが分析。


詳細情報

出演者

【出演】マキタスポーツ、スージー鈴木、古橋舞悠

番組内容

あなたは「プログレ」聴きますか?ピンク・フロイド、キング・クリムゾンなどに代表される革新的・前衛的なロックである「プログレ」。日本の様々なアーティストも影響されてたり、耳なじみのある曲もたくさんあるんです。今夜は、実はたのしいプログレの世界を、影響下にある邦楽曲からマキタスージーが解体!中森明菜、沢田研二、サザンなどの「これもプログレ!」なヒット曲を紹介!

番組内容2

「カセットテープ」のリバイバルブームがきている昨今。 昔懐かしのカセットテープから流れる、珠玉の『80年代歌謡曲』を聴きながらトークを繰り広げていく、オトナたちのための音楽トーク番組。 毎回MCや特別ゲストがテーマに沿い"マイ・ベスト・カセットテープに入れたい曲"をセレクト。80年代ヒット曲はなぜ人々の心を掴むのか?歌詞やメロディーに隠された仕掛けにも踏み込んで解説。

おしらせ

■FMラジオ JFN系列30局ネットでも聴取可能

JFN系列30局ネットにて、毎週月曜日 深夜28:00台に放送される番組「Memories & Discoveries」内のコーナーでも、ラジオ番組版「ザ・カセットテープ・ミュージック」の聴取が可能です。

■「Memories & Discoveries」番組HP:http://www.jfn.jp/md/ 


番組Twitterもあるよ!

@BS12_cassette

#カセットテープミュージック




『ザ・カセットテープ・ミュージック「たのしいプログレの聴き方講座」#43』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

ザ・カセットテープ・ミュージック「たのしいプログレの聴き方講座」
  1. プログレ
  2. 高木ブー
  3. 日本
  4. ブー
  5. キング
  6. クリムゾン
  7. 当時
  8. イエス
  9. カバー
  10. バンド
  11. プログレッシブ
  12. プログレッシブロック
  13. 音楽
  14. アルバム
  15. グリーグ
  16. ビートルズ
  17. 円盤
  18. 組曲感
  19. 大好
  20. 中森明菜


『ザ・カセットテープ・ミュージック「たのしいプログレの聴き方講座」#43』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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お時間でございます 奥さん~

来ました~
というわけでございましてね

今回も ふるちゃんというわけで
よろしくお願いします

今日も これ
置いてあるんですか?

テナーサックスね

開口一番ですから
吹いてくださいよ パーンと

♬「チュルルルルールルーン…」

たぶん
永ちゃんの曲なんだと思います

もしくは
だと思うんですけど

♬「チュルチュール…」
何をすすってんだよ

「チュルルチュルル」
言ってるけれどもね

♬~

結構ね この番組 いろんなネタが
切り口でやってきましたけど

ちょっと思いの強い
ディレクターが

ややこしいネタ
ぶっ込んできてるんですよ

いつも おじさんたち
熱くしゃべっていることに対して

ついていけないって構図が
あるじゃないですか

今回 3段階ぐらいになってるから

ディレクターの熱い思いがあって

そこになんとか僕らが
翻訳して やるから

あなた ますます手が届かなくなる
ますます分からなくなると思う

今回は「楽しいプログレの
聴き方講座」という

プログレって何か知ってます?
プログレ?

プログレなんていう言葉
聞かないでしょ 大体

プログレッシブロック
プログレッシブなロックってことですよ

あっ! プログレッシブなロック
なるほど~

いや 勝手に腑に落ちないで

プログレッシブの意味分かんねぇだろ?
分かんないです

マキタさんも私も そんなにプログレね
重く通ってないですよね

そうなんですよね
えーっ 大丈夫ですか?

ハードロック少年だったんで
ハードロックだったらいいんですけど

プログレッシブロックってことになると
とたんに敷居が高い感じもします

何が違うんですか?

昔の渋谷陽一の本とか持ってきて
何かの場合 引用しようとかね

こういう本も参照しながら
プログレッシブロックの歴史を語ってみたい

とはいえ あんまり
そこの原意に則した話

とかではなく
行きたいなと思います

一応 プログレとは何かって
話をしておくと

ロックンロールができましたと
ビートルズが出てきましたと

合わせて 機材とかアンプとか
レコーディングシステムが充実してきましたと

となってくると 3分間の
楽しいロックンロールだけじゃなくって

10分 20分ぐらいの音楽も
レコーディングできるし

音を何重にも
重ねることができるわけです

じゃあ この表現の幅っていうのを
全部使って

深く 長く 重く 難しく
みたいな感じの音楽っていうのを

初めてロックのフィールドが
手に入れたといいましょうか

だから かなり逸脱とか革新的な
表現っていうものが出てきまして

それを一般的に
プログレッシブロックって言いますね

ただ有名な
プログレッシブロックに分類されるのは

ピンク・フロイドとかね
キング・クリムゾン

イエス
イエスなんていますね

エマーソン・レイク・アンド・パーマー
ELP

ジェネシスとかね
まだ分かんないです プログレが何か

インテリの音楽ですよね
そう 絶対ね

ふるちゃんのお父さんは
聴かないと思う

絶対聴かない

そういうプログレの曲はありますが
大体プログレの曲って

1曲かけたら この番組
半分ぐらい終わっちゃいますから

CMになっちゃいますから
避けますんで 日本の歌謡曲に

色濃くプログレの影響があるものを
選んできました

みんな知ってる
この曲でございます

♬~()
えっ ここにプログレが?

「タララララン」

今の「タララララン」って
覚えといてくださいね

♬~

今の「パン!」とかね
覚えといてください

♬~

覚えといてくださいね

♬「あいさつするのよ海風に」

♬「自然に体がリズム取る」

♬「パナマ帽くるくると
指でまわして」

♬~

♬「テーブル届いた果実酒は」

♬「見知らぬ人からメッセージ」

♬「背中越しとまどうわ
強い視線に」

♬~

♬「白いチェアーに脚を組んで」

♬「頬づえつくのも気になるわ」

♬「映画的な気分で少し」

♬「メランコリックに
髪をかきあげて」

♬「危険なこころ」

おぉ~ かっこいい

普通にね ヒット曲だなって感じ
オリコン1位も取って

中森明菜 こっから
パーンって行く曲なんですけど

なんとなく さっきね
「パン!」とかね 「チュロリロリロ」

ちょっと聴きたいな プログレ
プログレが聴きたいな…

同じ時期にはやったこの曲
聴いてみましょう

よろしくお願いします

♬~()
あ~ 懐かしいですね

♬~

あらっ なんか似てますね

イエスっていうプログレバンドの

この当時はプログレというか
かなりポップな感じになってますが

イエスの
大ヒット曲なんですけれども

「チャン チャラララララ」
「チャン! チャラララララ」

ちょっと に
近いですよね

今の覚えました?
♬「チャーララッチャラー」 「チャン チャララララ」

もう1回 の
間奏がありますので はい

来ますよ イエス来ますよ

♬~

あぁ~

はい ありがとう

中森明菜に
色濃くイエスの

入ってるって話でしたが

私の話は ここでは終わりません
終わらない

ちょっと手元にあります
っていう

ここでスージー鈴木さんが
大胆な推理をしております

さっきのの前説的な
っていう曲について

驚くべき事実が
判明しましてですね

っていうタイトル
および康珍化&林哲司に

曲を書いてほしいって言ったのは
中森明菜なんです

中森明菜さん自体が言ってると
何かって言うと 中森明菜

当時 ものの本によると
すっげぇ洋楽とか聴いてて

日本の邦楽とかも聴いてて
私こういう歌 歌いたいというのが

弱冠 二十歳前にして
そういう意識が強かったと

♬「Love Is The Mystery」っていう
曲なんですけれども

あれは恐らく
林哲司・康珍化が作った 前年の

 杏里

♬「I Can't Stop The Loneliness」
聴いて

こういう曲歌いたいと
思ったんじゃないかと推理する

だから 中森明菜と同じイエスは

日本で言えば
ワーナー・パイオニアからの発売なんです

だから絶対
聴いて

こんな曲歌いたいって言って

作曲・玉置浩二 作詞・来生えつこに
指示したんではないかと

へぇ~~ そういう流れが
あったんじゃないかと

レコード会社から
洋楽のレコードとかガンガン借りて

ほんと聴きまくってたと

この曲も言ってたんじゃないかな
と思うぐらい

かなり あからさまに
プログレ歌謡になってる

イエス
歌謡になってるっていう意味でね

とにかく
選曲が難しかったんですけど

パッと一番最初に思い浮かんだのが
この曲だったんですよ

聴いて頂きたいと思います
こちらです

♬~()

おぉ プログレっぽいね

♬~

♬「高木ブー」

♬「俺は高木ブーだ
俺は高木ブーだ」

♬「俺は高木ブーだ
俺は高木ブーだよ」

♬「風呂入れよ 宿題やれよ」

♬「歯みがけよ
パンクだけ聴くな」

♬「苔のむすまでに
愛し合うはずの二人が」

♬「予定調和の中で
離れ離れになる」

♬「何も出来ないで
別れを見ていた俺は」

♬「まるで無力な俺は」

♬「まるで
高木ブーのようじゃないか」

♬「俺は高木ブーだ
俺は高木ブーだ」

♬「俺は高木ブーだ
俺は高木ブーだよ」

♬~
もうちょっとね 聴いてください

間奏の部分とか
聴いてもらいたいんです

あぁ プログレっぽいやつ

♬「君といつまでも
愛していたかったよ」

♬「君といつまでも
愛していたかったよ」

♬「春に君と出会い 夏に君を愛し」

♬「秋に君と別れた」

♬「そして一人の冬が来たよ」

♬「土曜の夜は二人で…」
ここ プログレっぽいじゃないですか

♬「二人微笑みあったものさ」

もう
キング・クリムゾンじゃないですか

あぁ クリムゾンっぽいですね
ねっ

これ エディさんっていう人が
ピアノ弾いてるんです

すごく このあと
皆さんに 力を借りて

高木ブーを
降ろしていきたいと思います

♬~

♬~

♬「ブー ブー 高木ブー
ブー ブー 高木ブー」

♬「ブー ブー 高木ブー
ブー ブー 高木ブー」

はい~
(古橋)えっ すごい歌

筋肉少女帯っていう人たちが
いたんですけど ご存じ?

大槻ケンヂ
大槻ケンヂさん

大槻ケンヂさんっていう人が
作ったグループであるんですけど

のちにという
改訂版もありますけれども

これは「高木ブー伝説」の中でも
一番大好きなバージョンなんです

僕なりにですけど プログレって
どういうものなのかを

死後発掘されたマキタノートに…

とにかく キメが多い
「ダカダカダッ」とか

あと変拍子

変拍子っていうのは
ちょっと複雑なリズムなので

ノリづらかったりするんですけど

忘れた頃に歌がやってくるとか
(一同 笑い)

最初から
歌があるわけじゃないんですけど

ごっそり歌がなかったり
間奏部もあるじゃないですか

だいぶ長いんですよね そこ
長いですね

油断して もう歌出てこねぇのかな
と思ったら

♬「ブー ブー 高木ブー」
とかっていうのもありますけど

まぁ ジャズ的な要素も
あるんですけど

クラシック的な要素もありとかね

あと メンバーどうしが
仲が悪そうとか

えっ すごい偏見だな

あと モテる音楽と
モテない音楽があるならば

モテない音楽がプログレ
あれ?

ほんとにプログレのこと詳しくない
僕のただの印象です

とはいえ 僕はプログレが何たるかは
全く分からないですけど

単純に僕は この曲を聴いた時に
めちゃくちゃインパクトがあって

好きとも言えない
何とも言えない気持ちで

この曲を あぁー! って
すごい驚きを持って

なんて言うんでしょうかね
迎えたわけです

ここに歌詞があるので
ちょっと読んで頂きたい

「高木ブー 俺は高木ブーだ
俺は高木ブーだ」

「まるで高木ブーだ
俺は高木ブーだ」

「一人で生きろよ
つらくとも死ぬな」

「また会う日まで 御機嫌よう」

これ…
コケ

「苔のむすまでに
愛し合うはずの二人が」

「予定調和の中で
離れ離れになる」

「何も出来ないで
別れを見ていた俺は」

「まるで無力な俺は」

「まるでまるで
高木ブーのようじゃないか」

はい~ なかなかの
リーディングマグロでございますけども

いや 今のよかったですよ
うめ子よりは

結構悲しいことを
歌ってるんですよ 実はね

無力な人間=高木ブーという
言っちゃってるってことですよね

まぁ ドリフの中では
そういう感じかもしれない

高木ブーっていう
ちょっとコミカルな名前自体が

こういう悲しみの歌詞で
用いられてることが

すごい不思議な感覚が致しまして

一向に笑おうにも
笑うことができないんですけど

あと演奏が
すごいテクニカルなんですよ

この曲って
恐らくと言われてるんですけど

一発どりしてるんですって
じゃあ すごいですね 演奏が

今聴いたら めっちゃええ曲ですね
当時コミックソングと思ってましたけど

コミックソングとして
聴きたかったんですけど

とてもコミックソングとしては聴けない
ぐらいのものだったんですね

大作主義的でね プログレって

物語が 起承転結感があって
とにかく長い 長大なんですけど

僕は聴いてて飽きない

だれることなく聴いてられる
演奏の密度が すごいですからね

キング・クリムゾンっぽい感じですね
そうです

ほんとに僕の漠然と思う
キング・クリムゾン性を

すごく全部詰まって

表現してるんじゃないかな
というふうに思います

キング・クリムゾン
こういうLPのジャケットなんですよ

アハハハッ!
っていって

ちょっと ふるちゃん
のジャケットモノマネ

今やってみません?
ギュッと寄っちゃって

来た来た来た来た… 新しい世界が

あっ いい! いい! すごいいい

できたじゃん!
これオーディションでやったらウケますか?

ロックジャケットモノマネ
あっ! ロックジャケットモノマネ

おじさんたちがオーディションしてる場合
喜ぶから

プログレッシブロックって
クラシックからの引用が多いんですよ

エマーソン・レイク・アンド・パーマーが
ムソルグスキーとか

チャイコフスキーとかを
カバーしたりっていう形で

だから 歌謡曲の中にも
クラシックを引用してる歌謡曲は

プログレ歌謡と言って
いいんではないかということで

このヒット曲でございます どうぞ
イントロです

♬~()
あぁ~

知ってる この音楽

まぁ ここだけなんですけど
一応聴きましょう ワンコーラス

♬「泣きたい時には いつも」
ジュリーだ ジュリー

♬「マドンナのほほえみで…
ほら」

♬「レースのハンカチーフ
僕に差し出すよ」

片方 見えないじゃないですか
絶対 片方こうなってますよね

でも こういうかぶり方
してましたよ

♬「僕のくちびるについた」

♬「ルージュをぬぐわないで…
くれ」

♬「誰もがあなたと
暮らす夢 見るけど…」

♬「ひとりで歩かせてくれ」

♬「愛があふれすぎているよ」

♬「この部屋は暖かすぎる」

♬「まるで safety zone」

♬「毎日 僕 眠れない やるせない」

♬「毎日 僕 生きてない 愛せない」

♬「あなたを抱いても
誰かを抱いても」

♬「ユ・ウ・ウ・ツだよ」
♬「ユ・ウ・ウ・ツだよ」

あぁ 盛り上がりますね
かっこいい

作詞・三浦徳子 作曲・西平彰
編曲・白井良明

問題はイントロですね
♬「タンタラランタン タンタンターン タンタンターン…」

あれはクラシックなんですよ

この曲聴いてみてください
お願いします

♬~
もう まんまじゃん

これ聴いたことあります

♬「タンタンタンタンタンタンタン タタタン タタタン
タタタタタタタタ タタタンタン」

グリーグという
ノルウェーの作曲家

っていう
組曲がありまして

よく聴くメロディーですよ
まぁ 遊びなんですけれども

沢田研二と白井良明って
すごいゴールデンコンビで

今でも一緒にやってますけどね

白井良明の発想じゃないかと
思うんですけれども

イントロに このグリーグの
っていうのを使って

っていうね

この発想自体が かなり
プログレッシブじゃないかと思って

この曲を選んでみました

クラシックを元ネタに
編集的にやってる手法自体が

プログレッシブだと なるほど

もう1個 80年代の前半に
NHKのでですね

大貫妙子がこんな曲を歌ってます

♬~()
めっちゃキレイなメロディーですよ

♬~

♬「みずうみの入り江に立てば
波がつぶやく」

ほう

♬「ここにはもう少女の頃の
君はいないと」

キレイな曲でしょ?
はい

♬「風に舞って水に落ちた
白い帽子」

これカバー?
カバーです

これも作曲…
グリーグ

日本人好みと言いましょうか
美しいメロディーじゃないですか

あと みんな知ってる
これもそうですね

♬~(ピアノ協奏曲イ短調
作品16 第1楽章)

あぁ~

これもグリーグ

これもそうなんですね
みんな知ってるじゃん

私が考える
ノルウェーの2大音楽人ですね

1個はグリーグ
1個はのa-ha

♬「テテテテッテ テッテッテテテテテ」ですね
ノルウェーといえばグリーグとa-ha

ドラマティックといいましょうか
ちゃんと世界観があるというか

まるで お芝居の

1幕2幕3幕みたいなものを
見るような感じを

ポップスの枠組みの中で
感じさせたという意味では

プログレッシブロック的なものを
感じるんです このバンド自体に

ということで 代表曲でこの曲を
聴いて頂きたいと思います

♬~()

♬~

♬「二酸化炭素をはきだして
あのこが呼吸をしているよ」

♬「どん天模様の空の下
つぼみのままでゆれながら」

♬「野良犬はぼくの骨くわえ
野生の力をためしてる」

♬「路地裏に月がおっこちて
犬の目玉は四角だよ」

♬「今日人類がはじめて
木星についたよ」

♬「ピテカントロプスになる日も
近づいたんだよ」

たまというのはですね

ルポライターの竹中労さんいわく

現代のビートルズだなんてこと
言うんですけど

多才な集団で それぞれが曲を作り
それぞれが歌を歌うし

それぞれが世界観を
みっちりと持ってる人たちがいた

異能の集団だったんですけど

80年の一番末期ですけど
って番組があって

ですけども
これで出てくるバンドの中で

一番キャラクターが際立ってた
人たちだと思うんですね

僕は 好みは
FLYING KIDSっていう人たち

あるいは
BEGINとかだったんですけど

当時 日本のいろんなバンド
あったと思うんですけど

どのバンドよりもだけに限らず
いろんなバンドがある中で

すごいオリジナリティーを持ってたんじゃ
ないかなって思うんですけど

この曲の間奏部があるんで

そこら辺も
聴いてもらいたいんですけど

♬「ピテカントロプスになる日も
近づいたんだよ」

♬~

ここの このブロックになると

クラシックのそういうパート
みたいな感じになるでしょ?

組曲の中の1つ
第一章何幕みたいな感じになる

♬~

えっ おもしろい 何? この部分

♬~

ちょっと演劇的な
シアトリカルですね

♬~

♬~

♬「さる~ さる~ さる~ さる~」
あった あった あった…

これ同じ曲ですよね?
♬「さる~ さる~ ウーウウウー」

♬「さる~ さる~ さる~ さる~」

♬「さる~ さる~ さる~ さる~」

♬「さる~ さる~ ウーウウウー」
ELO的なね

♬「あのこは花火を打ち上げて」
ほら 戻ってきた

♬「この日が来たのを祝ってる
冬の花火は…」

のちに いち早く脱退してしまう
柳原陽一郎さんがメロディー作った曲で

知久さん 石川浩司さん 滝本さん
そして柳原さん

この4人が
それぞれ曲を作るんですけど

柳原さんはアメリカンポップスとかの影響が
結構強く 実はある方なんですが

その中で石川浩司さんっていう
ドラマーの方

よく ランニング姿で坊主頭の人

大体 たまのドラムって
言われるんですけど

たまのランニング
言われる人がいるんですけど

打楽器担当の
石川浩司さんっていう人が

非常にプログレが
大好きな人なんですけど

たまというバンドのシアトリカル
演劇性が強い部分を

一番握ってんのが
石川浩司さんなんですよね

アメリカンポップスの影響がすごくある
柳原陽一郎さんの歌世界と

演劇パートみたいなものとかが

1セットの中に
いろんな組として入ってる

そのシアトリカル部分担当の
石川浩司さんの


っていう曲があるので

これ聴いたら いかにプログレっぽいか
ってことが分かると思うんで

聴いて頂きたいと思います

♬~

♬~

♬「百万階建ての
ビルディングの建設」

♬「階段だけしかない
それだけの為の建物」

♬「ライト兄弟の
飛行機が何百台も」

♬「赤トンボのように
横をすりぬけてゆく」

♬「ロッキー山脈のふもとの
小さな村の人々が」

♬「アリのように
す早くうごめくのが」

♬「肉眼ではっきりみえる」

♬「夢うつつの作業現場
鉄のぶつかりあう音」

♬「建築の快感 目的の遂行」

すごい不思議~
そう この人のライブとか見てると

途中でセリフのパートが
入ってくるじゃないですか

そこは ほぼアドリブですね

シュールな言葉使いを
ワーッと並べ立てて

寺山修司的な
世界観みたいなものを

やったりとかするんですけど
1つの曲の中で演劇チックな

ものとかを要素として
強く重要にやるんですけど

なんかアバンギャルドで前衛的で

楽器自体は古くからある
オーソドックスなものを使っていても

表現自体は わりと
プログレ的な要素がある

っていう言葉は
すごく記号性が強くて

FLYING KIDSとか たまとか

マルコシアス・バンプとか
BEGINとかマサ子さんとかね

人間椅子とかも 全部イカ天バンド
っていうふうに くくられて

たまの奥行きみたいなものは
当時 全く伝わらなかったですよね

ほとんど
笑いものみたいな感じだったし

俺も どう受け止めていいか
どっちかと言ったら

笑っとこう
ぐらいの感じだったんですけど

というアルバムが
めちゃくちゃいいんですよ

今聴いても ほんとにね

こんなアルバム 日本のアルバムの中でも
なかなかないなとかって思って

難しいですね
消費されちゃった感があるから

そこまで行き届かずに
たま=イカ天バンドの1つでしょ

とかっていう感じで
世の中 消費しちゃった

日本のロック史で
最もメジャーなバンドといえば

サザンオールスターズ
サザンとプログレ 遠くない?

今から ある曲を流しますが
これが何拍子かを考えながら

聴いてみてください お願いします

♬~(古戦場で濡れん坊は
昭和のHero)

♬~

なんか変やぞ…
どこが拍の頭か分かんなくなる

♬~

♬「古戦場で 濡れん坊は
昭和のHero」

♬「上になって
四つんばいにあえぐ Shadow」

♬「うつろな気分
まだ見ぬ Heaven」

♬「夢見るような恋に
All night long」

♬~

うわぁ…

♬「雨ん中 稲村の Umbrella」

♬「帆かけに交じわらば
See you later」

♬「二人の Rhythm
揺れる Horizon」

♬「波音にまぎれ
All night long」

まぁ 気持ち悪い
何拍子か分かんないでしょ?

もう どこが拍の頭なのか
途中で分かんなくなっちゃった

と思ってですね
スージー鈴木の書庫からですね

サザンオールスターズ
ギター弾き語り全曲集

ドレミ楽譜出版社

昭和60年って書いてますわ

が発売された時の
楽譜を取り出してきましたね

すごいね これ 楽器屋の奥の奥に
棚差ししてあるやつですよ

キング・クリムゾンとか 8分の13拍子とか
あったりするんですけど

4分の7とかね

7拍子ですよね
やっぱり有名なのが

大体 このプログレッシブな動きは
ビートルズから始まってるんですけど

有名なんが
ですね

♬「Love, love, love」 1・2・3

♬「Love, love, love」 タッタッ…

あれは 1・2・3・4 1・2・3

4分の7拍子なんですけれども
この曲も4分の7拍子なんです

途中まで4分の7かと思ったけど
途中で見失ったんですよ

ややこしいのが さっきは
4・3だったじゃないですか

これはね 3・4なんですよ

チャンチャンチャン 1・2・3・4

ちょっとややこしいですけど
歌メロ入ったら

3・4 3・4 3・3って行って
4拍子になる

もう1回 頭からお願いします
えぇ~…

それ分かってても分かんないな

♬~
デイサービス さぁ 皆さんご一緒に

イライラ棒 1人でやってるみたい

1・2・3 1・2・3・4
1・2・3 1・2・3・4

1・2・3 1・2・3・4
1・2・3 1・2・3・4…

♬「古戦場で 濡れん坊は
昭和のHero」

1・2・3 1・2・3・4
1・2・3 1・2・3!

♬「うつろな気分
まだ見ぬ Heaven」

♬「夢見るような恋に
All night long」

1・2・3 1・2・3・4
1・2・3 1・2・3・4

1・2・3 1・2・3・4
1・2・3 1・2 おっしゃー!

うわ~ すごーい
フゥー!

今ここでやるのも大変なぐらい
演奏とかも大変やと思うんですよ

めっちゃ大変ですよ こんなもん

これ たぶん リズムとか
変拍子好きな人にとっては

たまらないもんですよね

プログレ好きって
変拍子好きなとこありますから

サザン好きですから も
何百回と聴いたんですけど…

とにかく この曲がすばらしい
僕 大好きなんで

聴いて頂きたいと思います
こちらの曲です

♬~()

フッ この音 ボストンだ ボストン

♬~

♬「涙あふれるなら
あふれるままに」

♬「怒り止まらないなら
戦うがいい」

♬「涙あふれるなら
あふれるままに」

♬「怒り止まらないなら
戦うがいい」

♬~

一応聴いてください

あっ なんかちょっとプログレッシブだ
ここプログレな感じですよね

♬~

組曲感ですね
組曲感ですよ

♬「目を閉じれば
聞こえてくるだろう」

♬「なつかしい歌が」

♬「空を見あげれば
素直になれるだろう」

♬「あの空までこの手が届けば」

ここ こういうとことかね

はい~

この曲はスージーさんも
途中でおっしゃいましたけど

組曲感といいましょうか
別々の歌のセクションが連なって

1つの曲になってる
プログレは組曲感がありますよね

組曲感が結構あるんで それ自体が
クラシック的な世界観なんですが

僕は だから オフコースって

アルバムの中で
いろんな曲があるんですけど

その中で 組曲的なものや

静かにして すごく
クレイジーといいましょうか

青火の すごい高い温度で燃えてる
炎みたいな

歌の世界っていうのを
結構表現してたと思うんですよ

前もありましたけど
とか

あれとかも 僕は当時
子ども心に聴いたんですけど

普通のポップスとかと全然違った
劇的な歌世界で幻想性もあり

言葉にはできなかったんですけど
だって…

おぉ…
ビックリした ビックリした

あー ビックリした
自分でもビックリした

ちょっと舞い降りてますよ
舞い降りてきてるわ

ビックリした…
急に降りてきたなぁ

話を止めないで
「話を止めないで」 そう ほんとに

言葉にはならなかったんですけど

なんか すごくキレイなイメージ
女性が大好きな世界だけに限らず

実は ものすごい硬質な
男の人が実は好きそうな

レコーディングの面にしても
そうですけど

楽曲の奥行きというか
深い表現というのを

目指してたと僕は思うんですよね

男っぽいロックなサウンドと
組曲的なプログレッシブロック的なものとか

メロディアスでコーラスとかも
全部トータルで

完成度が高い曲が この
と思っていて

組曲感おもしろいですよね

何もかもビートルズの仕業っていうのも
乱暴なんですけど

いろんな違う曲っていうのを
1個のストリームの中に乗せて

つながってるんだけど
全く別の曲を並べて

組曲みたいにする

特に それを完成させたのが
ビートルズのっていうね

4人が横断歩道渡ってる
あ~! 有名なやつ

それがビートルズの
実質的にはラストアルバムなんですけど

その時にを追い落として
新しいロックバンドが出てきた

そのアルバムっていうのが

このアルバムですよ…
はい 出た


なかなか鮮度が落ちないね

やっぱり
日本のピンク・フロイドと言われた

このバンドの曲を
かけないわけにいかないだろうと

この曲でございます
おっ 何でしょうか

♬~(空飛ぶ円盤に
弟が乗ったよ)

もう いきなりプログレ

♬~

うわっ

♬~

あぁ~

リズムがプログレっぽいでしょ?
ほんとだ~

でもね 歌詞に注目してください

♬~

♬~

♬「星も出ていない夜に
弟と手をつないで」

♬「丘の上に 立っていると
音もなく 静かに」

♬「銀色の円盤が空から
降りてきたのさ」

円盤が来ましたよ
♬「空飛ぶ円盤が 本当に来たよ」

♬「空飛ぶ円盤が 本当に来たよ」

♬「ちっとも
待たせなかったろうって」

♬「円盤は得意そうに
そう言ったよ」

これがプログレッシブロックの
非常に典型的な形で

すっごい演奏力で変拍子とか

「ドドストダダダン」とかっていう
演奏力があるんだけど

これ好きなのは
歌詞が難しくなくって

その爆発的なテクニックの上で


かわいいじゃないですか
(古橋)かわいいですね

すごい牧歌的というか 

まるで絵本を開いてる
みたいな感じだけど

演奏は めちゃめちゃ
クオリティーが高いっていう

京都の芸能史の発掘家である
柳田光司さんという方がいて

柳田さんに確かめたんですけども
実は すごいエピソードがありまして

70年代前半に京都の円山音楽堂
日比谷野音みたいなもんですけど

そこで四人囃子とCAROLが対バンの
野外コンサートがあったんです

お父さんも
行ったかもしれませんけど

バイクでリーゼントのCAROL派
こっちはね 高校卒が多いですよ

長髪の大学卒の 京大とか
同志社の学生の四人囃子派が

野外の観客席にウワッと集まって
大暴動になったんです

そりゃなるよ なるよ そりゃ

そんなん対バン組ませんなって
話なんですけど

円山音楽堂事件っていうのが
あったらしいですよ

ある種なんかね
日本の縮図みたいなものを

そこにギュッとね
保守と革新みたいな すごいですね

脱亜入欧っていう
言葉がありますけど

やはり 洋楽に近づこう近づこう
とかって話で

ただ ブルースのフィーリングとか

ロックンロールの何とかって
なかなか身につかない

ただ テクニックとか
理屈とかっていうのは

勉強したら ある程度追いつけると

ロックやブルースの
肉体的な部分はフォローできないけど

理屈やテクニックの部分は
研究可能で

その辺の演奏力とか文学性
みたいなものっていうのを

洋楽から盗んでいったのが
日本のプログレだと思うんですよ

ただ 理屈っぽくてめんどくさくて
青白いプログレじゃなくって…

意外なアーティストが実は この曲を
カバーして歌っていたということで

身を委ねるように
このすばらしい曲を

聴いてみたいと思います
こちらの曲です

♬~()
ライブ盤でございます

♬~

桜田淳子でもなく
違います

「そこのアンタ 淳子にほれてるね」
それじゃないです

♬~

♬「The wall on which
the prophets wrote」

♬「Is cracking at the seams」

♬「Upon the
instruments of death」

♬「The sunlight
brightly gleams」

♬「When every man
is torn apart」

♬「With nightmares
and with dreams, 」

♬「Will no one lay…」

これ 誰が歌ってるか分かる?
分かんないです

♬「As silence
drowns the screams」

♬「Confusion will be my…」

♬「ハウス バーモントカレー」
言うてない 言うてない

♬「ヒデキ、感激…」
言うてない 言うてない

♬「…broken path」

♬「If we make it
we can all sit back And laugh」

♬「But I fear tomorrow
I'll be crying」

♬「Yes I fear tomorrow
I'll be crying」

♬「Yes I fear tomorrow
I'll be crying」

はい

こんなんあるんだ~
はい

歌うは あの西城秀樹さん
(古橋)えーっ!

この曲というのは
先ほどから あなたがモノにしている



キング・クリムゾン
キング・クリムゾンの曲なんですよ

西城秀樹さんっていったら

日本のスタジアムコンサートの
先駆けですから

大阪球場 これも後楽園だ 79年
後楽園で79年にやってる



SIDE Aすごいですよ






B面 




てんこ盛りだ
カバーだらけなんです

西城秀樹さんというシンガーは
すごい過小評価されてるというか

親しみやすすぎて
日本のボーカリスト史上でも

シャウターといって
叫ぶような歌を

一般に普及させた ほんと唯一無二
と言ってもいいぐらいの

アーティストだと思うんですけど

キャラクターも庶民的なところも
あるからなんですけど

いろんな曲
歌ってるじゃないですか

それこそなんて

すごい みんな楽しく踊れる
カバー曲でもありますし

あと この中にも
もう大好き 大好き

♬「青空よ 心を伝…」 大好き

すごい壮大な
爽やかな曲があったりね

あと ♬「ローラ」っていうね

ああいう ちょっと演劇チックな
歌世界もありますしね

あれだけの表現力があって

これだけの歌世界を
作れる人だから

たぶんというですね

難なく歌いこなしてる
すごいですね

という曲は
かのピーナッツもカバーしてるんですよ

当時は やっぱり
ライブでやるんですよね

当時はですね ライブ盤って
結構ありますけれども

ライブ盤をよく聴くと
ほんとに よく分かるんですけど

結構カバー
皆さんしてるんですよね

洋楽の 当時はやってた曲とかを

そのまま
原語で歌ったりしてるんですよ

このにしても
結構 ほんとにカバーしてるでしょ?

さっきのとか
いきなり

とか…

なんて
この年のヒット曲ですから

はやったら即

日本人のアーティストだって
これ歌っちゃうわけですよ

も早いですね

もキッスですよ

当時 秀樹は日本人のアーティストとして
ボーカリストとして

ある種の翻訳機じゃないですけど
庶民の聴衆たちとですね

カバー曲とかを
秀樹っていうフィルターを通して

伝える役目も
あったと思うんですよ

なんて
キング・クリムゾンの曲ですからね

しかも アルバム曲ですよ

「Confusion will be my epitaph」
「混乱こそ我が墓碑銘」

難解でしょ?
うん…



そんなこと言われても
よく分かんないじゃないですか

「高木ブーだ」のほうがいいですね

それに秀樹さんというフィルターが
すごく やっぱ重要で

秀樹の声でやってくれたら
別の説得力もあるし

でも ちょっとかっこいい
改めて聴くとかっこいいんだなと

私も あんまり毛嫌いせずに…

全然違います

もう 上から来るように
なっちゃいました

オーソリティーになりましたけど
勉強します…


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