NHKスペシャル「巨大都市 大停電 ~“ブラックアウト”にどう備えるか~」・北海道大停電の独自映像・最新停電対策…


出典:『NHKスペシャル「巨大都市 大停電 ~“ブラックアウト”にどう備えるか~」』の番組情報(EPGから引用)


NHKスペシャル「巨大都市 大停電 ~“ブラックアウト”にどう備えるか~」[字]


北海道のほぼ全域が停電したブラックアウト。東京・大阪・名古屋など大都市でも起きるのか▼首都直下地震後を描く想定ドラマ▼北海道大停電の独自映像▼最新停電対策


詳細情報

番組内容

北海道のほぼ全域が停電したブラックアウトは、日本初の事態だった。東京・大阪・名古屋などの巨大都市でもブラックアウトは起きるのか?巨大都市を襲う大停電の現実とは?▼首都直下地震を生き延びた家族を襲う大停電の想定ドラマ。医療現場で何が?▼北海道大停電の独自映像。連鎖する想定外の被害。長期化する被害▼最新の停電対策とは?停電対策・防災に役立つ情報が満載。

出演者

【出演】首都大学東京名誉教授…中林一樹,北海道教育大学教授…佐々木貴子,【司会】合原明子,赤松俊理,【語り】柴田祐規子


『NHKスペシャル「巨大都市 大停電 ~“ブラックアウト”にどう備えるか~」』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

NHKスペシャル「巨大都市 大停電 ~“ブラックアウト”にどう備えるか~
  1. ブラックアウト
  2. 停電
  3. 影響
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  5. 電気
  6. 東京
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  11. 電力
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  15. 北海道
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  17. 災害
  18. 場合
  19. 東京電力
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『NHKスペシャル「巨大都市 大停電 ~“ブラックアウト”にどう備えるか~」』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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突然 大都市を襲う

大規模停電
ブラックアウト。

うわ~っ!
やばくない? 何か。

お~ すごい すごい すごい!
停電になりました。

去年9月
日本で初めて起きたブラックアウトで

北海道は大混乱に陥りました。

電気を失った影響は
想像をはるかに超える形で

社会全体に広がっていたことが
分かりました。

新たな脅威として浮かび上がった
ブラックアウト。

実は 世界有数の電力消費都市
東京で起きることも想定されています。

初めてカメラが入った 東京電力の訓練。

最大で 数日間 停電が続く想定です。

巨大地震などの災害に追い打ちをかけ
被害を拡大させるブラックアウト。

その時 私たちは何に直面するのか。

自治体や医療機関などへの取材を基に
ドラマ化しました。

母さん!?
お母さん!   母さん!

ブラックアウトは
地震や火災を生き延びた人たちを

容赦なく襲います。

あの~ 本当に大丈夫ですか?

電気に依存した社会が
根底から崩れていくのです。

巨大都市を襲う大停電。

明らかになったブラックアウトの脅威に
どう備えればいいのか 考えます。

今日は 防災の日です。

NHKでは 毎年 さまざまな
災害への備えを伝えてきましたが

今年は 電力会社管内が全て停電する
ブラックアウトについてです。

去年の北海道胆振東部地震で
想定外のブラックアウトが起きました。

このブラックアウト 東京 首都圏に
住む人たちにも 無縁ではありません。

私たちの生活のあらゆるものを支えている
電気。

停電というと このように

部屋の明かりが消えたり
エアコンが使えない。

そして 長くても数十分。

そう思われるかもしれません。

しかし
北海道のブラックアウトを取材すると

被害が連鎖的に拡大していき

極めて広範囲に そして
長時間にわたって

深刻な影響が及ぶことが
分かってきました。

去年9月6日 午前3時。

震度7の揺れに見舞われた 北海道。

道内の発電所が 相次いで停止します。

深刻な危機が訪れたのは ここからでした。

日本で初めてのブラックアウトが
起きたのです。

復旧までに 45時間。

その間
影響が思わぬ形で広がっていたことが

分かってきました。

真っ先に強い危機感を抱いたのが
多くの命を預かる医療機関でした。

ブラックアウト直後の映像が
残されていました。

道内に34ある災害拠点病院の一つ
市立室蘭総合病院です。

苫小牧 王子 OKだったんですね?
王子 OKです。

非常用の発電機を使って
電源を確保した病院。

救急の受け入れ態勢を整えました。

燃料の備蓄はありましたが
電気が いつ回復するか分からず

医師や看護師たちは
事態の行方に不安を募らせていました。

ブラックアウトから4時間後
事態が深刻化します。

周辺の4つの医療機関などの要請で

症状の重い患者が
次々に搬送されてきたのです。

近くにある室蘭太平洋病院の院長も
駆け込んできました。

脳梗塞や神経疾患などの
重症患者を抱えていた…

発電機の燃料は 2日分しかなく

停電が長引けば 全ての医療機器が
止まってしまうおそれがありました。

顔 拭きますよ~。

電気を失うと 命の危機に
さらされることになる患者たち。

深刻だったのが 人工呼吸器が欠かせない
25人の入院患者でした。

非常用発電機を動かし続けるため

業者を通じて
燃料を確保しようとしましたが

僅かな量しか入手できませんでした。

燃料の不足には
思わぬ事態が影響していました。

道内にある ほぼ全ての信号が
ブラックアウトで消えていたのです。

交差点などでは 出会い頭の事故が多発。

ブラックアウト当日だけで 126件。

ふだんの倍以上の事故が
起きていたのです。

停電によって 当時 燃料会社には
配達の依頼が殺到していました。

しかし タンクローリーが
事故に巻き込まれるおそれがあったため

依頼を断らざるをえなかったといいます。

この燃料不足の影響は
人々の生活も直撃しました。

ブラックアウトから8時間。

非常用発電機の燃料が底をついた
マンションが

次々に停電に陥ります。

オール電化のため シャワーや調理器具も
使えなくなりました。

40階建ての高層マンションの
エレベーターも停止。

食料や生活物資を手に入れるため

非常階段を
何度も往復した住民もいました。

一休み。

特に切実だったのは 電動の給水ポンプが
止まった結果起きた 断水です。

このマンションでは
緊急用の給水袋を確保。

しかし エレベーターが動かず
高齢者は運べずにいました。

急場をしのぐために

マンションに住む一人の高校生が
その状況を発信。

ラインやツイッターなどの
SNSを使って

水を運ぶボランティアを呼びかけました。

30人以上の中高生が駆けつけ
水を配って 事態を乗り切りました。

そのインターネットやSNSに必要な
通信網も

次第に寸断されていきます。

停電が起きると 電話や
インターネットなどの通信拠点の電源は

非常用のバッテリーに切り替わります。

ブラックアウトから8時間後の
NTT東日本の災害対策本部の映像です。

この日の夜には
道内の通信拠点の一部で

非常用のバッテリーが切れるおそれが
ありました。

そこで 急きょ 全国から
船で集められたのが 非常用電源車。

新潟や山梨などから
28台が 北海道に派遣されました。

しかし 全ての通信拠点を
カバーすることはできず

およそ16万回線で
通信障害が起きました。

ブラックアウトによる
さまざまな要因も絡み合って

影響が長期にわたったのが 物流網。

暮らしの生命線が直撃されたのです。

道内のおよそ100店舗に商品を配送する
スーパーの物流センターです。

ブラックアウトによって
商品を自動で仕分けるシステムが停止。

オンラインによる発注も
ストップしました。

更に 道路状況や燃料不足も
追い打ちをかけ

物流が滞る事態に…。

従業員を総動員し
手作業での仕分けを余儀なくされました。

017192。

56078…。
待って 待って。 5607…。

80。        80…。
1。        1。

作業は大幅に遅れ

電気が復旧したあとも
大量の商品が積み残されました。

こうした影響などで
スーパーやコンビニから

生活に必要な商品が消える状態が

1週間以上も続いたのです。

ちょうど いま?
ちょうど いま。

どうしよう…。

私たちの社会が初めて経験した
ブラックアウト。

その被害は広範囲に及び
生活を脅かしました。

日常を取り戻すのに
2週間以上かかりました。

ゲストをご紹介します。

国の中央防災会議の委員を務められました
中林一樹さん。

そして もう一方
北海道教育大学の佐々木貴子さんです。

去年の地震の災害検証委員の座長で
ブラックアウトも経験されました。

実際に経験されて
何が一番困りましたか?

テレビがつかないもんですから
情報が入ってきませんでした。

地震が起きた不安というのと
これから先が見えない。

どういうふうになっていくんだろうか
っていう

先が見えない不安っていう
そういうのがありましたね。

私も思ったのが これ 真冬だったら
大変だなって思いました。

極寒の地ですから 2晩 暖房をとれないで
過ごすということ自体が

極めて厳しいわけですよね。

場合によると 凍死的な形も
関連死として出てきてしまう。

そんなことが 北海道で ありうるもの
だったんではないかなと思うんですね。

当時 北海道で
どんなことに困っていたのか。

大手検索サイト ヤフーと協力して

どんな言葉が検索されていたのかを
分析しました。

丸の大きさは 検索数を表しています。

まず 停電直後から翌日にかけての変化を
見てみます。

検索されていたのは
「北海道電力」。

交通関係では 「バス」

「タクシー」「高速道路」。

そして 「銀行」や「ATM」なども

多く検索されました。

キャッシュレス決済が
普及してきている中で

停電で決済端末が
使えなくなるなど

現金を求める人も
多くいたんです。

そして 注目してもらいたいのが
停電が解消したあとの変化です。

まず 「北海道電力」が

急激に少なくなります。

一方で 停電解消の翌日から
上昇してきたのが

「品薄」「牛乳」。

スーパーでは食料品などが
品薄の状況が続いていました。

更に 停電の解消から4日たっても

「ガスコンロ」「軽油」
「発電機」などは

検索が減りませんでした。

いつ また停電になるのか

備えをしようという人々の不安が
見て取れます。

私のところは
マンションなものですから

すぐに お水を出してみたんですが
お水が出てこない。

ここまで電気に依存して
暮らしていたのかっていうのを

改めて 今回は実感しました。

もし これが札幌直下で
その上に ブラックアウトが起きると

暗闇の中で捜索をするとか
救出 救助をするとか

火災が発生して消そうと思っても
水が出ないとか

そういう事態で どんどん どんどん
被害が拡大していく。

それは 本当に
都市型災害のブラックアウトで

いわば
複合災害的にですね 被害が拡大する。

このブラックアウト 実は これまで
日本では起きないとされてきました。

例えば 首都直下地震で見てみます。

これは 平成25年に出された想定です。

停電について見ますと

東京電力の管内にある世帯の
およそ5割と想定されています。

そして 今回 取材によって

東京電力は 独自に
想定を行っていることが分かりました。

最悪の場合 全ての世帯が停電する

ブラックアウトになるという想定です。

今 日本で
30年以内に発生する確率が70%

あるいは それを超えるかもしれない
といわれている地震が2つあるんですね。

一つが首都直下地震
もう一つが 南海トラフの巨大地震。

このエリアというのが

やはり ブラックアウトにつながる

巨大地震になるだろうと思います。

東京 大阪 名古屋。
ああ そうですね。

東京ですと 日本全体に影響力を持つ
企業の もし 業務が止まってしまうと

その影響は日本全国に…。

より大都市の場合の影響だろうと
思うんですよね。

では その時 何が起こるのか。

ブラックアウトを想定した訓練と

自治体などへの取材に基づくドラマで
見ていきます。

世界有数の電力消費都市で
ブラックアウトが起きたら…。

それを見据えて
検討を始めているのが

人口密度が東京で最も高い
豊島区です。

おはようございます。
(一同)おはようございます。

訓練開始。

防災に力を入れてきた豊島区。

大停電への備えを始めたきっかけが
北海道のブラックアウトでした。

豊島区が ブラックアウトの原因に
なりうるとしているのが 首都直下地震。

東京を震度7の激震が襲い…

地震や火災を生き延びた人々に
追い打ちをかけるのが

ブラックアウトです。

外からの支援が本格化するまで3日。

人々は 被災地の中だけで
対応に迫られるのです。

その時 私たちは 何に直面するのか?

これは 豊島区や医療機関などへの
取材に基づく

被災後 72時間のドラマです。

ブラックアウト後 区の対策本部は

非常用発電機を立ち上げ
対応に当たっていました。

停電の影響は?
深刻です。

ライフラインはもちろんですが

停電で機能喪失している病院が
区内で多数発生。

自家発電を備えている病院に
負傷者が殺到しております。

東京都が指定する災害拠点病院は

3日間稼働する非常用発電機を
備えています。

一方で ほかの多くの病院は
停電に対し ぜい弱です。

災害拠点病院と共に
負傷者の治療に当たる連携病院では

僅か1割しか
備えられていないのです。

負傷者は 国の想定では9万人。

医師たちは 限られた非常用電源で

膨大な数の負傷者の治療を
余儀なくされます。

自家発電は どれぐらいもちそう?

明日の夜まで もつかどうか…。
水も心配です。

まずいな…。
患者さんたちが たくさん来てるのに…。

患者の命をつないでいる人工呼吸器や
人工透析器などの機械には

電気が欠かせません。

国の想定では

停電が長引けば 命を失う透析の患者も
出るとされています。

電力の復旧には
どれだけ時間がかかるのか?

これは ブラックアウトを想定した
東京電力の復旧訓練です。

初めてカメラが入りました。

実際の指令本部を再現した訓練施設。

豊洲 品川など
都心部の電力が全てゼロになる想定です。

ブラックアウトの可能性は
極めて低いとする東京電力。

しかし 起きた場合

解消までに 48時間から72時間かかると
想定していることが分かりました。

太平洋沿岸や東京湾

関東北部などに多くの発電所を抱える
東京電力。

想定するシナリオでは
これらの発電所が次々と停止。

電線にも被害が及び
送電網が寸断され

電気を送ることが
できなくなります。

その結果
東北電力や中部電力から

電力を融通してもらうことも
できない状態に陥るのです。

ブラックアウトからの復旧には
何段階ものステップが必要です。

まず 運転員たちは
最も再起動しやすい発電所を探します。

見つかったのは
関東北部にある水力発電所。

水門を開けることさえできれば
発電が可能です。

しかし 発電量は小さく…

そのため
この電力を種火のように使って

周囲の送電網を
徐々に復旧させていきます。

一旦 ブラックアウトしてしまうと

管内の電力が大幅に不足する状況が
続くのです。

首都直下地震で
深刻な被害を受けた豊島区。

停電の復旧に時間がかかる中
影響は拡大していきます。

ここも停止しました。

病院で燃料が補給できず
次々と自家発電が停止。

治療を受けられない患者が
相次いでいます。

まずいな…。
本部長。

更に…。

一部浄水場でも
自家発電用の燃料が切れたもようです。

断水エリアが拡大しています。

今度は 水か…。

水を送るポンプなどが停止し
供給が滞る地域も出てきます。

(ラジオ)「関東地方で 震度7の
激しい揺れを観測する地震が…」。

残暑が厳しい中 エアコンも使えず
体力を消耗していきます。

そこに断水が追い打ちをかけます。

やっぱり…。

ねえ お父さん 明日 避難所に
水もらいに行きましょ?

断水 いつまで続くんだろう…。

避難所には
水を求める被災者が殺到。

豊島区は 停電が長期化した場合

避難所に備蓄している水が
足りなくなる事態を恐れています。

非常用発電機の限界が近づく
病院は

決断を迫られていました。

このバスの受け入れ先は名古屋です!
このバスの行き先は名古屋ですよ!

治療の停止が命に関わる患者を
移送することにしたのです。

あの!
どうしたんですか?

今日 透析できないと
3日 空いてしまうんです!

本当に大丈夫ですか!?
できるだけ急いで向かってもらいます。

お願いします!

1号車です。 こちらです。

しかし 地震と停電によって
道路状況は悪化。

国の想定では
停電による信号の停止などで

都内の交通が混乱に陥るとしています。

ブラックアウトに備える 東京電力の訓練。

発生から1日たっても
全域の停電は解消しないという想定です。

種火がわりの
水力発電所の電気を使い

主力電源である
火力発電所の起動を試みます。

しかし 一旦 停止した火力発電所は
すぐに起動できません。

ボイラーの加熱などに
時間がかかるからです。

火力発電所からの送電が可能になるのは
早くても8時間

場合によっては 数日かかるというのです。

停電が続く地域では

ついに 非常用発電機が停止する病院が
続出し始めます。

これで もう最後だね。

(2人)おかえり!

水… 避難所に もうないって。

え~? じゃあ どうすんの?
(物音)

お母さん?
母さん?       おばあちゃん?

母さん!?
お母さん どうしたの!?

お母さん! お母さん!
母さん! 母さん!

暑さと水不足で熱中症になる高齢者。

しかし 病院は閉鎖され
治療は受けられません。

外部からの支援が
本格化するまで3日。

その間 被害の拡大を
食い止めることができるのか。

予断を許さない状況が続くのです。

自家発電で
しのいできた病院が

次々に限界を迎えております。

避難所などで
熱中症が相次いでおります。

患者さんの転院のためのバスが
まだ手配できていません。

避難所に もっと人が来るぞ。
二次被害を防がないと。

あの 実際に起きると考えるのも
つらくなるような状況が

次々と出てきていたんですけども

中林さん このブラックアウトの想定
どのように ご覧になりましたか?

まさに 国を代表する企業の本社があり

外国の公館が いっぱいあり

で 行政も 国の中枢があるわけですから

それらが
混乱をし始めるということになると

その影響は 電気が通じている
日本の端々まで影響を及ぼしてしまうと。

それが あの 首都直下地震の
最大の脅威なのかもしれないですね。

東京ってのは やっぱり
情報発信の首都なんですよね。

その情報発信が

できなくなるということによって
日本全体 場合によると

世界の経済にも
影響を及ぼすかもしれない。

ブラックアウトが起きたら
どうなるかっていうことの想定は

全くしてなかったわけですけども

もし これが ほかの街で 例えば東京で
あるいは 大阪 名古屋で起きた時に

どういう事態になるんだろう
ということを

やはり 想定しておくということが

ものすごく大事になっているんじゃないか
と思います。

では ブラックアウトで
社会に どんなことが起こるのか

AIで 分析しました。

東京に本社がある 企業のホームページや
災害時の対応資料などから

停電の際の影響について
書かれた言葉を抽出しました。

こちらが その結果です。

さまざまな産業への影響が
懸念されます。

製造業に関連して

半導体やディスプレイ 基盤など

精密な制御が必要な製品が
挙がっています。

また 輸出入などに関わる

港湾やコンビナート

クレーン 倉庫。

更に
暮らしに直結したところでは

給食や牛乳
弁当 ラーメンなどの言葉が

停電時の影響と関連して
抽出されました。

精密ロボットを使って
電気製品を組み立てるとか

あるいは
温度管理が大変な その薬品とか

あるいは化学系。
それ全部 今 電気がやってますので

我々の生活が 電気依存が
非常に高まってるのと同じように

今の日本の製造業の生産ラインが

もう 電気なくしては動かないよ
ということが

あの影響の大きさに
出てるのではないでしょうか。

更に インフラにも
思わぬリスクがあることが

分かってきました。

国が 去年11月に公表した
重要インフラの緊急点検では

予備電源がない
あるいは 十分ではないとして

災害時に 避難時の医療支援をする
保健所 ダムや水門

そして 下水道施設
更に 気象や地震の観測施設

火山の監視カメラなど

影響は 極めて多くの施設に
広がるおそれがあるのです。

まさしく 地震とか その災害に

なくてはならない施設の所が

十分ではないっていうのが

ちょっと驚きなんですが
先生 いかがなんでしょうか。

水門が 開け閉めできなくなってしまうと
高潮が押し寄せてきた時に

止められないということにもなりますし

非常に その かなり
お金をかけて造ってきた防災施設が

機能不全に陥ってしまう。

それが 長時間続くということは

そこで また
災害が起きる可能性もあるんですよね。

そんなことも 起こりえると
考えなきゃいけないのかなと。

今 東京で ブラックアウトへの備えが
始まっています。

この秋から豊島区を走る 新たなバス。

緊急時は 電源車に変わります。

スマートフォン2, 000台以上の
充電が可能で

避難所や医療現場の電源など

幅広い用途で使うことができます。

停電などによる断水に備えて

持ち運びしやすい
給水タンクも導入しました。

一つで およそ330人に
水を届けることができます。

医療現場では
新しいシステムを開発しました。

病院ごとの被災状況を共有。

停電で 深刻な影響を受ける
透析患者の移送を

素早く行えるようにします。

巨大災害の被害を増幅させる
ブラックアウト。

電力会社も対策を始めていますが
大きな課題もあります。

電力の需要が増える時期

4, 500万人分の電気を賄うための

需給の予測が続けられています。

発電量が不足した時 電力会社同士で

電気を融通し合うのが 連系線です。

しかし その容量には限りがあります。

ブラックアウトなども念頭に

現在 東京と中部

そして 東北 北海道との間で

連系線の送電量を増強する工事が

計画されています。

送電のための鉄塔の建設が進む
長野県の山あい。

(鈴の音)

(銃声)

高さ50メートルの鉄塔を

200基 建てる 巨大事業。

完成予定は 再来年3月です。

もらうぞ~。
はい。

お願いしま…。
待ってね。

はい 持った。
はい 離します。   いいよ。

ブラックアウトの危機に さらされた時

30万戸分の電力を届けることができます。

加えて 送電設備の増強も行う
今回の事業。

東京 中部間だけでも
総工費は 3, 000億円以上。

国は この費用を
全国の電力事業者から集める方針です。

一方 国は ブラックアウトに備え

電気を備蓄するという
新たなシステムの開発も始めています。

そのモデルとなっているのは 新島村。

唯一の発電所は 沿岸部にあり

津波で 水没する危険性があります。

災害に備え 配備したのが
大容量のバッテリー。

家庭500戸分の電気を
蓄えるというシステムです。

津波が及ばない高台に
太陽光パネルを設置。

風力発電も 新たに整備。

しかし こうした再生可能エネルギーは

天候によって 出力が大きく変動します。

そこで その変化を予測しながら

効率的に電力を備蓄するシステムを

研究機関や大学と 共同で開発しています。

課題は やはりコストです。

技術開発だけで 330億円。

全国に導入するには
更なる費用が必要です。

国も 緊急対策を決定しています。

去年の北海道胆振東部地震や
西日本豪雨などを受けて

2020年度までの3年間をかけ
電力に関係するところでは

電力会社間の電力融通の体制強化。

工場や事業所に
自家発電設備を整備すること。

そして 通信対策としては 電源を備えた
車載型基地局の整備などが

進められています。

浸水 土砂災害
地震 津波対策なども含めて

緊急対策の総額は
およそ7兆円に上ります。

対策に ばく大なコストが
かかるということですけども

この現実 私たち
どう受け止めたらいいと思いますか。

7兆円っていうのが 高いかどうかは

まさに 私の生活を守るために

どれぐらい お金かけれるんだろうか。

そういう災害保険なんですよね 一種の。

災害保険。
はい。 ただ その辺りが

まだまだ
説明が不足してるんだと思うんですね。

説明も必要。
そう。 こういう7兆円で

皆さんと 一緒に頑張るんだけど
いいのかしらっていう

その コミュニケーションの機会を

もっともっと とらないといけないんじゃ
ないんですかね。

(佐々木)そうは言いましても

どうしても ハードの面に
力が注がれているっていうことで

私たち ソフトの面で 人間として

人として
何をすべきかっていうところも

あの 大事にしていかなければ
いけないのではないかな

っていうふうなことは思いました。
(中林)そうですね。

そういう意味でも 佐々木さん
実践されてる方法があるんですよね。

実はですね ちょっと お見せします。
はい お願いします。

これは 私が
日常に使っているバッグなんですが。

はい スーツケースに。
(佐々木)スーツケースです。

この中に いろいろな物を…。
お~ いろいろ入ってますね。

思いついたら入れるんですね。

こういうふうに 災害用トイレセット。

あと除菌の こういうティッシュですね。

そういうものも入れております。

それから ラジオですね。
ラジオ そして 懐中電灯。

で その中に
電池も入れておいてあります。

で まあ 電池なんかも いざ 何か

別な時に 困った時でも

あっ ここにあるっていうふうにして。

いろいろありますね~。

やはり 自分の命は
また 自分の家族の命は

自分たちで守るっていうことが

やはり 基本ではないかっていうふうに
思うんですね。

その時 私は 何に 一番困るんだろうか。

なかなか想像しようとしても
想像が湧かないんですよね。

そうですね 正直。
で あれば

おうちで
ブラックアウト 起こしてみない?

っていうことなんです。
というと?

おうちのブレーカーを
夜6時にガチンと下ろして

8時まで上げないで
だんだん暗くなっていく。

さて その中で
夕げの支度はできるかしら。

あるいは 何ができなくなるのかしら。

で 暗がりの中で
階段 歩けるかっていうと

結構 難しくて 暗がりで歩くと
つまずいて 滑り落ちて

すると 大けがですよ。

あるいは 食器棚から
食器が落ちて割れてる。

そこを暗闇で歩いたら
もう足切れちゃいますよ。

そういうことを 一度 体験してみると
ブラックアウトになった時に

どういう備えをしておいたらいいのか。

想像もできるようになりますよね。
そうですね。

ブラックアウトが起こりうるという
前提に立って やっぱり想定をし

対策を考えておくってことじゃないかと
思うんです。

それは 電力会社が
対策を考えておくだけではなくて

私がやること
私がやらなきゃいけないこと

行政は じゃあ
それに 何をやってくれるのか

民間企業は 何をやるのか。

その主語を大事にして
あの 災害に強い国づくり

地域づくりをしていかないといけない。

電気に依存する現代社会を

根底から脅かす ブラックアウト。

大都市の機能が まひした時

その影響が どこまで広がるのか

全貌は いまだ見えていません。

災害が多発する日本に
新たに突きつけられたリスク。

どう備えるのか 問われています。


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