あしたも晴れ!人生レシピ「認知症とつきあう 役割と働く場が生きがいに」認知症を公表して自分らしく生きる50代…


出典:『あしたも晴れ!人生レシピ「認知症とつきあう 役割と働く場が生きがいに」』の番組情報(EPGから引用)


あしたも晴れ!人生レシピ「認知症とつきあう 役割と働く場が生きがいに」[解][字]


認知症になっても、役割や働く場を持つことで充実した人生を送る人たちがいる。食堂で得意料理を振る舞う80代女性、認知症を公表して自分らしく生きる50代女性の物語。


詳細情報

番組内容

超高齢社会にて他人事ではない認知症。認知症になっても、役割や働く場を持つことで、充実した人生を送る人たちがいる。食堂で得意料理を振る舞い、お客さんの笑顔が生きがいという80代女性の奮闘。認知症を公表してサポートを受けながら、自分らしく生きる50代女性の物語。VR(仮想現実)で、認知症の人の感覚を疑似体験しようという試みも。認知症の人に寄り添いながら、共に穏やかに暮らすために何が必要か考える。

出演者

【ゲスト】荒木由美子,【講師】精神科医、東京都立松沢病院院長…齋藤正彦,【司会】賀来千香子,小澤康喬,【語り】堀内賢雄


『あしたも晴れ!人生レシピ「認知症とつきあう 役割と働く場が生きがいに」』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

あしたも晴れ!人生レシピ「認知症とつきあう 役割と働く場が生きがい
  1. 認知症
  2. 山田
  3. 自分
  4. 豊川
  5. 介護
  6. 本当
  7. 大変
  8. 家族
  9. お願い
  10. サポート
  11. 気持
  12. 記憶
  13. 診断
  14. 調理
  15. 不安
  16. 毎日
  17. 齋藤
  18. デイサービス
  19. ボランティア
  20. レストラン


『あしたも晴れ!人生レシピ「認知症とつきあう 役割と働く場が生きがいに」』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

☆無料で民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから!

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、各社のラインナップを調べてみるといいかもしれませんね。

↓NHK関連商品

ランチどき 地元の人が
つい足を運ぶというレストラン。

家庭的な味が評判を呼んでいます。

調理を担っているのは
主に認知症の人たち。

運営するNPO法人が リハビリに
調理を取り入れてるのです。

有償ボランティアとして 店の売り上げの
一部から報酬も得ています。

こちらは 若年性認知症と診断された
59歳の女性です。

自ら認知症であることを明かし
周りのサポートを受けることで

前向きに暮らしています。

カバンの中 入れちゃっていいですかね。
ありがとう。

認知症当事者の気持ちを
少しでも伝えたいと思い

講演活動にも励んでいます。

バーチャルリアリティーで
認知症の人が感じる世界を

疑似体験する試みも始まっています。

これ 動けないです 全然。

スタジオでは ゲストが
認知症の人の世界を体感。

階段を下りるのが怖いという
認知症の人の感覚とは…。

たとえ認知症になったとしても
働く場や役割を持つことで

充実した人生を送ることができる。

認知症とのつきあい方を探りました。

♬~

「あしたも晴れ!人生レシピ」
今回は「認知症とつきあう」です。

2025年には65歳以上のおよそ5人に1人が
認知症になると言われています。

賀来さんは どう感じていますか?

私の周りにも介護をされてる方が
いらっしゃいますし

いつ 誰に起きても
おかしくないことだと思ってます。

今回は 認知症になっても
豊かに生きるためには

どうすればいいのか? そして周りは
どう向き合っていけばいいのか?

考えていきます。
まずは専門家をご紹介しましょう。

認知症が専門の精神科医
齋藤正彦さんです。

よろしくお願いします。
よろしくお願いします。

認知症といいますと
何もできなくなってしまうのではないか

意思疎通が できなくなるのではないかと
思いがちですけれども

実際は どうなんでしょうか?

すごくバリエーションがあって
大変な方は大変です 本当に。

それは ご家族のせいじゃなくて大変。

だけど いろんな手段で
コミュニケーションができるし

それから人によって 進行のしかたが
全然違いますし

みんなが寝たきりになって
ものも言えなくなってというイメージで

考えない方がいいと思います。

そして もうお一方 ゲストを
ご紹介します。 荒木由美子さんです。

よろしくお願いします。
よろしくお願いします。

荒木さんは認知症になった夫の母の
介護の経験がおありで

講演活動も なさっています。

そうですね。
20年 お姑さんの介護でしたね。

だから今思うと 今からだったら自分も
もっと大人になってますから

もっと受け入れ態勢が違ったと
思いますけれども。

まずは認知症の方の笑顔があふれる
現場を見ていきましょう。

働くことを通して 生きがいを見いだそう
という取り組みです。

神奈川県藤沢市にあるレストラン。

バイキング形式のランチは 会員なら
500円という安さ。

昼どきには 地元の人たちで
にぎわいます。

レストランを運営するのは
福祉事業を手がけるNPO法人です。

料理を作っているのは
デイサービスの利用者たち。

そのおよそ7割が
認知症と診断されています。

毎朝一番に行うのが メニュー会議。

食材を見て その日のメニューを
みんなで考えます。

ここでは デイサービスでの
リハビリの一環として

調理を取り入れているのです。

週に5日 料理を作っている…

3年前 脳出血を起こし 短期的な記憶に
障害があると診断されました。

豊川さんの得意料理 ちらしずしが
今日のメニューに加わりました。

早速 ちらしずしの食材をそろえるため
スーパーへ買い出しに。

利用者の得意料理を作ってもらうことで

楽しかった記憶を呼び起こせたら
という試みです。

買い物は主婦として手慣れたもの。

でも うっかりしていたことがありました。

人数のことは忘れていたようです。

調理が始まりました。

厨房には 認知症の人たちの
見守り役がいます。

ボランティアの調理スタッフです。

本人の思いを尊重しながら
サポートします。

ボランティアは デイサービスの利用者と
同じエプロンや三角巾をつけています。

垣根なく一緒に働くのが ポリシーです。

エプロンをつけた豊川さん。

ちらしずしを作るのは
久しぶりだそうです。

ボランティアの浅野さんと
協力して味付けをします。

今日の主役は豊川さん。

かつて 家族のために 腕によりをかけた
ちらしずし。 力が入ります。

いい? こんなもん?

味をもっと薄くしたいという豊川さん。
なかなかOKを出しません。

デイサービスの利用者の中には
重度の認知症の人もいます。

だからといって調理を止めるのではなく
本人と相談し

できることを探して
やってもらっています。

さて 豊川さんのちらしずしは…。

まだ 味を直していました。

11時30分 いよいよ開店です。

豊川さんのちらしずし
無事 完成しました。

さて お客さんの評価は?

薄味に こだわったことが
よかったようです。

豊川さん お客さんの反応が気になります。

おいしい?
おいしいって。

おりこうさんね。 ちゃんと お座りして
召し上がって…。

ありがとうございます。

お客さんの「おいしい」の声。
何よりの励みになっています。

自宅に戻った豊川さん。

14年前に夫を亡くし 自ら望んで
1人暮らしをしています。

同じ県内に住む…

定期的に1人暮らしの母を訪ね
見守っています。

持参したのは 手作りの鶏そぼろと卵。

かつて 母が弁当に入れてくれた
思い出の味です。

母の1人暮らしを支える
さまざまな工夫をしています。

記憶に障害がある母のため
家のあちこちに「注意書き」を貼りました。

これですか?

娘の貴恵さんは
1人暮らしを望む母の気持ちを

最大限 尊重したいと思っています。

娘から見て 豊川さんは料理作りを
始めてから 積極的になったそうです。

こういうレストラン いいですね。
いいですね。

何か本当に やりがいと あと
同じエプロンで同じ三角巾というのが

本当に皆さん 一緒に
共同で作ってらして

あと 味見もね 豊川さんのこだわりの
薄味を ボランティアの方も

いい感じで いざなってらっしゃるのが。

お役が しっかりとあって 皆さんも
豊川さんを何か頼りにしてる。

最終 お味のチェックを もう豊川さんの
OKが出なければいけないとか。

非常にね 尊重されていましたし
そして豊川さんに

何より さまざまな意思があるんだなって
ことが よく分かりましたよね。

それを皆さんが
受け止めて下さってますよね。

齋藤さんは この取り組みは
どう ご覧になりましたか?

豊川さん 大変 何て言うか
能力の高い方ですよね まだまだね。

私 改めて反省しました。

お姑さんと同居をしていることが

全て やってあげることが
親孝行だと思ってたんですよ。

だから「もう お母さんいいですよ。
私が やります」。

何か やろうとしても
「あ~ いいですよ。 座ってて下さい」。

それは やっぱり
かえって よくなかったなって。

「お母さんの得意なとこ
ちょっと やって」って言えば…。

ここは ちょっと反省かなって
思いましたね。

だから こういう場所があるってことが
まず すばらしいことですね。

おうちから一歩出る 一つの何か
きっかけになりますからね。

齋藤さんも お母様が認知症でらしたと
伺ったんですけれども。

僕らが小さい頃の写真なんですけど
その写真を見て 白黒の写真なんだけど

あなたのスモックは青くて
弟のスモックは緑色だって。

うちでは 男の子の色は青と緑。
弟は 本当は青いのが着たいのに

いつも先に お兄ちゃんが
青って言っちゃうから

緑色のスモックを
着ていたんだとか。

僕はね 何か母から話が引き出せれば
いいと思ったんだけど そうじゃなくて

もう ちゃんと会話ができるというかね
今のことも思い出せない人だけれど…

大変いい時間だったと思います。

途中まで精神科医として
なんとか したろうと思っていたけど

それは諦めて…

自分のスタイルで
一番いいんだと思いますけどね。

齋藤さんは 庭の作業というふうなお話を
伺いましたけれども。

一緒にやったというかね
草取りって何にも 次は何をやるかって

次は次の草を抜けばいいだけ
なんですよね。

だから母としては 僕に聞く必要がない。
次に何をやるの?って。

そういう不安を感じないで済むんです。

母が 自分のできなさに
向き合わなくていい。

私は分かんなくなっちゃった
ということに向き合わないで

草取りは 僕も母も同じ能力で
やってるわけですから

僕に気を遣う必要もないし 自分自身の
能力が下がっちゃったということに

直面することもないし それは もう
とても思い出深いというか

どうしたらいいだろうと思っていた時に
そういうことがあったので。

さあ 次は認知症であることを
明らかにして サポートを得ることで

認知症と上手に つきあっている方を
ご紹介します。

こんにちは。
お願いします。

若年性認知症と診断された…

山田さんは自ら認知症であることを明かし
講演活動を行っています。

この日は 特別養護老人ホームの
職員たちを前に話しました。

山田真由美です。 よろしくお願いします。

講演のタイトルは「笑顔で私らしく」。

山田さん 緊張してますか?
はい とても緊張してます。

共に活動している鬼頭さんとの
対談形式で進められます。

こんな たくさんの人に囲まれちゃって
もう緊張しちゃって。

山田さんには 介護に関わる人たちに
伝えたいことがありました。

名古屋市に暮らす山田さん。

自宅の鍵を開けようとしますが
うまく鍵穴に差し込めません。

山田さんは…

服を着る時も どこに腕を通せばいいのか
分かりません。

周りのサポートを受けながら
日常生活を送っています。

山田さんは シングルマザーとして
給食の調理員を務め

2人の子どもを育ててきました。

51歳で認知症と診断され
そのことを職場に伝えました。

しかし次第に居づらくなり
辞めざるをえませんでした。

社会との接点を失った山田さんは
家に引きこもるようになります。

認知症であることを 誰にも
知られたくなかったといいます。

そんな山田さんに転機が訪れます。

認知症であることを明かし
その人らしく生きている その姿に

山田さんは勇気をもらいました。

それをきっかけに山田さんも
自ら認知症であることを周りに伝え

サポートを受けるようになりました。

地域のなじみのスーパーでは
財布を預けます。

苦手な会計や袋詰めも苦にならず
買い物できるようになりました。

カバンの中 入れちゃっていいですかね。
ありがとう。

周りのサポートを受けることで
かなった夢もありました。

2年前 山田さんの息子
翔大さんが結婚しました。

食事や挨拶など 新郎の母にふさわしい
振る舞いができるかどうか

不安だった山田さん。

でも結婚式場のスタッフに
認知症であることを伝え

安心して出席することができました。

ありがとうございます。

そして今 翔大さん夫婦から
うれしい知らせが届きました。

新たな命が宿ったのです。

山田さんは生まれてくる初孫を
しっかり抱きたいと思っています。

そこで支えてくれる仲間が

赤ちゃんと同じ重さの人形を
用意してくれました。

イメージを膨らませながら
練習を続けています。

今 山田さんは月に一度
認知症の仲間のために相談会を開き

悩みに耳を傾けています。

こうした活動は かつて自分が
先輩たちにしてもらったことへの

恩返しのつもりです。

山田さんに職場の悩みを打ち明けた
男性は…。

認知症にね 自分が もし
認知症になったらって認めることが

受け入れることに
非常に大変なことだと思っていて

そこから人に告白するということが

また ハードルが高いことを
経験されてるんで

皆さん 何か立派だなと
ちょっと思ってしまって。

もちろん ご本人も
大変でいらっしゃるし

介護という意味では周りの方も
大変でいらっしゃるんですけど

あと ごめんなさい。
ちょっと支離滅裂になっちゃって。

息子さんの「尊敬できる母親」というのも
もう何よりの励みのお言葉だし

赤ちゃんの誕生も すごい山田さんに
とっての励みになるなと思って。

ちょっと すいません。
来てしまいました。 ごめんなさい。

荒木さんは どのようなことを
思われましたか?

やっぱり私も20年 お姑さんと
一緒にいた時に

本人だけではなくて
家族も そうなんですよ。

親戚 友達 近所の人に
それを分かってもらうまでが

とても家族だけで
もんもんとしてしまうんですよ。

やっぱり元気だった あの時のお母さんが
大好きだし

特に 私は嫁ですけれども
息子である湯原は

もっと できなかったんですよ。

あんなおふくろじゃなかったということが
ず~っと つきまとって。

もう そんなこと 恥ずかしいことでも
何でもないんだからということで

何か 私たちも何年ぐらい かかったか
忘れましたけど

それから ずいぶん生活が変わりました。

認知症の方の感じている孤独というのが
どんなものなのか

私たちも きちんと理解したいと思います。

齋藤さんが描かれたイラストがありまして
こちらなんですね。

緑色の服を着ているのが僕で

黄色い服を着ているのが僕の妻
というつもりなんですけれど

2人で暮らしていても家の外に いろんな
同僚や友達や親戚の子どもがいる。

決して孤独ではない。
うちに帰れば みんなにつながる。

右下に黒い服を着てらっしゃるのは?
あれは父と母ですけども。

黄泉の国の父と母ですけれども。
亡くなっているということですね。

その思い出だって僕を支えている。

僕は どうやって ここに来たかという
直近の記憶を持っていますし

いつ どうやって約束をしたか
ということも分かっています。

それから この10年 20年 どういう経歴で
来たかということも覚えているし

子どもの時のことも覚えている。
だから僕は自分の歴史の上に立っていて

歴史の地平の上で たくさんの人と
手を握っているから寂しくないんですね。

ところが アルツハイマー病のような
病気が始まると

まず あまり会っていない人のことが
分からなくなる。

それから僕は なぜ ここに来たのかを
忘れてしまうから

なぜ僕は ここにいるんだろう
というふうに不安になる。

進行していけば 目の前にいる妻以外は

もう見えない人は みんな
いないような感じになってきて

記憶も だんだん だんだんに
遠くまで失われていきます。

徐々に徐々に関係の薄い人が
画面から消えて表現されていますね。

で 目の前にいる人だけに
支えられているから。

だけども記憶障害が更に進んで 僕は
結婚したということを忘れてしまえば

この家の前にいる このおばさんは
誰だろう?ということになるから

全く1人になってしまって
どうしよう どうしようと思った時に

「あっ そうだ
うちに帰れば父と母がいる」と思う。

父と母を探しに行くと
徘徊とか言われるんだけど

どこに行ったって 父や母は
いないんですよ。 もう死んでるからね。

やがて自分のことを忘れ
家のことを忘れれば

何だか 天空に浮かぶアトムのように
なってしまって不安になる。

僕は アルツハイマーの人の不安
というのは

こういうもんだと思うんですよね。

私は もうずっと後半は
手をつないで休んでました。

もうとにかく顔が見えないと
探すんですよ。

「由美ちゃん 由美ちゃん」って。
「ここにいるよ」って。

だから お風呂入る時も連れて行くんです。
寝る時も手をつないでいれば安心。

次は今 始まっている
ある試みを見ていきます。

認知症の人の気持ちや感覚を
少しでも実感しようというんです。

東京・世田谷区で開かれた
認知症の体験会。

参加したのは 地域の住民や
介護に携わる人たちです。

ゴーグル型の装置とヘッドホンを
つけます。

認知症の人の気持ちをVR

バーチャルリアリティーの技術で
疑似体験できるといいます。

この日 実際に見た映像が こちら。

認知症のおじいさんの視点での体験です。

(祖父)ここんとこ 物がなくなるんじゃが
何でかの…。

さては誰か持ってったな。

ただいま。
おかえり。

(祖父)おい!
わしの万年筆 使っておらんか!

いいかげんに してくれよ。

…という設定。

これだろ? 父さん
自分で使ってたんじゃないのかよ。

毎日 毎日 毎日 同じこと言って。

何でもかんでも人のせいにするの
よしてくれよ。

何回 言えば分かるんだよ。

だから さっきも言ったでしょ。

あ~ もう嫌だ。

さっきも食べたでしょ。

いいかげんに してくれよ!

VRのコンテンツを開発したのは

首都圏で サービス付き高齢者向け住宅を
展開する会社です。

VRを体験することで 認知症の人と
コミュニケーションをする

手がかりにしてほしいと言います。

下河原さんは新しいコンテンツ開発のため
ある認知症の人に話を聞きました。

あの山田真由美さんです。

認知症のため 空間認知に障害がある
山田さん。

階段を上り下りするのが怖いといいます。

その感覚を視覚化しようとしたのです。

そして生まれたのが この映像。

どうしたの? 大丈夫?

バスの時間 遅れるから早くしてね。

目に錯覚を起こす「錯視」という技術を
用いています。

段差や距離感がつかめず
足を踏み出せない感覚を

再現しようと試みました。

試行錯誤の末
完成させた映像でしたが…。

認知症への理解を深める挑戦は続きます。

優しくしましょう。
すみません。

ちょっと やはり きつく当たるというのは
非常に怖いことだなと感じました。

一方で やっぱり介護する側は 365日の
ストレスにね さらされてるという。

それは本当に やっぱり介護なさる方に
してみたら

ご自分の身内が自分を忘れてったりしたり
こう否定したくなりますものね。

何となく
こんなお父さんとかじゃないとか。

毎日 優しくしたいんですよ。
もうね 毎日 受け入れたいんですよ。

でも「さっきも そうだよ。
もうね 今もまた」っていう

ついつい「分かったから 分かった
分かった。 また後でやるからね」

という その現実。 これが今度
自分にも すごく苦しいんです。

自分も優しい気持ちがあるのに

何で あんなことを
言っちゃったんだろうって。

そうすると今度もう最後に
ダブルで疲れるわけですよ。

そんな気はないのに…というね。
本当ですよね。

だから ああ いけない いけないって。

じゃあ自分も どういうふうに
ストレスを発散するか。

私がやったのは主人に 主人は やっぱり
「申し訳ない 悪いね」という気持ちが

ずっと あるわけですよ 私に。

でも そんなこと ごめんねって
言わなくていいから。

私がしてほしいのは「話を聞いてくれれば
いい」って言ったんですよ。

もうそれだけで私は発散するので。
その息抜きをしたことが 私も今度

おばあちゃんにも ストレスをためずに
また受け入れられる自分になるし。

齋藤さんは この試みは
どう着目されました?

こういう試み 最近とても増えていて
まだ発展途上なのでね

何とも言えませんけれど やっぱり
介護をする人を育てなければいけない。

プロとしてね。 そういうためには
とても いい試みだと思いますよね。

僕はね 自分の患者さんのご家族に

「正しい介護をしようと思うな」って
言っているんです。

介護をしている職業としている人は
たかだか8時間ですから

正しい介護をしてくれなきゃ困る。

だけど家族はね 24時間一緒にいるのに
正しい介護をしようと思ったら

もう息が詰まるんです。 やっぱり
家族の愛情が くたびれないように

正しいことは求めなくていいので
楽にやれるという方法をね

目指していく方が 僕はいいと思いますよ。

今回は「認知症とつきあう」というテーマで
見てきました。

賀来さんは どう感じました?
はい。

番組始まる前は 認知症は とにかく
できないことが増えていって

とにかくマイナス マイナス マイナス
ばかりかと思ってたんですけど

番組を通して ある部分 例えば
鍵穴がね 開けられなくても

お話は あれだけ おできになるとか

やっぱり本当に
マニュアルどおりじゃないし。

あと 皆さんのお話を通じて
正解もないんだということが

すごく思って。 やっぱり私だって本当
あした起こるか分からないから

自分が じゃあ そうなった場合は

でも やっぱり人間としての尊厳は
守っていただきたいというのがあるので

何か本当に今日すごく 何か深かった
というか 人として どう生きたいかとか

人として どう接すればいいかというのを
学ばせていただいたような気がします。

皆さん どうもありがとうございました。
ありがとうございました。


関連記事