美の壺「大空に舞う トキ」日本人が愛してきた「とき色」を染織家が再現!陶芸家は羽ばたく姿をレリーフに!…



出典:『美の壺「大空に舞う トキ」日本人が愛してきた「とき色」を染織家が再現』の番組情報(EPGから引用)


美の壺「大空に舞う トキ」[字]


日本人が愛してきた「とき色」を染織家が再現!陶芸家は羽ばたく姿をレリーフに!絵の中で自在に舞わせた日本画家。上海ではトキの舞台が!貴重な映像も公開!


詳細情報

番組内容

飛んだ時に見せる美しい翼の色。▽「とき色」の着物に染織家が桜の枝で挑む!▽世界中で上演された上海歌舞団の舞台「朱鷺(とき)」。プリンシパルが4年かけてみいだしたトキの表現とは?▽佐渡の土で、トキを制作し続ける陶芸家のレリーフ紹介!▽原点は日本最後のトキ「キン」。日本画家がトキを絵の中で自在に飛ばす!▽かつて日本の空から消えたトキ。復活を支えた教師が記録した、貴重な映像公開!<File488>

出演者

【出演】草刈正雄,長崎巌,諏訪好風,池田脩二,本多孝舟,上海歌舞団,【語り】木村多江



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  18. 各地
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♬~

あ~ これは… あ…。

あ~ これ また
随分と書いたもんですね。

草刈さん 何を出してるんですか?

いや これね… これね
正吉じいさんのね 日記なんですよ。

明治から昭和まで。

まあ本当に よく書いたもんですね。

日記ですか。
あっ 何か落ちましたよ。

鳥の羽根?

「今日も庭にトキが飛んできた。

面白い鳴き声だ。

なんと美しい羽だろう」。

トキ。

佐渡の空を舞う トキ。

学名を「ニッポニアニッポン」といいます。

その美しさは 多くの人の心を
捉え続けてきました。

染色家は トキの羽の色を追求。

桜の枝から
「とき色」を再現しました。

陶芸家は トキの羽ばたく姿に引かれて
レリーフで表現。

日本画家は 絵の中で
トキを自在に飛ばします。

中国では 美しくも はかない
トキの物語が舞台になりました。

世界中で上演されています。

今日は トキの美の世界へ
ご案内しましょう。

ここに日本人がトキを特別な鳥と
考えてきた証しが伝えられています。

式年遷宮のたびに新調される
「須賀利御太刀」。

天照大御神に奉納される太刀です。

つかの部分に飾られているのが
トキの羽根。

1, 000年以上前に定められ
受け継がれてきました。

トキは今 ここで命をつないでいます。

トキは とても警戒心の強い鳥。

田んぼで餌を食べていても
僅かな物音で すぐに逃げてしまいます。

佐渡の人たちは
そんなトキを見守ってきました。

佐藤富士美さんも その一人。

野生のトキを見守る監視員を
しているうちに

トキの美しさに魅せられたといいます。

翼を広げた際に見せる桃色の羽。

佐藤さんは 佐渡の豊かな自然に映える
トキの羽の美しさを

写真に とどめてきました。

トキの生態を見守る…

羽の色について調査を重ねてきました。

内側の翼にだけ色が残るのは

紫外線に当たらないからだと
考えています。

トキが最初に文献に現れるのは
「日本書紀」とされています。

「桃花鳥」と書く地名があり

トキの由来になっていると
考えられています。

…というのが私の考え方です。

長崎さんが研究で使っている
江戸時代の着物の色見本帳。

ここに「とき羽色」とあります。

トキの羽の色が 当時の人々に
愛されていたと考えています。

今日 一つ目のツボは…

今もトキの羽の色を追求している
染色家がいます。

使うのは桜の枝。

雪の重みで折れた枝を譲り受け
染料にします。

細かく刻んだ桜の小枝を
煮出していきます。

40分ほど煮出すと 黄色っぽくなりますが
これは使いません。

2回目からは だんだん赤くなります。

これを10回ほど煮出していきます。

毎回 微妙に異なる赤い色の中から
とき色を探ります。

とき色に近づけるために
色みの違う液を掛け合わせます。

色に深みを出すために
3日から5日 置きます。

とき色を いかに見極めるか。

諏訪さんは味で判断します。

色むらが出ないよう
絹糸に手早く移していきます。

桜の枝の色を呼び起こし
トキの羽の色を思わせる。

15年かけて追い求めてきた
諏訪さんの とき色です。

咲き誇った桜の花びらが
あしらわれました。

トキの舞う姿が よみがえります。

おっ またトキのことが書いてある。

「明治43年10月3日 今日2年ぶりに
やっとトキを見られた。

歩く姿も愛らしい。
次は いつ会えるんだろう」。

明治も末期になると
トキは少なくなっていたんですね。

上海歌舞団による舞台…

中国 日本 アメリカなどで
200回以上 上演されています。

物語は 農業が盛んだった時代。

トキの妖精と農民が恋に落ちます。

♬~

ダンサーたちは 本物のトキを見て
動きを研究し続けてきました。

時代は下り 自然が壊されると

トキは すみかを失い
死に絶えていきます。

剥製となったトキ。

年老いてもなお トキを思う農民は
愛の力で復活させます。

中国でもトキは7羽まで減りましたが
日本の技術が繁殖を助けました。

そのお礼に中国から贈られたトキの子孫が
今 日本に羽ばたいています。

今日 二つ目のツボは…

かつて トキは
日本各地に生息していました。

しかし近代化に伴い
羽や肉を目的に乱獲。

絶滅の言葉も
ささやかれるようになりました。

トキが最後まで生息していた佐渡で
戦後1人の男性が調査を始めました。

その輪は やがて多くの人たちに
広がっていきます。

当時トキの生態は
ほとんど知られていませんでした。

農薬を使用しない田んぼの生き物を
食べていること。

カラスが天敵だということ。

佐渡中を駆け巡り 突き止めていきました。

しかし昭和40年代 佐渡も開発が進み
森や田んぼが減少します。

佐藤さんは少なくなったトキを追い求め
記録に残します。

こうした成果は後に 日本や中国の
トキ繁殖の礎となりました。

息子の辰夫さんは 父・春雄さんが

トキの調査に力を注ぐ姿を
子供の頃から見てきました。

教師のかたわら 農業を営む佐藤さん。

亡くなるまで調査を続けました。

春雄さんがトキを追い始めてから
およそ70年。

多くの人々の努力が実り
水田には小さな生き物が戻ってきました。

今 400羽以上のトキが
佐渡の空を舞っています。

昭和27年か…。

「とうとう特別天然記念物に定められた。

このままでは いなくなってしまう」。

ここは 文字が にじんでるな。

これは正吉じいさんの涙の跡か。

本当にトキに心を寄せていたんだね。

新潟港と佐渡を往来するフェリー…

船内のロビーで乗客を迎えてくれるのは

およそ縦3メートル 横2メートルの
レリーフです。

レリーフの材料は 佐渡の土。

大空と波間を
5羽のトキが羽ばたいています。

制作した池田脩二さん。

佐渡で生まれ育った陶芸家です。

40年の間 佐渡の土で
トキのレリーフを作り続けてきました。

モチーフとしたのは 子供の頃
近所の田んぼで出会った 幼いトキでした。

トキらしさっていうのかな。

最後の5羽をレリーフにしてから 32年。

池田さんは 今もトキの羽ばたく姿に
心を砕きます。

まず心象風景のトキを絵に起こします。

何度も描き直しながら 躍動感あふれる
ラインを探し当てていきます。

ブレンドした粘土を 型に入れていきます。

トキの姿によって 鉄分の多い赤土と
少ない白土を使い分けます。

池田さんのトキが現れました。

こうして生まれたトキは
いろいろな場所で羽ばたいています。

今日 三つ目のツボは…

こちらの寺では4年前に
ふすま絵をトキにしました。

大空へ飛び立とうとする一瞬の姿が
繊細な筆遣いで描かれています。

制作したのは本多孝舟さん。

40年間 トキを描き続けてきました。

本多さんが初めてトキを見たのは 29歳。

佐渡を訪れた時でした。

本多さんの心を捉えたのは
「キン」と名付けられた日本最後のトキ。

保護センターで飼育されていました。

当時のスケッチです。

これが きっかけで
トキを描き続けることになります。

本多さんは
現在は佐渡にしかいないトキを

東京や岩手など各地の風景とともに
描き続けてきました。

多くの人の心を捉えたトキ。

さまざまな表現を通して
各地で羽ばたき続けています。

なんと とうとう
この日が やって来ましたよ。

正吉じいさん
昔の光景が よみがえってきましたよ。

ハハハハハ…。

♬~


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