徹子の部屋 真矢ミキ~88歳で逝った母との日々~ 宝塚で“男”として過ごした年月と、退団して女優になった年月がほぼ…



出典:『徹子の部屋 真矢ミキ~88歳で逝った母との日々~』の番組情報(EPGから引用)


徹子の部屋 真矢ミキ[解][字]


~88歳で逝った母との日々~真矢ミキさんが今日のゲストです。


詳細情報

◇ゲスト

女優・真矢ミキさんがゲスト。

◇番組内容

宝塚で“男”として過ごした年月と、退団して女優になった年月がほぼ一緒になり女性らしさが戻ったかと思いきや、どうしても男役時代の立ち居振る舞いになってしまうという真矢さん。11年前、7歳下の男性と結婚。料理も作るが味付けにはまだ注文が来るという。そんな夫から、独り暮らしをしていた母との同居を薦められ、楽しい“珍生活”を送っていたが、母は昨年88歳で亡くなった。その母が“娘”に伝え続けた教えを明かす。

◇おしらせ

☆『徹子の部屋』番組HP

 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/



『徹子の部屋 真矢ミキ~88歳で逝った母との日々~』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

徹子の部屋 真矢ミキ~88歳で逝った母との日々~ 宝塚で“男”として
  1. 本当
  2. 大変
  3. 宝塚
  4. フフフフ
  5. 普通
  6. 全然
  7. お母様
  8. 一緒
  9. ママ
  10. 旦那様
  11. 男役
  12. 一応
  13. 可愛
  14. 言葉
  15. 自分
  16. 西島
  17. 舞台
  18. お母さん
  19. ゴミ捨
  20. 結婚


『徹子の部屋 真矢ミキ~88歳で逝った母との日々~』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

☆無料で民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから!

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、各社のラインナップを調べてみるといいかもしれませんね。

↓テレビ朝日関連商品

(黒柳)まあ なんて可愛い
お嬢さんなんでしょうね。

お子さんの時には
お母様のお作りになったお洋服を

いつも うれしそうに
着てらしたそうです。

とっても奇麗な…。

そう 真矢ミキさんです。
どうぞ お入りください。

宝塚の元男役トップスターで
女優さんですが

朝の情報番組の司会も
なさったりと

もう 本当に大活躍ですけど。
やっと それが終わって

ホッとしてらっしゃる
ところだそうでございます。

どうも。
よろしくお願いします。

いらっしゃい。
しばらくでございました。

しばらくでございます。
随分 あなた すてきな頭ね

先っちょの方が…。
本当ですか?

なんか 最近 本当に
ショートに目覚めてしまって。

フフフフ…。
また巡り巡って。

そうね。 本当 ショート。
いい。 可愛い。

本当ですか?
トリみたい。 ちょっと可愛い。

トリみたい…。
フフフフ…。

でも 宝塚の男役で
卒業なすって 何年ぐらい?

21年になったんですよ。
すごいですね。 21年?

はい。
宝塚にいらしたのは何年ぐらい?

あっ そうですね。 20年いました。

じゃあ ほぼ同じ?
同じですね。

やっと
女となってきたかなぐらいの

ハハハ… バランスが一緒ぐらい。
男やってた時代と…。

そうですよね 考えたら。
入る前が15なので

15歳と… 20年いて
で また21年目に入ったんで

やっと 女が勝ってきたかな…。
そうね。

ちょっとそうかなっていう感じ…。
最初の頃はね わかんないんで。

でも なんといっても
ご結婚11年で。

はい。 そうなりますか。
それで ご主人は

7歳年下のバレエダンサー。
そうですね。

それで また
ハンサムな方なんですよ。

びっくりしちゃった。
そんな…

徹子さんが
言ってくださったら喜びます。

西島数博さんとおっしゃる…。
はい。

奇麗な方ね でも 本当に。

なんか…。
何?

11年になると
よくわからなくなる…。

お互いに よく
わからなくなってきましたけど。

でも とっても温かい人ですね。
あっ そうなの。

どなたにも優しい人です。
それがいいです。

ダンサーの方と生活してる
っていうの大変じゃない?

それが ストイックだと
思ったんですよ もっと。

そうそうそう。
そしたら 全然 そんな事なくて。

割とガシガシ
男性っぽく生きてる人なんですよ。

それで だんだん
本番に近づくにしたがって

だんだん 人間を
だんだん こう 中性化させ

だんだん 植物化させ

だんだん 本番に…
痩せて 鍛えて

本番に入っていくみたいな…。
すごい。

そういう不思議な方です。
どんなもの召し上がるの?

普段 旦那様って。
いやいや だから 舞台前は

全然 普通なんですよ。
ガシガシ 普通に

居酒屋から何から全部いける人で。
フフフフ…。

雰囲気に やっぱり こう…
舞台が長いから

たまに そういう いいお食事…

イタリアンとか フレンチとか
食べさせてもらった時は

その雰囲気に
パッと瞬間に入れる人で。

舞台だと思ってるんですよね。
そうね。

で 居酒屋だと 全然 本当に
居酒屋の雰囲気でダラッと…。

私もですけど 全然入れる人で。
すごいね。

すぐ足が広がるところが…

ああいうふうに広がるところが
もう男役。

こっちが形状記憶なんで。
はい すいません。

フフフフ… 形状記憶が…。

21年経っても
そうなりますよ やっぱり。

そうですよね。 いつも 昔は
そうやってらしたのね。

こっちが 本当 正しかったんでね。
でも いい格好だから

いいですよ それ あなた。
大丈夫よ。

お昼に すいません 本当に。

でも あなたのお料理に
ご主人の注文が…

「こういうのがいい」とかって
おっしゃったり… 言わない?

そうですね。 なんか 私 そんな
大したもの作れないですけど。

オーブン料理とかね パッパッと
できるものが好きなんですけど。

でも そうすると 「おいしい」って
素直に言ってくれたら

うれしいなと思うんだけど。

「これに黒コショウ
それも粗びきのやつをかけると

もっとおいしいだろうね」
っていう なんか 次の課題が

いつも与えられて。
何か いつもね 一手間を

なんか 言う人ではありますね。

でも それが当たっててね すごく。

でも それが好きだ
っていう事わかれば

だんだん あなたも
成長あそばします?

最初から すごい
感性が全く違う人なんですよ。

ふーん。
それで よく

「結婚は 同じ志で
同じ方向を向いてた方が」なんて

よく 結婚式の披露宴とかで
お言葉なんか頂くし

自分も言った事あるんですけど。
全然 違うタイプの人と…

感性が違う人と結婚すると
ハッとして。

あっ こういう考え方ってあるんだ
と思って。

私 自分が一回りね 違う考えを
持たせてもらったみたいで

楽しいななんて…。
あっ そうなの?

最初の頃はね
どんなに考え方 違うんだって

多分 あちらも思ってたし
私も思ってたんですけど。

だんだん
結婚も長くなってくるとね

なんか 私
そんな事 思ってますけどね。

でも 音楽なんかは ちょっと…
自分がかけるっていうの?

聴くっていう音楽が
なんか違うって?

私ね クラシックをね
薄くかけとくのが すごい好きで

一日中 かけてるのが好きで。
いいわね。

そう オペラとか。
うん。

なんでしょうね?
落ち着いて 色々 事がはかどる…。

それ わかります。 私も大好き。
本当ですか?

いつも聴かれてます?
聴いてますね。

ただ 彼は それを聴くと
反射的に…。

それこそ私の さっきの この
足の形状記憶じゃないですけど

やっぱりね
背筋がグッと伸びてきて

踊らなきゃいけないと
思うみたいで。

音楽のテイストで。
そう。

で この間 西本智実さん?
指揮の?

あの方が来た時…
お家に来て…

遊びに
来てくださったんですけど

その人もね やっぱり すぐに

「ごめん クラシックを
ちょっと静かにさせて」。

「ちょっと静かに…」って。
やっぱりね

クラシックで
お仕事されてる方は

やっぱり そうですよね。
気になっちゃうのね。

仕事モードに
なっちゃうでしょうね。

そうね。 でも 旦那様なんか
特に踊るんだからね

大変だと思いますよね。
ですよね。

でも 前は
あなたのお母様とご一緒に

旦那様も一緒に
3人で暮らしてたんですって?

そうなんです。
3年前ぐらいまでですかね

珍生活で 3年半ぐらい。

それまでは
スープの冷めない位置に住んでて。

珍生活?
珍生活。 珍しい…。

本当です。
あっ 今 写真出てます。

写真とかが
大嫌いな人なんでね。

でも お母様と旦那様と。

去年 他界して
しまったんですけど

10月の…。
去年 亡くなったの?

あっ そう。
でも あの珍生活とかね

本当よかったと思います。
面白かった?

面白かった。 私が知らない母が
いっぱい出てきて。

あっ そうなの?
夫との3人の生活という事で。

それまでは みんな 割と…

みんなっていうか
私たち2人で生活していて。

2人の部屋とリビングがあれば
いいじゃないっていうような

感じだったんですけど。

やっぱり 夫も それなりに…。

私もね
「一緒に住んで」なんて言うの

おこがましいと思ったら なんか
「ママ かわいそうだね」って。

「最近 寂しそうだから

一緒に住んであげたら
いいんじゃないの?」なんて…。

優しい旦那様。
本当 それはそれはうれしくて 私。

で 母も すごい あのね
昔から… 若い時から…

若い時っていうか
50 60ぐらいの時から

「私が ちょっと なんか
言ってる事 あれ? と思ったら

すぐにパッて施設とかに預けてね」
なんて言ってたんですよ。

で 「私 全然 そっちの方がいいの。
迷惑かけたくないから みんなに」

なんて言ってた人が…。
やっぱり 西島さんが

「ママ 一緒に住もう。 どう?」
なんて言ったら

「ありがとう」なんて言っちゃって
なんか しめっとしちゃって。

その日に なんとなく
そう決まっていったんですよね。

で 3人の生活 始まりましたら

この額のような
一応 自分の部屋を

みんなで 一応
ちっちゃく持とうと思って。

その方がプライベートが
確保されると思って。

で 夫にも 私と一緒じゃなくて
ちっちゃくてもいいから…

1人になる時間っていうのが
必要かなと思ったから…。

そしたらですね
ちょうど 母と西島が

横の部屋になったんですね。

で 私も その横にいるんですけど
ちょっと 柱があって。

そうするとね 母が
外出着よりも いい洋服を着て

パジャマとかも
すごいいいのを着て

出てくるっていう…。
普段? フフフフ…。

そんなに? っていうような…。

そんな人だっけ?
っていうような格好をして…。

西島さんが
そっちにいらっしゃるから。

もうね 廊下の意識 高すぎて
家の中の。

ハハハハ! 相当おかしいわね。
もう少しでコサージュとか

着けてくるんじゃないか
と思うぐらい。

なんか 母の そういう
可愛らしい女性の部分が…。

父が亡くなって以来
10年ぶりぐらいに出てましたね。

でも あなたは台本を…
セリフを覚えたりするのに

相手役に頼んで…。
聞いてくださいました?

ある時…
家って丸テーブルなので。

昔から父と使ってた4人の…。
兄もいたんで… いるんで

4人のテーブルって
丸なんですけど

そこに3人座って。

そうだ この人たち使ってやろう
と思って。

で 母は「はい じゃあ
相手方の女性の役で」。

「で 西島さん お願いします」
とか言って やってたんですよ。

そしたら 癖が強くて。
お母様が?

お母さんが。
フフフフ…。

そんなんじゃないと思う
みたいな読み方で。

だんだん 私もマジな話に
なってきちゃって。

真面目な話になって。
「ちょっと よく読んで

設定が絶対違うから
その読み方は」なんて言ったら

「もういいわよ そんなんだったら
やらないわよ」なんて。

丸テーブルが えらい なんか こう
雰囲気 悪くなってきて。

ハハハハ…。
で 西島がケラケラ笑ってて。

あの人がね 明るいから
いいんですけども。

似てるんでしょうね 気性が
母とは もう なんか…。

でも 「そんなふうに言うなら もう
やらない」っておっしゃるのには

随分 お母様 心込めて
お読みになったんでしょうね。

すごいんですよ
重すぎる言い方したりして。

「あなたが そんなに思うなら
私だって」とか言うから

「ちょっと ママ
待って 待って 待って」って。

テレビ そんなんじゃないしね。
もうちょっと普通に?

「普通に言って 普通に」とか…。
楽しかったです。

でもね 素人ですもんね。 でも
よくやってくださいましたよね

お母様。
本当ですね。 面白かったですね。

それでね 夫も…。

なんていうのかな?
かゆい所に手の届く…。

母を よく見てるみたいで。

で 私は ざっくりしてるんですね
性格がね。

いいとこのチケットとか
なんか そんなのあげて

現実的だったんですけど
手紙と…。 だけど 夫はね

別に手紙とか そんなの
あんまり書かないんですけど。

ちょこっと 「ママ おめでとう」
ぐらいですけど。

「ママ キー出す時
大変そうだったから

こうやって
ここにクリップ付いてて

ピーッて引っ張ったら
すぐに開いて

すぐにストンッて入って
絶対忘れないよ」とか言って…。

そういうのがあるの?
「あらー」って。

母は「すてきね」。

「よく見てくれてたわね」
って言って。

ある時は傘の…。

「ママ ぬれてる時って
デパート入ると大変でしょ」って。

「サッと袋に入れたら この袋が
吸い取ってくれるから これね」

とかね。 なんていうんだろう?

多分 見てるんですね。
でも よく そういうものを

あなたも見つけられないものを…。
そうなんですよ。

私 勉強になっちゃって。
ねっ そうよね。

人って やっぱり だから
普段ね 見ててくれて

ちょっとした事
困ってるところを…。

そういうのを ご覧になった時に
あなたのお母様に いいなって

お思いになった
っていうところがね

すごくすてきだと思う 私。
ねえ ありがとうございます。

でも あなたの旦那様と
すれ違わないようにとか 大変…。

大変ですよ。 ギリギリまで
お化粧して寝ないとかね。

もう 「ママね
本当 具合悪くなるから…」。

うちの家の中で。
「いい加減にして」って言って。

で 私も一応 廊下とか見ながら

「いないから早く取って
今 今 今」とかね。

面白い事 いっぱいありました。
それとか 私は もう すぐね…。

このお仕事って 指輪を取ったり
脱いだりするところから

始まるじゃないですか。
お衣装 着させてもらってって。

なので 私 あんまり

結婚指輪を全然
普段 仕事場でしないんですよね。

本当に なんか なくしてもね
申し訳ないしと思うから。

でもね 気が付くと 外とかで
みんなで3人で会った時とかに

私だけが結婚指輪してないんです。

で 母は 父が他界して
随分経つのに…

10年以上経つのにしてて。

で 夫もしてて…
西島さん してて。

私だけないから 待ち合わせの時

「お母さん お母さん
早く取って 早く取って」って。

お母さんのをもらって 私…。
お母さんの指輪 借りて?

そう。 第1関節ぐらいで止まって
変な事になってるんですけど

一応 してる感とかね。
フフフフ…。

旦那様に悪いから?
もう本当に珍親子ですね。

あっ 本当。 でも そういうの
お母様 わかってらしたみたい?

そうですね。 すごく協力態勢で。

短い… 3年ぐらいの
3人の生活でしたけど。

なんだろうな? こんな事が…。
奇想天外な母も

自分に婿ができたっていう事で
大体 開眼したんですよね。

父が… 夫が亡くなってから
4~5年後に私が結婚して。

で… 何? また家庭に
男が入ってくるっていう事が

起きるのねっていう…。
フフフフ…。

なんか 本当に
人生って わかんないものねって。

特に娘や息子が持ってくる事って
幸も不幸もわからないものね

っていう顔してました
キョトンとして。

フフ。 面白いね でもね。
まんざらでもないなって。

捨てたもんじゃないみたいな顔
してましたね。

でも あなたは そういう思い出が
あるのはいいじゃない。 ねえ。

大体 フェリスっていう女学院で
育って。

横浜の?
はい。

で 私を宝塚に入れたい
っていうのは…

演劇部があったんですって。
フェリスに?

はい。 で まだテレビとか
普及されてない時代だったそうで。

だから… なんですかね

宝塚を見に行くっていうのが
非常に なんか こう…。

ステータスっていうんですかね。
あっ そうですか。 ふーん。

なんか やっぱり
流行りがあったみたいで。

で 「娘が生まれたら
宝塚に入れましょうね」なんて

言ってたらしいんですよ。
それを ちょうど

引っ越しで
転々と私は中学まで

8カ所ぐらい回ってるので
学校を。

あっ そう。 お父様の仕事?
それは。

そうなんです。 転校生で。

その時に ちょうど
受験にぶつかったのが

大阪府豊中市という所に…
初めて関西圏に 私 入って。

それまでは
神奈川とか 福岡とか広島で…。

すごいね。
そうです。 そんな私が

急に関西圏に入って。
で その時の一番…

阪急電車の終点が宝塚市で。
あっ そうなの。

で 母が ふと思い出し
「ちょっと」みたいな。

「宝塚なんて どう?」って?
「宝塚なんて どう?」って。

で ちょうど その時に
『ベルばら』…

『ベルサイユのばら』が…。
あらー。 うん。

もう 鳳さん 榛名さん
安奈さん 汀さん

皆さんが本当に もう…。
すごい時ね。

一世風靡されてる頃で。

「一度 見なさいよ」なんて言って
引っ張られてというか

引きずられて行くみたいな…。

私 男女共学なので。
あっ そうか。 フフフフ…。

女性に憧れる気持ちが
いまいち わからず。

フフフフ…。
なので…。

でも 周りに動物園とかあってね。

私 動物の方が ちょっと好きで。
宝塚はね。

のちに すごいハマるんですけどね
遅くに。

それぐらい子供だったなと
思います。

宝塚って お母様 おっしゃって
それで 試験を受ける気持ちには

なったの?
いや あのね あれなんですね

一度受ければ…
記念受験みたいにっていったら

本当 失礼なんですけど
母が納得してくれるかなと。

自分の娘は こんな程度ですね
みたいな事が

やっと わかってくれるか
目 覚ましてくれるかななんて

思って受けたんですけど。

でも それで受かったっていったら
かっこいい話なんですけど

そうじゃなくて…。 宝塚も一応

40人 私の時は採ったんですけども
採用が。

見込み点みたいなのが
多分 下から5人ぐらい…。

多分 今は もう箸にも棒にも
引っかからないけれど

入れたら なんとか化けるかもね
みたいな

そういう子たちだったんじゃ
ないかと思うんですよ。

あなた?
本当に何もやってなかったんで。

一応 コドモアテネという
附属校みたいなのがあるんですよ

日曜日に。 そこには
行ってたんですけど 3年間。

でも ほとんどサボって。
行った日もありますが

先生の言葉は もう ちょっと
さじを投げましたとか

そういう言葉が…。
あっ そうなの?

私は それを小耳に挟んで
辞典で… あの頃 辞典で

「さじを投げる」って何?
と思って

13歳ぐらいの時
調べた覚えがあります。

「さじを投げる」って何? って。

わかんないもんね
「さじを投げる」。

でも 先生 おっしゃったのね
そういうふうにね

「さじを投げる」って。
あきれているみたいな様子

みたいな事 書いてあって
これは大変みたいな。

でも 結局 宝塚は
ちゃんと お通いになって。

はい。
それが 今度 入ったらですね

男役にハマってしまい。
うん。

それはそれは
すてきな方が多くて。

どなたと一緒の頃?

えっと 高汐巴さんとか

大地真央さんとか。
あっ 大変。

大変な頃です。
麻実れいさんとか 大変な頃です。

あっ そう。
すてきな方がズラーッと

黄金時代で。

もう これは
男役しかないなと思って。

…っていうか
私がやりたい事はと思って。

だから 子供すぎて
わからなかったですね

男性役の なんか…
スパッとした生き方にね。

それで それ見て
カルチャーショック受けて

すぐに髪の毛 切りに行って。
女役志望だったんですけど

すぐに男役志望になりたい
っていって…

志望したいっていって
髪切って…。

でも そしたら
男役になれたんですか?

なれまし… なれました?

でも 男役って
だんだん作っていくので

最初の頃 やっぱり ちょっとね
女の子性が ほぼほぼ

8割方あっちゃって
どっち いきたいのか

わかんないような子に
見えるんです 一瞬。

だけど だんだん 年々 年々…。

男役10年っていう言葉が
あるんですけど。

あっ そうなの。
10年経つと 大体 板についてきて

魅了できるような人にもなれる
っていうように

いわれてますけど。
で 地味だったんですね。

人前に出るのって
非常に嫌いというか苦手で。

照れ臭くて 真っ赤に
なっちゃう人だったんですよ

赤面して。
へえー あっ そうなの?

全然 そういうふうに見えない。
ねえ。

そう 母も言います
「よく あなたね…」って。

でも 兄の方が本当に向いてて
性格も可愛げがあって。

親戚がそろうと みんなを笑わせて
ワーッとかやって…

やる子だったんですけど
私の方が 全然 ずっと こう…。

「ミキちゃんが動いたよ」って
親戚がギャーッて言うぐらい

私は お地蔵さんみたいに
ずっと固まってて。

この前の子が あなた?
そうです。

3歳違いなんですけど
すごい違く見えますよね。

お兄さん 大きく見えますね。
そうですね。

どれぐらいかな?
7歳ぐらいなんですかね?

小学校の低学年と高学年だと
思うんですけど。

へえー。 でも 可愛い。
いやいやいや。

兄は もう本当に
女の子にもモテて

私は 本当 モテなくて。
だから 全然

人生がね 本当 こうなるとは…
こういう なんか

私の方が
華やかな世界にいくなんて

誰も思ってなくて。
でも とにかく あなたがトップ…

15年かけて
トップにおなりになって

夢かなった その日

お母様が 家に帰って
おっしゃった言葉が…。

ハハ…。
「早く辞めなさいよ」ですよね。

どういう事? っていう。
「早く辞めなさいよ」だって?

やっぱり 優秀な方はね
8年ぐらいとかで…。

大地さんとかね 天海さんとかね
ああいう方って 8年ぐらいで

もうトップにバーンッてなって
辞められてっていう

本当に才能ある人。
私なんかは本当 地道で

もう なんか なれるのか
なれないのかみたいな

ファンの方
応援してくださってる方も

相当 心配させてしまった人
なんですけど。

でも まあ
本当に ありがたい事に なれて。

だから 本当に匍匐前進で
一歩一歩 頑張ってきて。

家に帰って バーン開けて

「なれたよ」っていうか
「次です」という…。

「私 やりました」みたいな事
言ったら

「早く辞めなさいよ あなた。
次の人が待ってるんだから」って。

「ゴミ捨ててきて」とかって…。
そうそうそう。

「花束より あなた
ゴミ出してきて」って。

「はい 花束 貸して」って言われて。

「調子に乗らないように
私ね 今日ね…」。

テレビを見て…
徹子さんの部屋とか

大好きですよね。
もう そういう事で言ってた…

徹子さんがおっしゃってた言葉

なになに
今日のいいひと言とかね

それとか クイズ番組
どこどこの首相は誰とか

全部ね チラシの裏に…

新聞広告のチラシの裏に
全部 細字のマジックで

私が舞台ばかりの
こういう芸術の方だけの

頭にならないようにっていう事で。
中卒だから大変って思って

いつもビッシリ クイズと
人のおっしゃった いい言葉と

そして その価値観。

調子に乗らないでください
っていう。

「今 ファンの人が外にいるから
やだ」って言ったんですよ。

「ゴミ捨てとか やだ」って。
まだ お家に みんな

送ってくださるような時代
だったので。

そんな時代だったの?
はい。 皆さん 振り返りながら

「やだ ミキさん」なんて
やってくださってるんですけど

「ああー どうも どうも」
なんて言いながらゴミ隠して。

「早く 早く」なんていって。
「どうしたんですか?」

「ええ ええ ええ」
なんて言いながら。

ゴミ捨てたりして。
ゴミ捨てて。

そういう なんか
厳しいっていうか

今 思えば
常識的な人でしたけどね。

でも 不思議な… なかなか
そういうふうに育った子って

いないと思う 私。
そうですか。

普通 そこまでいっちゃったら

その中でやればいい
っていう事であってさ

そういう あの…

「ゴミ捨て やんなさい」なんて
普通 言わないかもしれない。

本当にね。 それはそれは
荒い教育ではありましたけれど…。

でもね…。
でも まあね 世の中っていう事が

おわかりになったでしょ
きっとね。

そうですね。
「普通が一番よ 普通が」って

いつも言われてました。
あっ そう。 「普通が一番」。

なんか 5年ぶりに
舞台なさるんですって?

そうなんです。

しっかりと お芝居につかる時間を
頂きまして

ストレートプレイで
4人だけの舞台。

ああー 大変。
2時間近く

4人だけで走るんですけど。
じゃあ セリフ覚えるの大変ね。

もう すごいですね。
久しぶりに…。

やっぱり ねえ
映像が多かったので

覚えては また新しいものを入れて
っていうんでしたけど

やっぱり 舞台は 全部
覚えてなくてはいけないので

分量が…。
そうそう どうしたってね。

人数が4人だったら
4等分したって随分じゃない。

そうですね。

2時間ぐらいの芝居のセリフ
全部をね。

でも 『正しいオトナたち』
っていう芝居なんですって?

これを正しいとするかどうか
っていう…。

本当に これは
悲劇なのか喜劇なのか。

最も滑稽な悲劇であり
最も悲劇に近いコメディーである

みたいな世界ですね。
あっ そうなの。

ヤスミナ・レザさんっていう
フランスの劇作家が書いた…。

女の方なの? あれ。
そうです。

トニー賞も
作品で取ってらしたり

非常に好評を得てる
作品なんですけども

その中に つからせて頂いて…。
そうですか。

11月?
はい 11月28日が

先行公演なんですけども。
兵庫も行くし

名古屋も行かせてもらうし
そして 大きくはグローブ座で

12月に…。
あっ そうなの。

それじゃあ
お家の方にも ちょっと…。

お家の方っていうと
おかしいけど

兵庫の方。
うれしいですね 本当に。

久々に
お会いできなかった方たちに

会えるかななんても
思っていますけども。

でも 今まで朝の番組
やってらしたから あなた

今 やってらっしゃらないと
朝 いっぱい使えるでしょ 時間が。

いやー でも
本当 勉強になったので…

4年半だったんですけども。
あっ そうでしょうね。 4年?

4年半。 4年半。

まあね でも 本当に 何事も
経験させてもらうっていう事

大人になって… 大きいですね。
でも 随分

勉強なすったんですって?
学校の勉強みたいなの。

大検も取れたんです。

おめでとうございました。
ありがとうございます。

そうですか。
大人になって学ぶって楽しいです。

フフフフ…。
ありがとうございます。

(根来公平)〈わしらは


関連記事