逆転人生「逆転裁判!警察のウソを暴け」…えん罪被害者が裁判で警察を訴え、夫婦の絆で無実を証明した。



出典:『逆転人生「逆転裁判!警察のウソを暴け」』の番組情報(EPGから引用)


逆転人生「逆転裁判!警察のウソを暴け」[字]


警察官がついたウソに柴田理恵・高橋真麻が大激怒!MC山里亮太が思わず「逆転するんでしばしお待ちを」。えん罪被害者が裁判で警察を訴え、夫婦の絆で無実を証明した。


詳細情報

番組内容

警察官がついたウソに柴田理恵・高橋真麻が大激怒!タジタジのMC山里亮太が思わず「逆転するんで、しばしお待ちを…」。駐車違反を取締り中の警察官と言い争いになった二本松進さん。なんと警官に暴行したとウソをつかれ、公務執行妨害で逮捕された。無実を証明するため裁判に訴えるも、証拠がなく、絶体絶命の危機に。しかし執念で戦いを続け、ついに警察のウソを暴く決定的証拠がみつかり、大逆転勝利へとつながった!

出演者

【司会】山里亮太,杉浦友紀,【ゲスト】二本松進,【出演】柴田理恵,高橋真麻,【解説】成城大学法学部教授…指宿信,【語り】谷昌樹



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逆転人生「逆転裁判!警察のウソを暴け」…えん罪被害者が裁判で
  1. 二本松
  2. 柴田
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  7. 月恵
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  12. 女性警官
  13. 国賠訴訟
  14. 勾留
  15. 指宿
  16. 小川
  17. 事件
  18. 自分
  19. 弁護士
  20. 目撃者


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今日の「逆転人生」は
えん罪事件です。

警察が ありもしない罪を
でっちあげ

無実の人を逮捕したんです。

この事件は 恐ろしいですよ。

えん罪被害に遭ったのは
東京で寿司店を営む…

事件は 仕入れのために訪れた築地で
起きました。

駐車違反を取締り中の…

だから!

すると…。

(高橋 柴田)
え~!

(柴田)
なんだ それ!

警官が暴行を受けたと言いだし…

(高橋)ウソ~!?

こんな ねつ造のしかたをするんだ。

これは逮捕の直後 警察が撮影した
事件の再現写真です。

なんと 二本松さんが
女性警官の胸に

ひじ打ちしたことに
なっていたんです。

必死に無実を訴えましたが
聞き入れられず

19日間も勾留されたあげく
最後には

罪を認めさせられたのです。

しかし ここから 二本松さんの
大逆転劇が始まります。

無実の罪を晴らすべく
裁判を起こしたんです。

公権力を相手に
果たして どんな戦いを
挑んだのでしょうか。

私は 妻 月恵の運転する車で

仕入れのため 築地に向かいました。

月恵は私を待つ間 市場に面した道路に
車を止めていました。

そこに 2人の女性警官が
やって来ました。

駐車違反の取締りのようでした。

これは…

いつも仕入れの車が所狭しと
路上駐車していました。

(高橋)すごい駐車のしかた!

この日も同じ状況でしたが

月恵は 注意されたら移動しようと
準備をしていました。

電話を受けた時 私は仕入れを終え
車の すぐ近くまで来ていました。

車の前に立ち塞がったのは 警視庁…

(二本松)そんな…

納得がいかず抗議をするうち
次第に私も高木巡査も…

(二本松)だから!

激しい言い争いで
周りには人だかりが出来ました。

すると高木巡査は
矛先を運転席の月恵に向け始めました。

月恵からも抗議を受けた高木巡査は
再び私の方に向かってきました。

(二本松)ちょ… ちょっと!
(月恵)あなた!

「免許証を出せ」と言いながら

手に持っていた切符カバンを
私に突き出してきました。

なんで こうなっちゃうんだろう?

ええ。

ドアを挟んで内側に私
外側に高木巡査が立ち

口論が続きました。

すると 衝撃的な言葉が
高木巡査の口から飛び出したのです。

(柴田)はあ?

なんと無線で 「暴行を受けた」と
通報し始めたのです。

(一同)え~!?

更に…。

(見物人たち)はあ!?

(サイレン)
え~! で 捕まっちゃうんだ!

すぐにパトカーが やって来ました。

さっき やったじゃないの!
(二本松)いつ赤くなったんですか!

(二本松)何ですか! ちょ… ちょっと!

この時 周囲には
100人近くの人が集まっていました。

やってきた警官たちは
彼らが見ている前で

私を公務執行妨害で逮捕したのです。

周りからは非難の声が上がりましたが
警官たちは お構いなしでした。

黙って! ほら!

(月恵)あなた! あなた!

連れて行かれたのは…

すぐに取り調べが
始まりました。

なんと 私が高木巡査の手を
車のドアで挟んだというのです。

言い争いにはなりましたが
ドアを閉めた時

高木巡査は間違いなく
ドアの外側に立っていました。

手を挟むことなど
ないはずです。

同じ頃 別室では
月恵の事情聴取が行われていました。

本当です!

取調官が 私と月恵のところを
行ったり来たりし始めました。

そうです。 何もありません。

月恵は あの時の
ドアの動きを

腕を使って
説明しました。

そのしぐさを見た取調官が
私のところに やって来ました。

そろそろ自白した方が
いいんじゃないか?

なんと 私が高木巡査に
ひじ打ちをしたと言ってきたのです。

なんで~?
はあ~!?

ほんと腹立つ。

それに加えて 手をドアで
挟んだという

ありえない暴行。

でっちあげられた
2つの暴行で

私は 狭い留置場に
勾留されてしまいました。

自由を奪われ 風呂にも満足に
入れない生活が始まったのです。

(柴田)うわ~!

翌日から 私の取り調べは
担当検事が行うようになりました。

そんな…。

昨日の取調官とは違い
口調は丁寧でしたが

当然 私より高木巡査の言い分を
信じているようでした。

そのころ月恵は
私の無実を証明するため

ある行動に出ました。

すると 一人の男性が
声を掛けてくれたのです。

ほんとですか!?

築地場外市場で卸売りをしている…

あの時 事件の…

じゃあ もう ここで
解決なはずなんですけどね…。

(高橋)おお~ 小川さん!

(小川)まあ 大きく 車があって

ドアが こう開いてるようにして

ここに女性の方。

で ここに男性の方。

(取材者)ドアの外側?

(小川)それこそね…

(柴田)これ言っててもダメだったの?
ダメってことなんです。

(高橋 柴田)なんで?

小川さんが担当検事に
証言してくれました。

(高橋)ウソ~!?

なんと警察は 目撃者が見つからないと
検事に報告していたのです。

(柴田)やらしいなあ~!

それでも小川さんは 「暴行はなかった」と
しっかり証言してくれました。

しかし 私は無罪放免とは
なりませんでした。

そうね…。

私は 意味が分からないまま
手のひらを箱に押しつけました。

座って。

あの時 高木巡査は

確かに
切符カバンを私に突き出してきました。

かなり近づいてきたため

私の腕が切符カバンに
触れた可能性はありました。

(二本松)そんな!

あまりの理不尽さに
怒りが込み上げました。

(二本松)くっ…。

しかし…。

頭を よぎったのは
経営する寿司店のこと。

これ以上 勾留が長引けば
深刻な打撃を受けてしまう。

そして何より 私を待ち続けている月恵を
早く楽にしてあげたい。

とうとう私は…。

担当検事が書いた供述調書に
サインしました。

私は起訴猶予となりましたが

やってもいない罪を
認めさせられたのです。

VTR見ながら お二人も もう激怒です。

ほんとに。 怖いし腹立つし
もう どうしたらいいか分かんない 私。

逆転するって分かってるのに
もう許せないんですよ。     そうですね。

だいぶ先になるんですけど
逆転が来るんで…

始まった時はね 柴田さんが
あの婦警さん見て…

(笑い)
最初 そんな気持ちでね。

そうそう。 「似てる似てる
あの人 似てる」って言ってた。

途中から 「何これ!?」。
そう。

いやあ これ 二本松さん
警察と口論したことで

とんでもないことに なっちゃいましたね。
ほんとですね。

警察官の言うことを
「おかしいんじゃない?」と言ってたら

こんなことになっちゃった。
あれ言われた時は まあまあ

ちゃんと話せば この話 終わるか
ぐらいの気持ちだったわけですよね。

今でこそね
ドライブレコーダーがあったり

携帯で すぐ動画が撮れたり
音声録音できたりって

私たちの側も できますけれども
なかなか事実を立証しづらいですよね。

だって 周りの見てた人がね

あんな暴行なんかしてないよ
って言って下さってんのに。

そう。 しかも小川さんはね

わざわざ検事さんにまで
お話しして下さったのに。

あれが なんで通らないのかが
もう さっぱり分からない。

もう全く目撃者が
見つからなかったって。

(柴田)う~わ~!

なんで!?

今日は えん罪事件に詳しい指宿さんに
お越し頂いています。

(一同)よろしくお願いします。

指宿さん 今回の この事件での
警察や検察の在り方

どのように ご覧になりましたか?

日本の警察や検察って
自分たちが間違った場合に…

ちょっと難しい言葉なんですが

「無謬主義」
自分たちは過ちを犯さない。

そういう思想がね
とても強いんですね。

だから 女性警官の証言が正しくて
二本松さんが間違っている

ウソをついている
という流れになっていく。

もう その設定で決めて

これ以外の選択肢を作らない。
ひたすら こっちに行く。

でも 19日間も勾留されて
いきなり いなくなっちゃうわけでしょ?

お店 どうしてたんですか?
(二本松)大変だったです もうほんとに。

あと 家内も相当
店も手伝ったんですけど

もう 激ヤセして。

ヤセちゃったんですね 奥さんも。

(3人)え~!

心労で もう…。
(二本松)もう ずっと泣いてました。

(柴田)かわいそうに。

最後は もうかなり強引な でっちあげの
調書にサインしていましたよね。

(二本松)そうですね。
あの時 どういう心境でした?

弁護士に聞きますと…

(二本松)ということ言われまして

それで
「100日も勾留されたら…」と思って

私は しかたないなと サインした。

してもない罪に。
(二本松)そうですね。

はあ~!            書かなかったら
もっと大変になる。

そうかあ。 いや そりゃあ
19日間も無罪の罪で勾留されてて

そう言われたら書いちゃう…。

それで その時にサインはしましたけども
これは どうしても やっぱり

こういう ごまかしを
許しちゃいけないっていうんで

裁判 起こすことを決めてました。

でも この裁判が
大変なことになるわけでしょう?

このあと 二本松さんは

自らの無実を晴らすべく
裁判を起こします。

訴えた相手なんですけれど

全く暴行などしていないのに
公務執行妨害で現行犯逮捕した 警察。

そして 19日間 二本松さんを勾留し
やってもいない罪の自白を迫った 検察。

更に その勾留を認めた 裁判所。
(高橋)おお~!

警察は 警視庁築地警察署なので 東京都。

検察と裁判所は 国。

いわゆる 「国賠訴訟」を起こしたんです。

え~!
国賠訴訟!?

指宿さん この国賠訴訟っていうのは
どれぐらいの勝ち目があるんですか?

刑事事件の場合
国賠訴訟で勝つことは…

(二本松)まず弁護士に
相談しましたら…

引き受けてもらえないんですか?
(二本松)引き受けてもらえない。

なんかドラマであるシーンですよね。
ほんとに あるんだ。

二本松さん これ どう戦ったんですか?

めちゃくちゃね 苦労しましたね。

まさか こういう裁判だとは
思いませんでした。

裁判が始まりました。

それでは開廷します。

なかなか弁護士が見つからない中
引き受けてくれたのは

国賠訴訟の経験豊富な…

裁判で 警察がウソの筋書きを
でっちあげたと証明する。

しかし
大きな問題がありました。

実は その筋書きが書かれた記録が

私の手元には何一つなかったのです。

(高橋)あ~ そうか!
検察側が持ってる。

(柴田)ここから直さないと
おかしいってことでしょ?

ウソを暴くためには

そもそも どんなウソをついているのか
知る必要があります。

私たちの申し立てに対し
警察は いくつか資料を出してきました。

しかし その内容はというと…。

妻の車の鍵の写真。

そして うっすら赤くなった
高木巡査の右手首の写真など

意味のない資料ばかりでした。

なんで…

それに対し 向こうの代理人は

耳を疑うようなことを言ってきたのです。

(柴田)はあ!?

よって…

弁護士は 証拠書類の提出命令を出すよう
裁判官に訴えましたが

なぜか応じてくれませんでした。

理不尽な現実に 私たち夫婦は
精神的に追い詰められました。

(割れる音)

事件は全部 自分のせいだ。

月恵は後悔の念に とらわれて
体調を崩し…

(柴田)かわいそうに…。

(高橋)責任 感じてるんだ…。

そんな中
救いの手が差し伸べられました。

小川さん以外にも
新たに3人の目撃者が

「暴行はなかった」と
証言してくれるというのです。

(高橋)小川さん ありがとう!

裁判長!

ところが 裁判官の判断は
驚くべきものだったのです。

(高橋 柴田)え~!?

よって…

(二本松)そんな…。

…というのが実際で。

私は改めて 日本で公権力を相手に
戦うことの恐ろしさを

思い知らされたのです。

(柴田)なりますよ。
2人とも 「え~!?」。

裁判所って公平な所なんでしょ。
だから 裁判所っていうんでしょ。

全然 公平でも何でもないじゃない。

裁判所も自分たちを
守ろうとしてる感じがする。

…っていうふうに
今のVTRだと受け取れますよね。

誰に どうしてもらえばいいんですかね?
こういうの。

これが だから国賠訴訟の
難しいところなんでしょうね。

真麻さん いかがでした?
いやあ 今回 私の中では

目撃者が たくさんいたから
証言してくれる方が4人もいたから

何とかなりそうなんだ
っていう気持ちで見てたので

「えっ じゃあ どうしたらいいの?」って。
そうですよね。

これ 目撃者もね… しても無理

証言も頂けないとなったら
どう思われました?

一体 この裁判は…

自分たちが持ってる
不利な証拠は出さないと。

こんな隠蔽をする権利は
もう ないはずなのに

非常に困りましたね。

ほんと二本松さん 極めて不利な状況に
あるわけですけれど

指宿さんにですね 国賠訴訟について
難しさを改めて説明して頂きます。

まずは こちら。

(指宿)証拠が必要なわけですけれども
それを全部 相手方が持っている。

これが 一般的ですから

攻める道具がないわけですよね。
相手方に全部それがある。

裁判を起こす前に情報公開請求というのが
できるんですけれども

警察が持っているような資料
証拠については

ほとんど認められないですね。
捜査の秘密を害するって言うんですね。

え~!

あくまで提出義務はない
っていうことなんですよね。

そして こちら。

資料を出せ 出さないという
水掛け論になってしまって

長引いてしまうということがありますね。

ということは…。

(指宿)それを やっている間の
金銭的・精神的

ご本人だけではなくて
家族や周りの方の負担も大きいですね。

精神的ったって直接 体に来ちゃうよね。
具合悪くなっちゃって。

金銭的負担っていうのは 弁護士さんに
払う費用が かさむっていうことですか?

そういうことですね。

原告が あくまで自分の意志で
訴訟を起こしたわけですから。

それらをですね 乗り越えたとしても…。

(指宿)一般的に もし勝てたとしても

国賠訴訟の賠償額は
大変低いものになっています。

大概の人たちは もう じゃあ…

恐らく いわゆる…

同じような経験をした方々でも

国賠訴訟を起こしておられる方は
非常に割合は少ないと思います。

現状 国賠 国を相手にしたら

泣き寝入りするようにできてるように
思えちゃいますけどね。

そう思ってしまいますよね。

そうか。 じゃあ もう
名誉のためっていうことですか?

そうですね。 あと やっぱり
いくら公権力を持ってるとこでも…

(二本松)そういうのも
すごくあったし

やはり あと自分が きちっと…

この2つが動かしてましたね。

あと あの女性警官のプライバシーを
守るために提出しないって。

あれ おかしいじゃない。 仕事中の話で
何がプライバシーなんだろう。

公務執行妨害っていって あの話は
スタートしてるわけじゃないですか。

これは法律家として
大変恥ずかしい主張だと思いますね。

公務中の業務を妨害したと
二本松さんを非難してるわけですから…

これ 全く二本松さん
勝てそうにないんですけど

ほんと勝ったんですよね? これ。

この裁判をやってるうちに
どうしたらいいのか

相当 もう大変だったんですけども

なんとか その中でも
突破口が見えてきたんですね。

裁判は 4年目に入りました。

私たちは諦めることなく

証拠書類の提出命令を出すよう
裁判官に求め続けました。

分かりました。

やっと!
(高橋)ようやくだよ~!

執念の粘り勝ち。

私たちが手にしたのは
高木巡査が供述した事件の記録でした。

一体 高木巡査は何と言っていたのか。

お聞き下さい。

(高橋)ウソ~!
よくそんなこと言えるな!

警察は この供述に基づいて
再現写真も撮影していました。

それも裁判に提出されたのです。

であるならば…

ウソには必ず ほころびがある。

私たちは 必死に探しました。

そして 一つの矛盾が
浮かび上がってきたのです。

私が車のドアを閉めた時
高木巡査の右手首に当たった

という警察の再現写真。

本当に
こんな所にドアが ぶつかるだろうか?

私たちは 検証実験を行いました。

では 二本松さん
ドアを押してみて下さい。

どうですか?

ということで 二本松さんが
裁判のために行った検証実験

私たちも やってみようと思います。

こちらに車を用意しました。

柴田さん 女性警官役 お願いします。

やっぱりね。
ね。 ぴったりです。

山里さんは二本松さん役を お願いします。

女性警官の主張では 警官は このように…
山里さん お願いします。

開いていたドアを閉めさせないように
車体との間に体を入れて立っていました。

どのぐらいの位置ですか?
その位置で大丈夫だと思います。

二本松さんはドアの外側に立っていた
という主張をしていました。

せ~の よいしょ。 こうなりますね。

ちょうど もし こうやって押すとしたら
ガラスの この位置ですね。

女性警官の供述によると当たったのは
ドア枠の… ちょっと失礼します。

窓とドアの境目。

(柴田)ここ?
はい。 ここに しかも

右手首の小指側が当たったと
主張されているんです。

えっ 相当ですよ?
どうやってやったの?

(柴田)こう?
小指側。 はい。

(柴田)こうか。
かなり変な体勢。

こんな窮屈な。

自然にはならないですもんね。

で そもそもなんですけど…

二本松さんがドアの内側で
女性警官がドアの外側。

これは もう目撃者も複数。

目撃している人たちがいるんです。
あっ そうか!

で ここに男性の方。

目撃者が いっぱいいて ちゃんと。
そっか!

この位置でなかったことの
証言はある。              はい。

内容が めちゃくちゃだったんです。
ということですね。

裁判は いよいよ大きな山場を迎えました。

(高橋)うわ~ 出た!

ついに あの高木巡査が
証言台に立ったのです。

ラスボス!
(柴田)ラスボス!

そして改めて 私から受けたという
暴行について証言しました。

高木さん…

高木巡査の証言は
担当検事が言っていることと同じでした。

しかし…。

あの男です!

記録によると高木巡査は

もともと全然違う供述を
していたのです。

私を現行犯逮捕した
直後には…。

その後 現場で行われた実況見分では…。

最も重要な私の暴行の詳細が
なぜかコロコロと変わっていた。

弁護士は それを本人に問い詰めました。

改めて お聞きしますが…

これによると あなた…

「微妙な表現の違いなど
大したことではない」。

高木巡査は そう思っているようでした。

しかし私たちは
高木巡査の証言を突き崩す

強力な証拠を握っていたのです。

(高橋)え~!
うわ~ よかった! 何?

それが
この写真。

(柴田)あ~!
カバン持ってない。

ところが写真には カバンなど
どこにも写っていないのです。

うわ~ すごい!

あなたは 切符カバンを両ひじで
交互に突かれたと主張しましたが…

弁護士は
この決定的矛盾を鋭く追及しました。

(高橋)ウソは つききれないよ この場で。

高木巡査は当初…

…とウソをついていました。

だから この再現写真には

切符カバンを
写さなかったのです。

その後 検察は 切符カバンに私のひじが
当たったという供述調書を作成。

それに合わせて高木巡査が
証言を変えたことは明らかでした。

しかし結局 高木巡査は
最後までウソを認めず

裁判官が どう判断するか
確証は持てませんでした。

そして ついに 判決の日を迎えました。

さて そろそろ行くか。
(月恵)はい。

2016年! 9年ですから。

(高橋)いやいやいやいや!

(二本松)そんなことはない。 でも…

支援してくれた多くの人たちも

「勝つのは難しい」と悲観的でした。

これより 判決を述べます。

主文…

(二本松)ありがとうございます!

月恵! やったぞ!

判決文には
次のように書かれていました。

そのつど変わる高木巡査の供述には…

…と厳しく指摘したのです。

また 「ドアに手を ぶつけた」
という暴行に関しても…。

…と 私たちの主張が全面的に通りました。

その結果 私の逮捕は違法だったと
認められたのです。

控訴は棄却され この判決が確定。

執念で つかみ取った…

(柴田)はあ~!
いやあ もうよかったですよ。   (拍手)

(柴田)おめでとうございます!

判決を聞いた時の お気持ちは
どうでしたか?

…というのが気持ちでしたね。

私を捕まえた警察官 警察については
虚偽だったと認めてくれましたので

やっぱり胸を なで下ろした
というような感じでしたね。

お二人は見て どう思われましたか?

可能性ゼロのところから もうほんとに
勝ち取られて すばらしいと思うけど

直接 その女性警官の人とか それから

途中の取り調べの人とか 検事の人とか

「いやあ すいませんでした」って
謝ったりはしないものなんですか?

(柴田 山里)はあ~!

やだ。 理不尽。

あの女性警官なんですけれど
どのような処分 受けたのか

また 再発防止策はあるのかなど
警視庁に問い合わせたんですね。

しかし 「お答えすることはありません」
という回答でした。

ということで判決では
このようになりました。 こちら。

被告 東京都に対しては
240万円の賠償責任が認められましたが

検察官と裁判所は 女性警官の証言に
基づいて公務を執行しただけであり

責任がないという判断に。

これ指宿さん どうなんですか
今回の裁判の結果っていうのは

何か変わっていく きっかけに
なりそうなんですか?

それは国民の方が怒りを持って
こんな国ではダメだ

警察の不正を ちゃんと日常的に
チェックするオンブズマンとか

そういう監視委員会を
つくろうというような…

難しいな~。

二本松さん 最後の最後まで戦い抜いた

最大の決め手って
何だったと思われます?

やっぱり
これじゃいけないんじゃないかと。

こういうことは
ちょっと おかしすぎるよと。

そして その おかしなシステムで
私は そのまま勝てなくて有罪のままと。

これは許せないなと。

やっぱり これの何か改善に少しでも
役に立ちたいなっていう気持ちが

すごく芽生えてますね。

裁判での…

まぐろの5点盛りです。

71歳となりましたが
私は元気に店に立ち続けています。

そして もう一つ

やらなければならないことに
取り組んでいます。

えん罪被害者として

この国の現実を多くの人に知ってもらう。

私の体験を
一人でも多くの人に伝えることで

社会を変える力になりたい。

裁判中 入退院を繰り返した 妻の月恵。

勝訴したことで
ようやく心労から解放され

笑顔が戻ってきました。

過酷な裁判で奪われた
時間を取り戻したい。

今の楽しみは 夫婦水入らずの旅行です。

かけがえのない日常を大切にしたい。

それが奪われない世の中にしたい。

そのために できることを
やっていきたいと思います。

♬~


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