クローズアップ現代+「台風被災地から訴え支援が分散・眠れない寒さ厳しくなる中」東日本大震災と二重に被災した人…



出典:『クローズアップ現代+「台風被災地から訴え支援が分散・眠れない寒さ厳しくなる中」』の番組情報(EPGから引用)


クローズアップ現代+「台風被災地から訴え支援が分散・眠れない寒さ厳しくなる中」[字]


台風19号から1か月。被災した自宅の2階で暮らす住民に様々な悩みが▽補修が進まない▽ボランティアが足りない▽東日本大震災と二重に被災した人は再建に難題が


詳細情報

番組内容

【キャスター】武田真一,栗原望,【ゲスト】弁護士…在間文康

出演者

【キャスター】武田真一,栗原望,【ゲスト】弁護士…在間文康



『クローズアップ現代+「台風被災地から訴え支援が分散・眠れない寒さ厳しくなる中」』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

クローズアップ現代+「台風被災地から訴え支援が分散・眠れない寒さ
  1. 武田
  2. 肥田
  3. 支援
  4. 被害
  5. 被災
  6. 在間
  7. 制度
  8. 状況
  9. 避難所
  10. 必要
  11. 岡野
  12. 今回
  13. 台風
  14. 被災者
  15. 不安
  16. アンケート
  17. 栗原
  18. 自宅
  19. 二重被災
  20. ボランティア


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武田≫台風から1か月が
たとうとしていますが

まだ、このように
流木や土砂がうず高く

積もったままになっています。

そして、こちらご覧ください。
まだ、こんなに

水が引いていないところが
あります。

台風19号で甚大な被害が出た
宮城県丸森町。

いまだに復旧すら見通せない
過酷な現実に衝撃を受けました。

この家では壁を剥がし
断熱材を取り出していました。

≫こういう感じに
なっちゃっているので。

絞ると分かるんですけど
水、出てきちゃうので。

カビの原因に
なってしまうんですよね。

武田≫これは
そのままにしておけないですよね。

多くの被災者が
自力での作業を強いられています。

≫復旧の足かせに
なっているのが

ボランティアの不足です。

武田≫家の後ろの土砂。

わらの片づけって
書いてありますね。

わらが押し寄せてきたんですね。

≫住民から依頼が
殺到していますが

いまも250件以上が
積み残されているといいます。

≫今回の豪雨災害。

多くの人が被害を受けた自宅で
避難生活を続ける

在宅被災者となっています。

丸森町の中心部で
床上浸水した

245世帯を調査すると
実に233世帯が在宅被災者。

避難所とは違う悩みに
直面しています。

原淳さんです。

避難所は落ち着かないと

発災直後から
自宅で暮らし続けています。

1階では暮らせないため

母と娘の3人

2階で寝泊まりしています。

≫浸水でコンロが使えないため
食事はスーパーの総菜です。

≫中学3年生の茉莉さん。

来月、高校の入試を
控えています。

≫東日本一帯を襲った
台風19号。

これまでにない広い範囲に
大きな被害をもたらしました。

それから1か月。

復旧に向けて被災地では
どんな悩みがあるのか。

NHKが長野、福島、宮城で

被災した、およそ330人に

アンケートを行ったところ

住宅の再建や修理に

最も不安を抱えていることが
分かりました。

≫千曲川の堤防が決壊し

2人が死亡、3600棟が
被害に遭った長野市。

≫うわー、すごいなー。

≫決壊現場から700mの場所で
暮らしていた

芝波田利直さんです。

床上2mまで浸水。

冷蔵庫は
横倒しになっていました。

≫あれから3週間。

栗原≫お邪魔します。

栗原≫床、ありました
ありました。

≫今は比較的被害の少なかった
部屋を選んで生活しています。

住宅の修理を急ぐ
芝波田さんが

直面している問題があります。

栗原≫うわ、びっくりした。

向こうから
今、ボランティアの方が…。

≫そう、開けてもらっている。

≫寒さの原因は
復旧作業に伴ってできた穴。

水を吸った部分を
そのままにしておくと

カビが生え
健康にも悪影響を及ぼすため

床や壁を剥がしてるのです。

この日の最低気温は3度。

冷たい空気が

室内に吹き込みます。

エアコンの室外機は濁流に流され

暖房器具は
この石油ヒーターだけ。

靴下を二重にし
カイロを貼って過ごしています。

≫今回のアンケート
体調の変化について

およそ半分が
「あった」と答えています。

夏井川などが氾濫し

3900棟が床上浸水した
福島県いわき市です。

被害が最も深刻な地区にある
臨時診療所。

11月に入るころから

「眠れない」と訴える
在宅被災者が増えました。

≫夫と2人で暮らす自宅が

床上1.2mまで浸水した
米山みち子さんです。

心に重くのしかかっているのが
次の被害に対する恐怖です。

決壊した川は、すぐ目の前。

自宅が濁流にのまれたあとの
凄惨な光景が繰り返しよみがえり

寝ても覚めても
強い不安に襲われるといいます。

≫米山さんが自分のこと以上に
気にかけているのが

夫、治夫さんの様子です。

被災する前は
手料理をふるまってくれるなど

家のことは
なんでもこなす夫でした。

≫治夫さんは、台風の翌日
泥をかき出す作業で疲れ

寝込んだあと、部屋に
引きこもるようになりました。

そのころから
心身ともに不調が現れました。

≫耳が
ほとんど聞こえなくなったのです。

≫被災地では今
何が必要とされているのか。

最前線で活動する専門家に
話を聞きます。

武田≫被災者支援団体の代表で

今回も丸森町に入っている
肥田さん。

被災された方々
今、どういうことに

困っているのか
肥田さんはどう感じて

いらっしゃいますか?

肥田≫困ってる声が
聞こえてこない、届きにくい。

丸森町の場合は保健師さんが
おうちの訪問をかけた中で

その集計がこれから
っていう状況になってます。

武田≫まだニーズが
把握できてないという

段階なんですね。
肥田≫それもあります。

武田≫そうした中で、肥田さんの
これまでのご経験の中で

具体的にあえて挙げるとすると
どんな点でしょう?

肥田≫お風呂どうしてるか。
食事、インスタントが

続いている中で
食事が面倒で

飲酒量が増えていくとか
あと、住宅の再建に向かっての

見通しが立ちにくい状況に
立ってるかと

感じています。

武田≫寒さで暖房器具なんかは
十分なんでしょうか?

肥田≫壁、床がない中での
在宅の方が多い中で

圧倒的に暖房器具の不足と
ボランティアさんが

入ってくるのに
これから冬を迎えて

スタッドレスタイヤじゃなきゃ
入れないとか

そうしたことの懸念も
非常に考えてますね。

武田≫今回、被害が
非常に広い範囲に

及んでますよね。
そういった中で支援の手が十分に

回ってこないという
状況もお伝えしたんですけど

実際、これはどうなんでしょう?
肥田≫広域的な災害において

専門的な経験とか
知識を持った団体や

ボランティアの数が
圧倒的に少ないんで

そういったことが
伝えにくいというか

伝わらない現状がありますね。
武田≫専門的な支援というのは

たとえば
具体的に

どういうことでしょうか?

肥田≫重機を使っての
土砂撤去とか、大工さん系の

床、壁剥がしたり、床下潜ったり
消毒作業なんかが

あがってきますね。

武田≫それはやはりそういう
専門能力を持った人たちが

いろんなところに
力が分散化してしまってる。

肥田≫これだけ広域化してるので
かなり分散しています。

武田≫被災された方へ何が
不安かということを

アンケートで聞いています。

「住宅再建・修理」「金銭面」
「住まいの確保」

こうした不安が多いということが
分かってきました。

皆さん、一体
どういう状況なんでしょうか。

≫今月に入り
長野市の避難所では

体調不良を訴える人が
増えています。

≫救急車
今、避難所から出発をします。

≫この日、高齢の避難者が
発熱のため病院に搬送されました。

こうした中、長野市は
ある方針を示しました。

14ある避難所をすべて

今月末をめどに
閉鎖したいというのです。

今、担当者が避難所を回り
説明を行っています。

≫被災から
まもない中で示された方針に

動揺が広がっています。

栗原≫NHKの栗原です。

≫避難所を出たあとの
住まいに悩む、岡野春男さんです。

≫被災直後の
岡野さんの自宅の様子です。

≫2階まで泥水につかり全壊。
取り壊すほかなくなりました。

避難所の閉鎖を知った
岡野さんが頼ったのが

市や県が募集する
公営住宅への入居です。

しかし、希望者が殺到し
抽せんになりました。

≫はい、岡野です。
はい、はい…。

≫この日、岡野さんに
抽せんの結果が伝えられました。

≫はい、はい。分かりました。

≫今、岡野さんが
危惧しているのは

住み慣れた地域から
人がいなくなってしまうことです。

岡野さんは、この地域に
住み続けたいと考えていますが

妻の美子さんは
各地で水害が相次ぐ中

同じ場所に住むことに
不安を感じています。

≫アンケートでは
多くの人がローンの返済など

金銭面に不安があると答えました。

堤防が決壊し

深刻な浸水被害が起きた
宮城県大郷町。

米やトマトの生産が
盛んな地域です。

被災したトマト農家の
半澤文典さん。

≫およそ15億円を投資した
トマトハウス。

生産開始を間近に控えていました。

≫実は、半澤さんが
大きな災害に見舞われたのは

2度目のことでした。

かつて沿岸部の山元町で
農場を経営していた半澤さん。

東日本大震災による巨大な津波で
甚大な被害を受けました。

2年前に津波のおそれのない

内陸の大郷町に
移転していたのです。

≫繰り返し被災する
いわば二重被災。

取材を進めると、こうした農家が
多くいることが分かってきました。

その一人、阿部聡さんも
8年前の震災で被災。

津波によって
当時、栽培していた作物は全滅。

その負債は1億2000万円
残っていました。

≫毎年1200万円の
返済を続けている阿部さん。

さらに、今回の台風による被害で

負債の総額は2億4000万円に
膨れ上がるとみています。

≫東日本大震災の月命日のきのう。

沿岸部で
農業を営んでいた阿部さんは

津波によって祖母と妻、そして
3人の子どもを亡くしました。

≫再起の場所として選んだのは

農家の担い手を誘致していた
大郷町でした。

そこを今度は台風が襲ったのです。

二重被災をどう乗り越えていくか。

その具体的なすべを
見いだそうとしています。

≫深刻な状況に
直面している被災者。

どんな支援が
いま求められているのでしょうか。

武田≫東日本大震災で
被災者支援に当たられた

弁護士の在間さん。

1か月がたって、まだ皆さん
混乱した状況にあるんだと

思いますけれども
被災者の皆さん、そして

支援に当たる人にとって
今、一番大切なことって

どんなことでしょうか?

在間≫生活再建支援金や
応急修理

さまざまな制度があるんですが
非常に複雑です。

どの制度を使うのがいいのか
慎重に検討していく

必要があります。
大変な状況にある中で

一人で正確な判断をしていくのは
非常に難しいですので

被災者の方には
一人で抱え込まずに

周囲の方や身近な方
ぜひ、頼っていただきたいな

というふうに思います。

武田≫行政の人たちに
自分から訪ねていってもいい?

在間≫そのとおりです。

武田≫どんな支援
受けられますか?

私はどうしたらいいんでしょうか
っていうことを

声を出していいってことですね。

在間≫遠慮をしてはいけないと
思います。

武田≫それに応える側の
課題もありますよね。

在間≫支援する側
行政であったり民間であったり

さまざまな団体ありますけども
それが相互に連携をして

被災者の方それぞれ
置かれる立場異なりますから

一人一人に寄り添った支援を
していく必要がある

というふうに思います。
武田≫今回のアンケートでは

宮城、福島で被災された方に
東日本大震災と原発事故でも

被害を受けたか
聞きました。

受けたという方が
52%に上ってるんですね。

こうした二重被災による
特に債務の問題、これは

深刻だと思うんですけれども
特別な支援はあるんでしょうか?

在間≫二重被災に関しては
残念ながら、今のところ

それに特化した制度というものは
設けられていません。

ただし、二重被災か否かに
かかわらず

被災ローン減免制度という
制度があります。

この制度は災害が原因で
返済が困難になってしまった

借り入れを
一定の条件のもとで

減額、免除してもらう制度です。

制度のメリットとしては手元に
生活再建に充てるお金を

残しながら
借金の減免を受けられる。

それから、いわゆる
ブラックリストに載らないために

再度のローンを組むことができる。

もう一つが、原則として保証人に
請求がされませんので、ですので

気軽に利用できるという面が
ございます。

武田≫これ、どうすれば
こういった制度が

受けられるんでしょう?

在間≫メインバンク
一番借入額が大きい金融機関に

同意書を発行してもらいます。
そのうえで、弁護士会に

利用の申請をするという
流れになっています。

武田≫ということは
弁護士さんに

相談しながら、こういった制度を
適用してもらうかどうか

ちゃんと決めたほうが
いいということですね。

在間≫そうです。
利用にあたっては

各地の弁護士会で
無料電話相談を

やっておりますので
対象になるのかどうかも含めて

ぜひ、気軽に
利用していただきたいと思います。

武田≫先ほどおっしゃった
さまざまな支援制度も含めて

各地の弁護士会に
連絡をすればいい

ということですね。
在間≫そうですね。

無料の電話相談があります。
武田≫被災した人たち自身が

肥田さん
これから、一体どういう状況に

なっていくのか
本当に想像もできないのが

現状だというふうに
私、感じたんですね。

肥田さんは全国の皆さんに
一つだけ大切なことを

伝えるとしたら
どんなことでしょうか?

肥田≫忘れないでください。
忘れないでほしいですね。

年末を迎え
まもなくオリンピックムードの中

真冬に壁や床がない中
見通しの立たない

生活をしてる方々。

みんなで、できるときに
できる場所で

できることを。
そして、みんなで

乗り越えていけたらな
というふうに

考えています。
武田≫忘れないということで

今、できる支援もあれば
あと1か月後、2か月後に

必要になる支援もある。
それはその場によって

違うわけですよね。

肥田≫そのときそのときで
必要なもの

これから
本当に暖房器具であるとか

春に向かって季節ごとに
衣類が必要になってきたりとか

そうしたことが
必要になってきます。

武田≫そのためにも忘れないで。
肥田≫忘れないでください。

武田≫ありがとうございました。

最後に私たちに寄せられた
被災者の

切実な声をご紹介したいと
思います。

武田≫1か月がたちましたが
危機はまだ続いています。

あすです…。

外見への差別が社会問題化
している実態が見えてきました。


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