徹子の部屋 野口健親子~愛娘が明かす…“世界のアルピニスト”家庭での素顔~ 25歳で七大陸の最高峰を制覇し…



出典:『徹子の部屋 野口健親子~愛娘が明かす…“世界のアルピニスト』の番組情報(EPGから引用)


徹子の部屋 野口健親子[解][字]


~愛娘が明かす…“世界のアルピニスト”家庭での素顔~野口健さん&娘・絵子さんが今日のゲストです。


詳細情報

◇ゲスト

25歳で七大陸の最高峰を制覇し、世界最年少記録を作った「世界的アルピニスト」の野口健さんが、愛娘・絵子さんと登場。

◇番組内容

絵子さんは今年4月に英国の中学を卒業し、現在はニュージーランドの学校に通う高校生。今夏、親子でアフリカ大陸最高峰のキリマンジャロへ過酷な登山を敢行した。快晴の中、順調に進んだ登山だったが、いざ頂上という時に猛吹雪に見舞われ、絵子さんは意識を失う寸前だったという。時として生死の境を行く登山家の父に対し、幼い頃どんな思いを抱いていたのか、家庭ではどんな父親なのか…娘の目線から野口さんの素顔を明かす。

◇おしらせ

☆『徹子の部屋』番組HP

 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/



『徹子の部屋 野口健親子~愛娘が明かす…“世界のアルピニスト』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

徹子の部屋 野口健親子~愛娘が明かす…“世界のアルピニスト”家庭で
  1. キリマンジャロ
  2. 絵子
  3. 自分
  4. お父さん
  5. 吹雪
  6. 手紙
  7. 本人
  8. 本当
  9. お父様
  10. フフフフ
  11. 子供
  12. 彼女
  13. ハハハハ
  14. ヒマラヤ
  15. 多分
  16. お守り
  17. 一緒
  18. 高山病
  19. 指輪
  20. 頂上


『徹子の部屋 野口健親子~愛娘が明かす…“世界のアルピニスト』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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(黒柳)わあー すごい。

つい先日 死に直面するような

登山をなさいました
お父様とお嬢さん。

うわー。

その2人に おいで頂きました。

アルピニストの野口健さんと
お嬢様の絵子さんです。

よく いらしてくださいました。

絵子さんは
絵画の「絵」っていう字と

子供の「子」。
そうです。

子供の「子」です。 絵子です。

僕の母親が
絵を描いている人だったので…。

うん。
産みの母ちゃんと

育ての母ちゃんと
僕 母ちゃん2人いるんですけど。

あっ そうなの。
はい。 色々 複雑な家庭で。

そうそう。 フフ…。
この どっちの母ちゃんも

絵描きだったの 偶然ですね。
あっ そう。

そこからね 「絵」っていう字を
入れたいな なんていうのが…。

あっ そうなの。

今年の春に
中学をご卒業になって。

で 野口さんの母校の
立教英国学院に通ってらっしゃる。

…を 卒業しました。

もう お出になったの?
英国にあるやつ。

はい。 …は中学校で卒業しました。
あっ そうですか。 で 今は…。

今は高校生で
ニュージーランドの学校に…。

ニュージーランド?
はい。

しゃべるのは毎日 英語?
そうですね。

毎日 英語で。
英語で。

で 絵子ちゃんとお父様
野口健さんと おいで頂いたのは

実はですね さっきのすごい…

なんかほとんど なんにも見えない
景色だったんですけど。

あれはキリマンジャロに

7月に
親子で登ってきた時の映像で。

この話は あとに
ちょっと させて頂きますけども。

なんていったって野口健さんは

七大陸最高峰を
25歳で制覇したという事で。

それまで誰も
成し得なかった事なもんですから。

これ どこへ登った時かしら?

これはですね エベレストの山頂ですね。

そう。
だから 20年前ですよね。

この時 すごかった?
気分としては。

この時は僕… その前に

2回 登頂失敗していて

3度目で やっと登れたので

もう やっと 日本に堂々と

帰れるなと思ったんですよね。

本当 山頂の辺りとかに

遭難者が いっぱい横たわってて
その上を…。

本当に?
はい。 毎年 何人も亡くなるので。

その遭難者の上を
ある意味 歩くような形で

越えていったので
登って うれしいっていうよりも

帰んなきゃと思ってですね。

泣いちゃうね。
だから 泣いてました 山頂で。

なんか 泣いてるような感じ…。
はい。

でも あれは感動じゃなくて
帰るのが怖くて泣いててですね。

あっ そんな感じに…。
はい。

こういうお父様は どうですか?

お父さんが 色んな山
登ってる話を聞くのが

すごい楽しいんですよ。
やっぱり 普通の人が

体験するような話じゃない話を
してくれるから

そういう話を聞くのが
すごい楽しくて。

ああ そうですか。

野口さんが七大陸を制覇なさった
その年に

すぐ 『徹子の部屋』に
来てくださった…。

その時 ちょっと
見て頂いていいですか?

あっ その時のVがあるんですね。

「まあ なんていったって
びっくり致しました」

「もちろん びっくりしたのは
その 最年少でね…」

「ただ 始めたのは
15の時でしたから」

「ん?」
「始めたのが15の時ですから」

「15から登り始めて…」
「10年かかってるんですね」

「ですので 始めた年が
早かったもんですから

まあ 最年少っていう事に
なったんですけども」

「まあ 10年あれば 意外と
できない事ではないなと」

「17歳で
アフリカのキリマンジャロ」

「ここは高山病に
すごいかかったんですね」

「あっ 高山病?」
「高山病にかかりますと

すぐ下に下りろって
言われるんですね」

「ですので 例えば
高山病にかかりますと

ワッと吐いちゃうんですけれども

その時 こっそり
岩陰に行きましてね

“ちょっと トイレ行ってくる"
とか言いながら

岩陰に行って
バーッと吐きましてね」

「で こう しばらく 顔をですね
一生懸命 作ってですね

ニコッと笑って出てきて

“じゃあ 行きましょう"
っていった感じで ずっと…」

「でも 怖くありませんでした?
そういうふうな事に…」

「そこまで あんまり知識が
なかったのがありまして…」

フフ…。 いやー…。
若い。

で 結局 その時 登ったんだっけ?

登りました。
高校… だから 17の時に登って。

さっきもVの中で
話をしてましたけど

高山病がひどくて。

もう 本当
頭が割れるぐらい痛いんです。

ほんで それがバレるとね

隊長の人に
「下りろ」って言われるので

いかに それを隠すかっていうね。

本当にキリマンジャロは

僕の時は苦労したんですね
すごく。

あそこにあるんですね
キリマンジャロって

タンザニアの。
そうですね タンザニア。

アフリカ大陸 最高峰ですから。

なんといっても5895メートル。
約…。

ほぼ6000ですね。
6000メートル。

それで そこに絵子ちゃん
お連れになったの? 今度。

そうです。 今年の7月にですね。

うん。

ただ それは本人から…。
何年前だ?

多分 4年生の時なので
6年くらい前。

…に 本人から僕のとこにですね

「キリマンジャロに行きたいんだ」
っていうのが

本人から
僕のとこにピロンと来てですね。

どうして行きたいとかって…。
それはテレビで俳優さんが

キリマンジャロ登ってる
ドキュメンタリーがあって。

それを見てて
なんか キリマンジャロが

すごく簡単そうに見えたんです
登るの。

それで 私も
いつか登ってみたいと思って

メールをしたんです。

お父さん 登ったなって事が
わかってたんで。

まあ 意外と軽い気持ちで
送ってきたんですね。

フフフフ…。
ただ 僕は

キリマンジャロ 苦しいって事が
わかってるんですね。

だから 本当に 本人に

結構 大変だぞ
っていう事を聞いたら

本人は
「行きたい」と言ったんですね。

フフフフ…。
「よし わかった」と。

それは もう じゃあ
行くって決めようと。

ただ 行くからには
準備しなきゃいけないので。

それから もう 彼女の休みは
ほとんど合宿。

合宿状態で。

だから 春休みも 夏休みも
冬休みも山に籠もって…。

特に 八ヶ岳に籠もって

ひたすら そこから歩くんですね。
うん。

特に 悪天候だけで…。

いい天気の時だけに
トレーニングしてて

本番 悪天候になると
もう パニックになっちゃうんで。

だから
雨がザンザン降りの時とか

吹雪の時とかを
時に あえて選んで

それで もう ずっと
山を歩いたんですね。

だから もう
朝から吹雪っていうのは

何度も経験してるんですね。
どうでした?

その吹雪の中を歩くのって。

登山するのだけでも
すごい きついから

雨とか 吹雪の日とかを
わざわざ選ぶ理由が

イマイチよくわかんないで
登ってたんですよ。

だから 早く暖かい所に
行きたいとか

お風呂に入りたいとか。

そんな事を考えながら
ちっちゃい時は…

小学校の時とかは
ずっと登ってましたね。

よく泣いてました。
うん。

こう 吹雪の中 登っていくと
やっぱり 顔が痛いとか

指が痛いとか
あるじゃないですか。

「痛ーい!」って
すごいアピールしてくるので。

だから 本人には
「痛いっていうのは

まだ神経があるからね 痛い」。

「そのうち これが
痛さがなくなると

凍っちゃって
ポロッと指が落ちるからね」。

「痛いって事は
それは もう 大歓迎だ」と。

「だから いい事なんだよ」
って言っても 全然 本人

テンション上がらないんですよ。
上がらないですよ。

「痛いものは痛いんだ!」
とか言って。

どうにかしてほしいのに
なんの助言でもないような…。

助言でもない…。
だから グーパー グーパーしろとかね。

でも まあ 助言ではあるけどね。
すごい助言だもんね。

そうしたら 僕の後ろで
吹雪の中 ついてくるんですけど

僕に言うの諦めたのか
なんか 空を見て しゃべってて。

「神様 神様 神様
絵子を助けてください」。

「パパは
もう 40年 生きてるけど…」。

今度のキリマンジャロでは…。
今度

キリマンジャロにいらしたんでしょ?
はい そうです。

なんか 本当に
意識 失いかけたんですって?

そうですね。 山頂直下で寒いのと

あと 出発したのが12時なので
ほとんど仮眠状態で眠い…。

夜の12時?
夜の12時です。

仮眠状態だったので 眠気 寒さ
この両方が襲ってくるので。

そうすると もう

意識してないと
勝手に落ちちゃうんですよ。

あっ そう。
最終キャンプが4600なんですね。

うん。 今 ちょっと映ったけど。
そこから頂上までって

1000メートルぐらい
一気に上がるもんですから。

なので 長いっちゃ
すごく長いんです。

長いわね 1000メートル。
夜中 ずっと上がって。

それまでは ずっと
天気 よかったんです。

3日間あったんですけれども。

「天気が味方してくれたから

あとは自分たちの力で頑張るぞ」
って

意気込みをして登ってたら…。

ただ 途中から なんか
「ゴー」と音がするようになって。

でも 暗いから
何も見えないんですけど。

途中から霧の中に入って。

巨大な扇風機があって
氷の粒をバッてやるぐらいです。

だから もう 体がポンッと
飛ばされるぐらいの…。

ひもで誰かにつかまってんの?

ひもは もう ないので
こうやって登って。

ふーん。

それで ちょっと あれ?
って思ったんですね。

意識があるのかなと思って
「意識あるか?」って聞いたら

2~3秒してから 「ある」
って言うんですね。 だから…。

そこの時の
VTRがあるそうなんで

ちょっと見て頂いていいですか?

ガイドも もう震えてたので
寒くて。

これはね アタック直前…。
アタックの直前ですね。

この時 余裕だったね。
この時は もう 余裕の余裕。

あら お茶漬けなのかな?
そうなんですよ。

この時は余裕だったな。
ねえ。

(風の音)
あっ…。

だんだん 風の音がね。
随分 風の音が…。

でも まだ よかったね。
うん。

この時 まだ よかった。
まだ。

もう これは もう…。
すごいね。

これ キリマンジャロ?
…の山頂直下ですね。

僕が これ 回してる…。
カメラ回してるんですけども

カメラが持っていかれちゃうんで。
うん。

手も すぐ冷たくなっちゃうので
ポッケに入れて温めながら…。

まつげと まつげが
凍っちゃったりとかね。

この赤いのが絵子ちゃん?
そう 私です。

すごいね 氷が。

いや これは でも…。
これは全く想像してない景色。

ねえ。

これ 前 凍ってるの髪の毛ですね。

本人の髪の毛が全部 こう…。
凍っちゃってるのね。

たたいたりしてるじゃない。
これ 登頂した瞬間ですね。

そう。
あっ そう。

手 上げてる。 手 上げてる。
何がなんだか わからない。

すごいわ。 この時
キリマンジャロの頂上に…。

どんな感じでした? その時。

でも 私が小学校の時に
登りたいって思って

それで お父さんと ずっと
色んな山を登ってきてたから

自分が その山の頂上に立てた
っていうのでは

すごい感動しました。
あっ そう。

やっぱり 景色は見えないけど

でも 登ったっていう事で…。
そうね。

そう。 すごいうれしかったです。
そうですか。

でも 途中で 送り出した
お母様の事を思った時に

涙が出たとかってね。
そうですね。

やっぱり 山に行くと

自分の死も…
死とか 生とかも感じるけど

その間に お母さんが
何かに巻き込まれてしまったら

それが
最後になるかもしれないとか

そういうのを
ずっと 想像しちゃうんですよ。

そうすると
すごい不安になりますね。

連絡も取れないので 山だと。
そうよね。

まあ そりゃ そういうもんだ。
うん。

まあ 特に
キリマンジャロが僕にとって

やっぱり 人生を大きく分けた
分岐点でもあってですね。

そうそう そうそう。
やっぱり 高校時代

ぶん殴って 停学になって。

それがきっかけで
この山の世界に入って

人生どうしようかな?
これからっていう時の

キリマンジャロだったんです。
うん。

そしたら お嬢さんが
キリマンジャロ 行きたいなんて。

そうなんですよね。
だから それを…。

一緒に キリマンジャロに
連れて行けるのは

なんか 意味を感じたというか。
そうよね。 それと やっぱり

あと 今より
もっと もっとあとになると

お父様と一緒に登れた事は
きっとね…。

そうですね。 いずれ 多分
自分一人で登るようになって

それで もし
自分に子供ができたら…

自分の子供と登るようになったら
その時に多分 より思う…。

すごいな あなた。
だいぶ先だね。

だいぶ先だけど
子供と登ろうと思ってんの?

登ろうと思って。
ああー 大変。

でも あれですね お父さんが
アルピニストっていうのは

どういう家庭ですかね?

やっぱり
お父さんがアルピニストだと

なかなか
家に帰ってこないんですよ。

だから 私が 本当に
幼稚園の時とか ちっちゃい時は

なかなか家にも帰ってこないし。

帰ってきたら
また しつけも厳しいので

すごい怒られて。 だから
家に帰ってくるよっていう

知らせを聞くのが…。

聞くと すごい緊張しましたね。

今日 帰ってくる。

帰ってくるんだ
っていう心構えで…。

あっ そう。
すごい緊張しました。

僕 家へ帰ると…
部屋をチェックすると

すごい奇麗にしてるんですね。
フフフフ。

うちのかみさんに
「あいつ すごい

結構 整理整頓できるんだね」
って聞くと

「あんたが帰ってくる
って聞いたら

慌てて部屋の掃除をしてる」
とか言ってたので…。

そう。
一応 父親が帰ってくると

一応 緊張するんだ。
うん。

それは正しい。
でも 学校の授業参観なんかに

お父様 いらっしゃる時が
あるんですって?

ありますね。
たまに来てくれるんですけど

お父さんが私の事を見てる
っていうのを感じるだけで

もう すごい緊張…。
ハハハハ。

自分が ここで発言した時に
なんか 変な事言うと

変な事思われるんじゃないか
とか…。

一番 困ったのが
授業参観日の時に

色んなお母さん方が
後ろにいるじゃないですか。

そうそう そうそう。
で 授業中に

お母さん同士が私語…
しゃべってたんですよ。

うん。
その時に

ああ やばい。 自分の親父は
怒るに違いないと思ったんですね。

でも 僕が怒るお母さんは…

この子の
同級生になるわけじゃないですか。

うん。 そうそう そうそう…。
僕は やっぱし

「しゃべるなら表へ行ってくれ」
って怒ったわけですよ。

ああー やっぱり怒ったんだ
っていう顔をしてました。

振り向いて
「はあ…」とため息ついてたんで。

なるべく余計な事を
してほしくないって

もう ずっと 思ってる。
だって 授業参観日だよ。

授業中に後ろでしゃべってる
母ちゃんがおかしいんだぞ あれ。

母ちゃんたちのしゃべってるのを
静かにしてくださいって…。

そう。 だから 「しゃべるなら
廊下行ってくれ」って言ったら…。

「廊下行ってくれ」って言ったの?
廊下行ってくださいとか言ったら

なんか えっ? って顔しながら
廊下行きましたけどね。

でも お父様が山へ行く時に

これが最後になっちゃうかな
なんて思ったりはしない?

それは
ちっちゃい時から思ってました。

本当にちっちゃい時とかって

山って どういう所とか
全然 自分は知らないけど

なんか もしかしたら
帰ってこないかも

これが もしかしたら

お父さんと会うのが
最後になるかもって思うと

すごい不安でした。
そうですよね。

今日は お二人に思い出の品を
持ってきて頂くように

お願いしてるみたいなんだけど
持ってきて頂きました?

じゃあ 先… なんか ある?
ちょっと 見せて頂いていい?

じゃあ 絵子ちゃん。

何 持ってきたの?

おおー。
よく残ってたね。 はいはい。

これは お父さんが2010年に

私にキリマンジャロから
送ってくれた手紙なんです。

へえー。
いい? ちょっと 見せて頂いて。

俺 漢字間違えて…。 大丈夫?
全部 ひらがなで書いてあった。

そっかそっか そっかそっか。
そっか 当時 小学生だもんね。

当時は まだ小1とかなので 私が。

ちょっと いいですか? 見て。
はい。

「お元気ですか?」

「父さんは キリマンジャロのお山に
登りました」

「アフリカで一番高い お山です」

「とても大変でしたが
少しずつ歩けば

そんなに大きな山でも
必ず登れます」

「コツコツが大切です」

「絵子さんも
毎日コツコツ頑張ってください」

「父さんより」

いい内容よ コツコツ…。
いい手紙 書いてますね。

ハハハハ。
そうだと思いますよ。

これを 今 読んで…。

今 自分がキリマンジャロ
登ったあとに読むと

なんか 不思議な感覚ですね。
そうでしょう。

随分前ですもんね。
だって これね。

これ だから 僕が
もう一回 登ってるんですね。

高校時代 1回登って
で 十何年前に

もう一回 僕が登った時に 多分…。

そうだよね? ナイロビか
どこかから… アルーシャだ。

タンザニアから送ったんですね。
ふーん。

で 野口さんの思い出の品…。
僕ね… 偶然ですね。

偶然 一緒になったね。
僕もね 手紙なんですよ。

あとは… これ 覚えてるかな?

お守りを作ってくれて
僕がヒマラヤの時に。

KENって。
だから これが小学生の時に

手紙と
お守りを作ってくれたのがね…。

意外と これ 僕は ヒマラヤに行く時に
持っていくんですね。

いつも持っていくの?
持っていきます。

可愛いね。 上手にできてました。

上手かな?
フフフフ…。

「パパへ」

「いつも お仕事頑張ってくれて
ありがとう」

「プレゼントを買ってあげたよ」

「中身は開けてからのお楽しみ」

「パパの事 大好き」

「絵子より」

これを持って
あなたは山へ行った。

そうです。 それで
そのお守りが入ってたんですよ。

これがね。
はい はい。

これを持っていくの?
そうですね。

一応 お守りですからね。

このお守りを持って…。
いいわね。

袋に入れてね。
フフフ。

そうなんだ。
そうなんです。

なんかさ 親子仲良くて
絵子ちゃんは晩酌に付き合う…。

でも 飲まないでしょ?
お酒は もちろんね 飲めない…。

お酒は飲めない…。
注いでるだけです お酒を。

でも まあ いつか お父様と
飲みながらしてみたい話がある?

そうなんですよね。

ずっと… 今まで
お父さんの恋愛話は

もう ずっと 毎日のように
聞かされ続けてるんですよ。

そうなの?
あっ そう。

ずっと聞かされ続けてて。

で いつか
自分の話もしてみたいけど

でも お酒の力 借りないと

多分 自分
話せないだろうと思ってて。

だから
私がお酒飲めるようになったら

自分の恋愛の話とかも
してみたいなって思ってます。

何? 僕 酔っ払ってる時に
いつも

昔の彼女の話とか
そんな話ばっかしてるの?

酔っ払ってなくても
常にしてるんです。

あっ そう。 ハハハハ…。
どういうの?

どういう…
恋愛話って どんなの?

例えば キリマンジャロに…
初めてキリマンジャロ登った時に

頂上に 彼女さんからもらった
ネックレスかな?

プレゼント… アクセサリーを

頂上に埋めた。
違う。 ちょっと違うんだよ。

あのね…。
違うっけ?

要するにね 高校時代に
キリマンジャロ行ったでしょ?

直前に振られたの 彼女に。
大好きだった彼女に。

これ
すごいショックだったんですね。

で その彼女に僕が
高校1年生の頃に

ちっちゃい指輪を
プレゼントしたんですね。

その指輪を返されたんです。
あっ それ すごいショックね。

すごいショック。
そりゃそう。

その直後に
キリマンジャロだったんです。

だから 僕は もう絶対に

また彼女に認められたい
とか思って

その返された指輪を

山頂に埋めて…
キリマンジャロに。

帰ってきたんです。 ハハハ。

頂上行った時に 心のどこかで
まだ指輪が残ってるかもって…。

そうでしょ? いや 僕もね

あれから2回登ったけど…
今回入れるとね。

「どこに あの指輪 埋めたかな」
とかいってね

思うよね。
フフフフ。

でも このお嬢さんが

「彼氏です」って
連れてきた時は どうします?

だから まずね…。
連れてきたら もう決めてて。

簡単な 単純な話で。

とりあえずエベレスト行って
で 見ますよ。

その人 連れて?
そう。

ハハハハ…。
エベレスト行った時に

人が出るんです。

そりゃ出るでしょう
わがままとかね。

あとは こう 日頃ね
かっこいい事言ってても

突然 パニックになったりとか
泣いたりって

色んな事があるんですよ 山って。
そりゃそうでしょう。

だから エベレストに連れて行くと
大体 見えるんですね。

だから もし 連れてきたら
もう そのまま

よっしゃ エベレスト行こうと。
「それは やだ」

「行きません」とか言ったら
そりゃ その彼 もうアウトだよね。

だから 彼氏ができたら
まず ものすごい吹雪でしょ。

うん。
で ものすごい雨でしょ。

色んな条件をね 全部用意して
山連れて行くんでね。

一番ひどい時 連れて行って…。
そう 吹雪とかね。

吹雪…。 吹雪。

でも もしね
私が連れて行った彼氏さんが

ちゃんと登って
下りてこれてたら

なんか 私も 多分 彼氏の事を
信用できると思うんですよね

山に登ったっていうので。
まあ そうだよな。

だから ある意味 もしかしたら

ありなのかもしれない。
そうでしょ? そうでしょ?

今 野口さんが絵子ちゃんに
継いでもらいたいというのは

ネパールの子供たちに
ランドセルを贈る事?

そうですね。
ヒマラヤの学校なんですけれども

みんな
山間部を通学するわけですね。

なので 山道なんですけど…。

で 十何年前に1回
ランドセルを届けた時に

すごく喜んでくれて。
うん。

みんな 山の中で
背負って学校行って。

で 十何年前… 日本の小学生が
要は6年間使うじゃないですか。

で 6年間使ったものを
集めてるんですね。

で 6年間使われたものを
ヒマラヤに持っていって

さらに 十何年経って行った時に

まだ使われててですね。
それが?

僕が当時 渡した子供が
弟とか妹にバトンタッチして

いまだに大事にされてて。
うん。

そっか やっぱり
ランドセルいいんだと思って

この… 去年ぐらいから

また この活動を始めてですね。
そう。

山に登る
っていう事だけじゃなくてね

何か 僕がヒマラヤでやってる…
ゴミ拾いもそうですけれども。

その活動をね

どこかでバトンタッチしたいな
っていうのも あってですね。

それから 一緒に
ランドセルを届ける活動も…。

持っていった?
持っていきましたね。

2回 一緒にやってですね。
2回。

すごくね 絵子からしても

やっぱり 日本は恵まれてるんだな
っていう事を向こうで感じたし。

そういうのが わかればね
随分いいと思いますね。

今日は絵子ちゃんにお願いして

お父様に
お手紙を書いてきて頂きました。

ん? あっ 手紙?
うん 手紙。

そうですか。 ああ そうですか。
書いてきました。

なんだろう?
いつも お父様に

手紙書いたりしない? あんまり。

あんまりしないですね。
そんなに…。

さっきの あの
小学校の時にもらったけどね。

以来かな? ハハハハ。
そのぐらい?

へえー。 じゃあ
ちょっと 読んで頂いていい?

読ませて頂きます。

「お父さんへ」

「お父さんに手紙を書くの
久しぶりです」

うん。 そうだね。

「私は この夏 お父さんと
濃い時間を過ごしました」

「夏だけではないです。 春も 冬も」

「今まで お母さんと3人
登っていたけれど

今回のヒマラヤ キナバル
キリマンジャロはお父さんと2人」

「最初は結構 不安でした」

「今まで2人きりで過ごす事は
なかったから」

「でも 山…
私を何度も笑わせてくれたり

真剣な話を時にはしてくれる
お父さんとの生活は

とても楽しかったです」

「キリマンジャロに登頂した時
お父さんの顔を見て

私は お父さんの力を借りて
登ったけれど

お父さんは17の時
自分で行動して

自分の力で登った事を思うと

まだまだ自分は敵わないと
思いました」

「9月から
ニュージーランドに行って

意志を持ち お父さんのように
行動力のある人になります」

「これからも
よろしくお願いします」

ハハハハ…。
「絵子より」

すごーい。 すごいお手紙。

だいぶ進化したね 手紙がね。

フフフ。 すごい。
あの時に比べるとね。

すごい。

お父様に…。 大事にしてください。

大事に取っておいてください。

絵子ちゃんには将来
どうなってほしいとかって…。

もうね なんでもいいというかね
変な人になってほしいですね。

変になってほしい?
変な人になってほしいですね。

変な人になってほしい。 フフフフ。

全寮制の学校で。
3年ぐらい行って

日本に帰ってきてから
ヒマラヤ活動は

そこから 完全に押しつけます。
フフフフ…。

どうも ありがとうございました。
ありがとうございました。


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