逆転人生「宇宙到達!民間ロケット」下町ロケットの実写版?宇宙への果てなき挑戦を続けるベンチャー企業の青年社長…



出典:『逆転人生「宇宙到達!民間ロケット」下町ロケットの実写版?』の番組情報(EPGから引用)


逆転人生「宇宙到達!民間ロケット」[字]


これぞまさに下町ロケットの実写版!?逆境をはねのけ、宇宙への果てなき挑戦を続けるベンチャー企業の青年社長が登場!打ち上げに失敗し、大炎上…しかしそこから大逆転!


詳細情報

番組内容

主人公は、民間単独で日本で初めて宇宙に到達するロケットを開発したベンチャー企業の社長・稲川貴大さん(32歳)。稲川さんは、空への憧れを抱いて航空宇宙業界に就職を希望するも全滅。夢をあきらめようとした時、ある出来事をきっかけにベンチャー企業へ飛び込むことに。しかしその道のりは苦難の連続。去年6月、ロケットの打ち上げ実験を行うも発射6秒で地上に落下し大炎上。しかしそこからわずか1年で偉業を成し遂げた。

出演者

【出演】山里亮太,杉浦友紀,【ゲスト】民間ロケット会社社長…稲川貴大,宇宙飛行士…山崎直子,【出演】土田晃之



『逆転人生「宇宙到達!民間ロケット」下町ロケットの実写版?』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

逆転人生「宇宙到達!民間ロケット」下町ロケットの実写版?宇宙への
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  9. 逆転
  10. km
  11. 高度
  12. 大失敗
  13. ベンチャー
  14. ロケット開発
  15. 炎上
  16. 応援
  17. 開発
  18. 頑張
  19. 世界
  20. 成功


『逆転人生「宇宙到達!民間ロケット」下町ロケットの実写版?』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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≪0!

去年6月 北海道で行われた
ロケットの打ち上げ実験。

(爆発音)
おわ~!

あ~!

火事だ!

エンジンに何らかのトラブルが起きた。

大失敗で 顔面蒼白の この人が
今日の主人公…

稲川さんは ベンチャー企業で
ロケット開発に取り組む…

しかし
その道のりは…

度重なる失敗で
会社は 一時…

時間も お金も 人も
なかったっていうところで

どうすっぺって感じですよね。

先の見えない中
逆境を乗り越える力になったのは

夢を信じる人たちの
熱い思いでした。

…っていう そんな気持ち。

再び迎えた運命の打ち上げ。

(一同)3 2 1…。

♬~

見事 大逆転を果たしました!

夢を信じる力が 日本の宇宙開発の
新たな歴史を切り開く。

今日は 宇宙への果てなき挑戦を続ける
稲川さんの逆転人生です。

♬~

はじめに 僕が なぜ これほどロケットに
のめり込んだのか

お話したいと思います。

全ての始まりは 大学時代に見た
1本のCMでした。

「世界初の挑戦。
乾電池の力で 人間は空を飛べるか」。

ありましたね。

自分たちで作ったもので
空を飛べる!

衝撃を受けました。

僕は このCMで 人力飛行機を作っていた
サークルに飛び込みます。

大学では 鳥になりたい人間たちが集まる
あのコンテストに没頭。

(土田)琵琶湖の方でやってるやつね。
そうです。

エンジニアとして
学生生活の全てをささげました。

それが 中毒に
なってるというか。

なんか ハマっちゃうんすよね。
フフフッ。

そんな中 「なつのロケット団」という

ちょっと変わった大人たちと
知り合うことになります。

(稲川)こんにちは!
お~!

稲川くんか。                     はい!
よく来たね。

なつのロケット団は

大学教授やジャーナリスト SF作家や
漫画家らで結成された有志の集まりです。

夢持った おじさんたちが集まってる。
そうそうそう。

本業のかたわら ゼロからロケットを
作ろうと 実験を繰り返していました。

それは すごい
ハマりました。

いつか 宇宙に届くようなロケットを
作ってみせる。

夢は 大きく膨らんでいました。

25歳の時 大学院の卒業を控えた僕は
就職活動に挑みます。

(ノック)

目指したのは もちろん 航空宇宙業界。

当時
日本で ロケット開発に携われるのは

JAXAや 大手重工メーカーなどに
限られていました。

いずれも 超難関。

倍率1, 000倍にもなる 狭き門です。

僕の結果は…

軒並み不採用。
涙をのみました。

(稲川)まあ 行きたいところには
行けなかったと。

もう全部 自分の人生 終わりだぐらいな
感じの なんか ショックですよね。

結局 夢は夢。
僕は しかたなく…

まあ こういう選択 選ぶ人
多いですからね でも。      そうですね。

卒業式の翌日 僕は北海道に向かいます。

あの なつのロケット団から 打ち上げを
手伝わないかと声をかけられたのです。

この時 僕は
ひそかに決意を固めていました。

打ち上げ前日
準備の追い込みをしていた時でした。

(一同)あ!

何?

現場にやって来た「ある人」を見て
僕は仰天しました。

そこにいたのは…

日本で いち早く宇宙事業に意欲を示し

「手軽に宇宙へ行ける時代を作りたい」と
言い続けてきました。

こんな早かったんすね。

だって ノリノリの時に言ってたからね。
そっか。

だけど その~
何と言うのかな こう…

それ以来 なつのロケット団とも交流し

民間で ロケット開発を
しようとしていました。

これ ほんとの写真?

再現Vは かなり
忠実ですね。 そうですね。

凍える寒さの中
打ち上げ実験が行われました。

この時 打ち上げられた
ロケットは…

≪3 2 1 0

1 2 3…。

あれ!? いつまでたっても
ロケットは飛び立ちません。

あ~ うわぁ。

「ひなまつり」が 「ひまつり」に…。

ロケットからの卒業は
あっけない幕切れでした。

打ち上げのあと 僕は 堀江さんに
声をかけられました。

君 これから どうするの?
3日後に カメラメーカーに就職します。

ロケットやりたくないの?

やりたいんですけど
JAXA 落ちちゃったし…。

ロケット作りたいの?
カメラ作りたいの?

うわぁ…。

「自分が設立したロケット開発の
ベンチャーに来ないか?」と誘われました。

(稲川)いやいや…

3日後

僕は 内定していたカメラメーカーの
入社式に向かいました。

ギリッギリまで!

(稲川)人事部の方を お願いします。

やあ 稲川くん。 入社おめでとう!
で どうしたの?

(稲川)すいません。

うわっ!

いやいや。 今日 入社式だよ?

(稲川)はい。 入社しません。 すいません!

ちょっと こっち来て。

非常識でしょ!
すいません!

30分のやり取りのあと 人事の方は

「そこまで固い決意なら しかたない」と
最後は 握手で送り出してくれました。

いや 勇気 要るな~ これ。
一流企業からね。

僕は結局 自分の興味のままに
ロケット開発の道へ飛び込みました。

ところが…。

(稲川)失礼します。

あ 稲川さん?         はい。
こちら どうぞ~。

指定された職場は シェアオフィス。

ここ使って下さい。
ここ!?

はい。
よろしくで~す。

軽い。

立ち上げ間もないベンチャー。
オフィスなんて ありませんでした。

ちーす。

しかし
これは まだ

想像を絶する日々の始まりに
すぎなかったのです。

これ 今の見たかぎりでは
ロケットに関わっていく人間の作業に

見えないんですけど。
そうですね。 あの~ 内定

入社式当日に辞めてしまってるので
かなり非常識にも程があるんですけど

きちんと挨拶に行って 大事なことなので
お断りしようと思って

4月1日 月曜日に行ったと。
(土田)4月1日だったんですね。

全然 冗談きかない
メーカーですからね 真面目な。

(土田)カメラメーカーの人も
そうですよね 入社式に

「ロケット作ります!」っつって
辞めるって言ってる

クレイジーなやつだと思いますもんね。
(笑い)

夢を選ぶっていうことに
不安は なかったですか?

自分の中で やっぱり やりたいことって
いうのが 一番大事なので

まず やりたいことっていうのが
モチベーションとしてあったうえで

面白いところに行くっていう

自分の思いと環境と
両方 合わさったっていうとこですよね。

あの~ 最初の作業場所 シェアオフィスで
ああいう ロケット作ってる時に

「あれ? これ もう駄目じゃないかな」
みたいに思わなかったですか?

まあ どこでも でも 大丈夫ですね。
へぇ~!

やっぱり 基本的に設計だったり
そういう作業って 別に…

ただ ちょっと場所として すごい…。
(土田)そうですよね。

(笑い)
周りの人 どう思ってたんですかね。

結構 煙 立ってる。
煙 立って…。 フフッ。

そこに飛び込んでいく
ということですけれど

土田さんは 1972年生まれということで
小さい頃から アニメとか映画…。

そうですね。
僕らが子どもの時 僕ら それこそ…

宇宙で戦うものばかり見てましたから

僕らが大きくなって大人になった時は

宇宙行けるんだろうなって思いながら
過ごしてる小学生時代の多分 世代なんで。

何なら だから それこそ月面とかも

うちらの上の世代ですけど
そういう情報も入ってたし。

そうですよ だから 昔はね
近くかなと思ったんですけども…

山崎さんが かつて宇宙に行かれた際は

宇宙船 運んでいたのは 国が製造した
ロケットだったんですよね。

そうですね。 私が
宇宙に行ったのは 2010年です。

で まあ 2000年越えた辺りから
アメリカを中心に

民間のロケット機器は
出始めていたんですけれども

まだまだ…

で やっぱり 初期投資が大きいんですよね
ロケットは。

1, 000億円単位のね 金額であったり

開発期間も 10年近くかかることも
覚悟しないといけないと。    なるほど。

さあ ここで
これ 世界に目を向けてみますと

この10年ほどの間に 次々と
ロケットベンチャーが誕生していて

民間から宇宙を目指す動きが
過熱しているんです。

最近 アメリカのベンチャー企業が
発表した 宇宙船の試作機です。

なんと 100人乗り。

このベンチャーでは 既に
NASAからも業務を請け負っています。

100は怖いな。
(笑い)

早ければ 2020年には 火星貨物輸送を
始めたいと発表しているんです。

一方 ネット通販
Amazonの創業者も

月の着陸船を
開発中です。

毎年1, 000億円近い
投資をしています。

桁が違う。
桁がね。

専門家によれば こうした
大型の機体だけでなく

小型のロケットでも
世界で開発競争が
過熱しているといいます。

世界中で
宇宙ベンチャーへ投資される額は

今や 年間1兆8000億円に上るという
試算も あるんです。

はぁ~! じゃあ もう 稲川さんが
やってらっしゃることっていうのは

これから 絶対 来る
そうですね。    必要なもの。

皆さん
もう ほんとに 待ち望んでいることです。

で 皆さん 特に小型ロケットを 早く
市場に出したいと思ってるんですね。

人工衛星の需要はあるんですが

それを打ち上げる 特に 小型のロケットが
供給が追いつかない。

だからこそ いち早く
みんな商業化したいと思っています。

はぁ~ なるほどね~! 稲川さん自身が
ロケットビジネスに こう 可能性って

どういったとこに感じますか?
はい。 ロケットっていうのは

完全に インターネットと一緒で
使ってる人が少ないうちは

インフラ業 回線網みたいなのは
進まなかったけれども

今 誰でも使うようになってくると

インフラ屋さんというか
回線やったり プロバイダーだったり

そういう人たちが すごく大きなビジネスを
やるようになってるっていうのが

宇宙でも同じように

宇宙を使う人がいれば それを
インフラとして ロケットっていうのが

すごく盛んになってくる
というところに なるはずですね。

お手軽 お手ごろなロケットを提供できる
ように なっていくと。      そうですね。

やっぱり インフラが安くなってくると
それを使う人も増えるし

アイデアも増えてくるし 産業としても
大きくなってくるはずですね。

いや すごい!
だから 今 「逆転人生」ですから

逆転して 今 言ってくれてますから
いいですけどね。

ただ ちょっと現時点では 全然ロケットが
飛びそうな気配がないんですけど

開発 順調に進んだんですか? これは。

はい。 え~と やっぱり
進めては いたんですけれども

かなり苦労して いろいろ
トラブルがあります。

♬~

あの打ち上げ失敗を受け

僕は 休む間もなく
ロケットの改良に取り組みました。

次のロケット
「すずかぜ」は

前回トラブルを起こした
エンジンの改良が目的です。

この作業には 最低でも
半年は かかります。

しかし ベンチャーでは…

…が求められました。

あまり むちゃな計画は
立てられませんよ。

計画? 計画なんて意味ないんだよ。

夏休みの宿題と一緒。

長期目標とか計画なんて
スピードアップの害でしかないの。

「なるはや」が いいの。
え!?

(笑い)
再現度 高い。

ベンチャー企業は
スピードが命。

僕は 寝る時間を削って
働きづめ

僅か3か月で ロケットを
製作します。

全部です。 全部 何もなかったですからね。

僕たちは ロケットの開発資金を
集めるため あらゆる手だてを講じました。

あ そうそう この前さ
広告代理店の人と仲良くなってさ

どうやら お菓子メーカーの
担当らしいんだよね。
はぁ…。

よし!

機体を
チョコレート色に塗った…

打ち上げに必要な資金は
大手製菓会社が出してくれました。

ただ 開発期間は
また3か月…。

≪0!

カオスも いいところです。
アハハハハッ!

何とか間に合った…。

ほっと息をついた時でした。

よし!

え!?

今度は 気球に
無線とカメラを搭載。

地上との交信テストを兼ねて

初日の出を
撮影しようと言いだします。

開発期間は 1か月…。
もちろん 連日徹夜です。

ネットで配信した初日の出が
まぶしすぎました。

ギリッギリでしたね。 前日 数時間前まで
作業してましたから。 フフッ。

まるで息を止めたままの全力疾走。

次々と実験を繰り返していくうちに

弱小ベンチャーは 少しずつ
世間に知られるようになりました。

そうなんですね。

すると 僕らのことを応援したいと

声をかけてきてくれる人たちが
現れました。

ここ 北海道 大樹町では

30年ほど前から 宇宙をテーマにした
町づくりを進めてきました。

滑走路や管制塔などをつくったものの
利用率は伸びず…。

そこで町では 僕たちの会社に 実験用の
敷地を提供したいと申し出てくれました。

(土田)絶大な町おこしだよ。

広さ1, 500平方メートルで
使用料は破格の年間30万円。

え!?

心強い後押しを受けて
僕らは 新たな挑戦に踏み出しました。

宇宙空間への到達を
目指す

本格的なロケットの
開発が始まったのです。

(笑い)
暑いんですよね。

僕らが それまで打ち上げてきた
ロケットは せいぜい高度6kmほど。

一般に 飛行機が
飛んでいるのが 高度10kmほどです。

新たな目標は
高度100km。

宇宙に到達したと見なされるには
この高さを こえねばなりません。

ロケットは 目標高度 百キロを訓読みして
「MOMO」と名付けられました。

これまで 民間のロケットが 宇宙に
到達したのは 世界でも ほんの数例。

日本では 前例のないミッションです。

MOMOは 全長10m 重さ1t。

これまでのロケットに比べ

倍近いスケールです。
でかい!

一気に いきましたね。

その分 必要な お金も
桁違いでした。

ベンチャーで資金力の乏しい僕たちは…

これは 半世紀前 アメリカがアポロ計画で
宇宙船を開発する際に書かれた論文です。

既に特許切れで
無償で公開されています。

あえて こういうの選んでますね。
あ そうなんすか。

今でも 十分 使える技術や
ノウハウが詰まった

こうした論文を参考にすることで

設計費用を抑えることが
できました。

製造コストの圧縮にも
徹底して取り組みました。

国がロケットを開発する場合
部品は全て一点もの。

当然 費用も かさみます。

僕らは 誰でも手に入れられる
格安の既製品を組み合わせて

ロケットを製造することにしました。

これで 開発期間は 従来の半分

コストは 4分の1程度にまで
圧縮できるようになりました。

むちゃ言われたら それの中で
できるように なるんすね。

むちゃ言われることが大事ですね。

更に 開発費用を集めるため
一般向けのイベントを開き

広く寄付を募ることにしました。

「一人でも多く この事業に
夢を託してほしい」と訴えたのです。

ネットでも呼びかけた結果
700人以上が 僕らの事業に賛同し

2, 200万円以上の寄付が集まりました。

ついに MOMOが打ち上げられることに
なりました。

目指すのは 高度100kmの宇宙空間です。

≪19 18…。

≪5 4

3 2 1 0。

♬~

ところが MOMOは 高度20kmで緊急停止。

落ち込む僕らを
奮い立たせてくれたのは

打ち上げを見守ってくれた
北海道の人たちです。

地元で居酒屋を経営する青山さん。

栄養満点の弁当を無償で差し入れ
励ましてくれました。

え~!
(土田)無償で。

(稲川)いつもなんですよ。

おはようございます。 届けに来ました。
あ おはようございます。 どうもです。

ありがとうございます。
なんかもう わざわざ。

おおおお! 豪華だな!

すいません。
食べて下さい。    ありがとうございます。

(土田)優しいわ~。
優しい!

青山さんの声かけで
町では 後援会が結成されました。

打ち上げ補助のボランティアを募るなど
応援の輪が広がりました。

また みんな楽しそうですね でも。

…っていう そんな気持ち。 大樹の町を
もう ほんとに元気にしてくれる

人たちだと思って期待してます 私は。

今度こそ宇宙へ! 多くの人が
待ち望んだ日が やって来ました。

MOMO2号機は
大きさ 重さ 共に前回とほぼ同じ。

ネットで集まった寄付は
前回を上回る 2800万円にもなりました。

人口5, 600の小さな町は 大にぎわい。

地元のみならず
全国から観光客が押し寄せました。

固唾をのんで
打ち上げの瞬間を見守ります。

≪3 2 1 0

1 2 3 4…。

ところが…。
うわぁ~!

♬~

(土田)子どもも トラウマになるな。

♬~

飛び立って 僅か4秒後。

ロケットは 突如 失速して落下。

炎上しました。

≪(爆発音)

うわぁ~…。

前代未聞の大失敗。

僕は 目の前で起きた出来事が
現実とは思えませんでした。

すいませんね 何度も見せちゃって。
はい 大丈夫です はい。

焼き付いてるでしょう あの絵は。
いや~ ショックですからね~。

ですよね~。   最初は 何が起こったか
全然 分かんない状態で

で まあ なんか
火が出てるのだけ分かって

わ~ 何が起こったんだろうっていうのが
まず最初で。

いろんな人に迷惑かけないかなっていう
ドキドキしながら やってるんですよね。

…っていう中 打ち上げの失敗だったので
いや 申し訳ないなと思って。

衝撃映像ですよね。 ロケットって
成功した映像の方ばっかり見てるから

なかなか見ることないし。
あと 管制室も ほら…

ギュウギュウでね。
はい。 安~く 安~くやってますからね。

そっちも衝撃的映像でしたもんね。

衝撃だらけでしたよね
今の瞬間だけでも。

あと 僕 思ったのが 作るためにね

秋葉原 行って 自分で
ネジとか見たりとかしてましたけど

なんか ドラマで 一回
ロケットを作るドラマ見た時に…。

そうです。 下町で
作るやつです。 もう…

…ような世界だって
聞いてたんですけど。

ほんとに 0.0何ミリを攻めなきゃ
いけないところは実際あります。

うちでも やってます。
やってるんですけど…

ほとんどは 「そんなに 精度 必要ですか?
要らないよね」っていう部分もあって

そこはバランスなんですね。
なんか てっきり ロケットって

本当に 一部品一部品 高価なものを一から
作ってるんだと思ってたんですけど

そこの ほんと見極めしだいでは
安くできるものなんですね。
はい。

そこを実は そんなに
誰もが やってきたことじゃなくて

それをやってるっていうのが 実は
うちが新しいところなんです。  面白い!

さあ 大失敗してしまった稲川さんたちは
このあと逆転に向けて

あらゆる手を使って
事業への協力を呼びかけます。

♬~

いわば…

転んでも ただでは起きない たくましい
資金調達の方法を ご紹介します。

まずは こちらです。

あの炎上した場面をプリントした
Tシャツなんですけれど

添えられていたキャッチコピー…

はぁ~。        自虐と やる気にあふれた
いや 面白い。   Tシャツ。

これ もう 稲川さんたちしか
作れないですよ。

多分 国のプロジェクトでは絶対…。
大問題でしょう。

税金 動いてんだから
絶対できないよ。

更に クラウドファンディングを募るため
あらゆるものを返礼品にしました。

例えば こちら。 これ 何か分かりますか?

なんか炭みたいな…。
(土田)何の炭?

これですね…

はぁ~ おもしろ!
ウフフフフ はい。

これを 1口5万円のコースで
寄付を募ったところ

10人のパトロンが現れました。
はぁ~!

(稲川)
これ ロケットエンジンなんですよね。

打ち上げの失敗だとか
地上実験での失敗の時に

壊れた部品ですね …を宝石箱に入れて
貴重なものですっていうことで

クラウドファンディング
リターンにしたっていうとこですね。

ベルリンの壁がね 当時
そういう感じだったと思うんですけど。

確かに貴重かもしれないですね。
そうですね。

さあ ここで 山里さん 土田さん
問題です。
はい。

稲川さんたちは ロケットに関して
あるものを 1000万円で売り出しました。

この中に それが入っています。
一体 何だと思いますか?
え~?

ロケットに関してるものなんですか?
はい。 あるものです。

しかも 結構 重要ですよね これね。
重要です。 すごく重要です。

おお~!

これ いつか 実用化された時に…

ああ~! 正解は こちらです。

えっ!?           ロケットの発射ボタン。
いやいやいや!

ボタンそのものではなくて
発射ボタンを押す権利を…。
押す権利?

1000万円で売り出しました。
面白い!

いや すごいことですけど…。

いや これ お金持ちで出す人
全然いるでしょう。   いますかね?

「俺がロケットを飛ばしたんだぜ」に
なるから。           そっか!

ほんとにつながってる 本物なので。
ええ~!

でも 我々 あの形状のボタンだったら
押すの慣れてますけどね。   そうですね。

早押しの要素があります。
我々 早く押そうとしてる。

これ押さなかったら飛ばないですし
タイミング外すと

それはそれでトラブルになるし。

どうですか これ ほんと売れるんですか?
これは売れてますね。

え~!? これ
今まで もう じゃあ この権利で…

今 映った映像の時も
この権利を売ってたんですか?

(稲川)はい そうですね 初号機から はい。

やりたいっていうのも
もちろんありますけれども

我々のビジョンに スポンサードって
意味も かなり込めて

で しかも当事者になれる
というところで

そういうとこに
魅力を感じてもらってます。
はぁ~!

いや でも やっぱ アイデアですよね。
何でもかんでも

こうやってアイデアで 資金に
変えていくって やっぱ すごいもん。

なるほどね~。

さあ 稲川さん これだけ必死に資金を
募ったというのは 裏を返せばですね

それだけ追い込まれてた ということだと
思うんですけれども

あの大失敗から
どうやって逆転していったんですか?

ほんとに多くの人の支えがあって 初めて
あのロケット打ち上げができてますね。

ロケット… 今朝 打ち上げられましたが
直後に落下し 炎上しました。

MOMO2号機の打ち上げ失敗の
ニュースは

日本全国 更に世界でも
大きく報じられました。

はぁ~…。

ネットでは 心ない誹謗中傷の言葉が
投げかけられました。

当時 僕たちにとって
不幸中の幸いだったのは

MOMO2号機が
地上で炎上したことです。

通常 打ち上げた機体は
海に落ちて手元に戻ってきません。

しかし今回は 失敗の原因を探る
手がかりが 数多く残されました。

映像や破片を分析すると

発射直後 エンジンが誤作動を起こし
高温のガスが噴出。

燃料の供給が止まってしまったことが
墜落の原因だったと分かりました。

あの大失敗を乗り越えて
ここから逆転する。

僕は皆を集めて宣言しました。

年内に もう一度
ロケットを打ち上げたい。

6か月後の12月 必ずリベンジしよう!

でも 実は この時
僕は 不安で いっぱいでした。

あの大失敗で 投資の熱が 急速に
冷え込んでしまっていたからです。

次の打ち上げが遅れれば遅れるほど
会社の経営は苦しくなっていきます。

稲川さん 3号機 12月に間に合いません。

年内に発射できないということか?

ギリギリまで頑張りますが すみません。

分かった。 何とかする。

「何とか」って言っても
何かあるわけじゃないよね?

何かあるわけでは全くないですね。

「倒産」の2文字が
何度も 頭をよぎりました。

一体どうすれば…
途方に暮れていた その時。



はい もしもし。

電話の主は…

あの炎上した2号機で

メインスポンサーとして
資金を援助してくれた方です。

藤野さんは 僕が事業への協力を
呼びかける姿を見てくれていました。

その必死さに触れて 再び信じてみようと
投資を決断してくれたんです。

はぁ~!

藤野さんが
支援の継続を決めてくれたのには…

打ち上げの日
隣で号泣していた
少年のことが

ずっと
気になっていたそうです。

笑顔 見たいもん。

あの日 藤野さんの隣で
2号機の打ち上げを見ていた 快虎くん。

予想外の出来事に
ショックを受けていました。

悲しかった。 うん。

藤野さんからの ありがたい申し出に
背筋が伸びる思いでした。

3号機の開発は 連日深夜に及びました。

(土田)いや プレッシャーも
半端ないな もう。

宇宙を身近にする
という 僕たちの夢。

夢に かけてくれた人。

夢を応援してくれる人。

夢を信じ続けてくれる人。

みんなのために 必ず逆転してみせる。

ついに リベンジの時がやって来ました。

♬~

当日は快晴。
目指すのは この空のかなた…

≪30秒前。

(一同)5 4 3 2 1…。

≪0!

90キロ?
もう少しだ もう少し。

(歓声と拍手)
わぁ すごいね!

♬~

MOMO3号機は 高度100kmをこえ
ついに宇宙空間に到達。

日本では 民間単独として
初の偉業を成し遂げました。

♬~

この光景を目の当たりにして
みんな きっと感じてくれたはずです。

ああ 快虎くん!
(快虎くん母親)
おお~ 飛んだ~!

飛んだよ 快虎~!           イェーイ!
ウフフフッ!

「誰にでも 宇宙に手が届く未来を作る」。

僕たちは ついに
夢への確かな一歩を踏み出したのです。

♬~
(拍手)

いや~ すごい!
さあ 土田さん いかがでした?

感動しちゃいましたね。 でも やっぱ 過去
いろんな成功してきた人たちって

きっと こうだったんだろうなと思って。

それこそ 本田宗一郎さんとかも そうだし
松下さんとかも そうだし

こうやって みんなが
無理だ 無理だってなってる中で

こうやって頑張って
新たな道を切り開くって

ほんと すばらしいなと思いますね。

また 応援してくれた方々も ほんとに
喜んでるね 姿見て よかったですよね。

いや~ 何とか 顔向け
できるんで よかったです。

さあ 山崎さん どうですか?
稲川さんたちの この大逆転。

ほんとに おめでとうございます!
今回の稲川さんの成功を受けて

やっぱり 官民問わず
既に宇宙分野にいる方 あるいは

これから宇宙に 何かやってみたいなと
思っている方 学生さん

いろんな方が 勇気づけられたんじゃ
ないかなぁと思います。

若い方も ほんと ベテランの方も
新しいことに挑戦しようと

そういった いい連鎖がね
生まれてくると思います。

なるほど。 これ 逆転しました。 ねっ。

その… 振り返ってみて
何が この逆転を生んだと思われます?

そうですね。 やっぱり こう…

…っていうことですね。 それを
いろんな人に言ってくうちに

徐々に徐々に こう…
きちんと信頼というか

応援してくれる人たちが
増えてくるので

いろんな人に手伝ってもらえるような
体制にするっていう

こういうことを ずっと
心掛けていたので ここは大事ですね。

まあ でも ただ言うだけじゃなくて
全力でやってるから

周りも それを信じて支えようって

どんどん集まってったっていうのも
あるでしょうね。

その熱を やっぱ周りが感じますもんね。
うん。 いや~ すばらしい。

いや 見事
宇宙空間に 打ち上げ成功しました。

そうなると 次の目標は何なのかなと
思うんですけど。        はい。

まず このロケットを
繰り返し打ち上げることで

実績を作っていくっていうことと

更に もう1個 大きいロケットを作って

きちんと
人工衛星になるロケットを打ち上げる。

そうすると
かなり大きなビジネスになってくるので。

土田さん 我々 ちっちゃい頃 思ってた…

いや ほんとですね。

民間で宇宙にロケットを上げれるって
やっぱ考えたこともなかったから

そういうのが 一つ一つの積み重ねなんで
ほんと近くなってきてるなと思います。

あと やっぱ…

なってましたね。
より一層なってましたね。

(笑い)
(土田)それはゴージャスだわ。

いいわ おかあさんの心意気 感じるわ。
うれしかったでしょうね おかあさんも。

ちょっと載せちゃおう。 から揚げなんか
増やしちゃおうみたいな。

あの成功から 僅か2か月後。
はやっ!

僕たちは 再び
新たなロケットを打ち上げました。

♬~

あ~ 上がった 上がった
上がった 上がった!

上がった 上がった
上がった 上がった!        頑張れ~!

頑張れ! 頑張れ!

♬~

残念ながら
今回は 宇宙には届きませんでした。

♬~

それでも ここで
立ち止まっているわけにはいきません。

♬~

僕は かつて 就職活動に失敗した時

自分の夢を追いかけるのを
諦めかけたことがありました。

でも 今 振り返って思うんです。

自分が 本気で夢を追いかけると

みんなが力になってくれる。

だから もっと 大きな夢を描いていく。

はい チーズ!

これからも みんなが驚くような未来を
実現していきたいと思っています。


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