NHKスペシャル シリーズ 体感 首都直下地震「災害に耐える社会へ」シリーズの最終日、対策編。被害を最小限に…


出典:『NHKスペシャル シリーズ 体感 首都直下地震「災害に耐える社会へ」』の番組情報(EPGから引用)


NHKスペシャル シリーズ 体感 首都直下地震「災害に耐える社会へ」[字]


命と暮らしを守るために、大地震を自分ごととして感じていただくシリーズの最終日、対策編。被害を最小限に食い止めるために、今できることは何か。具体的な対策を紹介。


詳細情報

番組内容

首都直下地震の脅威を描いてきたシリーズの締めくくりは、「今、何かできるのか」を考える。専門家は、正しい知識を持ち、的確な対策を打てば被害は減らせるという。 甚大な被害を生む火災の脅威から命を守るため、地域が焼失する予想に直面した住民たちの選択とは?供給網が寸断される中で企業は被災者に食料をどう提供していくのか?あらゆる機能や人口が集中した東京をどうしていくべきなのか?ドラマの出演者も交えて考える

出演者

【出演】首都大学東京名誉教授…中林一樹,サントリーホールディングス株式会社…新浪剛史,テリー伊藤,小芝風花,【キャスター】小野文惠,井上裕貴,【語り】池田伸子

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NHKスペシャル シリーズ 体感 首都直下地震「災害に耐える社会へ」
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  2. 企業
  3. 東京
  4. テリー
  5. 防災
  6. 新浪
  7. 被害
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  9. マンション
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  11. 住民
  12. 対策
  13. 中林
  14. 首都直下地震
  15. 小芝
  16. 自分
  17. 地震
  18. 会社
  19. 仕事
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『NHKスペシャル シリーズ 体感 首都直下地震「災害に耐える社会へ」』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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「東京都心南部を震源とする
マグニチュード7.3の

地震が発生し…」

≫東京を直撃する、首都直下地震。

ドラマ「パラレル東京」は

あす起きるかもしれない
この大災害を

詳細に描いてきました。

建物の倒壊や火災による犠牲者は
最大2万3千人。

(大森)近隣の避難場所と
在宅者の人数は?

どんくらいいるんだよ早くしろ!

≫人口が過密な東京だからこそ
起きる、被害の数々。

(倉石)たった今、担架が…。
人が乗せられているようです。

≫わずか4日間で
東京は大混乱に陥りました。

この地震の半年後、1年後
何が起きるのか。

NHKは専門家とともに

この被害がどのように
広がっていくのかを検証しました。

見えてきたのは

影響が芋づる式につながる
被害の連鎖。

それは10年以上もの長い間

東京だけでなく、日本全体を
揺るがし続けることが

分かりました。

≫史上最悪の災害に対し
私たちは何ができるのか。

その鍵は
被害をいかに初期段階で減らし

連鎖を最小限に
抑えられるかにあります。

(倉石)ごめんなさい。
すみません。

≫首都直下地震に直面した

「パラレル東京」の主人公
倉石美香。

被災4日後、最後のシーンで
こう自分に問いかけます。

≫地震が起きる前の
今何ができるのか対策を考えます。

小野≫「首都直下地震ウイーク」。

この1週間
NHKスペシャルをはじめ

さまざまな番組、スマホなどで
首都直下地震を体感してきました。

いよいよ今日が最終日です。

テリーさんはスタジオで

そして、小芝さんは

まさにドラマの中で
疑似体験されたわけですが。

ここまでいかがでしたか?

テリー≫「パラレル東京」での
直下地震

最初にまず家が崩壊して
避難場所に行って

家族が亡くなっているかも
分からない。

仕事がなくなっているかも
分からない。

それを体感すると
実は、途方に暮れているんですよ。

この映像だけでも
こんなに途方に暮れているのに

実際、リアルにこれがあったら

正直言って自分の精神状態が
どうなっているか。

僕は想像つかない。怖い。

小野≫小芝さんはどうですか?

小芝≫私もドラマを通しても

昨日も、この番組に
出させてもらっても

そんなことが起こるんだ
こんなことも起こるんだって

途方に暮れることばかりで

実際どう動いていいかは

美香のせりふでもあったように
今4日前に戻れても

正直どう行動していいのか

分からないというのが

正直な感想です。

小野≫確かに昨日は地獄のような

未来が待っていると
待っているとお伝えしましたが

私たちは、まだ
備えることができます。

未来を変えることができます。

今日は首都直下地震が起きる前に
何をするべきか

対策を考えていきます。

ホームページやツイッターには
さまざまなご意見を

お寄せいただいています。

井上≫このシリーズを通して

東京だけじゃなく

全国の皆さんから
声が届いています。

いくつか、ご紹介していきます。
まず、40代の女性。

「10代の息子は

あまりにリアルすぎて
番組をまともに見れませんでした。

でも、それでいいと思います。

いつか現実を目の前にしたときに
あのときテレビで見た

あの光景がという記憶が
きっと何かの行動や

心構えにつながってくれると
思うからです」

「近くに大きな公園もなく不安。

どれほど備えても
かなり厳しいと再認識しています。

火災がくればすべて台無し。

地域行政を含め

抜本的な対策が必要と思います」

50代の女性から
いただいています。

小野≫この生放送中も
皆さんのご意見を

お待ちしています。

今、何ができるか
何をしようと思うか

ツイッターで
「#みんなで考える防災」に

40文字以内で
お待ちしております。

昨日見た被災ツリーを
見ていきましょう。

井上≫首都直下地震で
どのような現象がどんな被害に

連鎖していくのかを表した
被災ツリーですが

これまで

専門家それぞれ別の分野に
考えていたのを

今回、NHKは初めて
皆さんに集まっていただいて

考えを皆さんから持ち寄って
作り上げました。

1週間、1か月、1年

10年先まで連鎖が
分かるようになっています。

小野≫この被災ツリーの

どこをどうすれば
未来が地獄じゃなくなるのか。

井上≫今日は

分かりやすくするように

被害の項目、簡略化して
見ていきたいと思います。

まず、地震発生直後です。

こういったことが起きます。

住宅の被害
火災の拡大、群衆の混乱。

詳しく見ていきますと

火災旋風ですとか
あるいは群衆雪崩。

これはドラマや
番組でもやりましたね。

そして、公共インフラなどが
影響を受けます。

こうした被害が1週間後

さらに新たな事態を
引き起こすんです。

例えば医療サービスが不足したり

災害ごみがどんどんたまったり

あるいは、ライフラインの復旧が
遅れたりという事態。

こういう事態が続くわけです。

ここから
さらに連鎖は続いていきます。

1か月後。
経済が長期的に停滞します。

雇用が失われたり

企業がなかなか
立ち直れないという状況も

生まれるんですね。

この首都を襲う地震

思わぬところまで
影響が広がります。

日本全体へと広がります。

経済が衰退するんです。

国際競争力が低下したり
あるいは経済格差が拡大したりと。

この1つの現象から

どんどん
こういった負の連鎖が

広がっていくことが分かります。

小野≫でも、これらは
この被災ツリーは

私たちが備えなく
被災してしまって

2万3000人もの
死者を出した場合の

その後ですよね。

井上≫これを
いかに小さくしていくかが

今日のポイントですが

被災ツリーの最初にある項目。

初めの被害を
いかに小さくしていくかが

ポイントになります。

中でも番組でも見ました火災。

これは私たち全員が
対策をすれば効果も大きいと

いわれているんです。

小野≫だから初期消火って。
私たちは覚えましたよ。

でも、さっき視聴者の方からの
声にもありました。

どれほど備えていても
火災がくれば、すべて台無し。

つまり、よそのお宅から
出火すれば

どうにもならないじゃないか

という
ご質問だと思うんですね。

中林≫初期消火というのは

一番近くにいる人が
まず消すんですけど

1人じゃ消せない
可能性があるので

火事だ!と叫ぶ。

あれは自分を
落ち着かせると同時に

隣近所に知らせて
みんなが駆けつけて消すんです。

多分、駆けつけてきたら消せます。
1人だと消せないかもしれない。

小野≫さらに加えてもう1つ
みんなでやれば

確実に食い止められることが
あるといいます。

≫首都直下地震で最も多くの
犠牲者を出すとされるのが

建物の倒壊と火災です。

中でも、火災による死者は
1万6000人。

国は、初期の消火活動や
建物の漏電対策などが進めば

これを800人にまで
減らせるとしています。

その対策の重点地域が

古くからの木造住宅が密集する
いわゆる木密地域です。

山の手線の外側に広がる
この地域は

東京23区の25%の面積を占め
180万人が住んでいます。

東京都は、7年前から

建物の倒壊と火災の延焼を
防ぐため

道路の整備や建て替えの支援に
取り組んできました。

しかし、多くの地域では
取り組みは十分に進んでいません。

≫対策の壁になっているのが
住民の協力を得る難しさです。

道路を広げるには
長年住んでいる家の土地を削り

提供してもらう必要が
あるからです。

≫火事だ~!

≫そうした中
自分たちで命を守ると

住民が率先して対策に
乗り出している地区があります。

≫ありがとう。

≫葛飾区・堀切地区。

都内でも古い木造住宅が
特に密集し、道幅も狭い地域です。

住民たちは
みずから道路の拡幅計画をまとめ

対策に乗り出しています。

住民が立ち上がったのは
今から11年前。

防災の専門家から示された
被害想定の地図に

衝撃が走ったからでした。

建物の、実に半数近くが倒壊。

わずか6時間で

全世帯が火に包まれる町内会も
あることが示されたのです。

≫長年住んできた街が
消えてしまうのではないか。

強い危機感を持った住民たちは

どうすれば火災が広がるのを
食い止めることができるか

対策を検討しました。

最も危険な地域として
浮かび上がったのが

避難所となる小学校がある
堀切二丁目。

道路が狭く消防車が通れないため

小学校もその周辺も
消火活動ができないと

分かったのです。

そこで住民たちは
4年間話し合いを重ね

どこを拡幅するのか

みんなが納得するルートを
まとめました。

さらに、道路の拡幅にとどまらず

一時避難場所となる
公園や駅前商店街の整備など

次々と対策を進めています。

小野≫いかがですか?

小芝≫もちろん
これが理想ですけど

私は今、マンションに

住んでいるんですけど

正直、同じマンションに
住んでいる人ですら

どういう方がいるかも分からない。

本当にコミュニケーションが
取れていないので

なかなか難しいですね。

小野≫すごい人たちに
見えますよね。

テリー≫堀切は下町で

人情味があるところなので
成立しますけど

出入りの激しい住宅地だと
今、言われたみたいに

隣に誰が住んでいるか
分からない。

特に外国人の方も増えているので

こういうコミュニティーは
難しそうです。

小野≫この取り組みの中に

もしかしたらヒントが
あるかもしれない。

井上≫実は地域社会の
つながりだけじゃなく

ほかにもポイントがあります。

堀切地区の地図ですが
まず、赤いところ。

全部古い木造住宅。
火災のリスクがある。

真ん中が小学校でして

ここが皆さんの
避難所になるところなんです。

ただ、周りは赤い住宅で
囲われていますし

ひとたび火災が起きると
こういう危険がありました。

青いエリアが出てきましたが

これが消火できない場所。

テリー≫学校も
だめだということですか?

井上≫はい。含まれます。

道路が狭いため

消防車両が通れなかったりという
理由があって

こうなるんですが

そうすると、道路を
作りましょうとなるとどうするか。

新しく作ったりしますよね。

でも、住民の皆さんは
そうしなかった。

小野≫元にあった道ですか?

井上≫正解です。

元の道を広げる作戦に
出たわけです。

住民の皆さん、それぞれに

最大50cm幅の
土地を提供してもらい

道路を広げたんです。

そうすることで消防車両が
奥まで通れるようになったんです。

小野≫これで青いところの火が
消せるんですか?

井上≫さっきの
避難所がありますが

そこまで距離が
150mぐらいありますが

消防車両のホースは
140mぐらいあるんですね。

ですので、ここまでは来られる。

この辺りを
消火することで避難所を

守れるというわけなんです。

どうして生かす作戦に
出たかというと

家から立ち退いたりとか
新たに改築すると

誰かが大きな犠牲を
払うことになりますね。

そうすると計画も
なかなか進まないということで

それは、やめましょうと。

皆さんが妥協できる今あるものを
生かしていくという方向で

ちょっとずつ、しましょう
ということを選んだと。

テリー≫自己負担なんですか?
井上≫自己負担になります。

小野≫すごい人たちだなという
気がしますね。

でも、なかなか…。

今まではうまく
いってなかったわけでしょ。

この堀切の住民の皆さんが
よし、やろうとなったのは…。

中林≫もともと

地震が起きたら火事が怖いよと
言ってきた街なんですが

具体的に
じゃあ何をやったらいいんだと

いきどまっていたんですね。

それを我々が
お手伝いで入ったときに

じゃあ、どれぐらい燃えるか

燃やしちゃいましょう
ということで

シミュレーションで

さっきのような火事を
起こしたんです。

皆さん、えーっ!
火事ってこんなんなの!って。

小野≫ふだんの火事なら

自分の家の前まで
消防車がくると…。

中林≫1つの火事に消防車が

わーっとくると
消えちゃうんですけど

地震のときの同時多発だと
間に合わなくなると。

小野≫それに、ほかの家の前に
消防車が来れないと

そこが消えなくて

自分の家まで燃えてくる意識は

なかなかふだん
持ち得ないですよね。

中林≫さっき、VTRの中で

燃えちゃったら
出て行くかなと

おっしゃっていた方も
実は本音はとどまりたいんです。

燃えちゃったら
どうします?って聞くと本音は

ここに住み続けたいな
ということがあって、じゃあ

住み続けられるような街を
今から考えてみましょうと。

それは震災後の
復興の街にも

つながるんだからといって
出てきたのが、この計画です。

井上≫先ほど
自己負担といいましたが

一部負担ですね。

そういったものを

後押ししてくれると。

中林≫4mまでは自己負担ですが

そこから先は事業として
区がお金を出します。

小野≫新浪さんは
どうご覧になりました?

新浪≫すばらしいなと思いまして。

街を愛するから
こういう動きになるんだなと。

マンションに住んでいる方や
例えば賃貸で住んでおられる方

その街のことを
将来どうしようとか

あまり考えておられないと
思うんです。

小野≫マンションに関することは
このあとやりますから

待っていてくださいね。

新浪≫私はいわゆる
共同体っていうんですけどね。

共助、共に助けると
書くんですが

その意識があるんだと思います。

実は日本全国
すごく少なくなってきていて

本当にバブル以降
共助が少なくなっています。

自分たちでやろうというのが
すごく少なくなってきた。

それが実態です。

小野≫こういう地図を
お見せしているので

もしかしたら地震のとき

火災で我が家はどうなるのと
思ってらっしゃるかもしれません。

テレビをご覧の皆さん。

こういう地図がNHKの
「体感・首都直下地震ウイーク」

ホームページから
ご覧いただけます。

画面左下に
QRコードが出ておりますが

ここからアクセスできます。

ただ、つながりにくいときも
あるかもしれませんので

タイミングをみて試してください。

みんなで備える方法。
みんなで地震に挑む方法。

実は、こんなやり方もあるんです。

≫古い木造住宅が並ぶ
葛飾区の青戸地区。

火災が全域に広がると
想定されていますが

一人暮らしの高齢者も多く

拡幅や建て替えの話し合いは
難しい地域でした。

そこで
住民たちが協力を仰いだのが

近所のマンション。

≫災害時には、マンションの

エントランスや共用廊下を
一時的な避難場所として

開放する取り決めを
交わしたのです。

≫この取り決めは

実は、マンション側にも
メリットがあります。

マンションが地域住民を受け入れ

行政から避難場所として
認定されると

災害時に、水や食料が
優先的に供給されるのです。

地域の住民とマンション

そして、行政が手を結ぶ

防災三者協定という仕組みです

小野≫いかがでしょうか?
テリー≫最高ですね。

中林≫マンションは
特に鉄筋コンクリートで

耐火構造ですから
火災にも強いんですけど

密集していて

避難場所まで遠いという人が
最後に逃げ込む場所であったり。

火事が収まったあとに

避難所に入りきれない人が
こういうところで

生活することも含めて

避難場所兼避難所として
近くにあるということが

すごく大事なことなんですね。

これは、実は
水害にも役に立つんです。

水害のとき、避難ビルとして

区が認定して、いろいろ備蓄品を
置かせてもらってるんです。

小野≫マンション暮らしの
人からすると、どうなんでしょう。

テリー≫いいんじゃないですか。

僕、江東区に
住んでいたことがあるんです。

そこは古い住民の方と
新しく高層マンションができて

分かれているんですよ。

でも、あそこも
水害の可能性もあるので

こういうのがあると。

あと、もう1つ
お願いしたいと思ったのは

マンションの前に水害時には
避難できますというのがあると

入りやすいですよね。

小野≫でも
小芝さんがおっしゃったように

マンションの中だけでも
人づきあいがないのにという。

中林≫でも、こういう話があって

このマンションは理事会として

これを受けるかどうか
話し合うんです。

そのことがきっかけになって
知らなかった人まで話し合える。

まさに運命共同体なんです。

マンションが孤立してもだめだし

地域の人と
一緒になろうということで

運命共同体。

先ほど新浪さんが
共働は共に働くとね。

井上≫中林さんがおっしゃった
運命共同体。

生かされたケースは
ほかにもあります。

熊本のマンションですが
50世帯あまりが暮らしています。

3年前の地震で
半壊の被害を受けたんですね。

でも、驚きなのが

なんと1年3か月で

再建を果たせたんです。

その理由ですが、事前に災害に

どう対応するか住民の皆さんで

決めていたんですね。

住民で事前に相談をして

まず地震保険に加入していました。

あと、実際に地震が起きたあとも

自分がこれから

どこに避難するかを

それぞれ私、ここに行きます
ということを理事会に

ちゃんと伝えていたんです。

そのおかげで

復旧の話し合いも

スムーズにいったんです。

小野≫すごいですね。

今日は被災ツリーから

首都直下地震に
どう備えればいいか見ています。

ツリー見てみましょう。

被災10年後の文字を
見てください。

地域社会の崩壊、経済の衰退
国の財政悪化など

地獄のような文言が
並んでいますが

何がそうさせるのか

連鎖をさかのぼって
1つ前を見てください。

生活再建の遅れとあります。

では、生活再建の遅れを
もたらすものは

なんなんでしょうか。

(くるみ)ちょっと、山田
全然足りひんやん。

(山田)ニュースセンターの分は
もう、とっくにないんですよ。

(くるみ)あんた
一体、どないしてくれんの!

(倉石)どうしたの?くるみさん。

(くるみ)食べるものが
足りひんのよ!

≫首都直下地震で
私たちの命を脅かすのが

物資の不足です。

食べ物は、1週間合わせて
3400万食不足。

ペットボトルの水は
2週間もたたずに

日本中からなくなるという
予測もあります。

小野≫じゃあ備蓄?と思いますが
備蓄だけじゃないんです。

生活再建の遅れの1つ前は
避難生活の困難。

そして避難生活の困難を
もたらしているのは…。

井上≫ライフラインの被害や
交通など公共インフラの被害。

そして、工場の停止。

ここは私たち個人というよりも
企業がどれだけ早く

早く復旧できるかによって
のちのちの被害の

明暗を分けていくことになると。

小野≫ある企業の取り組みを
ご覧いただきます。

≫北海道に1100の店舗を
展開するコンビニチェーンは

去年、災害への対応で
大きな注目を浴びました。

最大震度7の揺れが襲った
北海道胆振(いぶり)東部地震。

北海道全域が停電する
ブラックアウトに見舞われ

スーパーやコンビニは相次いで
営業休止に追い込まれました。

しかし、このコンビニは
地震発生後も営業を継続し

水や、おにぎりを
被災者に販売し続けました。

≫こうした対応を可能にしたのが

以前から会社が行ってきた
防災への投資です。

これは、停電でも
車のエンジンを動かして

電気を取り出せる装置。

1台1万5000円を
全店舗に配置しました。

電力の消費量が少ないレジも
導入していました。

お店でご飯を炊くのは、ガス釜。

災害時には通常のお弁当をやめて

おにぎりだけを提供する
マニュアルも用意していました。

防災に投じた金額は

この3年で
20億円を超えたといいます。

このコンビニが
対策を積極的に行っていたのは

拠点とする北海道が、雪などで

停電や通行止めが
起こりやすいからでした。

災害に強い店舗にすることで

営業休止のリスクを減らし
損失を抑えようと考えたのです。

小野≫小芝さん、いかがですか?

小芝≫こういうお店があると

本当に心強いというか
助かりますよね。

小野≫ただ、防災に投資したら

赤字になっちゃったじゃ
困ると思うんですが

このお店の場合は
大丈夫だったんですか?

井上≫北海道は雪も多いので
停電も多いんです。

ですので事業が止まったときの
損失よりも

続けたときのメリットのほうが
大きいと

この会社では考えています。

小野≫東京の場合は
どうなるんでしょうね。

テリー≫東京の場合ですと

自分で経営している個人の方が
いらっしゃるじゃないですか。

それをどこまで負担するかという

問題もありますよね。

新浪≫私たち企業は
社会的責任というよりも

街がなくなったら
私たちの事業もなくなるんですよ。

特に我々は
食品メーカーですからね。

社会に対する

責任というのではなくて
運命共同体ですから何がなんでも

供給をするべく

我々は頑張るんです。

そのとき、いちいち
経済計算しないんです。

なんとしても、この街と一緒に
再興しようとなるんです。

これが、私たちが
やらなきゃいけないことであり

それが、責任だというふうに
認識しています。

小野≫でも
新浪さんがおっしゃると

すごくまぶしく
格好よく聞こえますけど

本当に、みんなそんなふうに
思っているんでしょうか。

新浪≫先ほどの
セイコーマートさん

すばらしいと思います。
そして

コンビニチェーンの皆さんも
そういう覚悟でやられていますし。

実は、何度となく経験しながら。

その前に、社会を
どうコンティニューさせるか

継続させるかのほうが
重要だと皆さん

そう思っておられますし

私たち企業としても
いかに再興するかを

まず第一に考えます。

テリー≫防災に
どのくらい金額を?

新浪≫金額は
申し上げられませんが、実は

関西のほうから
商品を持ってくると

関西は足りなくなるんです。

そうしても、申し訳ないですが
お客様

我慢してください
こういうこともやりますからと。

ですから企業としては
相当コミットして必ずやります。

小野≫企業の皆さんが
防災に力を入れられるよう

支える仕組みも
始まっているんです。

≫冷凍食品や生活用品の
保管を手がける倉庫会社です。

災害時には、この倉庫から

多くの物資が
運び出されていきます。

この会社では

1台3000万円する
自家発電機を導入するなど

防災への投資を行ってきました。

しかし、その必要性を取引先に
いかに理解してもらうかが

悩みの種でした。

≫災害に強い企業であることを
取引先にアピールするため

この会社が利用したのが

国が3年前から進める
レジリエンス認証制度。

≫レジリエンスとは
回復力という意味。

防災への取り組みや
被災からどのように立ち直るのか

企業の計画を審査し
国が認証を与える仕組みです。

この認証で、取引先の信用を
高めることができれば

大きなメリットに
つながるといいます。

≫一方、銀行も防災に
力を入れる企業を後押しする

取り組みを進めています。

日本政策投資銀行が行う
防災格付。

企業の防災力を審査し
融資する際に金利を優遇。

災害時には、緊急の融資にも
対応する仕組みです。

この制度を利用している
自動車部品メーカーです。

3年前の熊本地震で工場が被災し
復旧までに半年もかかりました。

想定外の事態に備えて
資金を調達しやすくするために

制度を活用することにしたのです。

小野≫どう思われました?

小芝≫企業の方に
とりあえず頑張っていただくしか。

私たち
何もできないじゃないですか。

小野≫企業にとって、震災対策は
コストがかかるんですね。

新浪≫相当かかるもんですね。

しかしながら、こういう制度を
行政、国が中心となって

広めることによって
各企業、みんながやれば

同じように
コストを負担するわけで。

また、それは社会がコストを
負担することにもなるので。

テリー≫コストが
上がるってことは

商品の値段に上乗せされる
可能性もあるんですか?

新浪≫その可能性もあるんです。

それは皆さんに

ご理解いただかなきゃ
いけないことも

あるかもしれませんが
技術革新やいろんなことを企業は

工夫をしてなるだけ

コストを削減して、一番いい形で

防災の企業の価値を上げるように
努力をするわけです。

それが民間なんです。

これは若干、行政と
違うかもしれませんが。

小野≫中林先生はどうですか?

中林≫結局、今まで防災が
なかなか企業で進まなかった

継続力というのは
防災力と対応力と回復力なんです。

それに投資をしようとすると
むだじゃないかということで

防災はコストだって

ネガティブな評価を
していたんですが

いや、違うんですって。

さっきのスーパーのように
あそこでおにぎりおいしかったら

次、買うんです。
だから、防災は価値なんです。

企業の価値なんです。

小野≫防災を
企業の価値にしたらいいと。

大事なことですね。

新浪≫コミュニケーションが
すごく重要で

とりわけ私は、若い方々には

非常にそういうことを
やっている企業に入りたいとか

また、そういうところの
サービスを受けたい

商品を買いたいとか。

環境と似ているようなところが
あると思うんです。

それをしっかり
コミュニケーションとして

企業として
こういうことをやってますと

企業が伝えることによって

それぞれの企業が
競争になっていいんだと。

小野≫私たちにできることが
ありますよ。

そういうところに就職するとか。

テリー≫格好いいですよね。

それこそ5年、10年前は

環境を
そんなに意識しなかったけど

防災も同じぐらいに

それがあることが
入る人のステータスになるし。

新浪≫街を守り、育成し
自分たちの社員も

家族も大切にする
ということですから。

こういう企業に入りたいと。

テリー≫ちょっと気になったのは

企業の話がありましたよね。

それを政府が
認定していくわけですよね。

例えば、家が崩壊したときも
認定が難しいじゃないですか。

その辺りは
どうなっているのかなと。

中林≫事前に認定するんですよ。

それは、その会社に格付けして
実は、災害が多いからねって

外国の人が日本のこと
言うでしょ。

それに対して日本は

世界一対策して
やっているんですという

ブランドを
上げていくということです。

井上≫企業に関するご意見ですが

ツイッターでは
こんなこともいただいています。

「4歳の子どもがいて

夫は朝早くから夜遅くまで
仕事です。

もし「パラレル東京」と
同じことが起きたらと考えました。

夫は職場で私は小さい命を
2つも守らなければいけない。

もっと調べて
準備しようと思いました」と

20代の女性から
いただきました。

もう1つ、いきます。

「企業で防災担当をしています。

これまでかなり勉強していて
会社としても個人としても

かなり準備をしてきましたが
予想を超える被害の大きさに

生き残れるか

自信がなくなりました」。

小野≫もう一度、被災ツリーを
ご覧いただきましょう。

ひとたび首都直下地震が
発生すると

こんなにも大きな被害の連鎖が
起きます。

それは、一体なぜなのか。

本当は皆さん
もう1週間ご覧になって

すっかりお分かりだと思います。

被災ツリーの文言には
出ていませんが

これらすべての大前提
ベース、下敷きになっている

あることがありますよね。

そうです、今浮かんだ4文字
一極集中です。

≫東京一極集中が引き起こす
被害は、多岐にわたります。

人が集中して動けなくなり
折り重なって倒れる、群衆雪崩。

東京の人口に対して
避難所の数が足りず

物資や食料も
すぐに枯渇するといわれています。

さらに、官庁や大企業の本社など
日本の中枢が被害を受けると

指揮系統が混乱し、対策が
遅れることが懸念されています。

(江口)俺たちは、東京に
一極集中するのをやめなかった。

誰にも止められないパニックだ。

小野≫ツイートにもきています。

東京一極集中こそが
解決するべき問題。

分散した強じんな国家を
つくらなければならない。

そして、首都一極集中の対策は
すぐにしないと。

政府の主導が必要だという声も
きています。

これ、どうお考えになりますか。

テリー≫僕、一極集中は
魅力があると思うんですよ。

例えば、僕は
テレビの仕事をしていますよね。

そうするとテレビの仕事にも
予算が使える

そして、いろんな人と
会うことによって

向上心も伸びてくるし

いいエンターテインメントの
部分ができますよね。

小野≫小芝さんは
関西ご出身ですよね。

私も広島なんですけど
東京に集まってくる気持ちは…。

小芝≫夢とか、お仕事の関係で

東京に憧れている方も
もちろんいらっしゃいますし

私もこのお仕事がしたくて
来ていて。

地方に引っ越すとなっても
不便になってくるので

どうしても、こういうことを
学べば学ぶほど

離れたほうがいいって
分かってはいるんですけど

どうしても
それができない状況なので。

小野≫これは
どう考えたらいいのか

なかなか進まないといわれている
東京の一極集中。

ただ、徐々にこれを変えよう
という動きも出てきています。

≫首都直下地震を見据えて

地方への移転を進めた
企業があります。

東京を拠点とする
外資系の保険会社です。

8年前
東日本大震災をきっかけに

東京に集中していた組織体制を
見直しました。

≫そこで踏み切ったのが

札幌への
本社機能の一部移転でした。

全国65か所の都市を選定し
災害リスクを分析。

総合的にリスクが低いと
判断した札幌に

保険金の支払い審査や
契約などを担う

主要な部署を移しました。

東京本社1500人に対して
札幌本社には500人が勤務。

2本社体制となったのです。

地方への移転で懸念していたのは

人手不足の中、優秀な人材を
採用できるかどうかでした。

しかし、主要な部署を
地方に移したことが

思わぬ効果を生んだといいます。

公認会計士の資格を持つ
山中佑珠さん。

東京の会社から転職してきました。

地元・札幌で働きたいと
希望していましたが

東京と同じ待遇の仕事が
見つかりませんでした。

しかし、札幌に本社ができ

待遇面と地元で働く希望との
両立がかないました。

小野≫いかがでしょうか?

テリー≫民間企業だけに

頼っているのは

僕はちょっと違うと思うんです。

例えば、省庁の一部を
移転することで

周りの企業もいく。

例えば、テレビ局もそうですが

キー局の一部を
どこかのスタジオに

持っていくことによって

タレント事務所とか
新しいドラマを作るとき

そちらでやるというふうな
大きいところが動いてくれないと。

例えば、もっというと
法人税を少し安くするとか

もっと大掛かりにやらないと。

こういう、いい会社も

あるけども、現実問題として

僕はそういかない気がします。

新浪≫ただ
一極に集中するというのは

その規模の経済があるからで

その規模の経済がなくても

いろんなところでやっても

規模の経済が
できるようになったんです。

技術革新を使えば

東京集中じゃなくても
できるようになったんですよ。

これから政府として
進めようとしているので

まさにこういう番組が
あることで

どんどん進むようになると。

僕は防災は大きな観点として

地域にどんどん
デジタルガバメントができて

広がっていくと。

小野≫でも、首都直下地震の

内閣府の被害想定の作成に

お二人は関わって
いらっしゃいましたよね。

あの被害想定にも

そんなに詳しく、一極集中が
いけないから

正そうというふうには
書いてないですよね。

新浪≫ある事態があったとき
どうしますかということで

東京を中心とした
首都圏をどうするかを

前提にしていなかったんです。

しかし、もう6年もしますと
技術革新があるので

東京にいなくても
いろんなことができる。

そういう時代になったので
もう一度見直して

とにかく、東京じゃなくても
仕事はできるんです。

規模がなくてもバーチャルに
仕事ができる時代になった。

テリー≫埼玉でもいいんでしょ?
小野≫何か1つ例が。

井上≫地方にとって人口減少は

本当に大きな悩みなんですが

さまざまな優遇措置を
講じています。

先ほど出てきました

北海道だけじゃなくて

大阪もそうですが

税金優遇とか
本社機能の一部移転や

そのための費用補助とか
多くの自治体が行っているんです。

ただ、こうした制度があっても
移転する企業は

なかなか多くないというのが
現状です。

小野≫政府も
もっと一極集中の解決に…。

テリー≫なんで
やらないんですか?

新浪≫今、やろうと
しているところでして。

私が代弁するのも
おかしいですけども。

私は、まさに
防災をもっと強化するために

政府もやろうじゃないか、とか。

こういう番組があって
皆さんが発言することが

政府を動かす力になるんだと
思います。

井上≫行政も
鍵だといわれていまして。

文化庁や消費者庁も
一部移転しているんですけども

東京から実際に移った人

あるいは、これから移ると
計画されている人数は

300人ほどに

まだとどまっています。

中央省庁でいいますと
数万人、職員がいますので

まだまだ、そこは。

でも行政が先に
動けばいいじゃないかと

この放送でいったら
テレビのご覧の方はNHKから

動けばいいんじゃないって

おっしゃると思うんです。

あなたがお先に
あなたがお先にと言ってる間に

首都直下地震がくるのが
一番恐ろしいことですね。

中林≫お先にじゃなくて

さっきの会社のように
動けるところから動くんです。

役所が本庁全部動けというのでは

私は、なくて。
2本庁制でもいいんです。

総務とかはルーチンワークだから

東京である
必要がないかもしれない。

情報だけでいいんだから。
そうしていくことで軽くできる。

首都圏を。

小野≫みんなで一斉に
動かなくてもいいと。

中林≫もし20%
さっきの会社でいうと4分の1

25%減る。

ただ、首都圏は4000万人。

1000万人減ると、どうなるか。

今、首都圏4000万プラス
その他8000万なんです。

それが、3000万対
9000万になるんです。

今でも、首都圏より

その他のほうが人口で言えば

マーケットが大きい。

それが、さらに
地方が大きくなることによって

企業はもっと地方に

目を向けた仕事も
できるようになるし

押し出すんじゃなくて
地方へ行こうという

政策がこれから大事になるし
技術的には可能になってきている。

新浪≫企業まで
言ってないんですよね。

私たちも大阪と東京の
両方でやってますし。

企業ももっとアナウンスして
みんながやっていくべきです。

小野≫ここまで
さまざまな対策を見てきましたが

最後に視聴者の皆さんが

お寄せくださったご意見を
ご覧ください。

本当にたくさん届きました。

「知る、危機意識
備えるのスパイラルを

いかに回していくか
自分ごととして考えたいです」

「幼稚園児の子どもが

避難所まで歩けるか
心配になったので

歩いてみようと思います」

「地域で緊急時の

避難台帳作成を
始めました。

一人一人の準備と正しい知識が
みんなを守ることにつながる。

防災は企業の価値だとも
きています。

こんなにたくさん
皆さん書いてくださって

ありがとうございます。

「町会ぐるみで助け合うって大事

どこか、国や自治体が
なんとかしてくれるという

甘い考えがあったなんて声も
きています。

そして小芝さん、テリーさん
新浪さんにも

実は今、何をしていきたいと
思ってらっしゃるかを

お書きいただきました。

新浪さんが

「一極集中をみんなでやめよう」

テリーさんは…。

テリー≫「すばらしい人生を
終わらせない」。

小芝≫私は「怖さを忘れない」

小野≫私は、この番組に
関わったスタッフたちが

書いたものですが
みんなの声を最後にまとめました。

中林さん、1週間まとめて
いかがでしょうか?

中林≫私、2つのことです。
1つは

命を守らなきゃいけないので
すぐできること…。

今、どこかにいて
今、地震が起きたらどうしようと

3分間考えるんです。

そのときに考えたベストのことが
いざというときに

とっさにできて命が守れる。


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